
武蔵野個別指導塾の特徴
大学数学特集 解析・線形代数・代数・幾何・確率統計の30テーマ(一覧)
極限の定義から線形代数、幾何、確率統計まで、大学数学の30テーマをたどれます。高校で習う計算がどの定義や定理につながるかを見渡し、関心のある分野から読み進められます。

高校で微分や行列につながる計算に触れたあと、大学では何が変わるのでしょうか。この特集は、理系に進みたい高校生と大学1〜2年生、そして学びを見守る保護者の方に向けて、大学数学の全30回を解析・線形代数・代数・幾何・確率統計・応用の6つの流れで読めるようにまとめたものです。最初から順に読むほか、気になる問いから入り、必要な考え方へ戻る読み方もできます。
どの回にも、高校数学からの入口と正確な定義、途中式を追える計算、研究につながる論文を示しています。「限りなく近づく」とは何か、図形の形をどう捉えるか、データから何を言えるか。慣れた計算を小さな例で確かめながら、定理が成り立つ条件や、条件を外すと困る理由まで考えます。記号の意味を言葉で説明し、具体例に当てはめる往復を、読むときの手がかりにしてください。
学び始めは、答えを出せても定義を説明するところで手が止まることがあります。各回の「つまずきと学び方」の節を使い、どの一歩から確かめ直すかを見つけていきましょう。保護者の方には、お子さまが今扱っている問いと、その先に広がる分野を知る見取り図としてもお読みいただけます。
- 第01回 ε-δ論法とは何か 「限りなく近づく」を言葉で正確に言う大学の解析学
扱う範囲: 極限・連続の ε-δ による定義、数列の ε-N、関数の極限、連続関数の性質、一様連続 - 第02回 実数の完備性 デデキント切断とコーシー列で「数直線に穴がない」を示す
扱う範囲: 有理数の穴、デデキント切断、コーシー列による構成、上限の存在、完備性の同値な言い換え(区間縮小法・ボルツァノ=ワイエルシュトラス) - 第03回 無限級数と一様収束 足し算が無限に続くとき何が起きるか
扱う範囲: 級数の収束・絶対収束・条件収束、収束判定法、べき級数と収束半径、関数列の各点収束と一様収束、項別微分積分 - 第04回 多変数の微分積分 偏微分・重積分・ヤコビアンで「次元が増える」を扱う
扱う範囲: 偏微分と全微分、勾配、連鎖律、極値と判定、重積分と累次積分、変数変換とヤコビアン - 第05回 ベクトル解析 勾配・発散・回転とガウス・ストークスの定理
扱う範囲: スカラー場とベクトル場、勾配・発散・回転、線積分と面積分、グリーン・ガウス・ストークスの定理、電磁気学への応用 - 第06回 線形代数(1)ベクトル空間・基底・次元 「矢印」から抽象的な空間へ
扱う範囲: ベクトル空間の公理、一次独立と一次従属、基底と次元、部分空間、線形写像と表現行列、核と像、次元定理 - 第07回 線形代数(2)固有値と対角化 行列の「本当の姿」を見る
扱う範囲: 固有値・固有ベクトル、特性多項式、対角化の条件、対称行列の直交対角化、ジョルダン標準形の考え方、応用(主成分分析・グーグルのページランク・振動) - 第08回 集合・写像・論理 大学数学の「言葉」を身につける
扱う範囲: 集合の記法、全称と存在の量化子、否定の作り方、写像(単射・全射・全単射)、同値関係と商集合、証明の書き方 - 第09回 位相空間論 開集合で「近さ」を抽象化する
扱う範囲: 距離空間、開集合と閉集合、位相の公理、連続写像、コンパクト性、連結性、同相と位相不変量 - 第10回 群論 対称性を代数で扱う
扱う範囲: 群の公理、部分群、巡回群、置換群、準同型と同型、剰余類とラグランジュの定理、正規部分群と商群、ルービックキューブなどの例 - 第11回 環と体 整数と多項式に共通する構造
扱う範囲: 環・整域・体の定義、イデアルと剰余環、整数の剰余環 Z/nZ、有限体、多項式環と既約多項式、ユークリッド環 - 第12回 ガロア理論 五次方程式に解の公式がないのはなぜか
扱う範囲: 体の拡大と拡大次数、最小多項式、ガロア群、ガロア対応、可解群と根号による可解性、作図問題への応用 - 第13回 複素関数論 正則関数とコーシーの積分定理
扱う範囲: 複素微分とコーシー=リーマンの方程式、正則関数、複素積分、コーシーの積分定理と積分公式、留数定理による実積分の計算、解析接続の考え方 - 第14回 常微分方程式 変化の法則から未来を決める
扱う範囲: 一階微分方程式(変数分離・線形)、解の存在と一意性(リプシッツ条件)、定数係数線形微分方程式と特性方程式、連立系と行列の指数関数、応用(振動・人口・回路) - 第15回 偏微分方程式 熱・波・ポテンシャルの数学
扱う範囲: 熱方程式・波動方程式・ラプラス方程式、境界条件と初期条件、変数分離法、フーリエ級数との関係、適切性の考え方、ブラック=ショールズなど応用 - 第16回 フーリエ解析 どんな波も正弦波の重ね合わせに分解する
扱う範囲: フーリエ級数、直交性と係数の求め方、収束(ディリクレ条件・ギブス現象)、フーリエ変換、畳み込み、高速フーリエ変換と信号処理・画像圧縮 - 第17回 測度論とルベーグ積分 「面積」を測るとはどういうことか
扱う範囲: リーマン積分の限界、σ加法族と測度、可測関数、ルベーグ積分の定義、単調収束定理と優収束定理、ほとんど至るところ、確率論との関係 - 第18回 関数解析 関数を「点」とみなす無限次元の線形代数
扱う範囲: ノルム空間とバナッハ空間、内積とヒルベルト空間、正規直交系とフーリエ展開、有界線形作用素、スペクトル、量子力学との関係 - 第19回 測度論的確率論 コルモゴロフの公理から中心極限定理へ
扱う範囲: 確率空間(標本空間・事象・確率測度)、確率変数と分布、期待値、独立性、大数の法則(弱法則と強法則)、中心極限定理、マルチンゲールの入口 - 第20回 数理統計学 データから確率モデルを推し量る
扱う範囲: 母集団と標本、推定量の不偏性・一致性・効率性、最尤法、信頼区間、仮説検定と p 値の意味、ベイズ推測、回帰分析 - 第21回 整数論 素数の謎から代数的整数論・素数定理へ
扱う範囲: 合同式と中国剰余定理、オイラー関数、平方剰余と相互法則、素数の分布と素数定理、フェルマーの最終定理の歩み、暗号への応用 - 第22回 曲線と曲面の微分幾何 曲がり方を数で測る
扱う範囲: 曲線の長さと曲率・捩率、フレネ=セレの公式、曲面の第一・第二基本形式、ガウス曲率、ガウスの驚異の定理、ガウス=ボンネの定理、地図の歪み - 第23回 多様体 局所的には平らな空間を貼り合わせる
扱う範囲: 座標近傍と座標変換、可微分多様体、接ベクトルと接空間、球面やトーラスの例、一般相対性理論・ロボットの姿勢空間への応用、ポアンカレ予想 - 第24回 代数的位相幾何 穴の数を代数で数える
扱う範囲: ホモトピーと基本群、被覆空間の考え方、単体複体とホモロジー群、オイラー標数、ブラウワーの不動点定理、データ解析(パーシステントホモロジー) - 第25回 グラフ理論と組合せ論 点と線で世界をモデル化する
扱う範囲: グラフの定義、オイラー路とハミルトン路、木、平面グラフとオイラーの公式、彩色と四色定理、最短経路、マッチング、ネットワーク科学 - 第26回 数値解析 コンピュータで正しく計算するための数学
扱う範囲: 浮動小数点と丸め誤差、桁落ち、二分法とニュートン法の収束、連立一次方程式の解法と条件数、数値積分、常微分方程式の数値解法(オイラー法・ルンゲ=クッタ法) - 第27回 最適化理論 凸性とラグランジュ双対で「一番よい」を見つける
扱う範囲: 最適化問題の定式化、凸集合と凸関数、局所最適と大域最適、ラグランジュ乗数法、KKT 条件、線形計画法と単体法、勾配降下法と機械学習 - 第28回 数理論理学と計算可能性 証明できないことを証明する
扱う範囲: 命題論理と述語論理、形式体系と証明、完全性定理、ゲーデルの不完全性定理、チューリング機械と停止問題、P と NP - 第29回 圏論 数学の構造どうしの関係を扱う言葉
扱う範囲: 圏の定義(対象と射・合成・恒等射)、関手と自然変換、普遍性(積・余積)、集合の圏・群の圏の例、プログラミング言語や物理への応用 - 第30回 力学系とカオス 決定論なのに予測できない世界
扱う範囲: 離散力学系と連続力学系、不動点と安定性、ロジスティック写像と周期倍分岐、ファイゲンバウム定数、ローレンツ方程式、初期値鋭敏性とリアプノフ指数、フラクタル
中学から大学までのつながりは連載「数学の地図」の一覧からたどれます。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




