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【中3英語】分詞の形容詞的用法を図解で総まとめ—現在分詞と過去分詞で名詞を説明する|武蔵野個別指導塾

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現在分詞と過去分詞の違いを、名詞との関係と語順の図で整理します。並べ替えや誤文訂正を通して、進行形・受け身との見分け方まで確かめられます。

よくあるのは、塾の教材棚の脇で英文のプリントを開き、the boy playing tennis を見て「男の子がテニスをしています」と訳してから、後ろにある is に気づいて止まるという場面です。playing を見つけた瞬間に進行形だと思うと、どこまでが「どの男の子か」という説明で、どこからが文の中心なのかが見えにくくなります。

このまとまりは「テニスをしている男の子」という意味です。まだ、その男の子について何を伝えるのかまでは述べていません。たとえば「私の弟です」を続ければ、人物を紹介する文になります。英語では、動作を表す語を使って、名詞の意味を詳しくすることができます。その仕組みが、分詞の形容詞的用法です。

最初に押さえるのは、動詞の形だけではありません。「誰が何をしているのか」「何が何をされているのか」を考え、その説明をどの名詞につなげるかを決めます。読み方と並べ方を一緒に確かめると、少し長い英文でも中心となる部分を取り出せます。

この単元で身につけること

前の単元で扱った不定詞と同じく、動詞をもとにした形が文の中で別の役割を担います。ただし今回は to を使う形ではなく、ing 形と過去分詞を使って名詞を説明します。

基本の考え方

分詞は動詞をもとにした形です

名詞は、人や物などの名前を表す語です。形容詞は、その名詞の性質や様子を説明する語です。分詞とは、動詞をもとに作る現在分詞と過去分詞のことで、名詞を説明する働きも持っています。この働きを「形容詞的用法」と呼びます。「修飾する」という言葉は、別の語を詳しく説明するという意味です。

現在分詞は、playing、reading、sleeping のような ing 形です。過去分詞には、規則的に ed をつけるものと、written、broken、made のように形が変わるものがあります。形容詞的用法では、基本的に現在分詞は「〜している」、過去分詞は「〜された」「〜されている」という関係を表します。

I saw a sleeping cat.
私は眠っている猫を見ました。

I found a broken cup.
私は割れたカップを見つけました。

最初の文では、猫自身が眠っています。そこで sleep の現在分詞 sleeping を使います。次の文では、カップは何かを割る側ではなく、割れた状態になっている物です。そこで break の過去分詞 broken を使います。「する側・される側」は便利な判断の入口ですが、日本語では「割られた」より「割れた」と訳すほうが自然な場合もあります。

「現在分詞だから今」「過去分詞だから昔」とは決めません。上の2文では saw と found が過去の出来事を表しています。sleeping は、見たときに猫が眠っていた様子です。分詞の名前と、文全体の時を区別してください。

I use a cup made by my sister.
私は姉が作ったカップを使っています。

この文の made は make の過去分詞で、cup を説明しています。文の中心の use は現在形です。カップを作ったことと今使っていることは区別して読めますが、made という形だけを見て文全体を過去形にする必要はありません。

1語なら前、まとまりなら後ろが基本です

a sleeping cat は「眠っている猫」です。sleeping だけで cat を説明しているので、分詞を名詞の前に置きます。一方、「ソファーの上で眠っている」と場所まで含めると、sleeping on the sofa というまとまりを名詞の後ろに置きます。

Look at the cat sleeping on the sofa.
ソファーの上で眠っている猫を見てください。

the cat を先に出し、その後ろで「ソファーの上で眠っている」と説明を足しています。図1のように、前置では説明が名詞の左側、後置では説明のまとまりが名詞の右側にあります。矢印の先は、どちらも説明される名詞です。

図1 現在分詞が名詞の前と後ろから説明する語順

図1の下段の sleeping on the sofa は、途中の sleeping だけで切らずに読みます。on the sofa は「ソファーの上で」という場所の説明で、猫がどこで眠っているかを補っています。このように、分詞がほかの語を連れているかを見ると、置く位置を判断しやすくなります。

過去分詞も同じ基本で並べられます。a broken cup なら broken が cup の前にありますが、「私の姉によって作られた」なら made by my sister を後ろに置きます。by はここでは動作をした人を示しています。

This is a picture painted by Ken.
これはケンが描いた絵です。

I like the songs written by Emma.
私はエマが書いた歌が好きです。

picture は描かれる物、songs は書かれる物なので、painted と written を使います。Ken や Emma は動作をする人ですが、分詞の形を決めるときに直接見るのは、説明される picture と songs との関係です。すぐ近くに人の名前があるから現在分詞にする、という決め方はできません。

「1語は前、まとまりは後ろ」は、この単元の基本例を解くための目安です。英語のあらゆる分詞に機械的に当てはめる絶対の規則ではありません。まずはここで扱う、普通の名詞を分詞で説明する形を正確に使えるようにしましょう。

名詞の説明と、文の中心を分けます

The boy playing tennis is my brother.
テニスをしている男の子は私の弟です。

The boy is playing tennis.
その男の子はテニスをしています。

最初の文の主語は The boy playing tennis です。主語とは「誰が・何が」に当たる部分で、中心の名詞は boy です。playing tennis は、どの男の子かを説明します。文の中心の動詞は is で、「その男の子は私の弟です」と述べています。

次の文では is playing がまとまって現在進行形を作っています。現在進行形は be 動詞と現在分詞で「今〜している」と表す形です。この文は男の子の動作を伝えています。どちらにも playing tennis がありますが、直前の be 動詞と組んで述語を作るのか、boy に直接ついて説明するのかが違います。

過去分詞についても同じように見分けます。受け身は、主語が動作を受けることを be 動詞と過去分詞で述べる形です。名詞の後ろに過去分詞があるだけで、文全体が受け身になるわけではありません。

The window broken by the ball is small.
そのボールで割れた窓は小さいです。

The window was broken by the ball.
その窓はそのボールで割れました。

最初は「その窓は小さいです」が中心です。broken by the ball が、どの窓を指すのかを補っています。次は was broken が文の述語を作り、窓が割れたことを述べています。同じ単語が登場しても、何を名詞の説明としてまとめるかで文の組み立てが変わります。

例題で使い方を確かめる

例題1 空所に入る分詞を選ぶ

「眠っている赤ちゃんを見てください」という意味になるように、空所に sleep を適切な形にして入れましょう。

Look at the (   ) baby.
眠っている赤ちゃんを見てください。

  1. 説明される名詞を探します。ここでは baby が中心で、「どんな赤ちゃんか」を空所の語が説明します。look は「見る」という別の動作なので、分詞に変える語と混同しません。
  2. baby と sleep の関係を考えます。赤ちゃん自身が眠っているので、「〜している」を表す現在分詞を選びます。「誰かに眠られる」という関係ではありません。
  3. sleep を sleeping にします。sleep にはそのまま ing をつけます。分詞1語で baby を説明するため、提示された名詞の前の位置にも合います。

完成したら、the sleeping baby を「その眠っている赤ちゃん」とひとまとまりで読みます。命令文の Look at の後ろには、何を見るのかを表す名詞のまとまりが置かれています。赤ちゃんについて独立した進行形の文を作っているわけではないので、この空所に is sleeping を入れません。

答え: sleeping。Look at the sleeping baby.(眠っている赤ちゃんを見てください。)

例題2 説明のまとまりを並べ替える

「ピアノを弾いている女の子はユキです」という意味になるように、すべての語を1回ずつ使って並べ替えましょう。文頭は大文字にします。

[ the / piano / Yuki / playing / is / the / girl ]

  1. 文の中心を日本語から取り出します。「女の子はユキです」なので、The girl is Yuki. を土台にします。「その女の子はユキです」という意味の、主語と be 動詞のある文になります。
  2. 「ピアノを弾いている」を作ります。女の子が弾く側なので playing を使い、楽器を演奏する表現 playing the piano にまとめます。the が2個あるのは、girl と piano のそれぞれにつくためです。
  3. 説明を girl の後ろに置きます。playing が the piano を伴っているので、playing the piano 全体を名詞の後ろに入れます。そのあとに、文の中心となる is Yuki を続けます。

図2のように、名詞、分詞のまとまり、文の残りの順に箱を並べると、is をどこに置くかが決まります。説明の途中に is を差し込むと、文の骨組みが変わってしまいます。

図2 女の子の説明を挟んで文の中心をつなぐ語順

図2では girl が playing の動作をする人です。いっぽう、文全体が伝えるのは演奏している事実そのものではなく、その女の子がユキであることです。読み終えたら、元の語の数を数え、the を含めて使い残しがないことも確かめます。

答え: The girl playing the piano is Yuki.(ピアノを弾いている女の子はユキです。)

例題3 過去分詞を使って和文英訳する

「これはエマによって書かれた手紙です」を、過去分詞を使って英語にしましょう。手紙は letter、書くは write を使います。

  1. まず「これは手紙です」を作ります。This is a letter. で「これは1通の手紙です」と表せます。letter は数えられる名詞なので、ここでは a を添えます。
  2. 手紙と「書く」の関係を考えます。手紙は文字を書く側ではなく、書かれる側です。したがって write の現在分詞 writing ではなく、過去分詞 written を使います。過去形 wrote とも区別します。
  3. 「エマによって」を by Emma として加えます。written by Emma というまとまりができるので、letter の後ろに置きます。This is の is はすでに文の中心にあり、letter の後ろに be 動詞を追加する必要はありません。

write は write、wrote、written の順に原形・過去形・過去分詞が変わります。原形とは、辞書に載るもとの形です。日本語の「書かれた」に「た」があっても、ここで必要なのは名詞を説明する過去分詞です。英訳では、日本語の語尾だけで過去形を選ばず、英文の中で任せる役割を先に決めます。

答え: This is a letter written by Emma.(これはエマによって書かれた手紙です。)

例題4 複数の主語に合う動詞へ直す

次の文の is を直し、「あそこで走っている男の子たちは私の友達です」と伝わる正しい文にしましょう。

× The boys running over there is my friends.
意図した意味: あそこで走っている男の子たちは私の友達です。

  1. 主語の中心を見つけます。running over there は「向こうで走っている」という boys の説明です。there を主語だと考えず、boys に戻ります。
  2. 主語の数を確かめます。boys は複数形なので、現在形の be 動詞は is ではなく are を選びます。説明が長くなっても、この対応は変わりません。
  3. 修正した文を、説明をいったん外して読みます。The boys are my friends. は「その男の子たちは私の友達です」という意味で、主語と動詞が対応しています。そこへ running over there を戻せば完成です。

誤りは、複数の主語 boys に単数用の is を合わせている点です。名詞のすぐ後ろにある running に目を奪われず、名詞と文の動詞の組を確認してください。

答え: The boys running over there are my friends.(あそこで走っている男の子たちは私の友達です。)

つまずきやすいところと直し方

誤り1 説明される物を「する側」にしてしまう

× This is a cake making by my mother.
意図した意味: これは母が作ったケーキです。

cake は作る側ではなく作られる側なので、making ではなく過去分詞 made に直します。

○ This is a cake made by my mother.
これは母が作ったケーキです。

my mother を見ると、人が作っているから ing 形だと思うかもしれません。しかし、説明されている中心の名詞は cake です。まず cake に印をつけ、「ケーキが作る」「ケーキが作られる」のどちらが合うか考えます。by の後ろの人と、分詞が説明する名詞を取り違えないことがポイントです。

誤り2 長い説明を全部名詞の前に置く

× I know the playing tennis boy.
意図した意味: 私はテニスをしている男の子を知っています。

playing tennis は目的語 tennis を伴う説明のまとまりなので、全体を boy の後ろに置きます。

○ I know the boy playing tennis.
私はテニスをしている男の子を知っています。

目的語とは、動作の対象となる語で、ここでは「何をするか」に当たる tennis です。日本語では「テニスをしている」が「男の子」の前に来るため、その順を英語へそのまま移したくなります。英語にするときは先に the boy と示し、その後ろから playing tennis をつなげます。訳す順番と書く順番が違うことを意識しましょう。

誤り3 名詞の説明だけで文を終える

× The boy playing tennis.
意図した意味: その男の子はテニスをしています。

この語順では playing tennis が boy の説明になり、意図した内容を述べる進行形の be 動詞がないので、boy の後ろに is を入れます。

○ The boy is playing tennis.
その男の子はテニスをしています。

誤文として示した形も、「テニスをしている男の子」という名詞のまとまりとしては使えます。ただし、ここでは「その男の子はテニスをしています」という普通の文を完成させる問題なので、これだけでは足りません。文脈のある短い応答などと、主語と述語のそろった文を区別します。

図3のように、be 動詞が playing の直前にあるかを確認すると、2つの形の違いが見えます。上段は名詞と説明のまとまり、下段は男の子の動作を述べる1つの文です。

図3 名詞を説明する分詞と進行形の文の形の違い

図3の上段を普通の文の主語に使うなら、その後ろに is my brother などの述語を続けます。すでに学んだ The boy playing tennis is my brother. は、まさにその形です。be 動詞を見つけるだけでなく、「その be 動詞が何と結びついているか」まで読めると、見分けが安定します。

練習問題

まず答えを見ずに、説明される名詞に下線を引き、分詞のまとまりを括弧で囲んでください。次に文の中心となる動詞を探します。書き終えたら日本語の意味に戻し、「する側・される側」と語順の両方を確かめましょう。

練習1 空所補充

「窓の近くで本を読んでいる女の子は私の姉です」という意味になるように、read を適切な形にして空所へ入れましょう。

The girl (   ) a book near the window is my sister.
窓の近くで本を読んでいる女の子は私の姉です。

練習2 並べ替え

「これはケンが撮った写真です」という意味になるように、すべての語を1回ずつ使いましょう。文頭は大文字にします。

[ by / this / Ken / picture / is / taken / a ]

写真を撮るときの take の過去分詞は taken です。写真を「撮る側」と「撮られる側」のどちらとして扱うかも考えてください。

練習3 和文英訳

「私は壊れた自転車を持っています」を英語にしましょう。自転車は bike、壊れるは break を使います。名詞を説明する分詞が1語であることに注目してください。

練習4 用法の判別

次の2文のうち、written が名詞を説明している文を選び、それぞれの文の中心となる動詞の部分を答えましょう。

A: This letter was written by Yuki.
この手紙はユキによって書かれました。

B: The letter written by Yuki is on the desk.
ユキによって書かれた手紙は机の上にあります。

答えと解説

練習1の答えは reading です。The girl reading a book near the window is my sister.(窓の近くで本を読んでいる女の子は私の姉です。)girl が本を読む側なので現在分詞を使います。reading a book near the window 全体が girl を説明し、文の中心の動詞は is です。near the window を読んだところで文が終わったと考えず、最後の is my sister までつなげます。

練習2の答えは This is a picture taken by Ken.(これはケンが撮った写真です。)です。picture は撮られる側なので、taken を使います。taken by Ken を picture の後ろにまとめて置き、a は picture の前に置きます。文の中心は This is a picture で、撮影者の説明を後から加えた形になっています。

練習3の答えは I have a broken bike.(私は壊れた自転車を持っています。)です。broken 1語で bike の状態を説明するので、名詞の前に置きます。break の過去形は broke、過去分詞は broken です。ここでは「持っていた」と言うのではないため、文の中心の have を過去形にする必要はありません。

練習4の答えは B、動詞の部分は A が was written、B が is です。A は受け身で、手紙が書かれたことを述べています。B は written by Yuki で letter を説明し、その手紙がどこにあるかを述べています。B の説明をいったん外すと The letter is on the desk.(その手紙は机の上にあります。)になり、中心が確かめられます。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

次に関係代名詞を学ぶと、名詞を後ろから詳しく説明する方法が広がります。関係代名詞は、名詞とそれを説明する文をつなぐ働きをする語です。分詞で学んだ「先に名詞を示し、その後ろに説明を足す」という読み方が土台になります。今は、説明の部分と文の中心を分けられることを目標にしましょう。

家で5分使うなら、最初の2分は例題2の文を声に出して読みます。The girl、playing the piano、is Yuki の3つに区切り、どの女の子かを説明する部分で軽く間を取りましょう。その後、説明を外した短い文も読み、残った主語と動詞を確かめます。日本語も添えて、区切る場所と意味が対応しているか見ます。

残りの3分は、例題3の Emma を Ken に入れ替えて言います。This is a letter written by Ken.(これはケンによって書かれた手紙です。)人名を変えても、letter が書かれる側であることは変わりません。次に letter を picture、written を painted に替えれば、This is a picture painted by Ken.(これはケンが描いた絵です。)になります。意味を保ちながら関連する語を替える練習です。

個別指導で確かめるときも、分詞の問題だけを続けるとは限りません。お子さまが文の中心を取り出せなければ短い be 動詞の文へ、written の形で止まれば write の活用へ戻り、迷った箇所を絞って確認します。

まとめ

長い英文に出会っても、すべての語を一度に訳そうとする必要はありません。まず名詞を見つけ、どの説明がその名詞につながるかを確かめます。そのうえで文の中心を探せば、人物を紹介しているのか、動作を述べているのか、物の場所を伝えているのかが見えてきます。

間違えた文を直すときは、ing や ed の形だけを消して書き換える前に、「この説明は誰の、何の説明か」を言葉にしてみてください。分詞の理解が表れるのは、形の名前を答えた瞬間ではなく、説明を外しても文の芯を残せた瞬間です。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

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