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英検4級リスニング第3部|短い文章を人物・時間・行動で聞き取る|武蔵野個別指導塾
短い英文で聞こえた単語だけを選ばず、人物・時間・行動を結びつけて答える練習ができます。英検4級リスニング第3部に向けて、独自の3題と解答理由、2回の聞き方、家庭での復習手順をまとめました。

英検4級リスニング第3部|短い文章を人物・時間・行動で聞き取る
よくあるのは、塾の自習机でイヤホンを外したあと、「公園という単語は聞こえたのに、どうして違うのですか」と問題用紙を見直す場面です。聞き取れた語には印がついています。それでも、誰が公園へ行ったのか、それが昨日の出来事なのか明日の予定なのかを尋ねると、答えが止まってしまいます。短い文章の中の単語を拾うことと、質問に合う出来事を選ぶことの間には、もうひとつ練習する段階があります。
英検4級のリスニング第3部では、短い文章を聞き、内容に合う選択肢を選びます。英語が続くと、最初の文を日本語にしている間に次の文が進み、最後には聞こえた名詞だけが残ることがあります。「全部を覚えなければ」と考えるほど、途中のわからない語から気持ちを離しにくくなる場合もあります。まず目指したいのは、全文を日本語で再現することより、話の中心にいる人と、その人の行動のつながりを保つことです。
この記事では、人物・時間・行動を短く結びつけ、2回の放送を使って答えの根拠を確かめる練習を進めます。自分で学習する方は、正解番号の横に「どの内容で決めたか」を残してください。保護者の方は、お子さまが何問正解したかに加えて、選んだ理由を言えるかに目を向けてください。理由まで確かめると、次に単語の音を練習するのか、時間の区別を練習するのかが具体的になります。
第3部で必要なのは、短い話のつながりを保つことです
形式を押さえ、練習の目標を絞ります
日本英語検定協会が示す4級の目安は「中学中級程度」です。リスニング第3部に当たる「文の内容一致選択」では、物語文や説明文を聞きます。問題数は10問、放送は2回で、印刷された4つの選択肢から答えを選びます。リスニング全体の試験時間は約30分です。この時間は第3部だけの時間ではありません。家庭で1題を何分かけて復習するかは、試験時間とは分けて考えてください。
4級にはライティングの出題はありません。以下に英文での短い答えを載せますが、これは聞いた内容を自分で確かめる練習に使います。本番の第3部で英文を書いて提出する必要はなく、選択肢を選ぶ形式です。英語で答える負担が大きければ、日本語で「日曜に、お姉さんと図書館へ行く」のように言えれば、内容確認として進められます。
4つの選択肢に場所が並んでいれば場所の違い、人物が並んでいれば人物の違いに目を向けます。ただし、選択肢から話全体を決めつけると、聞こえた内容を予想に合わせてしまいます。先に見るのは答えの候補の違いまでにして、実際に何を尋ねられたかを確かめてから答えを決める練習をしましょう。
名詞を拾うだけでは、別の出来事を選んでしまいます
たとえば、ある人が昨日は公園で遊び、今日は図書館へ行くという話では、公園も図書館も文章に登場します。「聞こえた場所だから」という理由だけでは、今日の行き先を選べません。同じように、友人はバスで来て、本人は歩いて来たという話では、交通手段を聞き取るだけでなく、誰の移動なのかを結びつける必要があります。
そのため、練習では「人」「いつ」「何をした」の3つを中心に話をまとめます。すべての文章に同じ情報がそろうとは限りません。場所の案内なら「何の場所」「どこにある」「そこで何ができる」が中心になることもあります。枠を埋めるために無い内容を想像せず、実際に聞こえた関係を残すことが大切です。
また、否定や予定の変更にも注意を向けます。「したかったこと」と「実際にしたこと」は同じとは限りません。最初に出た行動を覚えたあと、雨などの理由で予定が変われば、答えに必要な行動も変わります。最後に出た語がいつも正解になるわけでもありません。聞かれているのが希望なのか、結果なのかを確かめて判断します。
聞き方を教える研究と、この練習の位置づけです
聞き方の方略を教える指導について、Dalman・Plonskyのメタ分析では、聞く力に中程度の改善が報告されています(Dalman・Plonsky・2022)。対象は45研究・51標本であり、その統合結果から、日本の英検4級受験者全員に同じ伸びや特定の得点上昇が生じるとは言えません。「何度も聞いてください」で終えず、何を確かめながら聞くかを明確にする方向を考える根拠として受け止めます。
ここで提案する「1回目に話の中心をつかみ、2回目に迷った関係を確認する」という手順は、4級の練習に向けた指導上の工夫です。この手順そのものや、人物・時間・行動という整理の仕方が、そのメタ分析で個別に検証されたと主張するものではありません。使ってみて人物が混ざるなら人物に、時間が混ざるなら時間に、確認の焦点を絞ります。
Changのメタ分析では、聞く指導全体の効果は小さく、指導期間が長いほど効果が大きい傾向が報告されています(Chang・2022)。対象は32研究・2,797名であり、この結果だけで4級に必要な学習日数や、家庭での最適な練習時間を決めることはできません。短い練習を1度試してできなかったからといって、方法の成否を決めず、複数の日に取り組んで変化を見る方針につなげます。
この2つの研究は、同じ条件の指導を同じ対象に行った結果として並べられるものではありません。効果の大きさを足したり、大きい数字だけを採ったりせず、聞き方を具体的に教えることと、その練習を継続して確かめることの両方を大切にします。

1題を解く前に、聞く準備と確かめ方を決めます
以下の3題は、この記事のために作った練習問題です。公式問題の再現ではなく、人物や時点、行動を結びつける練習に使います。英文を読むだけで答えを選べた場合は、読んで理解できた記録にしてください。音だけで理解できたかどうかとは分けて残します。
1人で音を用意する場合は、端末の英語の読み上げ機能などに、各題の「聞く文章」と「質問」だけを入れます。画面を伏せ、選択肢だけを見られるようにすると、文字を読まずに試せます。読み上げ機能の声や速さは実際の試験の音声と同じではないため、ここでは内容を結びつける補助として使い、試験の音に慣れる練習は日本英語検定協会が公開する問題と音声で行ってください。
文章を入力するときに内容を読んでしまった場合は、準備した直後の正答を初見の結果として扱わず、別の日に聞きます。その場合も、すでに内容を見た問題であることは記録しておきます。家族に読んでもらえる場合は、正解を強調せず、文章と質問をそれぞれ続けて読んでもらってください。
1回目は話の中心、2回目は選ぶ理由を確かめます
練習を始める前の30秒は、選択肢の違いを見る時間にします。場所の候補が並んでいるのか、行動の候補が並んでいるのかをつかみます。この30秒は家庭学習で設定する準備時間であり、本番で保証される時間ではありません。
次に、文章と質問を通して1回聞きます。途中で意味が取れない語があっても音声を止めず、「誰の話か」「大きく何が起きたか」を保ちます。質問まで聞いたら、候補を1つ選び、迷いがあれば「昨日と明日」「本人と友人」のように、何が決まらなかったかを短く言います。
2回目は、迷ったところに注意を向けながら、話全体とのつながりも確かめます。特定の単語が出るのを待ち続けるより、「その行動をしたのは誰か」まで聞く意識を持ちます。聞き終わったら、解答を決めてから本文を開きます。正解を見ながら聞く段階は、解答後の復習に分けてください。
解答後の2分は、選んだ理由を本文の1文と結びつける時間です。間違えたときは、聞こえなかった箇所を短く区切って聞き直し、そのあと文章全体に戻します。すぐに直らなくても延々と同じ1題を続けず、課題を1つ記録して終えます。翌日の3分で、同じ箇所が文字なしでわかるかを確かめます。これらの時間は、無理なく取り組むための目安で、研究が定めた最適値ではありません。
練習1:昨日の行動と明日の予定を分けます
聞く文章は次のとおりです。
Ken went to the park with his brother yesterday. They played soccer there. Tomorrow, Ken will go to the library with his sister. He wants to find a book about animals.
質問を聞いて、答えを選んでください。
Where will Ken go tomorrow?
- To the park.
- To the library.
- To the zoo.
- To the school.
正解は2です。内容確認の英文の解答例は次のとおりです。
He will go to the library.
この答えは6語です。答えの根拠は、明日、Kenが姉または妹と図書館へ行くという文です。最初の公園は昨日の出来事なので、今回の質問には合いません。動物の本を探したいという内容から動物園を想像しても、行き先としては述べられていません。
聞き終わってから、日本語で「昨日は兄か弟と公園、明日は姉か妹と図書館」と言ってみてください。brotherやsisterだけでは年上か年下かは決まらないので、そこを無理に補う必要はありません。内容確認では、文章からわかるところまでを言えれば十分です。
自分で確かめる方法は、2つの時点を分けて、行き先を入れ替えずに言えるかを見ることです。「昨日」と「明日」の見出しを紙に書き、聞いたあとに場所だけを埋めます。これができたら、次は紙を使わずに同じ区別ができるか試します。書く練習をしている間も、長い日本語の訳を作る必要はありません。
誤答が1だった場合は、parkという音を聞けたことまで失敗にしてはいけません。次に必要なのは、場所と時点を結びつける練習です。一方、正解が2でも、libraryという語が目に入ったから選んだだけなら、時間の区別はまだ確かめられていません。正解番号と、説明できた内容を別々に残しましょう。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

練習2:したかったことと実際の行動を分けます
聞く文章は次のとおりです。
Lisa wanted to ride her bike on Sunday, but it was rainy. She stayed home and made lunch with her father. After lunch, she read a book in her room.
質問は次のとおりです。
What did Lisa do with her father?
- She rode her bike.
- She read a book.
- She made lunch.
- She cleaned her room.
正解は3です。内容確認の英文の解答例は次のとおりです。
She made lunch with her father.
この答えは6語です。父親と一緒にしたことは昼食作りです。自転車に乗ることは最初に望んでいた行動であり、その後は雨で家にいたと続きます。読書は昼食後の行動ですが、父親と一緒に読んだとは述べられていません。部屋が出てきても、掃除をしたと補うことはできません。
ここでは、質問のwith her fatherを確かめることが分かれ目です。何をしたかだけを聞かれたと思い込むと、実際に行った読書も候補に残ります。「父親と」という条件まで受け取って、made lunchと結びつけます。質問を最後まで聞く練習にもしてください。
自分で確かめるときは、行動を「希望」「実行」「質問の条件」の順に見直します。自転車は希望、昼食作りと読書は実行、そのうち父親と一緒なのは昼食作りです。最初からこの分類をすべて書こうとすると聞く負担が増えるので、解答後に整理するために使います。
聞き直しは、まず父親が登場する文だけで行います。その文が音でわかったら、最初から最後まで通して聞き、希望から実際の行動へ話が移るところを確かめます。butだけを強く覚えるのではなく、その前後がどう違うかを日本語で短く説明できることを目標にしてください。
練習3:説明文では、人と場所の関係を保ちます
聞く文章は次のとおりです。
There is a small shop next to our school. My aunt works there. She sells bread and cakes. Many students visit the shop after school. I sometimes help my aunt on Saturdays.
質問は次のとおりです。
What does the speaker’s aunt sell?
- Books and pencils.
- Fruit and vegetables.
- Shoes and bags.
- Bread and cakes.
正解は4です。内容確認の英文の解答例は次のとおりです。
She sells bread and cakes.
この答えは5語です。話し手のおばが売っている物はパンとケーキです。学校の隣に店があるため、学校に関係しそうな文房具を選びたくなっても、実際に述べられた品物を優先します。「店でよく売る物」という常識で候補を埋める問題ではありません。
説明文では、出来事が時間順に進むとは限りません。この文章は店の場所、おばの仕事、売っている物、訪れる人、話し手の手伝いという情報が続きます。すべてを同じ重さで覚えようとせず、店を中心に情報をつなげる練習をします。
自分で確かめる方法は、thereとSheが何を指すかを戻して言うことです。おばが働いているthereは学校の隣の店であり、売っているSheはおばです。そこで関係が崩れていなければ、schoolという聞き覚えのある語に引かれて、おばが学校で働いていると思い込む誤りを見つけられます。
復習の最後には「店はどこにありますか」「おばは何を売っていますか」「話し手はいつ手伝いますか」と、自分に日本語で問いかけてください。学校の隣、パンとケーキ、土曜日という3点を、英文を閉じた状態で確かめます。選択肢の4という番号だけを覚えた状態と、説明の内容が残っている状態を区別できます。
3題を終えたら、同じやり方で直さないことが大切です
3題の正答数だけで練習を終えると、異なるつまずきがひとまとめになります。各題の横には「番号」「理由」「次に確かめること」の3項目を残してください。理由は長文でなくて構いません。「明日の文で図書館」「父親と昼食」「おばが売る物」のように、質問と根拠の関係がわかる短さで書きます。
音が取れなかった語は、英文を読んだときに意味がわかるかを先に確かめます。読めばわかる語なら、短い音のまとまりを聞いて文字と照らし、文字を隠してもう1度聞きます。読んでもわからない語なら、意味を確かめてから、その語を含む文に戻ります。意味が不明なまま、速い音を繰り返す作業だけにしないでください。
語は聞けたのに関係が混ざった場合は、単語の書き取りを増やすより、人物や時間を入れた短い説明を練習します。質問を取り違えた場合は、質問だけを聞き、「場所」「一緒にした行動」「売っている物」のどれを尋ねられたか言います。選択肢の意味がわからなかった場合は、その選択肢を読んで比べる練習を入れます。
通して聞く練習と、途中で止める復習も分けます。最初の2回は止めずに解き、その後は必要なところで止めて確かめて構いません。復習でも止めることを禁じると、どこで関係を失ったか調べにくくなります。逆に、いつも1文ずつ止めて正解できる状態だけでは、話全体を続けて聞けるかは確かめられません。区切ってわかった内容を、最後に通した音の中で確かめます。
1週間の取り組みでは、最初の日に1題を詳しく見直し、別の日に同じ題を聞き、さらに別の日に未学習の短い文章で同じ聞き方を試す流れを提案します。同じ題ができることと、新しい題で同じ手順を使えることを別々に記録します。日程が忙しいときは、問題数を増やすより、1題の根拠を確かめるところまで終える量に調整してください。
個別指導では、聞き落とした場所から次の練習を決めます
塾が持つべきなのは、音声を流して丸をつける役割だけではありません。どこまで音が取れていて、どこで人物や時間のつながりを失ったかを確かめ、その違いに合う課題を用意することです。本文を見せる前に、本人が覚えている内容を短く話してもらえば、正解を見てから整えた説明と、実際に聞いて残った内容を分けて捉えられます。
授業では、まず2回の音声を通して答えを選んでもらい、その後に理由を尋ねる進め方を提案します。「なぜ間違えましたか」と広く尋ねるより、「図書館へ行くのはいつですか」「父親と一緒なのはどの行動ですか」と具体的に確かめます。本人がどこで迷ったかを言葉にしにくいときも、こうして確認する範囲を狭めます。
よくあるのは、面談用の小さなテーブルで、保護者の方が「家では何度も聞いているのですが」とノートを開く場面です。再生した回数は書いてあっても、何を確かめて聞いたかが空欄になっていることがあります。その場合、家庭の努力をさらに増やす前に、次回は「誰がしたことかを説明する」など、1つの確認事項を塾側から具体的に渡す必要があります。
本人が持つのは、わからなかった箇所をごまかさず、今聞こえた内容を出す役割です。「単語は聞けたけれど誰のことかわからない」と伝えられれば、十分に次の練習につながります。きれいな日本語訳や長い説明を求めると、英語を聞く以外の負担が増えます。短い語句でも、自分の判断を残せる形に整えます。
家庭が持つ役割は、英語の先生になることではありません。練習を始められる静かな時間を確保し、「今日は何を確かめましたか」と1つ尋ねる程度から始められます。保護者が英語を聞き取れなくても、お子さまが理由を話せたか、本文を見ない段階で答えられたかは確認できます。正解へ誘導するために、答えの語だけ大きな声で読んだり、途中で日本語を挟んだりするのは避けます。
進み具合は、同じ短い記録で見えるようにします。「2回聞いて選べた」「根拠を言えた」「本文を見たあとならわかった」の3つを別々に残せば、正答数が同じ日でも違いが見えます。以前は本文を開いてからでないと説明できなかった人が、音だけで理由を言えるようになった場合は、その変化を次の課題選びに使います。
一方で、知っている問題の正答が増えたことだけを、初めて聞く文章にも対応できる証拠とはしません。塾側で新しい短い文章を用意し、人物と時間を入れ替えても関係を保てるかを確認します。家庭には大量の追加課題を渡すより、授業で確かめた1つの課題と、次回までに見る変化を伝える方が取り組みやすくなります。武蔵境で個別指導を検討する際も、単にリスニングを実施するかだけでなく、誤答の後に何を確かめるかを尋ねてみてください。
よくある誤解を3つ確かめます
Q1. 1回目で全部わからなければ、もう間に合いませんか
1回目で話の全体像が曖昧でも、2回目に確かめる余地があります。大切なのは、1回目のあとに「何もわからなかった」で終わらず、残った内容と迷いを分けることです。「女の子が家にいた」「その後の行動が曖昧」のように言えれば、次に注意を向ける場所が具体的になります。
ただし、2回目にすべてを任せて1回目を聞き流す練習にはしません。1回目から人物と話題をつかみ、質問に対する候補を持つようにします。練習中に1回目と2回目で答えを変えたときは、変更の理由も残してください。2回目に聞こえた別の名詞へ飛びついただけなのか、時間や人物を確かめて直したのかで、意味が違います。
Q2. 選択肢と同じ単語が聞こえたら、すぐ選んでよいですか
同じ単語が聞こえたことは手掛かりになりますが、それだけで答えを確定させるのは早いです。練習1では公園も図書館も出てきます。練習2では自転車、読書、昼食作りが話の中にあります。質問の時点や相手に合っているかを確かめて、初めて選ぶ理由になります。
聞き取れた単語が1つしかないときも、その語を捨てる必要はありません。その前後を聞き直し、「誰が」「いつ」「実際にしたか」を少しずつ加えます。復習では、誤った候補についても「本文に出ていない」「出ているが昨日のこと」「行動は合うが相手が違う」のように短く理由を言うと、単語の一致と内容の一致を区別できます。
Q3. 保護者が毎日全文を訳させる方が確実ですか
全文の意味を確かめることが役立つ場面はありますが、毎回長い訳を言わせる必要はありません。第3部に向けた確認では、質問に答える根拠が取れているかを先に見ます。日本語を整えることに時間がかかるお子さまには、人物と行動を短く言ってもらう方法でも進められます。
答えの根拠が曖昧な箇所は、その文の意味を丁寧に確かめます。その後で本文を閉じ、音だけで同じ内容をつかめるかを試してください。全文を見て訳せることと、流れる音を聞いて関係を保つことは、別々に確認したい点です。家庭では取り組みを長引かせるより、今日確認する1文を決め、次の日に文字なしで聞けたかを見る形を提案します。
次の1題では、正解と理由をセットで残します
英検4級リスニング第3部の練習を始めるときは、まず短い文章を1つ選び、2回聞いたあとに答えと理由を残してください。人物、時点、行動のうち、どこが確かでどこが曖昧かを見つけます。そのうえで、音が取れなかった箇所は音と文字を照らし、関係が混ざった箇所は短い説明にして確かめます。
次の練習では、前回の答えを覚えているかだけでなく、同じ聞き方を使えるかを見ます。全文を一度に覚えられるようになることを急がず、質問に必要な関係を取り出せたかを積み重ねてください。保護者の方も、正答数に加えて「明日の行動だから選んだ」と言えた変化を拾うと、日々の練習で見る点が定まります。
リスニング第3部の丸1つにも、本人が「この文で選びました」と言えるだけの確かめる時間をかけます。
参考文献
- 日本英語検定協会「4級の試験内容・過去問」級の目安。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_4/
- 日本英語検定協会「4級の試験内容」問題形式・問題数・放送回数・試験時間。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_4/solutions.html
- Dalman・Plonsky・2022。Language Teaching Research。聞き方の方略指導に関するメタ分析、45研究・51標本。https://consensus.app/papers/details/2e1e18b5132e5ae68eec623f95a0a93d/
- Chang・2022。International Journal of Listening。聞く指導に関するメタ分析、32研究・2,797名。https://consensus.app/papers/details/c57c1353f38e5995bd6e11e14ed13759/
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

