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英検3級の説明文の長文対策|段落と設問を結びつける読み方|武蔵野個別指導塾
説明文の各段落に短い名前をつけ、設問の根拠へ戻る読み方を学べます。独自の英文3題と解説で、理由・変化・指示語の読み取りを練習できます。

英検3級の説明文の長文対策|段落と設問を結びつける読み方
英検3級の説明文で、最後の行まで読んだのに、設問を見たとたん最初から読み直していませんか。単語の意味はある程度わかり、1文ずつなら日本語にもできるのに、答えを選ぶ段階で迷ってしまうことがあります。そのときに確かめたいのは、英文の難しさだけではありません。「どこに何が書いてあったか」が手元に残っているかどうかです。
よくあるのは、自習用の机で英文にびっしり日本語を書き込んだあと、「なぜ始めたのですか」という設問に、最後の段落の楽しそうな出来事を選んでしまうという場面です。文章の内容を何も理解していないわけではありません。始めた理由と、始めてから起きた結果を、同じ話の中で分けて持てていないのです。
説明文では、話題の紹介、困っていたこと、行った工夫、その後の変化などが段落を通じてつながります。読む途中で段落に短い名前をつけると、設問から戻る場所を決めやすくなります。そこから、誰が、何を、いつ、なぜしたのかを確かめて、選択肢と照らし合わせます。
ここでは、単語の数だけで答えを決めず、本文の根拠を指せる読み方を練習します。小学生でも社会人でも、最初は短い段落から取り組めます。保護者の方も、お子さまに全文の和訳を求める前に、「その答えはどの段落で確かめたのですか」と尋ねてみてください。正解の番号より先に、読み直す場所が見えてきます。
説明文では、同じ話題の中の違いを読み分けます
試験の枠組みと、説明文で練習すること
日本英語検定協会が示す英検3級の目安は「中学卒業程度」です。一次試験のリーディングには、掲示・案内、Eメールや手紙文、説明文による長文の内容一致選択があり、この区分全体で10問、解答は4肢選択です。説明文だけで10問あるという意味ではありません。リーディングとライティングを合わせた試験時間は65分ですから、説明文に使う時間は、ほかの読解問題や書く課題との関係で考える必要があります。
内容一致では、話題について知っていることより、本文に書かれていることが判断の土台になります。たとえば、植物についての文章なら、「植物には水が必要です」という知識があっても、ある学校が植物を育て始めた理由まで決めることはできません。本文に「昼休みに生徒が話す場所を作るため」とあれば、その目的を選びます。もっともらしい説明と、その文章の説明を分ける練習です。
段落の役割は、必ず決まった順番に並ぶわけではありません。最初に結果を示してから経緯を説明する文章も考えられます。「第1段落だから理由です」と位置だけで決めず、読んだ内容に合わせて名前をつけます。「始まり」「困り事」「工夫」「変化」など、自分があとで見て思い出せる短さで十分です。
設問を先に見るときは、探す情報の種類を決めます
設問を先に見れば何でも解けるわけではありません。ただ、「理由を探します」「以前との違いを探します」と読む目的を決める使い方は試せます。大学生を対象とした読解テストの研究では、時間制限のある記述式の条件で、設問を先に読んで本文を探す方法の方が正確で速いという結果が報告されています(Yeariほか・2021)。対象は大学生で課題は記述式のため、その結果を英検3級の4肢選択や小学生にそのまま当てはめることはできません。
この知見を踏まえ、学習ではまず設問の疑問詞と中心の動詞に注目します。Whyなら理由、What did … doなら行動、How did … changeなら変化という具合です。そのあと本文を段落ごとに読みます。設問にある単語だけを探して周囲を飛ばすのではなく、その単語を含む文と前後のつながりを確かめます。
選択肢まで先に読むと話が混ざる方は、初めは設問だけで構いません。本文を読む前に選択肢の細部を暗記しようとすると、実際には書かれていない出来事まで本文にあったように感じることがあります。自分の練習結果を見て、設問だけを見る場合と選択肢まで見る場合を比べ、根拠に戻りやすい方法を選びます。
語彙の不足と、情報の取り違えを分けます
「長文が苦手です」という困り方には、違う原因が重なっています。中心の動詞がわからない場合は、文の意味を組み立てるための語彙練習が必要です。一方、語の意味はわかっていても、昔の出来事を今の出来事として選ぶ場合は、時間の区別を練習します。単語を増やすことと、関係を読み取ることの両方を見ます。
語彙について、思い出せる知識と、見て意味がわかる知識のどちらも読解を予測し、後者の方がやや強いという研究があります(Laufer・Aviad-Levitzky・2017)。対象は大学生116名で、読解との予測関係を扱った結果であり、特定の単語練習をすれば英検3級の得点が必ず上がると示したものではありません。
読解練習に引きつけるなら、英単語だけを見たときに意味が出るかに加え、文の中で意味を選べるかを確かめます。単語帳で覚えた日本語を機械的に当てるのではなく、その文で何をしているのかまで確認します。わからない語が出るたびに読むのをやめる必要はありませんが、答えを左右する動詞や否定表現を放置するのも避けます。読後に「解答に必要だった語」と「話の細部を豊かにする語」を分けると、次に覚える語を決めやすくなります。

段落から根拠へ戻るための練習
最初の1回は、読む作業を小さく区切ります
次の手順を、後に続く3題で試してください。ここで示す時間は家庭学習の区切りであり、本試験の推奨配分や制限ではありません。初めは時間内に終わらなくても、どこで止まったかを記録すれば十分です。
- 最初の1分で設問を読み、求められている情報を日本語で短く書きます。理由なら「なぜ」、行動なら「何をしたか」と書きます。
- 次の3分で本文を読み、各段落の横に名前をつけます。途中でわからない語には小さく印をつけ、答えに関係しそうな文まで進みます。
- 次の2分で設問と段落を結びつけ、根拠の文に線を引きます。選択肢を選ぶ前に、日本語で答えの内容を短く言います。
- 最後の2分で選択肢を比べ、迷ったものが本文とどう違うかを書きます。答え合わせのあとも、番号だけを直して終えないようにします。
時間は、作業の切れ目を見つけるために使います。3分で読み終わらなかった場合は、そこで焦って選ばず、実際に必要だった時間を残します。次に同程度の英文を読むとき、未知語が減ったのか、戻る段落が早く決まったのかを比べます。速さだけを測るより、改善する場所が明確になります。
練習1: 始めた理由と、その後の結果を分けます
次の英文は、この記事のために書き下ろした練習用の文章です。設問には4つの選択肢を用意しています。英文の短い解答も、内容を自分の言葉で確かめる学習用であり、ここで扱う一次試験の内容一致選択で英文を書くという意味ではありません。
A Small School Garden
段落1
Last spring, students at Hill School started a small garden behind their classroom. They wanted a place to grow vegetables and learn about plants. Their science teacher helped them choose seeds.
段落2
At first, the students forgot to water the garden on some days. Then they made a list of jobs. Two students checked the garden every morning. After that, the plants grew well.
段落3
In summer, the students used their vegetables to make lunch. They also gave some to their neighbors. Next year, they want to grow more kinds of vegetables.
設問1: Why did the students start the garden?
- To sell vegetables to their neighbors.
- To grow vegetables and learn about plants.
- To make a new classroom.
- To help their teacher cook every day.
設問2: What did the students do after they forgot to water the garden?
- They stopped growing vegetables.
- They bought vegetables from their neighbors.
- They moved the garden to another school.
- They made a list of jobs.
段落の名前は、たとえば「目的」「水やりの工夫」「収穫と次の予定」とつけられます。設問1は目的を聞いているので、段落1のThey wanted …へ戻ります。正解は2です。段落3に近所の人への行動が書かれていますが、gaveは「あげた」であり、sellの「売る」とは違います。しかも、それは始めたあとにしたことです。相手が同じでも、行動と時期が違えば答えにはなりません。
設問2は、困り事のあとに行った工夫を聞いています。段落2のThenが、次の行動を示しています。正解は4です。段落2全体を読み返すと、「水やりを忘れる」「仕事の一覧を作る」「毎朝確認する」「よく育つ」というつながりを確かめられます。After thatを見たら、それ以前の工夫と、その後の結果を分けてみてください。
内容確認の英文解答は、次のように書けます。
- 解答例1A: They wanted to grow vegetables and learn about plants.
- 解答例1B: They made a list of jobs.
自分で確かめるときは、段落1を隠し、段落3だけで設問1に答えられるか考えてみてください。収穫後の活動は読めても、始めた理由は確定できません。この違いが説明できれば、「後半にある楽しそうな情報」を理由として選ぶ間違いを点検できます。
練習2: 以前と今を比べ、代名詞の相手を確かめます
Books at the Station
段落1
Many people in Lake Town travel by train. Last year, a small reading room opened at the station. People can read books there while they wait for a train.
段落2
At first, visitors could only read books inside the room. Some visitors wanted to take books home. Now they can borrow one book for a week. They write their names in a notebook before leaving.
段落3
Volunteers bring new books every month. They also help children find interesting stories. The room is small, but it has become a popular place for people of different ages.
設問1: What can visitors do now?
- Keep every book they read.
- Borrow books without writing their names.
- Take one book home for a week.
- Read only inside the room.
設問2: What do the volunteers do?
- They bring new books every month.
- They sell train tickets to children.
- They write every visitor’s name.
- They take all the books home.
段落の名前は「場所の紹介」「貸し出しの変化」「支える人と利用者」とできます。設問1ではnowが大切です。段落2のAt firstとNowの間で、利用方法が変わっています。正解は3です。選択肢4には本文とよく似た表現がありますが、以前の状態を述べています。本文に同じ内容があるかだけでなく、聞かれた時点に合っているかまで確認します。
段落2のtheyは訪問者を指します。段落3に移ると、最初にVolunteersが登場し、その次のTheyはボランティアの人々を指します。同じTheyでも、文章のどこでも同じ集団とは限りません。設問2の正解は1です。「名前を書く」という行動も本文にはありますが、それをするのは訪問者です。人と行動の組み合わせが変わった選択肢に気をつけます。
- 解答例2A: They can take one book home for a week.
- 解答例2B: They bring new books every month.
自分で確かめる方法は、段落2のThey write …と段落3のThey also help …のTheyを、それぞれVisitorsとVolunteersに置き換えて読むことです。誰が何をするのか、日本語で別々に言ってください。正解した場合でも、主語を逆に説明してしまうなら、指示語を確かめる練習をもう1回行います。
もう1つ、紙に「以前」「今」と2行を書き、以前の行には「室内だけ」、今の行には「1冊を1週間」と残します。全文を書き写す必要はありません。比べる軸をそろえると、変わった点だけを取り出せます。数を含む条件が出たときは、何の数なのかも一緒に書いてください。
練習3: 問題、工夫、結果をつなげます
A Walking Map
段落1
Green Town has a park near its station. However, many visitors could not find the park because there were few signs. A group of students decided to make a walking map.
段落2
The students walked from the station to the park and took pictures. They put pictures of a bridge and a flower shop on the map. These pictures helped visitors find their way.
段落3
The students first gave the maps to visitors on a Saturday. Several visitors said the pictures were useful. The students now plan to add another walking route to the map.
設問1: Why did the students decide to make a map?
- They wanted to close the flower shop.
- They needed pictures for a school lunch.
- Visitors wanted a larger train station.
- Many visitors could not find the park.
設問2: What helped visitors find their way?
- New signs at the park.
- Pictures on the map.
- Tickets from the students.
- A new bridge near the station.
段落の名前は「道がわからない問題」「写真を使う工夫」「反応と次の予定」とつけられます。設問1の正解は4です。公園があることではなく、公園を見つけられない人が多いことが、地図を作るきっかけになっています。Howeverの前後で、場所の存在と困り事が対比されています。
設問2の正解は2です。These picturesは、直前の橋と花屋の写真を受けています。段落1にsignsがありますが、標識を新しく増やしたとは書かれていません。また、橋の写真を使ったことから、新しい橋を作ったと読み替えることもできません。文章に登場する物が選択肢に入っていても、その物をどう使ったかまで確かめます。
- 解答例3A: Many visitors could not find the park.
- 解答例3B: Pictures on the map helped them find their way.
自己点検では、「標識が少ない」「地図に写真を載せる」「写真が役に立つと言われる」を、問題、工夫、結果に振り分けます。次に、段落3の最後がすでに起きた出来事なのか、これからの予定なのかを確かめます。plan toは予定を表しているため、別の道順をすでに加えたとは言い切れません。過去、現在、予定を別の情報として持つ練習になります。
答え合わせは、3種類の点検で終えます
1つ目は、根拠の場所の点検です。選んだ番号の横に段落番号を書き、本文のどの語句で判断したかを指します。段落が合っていても、理由と結果を取り違えていたら、その2文を並べて違いを言います。
2つ目は、選択肢の点検です。迷った選択肢について、「人が違います」「時期が違います」「行動が違います」「本文にはその内容までありません」のうち、どれに当たるか書きます。単に「違うから」とせず、変わっている箇所を1つ挙げます。複数の違いがあっても、まず1つ確実に説明できれば十分です。
3つ目は、本文を閉じたあとの点検です。各段落の名前だけを見て、内容の流れを短く話します。細部を全部思い出す必要はありません。「困っていたので工夫し、そのあと反応がありました」と筋道を戻せたら、本文を開いて抜けや取り違えを直します。何も思い出せなければ、段落の名前が曖昧すぎないかも見直します。
復習は、同じ日に答えを何度も見続けるだけで終えず、翌々日に語句を取り出して確かめる方法も試せます。韓国の150名を対象とした研究では、英単語の練習で1日あけた間隔練習が2週間後に有効で、穴埋めとカードの差は小さいと報告されています(Kimほか・2023)。これは英単語の学習についての結果であり、説明文全体の正答率や最適な復習間隔を直接示すものではありません。
この研究と、本文の読み方の提案は分けて考えます。語句の復習では、本文にあったborrowやusefulなどを、意味を隠して確かめます。読解の復習では、番号を覚えていないかを点検するため、選択肢を隠して理由や行動を短く答えます。新しい文章でも段落へ戻れるかどうかは、さらに別の機会に確かめます。
個別指導では、間違いが生まれた場所を見つけます
個別指導で確認したいのは、何問正解したかだけではありません。設問を読んだ直後にどこを見たか、どの語で止まったか、選択肢を選ぶ前にどんな答えを考えていたかです。たとえば、正しい段落に戻れているのに不正解なら、段落探しを繰り返すより、その文の主語や時制を確かめる方が課題に合います。反対に、文の意味を説明できても戻る場所が定まらないなら、段落の名前をつける練習を優先します。
塾が持つべき役割は、教材の難しさを調整し、つまずきの原因を分け、次に練習する内容を絞ることです。語彙が原因なのに「もっと速く読みましょう」とだけ言ったり、情報の取り違えが原因なのに単語練習だけを増やしたりしないようにします。解説を聞いた直後に答えが言えることと、本人が新しい文章で同じ手順を使えることも分けて確認します。
本人に持ってもらうのは、自分で根拠の場所を示し、迷った点を残す作業です。難しい学習用語を使う必要はありません。「nowを見落としました」「Theyが誰かわかりませんでした」「意味はわかるのに2つに絞ったあとで迷いました」と言えれば、次の練習を決める材料になります。すべての間違いを長い反省文にせず、その日の課題を1つ選んで記録します。
家庭では、全文の翻訳を教え直す役を引き受けなくても大丈夫です。保護者の方には、予定した短い練習に取りかかれたか、本人が根拠を示せたかを見ていただければ十分です。「どうして間違えたのですか」と理由を迫るより、「答えを探した段落を見せてください」と聞く方が、具体的な作業に戻れます。英文の説明が難しい場合には、疑問をそのまま塾に持ち込めるよう印を残します。
進み具合は、日付、教材、正解数、根拠を示せた数、迷った原因、所要時間を同じ紙に残すと見通しが立ちます。正解しても根拠を示せなかった問題は、理解できた問題と同じ扱いにしません。また、以前より時間がかかっていても、当て推量が減り、理由を説明できるようになっているなら、その変化を認めます。まず読み方が安定し、その後に速度を調整する順序が必要な方もいます。
段階を進める判断も具体的にします。短い文章で、理由を聞かれたら理由の文へ戻れるようになったら、次は指示語や時間の変化を含む文章に進みます。本文中の単語を拾うだけで選んでしまう間は、長さを増やすより、同じ内容を別の語で表した選択肢と照らし合わせます。つまずきが続く場合は、いったん1段落に戻し、誰が何をしたかを確かめます。
武蔵境で通塾を検討される際も、「長文対策をします」という説明だけでなく、どの誤りをどう記録し、家庭の練習へ何を持ち帰るのかを確かめてください。お子さまが毎回違う理由で困っているのか、同じところで止まっているのかが見えることは、本人の負担を調整するうえでも大切です。量を増やす判断の前に、今の練習で何が変わったかを共有します。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

説明文の読み方でよくある質問
Q1. 全文を日本語に訳せないと、解いてはいけませんか。
全文の自然な和訳ができることを、解答の前提にする必要はありません。まず設問に関係する文を見つけ、その文の意味と前後の関係を正確に確かめます。練習1なら、目的を述べる文が読めれば、始めた理由を判断できます。ただし、知らない単語をすべて飛ばしてよいという意味でもありません。答えを左右する動詞、否定、数の条件などが曖昧なら、解いたあとに必ず確認します。和訳は、意味の確認に役立つ箇所で使ってください。全文を訳すこと自体が目的になり、段落ごとの話の流れが残らない場合は、各段落を日本語の短い名前にまとめる練習を加えます。
Q2. 設問の順に、必ず前の段落から答えが見つかりますか。
順番だけを根拠に戻る場所を決めないでください。各設問が、理由、行動、変化、文章全体の内容のどれを求めているかを読み、段落の内容と照らします。探していた語が早い段落で見つかっても、説明が次の文に続いていたり、あとで変わった状態が述べられていたりする可能性があります。練習2では、室内でしか読めなかったという文だけを見ると、現在の利用方法を誤ります。最初に見つけた一致語は手掛かりとして使い、そこで読むのを止めず、同じ話題について後の段落が何を加えているかも確かめます。
Q3. 同じ文章を解き直して全問正解なら、次へ進めますか。
答えの番号を覚えている可能性があるので、それだけでは判断しません。選択肢を隠して答えの内容を言えるか、根拠の段落を示せるか、迷った選択肢のどこが違うかを説明できるかを確かめます。この3つができたら、新しい文章で同じ読み方を試します。同じ文章の解き直しには、語句や文のつながりを整理する役割があります。一方、初めて読む文章には、段落の役割を自分で見つけ直す役割があります。どちらか一方に偏らせず、復習で直した点を、新しい文章でも使えたかまで見てください。正解数が同じでも、根拠を示せる問題が増えていれば、読む手順の変化を確かめられます。
次の長文では、段落に名前をつけてください
次に説明文を開いたら、最初から全文の和訳を書き込む前に、設問が何を求めているかを短くメモしてみてください。そのうえで段落ごとに名前をつけ、解答の横に根拠の段落番号を残します。今日取り組むことは、それだけに絞っても構いません。慣れてきたら、人、時期、行動のどれが選択肢で変わっているかまで説明します。
答え合わせのあとには、知らなかった語を増やす作業と、読み違えた関係を直す作業を分けます。「借りる」という語がわからなかったのか、「以前」と「今」を混ぜたのかで、次の練習は変わります。原因を1つ言えると、翌日の学習も決めやすくなります。
長文を読む力を、正解の番号だけで測らないでください。本文に戻り、書かれている範囲で答えを決め、自分の判断を説明できることを積み重ねます。説明文の正解には、設問と根拠の段落を結びつけて説明できたところで、理解できたという丸をつけます。
参考文献
- 日本英語検定協会「3級の試験内容・過去問」 https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_3/
- 日本英語検定協会「3級の試験内容」 https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_3/solutions.html
- Yeariほか(2021)Reading Research Quarterly。大学生の読解テストにおける設問先読みと本文探索に関する研究。 https://consensus.app/papers/details/b02a24c3e8db527d8474eddb7d3c960b/
- Laufer・Aviad-Levitzky(2017)Modern Language Journal。大学生116名の語彙知識と読解に関する研究。 https://consensus.app/papers/details/aa9819cc730e5c0d991e957e8b08573c/
- Kimほか(2023)Modern Language Journal。韓国の150名を対象とした英単語の間隔練習に関する研究。 https://consensus.app/papers/details/043fef7f3eb85c0e8320d1755c25b1a9/
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




