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準2級の文法—分詞・関係詞・仮定法の入り口|武蔵野個別指導塾
分詞・関係詞・仮定法を、文の中心と名詞の説明に分けて読み解きます。短文練習と意見論述の解答例を通じて、自分の文法ミスを見つけて直す手順がわかります。

準2級の文法—分詞・関係詞・仮定法の入り口
よくあるのは、夕食前の食卓で文法の問題を解き、「関係代名詞だから who」と答えられたのに、その英文が何を伝えているか尋ねられると、もう一度最初から訳し始めるという場面です。用語も公式も覚えているのに、少し長い英文になると、誰が何をしたのかわからなくなります。準2級に向けた文法学習では、このずれをそのままにせず、形を選ぶ練習と意味を確かめる練習をつなぐことが大切です。
分詞・関係詞・仮定法と名前を並べると、難しい単元が一度に増えたように感じるかもしれません。しかし、最初から細かな用法をすべて覚え直す必要はありません。分詞と関係詞では「どの人・どの物について話しているか」を見つけ、仮定法では「現実の話か、現実と距離を置いて想像した話か」を区別します。そのうえで、文の中心となる主語と動詞を確かめていきます。
保護者の方も、お子さまが文法用語を言えるかどうかだけで理解を判断しないでください。「説明されているのはどの名詞ですか」「その人は何をしましたか」と聞くと、英文のどこまで意味がつながっているかを確かめられます。この記事では、読める形を増やしながら、書くときには自分で点検できる英文を選ぶための手順を紹介します。
準2級では文法をどこで使うのでしょうか
日本英語検定協会は準2級の目安を「高校中級程度」としています。試験には短文の語句空所補充、会話文の空所補充、長文の語句空所補充と内容一致選択があり、ライティングではEメールへの返信と意見論述に取り組みます。一次試験のリーディング・ライティングは合わせて80分です。文法だけに時間を使い切らず、文を理解することと自分の考えを伝えることの両方に結び付ける必要があります。
ただし、この試験形式から「分詞が何問出る」「仮定法を必ず作文に入れる」といった結論は出せません。ここで扱う3つの項目は、英文の構造を整理するための学習課題です。読解では名詞に付いた説明を読み落とさず、作文では主語と動詞の関係を保ち、条件を付けた意見では事実と想像を混同しないことを目指します。難しい構文を含むかどうかより、書きたい内容と英文の意味が合っているかを点検しましょう。
たとえば、The boy carrying a box is my brother. では、carrying が目に入ったところで「少年が箱を運びます」と文を終えてしまうと、is my brother の置き場所がなくなります。中心は The boy is my brother. で、carrying a box は「どの少年か」を説明しています。「箱を運んでいる少年は私の兄弟です」と、説明と文の中心を分けると関係が見えます。単語を左から訳せても、文の中での役割まで見えているとは限りません。
関係詞でも同じ点が重要です。The bag that I bought yesterday is small. の中心は The bag is small. です。that I bought yesterday は bag を説明しています。bought を文全体の中心の動詞だと思い込むと、後ろの is が余ってしまいます。動詞の形を見つけるだけでなく、「その動詞の主語は何か」「どこまでが名詞の説明か」を一緒に確かめる必要があります。
仮定法では、形と時間の対応に注意します。If I had more time, I would read more books. は、ここでは「今もっと時間があれば、もっと本を読むのに」という想像を表します。had を見て機械的に過去の出来事と考えると、話し手が今の状況をどう捉えているかが抜け落ちます。過去形を使っていても、今の現実から距離を置いた話をする場合があると押さえましょう。
このような学習では、間違えた英文にどう戻るかも大切です。文法の誤りを直す練習を考える手がかりとして、Brownほか・2023による英作文の訂正に関する52研究のベイズ的メタ分析があります。訂正の効果は中程度で長期にも残り、正しい形を示す方法、誤りの箇所を示す方法、説明を添える方法の間では、効果の差は小さかったとされています(Brownほか・2023)。対象は英作文への訂正を扱う複数の研究であり、日本の準2級受験者だけを調べた結果ではないため、同じ効果をこの試験の得点にそのまま当てはめることはできません。
文法の正確さに焦点を当てた35研究のメタ分析では、訂正による改善は中程度で、正しい英文を直接示す場合に効果がやや大きかった一方、効果の大きさを左右する要因として最も強かったのは学習者の習熟度でした(Lim・Renandya・2020)。対象は書いた英文への訂正を扱う複数の研究であり、準2級の特定の文法項目や年齢層だけに限った結果ではない点に注意が必要です。
これらの研究から、正解を赤で書けば誰でも同じように定着するとは言えません。そこで学習の進め方として、まず何を伝えたかったかを確かめ、次に形を直し、最後に別の内容でも使えるかを見ます。これは研究で特定の順番の優位性が示されたという意味ではなく、訂正を受け取るだけで終わらせないための練習上の提案です。用語の説明を増やす前に、今の自分がどの段階で止まっているかを見つけましょう。

最初の3分で文の中心を探します
以下の時間は家庭学習の区切りとしての提案です。試験の問題別の制限時間ではありません。紙を1枚用意し、まず3分で次の英文の主語と、文全体の中心となる動詞を探してください。名詞の説明にはかっこを付けます。日本語訳を完成させる前に、文の骨組みだけを書き出すのが課題です。
- The woman standing by the window teaches science.
- The cake made by my father was delicious.
- The book that my friend lent me is interesting.
解答は順に The woman teaches science.、The cake was delicious.、The book is interesting. です。説明部分は standing by the window、made by my father、that my friend lent me です。1文目の standing は主語の後ろにありますが、文の中心の動詞ではありません。2文目では「作られたケーキ」と「おいしかった」という2つの情報を分けます。3文目では、友人が貸したという説明をいったん外しても、本が興味深いという中心は残ります。
自分で確かめるときは、説明部分を指で隠し、残った英文が文として成り立つか読み直してください。次に説明を戻し、「誰が立っているか」「何が作られたか」「何を借りたか」を日本語で答えます。骨組みを抜き出すだけでなく、説明と名詞の結び付きまで言えたら、この段階は終わりです。間違えた場合は、すべてを訳し直すのではなく、説明される名詞に矢印を引きましょう。
分詞は「する側」と「される側」を比べます
分詞を学ぶ入口では、現在分詞の -ing と過去分詞を、名詞との意味の関係から選びます。The students cleaning the room look tired. なら、生徒たちが掃除をしています。The room cleaned by the students looks bright. なら、部屋は生徒たちに掃除されています。cleaning と cleaned を、単に「今の形」「昔の形」と覚えるのではなく、生徒と部屋のどちらが動作をする側なのかを見ましょう。
過去分詞はいつも -ed で終わるわけではありません。書くという意味の write では written を使います。A letter written in English was on the desk. は、英語で書かれた手紙が机の上にあったことを表します。written は letter の説明で、文全体の過去を示す中心の動詞は was です。過去分詞という名前に引かれて、文全体の時をその語だけで決めないようにしてください。
次は4分で、かっこの中から合う形を選び、説明されている名詞も書きましょう。
- 練習1: The girl (playing / played) the piano is my cousin.
- 練習2: The pictures (taking / taken) by my sister are beautiful.
- 練習3: The people (waiting / waited) outside need help.
解答は playing、taken、waiting です。練習1では girl がピアノを弾きます。練習2では pictures は撮られる側で、by my sister が撮影者を示しています。練習3では people が外で待っています。形だけを書いて終わらず、「少女が弾く」「写真は撮られる」「人々が待つ」と短く説明してください。日本語でその関係を言えない場合は、選べたとしても偶然の可能性が残ります。
解答例を全文で読むと、The girl playing the piano is my cousin.、The pictures taken by my sister are beautiful.、The people waiting outside need help. となります。ここでは動詞の数も見直せます。girl は1人なので is、pictures は複数なので are、people に続く動詞は need です。説明部分が長くても、中心の動詞は主語に合わせます。
自分で確かめる方法は、主語の直後の説明を隠し、The girl is、The pictures are、The people need と音読することです。続いて playing the piano を playing tennis に変えても、中心が変わらないことを確認します。新しい単語を大量に増やさず、説明の部分だけを入れ替えると、文法上どこを変えているのか追いやすくなります。

関係詞は2つの文に戻して考えます
関係詞の最初の練習では、共通する人や物を探します。I have a friend. と She lives near the station. をつなぐなら、I have a friend who lives near the station. と表せます。a friend と She が同じ人です。who の後ろには lives が続き、She をもう一度入れる必要はありません。まず「同じ人を重ねて言っていないか」を見ましょう。
一方、This is the camera that I use every day. では、that の後ろに I があります。元の文は This is the camera. と I use the camera every day. です。camera は use の対象なので、that I use it every day と it を足すと対象が重なります。who の直後には必ず動詞が来る、といった断片的な暗記を広げるより、元の文のどの語をつないだのか確かめる方が、この違いを説明できます。
次の5分では、2文を1文にしてください。人には who、物には that を使う条件で練習します。これ以外の関係詞が常に誤りだという意味ではありません。入口では選択肢を絞り、文をつなぐ仕組みに集中します。
- 練習1: I know a teacher. He speaks French.
- 練習2: This is a bag. My mother made it.
- 練習3: The students are in the library. They need the book.
解答例は順に、I know a teacher who speaks French.、This is a bag that my mother made.、The students who need the book are in the library. です。練習3では、students の説明をそのすぐ後ろに置きます。文末に who need the book を足すと、何を説明しているのかが読みにくくなるため、つなぐ名詞の位置から考えましょう。
点検では、完成した英文を元の2文へ戻します。who が teacher を指すなら He speaks French. に戻せるか、that が bag を指すなら My mother made it. に戻せるかを確かめます。この方法は「なんとなく who の方が自然」と感じただけの解答と、仕組みを理解した解答を区別する助けになります。
分詞とのつながりも見ておきましょう。The boy who is carrying a box is my brother. と The boy carrying a box is my brother. は、ここでは同じ少年を説明できます。ただし、関係詞を使った説明なら何でも機械的に短くできると考えないでください。最初は who is carrying と carrying のように対応が見える文で、説明される名詞と中心の動詞が保たれることを確かめます。迷う文を無理に短くする必要はありません。
仮定法は「今の現実」と「想像」を分けます
if を使う文は、すべて仮定法になるわけではありません。If it rains tomorrow, I will stay home. は、「明日雨が降れば家にいる」という条件と予定を表しています。これから起こり得ることを条件にする場合、if の中では、この文のように現在形を使います。日本語の「もし」という1語だけを見て、必ず過去形にするわけではありません。
比べるため、今は自分の自転車を持っていない状況を考えます。If I had a bike, I would ride to the park. なら、「自転車があれば、公園まで乗っていくのに」と想像できます。この had は、昨日自転車を持っていたという報告ではありません。ここでは、現在の現実と違うことを仮に考えています。入口では if の中の過去形と、続く would の後ろの動詞の原形を一組で確かめましょう。
次の4分では、書かれた状況に合わせて空所を埋めてください。形だけを選ぶ前に、現実に起こり得る条件か、現在と異なる想像かを日本語でメモします。
- 練習1: 明日晴れたら散歩する予定です。If it ( ) sunny tomorrow, I will take a walk. [is / were]
- 練習2: 今は時間が足りません。If I ( ) more time, I would practice the piano. [have / had]
- 練習3: 今はこの図書館の近くに住んでいません。If I lived near this library, I would ( ) it every day. [visit / visited]
解答は is、had、visit です。練習1は未来の条件、練習2と練習3は今の現実と異なる想像として作っています。練習3では lived に合わせて visited にしたくなっても、would の後ろは原形の visit にします。日本語の状況説明を隠して英文を読み、どのような場面を表しているか戻せるかどうかも点検してください。
解答例の全文は、If it is sunny tomorrow, I will take a walk.、If I had more time, I would practice the piano.、If I lived near this library, I would visit it every day. です。さらに「私があなたの立場なら早く出発します」と助言するときの形として、If I were you, I would leave early. も確かめましょう。ここでは were を使います。最初はこの文を足場にし、過去の出来事への後悔など別の形まで一度に広げないようにします。
書く練習では意味を先に決めてから見直します
分詞・関係詞・仮定法を勉強した直後でも、作文に3つすべてを詰め込む必要はありません。準2級の意見論述は、質問について意見と理由を2つ述べ、語数の目安は50語から60語です。ここでは「学校の図書館は放課後もっと長く開くべきか」という問いで練習します。公式の問題文を使わず、この問いに合わせて英文を組み立てます。
練習の問い: Do you think school libraries should stay open longer after school?
初めの2分で賛成か反対かを決め、理由を日本語で2つ書きます。続く5分で英文を書き、最後の3分で内容と文法を分けて点検してください。「静かな勉強場所が必要」「本を選ぶ時間が増える」のように、理由が異なる内容になっているかを先に確かめます。文法を直すうちに同じ理由を2回書いてしまわないようにします。
解答例:
I think school libraries should stay open longer after school. First, students who need a quiet place can study there. Some students do not have enough space at home. Second, students can spend more time choosing books. Reading different books can help them learn about the world and find new interests.
この解答は51語です。students who need a quiet place では、静かな場所を必要としている生徒という説明を付けています。who の後ろに they は置きません。関係詞を使った理由は、習った構文を見せるためではなく、どの生徒に役立つのかを具体的に伝えるためです。ほかの部分は、自分で確かめやすい形で理由を支えています。
見直しの1回目では、最初の文に意見があるか、First と Second の後ろが別の理由になっているかを読みます。2回目では students と need、students と do の対応を見ます。3回目では can study、can spend、can help、can help them learn の動詞の形を点検します。文全体を何度も眺めるより、見る対象を決めると、修正すべき場所を書き残せます。
書き終えたら、翌日に解答を隠して「静かな場所を必要とする生徒」を英語に戻してください。次に「本が好きな生徒」に内容を変え、students who like books と書けるか試します。ここでの翌日の確認は練習計画の提案で、特定の間隔が最適だと断定するものではありません。写した文だけでなく、言いたい内容を変えたときにも形を保てるかを見るために行います。
個別指導では間違いの種類を分けて記録します
武蔵野個別指導塾でこの文法学習を支える際には、正解数だけで判断せず、本人がどこで判断を変えたのかを確かめることを大切にします。たとえば関係詞の問題を間違えたとき、説明される名詞が見つからない場合と、名詞は見つかるけれど関係詞の後ろに主語を重ねてしまう場合では、戻る練習が違います。前者なら説明を外して文の中心を探し、後者なら2文に分けて重なった語を確認します。
塾が持つべきなのは、問題を増やす判断だけではありません。使う語をやさしくして文法だけを確かめること、本人の答えを聞いてから説明の量を決めること、正しい形をその場で示すかヒントで直してもらうかを選ぶことも含みます。訂正についての研究でも習熟度が関わると報告されているため、すべての生徒に同じ指摘の仕方を当てはめず、今どこまで自力で戻れるかを確認します。
たとえば The pictures taken by my sister is beautiful. と書いた場合、taken の理解と is の誤りは分けて扱います。写真が撮られる側だとわかっているなら、分詞を最初から説明し直す必要はありません。中心の主語 pictures に線を引き、The pictures are beautiful. を先に作ってから説明を戻します。直せた部分を認めつつ、残った課題を小さくするための整理です。
本人には、直した英文を1文と、直した理由を短く残してもらいます。「複数の pictures に合わせて are にしました」のように、どの語を根拠にしたかを書きます。「文法ミスに注意します」だけでは、次の文で何を見ればよいかが決まりません。家庭で持つ課題は、長い解説を読み直すことより、記録した1文を隠して書き、主語を単数に変えたときの形まで確かめることです。
保護者の方には、細かな文法の採点をすべて引き受けていただく必要はありません。学習を始める時間と短い区切りを相談し、本人が直した理由を説明できたかを聞いていただければ、家庭での確認がしやすくなります。説明できないときは、その箇所を塾で扱う課題として残します。ご家庭で答えを教え続ける形にすると、自分でどこまで判断できたのかが見えにくくなるためです。
進み具合は、日付、文法項目、最初の解答、手がかりを受けた後の解答、別の文での結果を並べて記録します。「関係詞は終わりました」という区切りだけでは、翌週に使えるかがわかりません。「説明される名詞は自力で見つかった」「主語の重複はヒントで直った」「別の名詞ではまだ迷った」と分けると、次の授業で取り組むことが具体的になります。
最初は分詞を読めることを優先し、作文では短い2文を使うという進め方もあります。反対に、作文は書けても長文で説明部分を読み飛ばすなら、骨組みを取り出す練習へ戻ります。読める範囲と書ける範囲を無理にそろえず、それぞれの課題を示すことが、本人にも保護者の方にも無理のない見通しにつながります。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
よくある誤解を整理します
Q1. 難しい文法をたくさん使うほど、よい作文になりますか
伝える内容が明確で、その意味に合った形を使えているかを先に確認してください。関係詞を入れたために主語が重なったり、仮定法を使ったために現実の予定が想像へ変わったりすると、伝えたい内容がずれます。意見論述では意見と理由を2つ述べることが求められているので、まずその内容を準備します。関係詞があると「どの人か」を伝えやすいなら使い、短い文で十分伝わるなら、その形を選びましょう。短い文でも、主語に合う動詞、必要な語、理由のつながりは点検します。簡単な形を選ぶことと、見直しを省くことは別です。
Q2. 分詞と関係詞が苦手なら、中学校の文法を全部やり直すべきですか
まず、短い英文で主語と動詞を見つけられるか確かめてください。The bag is small. がわかり、The bag that I bought yesterday is small. で止まるなら、名詞の説明部分を見分ける練習が必要です。一方、短い文でも is と are が安定しない場合は、主語の数と動詞の対応へ戻ります。苦手な単元名だけで広い範囲のやり直しを決めるより、説明を外した文と説明を戻した文を比べて、止まる場所を見つけましょう。そのうえで必要な基礎を補うと、何のために復習しているのかも本人に伝わります。
Q3. 解説を読むとわかるのに、次の問題で間違えるのは練習不足ですか
練習量だけでは判断できません。解説を見ているときは、正しい形も考える順番も目の前にあります。次の問題では、その手がかりを自分で選ぶ必要があります。答えを隠して同じ文を直す段階と、名詞や内容を変えた文に答える段階を分けてみてください。同じ文なら直せるのに別の文では迷う場合は、「人だから who」のように判断が途中で止まっていないか、元の2文まで戻して確かめます。誤りを単に不注意と呼ぶ前に、本人が実際に見た語を聞き取ることが、次の練習を決める手がかりになります。
次の1文で確かめたいことを決めましょう
分詞では名詞が動作をする側かされる側か、関係詞では何を説明し元の2文がどうつながるか、仮定法では現実と想像がどう違うかを見ます。3つを一度に完成させようとせず、今日間違えた1文について、どの語を根拠に直したのか説明できるところまで戻ってください。自分の判断を言葉にできれば、次に確かめる点も具体的になります。
家庭学習を終えるときには、「文法を30分やりました」だけでなく、「長い主語の中の説明を外し、動詞を選べました」と書き残してみましょう。翌日は同じ説明を見ずに確かめ、できたら名詞や状況を少し変えます。止まったところを残しておけば、塾でもそこから指導を始められます。準2級に向けて増やしたいのは、覚えた用語の数だけでなく、自分の英文を根拠を持って直せる場面です。予定のページを終えることより、目の前の1文の分詞・関係詞・仮定法を本人が説明できることを優先します。
参考文献
- 日本英語検定協会「準2級」。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/
- 日本英語検定協会「準2級の試験内容」。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/solutions.html
- 日本英語検定協会「2026年度第2回 一次試験 準2級問題冊子」。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2026-2-1ji_p2kyu.pdf
- Brownほか・2023。Language Teaching Research。英作文への訂正フィードバックを扱う52研究のベイズ的メタ分析。https://consensus.app/papers/details/eb6b8dc2c02d5671a136fee6971ff1d3/
- Lim・Renandya・2020。書いた英文への訂正と文法の正確さを扱う35研究のメタ分析。https://consensus.app/papers/details/866c5fde73635e3cae1a001589b62a1d/
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