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英検4級のEメールの読み方—誰が誰に何を頼んでいるか|武蔵野個別指導塾
差出人と受取人を押さえ、依頼・予定変更・返信の内容を読み分ける手順を学べます。3通の練習メールで、選択肢を本文の根拠と照らし合わせる方法まで確かめられます。

英検4級のEメールの読み方—誰が誰に何を頼んでいるか
よくあるのは、塾の自習机でEメールの問題に取り組み、知っている曜日に丸を付けたのに、答え合わせで首をかしげるという場面です。土曜日という語は確かに本文にあります。ただ、その土曜日は行事の日で、質問は返事をする日を尋ねています。単語を見つけるところまではできていても、その日付が何の予定に結びついているのかが抜けると、別の情報を答えにしてしまいます。
英検4級のEメールでは、英文を日本語に置き換えるだけでなく、人と行動の関係をつかむことが大切です。誰から届いたメールなのか、誰に向けたお願いなのか、その人は何をすればよいのか。この3つがつながると、日時や持ち物にも意味が生まれます。逆に、単語の意味がたくさんわかっていても、書き手と読み手を入れ替えると、依頼する人と依頼される人を取り違えます。
そこで、最初から全文をきれいに訳すことを目標にせず、メールの中に小さな予定表を作るつもりで読みましょう。必要なのは、難しい日本語の説明ではありません。「メグからケンへ。土曜日に公園へ行く。ケンは水を持っていく」と短く言えれば、内容を確かめる準備ができます。これから扱う英文は、この記事の練習用に書き下ろしています。まずは紙と鉛筆を用意し、自分が選んだ答えの根拠を1文ずつ指せるところまで進めてください。
4級のEメールでは何を読み取るのでしょうか
メールを書く試験ではなく、内容を選ぶ問題です
英検4級は中学中級程度を目安とする試験です。リーディングの「長文の内容一致選択」には、掲示・案内、Eメールの手紙文、説明文が含まれます。この区分は合計10問で、印刷された4つの選択肢から答えを選びます。10問すべてがEメールの問題という意味ではありません。また、4級の一次試験にはライティングの出題はありません。メールを読んだあとに、自分で返信文を完成させる形式だと思い込まなくて大丈夫です(日本英語検定協会・2026)。
リーディング全体の試験時間は35分です。これはEメールだけに使える時間ではなく、語句の空所補充や会話文、語句整序なども含めた時間です。練習では、読む速さだけを追う前に、答えの場所に戻る手順を作りましょう。知らない語で止まった回数よりも、「質問された行動を見つけられたか」を確かめると、次の練習で直す点を絞れます。
内容一致では、本文に出てきた語を含む選択肢が、必ずしも答えとは限りません。たとえば本文に公園と図書館が出てきても、質問が「どこで会いますか」なら、集合場所になっている方を選びます。公園へ行く前に図書館で待ち合わせる内容なら、行き先と集合場所は別です。見覚えのある名詞を拾うだけでなく、その前後の動詞まで読む必要があります。
Iとyouは、書き手が変わると指す人も変わります
メールの上部にあるFromは差出人、Toは受取人を示します。本文の最初の呼びかけと最後の署名も、人を確かめる手がかりになります。まず「誰から誰へ」を日本語で短く書いてください。そのうえで、本文のIは書き手、youはそのメールで呼びかけられている相手、と対応させます。
たとえば、メグからケンへのメールに「I will bring lunch.」とあれば、昼食を持ってくるのはメグです。続いて「Can you bring some water?」とあれば、水を持ってきてほしいと頼まれているのはケンです。どちらにもbringがありますが、行動する人が違います。「持ってくる」という意味だけを覚えていても、主語を読み落とすと2人の役割が入れ替わります。
返信を続けて読むときは、前のメールで作った対応をいったん更新します。ケンからメグへの返信なら、Iはケンです。「Iはさっきメグだった」と固定せず、メールごとに差出人へ戻ることが必要です。人物名が多く感じられるときも、全員の関係図を作る前に、そのメールの書き手と受取人を決めると整理しやすくなります。
単語を知ることと、答えの場所を探すことを組み合わせます
語彙の研究では、単語を自分で思い出せる知識と、見て意味がわかる知識の両方が読解を予測し、後者の関係がやや強いと報告されています(Laufer・Aviad-Levitzky・2017)。対象は大学生116名であり、この結果から小中学生の4級受験者に必要な語彙数や、特定の読み方の効果を決めることはできません。ここから練習に取り入れたいのは、書けるかの確認だけで終えず、本文の中で見た語の意味を取り出す機会も作ることです。
たとえばbringを練習するときは、つづりの確認に加えて、「誰が何を持ってくるか」を答えてみます。beforeなら、単独の訳を言うだけでなく、返事の期限と結びついているのか、集合前の行動を表すのかを確かめます。単語の暗記とメールの読解を別々にしすぎず、覚えた語が本文のどの情報を支えているかを見る練習にします。
設問を先に読む方法にも、関連する研究があります。時間制限のある記述式の読解テストで、設問を先に読み、本文から必要な情報を探す方が正確で速かったと報告されています(Yeariほか・2021)。対象は大学生の読解テストであり、記述式での結果をそのまま4級の4肢選択に当てはめることはできません。ここでは、設問で「人を探すのか、理由を探すのか」を確かめてから本文を読む方法を、試す価値のある練習手順として扱います。
ただし、選択肢の語だけを頼りに本文を飛び飛びに見ると、否定や変更の情報を落とすことがあります。質問の種類を確認したあとは、短いメールを最初から最後まで読み、答えに関係する文へ戻ってください。設問の先読みは、本文を読まずに済ませる方法ではなく、読みながら注意を向ける場所を決めるための準備です。

人・行動・条件の順で読む練習
最初に3つの欄を作ります
ノートに「誰から誰へ」「頼み・知らせ」「日時・場所」の3つの欄を作ります。長い文章を書く必要はありません。最初の欄には人物名、次の欄には「水を持参」「集合場所を変更」などの短い言葉、最後の欄には必要な条件を書きます。設問を読む段階で答えを決めず、本文を読んでから欄を埋めてください。
書き込みの印も少なくします。人には丸、頼まれた行動には下線、日時や場所には四角という程度にして、文全体を色で埋めないようにします。色鉛筆がなくても、鉛筆1本で十分です。印を付ける目的は、あとで答えの根拠へ戻りやすくすることです。印を付けるだけで内容を覚えた気にならず、日本語で短く説明できるかまで確かめます。
以下の時間は、家庭で使う練習上の区切りです。試験で定められた1通ごとの制限時間ではありません。最初の練習は4分、次は5分、最後は6分をひと区切りにします。時間が来たら正誤だけでなく、どこまで読めたかに印を付けてください。終わらなくても、次に見る場所がわかれば、読み方の記録になります。
練習1: 持ち物を頼まれたのは誰でしょうか
最初の4分は、設問の確認に1分、本文と選択肢に2分、根拠の確認に1分を使います。まず、尋ねられているのが持ち物なのか日時なのかを確かめます。
From: Meg
To: Ken
Subject: Saturday picnic
Hi Ken,
Let’s have a picnic in Green Park this Saturday. Please meet me at the park gate at ten. I will bring sandwiches. Can you bring some water? My brother will come with us. He will bring a ball. Please call me on Friday evening.
Meg
問1: What does Meg want Ken to bring?
- Some sandwiches.
- Some water.
- A ball.
- A map.
問2: When should Ken call Meg?
- On Friday morning.
- On Friday evening.
- On Saturday morning.
- On Saturday evening.
答えを見る前に、「誰から誰へ」の欄を埋めてください。次にbringを含む文を探し、それぞれの主語を確かめます。問1は2、問2も2です。内容確認用の短い英文で答えるなら、問1は「Meg wants Ken to bring some water.」、問2は「He should call her on Friday evening.」となります。英文で答える活動は理解を確かめる練習であり、本番でこの文を書くという意味ではありません。
問1の根拠は「Can you bring some water?」です。youは受取人のケンを指します。サンドイッチはメグ、ボールはメグの兄か弟が持ってきます。brotherだけでは年上か年下かは決まりませんが、問1を解くためにそこを決める必要はありません。設問に関係のない細部を想像で埋めず、本文から決められることを使います。
問2では、ピクニックの日と電話の日を別々に確認します。Saturdayを見つけた時点で決めると、本文の最後にあるFriday eveningを落とします。自分で確かめるときは、メールを隠し、「メグが持つ物」「ケンが持つ物」「ケンが電話する時」を言ってみてください。その後、本文を開き、説明と該当する文を1つずつ対応させます。言えなかった項目だけを読み直せば、復習する範囲がはっきりします。
練習2: 変更前と変更後を分けて読みます
次の5分は、設問に1分、本文に2分、選択と見直しに2分を使います。今度は予定が変わります。前の予定に線を引き、今の予定を横に書くと、2つの日付や場所を混同しにくくなります。
From: Tom
To: Aya
Subject: Our science project
Hi Aya,
We planned to meet at the library on Sunday, but it will be closed. Let’s meet at my house at two instead. Please bring your notebook. You do not need to bring the science book. I have it at home. Can you tell Yuki about the new place?
Tom
問1: Where will Tom and Aya meet on Sunday?
- At the library.
- At Tom’s house.
- At Aya’s house.
- At their school.
問2: What does Tom ask Aya to tell Yuki?
- The name of a book.
- The price of a notebook.
- The new meeting place.
- The date of a school trip.
問1は2、問2は3です。短い英文で内容を表すと、問1は「They will meet at Tom’s house.」、問2は「He asks her to tell Yuki about the new meeting place.」です。最初の文にlibraryが出てきても、次の文で場所が変更されています。butの後ろを読み、「図書館は閉まっている」という事情と、「代わりにトムの家で会う」という提案をつなげます。
問2では、トムからあやへの依頼の中に、ゆきという別の人が登場します。依頼を出した人はトム、知らせる役割を頼まれた人はあや、知らせを受ける相手はゆきです。「誰が誰に」の関係を、メール全体とその中の行動で分けてください。単に人物名を3つ拾うだけでは、役割までは決まりません。
このメールには持ち物の情報もあります。ノートは持ってきてほしい物、理科の本は持ってくる必要がない物です。do not need toのnotを落とすと、どちらも持参する物として記録してしまいます。答え合わせの後は、余白に「持ってくる物」「持ってこなくてよい物」を1つずつ書いてください。設問の正解だけで終わらず、否定まで読めているかを自分で確かめる練習になります。
見直しでは、最初に選んだ答えを消し切らず、横に直した答えと理由を残します。「libraryを見て決めた。butの後ろを読んで変更に気づいた」と書けば十分です。次のメールでbutに出会ったときに、その後ろまで読むという具体的な行動につながります。「よく読む」という大きな目標より、次に何をするかが明確になります。
練習3: 返信でIとyouを入れ替えます
最後の6分は、2通の差出人確認に1分、本文と設問に3分、人物と行動の照合に2分を使います。メールが切り替わる位置で一度止まり、新しい書き手の名前を指で押さえてください。
From: Lisa
To: Ben
Subject: Help at the school festival
Hi Ben,
Can you help me at the school festival on Saturday? We will sell cookies in Room Five. Please come at nine to put the cookies on the tables. The festival starts at ten. You can go home at twelve. Please tell me if you can help.
Lisa
From: Ben
To: Lisa
Subject: Saturday
Hi Lisa,
I can help on Saturday. My tennis lesson starts at one, so I will leave at twelve. My sister wants to come to the festival at ten. Can she buy cookies then?
Ben
問1: Why does Lisa want Ben to come at nine?
- To take a tennis lesson.
- To put cookies on the tables.
- To meet his sister at home.
- To clean the school garden.
問2: What will Ben do at one?
- He will help Lisa sell cookies.
- He will buy cookies with his sister.
- He will take a tennis lesson.
- He will go to Lisa’s house.
問1は2、問2は3です。内容確認の英文は、問1が「He will put the cookies on the tables.」、問2が「He will take a tennis lesson.」となります。問1は来てほしい理由を尋ねています。時刻だけでなく、at nineの後ろに続くto put the cookies on the tablesまで読みます。午前9時は準備に来る時刻、午前10時は行事が始まる時刻なので、同じ欄にまとめないようにします。
問2の根拠は返信の「My tennis lesson starts at one」です。このMyは返信を書いたベンのことです。最初のメールにリサの依頼があったからといって、返信のMyまでリサに結びつけないようにします。返信は、ベンが手伝えると知らせると同時に、自分の予定と妹か姉についての質問も伝えています。1通の中に返答と新しい質問が両方あっても、文ごとに役割を分ければ読めます。
自己確認では、ノートを縦に区切り、左にリサ、右にベンと書きます。リサの下に「9時に準備を手伝ってほしい」、ベンの下に「手伝える。12時に出る。1時にテニス」と書いてください。さらに、妹か姉が10時に来たいという文も、ベンの返信から得た情報として添えます。これで、時計の数字を並べただけでなく、誰の何の予定なのかまで確かめられます。
答えを覚えた後は、説明の精度を確かめます
同じメールを読み直すと、選択肢の番号だけ覚えてしまうことがあります。その場合は選択肢を隠し、設問に日本語で短く答えてから本文を開きます。「水です」だけでもよいので、その次に「ケンに頼んでいる文はここです」と示してください。正解を覚えていても、根拠の文へ戻る練習はできます。
3通を終えたら、誤りを「人物」「行動」「条件」のどれかに分けます。Iとyouを取り違えたら人物、bringとtellを混同したら行動、曜日や否定を落としたら条件です。複数に当てはまるときは、最初に読み違えた箇所を選びます。次の練習では、その項目だけ先に確認するようにします。すべてを一度に直そうとせず、1つの読み落としに対して1つの確認動作を決めてください。
個別指導では、答えにたどり着く途中を確かめます
Eメールの問題で同じ不正解を選んでいても、理由は同じとは限りません。差出人を見ずに読み始めた人と、差出人は押さえたのにnotを見落とした人では、必要な練習が違います。個別指導で確かめたいのは、正答数に加えて、「最初にどこを見たか」「どの文で答えを決めたか」「迷ったときにどこへ戻ったか」です。答えの番号だけでは見えない読み方を、本人の説明と紙の印で確かめます。
よくあるのは、授業後の小さな面談机で、保護者の方が「家では読めたと言うのですが」と相談し、お子さまは本文の大半を日本語にできているという場面です。それでも設問では、電話をする日と遊びに行く日を取り違えていることがあります。このとき、家庭でもっと長く訳す練習を増やすより、「その曜日は何をする日か」という確認を足す方が、取り組む課題を具体的にできます。
塾が持つのは、読み違えた箇所を見つけ、次の課題の難しさと確認項目を調整する役割です。人物関係が不安定なら、書き手と受取人が明確な短いメールに戻ります。人は押さえられるのに予定変更を落とすなら、変更前と変更後を並べる課題を使います。未知語が多くて文を追えないときは、依頼の動詞や日時の表現を短い文で確かめてからメールへ戻します。毎回すべてを最初からやり直すのではなく、つまずきに合う部分を選びます。
本人が持つのは、わかったつもりの箇所も含めて、答えを選んだ理由を示す役割です。立派な説明は要りません。「このyouがケンだから」「ここで場所が変わったから」と言えれば、読み方を点検できます。説明できなかったときは、できなかった事実を残してください。黙って正答に直すよりも、次に確かめる箇所がはっきりします。
家庭が持つのは、短い練習を始められる時間と場所を整え、終わった後に確認を1つ求めることです。保護者の方が全文を訳したり、英文法を教え直したりする必要はありません。「誰が何を頼んだメールだったのですか」と聞き、本人が紙を指して説明するのを待ってみてください。答えが違っていそうなときも、先に正解を伝えず、「そのことが書いてある文を見せてください」と本文へ戻す声かけにします。
進み具合は、日付、練習したメール、正誤、根拠を示せたか、次の確認項目の5つを短く残すと見やすくなります。正解でも理由を示せなければ「根拠は要確認」、不正解でも人物と行動が読めていれば「曜日を再確認」と記録します。最初は時間がかかっても、人物を取り違えなくなったなら、その変化を具体的に伝えられます。反対に、速く解けても同じ否定を落とすなら、速さだけで順調とは判断しません。
武蔵境で個別指導を検討する際も、メールの問題を何問解くかだけでなく、誤答の後に何を確かめるかに注目してください。練習量の相談が、本人に必要な読み方の相談へ変わると、家庭で繰り返すことも小さく決められます。1週間の課題を「Eメールを頑張る」で終わらせず、「各メールの差出人を確認してからIを読む」のように、本人が実行したか判断できる形にすることが大切です。

Eメールの読解でよくある質問
Q1. 知らない単語が1つでもあれば、先に全部調べた方がよいですか
先にすべて調べるのではなく、その語が答えを決めるために必要かを確かめてください。持ち物を尋ねる問題で、依頼された物の名前がわからなければ、その語は理解する必要があります。一方、brotherの年齢関係のように、設問に関係しない細部まで確定させる必要はありません。わからない箇所に小さな印を付け、まず人物と行動を読み取ります。
練習が終わった後は、意味を調べた語を本文の文に戻して読みます。訳語をノートに並べるだけでなく、「この語がわかったので、持ち物を区別できた」と結びつけてください。毎回同じ語で止まるなら、メール全体を増やす前に、その語を含む短い文で確認します。調べること自体を減らすのではなく、調べた後に本文がどう読めるようになったかを確かめることが大切です。
Q2. 日本語に全部訳せないと、正解しても理解したことになりませんか
全文を自然な日本語に訳せることと、設問に必要な関係を読めることは分けて考えます。「トムからあやへ。集合はトムの家。ゆきにも知らせる」という短い説明でも、人物、場所、依頼が正しければ、理解を確かめる材料になります。訳文がぎこちないという理由だけで、すべて読み直す必要はありません。
ただし、答えが合っているだけで十分とも言い切れません。選択肢の語に見覚えがあって偶然選べた場合もあります。正解を選んだあとに、本文のどの文で決めたかを示してください。さらに、迷った選択肢が違う理由を1つ言えれば、根拠を持って選べたかを確認できます。練習1なら「サンドイッチはメグが持つので、ケンの持ち物ではありません」と説明できます。
Q3. いつも時間がかかるので、最初から急いで読むべきですか
まず、時間がかかる場所を分けてみてください。単語の意味を思い出すのに止まるのか、Iとyouを追い直すのか、選択肢を何度も比べるのかで、練習する内容が変わります。読み終わるまでの時間だけを測ると、この違いが見えなくなります。本文を読んだ時点と、答えを選んだ時点を分けて記録すると、自分が長く迷う部分をつかみやすくなります。
最初は根拠を指すところまで行い、その手順が安定してきたら、書くメモを短くしていきます。人の名前を毎回文章にせず、2人の名前と矢印だけにする方法もあります。省くのは重複した作業で、否定や変更後の予定の確認まで省かないようにしてください。リーディング全体の35分を意識する練習と、1通の読み方を確かめる練習を分ければ、急ぐだけで終わらずに進められます。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
最後は「この人が、これをする」で確かめます
Eメールを読み終えたら、本文を見ながら「この人が、これをする」と短くまとめてください。日時と場所は、その行動に付け足します。「土曜日、10時、公園」と単語を並べるだけでなく、「ケンが土曜日の10時に公園の入口でメグと会う」と言えれば、情報のつながりを確かめられます。そのうえで、設問が行事の予定を聞くのか、電話や返信の予定を聞くのかを見直します。
明日の練習では、たくさんのメールを解く前に、今日迷った1通を開いてみてください。差出人を押さえ、頼まれた行動に下線を引き、答えの根拠を指します。昨日と同じ番号を選べたことより、昨日は見落とした文を今日は自分で見つけられたことを、次の練習につなげましょう。
保護者の方も、丸の数に加えて、お子さまがどの文を説明できるようになったかを聞いてみてください。短いメールでも、人の役割や予定の変更を読み分けるには、丁寧な確認が必要です。1通のEメールで取り違えた「誰が」を、次の教材へ進む前に机の上で確かめます。
参考文献
- 日本英語検定協会・2026。4級の目安。取得日: 2026年10月14日。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_4/
- 日本英語検定協会・2026。4級の試験内容。取得日: 2026年10月14日。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_4/solutions.html
- Laufer・Aviad-Levitzky・2017。Modern Language Journal。大学生116名を対象とした、語彙知識と読解の関係の研究。https://consensus.app/papers/details/aa9819cc730e5c0d991e957e8b08573c/
- Yeariほか・2021。Reading Research Quarterly。大学生の読解テストにおける、設問の先読みと本文探索の研究。https://consensus.app/papers/details/b02a24c3e8db527d8474eddb7d3c960b/
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。



