
武蔵野個別指導塾の特徴
英検3級の現在完了を整理する: 過去形との違いから自分の1文まで|武蔵野個別指導塾
現在完了と過去形を、話の時間と今へのつながりから判断する手順を紹介します。経験・継続・完了の練習と解答を使い、自分の英文を見直せます。

英検3級の現在完了を整理する: 過去形との違いから自分の1文まで
よくあるのは、授業前の机で動詞の変化表を開き、「haveと過去分詞を使う」と説明できるのに、「昨日、宿題を終えました」を英語にすると手が止まるという場面です。finishedは書けます。それでも、haveを前に置くのか、置かないのかを決められません。変化表をもう1周読んでも、迷っている場所が動詞のつづりでなければ、同じ問いが残ります。
英検3級の現在完了では、形を覚えることと、形を選ぶことを分けて練習しましょう。「したことがある」「ずっとしている」「もうした」という日本語訳を覚えるだけでは、日本語で「しました」と言う場面の区別がつきにくくなります。必要なのは、過去のいつの出来事を話しているのか、それとも今までの経験や今の状態を話しているのかを確かめる手順です。
小学生でも、久しぶりに英語を学ぶ大人でも、最初から難しい用語を増やす必要はありません。紙に「前」と「今」を書き、文がどちらを中心にしているかを考えるところから始められます。保護者の方も、お子さまに訳語を当てさせるだけでなく、「今も続いていますか」「昨日の話ですか」と尋ねると、どこまで理解しているかを確かめやすくなります。ここでは基本の形を整理してから、答えを隠して取り組める練習、短い作文、見直しの順に進めます。
英検3級の学習で現在完了を切り離せない理由
空所を埋める力と、話の時間を読む力をつなげます
英検3級の目安は中学卒業程度です。日常的な話題について、基本的な語句による短い話や文章の概要・要点を捉え、自分の考えや感想を理由とともに伝える力が目安に含まれています。一次試験には短文の語句空所補充、会話文の空所補充、長文の内容一致選択、Eメールと英作文のライティング、リスニングがあります(日本英語検定協会・2026年閲覧)。現在完了の学習も、形を選ぶ練習だけで終えず、文章の意味を捉えたり、自分の経験を伝えたりするところまでつなげたい内容です。
たとえば、相手が宿題を終えたかどうかを尋ねているときは、「今、終わっているか」が返答の中心になります。旅行の会話で、今までに訪れた場所を尋ねているときは、これまでの経験が中心です。一方、昨年の旅行の日程を説明する文では、過去の出来事を順に述べる過去形が使えます。同じ旅行の話でも、話し手がどの時間に目を向けているかで選ぶ形が変わります。
ただし、「現在完了を使えば得点が上がる」と覚えるのは適切ではありません。公式の試験形式は、現在完了が必ず何問出るかという約束ではありませんし、ライティングで現在完了を必ず使うという指示でもありません。質問に合う内容を、意味の通る英文で伝えることが先です。現在完了はそのための選択肢として身につけます。
「過去のことだから過去形」だけでは決められません
現在完了の基本形は、主語に応じたhaveまたはhasと、動詞の過去分詞です。I、you、we、theyなどではhaveを使い、he、sheや1人の名前などではhasを使います。ここでのhaveは「持っている」という意味の動詞として訳すのではなく、過去分詞と組になって働きます。
I have visited that park twice.
「私はその公園を2回訪れたことがあります」と、今までの経験を述べています。訪問そのものは過去に起きていますが、文の中心は「今までに2回という経験がある」ということです。
I visited that park last Sunday.
こちらは「私は先週の日曜日にその公園を訪れました」という、過去の決まった時の出来事です。last Sundayのように今から切り離された過去の時点を示す表現は、基本練習では過去形を選ぶ大切な手がかりになります。日本語ではどちらにも「訪れた」が入りますが、英文の焦点は異なります。
また、過去分詞は過去形と同じとは限りません。visitはvisited、finishはfinishedの形をどちらにも使いますが、seeは過去形がsaw、過去分詞がseenです。writeはwroteとwritten、goはwentとgoneに分かれます。haveの後ろに過去形を置くという覚え方では、規則的に変化する動詞には対応できても、不規則に変化する動詞で崩れます。「haveの有無」と「後ろの動詞の形」は別々に確認してください。
研究を、間違いを直す練習の設計に生かします
現在完了の英文を書き直す練習を考えるうえで参考になるのが、英文の誤りを指摘する効果を調べた研究です。Brownほかのベイズ的メタ分析では、訂正による中程度の効果は長期にも保たれ、正しい形を示す方法、誤りの箇所を示す方法、説明を添える方法で効果に大きな開きはありませんでした(Brownほか・2023)。対象は英文への訂正を扱う52研究であり、英検3級の現在完了だけへの効果や、個々の受験者の伸びを保証する結論ではありません。この結果を参考に、この記事では解答を読んで終えるのではなく、自分の誤りの場所を特定し、英文を書き直す手順を取り入れます。
過去分詞を覚える練習では、教材の種類と復習の間隔を分けて考えます。韓国の150名が英単語を学んだ研究では、穴埋めを使うかカードを使うかによる差は小さく、1日おいて練習する方法が2週間後の学習成果に役立ちました(Kimほか・2023)。対象は英単語の学習であり、現在完了という文法項目に同じ効果が出ると直接示した研究ではありません。動詞の過去分詞を覚える部分ではこの知見を参考にし、意味の使い分けは別の文でも確かめます。以下の練習時間や日程は、取り組みやすくするための提案であり、研究が最適と定めた数字ではありません。

まず3つの意味を、今とのつながりで読みます
経験は「今までの範囲」を考えます
I have seen this movie twice.
この文では、今までにこの映画を2回見た経験を述べています。twiceは「2回」です。回数があるから現在完了になるのではなく、今までを振り返って数えている点に注目します。「昨年2回見た」と過去の期間に限定するなら、過去形で話せます。
Have you ever made bread?
「これまでにパンを作ったことがありますか」と尋ねています。everは、この経験の疑問文では「これまでに」という意味を添えます。答えるときは、作った経験があればYes, I have.、なければNo, I have not.と返せます。経験の有無を答えた後で「いつ作ったか」を述べるなら、その文は過去形にできます。会話の途中で時制が変わること自体は誤りではありません。
I have never made bread.
neverは「一度もない」という意味を表します。この文ではnotを重ねません。「経験」の札だけで処理せず、「今までを振り返っても、作ったことがない」と自分の言葉で説明できるかを確かめます。
継続は「始まりから今まで」を考えます
My sister has lived in this town for five years.
お姉さん、または妹さんが5年間この町に住んでいて、今も住んでいるという意味です。for five yearsは長さを表します。forの後ろを線の長さ、sinceの後ろを線が始まる点と考えると、両者を区別しやすくなります。
I have known Ken since April.
since Aprilは「4月以来」という始まりを表します。knowの過去分詞はknownです。「4月から今まで知っている」という関係が続いています。継続を練習するときは、まずliveやknowなど、状態の続き方を考えやすい動詞で確かめましょう。「ずっと」の日本語を含むあらゆる動作に、同じ形を機械的に当てはめる必要はありません。
forが見えたら必ず現在完了、と決めるのも早すぎます。過去に3年間住んでいて今は別の場所にいるなら、for three yearsを過去形の文で使えます。期間を示す語と、今も続いているかどうかの両方を読んで判断してください。
完了・結果は「今どうなっているか」を考えます
I have already finished my homework.
宿題はもう終わっている、という今の状況を伝えます。alreadyは「すでに、もう」という意味を添えています。「終えた時刻」より「終わっているか」が話題の中心です。
Have you finished your homework yet?
I have not finished my homework yet.
yetは、この疑問文では「もう」、否定文では「まだ」という意味になります。疑問文ではhaveを主語の前に出し、否定文ではhaveの後ろにnotを置きます。hasを使う主語でも同じ手順です。doesを追加したり、疑問文だからといって過去分詞を原形に戻したりしないようにしましょう。
I have lost my notebook.
こちらはノートをなくし、今も手元にないという状況を伝える文です。完了と結果の名前の区別に時間を使いすぎるより、「だから今どうなっていますか」に答えられるかを確かめてください。「今ノートがありません」と説明できれば、文が伝える大切な部分を捉えています。
1人で進める練習は、判断・形・使う場面の順にします
ここからは紙を1枚用意し、解答が見えないように画面をスクロールして取り組んでください。1回ですべてを終える必要はありません。時間を区切る目的は、同じ問題をぼんやり見続けないことです。まず正確に考え、区切りまでに残った問題は次の学習へ回します。
最初の3分: 時間を示す言葉に印を付けます
次の3問では、括弧のどちらかを選んで英文を完成させます。選ぶ前に、「終わった過去の話」「今までの話」「今まで続く話」のうち、どれに当たるかを紙に書いてください。
- I (saw / have seen) a fox yesterday.
- I (knew / have known) Yui for three years. 今も友人として付き合っています。
- We (visited / have visited) the museum last Saturday.
解答は、1がsaw、2がhave known、3がvisitedです。完成した英文も声に出して確認します。
I saw a fox yesterday.
I have known Yui for three years.
We visited the museum last Saturday.
1と3では、yesterdayとlast Saturdayが過去の時点を示します。2では、3年間の関係が今も続いているという条件を使います。自己確認では、選んだ形だけでなく、判断に使った言葉を1つ挙げてください。正解していても理由を挙げられなければ、選択肢の見た目で選んだ可能性があるので、時間の線を描き直します。
次の4分: 主語と過去分詞を別々に確かめます
次の3問は、日本語の意味になるように括弧内を補います。時間の意味はすでに現在完了に合うと決まっています。ここでは形に集中します。
- She (haveの適切な形) already (writeの過去分詞) the letter. 彼女はもうその手紙を書きました。
- They (haveの適切な形) never (eatの過去分詞) this fruit. 彼らはこの果物を一度も食べたことがありません。
- (haveの適切な形) your brother (finishの過去分詞) his homework yet? あなたの兄弟はもう宿題を終えましたか。
She has already written the letter.
They have never eaten this fruit.
Has your brother finished his homework yet?
1はhasとwritten、2はhaveとeaten、3はHasとfinishedです。最初に主語だけを囲み、haveとhasの選択を確かめます。その後で動詞だけを見て、過去分詞になっているかを確認します。1問に誤りが2つあっても、「現在完了が全部できない」とまとめず、主語の判断と動詞の形のどちらで迷ったかを分けて記録してください。
自己確認のために、正答を写した後で隠し、1のSheをTheyに変えて書きます。haveに変えられ、writtenをそのまま保てれば、2つの役割を区別できています。次に3のyour brotherをyouに変えて読みます。Have you finished your homework yet?と、宿題の持ち主を表す語もyourに直します。動詞だけでなく、伝えたい意味全体を見てください。
次の5分: 短い会話にして経験と時点を分けます
経験を尋ねる問いに、肯定の短い返答をしてから、過去の具体的な出来事を1文加えます。以下の条件を使って3つの会話を完成させてください。解答の表現は1つに限りませんが、時制と条件が合っているかを確かめます。
- 問いは「これまでに海で泳いだことがありますか」です。経験があり、昨年の夏に泳いだと答えます。
- 問いは「これまでにカレーを作ったことがありますか」です。経験があり、昨日家族のために作ったと答えます。
- 問いは「これまでにこの本を読んだことがありますか」です。経験があり、先月読んだと答えます。
Have you ever swum in the sea?
Yes, I have. I swam in the sea last summer.
Have you ever cooked curry?
Yes, I have. I cooked curry for my family yesterday.
Have you ever read this book?
Yes, I have. I read it last month.
swimの過去形はswam、過去分詞はswumです。readは原形と過去形と過去分詞のつづりが同じですが、過去形と過去分詞の発音は原形と異なります。声に出す際は辞書の音声で確かめてください。
自己確認では、問いのeverと、返答のlast summer、yesterday、last monthに印を付けます。前半は今までの経験、後半は決まった過去の時点です。haveを後半にも残していないかを見直してください。短い返答を覚えた後は、問いを隠し、日本語の条件だけを見て会話を書けるか試します。
別の日の4分: forとsinceを選び直します
括弧にforかsinceを入れます。最初に後ろの表現を「期間の長さ」か「始まった点」かに分けてください。
- I have lived here ( ) two years.
- She has known my mother ( ) April.
- We have been friends ( ) 2022.
I have lived here for two years.
She has known my mother since April.
We have been friends since 2022.
解答はfor、since、sinceです。two yearsは2年という長さで、Aprilと2022は始まりの点です。beenはbeの過去分詞で、3では友人である状態が続いています。3を「2年間、友人です」という意味に変えるなら、年の数字だけを入れ替えるのではなく、for two yearsにします。
最後に、紙に自分の町や友人に関する文を1つ書きます。正確な期間を思い出せない場合は、上の練習文の主語だけを変えて形を確認しても構いません。自分の話として使う段階では、実際と合う期間にしてください。英語の形が正しくても、伝えたい事実と違えば、自分の文としては完成していません。
書き直しの5分: 間違いの種類を説明します
次の英文には、練習した基本の使い方に合わない箇所があります。まず間違いを「主語に合う形」「過去分詞」「話の時間」のどれかに分類し、その後で直してください。
- She have finished her lunch.
- I have saw that bird before.
- I have visited my aunt yesterday.
She has finished her lunch.
I have seen that bird before.
I visited my aunt yesterday.
1は主語Sheに合わせてhasにします。2はsawを過去分詞seenにします。3はyesterdayという過去の時点を示しているので、haveを外して過去形にします。「間違っていたから正答を写す」だけでは、次に何を確かめるかが残りません。修正した箇所の横に、「Sheだから」「haveの後ろだから」「昨日の出来事だから」と短く書いてください。
翌日は、解答を見ずに同じ意味の文をもう一度書きます。その際、主語を変えた問題や、yesterdayをlast Sundayに変えた問題も1つ加えます。前日に見た並びを覚えているだけなのか、判断の手順を使えているのかを確かめるためです。日をあけた練習で誤りが戻った場合は、問題数を一気に増やさず、どの手順が抜けたかを確認しましょう。

短いライティングでも、必要なときに使います
英検3級のEメールでは友達からの2つの質問に答え、語数の目安は15語から25語です。英作文では質問への考えと理由を2つ書き、語数の目安は25語から35語です(日本英語検定協会・2026年閲覧)。以下では、この記事用に作成した問いで、現在完了を内容に合う形で使う練習をします。
Eメールの返答を7分で書きます
友達から、これまでにパンを作った経験と、次に作ってみたいものを尋ねられた場面を考えます。練習する2つの質問は次のとおりです。
Have you ever made bread? What would you like to make next?
まず紙に「パンを作った経験」と「次に作りたいもの」を1つずつメモします。それから15語から25語を目安に返答を書き、最後の2分で2つの問いに答えているかを確かめてください。
解答例は21語です。
I have made bread with my father twice. Next, I would like to make a chocolate cake for my sister’s birthday.
最初の文が経験を伝え、次の文が今後作りたいものを伝えています。2文とも現在完了にそろえる必要はありません。自分で確認するときは、それぞれの質問から、答えに当たる部分へ線を引きます。経験について長く書きすぎて、次に作りたいものが抜けていないかを見てください。
意見を書く練習を8分で行います
次の問いに、考えと理由を2つ書きます。
Do you like reading books?
解答例は29語です。
I like reading books for two reasons. First, I have learned many things about animals from books. Second, I can enjoy interesting stories at home when it rains outside.
第1の理由では、これまで本から学んだことを現在完了で述べています。第2の理由は、雨の日にも家で物語を楽しめるということなので、現在完了を使っていません。自分の経験をまだ英語にしにくいなら、より簡単な現在形で理由を伝えても構いません。難しい文法を入れることより、問いへの答えと2つの理由が揃っていることを先に確かめます。
この練習の自己確認は、内容、形、語数の順に行います。内容では意見と理由を指で数えます。形ではhaveの後ろのlearnedを確認します。語数では単語を1つずつ数え、目安に収まっているかを見ます。短縮形や所有格を避けるためだけに不自然な英文へ書き換える必要はありませんが、迷ったときは数え方を揃えて確認してください。
個別指導では、何が原因で止まったかを分けて見ます
現在完了の問題を続けて間違えるとき、必要な支援は全員同じではありません。動詞の過去分詞が出てこない人もいれば、形は書けても過去形との使い分けに迷う人もいます。日本語の条件は理解できるのに、英文中のyesterdayを読み落とす人もいます。個別指導で塾が持つべき役割は、正答を教えるだけでなく、その違いを見つけ、次の練習を絞ることです。
武蔵野個別指導塾の現在完了の指導では、最初に「説明を聞けばわかる」「選択肢から選べる」「何も見ずに書ける」を分けて確かめます。口頭では「今まで」と言えても、英文を書くとhaveが抜けるなら、説明を初めから長く繰り返すより、主語とhaveを組にして書く短い練習が必要です。haveとhasは選べるのにseenが出なければ、動詞の変化に練習の焦点を移します。本人が理解している部分まで、まとめてやり直し扱いにはしません。
よくあるのは、授業の終わりにノートを閉じて1文だけ書いてもらうと、さっきは正しく選べたhasがhaveに戻るという場面です。この違いは、注意不足という言葉で片づけるより、手がかりがある状態とない状態の差として扱います。その場ではSheを囲んで直し、次の学習では別の名前を主語にして確かめます。塾は誤りを見つけるだけでなく、何を手がかりに直せたかまで記録する必要があります。
進み具合は、正答数だけにまとめないようにします。記録には日付、取り組んだ文、誤りの種類、助言の有無、別の文での結果を残します。たとえば「hasは声かけなしで選べたが、writtenは変化表を見た」と書けば、次に本人が練習することも、家庭で確認することも具体的になります。「現在完了が苦手です」という大きな評価では、その日の努力が見えにくくなります。
本人が持つことは、学習の最初に前回の1文を見ずに書くこと、迷った箇所に印を残すこと、書き直した理由を短く添えることです。すべての文法用語を説明する必要はありません。「今も住んでいるから」「昨日だから」という説明から始められます。間違いを消して正答だけにすると、どこで迷ったかが後からわからなくなるので、修正前の形も読めるように残してください。
ご家庭が持つことは、英語の正誤をすべて判定することではありません。「今日はどの1文を見ずに書きますか」「前はどこで迷いましたか」と、本人の取り組みを確かめる役割で十分です。難しい説明を求められたら、その疑問をノートに残して塾へ渡してください。お子さまが迷うたびに家庭が授業をやり直す形にせず、判断の難しい箇所は塾で扱い、家庭では短い復習が回るように分担します。
次へ進む目安も共有します。同じ問題を直せた段階で終えず、日をあけて、主語や時間表現が変わった文を自力で扱えるかを確かめます。そこで理由も説明できれば、短い会話や作文へ進めます。まだ助言が必要なら、戻る範囲を過去分詞や時間の判断などに限定します。進み方を速い・遅いだけで評価せず、どの支えが外れたかを本人と保護者に見える形で伝えます。
現在完了についてよくある質問
Q1. 経験・継続・完了を、必ず先に分類する必要がありますか。
分類は整理に役立ちますが、名前を言うことが英文を理解する最終目標ではありません。まず「今までにある経験ですか」「今も続いていますか」「今、終わっていますか」と問い直してください。その後で用法の名前を付ければ、意味と名前が結びつきます。
特に完了と結果では、説明の仕方が近くなることがあります。宿題を終えた文なら、「もう終わった」とも「今は終わっている状態だ」とも説明できます。分類名だけを長く議論するより、その文を読んだ相手に何が伝わるかを確かめましょう。ただし、haveと過去分詞の形が曖昧なままでよいわけではありません。意味の確認と形の確認は、両方行います。
Q2. everやforを見つけたら、現在完了を選んでよいですか。
手がかりにはなりますが、それだけで決めないでください。特にforは期間を表すため、過去の期間について話す文にも使えます。「3年間住んでいましたが、今は違う町にいます」という意味なら、過去形の文が自然です。期間の長さがあることと、その状態が今まで続くことは別に確かめます。
単語だけに反応する練習を続けると、少し長い文になったときに前後の説明を読み落としやすくなります。目印の語に印を付けた後、「文全体はどの時間を話していますか」と1回問い直す手順を加えましょう。everも経験の疑問文で練習しながら、主語、have、過去分詞が揃っているかを確認してください。
Q3. 作文や受け答えに現在完了を入れないと、不十分ですか。
話したい内容が現在完了を必要とするかで判断します。昨日したことを述べるなら過去形、普段の習慣なら現在形が使えます。経験を答えた後に、具体的な時点を過去形で補う会話も自然です。習った文法を見せるために、すべての文を現在完了に変える必要はありません。
ライティングでは、まず質問に答え、必要な内容を揃えます。二次試験の評価の観点には文法だけでなく、応答内容、発音、語い、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などが含まれています(日本英語検定協会・2026年閲覧)。現在完了の形を思い出すことだけに集中せず、相手が尋ねていることに合った内容を伝えてください。練習では簡単な1文を確実に答えてから、必要な情報を加える順にすると、自分の課題を確かめやすくなります。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
最後は、説明を見ずに自分で1文を選びます
今日の練習を終える前に、「昨日したこと」「今までにしたこと」「今も続いていること」を、日本語で1つずつ書いてください。そのうち1つを英語にし、どの時間を話しているか、主語にhaveとhasのどちらが合うか、動詞が必要な形になっているかを確かめます。過去の決まった時の話なら、haveを置かないという判断も大切な成果です。
明日は今日の英文を隠し、同じ意味をもう一度書きます。書けなければ、全部を忘れたと考えず、時間の判断、主語、過去分詞のどこで止まったかを見てください。そこだけを直してから、別の文で確かめると、復習の目的がはっきりします。現在完了は、長い説明を聞き終えたときより、自分で選び、自分で直す段階で理解を確かめられます。正答の横に「なぜこの形か」が残る学習を積み重ねましょう。
その日の予定が残っていても、本人が「昨日だから現在完了のhaveを外した」と言える時間を優先します。
参考文献
- 日本英語検定協会. 3級の試験内容・過去問. 2026年10月14日取得. https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_3/
- 日本英語検定協会. 3級の試験内容. 2026年10月14日取得. https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_3/solutions.html
- 日本英語検定協会. 2026年度第2回一次試験3級問題冊子. ライティングの指示と語数の目安を参照. 2026年10月14日取得. https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2026-2-1ji_3kyu.pdf
- Brownほか. 2023. Language Teaching Research. 英作文への訂正フィードバックに関するベイズ的メタ分析、52研究. https://consensus.app/papers/details/eb6b8dc2c02d5671a136fee6971ff1d3/
- Kimほか. 2023. Modern Language Journal. 韓国の150名を対象とした英単語の間隔練習の研究. https://consensus.app/papers/details/043fef7f3eb85c0e8320d1755c25b1a9/
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。



