
武蔵野個別指導塾の特徴
英検4級合格までの3か月の計画|武蔵野個別指導塾
12週間の到達目標と、単語・文法・読解・リスニングを回す家庭学習の手順がわかります。週ごとの確認方法と、予定が遅れたときの組み直し方まで具体的に示します。

英検4級合格までの3か月の計画
よくあるのは、教室の机で3か月分の予定表を広げ、「今週は単語をここまで、来週は文法をここまで」と決めたあと、前の週に覚えた単語を尋ねると手が止まる場面です。予定表の印は増えているのに、問題の中では覚えたはずの言葉を使えません。本人は勉強をしていますし、保護者も取り組んだページを確かめています。それでも、進んだページと、自分で答えられる内容が一致していないことがあります。
英検4級を3か月で目指すときは、教材を終える日だけでなく、覚えた内容を確かめる日と、間違いを直す日を先に置いてください。最初の月をすべて単語に使い、最後の月から聞く練習を始めるような分け方では、聞き取りのつまずきに気づく時期が遅くなります。読む練習と聞く練習の両方に、初週から少しずつ取り組む計画を提案します。
ここでは3か月を12週間の学習枠として扱います。実際の月の日数とは一致しないため、受験日から逆算して余る日は、休みややり直しに残します。すでに読める文の範囲も、毎日使える時間も人によって違います。以下の時間や量は学習を始めるための目安です。3か月という期間だけで合格が決まるわけではありません。最初に現在の読み方と聞き方を確かめ、その結果に合わせて12週間の中身を変えていきます。
4級の出題から、3か月で育てる力を決めます
読む35分と聞く約30分を別々に準備します
日本英語検定協会が示す4級の目安は「中学中級程度」です。一次試験はリーディング35分とリスニング約30分で構成されます。リーディングには短文の語句空所補充15問、会話文の文空所補充5問、日本文付き短文の語句整序5問、長文の内容一致選択10問があります。長文には掲示・案内、Eメールや手紙文、説明文が含まれます。いずれも4つの選択肢から答えを選びます。
この構成から、単語の意味だけを増やす計画には偏りがあるとわかります。会話では問いかけと返事の関係を読み、語句整序では文の順序を考え、長文では必要な情報を本文から取り出す練習も必要です。そこで毎週、単語、文の形、短い文章の3つに触れる枠を設けます。苦手な項目に多く時間を使う場合も、ほかの項目を何週間も空けないようにします。
リスニングは、会話の応答文選択、会話の内容一致選択、文の内容一致選択が各10問で、放送はいずれも2回です。応答文選択には補助イラストがあり、読み上げられる3つの選択肢から選びます。残りの2つは印刷された4つの選択肢から選びます。練習では聞き取れた単語を増やすだけでなく、会話への返事を選ぶのか、内容を答えるのかも確かめてください。音は拾えていても、求められている答えを取り違える場合があるためです。
4級にライティングの出題はありません。この記事で短い英文を書いたり口に出したりするのは、語順や意味の理解を確かめるためです。任意のスピーキングテストはありますが、級認定には影響しません。3か月の基本計画では読む・聞く学習を中心にし、スピーキングにも取り組みたい場合は、本人の希望と使える時間を見て別の枠を設けます。
単語は「翌日も、その後も読めるか」で確かめます
単語のページを見た直後には答えられても、数日後の文で出会うと意味が出てこないことがあります。そのため、初めて学ぶ日と、覚えているか確かめる日を分けます。韓国の150名を対象にした研究では、英単語を1日あけて練習する方法が2週間後の学習成果に有効で、穴埋めとカードの差は小さいと報告されています(Kimほか・2023)。対象は韓国の150名であり、日本の英検4級受験者全員に同じ間隔が最適だと示す結果ではありません。
この結果を踏まえ、ここでは月曜日に学んだ語を水曜日に確かめ、翌週にも文の中で読み直す予定を提案します。翌週の確認まで含む具体的な曜日の組み方は、家庭で続けるための提案です。研究で英検4級向けの週間予定が決められたわけではありません。忘れた語を見つけたら、予定が失敗したと考えず、次の確認に残す語が見つかったと考えてください。
聞く練習は最初の週から少量ずつ続けます
聞く問題を最後の数週間にまとめると、文字なら読める語と、音では捉えられない語を分けて調べる時間が不足しがちです。初週から短い音声に触れ、何が聞き取りにくいのかを記録しておけば、翌週の練習を具体的に決められます。
聞く指導についてのメタ分析では、全体の効果は小さく、指導期間が長いほど効果が大きいと報告されています(Chang・2022)。32研究、計2,797名をまとめた結果であり、英検4級の受験者に必要な学習時間や、3か月での合格を直接示すものではありません。この結果を、毎日決まった分数だけ聞けば必ず伸びるという意味で受け取らず、早い時期から聞く学習を計画に入れる参考にします。
聞き流した時間だけを記録するより、聞いたあとに「いつ、どこで、何をする話だったか」を確かめる形にすると、次に調べる点が明確になります。聞く量を一気に増やす前に、短い音声を聞き、答え、文字で確かめる一連の手順を定着させましょう。

最初の3日で、無理のない出発点を決めます
1日目は、手元の4級向け教材から単語を含む短文と語順の問題を少量選びます。最初から時間内に終わらせようとせず、自分で意味が取れるかを確かめてください。正解には丸を付けるだけでなく、「理由を言える」「迷って選んだ」を添えます。正解でも理由を言えなかった問題は、復習に残します。これによって、偶然の正解を習得済みとして扱うことを避けられます。
2日目は短い文章を読み、音声付き教材の聞く問題に取り組みます。読解では答えの根拠になった箇所に線を引きます。聞く問題では、答えを決めたあとに原稿を読み、文字なら意味が取れるかを調べます。「文字でも意味が取れない」と「文字なら読めるが音で捉えられない」を別に記録してください。前者には語や文の確認を、後者には原稿を使った聞き直しを割り当てます。
3日目は、日々の生活の中に実際の学習時間を置きます。平日に毎回30分取れないなら、15分を基本にしても構いません。ただし、短い時間の中に全項目を詰め込まず、読む内容を日ごとに変えます。学校や仕事の予定で勉強しにくい日は最初から空け、週の終わりに1つ調整枠を作ります。予定表には教材の範囲だけでなく、「答えを隠して意味を言う」「根拠に線を引く」など、終わりを判断できる行動も書きます。
出発点の確認で短い文そのものが読みにくかった場合は、最初の4週間で文法と語彙に多めの時間を使います。一方、時間をかければ読める場合は、内容を確かめる練習を続けながら、後半に時間を計る枠を増やします。どちらも同じページ数にそろえる必要はありません。
12週間の到達目標を、小さく区切ります
1か月目は、短い文を確かめながら読める状態を作ります
第1週は出発点の確認と、毎日の着手の仕方を決める週です。机に出す教材を決め、昨日の語を確かめる場所に印を付けます。第2週は現在と過去の表現を比べ、動作を表す語だけでなく時を示す語にも注目します。第3週はこれからの予定を表す文や、ものを比べる文を扱い、誰が何をするかを説明します。第4週は、ここまでの内容を混ぜた短い問題で確かめます。文法項目の配列は学習上の提案なので、本人の学校での学習状況に合わせて入れ替えてください。
毎週、短い会話や文章も読み、音声にも触れます。1か月目の到達目標は、扱った短文について、主語と動作、時や場所を示す部分を自分で確かめられることです。全部を素早く訳す必要はありません。答えを見て理解できた問題を、数日後に答えなしで読み直せるかを確認します。
第4週の確認で過去を示す語を見落としたら、第5週に新しい文法を増やす前に、現在と過去を比べる練習を残します。単語の意味は出るのに語順で迷うなら、単語の追加量をいったん控え、短文の並べかえに時間を移します。予定を直す根拠は「苦手そう」という印象ではなく、実際に止まった箇所に置きます。
2か月目は、問題形式ごとの答え方を練習します
第5週は短文の空所と語句整序、第6週は会話の空所を重点的に扱います。第7週は掲示や案内、Eメールなどを読み、第8週は説明文も含めて内容を確かめます。重点を決めても、ほかの形式を丸ごと休むわけではありません。たとえば会話を多く扱う週にも短い読解を残し、前の週の語順の問題を少し解き直します。
リスニングも週ごとに確かめる点を決めます。返事を選ぶ練習では質問の種類、会話の内容を選ぶ練習では人物と予定、文章を聞く練習では出来事の順序に注目します。教材の問題形式を確かめ、まず自力で答えます。その後に原稿を読み、聞き取れなかったところを絞って聞き直してください。
2か月目の到達目標は、答えの理由を短く説明できることです。「同じ単語が選択肢にあったから」だけでなく、「本文で場所が変更されたと書かれていたから」と言えれば、確認する情報が具体的になります。第8週には、同じ問題の答えを覚えていないかも点検します。新しい短い文章で同じ読み方が使えるかを確かめ、難しかった点を3か月目に残します。
3か月目は、時間内に進める練習とやり直しを組み合わせます
第9週はリーディングを35分で解く機会を作り、どこで止まったかを残します。未着手の問題があっても、すぐに知識不足と決めず、時間を外せば解けるかを調べます。解けるなら進め方を、解けないなら語や文の理解を見直します。採点とやり直しは別の学習枠にして、1回の練習を長くしすぎないようにします。
第10週は、その結果から優先する弱点を2つ程度に絞ります。第11週は試験に合わせた時間と音声で再び取り組み、前回と同じところで止まっていないかを確かめます。リスニングは約30分という試験時間を踏まえ、通して聞ける時間を確保します。形式に合わせた通し練習と、部分を聞き直す学習は目的が違うため、記録も分けます。
第12週は新しい教材を大量に増やさず、残っている語や読み間違いを確かめます。前日までの予定を隙間なく埋めず、持ち物や当日の動きの確認にも時間を残します。受験料・試験日・申込期間は、日本英語検定協会の最新の案内で確かめてください。学習の12週間と申込みの手続きは別に管理しておくと、勉強を進めながら必要な準備も確認できます。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

毎週回せる学習手順と、自分で答えを確かめる練習
30分取れる日は、4つの枠に分けます
最初の5分で、前に学んだ語の意味を答えを隠して言います。次の10分は、その日の重点に合わせて文法や読解を扱います。続く10分は音声を聞き、解答と原稿を確かめます。最後の5分で、間違いを1つ選び、次に確かめる日を書きます。この区切りは家庭学習の開始案です。実際に終わらなければ、時間を毎回延ばす前に問題の量を減らします。
15分の日は、語の確認に3分、短文か短い読解に5分、音声の一部分に5分、記録に2分を使います。忙しい日の最低限をあらかじめ決めておくと、予定全体を取り消すかどうかで迷わずに済みます。通し練習の日はこの枠に収めず、試験に合わせた時間を別に取ってください。
週末の確認は20分程度の小さな枠から始めます。最初の8分で今週の語や文を答えなしで確かめ、次の8分で答えの理由と音声の原稿を確認し、最後の4分で翌週に残すものを選びます。直す項目が多ければ、その場で全部を終えようとせず、調整枠へ移します。家庭学習の分数は成果の保証ではなく、続けられる作業量を探すための区切りです。
練習1: 時を表す語から、動詞を確かめます
次の短文を読み、空所に入る語を選んでください。まず自力で選び、そのあとで文全体の意味を言います。
I (play / played) tennis with my brother yesterday.
解答例は次のとおりです。
I played tennis with my brother yesterday.
「私は昨日、兄または弟とテニスをしました」という意味です。yesterdayが過去の時を示すため、playedを選びます。確認ではplayedに丸を付けるだけでなく、yesterdayにも線を引きます。自分がどこを見て選んだかを残すためです。翌々日の確認では解答例を隠し、もう一度空所を選び、理由を言ってください。
続けて、日本語の「彼女は今、夕食を作っています」に合わせて、次の語を並べます。
dinner / she / now / cooking / is
解答例は次のとおりです。
She is cooking dinner now.
確認する順序は、誰についての文か、何をしているか、いつのことかです。Sheのあとにis cookingが続きます。isを落とした場合は、文を何度も書き写す前に、is cookingをひとまとまりとして囲みます。次に語順を戻し、見ずに組み立てられるかを確かめます。声に出すだけで終えず、実際に語を並べるところまで行ってください。
練習2: 質問に合う返事を選びます
次の問いに対して、場所を答えている返事を選びます。
Where are you going after school?
選択肢は「To the library.」「At five.」「With my sister.」です。解答例は次のとおりです。
To the library.
Whereは場所を尋ねています。「At five.」は時刻、「With my sister.」は一緒にいる相手を答えるため、この問いへの返事としては合いません。自分で確かめるときは、正しい選択肢の意味だけでなく、残りの選択肢が何を答えているかも言ってみます。質問と返事を対にして読むことで、単語の一致だけで選んでいないかを点検できます。
週間計画には、会話を解く日と、数日後に問いだけを見て返事を考える日を置きます。返事を短く言う練習は、ここでは質問の意味を確かめるために使います。話す長さを増やすことより、聞かれた内容に合っているかを先に確認してください。
練習3: 予定の変更を読み取ります
次の短い案内を読んでください。この記事の練習用に書いた英文で、公式問題の文章ではありません。
Our art club will meet in Room 3 on Friday. Please bring a pencil. We usually meet in the library, but it will be closed that day.
問いは「金曜日に美術クラブが集まる場所はどこですか」です。内容を確かめるための英語の解答例は次のとおりです。
The club will meet in Room 3.
最初の文に今回の集合場所があり、後半には普段の場所と変更の理由があります。libraryという語を知っていても、その語だけで答えを決めると読み違えます。自分で確かめるときは、Room 3に線を引き、「金曜日の場所」と日本語で書いてください。libraryには「普段の場所」と書きます。2つの情報の役割を区別できれば、正解の根拠を説明できます。
翌週には、別の短い案内で日時や持ち物を探します。同じ文章の答えだけを覚える状態を避けるためです。週の記録には「案内を1つ読んだ」だけでなく、「今回と普段の場所を区別した」と残します。こうすると、何の読み方を練習しているのかが翌週にも伝わります。
練習4: 聞き取れない箇所を文字と照合します
音声付き教材を用意し、短い会話か文章を選びます。最初は原稿を見ずに聞いて答え、次にもう一度聞いて決めた答えを確かめます。その後に原稿を開き、答えの根拠となる文を探します。2回で答える練習のあと、学習のために必要な箇所をさらに聞き直して構いません。
原稿を読んでも意味が取れなければ、わからない語や文のまとまりを先に調べます。意味が取れるのに聞き取れなかった場合は、該当箇所を短く区切って聞き、文字を見ながら声に出します。そのあと文字を隠して再び聞き、先ほどの意味を捉えられるかを確かめます。音声の速さをまねることだけを目標にせず、聞いた内容に答えられるかまで確認してください。
一人で取り組む日は、正解番号だけでなく、「行く場所を聞き落とした」「曜日を取り違えた」のように1行残します。週末には、同じ種類の取り違えが続いているかを見ます。続いていたら、翌週の音声練習で注目する点を1つに絞ります。全部の単語を書き取る作業を毎回課すより、今回の答えに必要だった部分から調べる計画にします。
遅れた週は、残ったページより確認結果を見ます
予定を3日続けて実行できなかったとき、残りの日に3日分を上乗せすると、その週の復習枠まで新しい学習で埋まりがちです。まず、できなかった理由を「時間がなかった」「問題に時間がかかった」「始める内容が決まっていなかった」に分けます。生活の予定が原因なら量を減らし、問題が難しかったなら短い文へ戻り、着手で迷ったなら最初に開くページを決めます。
翌週に持ち越すのは、すべての未着手ページではありません。答えを見ずに確かめたい語、繰り返した読み間違い、聞き取れなかった短い箇所を優先します。すでに理由を説明できる問題は一部を後ろに回せます。ただし、読解や聞く学習の枠を丸ごと消すと、苦手の確認が遅れるため、各技能に触れる小さな枠は残します。
記録は「取り組んだ日」「自力でできたこと」「次に確かめること」の3項目で十分です。たとえば「水曜、過去の文を読めた、金曜にplayedを答えなしで選ぶ」と書きます。予定を守れたかだけではなく、再確認の結果が見える記録にしてください。2週続けて同じ箇所で止まるなら、量を増やす前に説明や練習の難しさを変えます。
個別指導では、計画を変える判断を塾が持ちます
3か月の計画で塾が担うのは、学ぶ順序と課題の量を決め、実際の解き方を見て調整することです。正答数だけを受け取ると、単語を知らなかったのか、文の形を取り違えたのか、時間が足りなかったのかが見えません。授業では、答えを選ぶ前にどこを見たか、どの語で止まったかを確かめ、翌週の課題へ反映します。本人に「もっと頑張る」とだけ求めず、直す対象を狭くします。
たとえば案内文の場所を取り違えた場合、同じ形式を大量に追加する前に、普段の予定と今回の予定を区別できていたかを確認します。文の意味が取れていたなら情報の整理を、意味が取れていなかったなら語句や文のまとまりを扱います。同じ不正解でも必要な練習が違うため、宿題のページ数だけを一律に決めないことが大切です。聞く問題も、原稿を読んだときの理解と、音で聞いたときの理解を分けて見ます。
本人が持つ役割は、自力で答える時間を取り、迷った問題に印を付けることです。最初からきれいな記録を作る必要はありません。答えを見る前に付けた小さな印があれば、授業で迷った箇所に戻れます。できなかった日には、理由を短く残してください。塾はその記録を、取り組みを責める材料ではなく、次の週の量を調整する材料として扱います。
家庭にお願いするのは、学習内容を毎回教え直すことより、始める時間と教材を開ける場所を支えることです。お子さまに聞くなら、「今日は何ページ終わったの」だけでなく、「次にもう一度確かめるのはどこ」と尋ねてみてください。保護者が正解を即座に説明できなくても、再確認する場所が決まっていれば次につながります。社会人の方が一人で進める場合は、同じ問いを学習の終わりに自分へ向け、翌回の最初の作業をメモします。
進み具合は、週ごとに「説明を見ればできる」「その場で自力でできる」「日をあけてもできる」の3段階で残します。点数が同じでも、解答の理由を言える問題が増えたなら、学習上の変化として確認できます。一方、同じ問題だけ正解できる場合には、新しい短文でも使えるかを次に確かめます。この記録は合否を予測する数値ではなく、課題を変えるための資料です。
4週目と8週目には、本人の記録と授業での様子を合わせて計画を見直します。予定どおり進んでいれば演習の範囲を広げ、基本の短文に時間がかかるなら、そこへ学習枠を戻します。保護者には、何ができるようになったか、何を次に確かめるか、家庭で必要な支えは何かを具体的に伝えます。塾と家庭が同じ量の仕事を重ねるより、それぞれが持つ役割を明確にすることで、本人の学習時間を確保します。
3か月の計画でよくある疑問
Q1. 毎日30分できれば、3か月で合格できますか
時間だけで合格を判断することはできません。すでに読める文の範囲や聞ける内容によって、同じ30分で取り組める量も異なります。30分という枠は、単語、文や文章、音声、記録に手を付けるための開始案です。毎日座れたかに加えて、数日後に答えを隠してできるか、初めて読む文で根拠を見つけられるかを確かめてください。時間は続いていても同じ箇所で迷うなら、学習方法を変える必要があります。最初の確認と4週ごとの見直しを使い、本人に合う量へ修正していきます。
Q2. 単語を全部覚えてから問題を解く方がよいですか
単語の学習と短い問題を並行して進めることを提案します。意味を言える語でも、文の中では時や主語との関係を読み違える場合があるからです。たとえばplayの意味を知っていても、yesterdayを見落とせば過去の文を正しく捉えられません。単語を確認した週のうちに短文でも読み、文で止まった語を次の確認に戻してください。覚える語を無制限に増やすより、扱った語を文の中で使えるか確かめます。読めない語が多すぎる文章に無理に進まず、意味を調べながら内容を追える短さから始めれば、学習を分けすぎずに続けられます。
Q3. 途中で学校や仕事が忙しくなったら、最初からやり直しますか
最初からすべてをやり直す必要はありません。再開時に前の週の語、短文、短い音声を少しずつ確かめ、残っている力を見てください。答えを見ずにできるところは先へ進み、忘れたところだけ戻します。休んだ日数分の課題を一度に積み上げず、再開した週は新しい内容を控え、確認を優先します。忙しい期間が続くなら、15分の日を基本にして週末に読解の枠を取るなど、生活に合う配置へ変えます。それでも必要な学習に時間が足りない場合は、受験までの予定も含めて再検討します。3か月の表を守ることより、今の到達点を正確に見て次の学習を決めることが大切です。
3か月後のために、今週のやり直しを予定に入れます
今日決めることは、12週間分の細かなページ数ではありません。最初の確認に使う問題、平日に取れる時間、週末に見直す場所の3つを決めてください。そのうえで、単語と短文を確かめる日、短い文章を読む日、音声を聞く時間を配置します。最初の週が終わったら、実際に終えられた量と、日をあけてもできた内容から次の週を作ります。
試験が近づくほど、残りの日数や未着手のページが気になります。それでも、昨日の間違いを今日どう直すかが具体的であれば、次に取り組む内容を選べます。新しい問題を増やす日と、前の問題へ戻る日を両方残してください。本人も保護者も、予定表の印だけでなく、答えの理由を説明できるようになった箇所を確かめていきましょう。英検4級へ向かう3か月の予定表には、進むための1日と同じ重さで、戻って確かめる1日を置きます。
参考文献
- 日本英語検定協会「4級」 https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_4/
- 日本英語検定協会「4級の試験内容」 https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_4/solutions.html
- Kimほか・2023、Modern Language Journal。韓国の150名を対象とする英単語の間隔練習に関する研究。 https://consensus.app/papers/details/043fef7f3eb85c0e8320d1755c25b1a9/
- Chang・2022、International Journal of Listening。32研究、2,797名を対象とする聞く指導のメタ分析。 https://consensus.app/papers/details/c57c1353f38e5995bd6e11e14ed13759/
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。



