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英検3級リスニング第1部の対策―会話の最後の発言に応じる練習|武蔵野個別指導塾
会話は聞こえるのに返答を選べない方へ、最後の発言の用件をつかむ手順を紹介します。6つの会話練習と、聞き間違いを切り分ける復習で、英検3級リスニング第1部の学び方を具体化します。

英検3級リスニング第1部の対策―会話の最後の発言に応じる練習
よくあるのは、自習席でイヤホンを外したお子さまが、「場所の名前は聞こえたのに、答えが選べませんでした」とノートを見せる場面です。答え合わせで英文を読むと難しい単語はほとんどありません。それでも音声だけになると、聞こえた単語と同じ単語が入っている返答を選び、会話の流れから外れてしまいます。こうしたときは、単語の勉強を増やす前に、どこまで聞けて、どの判断で迷ったのかを分けて考えてみてください。
英検3級のリスニング第1部では、会話を聞いて、その続きとして適切な応答を選びます。会話の内容を日本語で全部説明できることと、相手が最後に求めたことへ応じられることは、練習上、分けて確かめたい点です。「いつですか」と聞かれているのか、「一緒に行きませんか」と誘われているのかで、必要な返答は変わります。
この記事では、最後の発言を孤立した1文として暗記するのではなく、その前の発言とつなぎながら、用件を短く捉える練習を進めます。英語を聞くことに苦手意識がある方も、正解したのに自信が持てない方も、まずは「何の話か」「最後に何を求めたか」「返答がそれに応じているか」の順で確かめてみましょう。家庭での復習は、すべての音を一度で書き取る課題から始める必要はありません。
第1部で求められることを整理します
会話も選択肢も、耳で受け取る準備が必要です
日本英語検定協会の案内では、3級の目安は中学卒業程度です。リスニング全体の時間は約25分で、第1部に当たる会話の応答文選択は10問です。補助イラストがあり、放送は1回、解答は3肢選択で、選択肢は読み上げられます。この約25分はリスニング全体の時間ですので、第1部だけに使える時間として練習を組まないようにしましょう。
また、会話の内容一致選択と文の内容一致選択は、それぞれ10問で、放送2回、印刷された選択肢による4肢選択です。第1部に取り組むときは、ほかの部と同じつもりで「もう一度聞いて確かめよう」と待つことができません。会話が終わったら、次に流れる選択肢を受け取るために気持ちを切り替えることが大切です。
補助イラストは場面を考える助けにできます。ただし、絵だけで返答を決める練習にはしません。たとえば食べ物の場面でも、相手は好みを聞くこともあれば、手伝いを頼むこともあります。絵から考えたことは予想にとどめ、実際の会話を聞いて修正するつもりで使ってください。登場人物の気持ちや次の行動を、描かれていないところまで作り込む必要もありません。
「聞こえない」を3つに分けてみます
最初のつまずきは、音から語を取り出せないことです。文字を見れば知っている表現でも、音声で聞いたときには同じ表現だと気づけない場合があります。この場合は、返答の選び方だけを説明しても解決しません。短い箇所を聞き直し、文字と音の対応を確かめる練習が必要です。
次は、語は拾えても最後の発言の用件を取り違えることです。「明日」「公園」という語が聞こえても、明日の予定を尋ねているのか、公園に誘っているのかが曖昧なままでは、返答を選ぶ基準が定まりません。全文を日本語にしようとして間に合わない場合には、「予定を聞いた」「誘った」のように、用件だけを短く言う練習を挟んでみましょう。
もう1つは、用件をつかめたのに、選択肢を聞く間に判断がずれることです。最初の選択肢に会話と同じ単語が出てきて、それに引き寄せられることもあります。ここでは単語の一致より、「その返事を相手に伝えたら話が続くか」を確かめます。時刻を聞かれたときに場所を答えていないか、依頼を受けたときに単なる好みを述べていないか、といった対応関係を見ます。
この3つは成績の良し悪しを決めつける分類ではありません。同じ人でも、問題によってつまずく場所は違います。復習の作業を選ぶための目印として使いましょう。
聞き方を教える研究から、練習の方向を考えます
聞く力を伸ばすためには、音声を流すだけでなく、何に注意して聞き、どう確かめるかを教える方向が考えられます。聞く際の注意の向け方や理解の確かめ方を指導する研究を集めると、聞く力の伸びに中程度の効果が見られました(Dalman・Plonsky・2022)。対象は45研究・51標本であり、英検3級の第1部に限った分析として、この結果をそのまま得点上昇へ置き換えることはできません。
一方、聞く力を育てる指導を広く調べた研究の集計では、全体としての伸びは小さいものの、指導期間の長さと効果の大きさには関連がありました(Chang・2022)。対象は32研究・2,797名であり、個々の受験者に必要な練習期間や、特定の会話問題への効果を保証する結果ではありません。
この2つの研究では、扱う指導の範囲が違います。効果の大小だけを比べて、一方を正しい指導、他方を効果のない指導と考えるのは適切ではありません。ここからは、聞き方を具体的にし、短期間の正答数だけで結論を出さずに取り組む方針を立てます。以下の時間配分や会話練習は、研究で効果が確かめられた決まった練習方法ではなく、自分のつまずきを調べるための学習上の提案です。

最後の発言に応じるための手順と6つの練習
最初に、音声で解く時間と確認する時間を分けます
以下の英文は、このページのために作成した練習用の会話です。表示された英文を読む練習と、英文を隠して聞く練習を分けて使ってください。1人で取り組む場合は、利用できる読み上げ機能に会話と選択肢を順番に読ませ、本文を見ずに聞く方法があります。読み上げ機能の発音や間の取り方は本番の音声と同じとは限りませんので、本番に向けた形式の確認は公式の音声でも行いましょう。
自分で英文を録音する場合には、答えを知っている状態になる点に注意します。その録音は、初めて聞く問題への実力判定には使わず、語と音の対応や返答の意味を確認する用途にします。自分の発音に迷いがある語は、そのまま繰り返す前に音声付き辞書などで確かめてください。
1回の練習は、準備2分、音声で解く時間3分、確認と修正5分を目安にします。これは家庭での区切りであり、試験の制限時間ではありません。準備では、今日確かめたいことを「依頼を聞き取る」など1つ決めます。解く時間は、会話と選択肢を通して1回聞き、選んだ番号と自信の有無を記録します。確認の時間は、間違えた箇所や迷った箇所だけを短く聞き直します。練習問題の長さに応じて時間は調整してください。
聞いている間の手順は、まず会話の話題を大まかにつかみ、最後の発言の用件を心の中で短く捉え、選択肢が用件に応じるかを判断する順です。話題は「昼食」「宿題」ほどの短さで十分です。会話中に長い日本語の説明を作るより、次の音声を受け取る余裕を残しましょう。
練習1: 時刻を尋ねられたら、時刻を返します
A: Are you going to the library today? B: Yes. I want to study there. A: What time will you leave home?
- At about two.
- Near the library.
- I like history.
適切な応答は1です。最後の発言は「何時に家を出ますか」という質問なので、「2時ごろに」と答えるとつながります。図書館という場所が話題に出ていても、今求められているのは場所ではありません。2は場所、3は好みについての返答です。
ここでは1分を使い、最後の発言を聞いた直後に「時刻」と言えるかを確かめましょう。次の1分で、3つの返答がそれぞれ何を伝えているかを日本語で短く説明します。自分での確認は、正解の番号だけで終えず、「場所の話でも、最後は出発時刻を聞いた」と言えるかで行います。最初の話題と最後の用件を区別できれば、この練習の狙いを捉えられています。
練習2: 誘いには、参加するかどうかで応じます
A: I am going to the park after lunch. B: That sounds nice. A: Would you like to come with me?
- It is next to the station.
- Yes, I would love to.
- I usually eat bread.
適切な応答は2です。最後は相手を誘っているので、「ぜひ行きたいです」と答えると自然につながります。1は場所の説明、3は普段食べるものの説明です。公園や昼食に関係する情報でも、誘いを受けるかどうかには答えていません。
この会話では、最初の発言が最後の誘いの内容を支えています。最後の1文だけに集中して、それ以前を聞かなくてよいという意味ではありません。「一緒に来ませんか」と聞かれたとき、何に誘われたのかは前の発言から捉えます。
2分で会話を聞き直し、「公園への誘い」と短くまとめてください。答え合わせ後は、3つの選択肢を見ずに、参加するかどうかの返事が必要だったと説明できるかを確かめます。特定の返答を丸ごと覚えたかよりも、相手の用件を取り出せたかに目を向けましょう。
練習3: 依頼には、引き受ける返答を結びつけます
A: This box is very heavy. B: Where do you want to put it? A: On the desk. Can you help me?
- I bought it yesterday.
- The desk is brown.
- Sure. Let us carry it together.
適切な応答は3です。最後の発言では、箱を置く場所を伝えたあと、手助けを頼んでいます。「一緒に運びましょう」という返事なら、その依頼に応じています。1は購入した時期、2は机の色なので、手伝うかどうかが伝わりません。
この問題で机に関する返答を選んだ場合は、最後の発言の途中で判断を終えていなかったかを確かめます。「机の上に」という情報のあとにも、手伝ってほしいという用件が続いています。聞こえた名詞だけで答えを探すと、この部分を落としやすくなります。
復習は3分で区切ります。最初の1分で最後の発言を聞き、次の1分で英文と照合し、残りの1分で全文を隠して「場所の説明に続く依頼」と説明します。音として聞こえなかったなら依頼の部分を練習し、意味はわかったのに選べなかったなら、3つの返答の役割を比べてください。
練習4: 提案には、賛成や別の案で応じます
A: We need something for dinner. B: There are some eggs in the kitchen. A: How about making an omelet?
- That is a good idea.
- I had breakfast at seven.
- My kitchen is small.
適切な応答は1です。夕食について相談して、最後にオムレツを作ることを提案しています。「よい考えですね」と応じれば会話が続きます。朝食の時刻や台所の広さは、会話に出てきた話題に関連していても、この提案への返事にはなっていません。
2分を使って、最後の発言を「何を作るかの提案」とまとめてみましょう。最後の発言の最初の語だけを手がかりに「方法を聞いている」と決めつけないことも大切です。まとまりとして聞いて、何をすることを勧めているのかまで捉えます。
自分で確かめるときは、正解の返答を会話の後ろにつけて音読します。次に不正解の返答をつけて、どの話が急に始まってしまうかを日本語で説明してください。正解だけを何度も読むより、選ばなかった理由を短く言うことで、自分が何を基準にしたのかを確認できます。
練習5: 理由を聞かれたら、原因を返します
A: You look tired today. B: I went to bed very late. A: Why did you stay up so late?
- In my room.
- I had a lot of homework.
- My bed is new.
適切な応答は2です。最後は、遅くまで起きていた理由を聞いています。宿題がたくさんあったと伝えれば理由になります。理由を述べる返答は、必ず特定の接続詞から始まるとは限りません。形だけで探さず、内容が「なぜ」に答えているかを見てください。
まず1分で会話を聞き、疲れていることと、寝るのが遅かったことのつながりを捉えます。続く2分では、場所の返答と理由の返答を区別します。選んだ番号の横に「理由」と書き、正解した場合でも、その判断ができていたかを確認しましょう。
もし2を選んだ理由が「宿題という単語を知っていたから」だけなら、正解でも復習する価値があります。反対に、理由を聞いているとはわかったものの選択肢の音が取れなかった場合は、会話全体を最初から覚え直すより、選択肢の音を確かめるところから始められます。
練習6: 申し出に対して、必要かどうかを伝えます
A: It is raining outside. B: I do not have an umbrella. A: You can use mine.
- I like sunny days.
- It rained last night.
- Thank you. That will help a lot.
適切な応答は3です。最後の発言は疑問文ではありませんが、自分の傘を使ってよいという申し出です。そこで感謝し、助かると伝えれば、相手の申し出を受ける返事になります。天気の好みや前夜の雨を伝えるだけでは、傘を借りる話への応答になっていません。
この会話では、最後の発言にある「私のもの」が傘を指すことを、前の発言から捉えます。最後の文だけを聞いて意味を決めようとすると、何を使ってよいのかが曖昧になります。「最後の発言を大切にする」とは、そこまでの会話を捨てることではありません。
3分で確認するなら、最初の1分で会話を聞き、次の1分で「申し出」と名前をつけ、最後の1分で申し出の内容を説明します。疑問文ではないから返答の手がかりがない、と考えていなかったかも確かめてください。
復習の記録を、次にする作業へつなぎます
ノートには、問題番号、最初に選んだ番号、用件、つまずき、次の作業を1行で残します。「練習3、2を選択、依頼、最後の部分を落とした、依頼の部分を聞き直す」という書き方で十分です。全文の書き写しを毎回の必須作業にすると、聞く練習の時間が取れなくなることがあります。
自分で確かめる方法は、少なくとも3通りに分けられます。音の確認では、英文を隠してから対象の短い部分を聞き、どの語が聞こえたかを照合します。意味の確認では、最後の発言の用件を短く説明します。応答の確認では、正解が用件にどう応じ、不正解が何を答えてしまっているかを説明します。すべてを毎回行うのではなく、つまずきに合う確認を選んでください。
翌日の復習には5分を取り、前日に迷った会話から始めます。答えの番号を覚えていたら、それだけで聞けるようになったとは判断せず、用件を説明できたかも記録します。週の終わりには10分で記録を読み、「依頼は捉えられるが、申し出で迷う」など、次に練習する対象を1つ決めます。この区切りも家庭学習の提案です。研究が特定の日数や分数を最適と示したものとして受け取らないでください。
個別指導では、正解までのどこを支えるかを決めます
武蔵境で英検3級の学習を考える方に、武蔵野個別指導塾から提案したいのは、リスニングの宿題を一律に増やす前に、聞き取りから応答選択までの過程を見ることです。10問中何問正解したかは大切な記録ですが、それだけでは翌週に何を直すべきかが決まりません。同じ誤答でも、語を知らなかった場合と、依頼を質問として受け取った場合では、扱う内容が変わります。
指導で担いたいのは、本人の説明を手がかりに、その違いを確かめることです。音声だけで解いたあと、すぐに長い解説を始めるのではなく、「最後に何を求めていましたか」「どの返答まで迷いましたか」と尋ねます。言葉で説明しにくい場合には、「場所」「理由」「誘い」などの候補から選んでもらう形にもできます。説明の上手さを試す時間ではなく、聞いた内容を確かめる時間として進めます。
よくあるのは、授業後の面談用テーブルで、保護者の方が「家では全部正解するのに、初めての問題だと止まります」と相談する場面です。そのときは、家庭で使った問題を何度解いたか、文字を見ながら聞いたか、最初の1回で答えたかを一緒に整理します。繰り返した教材への慣れは練習の成果の一部ですが、初めて聞く会話で用件をつかめることとは、記録を分けて見る必要があります。
塾側は、教材の難しさや練習の目的を調整し、次に確かめる点を絞る役割を持ちます。たとえば音の確認が必要な段階で、次々と新しい会話を出して正答数を比べることは避けたいところです。一方、音も意味も捉えられているなら、同じ音声の聞き直しだけで終わらず、別の会話でも同じ判断ができるかを確かめます。どの段階で練習を変えるかを、本人が説明できる形にしていきます。
本人にお願いしたいのは、正誤の記録に加えて、迷った箇所を1つ残すことです。「全部わかりませんでした」だけでなく、「最後の質問まではわかったが、2番の返答が聞こえなかった」と残せれば、授業で確認する場所を絞れます。うまく説明できない日は、聞き直したい箇所に印をつけるだけでも構いません。
家庭には、英語を教える役割をすべて引き受けていただく必要はありません。静かに聞ける短い時間を用意し、終わったあとに「今日は何を確かめましたか」と尋ねる程度から始められます。保護者の方が答えを先に言うと、本人がどこで迷ったかが見えにくくなるので、まず本人の選択を待ちます。社会人の方や1人で学ぶ方は、この問いをノートの振り返り欄に置いてください。
進み具合は、初めて聞いたときの正答数、用件を説明できた数、文字を見てから理解できた数を分けて記録します。問題の難しさが違うので、数字だけを単純に上下で評価せず、実際にどの会話で何が変わったかを添えます。「依頼を場所の質問と取り違えなくなった」のように、変化を言葉でも示せれば、本人も家庭も次の課題を共有しやすくなります。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

よくある疑問に答えます
Q1. 最後の1文だけ聞けばよいのでしょうか
いいえ、最後の発言の用件を判断するためにも、それまでの会話を聞きます。練習6では、前に傘の話があるから、最後の申し出の内容を捉えられます。練習2でも、何に誘われたのかは前の発言に支えられています。「最後に注意する」は、「前は聞かなくてよい」と同じ意味ではありません。
ただし、それまでの会話を1語ずつ日本語にして保持することを目標にすると、最後の発言を受け取る余裕がなくなる場合があります。まず「雨で傘がない」「公園へ行く予定」と大まかにつかみ、最後の用件へつなげてみてください。途中を聞き落としたときも、そこで考え続けず、今流れている発言へ戻る練習をします。復習時に、前の情報が本当に必要だった箇所を確かめましょう。
Q2. 家庭でも必ず1回しか聞いてはいけませんか
本番を想定して解く段階では1回で答え、復習では必要な箇所を繰り返して構いません。1回で答えた記録を残してから聞き直すと、最初の判断と、確認後の理解を区別できます。何度も聞いて正解したことを、最初から正解できたことと同じ欄に記録しないのがポイントです。
聞き直しても変化がないときは、回数だけを増やさず、英文を見て語の意味や文のまとまりを確かめます。そのあと再び英文を隠し、どこが聞こえるようになったかを調べます。文字を見て理解できることにも価値がありますが、それで音声だけの確認まで済んだとは考えません。解く時間、文字で理解する時間、再び音で確かめる時間を分けて取り組んでください。
Q3. 音声のまねをすれば、第1部は解けるようになりますか
まねをする練習だけで、第1部の応答選択までできると判断することはできません。音声に合わせて言えたとしても、最後の発言が依頼なのか申し出なのかを捉えていなければ、選択肢を比べる根拠が定まりません。口を動かす練習を取り入れる場合も、意味を確かめてから短い範囲で行い、最後に用件を説明してみてください。
たとえば練習3を音読したあとは、「手伝ってほしいと頼んでいる」と言えるか、適切な返事を選べるかまで確かめます。音読が速くなったことと、応答を選ぶ判断が変わったことは別々に見ます。本人が続けやすい練習を選びながらも、最後には実際に目指している「会話を聞いて返答を選ぶ」課題へ戻すことが大切です。
次の練習で、聞く目的を1つ決めましょう
リスニング第1部への準備は、たくさん聞いたという回数だけでは捉えにくいものです。会話の話題をつかみ、最後の発言の用件を捉え、その用件に応じる返答を選ぶところまでを、小さく区切って確かめてみてください。今うまくいかない箇所が見えれば、次にする練習も具体的になります。
今日始めるなら、6つの会話から迷いそうなものを1つ選び、最初の選択と迷った理由を残すところまでで構いません。翌日は正解の番号だけを思い出すのではなく、「何を求められていたか」を説明してみましょう。さらに別の会話で同じ判断ができたら、その変化も記録します。正答数だけでは見落としていた前進を、自分の言葉で捉えられるようにしていきます。
保護者の方も、正解かどうかを尋ねる前に、どこまで聞けたかに耳を傾けてみてください。本人の「ここで迷った」という一言が、次の練習の出発点になります。正解の丸がついた1問にも、本人の「聞けなかった」があれば、会話の最後の発言と返答のつながりを確かめる時間をかけます。
参考文献
- 日本英語検定協会「3級の試験内容」。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_3/
- 日本英語検定協会「3級の過去問・試験内容」。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_3/solutions.html
- Dalman・Plonsky・2022, Language Teaching Research。聞き方の方略指導に関するメタ分析(45研究・51標本)。https://consensus.app/papers/details/2e1e18b5132e5ae68eec623f95a0a93d/
- Chang・2022, International Journal of Listening。聞く指導に関するメタ分析(32研究・2,797名)。https://consensus.app/papers/details/c57c1353f38e5995bd6e11e14ed13759/
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




