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英検3級の過去問の使い方—一次と二次で分ける復習手順|武蔵野個別指導塾

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過去問を解いて丸付けするだけで終わらせず、一次は誤答の原因と時間配分、二次は録音した応答から復習する手順を紹介します。自分で試せる英文練習と記録方法も示します。

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英検3級の過去問の使い方—一次と二次で分ける復習手順

よくあるのは、塾の机に過去問と赤ペンを並べ、正解の番号を書き込んだところで「この回は終わりました」とノートを閉じる場面です。間違えた問題の答えは覚えていても、どの英文を根拠に選ぶのかを尋ねると、説明が止まってしまいます。次の回を解くことに気持ちが向いて、前の回で困ったことがそのまま残るのです。

英検3級の過去問は、何回分終えたかを数えるためだけの教材ではありません。今の自分が時間内にできること、助けがあればできること、まだ練習が必要なことを分ける材料です。答えを見て納得した状態と、答えを隠して自分で解ける状態は、記録を分けておく必要があります。得点が上がったときも、初めて見る問題で上がったのか、覚えている問題で上がったのかを区別します。

さらに、一次試験と二次試験では過去問から取り出す課題が違います。一次では、選んだ答えや書いた英文、使った時間が手がかりになります。二次では、質問を聞いて実際にどんな言葉が口から出たかが手がかりです。面接の解答を目で読んだだけでは、自分の応答は記録に残りません。この記事では、両方を一人でも進められるよう、解く前の準備、解いた後の分類、日をあけた確認までを順に扱います。保護者の方は、お子さまの正答数だけでなく「次に何を直すと決めたか」を見るためにお使いください。

一次と二次では過去問で確かめるものが違います

一次は読む・書く・聞くを別々に振り返ります

日本英語検定協会の案内では、3級の目安は中学卒業程度です。一次試験はリーディング・ライティングが65分、リスニングが約25分です。リーディングには短文の語句空所補充15問、会話文の空所補充5問、長文の内容一致選択10問があります。長文では掲示・案内、Eメール、説明文を扱います。ライティングにはEメールと英作文が1問ずつあります。

そのため、65分の過去問演習では、読解だけの正答数を集計して終えないようにします。作文に取りかかった時刻、最後まで書けたか、見直しに戻れたかを一緒に残します。途中で時間が切れた場合は、その時点の解答に線を引いて区切り、続きは別の色で書くと、時間内の結果と時間を延ばした結果を分けられます。延長した後の正解まで時間内の成果に含めると、次の時間配分を決めにくくなります。

リスニングは会話の応答文選択、会話の内容一致選択、文の内容一致選択が各10問です。会話の応答文選択は放送1回で補助イラストが付き、選択肢も読み上げられます。ほかの2形式は放送2回で、選択肢は印刷されています。本番のつもりで取り組む日は、途中で止めたり、聞き逃したところを追加で再生したりせず、その状態の解答を保存します。その後の復習では止めて構いません。測定する時間と、聞けるようにする時間を区切るのがポイントです。

二次は口から出た言葉を確かめます

二次試験は面接委員1人との英語での個人面接で、約5分です。入室後、面接カードを渡し、着席して氏名・級の確認と挨拶を行います。パッセージとイラストのある問題カードを受け取り、20秒の黙読後に英語のタイトルから音読します。その後、パッセージに関する質問1問、イラストに関する質問2問、受験者自身のことなどを尋ねる質問2問に答えます。最後の2問では問題カードを裏返します。

音読するパッセージは30語程度です。短いからといって、読めばそのまま答えられるとは限りません。本文の中に答えがある質問と、絵を見て答える質問と、自分のことを答える質問では、言葉を探す場所が違います。過去問を使うときは、問題の順番を知る練習と、それぞれの問いに英文で応じる練習を分けます。録音を聞けば、内容は合っているのに主語が抜けていたのか、質問の意味を取り違えたのかを振り返れます。

評価の観点には、応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などが含まれます。家庭の録音だけで公式の採点を再現しようとせず、質問に合う内容を言えたか、英文の途中で止まったかなど、観察できることを記録してください。

解いた回数と理解した内容を混同しないようにします

試験のために学ぶ目標には、演習を始めやすくする面があります。一方で、解答の暗記ばかりに時間が向かっていないかも点検したいところです。中国の英語専攻258名を対象とした研究では、試験に向けた外発的な目標は問題演習や丸暗記の増加と、内発的な目標は通常の学習の増加と結び付いていました(Liu・Yu・2021)。対象は中国の英語専攻者であり、この結果から日本の3級受験者にも同じ傾向が必ず生じるとは言えません。

また、大学生201名・111名を対象とした研究では、受けた練習テストが多いほど本試験の成績が高く、自分の理解度の見積もりも正確になっていました(Naujoksほか・2022)。大学生を対象とした結果であり、英検3級で必要な過去問の回数や、回数を増やせば必ず合格するという結論を示すものではありません。

こうした知見を踏まえ、ここでは「解く前の予想」と「解いた後の結果」を並べる使い方を提案します。「会話は自信がある」「作文は時間が足りなさそう」と予想し、実際の結果と照らします。予想が外れた箇所は、自分では見えていなかった練習課題です。研究の数字をそのまま家庭学習の日数に置き換えるのではなく、理解度を点検する視点として使います。

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過去問を解く前に記録欄を用意します

過去問を用意したら、実施回と、初めて解くかどうかを記録します。日本英語検定協会の3級の過去問・試験内容を起点に、使う問題冊子の指示を確かめてください。手元の冊子が今の練習目的に合うかは、ライティングの課題も含めて見ます。答えを読んだことのある回には「解答を見た」と書き、初見の回とは分けて扱います。

ノートはきれいに清書する必要はありません。次の項目が同じ場所にあれば、翌日も使えます。

記録する項目 書き方
条件 初見、再挑戦、途中で中断した、音声を追加再生した、などを書きます。
演習前の予想 不安な形式と、その理由を短く書きます。
結果 形式ごとの正答数、作文の完成状況、途中の時刻を残します。
つまずき 語の意味、文の形、根拠の場所、聞き取り、時間などに分けます。
次の行動 「単語を復習する」より「この文の動詞を隠して言う」のように具体化します。

丸付け前に、自信がなかった答えにも印を付けます。偶然当たった問題を復習から外さないためです。反対に、誤答でも根拠の場所までは合っていたなら、全文を最初から読み直すより、そこで何を取り違えたのかを見る方が次の行動を決めやすくなります。

一次の過去問は測定・修正・再確認に分けます

最初は時間内の解答をそのまま残します

通して取り組む日は、リーディング・ライティングを65分で実施し、リスニングはその問題の音声に沿って取り組みます。辞書や解答を途中で開かず、解けなかった箇所も空欄のまま記録します。家庭の事情で途中に用事が入った場合は、中断したことを書けば十分です。中断のある回を、集中して通せた回と同じ条件として比べないようにします。

65分の使い方がまだ決まっていなければ、練習上の仮の区切りとして、読む問題に30分、書く問題に25分、全体の見直しに10分を置いてみてください。これは公式の推奨配分ではなく、自分の配分を探す出発点です。読解が終わらなかったのか、作文を考え始めるのが遅かったのかに応じて次回は変えます。まず同じ時計で測り、どこで時間を使ったかを残すことが大切です。

語句の誤答は文の中に戻して直します

短い自作問題で、復習の手順を試してみましょう。

Yesterday, I ( ) my aunt after school.

  1. visit 2. visited 3. visiting 4. visits

解答は2の「visited」です。動詞の意味だけでなく、「Yesterday」が過去の出来事を示していることを確かめます。解答後は「Yesterday, I visited my aunt after school.」と全文を読みます。さらに「I visit my aunt on Sundays.」と比べ、時間を示す語が変わったときに動詞もどう変わるかを見ます。

復習はまず3分で、間違えた理由を1つ書きます。「過去形を知らなかった」と「過去を示す語を見落とした」は別の記録です。翌日には選択肢を隠し、空欄だけを埋めます。自分で確かめるときは、正しい番号を覚えているかではなく、時間の表現と動詞の形を説明できるかを見てください。意味のわからない語が原因だった場合は、その語を含む短い文と意味を組にして残します。

読解は答えを支える箇所を指します

次の短い案内を使って、正解の根拠を探します。

The art club will meet in the library on Friday. Please bring a pencil. You do not need to bring any paper.

What should students bring?

解答は「They should bring a pencil.」です。「Please bring a pencil.」が根拠になります。場所を尋ねられたなら「in the library」、曜日を尋ねられたなら「on Friday」が対応します。同じ文を読めても、問いに合う情報を選ばなければ答えは変わります。

5分の復習なら、最初の2分で質問が尋ねるものを日本語で短く書き、次の2分で根拠の英文に線を引き、最後の1分で答えと根拠のつながりを説明します。実際の過去問でも、選択肢の番号だけでなく、根拠の行を残してください。選ばなかった選択肢については、場所の違い、人物の違い、肯定と否定の違いなど、自分が迷った点だけを確かめます。すべての選択肢を長く訳すことを毎回の条件にする必要はありません。

リスニングは聞けなかった原因を小さく分けます

短い会話でも、音を取り逃したのか、聞いた後の意味の整理が追い付かなかったのかで復習が違います。次の自作会話を録音し、文字を伏せて聞いてみてください。

A: Shall we go to the park this afternoon?

B: I have homework today. How about tomorrow morning?

A: That sounds good.

When will they go to the park?

解答は「They will go to the park tomorrow morning.」です。最初に出てくる「this afternoon」ではなく、提案し直した「tomorrow morning」で決まっています。自分の声の録音は公式音声と条件が異なるため、ここでは予定の変更を追う練習に使います。本番に近い聞き取りの確認には過去問の音声を使ってください。

丸付け後は8分を目安に、まず文字なしで再度聞き、聞き取れた部分を短くメモします。次に英文を見て、音と語を照らします。最後に文字を伏せて聞き、いつの予定なのかを答えます。文字を見ると意味がわかるなら音と語の結び付き、文字を見てもわからないなら語句や文の理解を先に扱います。答えを覚えた録音だけで聞く力を判断せず、次の初見の会話でも予定の変更に気付けるかを確かめます。

ライティングは条件の確認と英文の修正を分けます

2026年度第2回の問題冊子では、Eメールは友達からの2つの質問に答え、語数の目安は15語から25語です。英作文は質問への考えと理由2つを書き、語数の目安は25語から35語です。過去問を解くときも、書き始める前にその冊子の指示を読みます。下の練習はこの記事用に作ったもので、公式問題の転載ではありません。

Eメール練習では、友達から次の2つを尋ねられたと考えて返信を書きます。

What do you usually do after school? Who do you do it with?

解答例は次の21語です。

I usually play tennis after school. I play with my sister because we both like sports and enjoy spending time together.

最初の文は何をするかに、次の文は誰とするかに答えています。自分の解答では、2つの質問に対応する箇所にそれぞれ線を引きます。好きなことを詳しく書けても、誰とするかが抜けていれば、まずその内容を足します。長さだけを整える前に、問いへの答えがあるかを確かめてください。

英作文練習では、次の問いについて考えと理由2つを書きます。

Do you like cooking at home?

解答例は次の30語です。

I like cooking at home for two reasons. First, I can make my favorite food. Second, cooking with my family is fun, and we can talk about our day together.

考えは家で料理をするのが好きということです。理由は好きな食べ物を作れることと、家族との料理が楽しいことです。自分の解答を見直す際は、考えに丸、理由に別々の線を付けると、理由が1つに偏っていないか確かめられます。この問いの解答を丸ごと別の話題に使うのではなく、自分が言える理由を短く組み立ててください。

書く練習は、例えばEメールを6分、英作文を9分、両方の確認を5分に区切ります。これも練習上の提案です。見直しは、問いに答えたか、主語と動詞があるか、単数・複数や時制が合うか、語数の目安に収まるかの順に行います。一度の練習で多くの課題を増やすより、訂正した文をもう一度自分で書ける状態まで進めます。

過去問で書いた作文の復習を考える手がかりとして、英文の誤りを訂正する指導を扱った52研究のベイズ的メタ分析があります。訂正による改善は中程度で長期にも残り、正しい形を直接示すか、誤りの位置を知らせるか、解説を添えるかによる効果の違いは小さいという結果でした(Brownほか・2023)。対象は複数の研究をまとめたものであり、この知見だけから3級受験者に最適な訂正方法や必要回数を一律には決められません。ここでは、正しい英文を受け取って終わらず、訂正箇所を自分の次の文で確かめるよう提案します。

例えば「My brother play tennis.」と書いた場合、訂正は「My brother plays tennis.」です。訂正後は元の文を隠し、主語を姉や友人に変えて、自分で動詞の形を選びます。誤りを指摘された紙を保管するだけでは、次の作文で使えるかはまだわかりません。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

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二次の過去問は声を残してから直します

通す練習では途中で解答を見ません

問題カードを使う日は、黙読の20秒を測り、英語のタイトルから音読して、質問への応答を録音します。一人で練習するときは、質問を読む声をあらかじめ録音して使う方法があります。ただし、自分で質問を読んで準備した分、初めて聞く面接とは条件が異なります。「質問を知っている状態での練習」と記録し、それだけで面接全体の出来を判断しないでください。

約5分の面接の流れを意識する練習と、1つの質問を直す練習を別に設けます。通している途中は、文法が気になっても解答を開かず、言えた範囲まで声を残します。その後、10分ほどの修正時間を取り、録音から直したい応答を1つ選びます。毎回すべての音や文法を直そうとすると、どの変更ができたか見えにくくなります。

内容をつかんでから短い英文にします

イラストを説明する練習として、紙に「ベンチの横で犬と遊ぶ男の子」を簡単に描いてください。問いを「What is the boy doing?」として、絵を見ながら答えます。解答例は「He is playing with a dog.」です。人物、動作、相手という順で絵を確認すると、何を英文にするのかが整理できます。絵に描いていない気持ちや予定まで推測して付け足す必要はありません。

次に犬を猫に描き替えて答えます。変更した箇所に合わせて「He is playing with a cat.」と言えれば、元の英文をただ繰り返したのか、絵を見て言い直したのかを確かめられます。ここでは2分で最初の応答を録音し、2分で聞き直し、最後の2分で絵を変えて言い直します。速く言うことより、見えている内容と英文が合うことを先に見ます。

自分のことを話す練習では、「What do you like to do on weekends?」と尋ねられたと考えて答えます。解答例は「I like to ride my bike with my father.」です。週末の過ごし方が違うなら、自分の内容に変えて構いません。録音後は、質問に答えているか、主語と動詞がそろっているか、聞き直して内容を追えるかの3点を確認します。これらは練習用の観点であり、公式の点数への換算表ではありません。

同じ問題の確認と別の問題への挑戦を両方残します

翌日は直した応答を見ずに言い、数日後には別の絵や別の質問で試します。同じ問題で言えるようになったことも大切な前進ですが、次の課題に移ったときに使えるかも見ます。「元の質問では言えた」「別の質問では主語が出なかった」と書けば、復習をどこに戻すかが決まります。

過去問1回分からすべてを直そうとせず、一次から1項目、二次から1項目を選ぶ始め方もできます。例えば、一次では作文の動詞、二次では絵の動作の説明です。選ぶ数は固定せず、翌日の確認までできる量にします。新しい問題を解く予定だけでなく、前に直したことを確かめる予定も学習欄に置いてください。

個別指導では誤答の理由と次の練習をつなぎます

武蔵野個別指導塾で過去問を扱うときに大切にしたいのは、赤い丸の数から課題を決め付けないことです。同じ読解の誤答でも、単語を知らなかったのか、問いの意味を取り違えたのか、最後まで読む時間がなかったのかで、取り組む内容は変わります。本人に根拠を指してもらい、途中の考えを短く説明してもらうことで、解答用紙だけでは見えない違いを確かめます。

塾が持つべきなのは、原因の整理、次に使う練習の選択、英文の内容と形の確認です。例えばEメールの返答が短い場合も、語数を増やす指示だけにはしません。質問を1つ読み落としたなら読み取りから、答えたい内容はあるのに英文にできなかったなら短い文の組み立てから扱います。面接で止まった場合も、質問が聞けたか、日本語では内容が浮かぶか、英語にする段階で止まるかを順に確かめます。

訂正する際は、本人が次に再現する箇所をはっきりさせます。文全体を書き直して渡す場合も、今回まず覚えて使うところを絞ります。本人が自分で直せるなら手がかりを渡し、まだ形を知らないなら正しい形を示して練習します。研究が示す訂正の効果を、全員に同じ量の赤字を入れる理由にはしません。次の解答で何が変わったかを見て、支援の量を調整します。

本人が持つのは、最初の解答や録音を残すこと、迷ったところに印を付けること、決めた短い練習を実施することです。家庭が持つのは、必要に応じて落ち着いて取り組める時間を相談し、予定した確認ができたかを聞くことです。保護者の方が英文の正誤や発音をすべて判定する必要はありません。お子さまに「今日はどの問題を直す予定ですか」と尋ね、本人が練習内容を言えるかを見る関わり方でも、持ち帰る課題がはっきりします。

進み具合は、一次なら「時間内の結果」「復習直後」「別の日の確認」を横に並べます。二次なら、同じ問いへの最初の録音と、修正後の録音を残します。比較する観点は、質問への対応、文の完成、止まった箇所などに絞ります。再挑戦の正答数が増えても初見の結果とは別に扱い、反対に初見の正答数が変わらなくても、根拠を説明できる問題が増えたなら、その変化を記録します。

宿題の量も、過去問を何ページ進めるかだけで決めません。次回までに使える時間を確認し、10分なら読解の根拠確認、声を出せる6分なら面接の応答確認というように、実行できる課題に分けます。予定通りできなかったときは、意欲の問題と決め付ける前に、手順がわかっていたか、教材を開くだけで始められたかを点検します。武蔵境で塾を探している方にも、こうした途中の記録を見ていただくことで、本人がどこで助けを必要としているかを共有できます。

過去問についてよくある3つの疑問

Q1. 何回分解けば安心できますか。

回数だけでは決められません。同じ3回分でも、解答を読んで終えた場合と、誤答の原因を確かめて別の問題に使えた場合では、残っている課題が違います。まずは1回分を使って、一次の時間配分と形式ごとの困り方を記録してください。その復習に必要な時間がわかってから、新しい回を追加します。

練習テストの回数と成績が結び付いた研究があることは、回数の目標だけを増やす理由にはなりません。予定表には「新しい回を解く日」と「前の回の修正を確かめる日」を両方入れます。面接は一次の冊子を解いているだけでは応答の状態が残らないため、別に声を出す時間を確保します。回数を増やせるかより、未確認の課題を減らせているかで次の予定を考えます。

Q2. 答えを覚えた過去問は、もう使えませんか。

復習には使えます。ただし、初めて見る問題を解く力の測定とは分けます。読解なら根拠の英文を指し、作文なら訂正箇所を隠して書き、面接なら絵や自分の話の内容を変えて言ってみます。選択肢の番号を思い出しただけの場合と、英文を理解して答えた場合を、自分の記録でも区別してください。

再挑戦でよくできた日は、「復習した範囲ではできた」と受け止めます。そのうえで別の問いでも使えるかを試します。まだできなければ、前の復習が無意味だったということではありません。元の文から離れて使う練習が次に必要だとわかります。古い回を残す価値は、最初の自分から何を修正したのかを確かめられる点にもあります。

Q3. 時間内に終わらないなら、毎回急いで解くべきですか。

まず、どこで時間がかかるかを分けます。語句の意味がわからず止まるなら、時計を短く設定する前にその語句を復習します。作文の内容が決まらないなら、短い日本語で考えと理由を用意してから英文にする練習をします。読み返す回数が多いなら、質問と根拠の対応を紙に残します。

時間を測る日は必要ですが、修正の日まで毎回同じ制限で通す必要はありません。「制限内ではここまで、時間を延ばすとここまで」と分ければ、理解の問題と時間の問題を整理できます。次の通し演習では、直した箇所で使う時間や解答が変わったかを見ます。家庭でも「もっと速く」だけで終えず、次に変える動作を1つ決めてください。

次の1回は直す内容を決めて終えます

過去問を開く前に、今日は時間内の状態を測るのか、前の誤答を直すのかを決めてください。一次では、解答と所要時間、根拠の箇所を残します。二次では、実際に口から出た言葉を録音し、質問と答えが合っていたかを確かめます。その後に、明日もう一度試す内容を短く書きます。「英語を頑張る」より「質問2つへの答えに線を引く」「絵の動作を主語から言う」の方が、机に向かったときに始めやすくなります。

解答を見てわかったことは、まだ自力でできるかを確かめる途中です。翌日にできなかったところも、練習の戻り先を教えてくれます。本人と保護者が見るべきなのは、終えた冊子の厚さだけではありません。どこで止まり、何を直し、別の日に何ができたかという記録です。過去問の復習で「身に付いた」と数えるのは、本人が正解の理由を自分の言葉で説明できた一問です。

参考文献

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

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