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【中2英語】助動詞を図解で総まとめ—must・have to・should・may・could|武蔵野個別指導塾

【中2英語】助動詞を図解で総まとめ—must・have to・should・may・couldのアイキャッチ 武蔵野個別指導塾
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must not と don't have to の違いを図で比べ、並べ替えや和文英訳の例題で助動詞の語順を確かめます。should・may・could と、申し出や依頼の表現も場面に合わせて使い分けましょう。

よくあるのは、コンビニのイートインで友達と宿題を開き、「しなくてもよい」を英語にしようとして、must に not を足せばよいのか迷うという場面です。「しなければならない」の反対だから、同じ語を否定すればよさそうに見えます。ところが、その形では「してはいけない」という別の意味になります。日本語では似た場所に「ない」が入っていても、英語では禁止と必要のなさを区別するのです。

助動詞を学ぶと、動作そのものだけでなく、その動作をする必要があるのか、したほうがよいのか、してもよいのかを伝えられます。友達に手伝いを申し出たり、相手に丁寧に頼んだりすることもできます。大事なのは訳語を一つずつ暗記するだけで終わらず、相手にどんな選択が残る表現なのかまで考えることです。まず語順をそろえ、そのうえで場面に合う助動詞を選んでいきましょう。

この単元で身につけること

前の単元で学ぶ will の文も、「主語 + 助動詞 + 動詞の原形」という土台は同じです。主語は「だれが・何が」に当たる部分で、まず主語と動作を見つけると、助動詞が文に加える意味を取り出しやすくなります。

基本の考え方

助動詞は動作に判断や気持ちを添えます

助動詞は、動詞の前に置いて、必要・許可・可能性などの意味を添える語です。たとえば finish は「終える」という動作ですが、その前に must を置くと「終えなければならない」という必要が加わります。助動詞がある文では、主語がだれでも、その直後の動詞を原形にします。

I must finish my homework.(私は宿題を終えなければなりません。)

She must finish her homework.(彼女は宿題を終えなければなりません。)

2 文目の主語は she ですが、finish に s は付きません。三人称単数とは、現在の文で主語が I・you 以外の1人や1つであることです。一般動詞だけで現在の習慣などを述べるときの s の規則を、そのまま助動詞の後ろに持ち込まないようにします。must 自体にも s は付きません。

図1のように、主語・助動詞・動詞の原形の順で箱を並べると、どの語を変えずに残すのかが見えます。図の最後の箱は finish という動作の対象で、文全体は先ほどの I で始まる例文と同じです。

図1 主語と助動詞の後ろに動詞の原形を置く語順

図1の must を should に替えると、「終えたほうがよい」という助言に変わります。主語と動作の部分を残して、必要の強さや話し手の判断を変えられるのが助動詞の働きです。否定文、つまり「しない」などを伝える文では、基本的に助動詞の後ろに not を置きます。

You should not stay up late.(あなたは夜更かしをしないほうがよいです。)

should not の短縮形は shouldn’t です。be 動詞を続ける場合も原形を使うため、am・is・are ではなく be になります。

You should be careful.(あなたは気をつけたほうがよいです。)

must と have to は意味が近くても形が違います

must と have to は、どちらも「しなければならない」という必要を表せます。must は話し手が必要だと強く判断している場面で、have to は予定や事情によって必要になる場面でよく使われます。ただし、「自分で決めたことなら必ず must、外から決まったことなら必ず have to」という固定の区別ではありません。規則を強く伝えるときにも must を使えますし、自分の予定について have to を使うこともできます。

I must practice today.(私は今日練習しなければなりません。)

I have to leave now.(私は今出発しなければなりません。)

1 文目は必要だという自分の判断を強く示し、2 文目は出発の必要があることを伝えています。ただし、理由を示す文脈がなければ、語だけから事情を細かく決めつけることはできません。書き換え問題では近い意味として扱っても、実際の会話では伝え方に少し差が出ることがあります。

have to は助動詞に近い意味を表す表現ですが、形は must と同じではありません。現在の文で主語が三人称単数なら has to、過去の必要なら had to を使います。後ろの動詞は、どちらでも原形です。

Ken has to clean his room.(ケンは自分の部屋を掃除しなければなりません。)

Ken had to clean his room yesterday.(ケンは昨日、自分の部屋を掃除しなければなりませんでした。)

未来の必要には will have to が使えます。must と will をそのまま2つ並べることはしません。will の後ろで have を原形にし、その後ろに to と動詞の原形を続けます。

I will have to get up early tomorrow.(私は明日早く起きなければならないでしょう。)

have to を疑問文、つまり質問する文にするときは、現在なら do・does、過去なら did を使います。does や did が前に出たら have に戻すことも、一般動詞の文と共通しています。

Does Ken have to clean his room?(ケンは自分の部屋を掃除しなければなりませんか。)

Yes, he does.(はい、そうです。)

No, he doesn’t.(いいえ、その必要はありません。)

一方、must の疑問文は must を主語の前に置きます。否定で答えるときは特に注意が必要で、必要がないという返事には don’t have to を使います。

Must I finish this today?(私はこれを今日終えなければなりませんか。)

Yes, you must.(はい、終えなければなりません。)

No, you don’t have to.(いいえ、その必要はありません。)

should・may・could は場面と組み合わせて読みます

should は「したほうがよい」「すべきだ」という助言などに使います。must ほど強く必要を押しつけずに、よいと思う行動を勧めるときに便利です。ただし、相手の状況や言い方によって受け取られ方は変わるので、単に「弱い must」とだけ覚えず、助言という働きを意識しましょう。

You should take a break.(あなたは休憩を取ったほうがよいです。)

may には、許可を表す「してもよい」と、可能性を表す「かもしれない」があります。日本語訳を先に一つに固定せず、その場で許可を与えているのか、まだ確かでないことを述べているのかを考えます。

You may use this chair.(あなたはこの椅子を使ってもよいです。)

It may rain tomorrow.(明日は雨が降るかもしれません。)

1 文目は使う許可を伝える場面で、2 文目は明日の天気の可能性を伝えています。許可を丁寧に求めるなら、May I で質問できます。主語が I なので、行動するのは質問している自分です。

May I sit here?(ここに座ってもよいですか。)

Yes, you may.(はい、座ってもよいです。)

could は can の過去形として、昔できたことを表せます。一方、Could you で始めると、今からしてほしいことを丁寧に頼む文にもなります。語の形が過去形だからといって、すべての文が過去の出来事になるわけではありません。

I could swim when I was six.(私は6歳のとき泳ぐことができました。)

Could you open the window?(窓を開けていただけますか。)

最初の文では when I was six が「私が6歳のとき」という時を示しています。次の文では目の前の相手に窓を開けてほしいと頼んでいます。依頼に応じるときは Sure.(もちろんです。)のように返すと自然で、過去の能力について答えるつもりで返事を組み立てる必要はありません。

例題で使い方を確かめる

例題1 助言の文を並べ替えます

「あなたはもっとゆっくり話したほうがよいです。」となるように、語を並べ替えましょう。文の初めを大文字にし、最後にピリオドを付けます。

語群: slowly / should / you / more / speak

  1. 「あなたは」に当たる you を主語として最初に置きます。助言されている相手と、実際に話す人が同じなので、you が文の出発点になります。
  2. 「したほうがよい」を表す should を続けます。ここでは義務や許可を伝えるのではなく、話し方への助言をしているからです。
  3. should の後ろに speak を置きます。助動詞の直後なので原形を使い、speaks や speaking には変えません。
  4. 「もっとゆっくり」を表す more slowly を後ろにまとめます。more と slowly を離さずに置くと、どんな話し方を勧めるかがはっきりします。

答え: You should speak more slowly.(あなたはもっとゆっくり話したほうがよいです。)

完成後は語を全部1回ずつ使ったかも確かめます。語順だけを見て満足せず、日本語の「もっと」に当たる more が残っていないかを確認すると、意味の抜けを防げます。

例題2 必要がないことを伝えます

「ユキは明日早く起きなくてもよいです。」を英語にしましょう。「早く起きる」は get up early を使い、have to を含む形で答えます。

  1. 主語の Yuki を最初に置きます。ユキは I・you 以外の1人なので、現在の形で否定するときは doesn’t を使います。
  2. 「起きなくてもよい」が必要のなさを表していると判断します。早く起きることは禁止されておらず、起きるかどうかを選べるため、must not にはしません。
  3. doesn’t have to を置き、その後ろに get up early を続けます。doesn’t があるので has ではなく have を使い、to の後ろの get も原形にします。
  4. 最後に tomorrow を置きます。予定などについては、tomorrow があっても、このように現在の have to の形で明日の必要の有無を述べられます。

答え: Yuki doesn’t have to get up early tomorrow.(ユキは明日早く起きなくてもよいです。)

doesn’t を付けたのに has を残すと、主語に合わせる働きを重ねてしまいます。まず肯定の形を思い浮かべても、否定にした時点で have に戻っているかを最後に点検しましょう。

例題3 申し出と誘いを区別します

「私がそのかばんを運びましょうか。」に合う文を、shall を使って作りましょう。続いて、主語を we に替えるとどんな意味になるかも考えます。

  1. かばんを運ぶのは話し手の自分なので、主語を I にします。相手に運んでほしい文ではないため、you は選びません。
  2. 自分から行動を申し出る形として Shall I を置きます。質問の形なので、shall が主語より前に出ます。
  3. 「そのかばんを運ぶ」を carry the bag と表します。shall の文でも、動作を表す carry は原形のままです。

図2のように、shall と動作の部分を残して主語を I から we に替えると、相手を含めた行動への誘い・提案になります。図の2段は語順を入れ替えたものではなく、行動する人を替えたものです。

図2 申し出の主語を替えて一緒に行動する提案にする

Shall we carry the bag?(一緒にそのかばんを運びましょうか。)

Shall we は、相手を含めて「一緒にしましょうか」と持ちかける形です。誘いに賛成するときには Yes, let’s.(はい、そうしましょう。)と答えられます。図2では2人で同じかばんを運ぶ場面を考えており、I の申し出とは動作の担当が異なります。

答え: Shall I carry the bag?(私がそのかばんを運びましょうか。)

例題4 丁寧な依頼を完成させます

「手伝っていただけますか。」という依頼を、would と help me を使って英語にしましょう。さらに、could を使った同じ趣旨の文も確かめます。

  1. 手伝う動作をお願いする相手は「あなた」なので、主語を you にします。「私を」に当たる me は手伝ってもらう側であり、主語ではありません。
  2. 丁寧に頼む形として Would you を文の初めに置きます。ここでの would は、過去の出来事を述べるために使っているのではありません。
  3. help me を続け、最後に疑問符を付けます。would の後ろの動詞も原形で、to は挟みません。
  4. 相手への頼みになっているか、日本語に戻して確認します。「私が手伝いましょうか」となる Shall I の文とは、動く人が逆です。

Could you help me?(手伝っていただけますか。)

Could you と Would you は、どちらも丁寧な依頼として使えます。could はできるかを尋ねる形、would はしてくれるかを尋ねる形が依頼につながっていますが、中学段階ではどちらか一方だけを常に丁寧だと順位づける必要はありません。大切なのは文脈に合う頼みになっていることです。

答え: Would you help me?(手伝っていただけますか。)

つまずきやすいところと直し方

助動詞の後ろに s を付けてしまいます

× She should studies English every day.(「彼女は毎日英語を勉強したほうがよいです」と言いたい文です。)

どこが違うか: should の後ろでは主語が she でも動詞は原形なので、studies を study に直します。

○ She should study English every day.(彼女は毎日英語を勉強したほうがよいです。)

she を見た瞬間に s を付けるのではなく、その直後に助動詞があるかを見ます。一般動詞の現在形を作る場面と、助動詞の後ろを作る場面を分けて判断すると、主語が長くなっても同じ方法で確かめられます。

have to の疑問文で has を残してしまいます

× Does Ken has to leave now?(「ケンは今出発しなければなりませんか」と尋ねたい文です。)

どこが違うか: does を使った疑問文では have を原形に戻すため、has to ではなく have to にします。

○ Does Ken have to leave now?(ケンは今出発しなければなりませんか。)

have to は意味が must に近くても、疑問文の作り方まで同じではありません。過去を尋ねるなら did を使い、その場合も後ろは have to です。主語に合わせる部分、過去を表す部分が、文のどこに置かれているかを探しましょう。

「しなくてもよい」を禁止にしてしまいます

ここでの誤りは、文の形ではなく、指定された日本語に対して意味が違うことです。「あなたはここで待たなくてもよいです」を英語にする場面で比べます。

× You must not wait here.(この英文自体の意味は「あなたはここで待ってはいけません」です。)

どこが違うか: must not は待つことを禁止するため、待つ必要がないという意味には don’t have to を使います。

○ You don’t have to wait here.(あなたはここで待たなくてもよいです。)

図3のように、must not は「する」側を閉じる表現で、don’t have to は「する」「しない」の両方を残す表現です。図の下段の2本の矢印は、必要がないという文だけでは、その行動は禁止されないことを示しています。

図3 禁止ではできない行動と不要なら選べる行動の違い

図3を待つ場面に当てはめると、上段では待つ行動が許されず、下段では待たずに帰る選択ができます。下段の文は「必ず待たないで」と指示しているわけではありません。ただし、別の規則があるかどうかまで保証する表現ではなく、その文が述べるのは必要がないということです。

なお、must not の短縮形は mustn’t です。短縮しても禁止の意味は変わりません。否定の形を見たら、助動詞を肯定に戻して訳すだけで済ませず、禁止なのか不要なのかを先に判断しましょう。

練習問題

練習1

「あなたはこの部屋で走ってはいけません。」となるように、空所を埋めましょう。禁止を表す must の形を使い、空所には2語を入れます。

You (    ) run in this room.

練習2

「トムは昨日早く帰宅しなければなりませんでした。」を英語にしましょう。have to の表現を使い、「帰宅する」は go home とします。

練習3

「明日は雪が降るかもしれません。」となるように並べ替えましょう。文頭の大文字と最後のピリオドも整えます。

語群: snow / it / tomorrow / may

練習4

「私が窓を閉めましょうか。」を shall を使って英語にしましょう。「窓を閉める」は close the window とします。そのあと、「窓を閉めていただけますか。」を would を使って書き、動作をする人の違いを確かめましょう。

答えと解説

練習1の答え: must not。完成文は You must not run in this room.(あなたはこの部屋で走ってはいけません。)です。走る必要がないのではなく走ることが禁止なので、don’t have to は使いません。助動詞の後ろは原形の run です。

練習2の答え: Tom had to go home early yesterday.(トムは昨日早く帰宅しなければなりませんでした。)です。yesterday が過去を示すため had to を使います。過去を had で表しているので、後ろの go を went に変える必要はありません。

練習3の答え: It may snow tomorrow.(明日は雪が降るかもしれません。)です。天気の文では it を主語にし、may の後ろに原形の snow を置きます。この may は許可ではなく、まだ確定していない天気の可能性を表します。

練習4の答え: Shall I close the window?(私が窓を閉めましょうか。)と Would you close the window?(窓を閉めていただけますか。)です。前の文は自分からの申し出なので I、後ろの文は相手への依頼なので you を使います。日本語では省かれていても、英語では行動する人を決めてから文を組み立てます。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

次に学ぶ to 不定詞は、to と動詞の原形を組み合わせた形です。have to の後ろでも原形を使いましたが、must・should・may などの直後には to を入れません。「原形が来る」という共通点と、「to が要るか」という違いを分けて見ると、新しい表現を学んでも形が混ざりにくくなります。

家庭では5分ほどで、2つの確かめ方を試せます。1つ目は、図3を見ながら「ここで待ってはいけない」と「ここで待たなくてもよい」の英文を声に出し、それぞれで待つことが許されるかを日本語で説明する方法です。英文だけを唱えるのではなく、行動の違いまで言えれば、否定の意味を押さえられています。

2つ目は、例題3の申し出を声に出してから、主語を I から we に替えて意味を言う方法です。続いて練習4の2文を読み、自分と相手のどちらが窓を閉めるかを指で示すと、語順と場面が結びつきます。保護者が確かめる場合も、お子さまに訳を言わせるだけでなく、「動くのはだれ」と尋ねると理解の位置が見えます。

個別指導では、動詞の形が崩れる場合は一般動詞の原形と三人称単数まで戻り、have to の疑問文で止まる場合は do・does の働きまで確かめます。形は合っていて意味だけ違う場合には、禁止・不要・助言のどれを言いたい場面なのかを先に整理します。

まとめ

助動詞を選ぶ前には、相手に何を伝えたいのかが決まっています。行動を止めたいのか、必要がないと知らせたいのか、それとも自分が手伝うと申し出たいのかです。その判断ができれば、日本語に同じ「ない」や「ましょうか」があっても、英語では別の形を選べます。

迷ったときは、まず行動する人と動作を置き、次にその行動への判断を添えてみましょう。「しなくてもよい」と「してはいけない」を言い分ける一語が、相手に残る選択を変えます。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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