電話 0422-27-7828チャットで質問無料相談を予約

武蔵野個別指導塾の特徴

英検3級の不合格からの立て直し—一次と二次で違う直し方|武蔵野個別指導塾

X LINE Facebook

結果票と解き直しから、一次は読む・聞く・書く、二次は質問理解と発話に分けて課題を探します。短い練習と再確認の手順で、次に直すことを具体化できます。

英検対策は実は簡単 武蔵野個別指導塾

英検3級の不合格からの立て直し—一次と二次で違う直し方

よくあるのは、塾の自習机で結果票を開き、「次は問題集を最初から全部やります」と言いながら、前回使ったノートを閉じてしまう場面です。不合格という結果を前にすると、それまでの勉強が全部足りなかったように感じるかもしれません。保護者も「もっと単語を覚えたら」と声をかけたくなります。しかし、読めなかった原因が語句なのか、設問の読み違いなのか、最後まで手が回らなかったのかで、次に必要な練習は違います。

英検3級の立て直しでは、まず一次試験と二次試験を分けて考えます。一次で課題が残った人には、読む・聞く・書くのどこで答えを作れなくなったのかを確かめる作業が必要です。二次で課題が残った人には、質問を理解できなかったのか、内容は浮かんだのに英語にできなかったのか、声にするところで止まったのかを確かめる作業が必要です。どちらも「英語が苦手」の一言では、明日の勉強が決まりません。

結果を見た日に、すべての原因を説明できなくてもかまいません。まず結果票、残っている答案や練習記録、本人が覚えている困りごとを別々に置きます。そして、確かめられたことから短い練習に変えていきます。この記事では、前回の勉強を捨てずに、残す部分と直す部分を選ぶ手順を示します。再受験までの期間にかかわらず、最初に作りたいのは大量の予定表ではなく、「何を直し、何ができれば直ったと判断するか」という組み合わせです。

一次と二次では、結果から探す課題が違います

一次は3技能を同じ「点不足」にまとめません

英検3級は中学卒業程度を目安とする級です。一次試験では、リーディング・ライティングが65分、リスニングが約25分です。読む問題には短文の語句空所補充15問、会話文の空所補充5問、長文の内容一致選択10問があります。書く課題はEメールへの返信と意見を書く英作文が各1問です。リスニングは会話への応答、会話の内容一致、文の内容一致が各10問です。前回の一次対策が単語と選択問題に偏っていたなら、まず書く課題も練習予定に入っていたかを振り返ります。

CSEスコアは技能ごとの満点が550で、一次の合格基準はリーディング・リスニング・ライティングの合計1103です。3技能の満点の合計は1650です。ただし、結果票で低かった技能がわかっても、その数字だけでは次に覚える語や直す文は決まりません。たとえばリーディングの課題でも、語句を説明すると解ける人と、知っている語だけの文章でも人物を取り違える人では、練習の出発点を変えます。

そこで、結果票は優先して調べる技能を選ぶために使い、原因は短い解き直しで確かめます。前の答えを覚えている問題だけでは、文章を読めたのか答えを記憶していたのかが混ざります。同じ種類で内容の違う問題も使い、「どの文を根拠にしたか」を説明します。正答していても根拠を示せない問題は、次の確認に残しておきます。

聞く練習も、音声を流した回数だけでは見直しにくい部分があります。聞き方の方略を教える指導には、聞く力への中程度の効果が報告されています(Dalman・Plonsky・2022)。対象は45研究・51標本を統合したメタ分析であり、英検3級の再受験者に同じ効果を保証する結果ではありません。この知見を踏まえ、練習では「全部を聞き取る」だけでなく、「今は時刻を聞く」「予定の変更を探す」のように、何を確かめながら聞くかを明確にします。ここで示す分数や記録方法は、研究で効果が確定した方法ではなく、自分のつまずきを調べるための練習案です。

二次は「話せなかった」を細かく言い直します

二次試験は英語での個人面接で、約5分です。問題カードのパッセージは30語程度で、20秒の黙読後、英語のタイトルから音読します。質問はパッセージについて1問、イラストについて2問、受験者自身のことなどについて2問の計5問です。最後の2問では問題カードを裏返して答えます。評価には応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などが含まれます。二次のCSEスコアの合格基準は353、満点は550です。

二次が不合格だったとき、「声が小さかったから」「緊張したから」と原因を1つに決めるのは急ぎすぎです。たしかに本人にはその印象が残っていても、質問された内容と答えがずれていた可能性や、絵の動作を表す語が出なかった可能性も調べる必要があります。反対に、文法を直すだけで、質問を聞いてから答え始める練習まで済んだことにはなりません。

二次のやり直しでは、指摘を受けて文を直せるようになった後も、流暢に話せるかは別に確かめたい点です。発話への指摘を調べた研究では、短期的に正確さと複雑さの改善が見られても、流暢さには変化が見られませんでした(Yang・2024)。対象は台湾の英語専攻54名であり、年齢や学習経験が異なる英検3級受験者の面接結果へ、そのまま当てはめることはできません。それでも、正しく言えることと、会話の中で続けて言えることを別々に確かめる理由にはなります。練習では、文を止めて直す時間と、直した文を含めて応答を続ける時間を分けましょう。

書く力についても、訂正を受け取るだけで練習を終えないようにします。一次の英作文を立て直す際、前回受けた訂正も練習の手がかりになります。訂正の効果をまとめた研究では、中程度の改善が長期にわたって残り、正しい形を直接示す方法、誤りの位置などを間接的に示す方法、解説を添える方法の間で、効果の差は小さかったと報告されています(Brownほか・2023)。対象は52研究を統合したベイズ的メタ分析であり、英検3級の特定の答案が何点上がるかを示す研究ではありません。ここでは訂正を学習に取り込む根拠として参照し、実際に直せたかは、後で自分の文を書いて確かめます。

武蔵野個別指導塾の自習室 武蔵野個別指導塾

最初の振り返りは、記憶と答案を分けて残します

最初の整理は15分を目安にします。紙を3つの欄に分け、「結果票でわかること」「本人が覚えていること」「これから試すこと」と書きます。結果票の技能別スコアは1つ目に入れます。「途中から急いだ」「質問の最初が聞こえなかった」は2つ目に入れます。3つ目には「時間を外して短い文章を読む」「質問を文字で見たら答えられるか試す」と書きます。本人の記憶を否定する必要はありませんが、記憶だけで練習の原因を確定しないようにします。

続く10分では、一次なら困った技能の小さな課題を1つ、二次なら答えにくかった種類の質問を1つ選びます。正誤を見たら、「知らなかった」「知っていたが取り出せなかった」「課題の指示を取り違えた」のどれに近いかを記録します。どれにも決められなければ「次に調べる」と残します。分類を完成させるために、本人の説明を無理に作らせる必要はありません。

最後の5分で、次回の確認方法を決めます。「単語を勉強する」ではなく「今日調べた語を含む別の文を、訳を見ずに説明する」と書きます。「面接を頑張る」ではなく「何を尋ねられたか日本語で言い、その後に英文で答える」とします。家庭で時間を確保しにくい日は、ここまでを別の日に分けてもかまいません。大切なのは、反省の量を増やすことではなく、次に確かめる動作を決めることです。

一次を立て直す4つの短い練習

1. 読む練習では、答えと根拠を別々に確認します

次の短い案内を読み、質問に答えてください。学習用に作成した英文です。

The school garden is closed on Tuesday. Students can visit it on Wednesday after lunch. Please bring a hat.

When can students visit the garden?

答えは次のようになります。

They can visit it on Wednesday after lunch.

練習は6分に区切ります。最初の2分で本文と質問を読み、次の2分で答えの根拠に線を引き、最後の2分で選ばなかった情報の役割を説明します。この課題では、Tuesdayは閉まっている日で、訪問できる日ではありません。Wednesdayだけでなくafter lunchまで答えに含められたかも確かめます。本番の選択問題では選択肢を選びますが、練習で短い答えを書くのは、必要な情報を自分で取り出せたかを見るためです。

closedがわからなかったなら語句の課題として残します。語句はわかるのにTuesdayを答えたなら、質問と本文の情報を対応させる練習にします。翌日は曜日と場所を変えた短文で同じ確認をします。前日の正解を言えただけで終了せず、変えた情報にも対応できるかを見ましょう。

2. 聞く練習では、文字を見た後の正解と分けます

読み上げ機能などを使い、次の英文を音声だけで聞く練習に使えます。画面の英文を隠してから音声を再生してください。初めに全文を読んだ場合は、別の日に取り組み、内容を覚えている可能性も記録しておきます。

I usually walk to the library, but it is raining today. My father will take me there by car.

How will the speaker go to the library today?

答えは次のとおりです。

The speaker will go there by car.

8分を取り、初めの2分で質問が求める情報を確かめ、次の2分で英文を聞いて答えます。その後の2分で文字を読み、最後の2分でもう一度音声だけで確かめます。usuallyとtoday、walkとby carの違いが手がかりです。普段の行動を述べた後に今日の予定が続くため、「最初に聞こえた移動手段」を答えにしないことを練習します。

記録は「音声だけで正解」「文字を見た後に理解」「文字を見ても理解できない」に分けます。文字で理解できた場合は、意味を取り違えたのか、語の音を認識できなかったのかをもう一段調べます。文字でも理解できない場合は、その文の語句や文法から直します。読み上げ機能の音声は聞く練習の補助であり、本番の聞こえ方を完全に再現するものではありません。

本番のリスニングは、第1部が放送1回、第2部と第3部が放送2回です。練習の初期に理解のため聞き直すことと、仕上げに本番の回数で答えることを分けます。何度も聞けば答えられる段階から、決められた回数で必要な情報を取れる段階へ進めましょう。

3. Eメールは、2つの質問への返事を先に置きます

Eメールの返信は、相手の2つの質問に答える課題で、語数の目安は15語から25語です。再練習では、英文を長くする前に、何に答える必要があるかを書き出します。次の友達からのメールで試してください。

Hi. I want to visit your town next Sunday. Where should we meet? What should I bring? See you soon.

2つの質問は、会う場所と持ち物です。返信は次のように書けます。

We can meet at the station near my house. Please bring your camera because we can take pictures in the park.

この返信は21語です。文法だけでなく、場所と持ち物の両方に答えているかを確かめてください。公園で何をするかだけを書いても、会う場所への答えにはなりません。また、持ち物を尋ねられているのに好きな食べ物を説明すると、英文が正しくても質問との対応が崩れます。

練習は7分です。1分で質問を日本語で短く書き、4分で返信を書き、2分で「場所」「持ち物」の箇所に印を付けます。訂正した後は、会う場所を学校、持ち物を水に変え、自分でもう一度返信を作ります。前の文をそのまま写すのではなく、変更した条件に合わせて語を選べたかを確認します。

4. 意見の英作文は、立場と理由を分けて点検します

意見を書く課題では、質問への考えと理由を2つ書き、語数の目安は25語から35語です。次の質問に取り組みましょう。

Do you like studying with your friends?

解答は次のように組み立てられます。

I like studying with my friends. First, we can help each other with difficult questions. Second, talking about our homework is fun, so I want to study more.

この解答は28語です。最初に立場を示し、助け合えることと、宿題について話す楽しさが学習意欲につながることを理由にしています。理由を2つ書いたつもりでも、両方が「楽しいから」の言い換えだけになっていないかを読み直します。難しい語を増やす前に、別々の理由として説明できるかを確認してください。

10分のうち、最初の2分で立場と理由を日本語の短いメモにし、5分で英文を書き、残り3分で主語と動詞、理由の数、語数を点検します。この分数は自宅練習用です。本番の時間配分が決まっているという意味ではありません。一次の仕上げでは、読む課題と2つの書く課題を合わせた65分の中で、実際に最後まで取り組めるかを確かめます。

自分で見直すときは、次の文も直してみてください。

My sister play tennis after school.

直した文は次のとおりです。

My sister plays tennis after school.

主語がMy sisterで、普段の行動を表しているのでplaysにします。直した語を丸で囲むだけで終えず、主語をMy friendsに変えたらどうなるかも考えます。文全体が言えれば、訂正の形を覚えただけなのか、主語に合わせて動詞を選べるのかを確かめられます。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

武蔵野個別指導塾の教室 武蔵野個別指導塾

二次を立て直す3段階の練習

質問を文字で見てから、音声だけに戻します

最初は次の質問を文字で読み、求められている内容を日本語で説明してください。

What do you usually do after dinner?

答えは次のように言えます。

I usually read books in my room.

「夕食後に普段すること」を尋ねています。好きな食べ物を答える課題ではありません。文字でも質問の意味が取れないなら、usuallyやafter dinnerなどを確かめます。文字では答えられるのに音声では止まるなら、質問を録音するか読み上げ機能を使い、画面を隠して聞き直します。

5分のうち2分を質問の理解、2分を答えの準備、1分を録音に使います。録音を聞き、尋ねられた内容に答えているか、主語と動詞があるか、文の最後まで声にできたかを確認します。声の大きさだけを合否の原因にせず、まず答えの中身を見ます。

絵の説明は、人物と動作を1組にします

紙に、テーブルで絵を描いている女の子を簡単に描いてください。上手な絵にする必要はありません。人物が誰で、何をしているかが自分でわかる絵にします。質問を次のように置きます。

What is the girl doing?

答えは次のようになります。

She is drawing a picture at the table.

次に、男の子がドアを開けている絵に変えます。

What is the boy doing?

He is opening the door.

6分で2枚の絵を扱い、各3分で「人物を決める」「動作の語を選ぶ」「英文で言って録音する」と進めます。録音後に、人物に合う主語を使ったか、isの後の動詞を適切な形にしたか、絵にないことを足していないかを確かめます。この練習は動作の説明に絞っています。本番のイラスト質問がすべて同じ形になると覚えるのではなく、実際の質問を聞いて求められた情報に答える姿勢を残します。

正しく直す時間と、続けて答える時間を分けます

最後は、自分のことを話す質問で2回練習します。

What do you like to do on weekends?

I like to cook lunch with my father. We often make soup together.

1回目は3分を取り、言いにくかった語や文を止めて直します。2回目は2分を取り、質問を聞いてから答え終わるまで、途中で自分の録音を止めずに進めます。2回目の後で、質問に合った内容を保てたか、直した箇所を実際に言えたか、どこで長く止まったかを記録します。ここでの分数は練習を区切るためのもので、本番の1問ごとの制限時間ではありません。

質問を聞き取れなかったときのために、次の表現も声に出しておきます。

Could you say that again, please?

聞き返す言葉を言えたら練習終了ではありません。もう一度質問を聞き、答えを返すところまで続けます。聞き返しさえできれば評価が決まると考えず、相手の質問を受け取って応答する一連の動作として練習します。自分1人で行う日は、質問と答えの間に間を置いた音声を用意し、その間に返事を録音すると確認しやすくなります。

1週間ごとに、練習を続けるか変えるかを決めます

再受験の計画は、最初から毎日の全課題を埋めるよりも、1週間の中に「調べる日」「直す日」「再確認する日」を置くと管理しやすくなります。たとえば初日は結果と短い課題を照合し、次の日は読解とEメール、その次の日は聞く練習と短い発話に取り組みます。その後に休みや調整の日を挟み、週の後半で内容を変えた課題を解きます。これは生活に合わせて組み替える計画案であり、この日程自体の効果を研究が保証しているわけではありません。

記録欄は「日付」「課題」「最初の反応」「直した点」「別の内容での結果」の5つにします。一次なら「曜日は取れたが時刻を落とした」「2つの質問の片方だけに返事を書いた」と残せます。二次なら「文字では答えたが音声では質問を取り違えた」「動詞は出たが文にするところで止まった」と書けます。「できなかった」だけの記録よりも、次の課題を選ぶ材料になります。

週末に見直すのは、取り組んだページ数だけではありません。前回と違う内容で同じ動作ができたか、助けが必要な箇所が変わったかを確かめます。できるようになった部分は短い確認に減らし、まだ止まる部分に時間を回します。一次が課題なら書く練習を丸ごと外さず、二次が課題なら原稿を読む練習だけで週を終えないようにします。

個別指導では、原因の見立てと再確認を塾が持ちます

再受験の指導で塾が担うのは、結果票の数字を読み上げることだけではありません。本人がどこまで自分ででき、どんな助けが入ると先へ進めるかを見ます。同じ読解でも、単語の意味を1つ伝えると解ける場合と、質問を言い換えると解ける場合では次の練習が違います。講師は、最初から解き方を全部説明する前に、どの段階の助けが必要だったかを記録します。それが次回の課題を選ぶ材料になります。

よくあるのは、面談用の小さな丸テーブルで、保護者が「家では答えを言えていたのですが」とノートを広げる場面です。そのときは家庭での努力を疑うのではなく、答えを見ながら言ったのか、質問を聞いて初めて答えたのかを確かめます。どちらも練習ですが、できたことの範囲は違います。塾では同じ内容を使い、文字を見せた場合と見せない場合を試し、家庭の観察と授業中の反応をつなぎます。

一次の答案は、内容と文の形を分けて扱います。Eメールなら2つの質問に答えた箇所を先に確認し、その後で語順や動詞を直します。意見の英作文なら、立場と理由の対応を見てから表現を整えます。返却時には訂正の多さを示すだけでなく、本人が次の答案で使う確認項目を絞ります。たとえば「返事を書く前に質問を2つメモする」「主語と動詞に線を引く」といった、自分で実行できる動作にします。

二次では講師が質問する役に回り、答えの原稿を毎回先に渡さない練習も行います。質問を理解したか、答えの内容を選べたか、英文にして声にできたかを別々に見ます。訂正する回は短く止めて直し、続ける回は応答の後で振り返ります。指摘するたびに会話が止まる練習だけでは、通して応答したときの状態がわからないためです。録音を用いる場合も、漠然と聞き直すのではなく、見る項目を本人と合わせます。

本人が持つのは、短い練習を実施し、助けを見たかどうかを正直に残す役割です。家庭が持つのは、取り組める時間と場所を相談し、記録を続けられる量に調整する役割です。保護者が毎回英文の正誤を判定する必要はありません。「今日は何を確かめたのか」「次は何を見ずにできればよいのか」を聞くだけでも、塾との情報共有に使えます。学齢が低いお子さまの場合は記録を一緒に書き、本人の言葉を大人の反省文に置き換えないようにします。

進み具合は、練習用の記録と試験のスコアを混同せずに示します。「初めての短文でも根拠を指せた」「別の絵でも動作を文にできた」といった事実を残し、それを本番の点数に換算したり、合格を約束したりはしません。授業で課題が続けて残るなら、量を増やす前に説明や課題の難しさを見直します。通塾を続けていること自体を進歩の証拠にせず、本人の答案や発話がどう変わったかを保護者と共有します。

再受験でよくある3つの疑問

Q. 合格基準に近ければ、前回と同じ勉強を続ければよいですか。

A. うまくいった練習を残しながら、止まった部分を確かめてください。合格基準との差は結果を理解する材料ですが、それだけで原因や必要な勉強量は決まりません。時間をかければ正しく読めるのか、語句を調べても文章の関係を取り違えるのかで、直す内容は違います。まず苦手だった種類を短く解き、答えの理由を説明します。書く課題なら条件を変えて書き、話す課題なら質問を聞いてから返事をします。前回の答えを再現できることと、新しい内容にも対応できることを分けてください。全部をやり直す必要があると決めつけず、残す練習と変更する練習を具体的に選びます。

Q. 二次だけが課題なら、答えを丸暗記すると安心ですか。

A. よく使う語句を口に慣らすことは練習にできますが、原稿をそのまま言うことだけを目標にしないでください。放課後の行動を聞かれたのに、好きな教科の原稿を話してしまうと、質問への答えになりません。最初は短い文を準備しても、その後に場所や曜日、人物を変えた質問で応答します。さらに文字を見ず、質問を聞いてから答える練習を加えます。文法が正しくなったかと、応答を続けられたかは別々に記録します。二次試験の評価には複数の観点があるため、長い答えを暗記したことや大きな声を出したことだけで準備が整ったとは判断しません。

Q. 落ち込んでいるお子さまに、すぐ次の予定を決めさせるべきですか。

A. その日のうちに反省と計画を完成させることを、家庭の課題にしなくてもかまいません。まず「結果の話をする時間」と「次の練習を試す時間」を分け、本人が取り組める短さを相談してください。再開時は長い模擬練習より、短い文章1つや質問1つから、今の状態を一緒に確かめる方法があります。ただし、休む期間や再受験の時期を一律には決められません。学校や生活の予定も踏まえて相談します。受験料、試験日、申込期間は日本英語検定協会の最新の案内で確かめてください。結果への気持ちを無理に前向きな言葉に直すより、次に行う小さな作業を本人が理解できているかを大切にします。

次の勉強は、不合格の説明ではなく、直す動作から始めます

一次で課題が残ったなら、読む・聞く・書くを分け、どの情報を取れず、どの条件に答えられなかったのかを調べます。二次で課題が残ったなら、質問の理解、答えの準備、発話を分け、止まった段階から練習します。そのうえで、同じ答えを覚え直すだけでなく、内容を変えてもできるかを確かめます。この順序なら、前回積み上げた学習を残しながら、変更する部分を選べます。

今日の作業は、結果票を見て最も気になる技能を1つ選び、短い課題を試すところまででかまいません。正解したかだけでなく、何を見たか、どんな助けが要ったかを書き残してください。それがあれば、翌日の勉強は「もっと頑張る」から「この質問を聞いて、この内容を答える」へ変わります。保護者と塾も、その小さな変化を同じ言葉で確かめられます。再受験で通塾を増やす提案は、一次の答案や二次の応答から、追加の指導で直す箇所を具体的に示せるときに限ります。

参考文献

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

お電話 チャットで質問チャット