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小学生が英検4級に挑むとき:文法の説明をどこまでするか|武蔵野個別指導塾

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小学生の英検4級対策では、文法用語を覚える前に、英文の意味と形を結び付ける練習が役立ちます。過去形・比較・語順の練習と、説明を足すか戻るかを判断する手順がわかります。

英検対策は実は簡単 武蔵野個別指導塾

小学生が英検4級に挑むとき:文法の説明をどこまでするか

よくあるのは、塾の小さな机で小学生が英文を読み、「昨日のことだよ」と答えたのに、「過去形の動詞はどれですか」と聞かれると黙ってしまう場面です。意味をつかめていることと、文法の名前を使って説明できることは、同じ確認にはなりません。ここで用語の説明を増やす前に、何を理解できていて、どこで手が止まったのかを分けて見たいところです。

小学生の英検4級対策では、説明をしない方がよいのか、中学生と同じ文法を先に教えた方がよいのか、迷うことがあります。武蔵野個別指導塾では、その二択よりも「この説明を聞いたあと、本人が次の英文を自分で読めるか」を判断の中心に置きます。文法用語を使うこと自体が目的になると、英文の意味を考える時間が減ってしまいます。一方、形の違いに触れずに答えだけ覚えると、登場人物や単語が変わったときに選び直す手がかりが残りません。

説明は、意味の違いを確かめるために必要な分だけ加えます。そのあとに、似ているけれど答えを丸暗記できない問題を置きます。この往復を基準にすれば、学年だけで説明の量を決めずに済みます。以下では、家庭で1人でも取り組める練習とともに、用語を導入する順番、つまずいたときの戻り方、塾と家庭で分担したいことを具体的に考えます。

4級で必要なのは、用語を答える力より英文を選び取る力です

英検4級の目安は中学中級程度です。一次試験はリーディング35分、リスニング約30分で構成されます。リーディングには、短文の語句空所補充15問、会話文の文空所補充5問、日本文付き短文の語句整序5問、長文の内容一致選択10問があります。長文には掲示・案内、Eメールや手紙文、説明文が含まれます。これらは4肢選択です。文法の説明を日本語で長く書く試験ではありません。

リスニングは、会話の応答文選択、会話の内容一致選択、文の内容一致選択が各10問で、放送はいずれも2回です。最初の形式には補助イラストがあり、3肢から選びます。残りの形式は4肢選択です。文字を見て規則を言えるだけでなく、聞いた内容に合う答えを選ぶ必要があります。机上の説明で納得したら、それを短い英文の読み取りや聞き取りに戻すことが大切です。

4級にはライティングの出題はありません。任意のスピーキングテストはありますが、級認定には影響しません。したがって、家庭で短い英文を書いたり口に出したりする場合は、文の形を確かめる学習として使います。書き取りが遅いことだけを理由に、読める英文までやり直す必要はありません。逆に、選択問題が正解でも、意味を取り違えていたなら確認を加えます。試験の解答形式と、理解を確かめる練習は、役割を分けて扱います。

文法が難しいのか、単語が難しいのかを分けます

例えば比較の文を読めなかったとき、「比較級が苦手」とすぐに決めないでください。比べられているものの名前が読めないのか、どちらが大きいかを取り違えたのか、語の並びがつかめないのかによって、必要な説明は変わります。まず知っている単語に置き換えた文を使い、それでも意味が取れないかを確かめます。単語の意味が曖昧なまま文法の説明を重ねると、どちらを練習したらよいかが見えにくくなります。

語彙については、自分で思い出せる知識と、見て意味がわかる知識の両方が読解を予測し、後者の方がやや強いという研究があります(Laufer・Aviad-Levitzky・2017)。対象は大学生116名であり、小学生の4級対策や文法説明の適量を直接確かめた研究ではない点には注意が必要です。この結果を小学生への指導法の証明にするのではなく、綴りを書けるかだけで読む準備を判断しないための参考にします。英文中の単語を見て意味がわかるかという確認にも、独立した役割を持たせます。

説明を3段階に分け、必要なところで止めます

最初の段階は意味です。「昨日と今日のどちらですか」「大きいのはどちらですか」と聞き、英文が伝えていることを確かめます。次の段階は形です。「昨日の話なので、この語が変わっています」と、意味の違いに対応する部分を指します。最後の段階が名前です。「この形を過去形と呼びます」と短く伝えます。最初から名前の定義を暗唱させる順番にはしません。

説明を止める目安は、同じ文を言い直せることではなく、別の文で同じ手がかりを使えることです。知っている単語を使った別の問題を出し、正解と、その判断に使った箇所を確認します。指で示せるなら、長い日本語の説明は求めなくても構いません。答えが合っていても、手がかりが全く違う場合はもう1問確かめます。用語を言い間違えていても、意味と形が結び付いているなら、まずそこを学習の前進として記録します。

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短い説明を使って、自分で英文を確かめる練習

以下の時間は、家庭で練習を区切るための目安です。速く答える競争にする必要はありません。時間になって途中でも、迷った場所に印を付けて止められるようにします。答えを見る前の選択を残し、見直しのあとは色を変えて直してください。はじめから正解だった部分と、説明を読んで直した部分が区別できます。

練習1:過去の話は、時間と動作を組にします

まず次の2文を読みます。

最初の文は日曜日の習慣、次の文は昨日したことを表しています。「過去形とは何ですか」と聞く前に、「昨日の話はどちらですか」と自分に問いかけてください。次に、yesterdayに丸を付け、playedに下線を引きます。時間を表す語だけを見るのではなく、動作を表す語にも違いがあることを確かめます。

ここで加える説明は、「playは、過去の話ではplayedという形になります」で十分です。英語の動詞がすべて同じ変わり方をするわけではありませんが、最初の1組で全種類を説明する必要はありません。この2文で扱う違いを確かめてから、練習に進みます。

問題は「昨日、私は母を手伝いました」です。I [help / helped] my mother yesterday. の角括弧から合う語を選び、選んだ理由になる語に印を付けます。

解答例:I helped my mother yesterday.

自分で確かめるときは、yesterdayを見つけたか、helpedを選んだかの2点を見ます。答えの英文を隠してもう一度選び、最後に「昨日、手伝った」と意味を言います。最初の比較に2分、問題に2分、答えを隠した確認に1分を使います。理由が言いにくければ、yesterdayとhelpedを線で結ぶだけでも構いません。

次の日には、別の動作を使います。「昨日、私は公園を訪れました」をI [visit / visited] the park yesterday. で確かめてください。

解答例:I visited the park yesterday.

2問目でも時間と動作の形を結び付けられたら、ここで「過去形」という名前を添えます。前日の答えを覚えているかと、新しい文に使えるかを分けて見るために、動詞を変えています。visitedの意味がわからない場合は、先に「訪れた」と確かめ、文法の問題と単語の問題を混ぜないようにします。

練習2:疑問文は、まとまりの位置を確かめます

次の短いやり取りを読みます。

質問の意味は「昨夜、テレビを見ましたか」です。ここでは「疑問文の助動詞」という長い説明よりも、「過去のことを尋ねるこの文では、Didを前に置き、そのあとの動作はwatchの形にします」と伝えます。前の練習のplayedだけを手がかりにして、過去の話なら動作を表す語を必ず同じように変える、と広げすぎないための確認です。

問題は「昨日、あなたは部屋を掃除しましたか」です。次の語を並べ、文の最初を大文字にしてください。語はすべて使い、最後に疑問符を付けます。

解答例:Did you clean your room yesterday?

答え合わせでは、最初のDid、次のyou、動作のclean、対象のyour room、時間のyesterdayという順に指で追います。この問題ではyour roomを1つのまとまりとして渡しているので、単語をばらばらに覚えるよりも、何を掃除したかを一緒に考えられます。答えを写す前に、どのまとまりの位置で迷ったかを1か所だけ囲んでください。

やり取りの意味を確かめる時間に1分、並べる時間に3分、解答との比較に2分を使います。最後に答えを隠し、Didのあとに何が続くかを口に出します。cleanを別の形にしてしまった場合は、最初の質問に戻り、Didとwatchの組を見直します。説明を増やす前に、すでに見た文との共通点を探す手順です。

練習3:比較は、絵と文の関係を確かめます

紙に大きな赤い箱と小さな青い箱を描きます。色鉛筆がなければ、それぞれに「赤」「青」と書けば十分です。次の文を読み、どちらの箱が大きいかを指します。

「赤い箱は青い箱より大きい」という意味です。最初の説明は、「bigger thanの前にある箱が、後ろの箱より大きい」で止めます。大きい箱を指せたら、文中のred boxとblue boxを絵に結び付けてください。語の名前を答えるよりも、比べる関係を読めているかがはっきりします。

問題では、大きな青い箱と小さな赤い箱を描き直します。「青い箱は赤い箱より大きい」となるよう、The [red / blue] box is bigger than the [red / blue] box. の色を選びます。

解答例:The blue box is bigger than the red box.

自分で確かめる方法は、英文を左から読み、最初に出てきた箱を指し、bigger thanのところで大小を見直し、最後に比べる相手を指すことです。最初の英文を覚えたまま色だけを見落としていないかも確認します。絵を描く時間に2分、文を選ぶ時間に2分、左右の箱を指しながら読む時間に1分を使ってください。

ここまでできてから「biggerはbigの比較級です」と名前を付けます。名前を聞いて混乱したら、まず「より大きい」という意味を横に書いておきます。比較級という用語を再び使うときも、意味を伴う短い文とセットにします。箱の大小を読める段階で、変化の仕方の一覧まで一度に覚える必要はありません。

練習4:文法の形を、短い文章の内容に戻します

次の文章を読みます。

Emi visited her aunt last Sunday. They cooked lunch together. Emi wants to visit her again next month.

問題1は「エミが叔母を訪ねたのはいつですか」です。問題2は「エミがまた叔母を訪ねたいのはいつですか」です。まず日本語で答え、根拠の部分に線を引いてください。問題1は最初の文、問題2は最後の文に戻ります。文章全体を毎回訳し直す前に、どこを見れば答えられるかを確かめます。

解答例1:She visited her aunt last Sunday.

解答例2:She wants to visit her aunt again next month.

この練習で重要なのは、last Sundayとnext monthを同じ時間として扱わないことです。visitedやwants to visitという形も、どの文がどの出来事を述べているかを追う手がかりにします。wants to visitの説明は、まず「訪ねたいという気持ちを表します」とします。「不定詞の名詞的用法」という名前を覚えなくても、この文章の質問には答えられます。

読む時間に3分、質問に答える時間に2分、根拠を照合する時間に2分を使います。英文の解答を書き写す必要はありません。日曜日と翌月を区別できたか、誰が誰を訪ねたかを取り違えていないか、自分の答えに対応する語を見つけたかの3点を確かめます。文章の答えを日本語で言えたあと、英文を読んで同じ内容か確認してください。

1回の練習を、次の説明の量に結び付けます

すべての練習を同じ日に行う必要はありません。最初は1つだけ選びます。正解したあとに、答えを見ないでもう一度できたかを記録し、次の学習日に少し違う文を読みます。記録は「自分でできた」「手がかりを見てできた」「意味を確認した」の3つから選ぶ形にすると、丸とばつだけでは残らない情報を残せます。

「手がかりを見てできた」が続く場合は、同じ説明を長くする前に、手がかりを少しずつ減らします。最初は時間の語に下線を引いた問題、次は下線のない問題という順です。「意味を確認した」が続く場合は、単語を減らした短い文に戻します。どちらの場合も、説明を聞く量を増やすことだけが次の手段にはなりません。本人が何を使えば答えられるのかを見つける方が、次の練習を選びやすくなります。

個別指導では、説明の長さと理解の確かめ方を引き受けます

武蔵野個別指導塾で小学生の4級対策を考えるときは、初めから中学生向けの用語一覧を覚えることを宿題にしません。まず、短い英文の意味を言えるか、選択肢から答えを選べるか、選んだ手がかりを指せるかを見ます。この3つがそろわない場合も、ひとまとめに「文法ができない」と扱わず、足りない部分を次の指導内容にします。

塾が持つべきなのは、説明を選ぶ責任です。本人が黙ったときに、説明が長すぎたのか、説明中の日本語が難しかったのか、英文の単語が読めなかったのかを確かめます。「主語」という語が伝わりにくければ、まず「誰がすることですか」と尋ねます。ただし、どんな文にも同じ言い換えを当てはめるのではなく、その場の英文で意味が通る表現を使います。用語を避け続けるより、本人が意味をつかめた段階で名前を添え、同じ名前を繰り返し使えるようにします。

よくあるのは、迎えを待つ間に保護者が「今日は過去形が終わったのですね」と確認し、本人は練習した英文だけを覚えている場面です。1回扱ったことと、自分で使えるようになったことは分けてお伝えしたいところです。「過去形を学習しました」だけで終えず、「昨日を表す語を見て選べました。次はその語に印がない問題で確かめます」と、できた条件と次の確認を並べます。

進み具合は、扱った単元名よりも、説明の助けがどれくらい必要だったかで見えるようにします。学習記録には、取り組んだ文の種類、本人が使った手がかり、助けなしで読めたか、次に確かめる文を残します。たとえば比較なら、「大小の絵があれば読めた」「色を入れ替えても選べた」「絵なしで意味を確認する」という順に記録できます。問題数だけを積み上げるよりも、家庭でどこまで任せられるかが具体的になります。

本人に持ってもらいたいのは、わからなかった場所を残すことです。全部を説明し直す役割まで求めません。知らない単語に丸を付ける、迷った2つの選択肢を消さずに残す、解答を見る前の並び順を残す、といった行動で十分です。家庭には、短い練習の時間を用意し、答え合わせまで取り組めたかを見届けてもらいます。保護者が毎回文法の先生になる形にすると、説明の負担も判断の負担も家庭に集中します。

親による自律性の支援は、成績、自律的な動機、心理的健康と正の関連を持つというメタ分析があります(Vasquezほか・2016)。対象は36研究であり、ここで扱う結果から小学生の英検4級に固有の効果や、特定の声かけによる因果効果まで断定することはできません。家庭での具体策としては、その日の練習を過去の文と比較の文から本人が選ぶ、終わったあとに難しかった箇所を本人が指す、といった形を提案します。選択を任せる範囲は狭くても、本人の判断を学習の中に残せます。

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小学生の文法学習についてよくある質問

Q. 文法用語を覚えないと、中学で困りませんか。

用語を使えるようにすることと、最初に用語を覚えることは別です。「主語」「動詞」「過去形」といった名前は、同じ点を何度も説明するときに役立ちます。ただし、名前を言えても英文中の該当箇所が見つからないなら、用語だけ先に増えています。まず短い文で意味と形を確かめ、名前を添える順番にすると、何を指す語なのかが明確になります。

家庭では、用語を聞いて答えられないときに「まだ覚えていない」と結論を急がず、実際の英文で確かめてください。「昨日の話にしてみよう」と言えば形を選べるなら、その理解を土台に名前を覚えられます。次の段階では、名前を聞いて英文の箇所を指す練習に進めます。用語の導入を遅らせること自体が目標ではなく、名前と中身を結び付けることが目標です。

Q. 選択問題は解けますが、英文を書けません。先に進んでもよいですか。

4級の一次試験にライティングはありません。そのため、長い英文を自力で書けることを、すべての読解練習の開始条件にする必要はありません。ただし、選んだ答えの内容がわかっているかは確認してください。選択肢の位置を覚えただけなのか、意味と形を見て選べたのかは、単語を1つ変えた問題や、並び順を変えた選択肢で確かめられます。

書く負担が大きければ、語を並べる、合う語を指す、短く口で答える方法を使います。それでも同じ箇所を選べるなら、理解を確かめながら次へ進めます。綴りの確認は別の短い練習として扱い、書き写せないことと文の意味が取れないことを同じ評価にしないようにします。できたことを分けておくと、復習の量も選びやすくなります。

Q. 小学生のうちは、文法よりたくさん聞くだけで十分ですか。

聞く活動は4級のリスニングにつながる練習ですが、読む問題や語句整序も出題されます。聞いて内容がわかった文を文字でも見て、誰の話か、いつの出来事か、どの語がその意味を表すかを確かめる時間を設けてください。音だけか文法だけかに分けるよりも、同じ短い文を使って意味と形を結び付ける練習を提案します。

聞いて言いまねできても、文字では意味が取れない場合は、文を短く区切って確かめます。逆に、文字を見れば答えられても聞くと迷う場合は、知っている短い文で音と意味を照合します。どちらでも、最初から長い用語の説明を加える必要はありません。本人がどこまで自分でわかるかを見て、次に確かめる点を1つに絞ります。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

小学生の「わかった」を、次の1文で確かめます

小学生が4級に取り組むとき、文法説明の適量は、話した時間や覚えた用語の数だけでは決まりません。説明後に本人が英文の意味を取り、形の違いを見つけ、少し変わった問題でも答えを選べるかを確かめます。できたら説明を足す前に使う機会を増やし、迷ったら単語、意味、語順のどこに戻るかを決めます。

家庭で今日始めるなら、過去の文か比較の文を1組選んでください。意味を確かめ、違う部分に印を付け、答えを隠して選び直すところまでで構いません。次の学習では、人物や物を変えた短い文を使います。その結果を残せば、塾でも説明をどこから始めるかを具体的に相談できます。受験までに覚える項目の多さだけでなく、お子さまが自分で読める文を確実に増やすことを大切にしたいと考えています。

小学生への文法説明の長さは、大人が話し終えた時ではなく、本人が次の1文を自力で読めた時に決めます。

参考文献

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

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