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3級から準2級へ: 高校レベルの入り口で整えたい英語の学び方|武蔵野個別指導塾

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3級で身につけた英語を準2級の学習へつなぐために、語彙の思い出し方、文章の読み方、理由を添える作文を具体的に練習します。取り組む量の決め方と、家庭で進み具合を確かめる方法も身につきます。

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3級から準2級へ: 高校レベルの入り口で整えたい英語の学び方

よくあるのは、塾の自習席で3級の学習ノートを閉じ、次の英文を開いた途端に、知らない単語へ次々と線を引いてしまうという場面です。3級のときには最後まで読めたのに、今度は最初の数行で止まってしまいます。「合格したはずなのに、英語ができなくなったのでしょうか」と感じる方もいるでしょう。保護者の方も、お子さまが新しい級へ進むことを喜ぶ一方、課題に向かう時間だけが長くなると、進め方に迷うかもしれません。

ここで必要なのは、できなくなったと決めることでも、新しい単語を一度に詰め込むことでもありません。3級で使えた力と、次の教材で新しく求められた作業を分けてみることです。単語の意味は出てこないのか、文の主語を見失うのか、読めた内容を自分の言葉で説明できないのかによって、練習は変わります。合格という結果は大切にしながら、日々の学習では、もう少し小さな単位で自分の英語を見直します。

準2級を目指して高校レベルの学習へ足を踏み入れる時期にも、短い英文を正確に理解し、自分の考えを理由とともに伝える力は持ち運べます。この記事では、3級の課題を足場にして、読む範囲や伝える内容を少しずつ広げる方法を扱います。小学生なら大人と相談しながら、中学生以上や社会人の方なら自分の記録を使いながら、無理なく始められる形に整えましょう。

3級でできたことを、次の学習の出発点にします

合格後も持ち運びたいのは、短い英語で要点を伝える力です

日本英語検定協会は、3級の目安を「中学卒業程度」としています。日常的な話題の短い話や文章から概要や要点を捉え、自分の考えや感想を理由を含めて基本的な語句で伝えることが目安です。したがって、3級までの勉強を単語と文法の暗記だけで振り返ると、次へつながる大切な部分を見落とします。文章全体で何が言われているかを捉えることと、自分の答えに理由を添えることも、確かめたい力です。

3級の一次試験には、語句や会話文の空所補充、掲示・案内、Eメール、説明文の内容を読む課題があります。ライティングにはEメールへの返信と意見を書く課題があり、リスニングでは会話への応答や会話・文章の内容理解が問われます。二次試験は英語での面接です。このように、読む、書く、聞く、話す活動をすでに経験しています。次の学習を始める際には、得意な活動から新しい表現に触れ、別の活動でも使えるかを試すと、取り組む内容が具体的になります。

例えば、読むと意味がわかる表現を作文で使えない場合、読む教材だけを増やしても、作文の困りごとを直接練習したことにはなりません。その表現を隠して短い文を作り、出てこなければ確認してからもう一度書きます。反対に、暗記した文は言えても文章の内容を取り違えるなら、言えたことだけで理解を判断せず、誰が何をしたのかを日本語で説明してみます。

準2級の出題形式、試験時間、解答の語数などは、日本英語検定協会の最新の案内で確かめてください。ここで示す時間の区切りや練習量は、家庭学習を組み立てるための提案です。準2級の試験条件として扱うものではありません。次の級の問題を解く練習と、今の英語を使いやすくする練習は、それぞれの目的をわけて予定に入れましょう。

単語は「見てわかる」と「自分で出せる」をわけます

単語帳を見て意味がわかるのに、話すときには出てこないことがあります。読解では、文中の単語を見て意味を取り出せるかが大切です。一方、書いたり話したりするときには、伝えたい内容から必要な英語を自分で取り出します。同じ単語でも、確かめる向きが違います。

語彙についての研究では、「思い出せる」知識と「見てわかる」知識の両方が読解を予測し、後者の関係がやや強いと報告されています(Laufer・Aviad-Levitzky・2017)。対象は大学生116名であり、この結果だけから、日本の小中学生が準2級に進むための単語数や、全員に同じ練習配分を決めることはできません。学習に取り入れるなら、単語を一律に「覚えた」とするのではなく、英文で見て理解できたか、自分の文で使えたかを別々に記録する形が考えられます。

この区別があると、読めるのに書けない単語を最初から学び直す必要はなくなります。取り出す練習を足せばよいからです。また、文章を読むたびに止まる単語には、まず短い文で意味を確かめる時間を置けます。難しい単語に進んだページ数より、今使う表現のどの部分が不安定なのかを知ることが、次の課題を選ぶ手がかりになります。

勉強した直後の手応えだけで判断しません

新しい表現を何度も見た直後は、すぐに答えられることがあります。その状態と、日をあけても取り出せる状態をわけて確かめましょう。英単語の学習では、1日あけた間隔練習が2週間後の成績に有効で、穴埋めとカードの違いは小さかったという報告があります(Kimほか・2023)。対象は韓国の150名であり、その結果を日本の受験者全員に共通する最適な復習間隔として固定することはできません。

そこで、ここでは学習した翌々日に短い確認を置く方法を提案します。答えられなかったら、予定そのものを失敗とせず、必要な手がかりを見直します。「意味だけなら出た」「文の中では使えなかった」と残せば、次回の練習を選べます。毎日同じページを眺めるだけになっている方は、いったん閉じて答える時間を少し作ってください。

作文の訂正についても、訂正を受けることには学習上の意味があります。52研究を扱ったベイズ的メタ分析では、英作文への訂正フィードバックに中程度の効果が長期に持続し、直接・間接・解説つきの違いは小さいと報告されています(Brownほか・2023)。複数の研究をまとめた結果であり、特定の年齢の英検受験者が何回の添削で伸びるかを示すものではありません。次の級へ進むための作文でも、毎回新しい題材を書くことだけに目を向けず、訂正を受けた文をどう扱うかまで予定に入れたいところです。

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3級の英語を広げる6つの練習

以下の英文は、短い英語から練習を始めるために用意しました。最初から全部を1日で行う必要はありません。単語の練習に、読む・書く・聞く・話す活動のどれかを組み合わせてください。正答を読む前に一度自分で答え、違った場合は、どの言葉を見落としたかまで確かめます。

1. 単語を、意味と使い方の2方向から確認します

まず5分で、新しく読んだ文から使いたい表現を3つだけ選びます。例えば、save、borrow、inviteを扱うなら、日本語の訳だけを並べず、次のように文で確認します。

saveはこの文では「節約する」、borrowは「借りる」、inviteは「招く」という意味です。単語を単独で見て答えられても、文中の意味が合っているかは別に確認します。手を洗う、水、図書館、昼食といった周囲の言葉も一緒に読みましょう。

次の3分で英文を隠し、「私は学校の図書館で本を借ります」を英語にします。解答は「I borrow books from the school library.」です。最後の2分では、booksを別の語に置き換える前に、borrowとfromの関係を声に出して確かめます。単語を増やすことより、借りる物と借りる先を混同しないことが、この回の目標です。

ノートには「英文から意味」「日本語から英文」の欄を作り、それぞれに、できた、手がかりが必要だった、もう一度確認する、のいずれかを書きます。翌々日は順番を変えて確認してください。前回の並びを覚えて答えたのか、言葉を取り出せたのかを見直せます。3つとも不安定なら新しい表現は増やさず、1つだけ文を作り直します。

2. 文を長くする前に、情報のつながりを読みます

次は、7分を目安に短い文章を読みます。最初の2分では全体を読み、次の3分で問いに答え、最後の2分で根拠となる部分に線を引きます。

Our town has a small library. It opens at ten on Sundays. Last Sunday, Emi went there to find a book about birds. The book was not on the shelf, so she asked a librarian for help. He found it near the window. Emi borrowed it and read it at home.

問いは3つです。「日曜日は何時に開きますか」「エミはなぜそこへ行きましたか」「本を見つけたのは誰ですか」に答えてください。解答は順に「午前10時です」「鳥についての本を探すためです」「図書館の職員です」となります。英文で短く答えるなら、「It opens at ten.」「She went there to find a book about birds.」「The librarian found it.」と書けます。

自分で確かめるときは、答えが合ったかに加えて、It、there、Heが何を指すかを見ます。最初のItは図書館、thereはその図書館、Heは職員です。末尾のitは鳥についての本です。同じ代名詞でも、文の位置によって指すものを判断します。知らない単語を全部調べてから読み直すのではなく、誰の行動がどの順番で起きたかを先に整理してください。

もう一歩進めるなら、「本が棚になかったので、職員に助けを求めた」と日本語で1文にまとめます。単語の意味を並べただけでは、soがつなぐ事情と行動が抜けることがあります。次の教材で文章が長くなったときも、段落ごとにこの程度の短い説明を残す方法を使えます。日本語の説明に本文にない感想が入っていないかも、最後に見直しましょう。

3. Eメールでは、相手が求めた情報を先にそろえます

3級のEメール課題は、友達からのメールにある2つの質問に答える返信で、語数の目安は15語から25語です。ここでは、その範囲で答える練習をします。準2級の解答条件として覚えるのではなく、質問と答えを対応させる力を確かめます。

友達から次の質問が届いたとして、返信を書いてください。

What do you usually do after dinner? Why do you like doing it?

解答例は次のとおりです。

I usually read books after dinner. I like reading because I can learn about animals and share interesting stories with my family.

この返信は22語です。最初の文が「夕食後にすること」、次の文が「それが好きな理由」に答えています。質問にあるafter dinnerを見落として、休日の話に変えていないかを確認してください。理由は、読書とつながる内容になっています。

練習は、1分で2つの質問を日本語の短いメモにし、4分で書き、2分で点検する区切りにします。見直しでは、1つ目の質問への答えに下線、2つ目への答えに丸をつけます。どちらかの印をつける場所がなければ、英文を飾る前に情報を補います。その後で、主語と動詞があるか、語数が目安に収まるかを見てください。

内容を自分の生活に置き換えるときは、本当に使う動詞を選びます。夕食後に音楽を聴く方なら、read booksをlisten to musicへ変えるだけで終えず、理由も音楽に合うものに直します。前の解答の理由を残してしまうと、文法は整っていても内容がちぐはぐになります。質問、行動、理由を線で結べるかが、自分で確認する目印です。

4. 意見には、別々の理由を2つ用意します

3級の英作文は、質問に対する考えと理由を2つ書く課題で、語数の目安は25語から35語です。まずはこの条件で、内容を整える練習を続けましょう。次の問いについて書いてみてください。

Do you like studying with your friends?

解答例は次のとおりです。

I like studying with my friends. First, we can help each other with difficult questions. Second, talking about our ideas makes studying more interesting, so I want to study longer.

30語で、難しい問題を助け合えることと、考えを話すと勉強がより面白くなることを理由にしています。FirstとSecondがあるだけでは、理由が2つあるとは限りません。「楽しい」と「面白い」だけを別々に書いた場合は、内容が重なっていないかを確かめてください。この解答では、助け合うことと意欲に関わることをわけています。

2分で意見と理由を日本語で整理し、5分で英文を書き、3分で見直します。語数を増やすために知らない表現を急いで足すより、今書ける言葉で理由が伝わるかを優先します。もっと内容を広げる練習をしたい場合は、完成した解答とは別の欄に「友達に教えてもらったのは、どんな問題ですか」への答えを書きます。これは作文の提出用の文に無条件で足すのではなく、説明の材料を増やす練習として残します。

見直しの順序は、質問への答え、理由の違い、文法の順です。自分の答案で、意見を1か所、理由を2か所指させるか試してください。その後、動詞を丸で囲み、主語と対応させます。書き直した翌々日には、前の英文を見ずに同じ問いに答えます。一字一句同じでなくても、必要な内容が入り、前回の誤りが直っているかを確かめます。

5. 聞く練習は、聞き落とした場所を特定します

読みながら意味を取れる文章と、音だけで理解できる文章を比べる練習も入れましょう。音声を使える場合は、手元に英文を確認できる短い教材を選びます。次の文を使う場合は、端末の読み上げ機能を利用できます。機械音声は練習の補助として使い、試験の音声条件と同じだとは考えないでください。

Ken planned to play tennis on Saturday, but it rained that morning. He went to the library with his sister instead. They found a book about stars and read it together.

最初は本文を隠し、音声を聞いて「最初の予定」「実際にしたこと」「予定を変えた事情」を日本語でメモします。答えは、テニスをする予定、妹または姉と図書館へ行ったこと、雨が降ったことです。sisterだけでは年上か年下かは決められないため、日本語でも無理に決めないようにします。聞こえた言葉から、書かれていない情報を足さない練習にもなります。

1回目とメモに2分、本文を見て確認する作業に3分、もう一度聞く時間に2分を使います。聞き落とした箇所には印をつけ、「単語を知らなかった」「音ではわからなかった」「聞けたが前の内容を忘れた」のどれかを記録します。雨という語がわからなかったときと、butの後の変更を取り違えたときとでは、次に確認する場所が違います。

最後に本文を伏せて、何が起きたかを短く言い直します。聞いた英文をすべて再現する必要はありません。最初の予定と実際の行動を区別できれば、この回の確認は進んでいます。聞く回数だけを増やすのではなく、再度聞く前に確かめたい箇所を1つ決めてください。

6. 話す練習では、答えた後に説明を添えます

3級の面接では、受験者自身について答える質問もあります。次の学習へつなぐために、自分に関する短い問いに答え、さらに理由を添えてみましょう。例えば、次の問いを声に出して読みます。

What do you like to do on weekends?

答え方の1つは、「I like cooking with my father. We make lunch together, and I can learn new things.」です。何が好きかに答え、その活動を説明しています。使えそうな難しい単語を先に探すより、誰と何をするのかが聞き手に伝わるかを確かめます。

準備に1分、録音と聞き直しに3分、言い直しに2分を使います。録音を聞くときは、好きな活動を言えたか、理由や説明が活動とつながっていたか、途中で止まった後に言い直せたかを見ます。最初の録音で気になる点を全部直そうとせず、今回は動詞、次回は説明の内容というように、確認する点を絞ってください。

話し終わったら、同じ内容をノートに書きます。書けるのに話すと出ない部分があれば、そこだけ短く練習します。書いても文を作れない場合は、話す速さを上げようとせず、伝えたい内容を簡単な日本語に戻します。「父と料理をします」「一緒に昼食を作ります」のように切り分けると、どの文から練習するかを選べます。

個別指導では、次に増やす課題を絞ります

準2級へ進む時期の個別指導で大切にしたいのは、「上の級だから全部を難しくする」という決め方を避け、課題のどの部分を広げるかを本人と共有することです。単語、文章の長さ、話題のなじみやすさ、制限時間を一度に変えると、何につまずいたかを見分けにくくなります。まず短い文で語句を確認し、その後に読む範囲を広げるなど、変える条件を絞って取り組みます。

塾側が持つのは、課題を選ぶ責任と、答案や発話から次の練習を決める責任です。「もっと単語を覚えましょう」で終わらせず、読めなかった箇所が未知の語によるものか、知っている語の組み合わせによるものかを確かめます。作文では、答える内容が足りないのか、内容はあるが英文にできないのかをわけます。面接に向けた発話では、考える時間が必要なのか、考えはあるが表現が出ないのかを見ます。表面上の沈黙が同じでも、用意する練習は同じとは限りません。

本人が持つのは、取り組んだ跡と、困った場所を残すことです。きれいに清書した答案だけではなく、消す前の誤りや、途中で止まった文も役に立ちます。わからなかった箇所に印をつけて持ってくれば、その場で答えを当てたかどうかだけでなく、考え方を一緒に確かめられます。家庭では、英語の正誤を毎回判定する役を引き受けなくても構いません。決めた短い練習に取り組める時間と場所を相談し、本人の記録を見ながら負担を確認してください。

進み具合は、教材を何ページ終えたかだけでなく、手がかりの量で見えるようにします。例えば、語句の説明を見れば答えられた段階、英文だけで答えられた段階、日をあけても答えられた段階を記録します。作文なら、訂正を見て書き直せたことと、次の作文で同じ点を自分で直せたことをわけます。どちらも前進ですが、必要な支援は違います。前回と同じ条件で短く確かめる時間があれば、課題が難しくなったための失敗と、前にできたことの揺らぎも区別しやすくなります。

家庭学習の記録は、日付、取り組んだ活動、自力でできた部分、次に確認する部分の4項目で十分です。「英語が苦手でした」と全体を評価する代わりに、「本文は読めましたが、代名詞が誰を指すかで迷いました」と残します。塾ではその記録を次の課題選びに使い、本人にも、なぜその練習をするのか説明します。記録を書くために学習時間を使い切らないよう、各欄は短い言葉で構いません。

取り組む量にも調整が必要です。学校の課題や仕事が多い週に、普段と同じ量を必ずこなす計画では、学習を続ける相談がしにくくなります。忙しい日は、単語を3つ確認して、前に書いた英文を1文だけ直すところまでにします。余裕がある日に読解や録音を加えます。小学生のお子さまなら、保護者の方がすべて指示する形にせず、「今日は読む練習と話す練習のどちらから始めますか」と選べる範囲を作ってもよいでしょう。社会人の方も同様に、確保できる時間に合わせて活動を選びます。

新しい課題に進んだ後も、3級の内容に戻る時間を設けられます。戻った事実を後退と扱わず、その表現が次の課題で必要になった理由を共有します。目標の級は保ちつつ、目の前の課題の大きさは変えられるようにすることが、個別指導で整えたい学習環境です。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

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よくある疑問を、学習の記録から考えます

Q1. 3級に合格したら、すぐ準2級の教材だけに切り替えるべきですか。

すべてを一度に切り替える必要はありません。まず新しい教材を短い範囲で読み、止まった場所を残してください。知らない語が原因なら語彙の確認を、文のつながりが原因なら主語や代名詞の確認を加えます。3級で練習した作文や発話も続ければ、すでに使える表現を保ちながら新しい内容に取り組めます。

判断の目安は、「難しかった」という感想だけでなく、確認した後に自分で説明できるかです。解説を読んでも各文の意味が追えない場合は、短い文章に戻して練習の単位を小さくします。一方、語句を少し確認すれば内容を説明できるなら、その課題を読み直す時間を取れます。合格後の全員に同じ教材の切り替え日を置くより、実際の答案を見て配分を決めましょう。

Q2. 難しい単語を増やすほど、次の級に近づけますか。

新しい語を学ぶことは必要ですが、難しさだけを基準に選ぶと、文章でよく出会う言葉の使い方が残ることがあります。まず手元の課題で意味を取れなかった語を集め、文の中でどう使われたかを確認します。そのうえで、見れば意味がわかる語と、自分の作文や発話に使いたい語をわけて練習してください。

例えば、borrowの意味を答えられても、何をどこから借りるのかを英文にできないなら、必要なのはさらに難しい別の単語とは限りません。短い文を作る練習を足すと、今の不足を直接確かめられます。覚えた語の総数だけで進み具合を測らず、以前に止まった文を読めるようになったかも見ます。語彙の目安は、日本英語検定協会の最新の案内で確かめてください。

Q3. 保護者が英語を教えられないと、家庭で支えられませんか。

正誤を教える以外にも、支え方はあります。「今日は何を答えられるようにしますか」「どこで答えを見ましたか」と、練習の目的と手がかりを本人に説明してもらってください。英文の細かな判断が難しいところは印をつけ、塾などで確認する形にできます。わからないことを、その場で大人が推測して教え切る必要はありません。

家庭では、できなかった問題の数だけを聞くより、前回と比べて何が変わったかを記録から一緒に探します。「昨日は答えを見ましたが、今日は最初の文を自分で書けました」という変化なら、英語が得意でなくても確かめられます。また、練習が予定より長引く日が続く場合は、努力不足と決めず、量や課題の難しさを相談します。本人が困った場所を伝えられる状態を保つことが、次の具体的な支援につながります。

次の級へ進む前に、今日の1文を自分のものにします

3級から準2級へ進むとき、次の級の名称だけを見ていると、今までの学習が小さく感じられるかもしれません。しかし、短い文章の要点をつかむこと、相手の質問に答えること、自分の考えに理由を添えることは、これからの学習にも持っていける力です。新しい内容に取り組みながら、どの力を使えたのかも確かめてください。

今日始めるなら、以前に書いた英文を1つ選び、見ずにもう一度書いてみましょう。出てこなかった表現を確認し、翌々日の予定に短い確認を入れます。次に読む文章では、わからなかった単語をすべて集める前に、誰が何をしたかを説明します。こうした小さな確認を残すと、次に増やす練習と、今は増やさなくてよい練習を選べます。

受験の予定を考えるときも、級を上げたい気持ちと、毎週使える時間の両方を大切にしてください。準2級を目指すことと、3級の英文をもう一度確かめることは、同じ計画の中に置けます。理解しているふりをして先へ進むより、止まった場所がわかる学習を続けましょう。

準2級への一歩は、本人が「わからない」と止まった3級の1文を、自分の言葉で説明できるまで確かめることから始まります。

参考文献

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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