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英検3級の掲示・お知らせの読み方—日時と条件を結びつける練習|武蔵野個別指導塾
掲示文の開催日と申込期限、集合場所と活動場所を区別する手順を解説します。独自の練習3題で、設問の条件に合う根拠を本文から探し、選択肢を確かめる読み方を身につけます。

英検3級の掲示・お知らせの読み方—日時と条件を結びつける練習
よくあるのは、自習机で地域の体験教室のお知らせを読み、本文の曜日に線を引いたところで、もう答えが見つかったと思う場面です。設問は申し込む期限を尋ねているのに、活動が行われる曜日を選んでしまいます。読めなかった単語を尋ねると、ほとんど挙がりません。それでも、同じ紙面にある2つの日付を、何の日付なのかという役割まで分けて読めていません。
英検3級の掲示・お知らせを読むときは、英文を日本語に直す力に加えて、案内に従って行動するための情報を整理することが大切です。誰が参加できるのか、いつまでに何をするのか、どこへ行くのかを取り違えると、知っている語が多くても答えがずれます。逆に、本文全体の訳をきれいに書けなくても、問われた条件と根拠の文を結びつけられれば、解答を検討できます。
ここでは、本文を読む順番、数字の横に付ける短いメモ、選択肢の確かめ方を順に練習します。小学生でも、学校の授業と並行して準備する中学生でも、学び直しの方でも、まず必要なのは「どの情報を探すのか」を自分で言えることです。保護者の方は、お子さまが選んだ番号だけでなく、その番号を選ぶ根拠の文を指せるかを見てください。正誤の先に、次に練習する場所が見えてきます。
掲示文では、数字の発見より役割の区別が大切です
公式の形式を押さえ、練習の範囲を決めます
英検3級の目安は中学卒業程度です。リーディングには長文の内容一致選択があり、掲示・案内、Eメールや手紙文、説明文を扱います。この長文の内容一致選択全体が10問で、解答は印刷された選択肢から選ぶ4肢選択です。掲示・案内だけで10問あるという意味ではありません。一次試験ではリーディングとライティングに合わせて65分が設定されています(日本英語検定協会・2026年参照)。
この形式を踏まえると、掲示文の練習では、英文の内容を読み取ることと、選択肢がその内容に合うか判断することを分けて確かめる必要があります。本文の単語をたくさん含む選択肢でも、日時と行動の組み合わせが違えば合いません。例えば「金曜日までに連絡する」と「金曜日に参加する」は、同じ曜日が使われていても別の内容です。単語の一致だけを探していると、この違いを見落とします。
以下の練習で使う時間は、家庭学習の区切りとしての提案です。試験の掲示問題に決められた制限時間を示すものではありません。初めは本文に戻る時間を十分に取り、根拠を確かめる手順が安定してから読む時間を記録してください。最初から速さだけを求めると、何が原因で間違えたのかを本人も説明しにくくなります。
設問から探す情報を決め、本文で意味を確かめます
読解の手順を考える参考になるのが、設問を先に読む方法を扱った研究です。時間制限のある記述式の読解テストでは、設問を先に読んで本文を探す方法のほうが、正確で速いという結果が報告されています(Yeariほか・2021)。対象は大学生の読解テストであり、英検3級の4肢選択や小中学生に同じ効果があるとまでは言えません。
そこで、ここで提案するのは、設問を先に見れば必ず速くなるという約束ではありません。設問を読んで「場所」「持ち物」「期限」のどれを探すかを短く決め、その後に本文の該当箇所と前後を読む手順です。設問だけを見て内容を予想し、本文を読まずに選ぶ方法ではありません。また、本文を先に一読したほうが理解しやすい方は、その読み方で根拠を正しく示せるかを比べてください。
特に、場所を尋ねる設問では、活動する場所と最初に集まる場所を分けます。持ち物の設問では、本人が持っていく物と主催者が用意する物を分けます。どちらも「場所の単語」「物の単語」を見つけただけでは足りません。その近くにある meet、bring、give などの動詞まで読むことで、誰が何をするのかがはっきりします。
語彙の復習も、英文の中で意味を選ぶところまで行います
大学生116名を対象とした研究では、語彙を思い出せる知識と、見て意味がわかる知識の両方が読解を予測し、後者の関係がやや強いと報告されています(Laufer・Aviad-Levitzky・2017)。対象は大学生であり、この結果から英検3級の受験者に必要な単語数や、特定の暗記法の優劣は決められません。
この知見を踏まえ、掲示文の練習では、単語だけを言えるかに加えて、文中で意味を取れるかも確認します。例えば free を見て「無料」と答えられても、何が無料なのかは周囲を読む必要があります。参加費が無料なのか、材料が無料なのかで、案内の内容は変わります。before の意味を覚えたら、何より前なのかまで読み、時刻や行動との組み合わせを説明してください。
復習をその日の読み直しだけで終えないことも検討できます。韓国の150名を対象にした研究では、英単語を1日あけて練習する方法が2週間後の成績に有効で、穴埋めとカードの差は小さいと報告されています(Kimほか・2023)。対象は韓国の参加者による単語学習であり、同じ日程が掲示文全体の読解にも最適だとする結果ではありません。
この記事では、その研究を参考に、翌日以降に語句の意味を思い出し、さらに短い文で役割を確かめる復習を提案します。本文を再び見たときに答えの番号だけを覚えていても、別の掲示には使えません。「この日付は申込期限です」と言い直せるかを確認することが、今回の練習の狙いです。

本文と選択肢を往復する5つの手順
まず、題名から何のお知らせかをつかみます。次に設問を読み、問われている情報を日本語で短くメモします。その後に本文を読み、日付や場所の横に役割を書きます。選択肢を検討したら、最後に根拠の文へ戻ります。この順番を、以下の5つの動作に分けて試してください。
- 題名を読んで、催しへの参加、施設の利用、活動の募集など、大まかな目的をつかみます。
- 設問の疑問詞と動詞を見て、「何を持参するか」「どこで待つか」など、探す情報を1つに絞ります。
- 本文の数字や固有名詞に、開催日、集合、開始、締切などの短い役割を付けます。
- 選択肢を本文と比べ、違うものは日付、場所、行動、条件のどこが違うかを説明します。
- 選んだ答えを支える文を指し、設問に答えているかをもう一度確かめます。
線を引く場所が増えすぎる場合は、各設問について根拠の文を1つか2つだけ選びます。本文のほぼ全部に線が引かれているなら、必要な情報を選ぶ練習に戻ってください。また、答え合わせの前に「この文だけで答えられるか」と問い直します。条件が別の文に書かれているときは、その文も合わせて読みます。
短い文で役割を分ける練習もできます。次の3文では、数字だけを抜き出すのではなく、何をする時刻なのかを書いてください。
Please arrive at nine. The lesson starts at nine thirty.
到着は9時、授業開始は9時30分です。開始時刻を尋ねられたときに、最初に出た時刻をそのまま選ばないようにします。
Bring a cup. We will give you some juice.
持参するのはコップで、主催者が渡すのはジュースです。物の名前に加えて、bring と give の向きを確かめます。
If it rains, we will meet in the hall.
ホールに集まるのは雨が降った場合です。「いつでもホール」と広げず、if の後にある条件を残して読みます。
練習1: 開催日と申込期限を分けます
次の掲示と設問は、この練習のために作成しました。まず2分で読み、答えを選んでください。その後の2分は時間を縮めようとせず、選んだ根拠を確かめます。わからない単語があれば印を付け、解答を決めるのに必要かどうかも考えます。
掲示: 土曜日の料理教室
Saturday Cooking Class
Do you want to make an easy lunch? Join our cooking class at Green Community Center this Saturday. The class starts at eleven and ends at one. Please come to Room 2 ten minutes before the class. Bring an apron and a small towel. We will give you all the food you need. To join, call the center by Thursday. You can eat your lunch after cooking it.
設問
-
What should people bring to the class?
A. Some food for lunch. B. An apron and a small towel. C. A large plate and a cup. D. A book about cooking.
-
When should people call the center to join?
A. By Thursday. B. On Saturday morning. C. After the class. D. At one on Saturday.
解答と確かめ方
設問1の正解はBです。Bring の後に apron と small towel が続いています。食材については、その次の文で主催者が用意すると伝えています。Aには食べ物が登場しますが、持参する物という条件に合いません。CとDの物は、本文では持参を求められていません。料理教室だから必要そうだという自分の想像を、掲示の指示に付け足さないようにします。
設問2の正解はAです。by Thursday は、電話で申し込む期限に付いています。土曜日は教室の開催日です。終了時刻の one も本文にはありますが、電話をする時刻ではありません。ここでは、日付が合っているように見えるかではなく、call とどの表現がつながるかを確かめます。
内容を自分で説明するための英文の解答例も声に出してください。この英文を書くことは、掲示問題の本番の解答方法ではなく、意味を確かめる追加練習です。以降の練習でも同じ使い方をします。
People should bring an apron and a small towel. They should call the center by Thursday.
自己確認では、本文を伏せて「開催日」「申込期限」「主催者が用意する物」を別々に答えます。その後に開いて照合し、間違えた項目だけを直してください。最後に、到着は10時50分、開始は11時、終了は13時と整理できるかも見ます。本文では開始の10分前に来るように伝えているため、数字を1つ見つけるだけでは到着時刻を出せません。

練習2: 晴れの場合と雨の場合を分けます
次は、最初の1分で題名と設問を読み、何の条件を探すのかを決めます。続く2分で本文と選択肢を比べ、最後の1分で条件の取り落としを点検します。間に合わなければ途中の場所を記録し、時間を延ばして最後まで読んでください。
掲示: 公園の清掃活動
Park Clean Up Day
Help us clean Sunny Park on Sunday morning. We will meet at the park gate at nine. Please bring a hat and a bottle of water. Our team will give everyone a bag for collecting rubbish. If it rains, we will not clean the park. We will meet at the town library instead and make posters about keeping the park clean. The library activity will start at ten. You do not need to call us before coming.
設問
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Where will people meet if it rains?
A. At the park gate. B. At the town library. C. At a sports center. D. At a school.
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What will the team give to everyone?
A. A hat. B. A bottle of water. C. A bag for collecting rubbish. D. A book about the park.
解答と確かめ方
設問1の正解はBです。設問に if it rains とあるので、雨の場合の案内を読みます。晴れの場合と同じ集合場所だと思い込まず、instead の前後を比べてください。本文の最初のほうにある park gate は目につきやすいものの、雨の場合の集合場所ではありません。town library を選んだら、次の文から雨の日の活動の開始時刻も確認できます。
設問2の正解はCです。Our team が主語になっている文を読み、give の後にある袋を選びます。AとBは本人が持参する物です。どれも本文に登場するため、「本文にあった」という理由だけでは選べません。渡す側がチームで、受け取る側が参加者という関係を言えれば、持ち物との区別ができます。
内容確認の英文の解答例は、次のようにまとめられます。
They will meet at the town library if it rains. The team will give everyone a bag for collecting rubbish.
自己確認では、紙を左右に分けて「公園で活動する場合」と「雨の場合」を書きます。前者には場所と集合時刻、後者には場所と活動開始時刻を書き入れます。雨の場合にすることも、清掃ではなくポスター作りと説明してください。最後の文は、来る前の電話は不要という意味です。not がある文では、何をしなくてよいのかまで読み、電話してはいけないという禁止に変えないようにします。
練習3: 参加できる人と必要な行動を結びつけます
3つ目は、3分で読み、1分で選択肢を点検します。今回は日時だけでなく、対象者と道具の扱いに注目してください。慣れてきた方も、選んだ理由を言う時間を省かずに取りましょう。
掲示: 写真クラブ
School Photo Club
Our photo club meets every Wednesday after school in Room 5. New members are welcome this month. The club is for students at our school. You do not need your own camera because you can use a school camera during the meetings. At the first meeting, bring a photo of your favorite place. You will tell the other members about it. Please write your name on the list outside Room 5 before you come. Teachers can answer questions about the club at lunchtime.
設問
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Who can join the club?
A. All people who live near the school. B. Only teachers at the school. C. Students at the school. D. Only students with their own cameras.
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What should new members do before they come?
A. Buy a new camera. B. Write their names on the list. C. Meet the teachers after school. D. Take a photo of Room 5.
解答と確かめ方
設問1の正解はCです。The club is for students at our school. が参加対象を示します。Dはカメラという語が本文にあるため気になりやすい選択肢ですが、自分のカメラは必要ないと書かれています。写真の活動にはカメラが要るはずだという常識よりも、この掲示が示す利用条件を優先します。
設問2の正解はBです。before you come に結びつく行動は、名簿に名前を書くことです。教師への質問は昼休みにできることであって、参加前に必ず済ませる手続きではありません。また、初回に持ってくる写真は好きな場所の写真です。教室の番号が本文にあっても、その教室の写真を撮るようには求められていません。
内容確認の英文の解答例は、次のようになります。
Students at the school can join the club. They should write their names on the list before they come.
自己確認では、本文を見ながら「参加対象」「使える道具」「初回の持参物」「参加前の手続き」を4行に分けて書きます。各行の隣には、根拠になる英語を短く添えてください。意味を思い出せなかった語は、全文を写す代わりに、その語を含む短いまとまりで残します。例えば during the meetings と残すと、学校のカメラを使える場面まで復習できます。
答え合わせの翌日に、違いをもう一度説明します
3題を解き終えたら、正答数だけでなく、間違えた理由を短く残します。「木曜日を知らなかった」「開催日と締切を取り違えた」「雨という条件を外した」では、次に行う練習が違います。語の意味が原因なら語句を復習し、役割の混同なら数字や場所の横のメモを直し、条件の取り落としなら設問と本文の条件を並べます。
翌日は5分を使い、最初の2分で前日に迷った語句を思い出し、次の2分で掲示の内容を確認します。最後の1分で、前日とは別の問いに答えます。料理教室なら到着時刻、清掃活動なら雨の日にすること、写真クラブなら初回に持参する物を尋ねてみてください。解答の番号を覚えているだけなのか、案内を読めているのかを分けて確かめられます。
余裕があれば、紙に「問い」「答え」「根拠」の3列を作ります。根拠の列が空いた場合は、正解していても本文へ戻ります。一方、根拠は正しいのに答えを間違えた場合は、選択肢の読み方を見直します。復習をすべて最初からやり直すのではなく、つまずいた動作に合わせて小さく区切ってください。
個別指導では、読み方のどこでずれたかを確かめます
武蔵野個別指導塾でこの単元を扱う際は、解き終えたプリントを見て正誤を伝えるだけでなく、本人が本文のどこを見て選んだかを確かめます。同じ不正解でも、語彙が足りない場合、設問の意味を取り違えた場合、根拠を見つけた後で条件を外した場合では、練習を組み替える必要があるためです。本人にすべて説明させるのが難しければ、「この文とこの文のどちらを使いましたか」と選びやすい問いから始めます。
よくあるのは、面談用の小さな机で答案を広げると、お子さまが「本文に同じ単語があったから」と答え、保護者の方が「そこまでは読めていたのですね」と気づく場面です。その読み取りを出発点にしつつ、同じ単語があることと、内容が一致することの間を埋めます。例えば場所の名詞を見つけられているなら、次はその場所が集合場所なのか、活動場所なのかを示す動詞に目を向けます。
塾が持つのは、課題の選定、誤りの整理、次の練習の設計、理解の再確認です。語彙で止まる方には短い案内文を使い、日時と行動の組み合わせを正確に取るところから始めます。語彙は足りているのに迷う方には、同じ数字や場所を含みながら条件が異なる選択肢を比べてもらいます。まだ根拠の文を選べない段階で、速く読む課題だけを増やすことはしません。
本人が持つのは、選んだ根拠を残すことと、わからなかった箇所を隠さず示すことです。すべての文に日本語訳を書く必要はありません。「by Thursday の役割が曖昧でした」と残せれば、次の授業で確認できます。自分で判断できたところと、説明を受けてわかったところを分けておくと、宿題で一人になったときに再確認する箇所も絞れます。
家庭には、英文を教える役割まで求めません。保護者の方が伴走する場合は、取り組む短い時間を決め、「答えの理由はどこにありますか」と聞くところまでで十分です。答えを先に教えたくなったら、本人が指した文を一緒に確認してください。英語に自信がない場合は、本人のメモに開催日と申込期限が別々に書かれているかを見るだけでも、整理の様子を共有できます。
進み具合は、正答数に加え、根拠を自力で選べたか、条件を言い直せたか、後日の確認でも説明できたかで見ます。授業の記録には「持参物と配布物は区別できました。次は雨天時の変更を確認します」のように、できた動作と次の課題を並べます。読む時間の記録は、その正確さと一緒に扱います。時間だけ短くなり根拠が曖昧になった場合は、前進と決めつけず手順を調整します。
よくある質問
Q1. 先に全文を日本語に訳さないと、正確に読めませんか
全文の訳を書くことが役立つ場面はあります。文の主語や動詞を取り違えているときには、短い1文を丁寧に訳すことで、誰が何をするのかを確かめられます。ただし、掲示問題を解くたびに全訳を完成させることを必須にはしません。問われた内容を探し、その根拠と条件を正確に読めているかを先に見てください。
例えば申込期限が問われているときは、申込方法を示す文を探し、日付がどの行動に結びつくかを読みます。その意味が曖昧なら、その箇所を日本語にして確認します。答えに関係のある文を読めていないのに、訳を省くことだけを目標にするのは避けてください。訳す量は、理解を確かめるために必要な量に調整できます。
Q2. 知らない単語が1つあったら、辞書で調べるべきですか
練習の最初からすべて調べると、どの語で困ったのか、どの語は周囲から補えたのかが見えにくくなります。まず印を付け、その語が設問の答えを左右するかを考えてください。参加対象や申込条件を決める語なら、曖昧なまま解答を確定せず、答え合わせのときに意味を確認します。
辞書を使った後は、日本語の意味を1つ写して終えず、元の文で読み直します。例えば instead の意味を調べたら、何の代わりに何をするのかまで答えます。判断に関係の薄い語を後回しにすることと、重要な語を読み飛ばすことは違います。どの語を調べる必要があったかを記録すると、次の語彙学習を絞れます。
Q3. 同じ掲示で正解できたら、次の問題に進んでよいですか
正解した理由を説明できれば、別の掲示に進んで確かめてください。番号だけ覚えている場合は、設問を変えてもう一度読みます。料理教室の持参物に正解したなら、次は到着時刻と開始時刻をそれぞれ答えると、別の情報も整理できているかを見られます。
また、同じ問題を繰り返すと、本文を読まずに答えられることがあります。その状態を初見の読解力と同じに扱わず、内容の違う短い掲示でも、問い、根拠、条件を結びつけられるか確認してください。新しい問題で迷ったら、前の問題に戻って読む手順を言い直しても構いません。問題を進めた数だけで判断せず、何を根拠に選べたかを残すと、復習が必要な部分が見えてきます。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
次の掲示では、答えの横に根拠を1つ残してください
英検3級の掲示・お知らせでは、日付や場所を見つけた後の読み方が大切です。その日付は開催日なのか、締切なのか、その場所はいつ集まる場所なのかを確かめます。選択肢に同じ語があっても、行動や条件が違えば答えにはできません。本文の情報を、自分の経験や催しへの印象で補わないことも意識してください。
今日の練習は、3題を一度に終えなくても構いません。1題を選び、答えと根拠の文を並べ、迷った箇所を1つ残してください。翌日以降に同じ内容を別の問いで確認し、説明できたら新しい掲示へ進みます。読む速さは、その手順で内容を取り違えずに進められるかと一緒に見ていきます。保護者の方も、正解の番号に加えて、お子さまが根拠へ戻れたことに目を向けてください。
正解の丸が付いていても、選んだ理由が曖昧なら、掲示のどの文が答えの根拠になるかを本人が指せるまで確かめます。
参考文献
- 日本英語検定協会. 3級の試験内容・過去問. 2026年10月14日参照. https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_3/
- 日本英語検定協会. 3級の試験内容. 2026年10月14日参照. https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_3/solutions.html
- Yeariほか. 2021. Reading Research Quarterly. 大学生の読解テストにおける設問先読みと本文探索に関する研究. https://consensus.app/papers/details/b02a24c3e8db527d8474eddb7d3c960b/
- Laufer・Aviad-Levitzky. 2017. Modern Language Journal. 大学生116名を対象とした語彙知識と読解の関係に関する研究. https://consensus.app/papers/details/aa9819cc730e5c0d991e957e8b08573c/
- Kimほか. 2023. Modern Language Journal. 韓国の150名を対象とした英単語の間隔練習に関する研究. https://consensus.app/papers/details/043fef7f3eb85c0e8320d1755c25b1a9/
本気になった日が、入塾の日。
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