動画で話してきたことを、記事の形に整理しました
当塾の代表・宮川はYouTubeで受験に関する動画を継続的に公開しています。本数が多くなり、「どこから見ればよいか分からない」という声をいただくようになりました。
そこで、これまで動画で扱ってきたテーマを整理し、読んで確認できる形にしたのがこの記事群です。この索引では、テーマごとにどの記事を読めばよいかを示します。動画の本数に合わせて記事も追加しており、この索引も更新していきます。
動画と記事では、性質を変えています。動画は話し言葉で強い表現も使いますが、記事では制度と構造の説明に落としています。断定の強さは意図的に下げ、確認すべきことは「要項で確認してください」と書いています。両方をご覧いただくと、補い合う形になるはずです。
1. 総合型選抜・学校推薦型選抜
動画で最も本数の多い領域です。志望理由書、小論文、面接、大学別の方式、そして対策塾の実態まで扱ってきました。
| 知りたいこと | 記事 |
|---|---|
| 総合型は「楽」なのか。何が問われるのか | 総合型選抜は「楽な入試」か |
| 2027年度からの面接必須化で何が変わるか | 面接が必須になると何が変わるか |
| 志望理由書に何を書けばよいか | 志望理由書の構造 |
| 小論文の書き方 | 小論文の型 |
| 出願要件(英検・評定・共通テスト)の読み方 | 出願要件の読み方 |
| 対策塾をどう選ぶか | 対策塾の見分け方 |
| グループディスカッションで何を見られるか | グループディスカッション |
| プレゼンテーション形式への備え方 | 総合型選抜のプレゼンテーション |
最初の6本は順に読むと1つの流れになります。制度の理解 → 面接の変更 → 書類 → 小論文 → 出願 → 塾選びという順序です。グループディスカッションとプレゼンテーションは、志望校がその形式を課す場合のみお読みください。
2. 英語・英検
当塾のクチコミで最も言及の多い領域でもあります。
| 知りたいこと | 記事 |
|---|---|
| 英検を大学入試でどう使うか | 英検の入試利用 |
| 級ごとに何をやればよいか | 英検の級別対策 |
| 英語長文が読めない原因の切り分け | 英語長文が読めない原因 |
| 中学で英語が苦手になった場合の戻し方 | 英語が嫌いになる時期と回復 |
順序としては、まず「使えるかどうか」を確認してから、取りに行くのが合理的です。志望校がその検定を評価しないなら、その時間は他に回せます。
3. 科目別の学習
科目別の記事に共通しているのは、「どこで止まっているかを先に特定する」という構造です。方法を変える前に、現在地を測る。ここは全科目で同じです。
4. 思考の道具・教養
動画では、論理的思考、社会学、哲学、行動経済学などを扱ってきました。これらは教養としてではなく、入試で実際に使う道具として整理しています。
この3本は、小論文・面接・記述問題の土台になります。とくに「相関は因果ではない」「事実と意見と推測を分ける」という2点は、あらゆる場面で使います。
5. 進路の判断
| 知りたいこと | 記事 |
|---|---|
| 大学ランキング・序列・就職データの読み方 | 大学ランキングの読み方 |
| 学部学科をどう選ぶか | 学部選びの判断 |
| 法学部では何を学ぶのか | 法学部で学ぶこと |
| 中学受験をどう判断するか | 中学受験の判断 |
| 就職と大学の関係、学歴フィルター | 採用データの読み方 |
| 偏差値という数字の性質 | 偏差値の読み方 |
| 文理選択で何が変わるか | 文理選択 |
| 地方国立・旧帝大の評価 | 地方国立をどう評価するか |
| 第一志望に落ちたときの判断 | 進学・浪人・仮面浪人 |
| 経済・経営・商学部志望の調べ方 | 企業の調べ方 |
動画では大学序列について踏み込んだ話もしていますが、記事では「指標はそれぞれ別のことを測っている」という読み方の整理を中心にしています。順位そのものより、読み方のほうが長く使えるためです。
6. 学習の実務
内申点については、「学ぶ態度」の観点が2030年ごろに評定の対象から外れる方向とされる点も記事に含めています。制度が動く領域なので、学校の案内での確認をお願いします。
7. 大学別の個別記事
制度の全体像は総合型選抜・AO入試・自己推薦・公募推薦はどう違うのかにまとめました。そのうえで、大学が公開している最新の募集要項を直接読み取って、大学別の記事を用意しています。
入試要項は毎年変わります。各記事には確認した日付と出典を明記していますので、出願前には必ず大学の公式ページで最新版をご確認ください。
| 大学 | 扱っている入試 |
|---|---|
| 成蹊大学 | 総合型選抜(名称変更) |
| 武蔵大学 | 総合型選抜(英語資格要件) |
| 成城大学 | 総合型選抜(学部で要求が違う) |
| 立教大学 | 自由選抜入試(英語資格が全学部必須) |
| 青山学院大学 | 自己推薦(実施学部が限定) |
| 明治大学 文学部 | 自己推薦特別入学試験 |
| 中央大学 法学部 | チャレンジ入学試験(併願可) |
| 慶應義塾大学 法学部 | FIT入試(A方式・B方式) |
| 上智大学 | 推薦入学試験・公募制(3条件すべて) |
| 明治学院大学 | 自己推薦AO(学科別の試験科目) |
| 法政大学 | 総合型選抜(現役限定が多い) |
| 國學院大學 | 総合型選抜(方式の選び方) |
| 日本大学 法学部 | 総合型選抜CL方式(専願型・併願型) |
| 東京大学 | 学校推薦型選抜(校内枠・併願制約) |
| 東北大学 | AO入試(第Ⅱ期・第Ⅲ期) |
| 名古屋大学 | 学校推薦型選抜(文学部は共テなし) |
| 関西大学 法学部 | AO入試(英語基準がB2→B1) |
| 北里大学 獣医学部 | 総合型選抜(獣医学科は対象外) |
ここに挙げていない大学については、出願要件データベース(全国825大学)から大学名で検索してください。
8. 立場によって、読む順序が違います
| 状況 | おすすめの順序 |
|---|---|
| 中学生の保護者 | 内申点 → 定期テスト → 学習法 → 英検の級別 → 英語が嫌いになる時期 |
| 高1・高2 | 学年別の準備 → 文理選択 → 学部選び → 英検の入試利用 → 総合型の総論 |
| 高3で総合型を検討 | 出願要件 → 志望理由書 → 小論文 → 面接 → 塾の見分け方 |
| 成績が伸び悩んでいる | 科目別(現代文・英語・数学)→ 学習法 → 家庭でのかかわり方 → 個別指導が効く条件 |
| 中学受験を検討 | 中学受験の判断 → 統計の読み方 → 中学受験の算数 → 偏差値の読み方 |
| 大学の情報に迷っている | 偏差値の読み方 → 大学ランキングの読み方 → 採用データの読み方 → 学部選び |
| 受験直前期 | 本番の準備 → 講習をどう判断するか |
| 結果が出た後 | 進学・浪人・仮面浪人 |
9. 記事を書くにあたっての方針
これらの記事を書くにあたって、次のことを決めています。
- 断定できないことは断定しない——制度は毎年変わるため、確認をお願いする形で書いています。
- 数字を安易に使わない——「◯%が」「◯か月で」といった数字は、出典と条件が確認できるものだけ使います。
- 自塾の立場を明示する——各記事の末尾に「当塾の立場」を置き、利益相反がある論点ではその旨を書いています。
- できないことも書く——個別指導が効かない場合、塾が引き受けられない範囲についても記載しています。
- 特定の立場を推奨しない——政治的・社会的な論点では、両方の立場を扱う方法を書いています。
3番目について補足します。当塾は塾業を営んでいるため、塾選びや指導形態についての記事は中立ではありません。その前提を明示したうえで、どこを選ぶ場合でも使える確認項目を書くという形にしています。
10. 動画と記事の使い分け
| 動画 | 記事 | |
|---|---|---|
| 向いている場面 | 雰囲気や熱量を含めて知りたいとき | 手順を確認しながら進めたいとき |
| 表現 | 話し言葉。強い表現も使う | 制度と構造の説明。断定を抑える |
| 探しやすさ | 本数が多く探しにくい | この索引から辿れる |
| 更新 | 随時追加 | 制度変更に合わせて修正 |
制度に関わる内容は、記事のほうを優先してご確認ください。公開時点の情報で話している動画は、その後の制度変更を反映していない場合があります。
当塾から
これらの記事は、当塾への入塾を勧めるために書いたものではありません。読んで、そのまま自分で実行していただければ十分です。
実際、記事の中には「塾は必須ではない」「個別指導が効かない場合がある」と書いた箇所もあります。合わない生徒に入っていただいても、結果が出ずに双方が損をするためです。
そのうえで、ご自身での判断が難しい場合——どこで止まっているかの特定、答案を見ての診断、面接での深掘り——こうした部分は、外から見る人がいたほうが早く進みます。必要があればご相談ください。
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