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【高校英語 読解】抽象名詞と名詞構文を図解で総まとめ—動詞に戻して読む・of の読み方・無生物主語|武蔵野個別指導塾

名詞に隠れた動作を取り出すと、長い主語の意味が見えてきます。ofの役割と無生物主語を3枚の図で整理し、並べ替えや空所補充、自作の短文読解で読み解く手順を確かめましょう。
よくあるのは、修学旅行前の教室で配られた英語の案内を読み、arrivalを「到着」、changeを「変更」と訳せたのに、結局、誰が到着し、何が変更されたのかを説明できないという場面です。名詞の意味は知っているのに、「生徒の到着の確認」のように「の」が重なると、文の中の動きが見えなくなります。そこで止まるのは、単語を知らないからとは限りません。名詞にまとめられた出来事を、動作を表す形に戻す作業が必要なのです。
英語では、誰かが何かをすることや、何かがある状態になることを、1つの名詞でまとめて話を進めます。そのため、長文を読むときには、名詞を日本語の名詞に置き換えるだけでは足りない場合があります。「到着」なら「誰が到着するのか」、「変更」なら「誰が何を変えるのか」と問い直してみましょう。この問いが使えると、名詞の多い案内文や説明文でも、出来事のつながりを具体的にたどれます。
この単元で身につけること
- 抽象名詞の中身を具体化します。抽象名詞とは、変化、理解、可能性など、形のある物として直接つかめない事柄を表す名詞です。本文中の行動や状態を手掛かりに意味を確かめます。
- 名詞構文を動詞中心に読み直します。名詞構文とは、動作や状態を名詞で表して組み立てた表現です。「誰が」「何を」を補うことで、出来事の関係をつかみます。
- ofの後ろの役割を見分けます。「後ろの名詞が動作をする」のか、「後ろの名詞に動作が向かう」のかを、元になる動詞から考えます。
- 無生物主語を自然な日本語で捉えます。無生物主語とは、人や動物以外の物事を主語にした表現です。原因、条件、手段などの関係を動詞と文脈から判断します。
- 名詞の形だけから話を作らない読み方を身につけます。誰が行ったのか、いつのことか、何を指すのかは、周囲の文に根拠を求めます。
前の単元で扱う省略と挿入では文の骨格を取り出しますが、この単元では、その骨格に置かれた名詞の中身を開いて読みます。長い主語を見つけた後に何をすればよいかが、次の課題です。
基本の考え方
名詞を見たら、まず動作や状態を取り出す
次の2文を比べてください。英文の形は違いますが、中心にある出来事には共通点があります。
The students arrived at noon.
生徒たちは正午に到着しました。
The arrival of the students surprised Ken.
生徒たちが到着したことに、ケンは驚きました。
1文目ではarrivedが出来事を直接述べています。2文目ではarrivalという名詞が「到着すること」を表し、文全体の動詞はsurprisedです。したがって、2文目を読むときは「生徒たちが到着する」という内側の出来事と、「そのことがケンを驚かせた」という外側の関係を分けます。arrivalを見てそこで文が終わった気にならず、主語のまとまりの外にある動詞まで進むことが大切です。
図1のように、arrivalとstudentsの関係を動詞に戻すと、生徒たちが動作の主体だとわかります。下段は関係を確かめるための言い換えであり、上段の名詞句そのものに過去時制があるという意味ではありません。ここではsurprisedや話の流れに合わせて、過去の到着として読み直しています。

同じ要領で、名詞を見たら対応する動詞や形容詞を探します。ただし、接尾辞を外せば必ず元の単語になるわけではありません。意味を確かめながら、useなら「使う」、decisionなら「決める」、difficultyなら「難しい」と、知っている形へ戻します。
The use of maps saved us time.
地図を使ったことで、私たちは時間を節約できました。
The difficulty of the task worried Yuki.
その課題が難しいことを、ユキは心配していました。
useは動作に、difficultyは状態に戻しています。すべての抽象名詞を無理に動詞1語へ変える必要はありません。「何がどうであるか」まで見えれば、状態を表す名詞も具体的に読めます。また、地図を使った人が文中のusだと読むのは自然ですが、名詞の形だけにその情報が含まれているわけではありません。文全体の意味から関係を確かめています。
ofは「の」で止めず、前の名詞との関係を調べる
ofの後ろが動作を行う側になる関係を主格関係、動作を受ける側になる関係を目的格関係と呼びます。ここでの「主格」「目的格」は、名詞を動詞に戻したとき、後ろの語が主語になるか目的語になるかという見方です。of自体に「する側」「される側」という固定した訳が付いているわけではありません。
The arrival of the bus changed our plan.
バスが到着したことで、私たちの計画が変わりました。
The repair of the bus took two days.
バスを修理するのに2日かかりました。
最初のbusは「到着する」側です。後のbusは「修理する」対象です。どちらもof the busですが、前の名詞がarrivalかrepairかによって関係が変わります。「バスの到着」「バスの修理」という日本語でわかったつもりになる前に、バスが何をするのか、バスに何をするのかを確かめてみましょう。修理をした人はこの文には示されていないため、特定の人を補ってはいけません。
The teacher’s explanation of the route helped everyone.
先生が経路を説明したことで、全員が助かりました。
この文ではteacher’sが説明する人を、of the routeが説明の対象を示しています。説明の中心は「先生が経路を説明する」です。先にこの関係を作り、それからhelped everyoneをつなぐと、長い主語を途中で見失いにくくなります。
一方、すべてのofを主格関係と目的格関係に分けられるわけではありません。the color of the bagはかばんの色を表し、動作の主体や対象を選ぶ問題ではありません。また、名詞によっては関係が曖昧になることもあります。「名詞を動作や状態に戻せるか」を先に判断し、その場合に限って誰と何の関係を調べます。
無生物主語は、動詞を見てつなぎ方を決める
The clear map enabled us to find the museum.
わかりやすい地図のおかげで、私たちは博物館を見つけることができました。
The heavy rain prevented us from walking to the station.
激しい雨のため、私たちは駅まで歩いて行けませんでした。
地図や雨を主語にした文でも、行動するのは人です。前の文では「可能にした」、後の文では「妨げた」という動詞の働きを残して、日本語では原因や手段を先に示しています。「地図が私たちを可能にした」と語順をそのまま移すより、何ができたのかまでまとめて読みます。
ただし、「無生物主語だから必ず『ために』と訳す」とは決めないでください。次の文では写真が記憶を呼び起こしますが、雨のために移動できないという因果とは違う働きです。
This photo reminds me of our trip.
この写真を見ると、私は旅行を思い出します。
必要なのは、主語を人に変える作業そのものではなく、動詞が結ぶ関係をつかむことです。名詞構文と無生物主語は一緒に現れることもありますが、前者は名詞の内側、後者は主語と述語のつながりに注目する読み方だと区別しておきましょう。
例題で使い方を確かめる
例題1 空所補充で動作の主体を取り出す
次の英文と同じ中心的な出来事を表すように、空所に1語を入れてください。
The arrival of the train pleased Emma.
列車が到着したことを、エマは喜びました。
空所の文:The train ( ), and Emma was pleased.
完成後の文意:列車が到着し、エマは喜びました。
- arrivalを見て、元になる動詞arriveを取り出します。ここでは「到着する」という動作が名詞にまとめられています。
- of the trainのtrainが到着する主体だと判断します。列車は到着の対象ではなく、自ら到着する物だからです。
- pleasedとwasに合わせて過去形にします。名詞arrivalだけでは時制は決まりませんが、今回は元の文と空所の文に過去の手掛かりがあります。
空所の文はandで2つの出来事を並べているため、元の文ほど因果を明示していません。「同じ中心的な出来事」と「すべての意味が完全に同じ」を分けることも、言い換えを読むときの注意点です。動作の主体と時制が保たれていることを、まず確認します。
答え:arrived
例題2 並べ替えで動作の対象を確かめる
「エマはその計画を説明しました」という意味になるように、語句を並べ替えて英文を作ってください。ピリオドも付けます。
語句:the plan / explained / Emma
考える出発点はEmma’s explanation of the planという名詞句です。名詞句とは、名詞を中心とする語のまとまりで、この場合は「エマによるその計画の説明」を表します。図2のように、説明する人、説明という動作、説明の対象を分けて並べ直します。

- explanationを動詞explainに戻します。課題の日本語は過去なので、並べ替えにはexplainedを使います。
- Emma’sから説明する人を取り出し、Emmaを主語にします。所有を表す形でも、ここでは出来事の行い手を示しています。
- of the planから説明の対象を取り出し、動詞の後ろにthe planを置きます。explainはこの意味では対象を直接後ろに置けるため、ofは移しません。
ofを落とすのは単なる省略ではありません。名詞を中心とするまとまりから動詞を中心とする文へ変わり、対象との結び方も変わるからです。図の下段で語順を確かめるときは、説明する側と説明される内容が逆になっていないかも確認しましょう。
答え:Emma explained the plan.(エマはその計画を説明しました。)
例題3 和文英訳で無生物主語の意味を確かめる
「新しい道のおかげで、私たちはその湖に簡単に行くことができます」を、The new roadで始め、allowsを使って英語にしてください。「その湖に行く」はreach the lake、「簡単に」はeasilyを使います。
- 日本語の「おかげで」に当たる原因を確認します。新しい道が行動を可能にしているため、The new roadを主語にできます。
- allowsの後ろに、行動する人をusとして置きます。日本語では「私たちは」ですが、この英文の主語はすでに道なので、ここはweではありません。
- 行動をto reach the lakeで示し、easilyを添えます。到着した事実ではなく、容易に行けるという可能性を表すため、reachedとはしません。
無生物主語を読む練習は、同じ関係を英語で組み立ててみると確かめやすくなります。「道が何を可能にするのか」「誰がどこへ行くのか」を別々に整理してから結ぶと、主語が道であることに戸惑わなくなります。なお、allowsはここでは道の構造が移動を可能にするという意味であり、誰かが許可を出したとは読みません。
答え:The new road allows us to reach the lake easily.(新しい道のおかげで、私たちはその湖に簡単に行くことができます。)
短文読解A 名詞がまとめた出来事を前の文に戻す
次の文章では、changeとdecisionの中身を説明できるかが読み取りの目安です。先に各文を読み、訳を確認した後で、その名詞がどの出来事をまとめているか考えてください。
Before their class trip, the students studied a map of the area. Ken suggested a visit to a small museum near the station. However, the discovery of a shorter route changed their plan. The new route allowed them to visit a garden as well. Yuki wrote the revised schedule on the board so that everyone could check it. This change gave the group more time to explore the area together. The teacher asked them to explain the reason for their decision. They said that careful planning had made both visits possible.
日本語訳:修学旅行の前に、生徒たちはその地域の地図を調べました。ケンは駅の近くにある小さな博物館への訪問を提案しました。しかし、より短い経路が見つかったことで、彼らの計画は変わりました。新しい経路によって、庭園にも行くことができるようになりました。ユキは、全員が確認できるように、修正した日程を黒板に書きました。この変更によって、一緒にその地域を見て回る時間が増えました。先生は、その決定の理由を説明するように求めました。生徒たちは、入念に計画を立てたことで、両方を訪問できるようになったと答えました。
discovery of a shorter routeでは、短い経路は見つけられた対象です。「短い経路が何かを発見した」と読まないためには、discoverの目的語を考えます。ただし、見つけた人の名前までは書かれていません。ケンが最初に提案したからといって、発見者もケンだとは決められません。
This changeは「変更」という辞書の意味だけで止めず、「庭園も訪れるように計画を変えたこと」と具体化します。their decisionも、その計画を選んだ決定として読めます。抽象名詞は前の複数の文の内容をまとめることがあるため、直前の名詞1語だけを探すと中身が足りなくなります。何が変わったのかを短い日本語で言えれば、段落の流れもつかめています。
つまずきやすいところと直し方
1 名詞を動詞に戻してもofを残してしまう
× Emma explained of the route.
誤文で表そうとした意味:エマは経路を説明しました。
どこが違うか:explanation of the routeのofを残していますが、動詞explainは説明する内容を直接目的語に取ります。
○ Emma explained the route.
日本語訳:エマは経路を説明しました。
名詞の直後にあった前置詞を、動詞の後ろにもそのまま置くと、正しい文にならないことがあります。「説明の対象だからof」と考えるのではなく、名詞を中心に読む段階と、動詞の文として言い換える段階を分けましょう。元の英文を読むだけなら、頭の中で「エマが経路を説明」と組み立てれば十分です。
2 無生物主語の後ろに人をそのまま主語の形で置く
× The sign enabled we to find the entrance.
誤文で表そうとした意味:その標識のおかげで、私たちは入口を見つけることができました。
どこが違うか:enabledの後ろは目的語が必要なので、主格のweではなく目的格のusを使います。
○ The sign enabled us to find the entrance.
日本語訳:その標識のおかげで、私たちは入口を見つけることができました。
図3のように、英語では標識を出発点として「可能にした」と述べ、人の行動をその後ろに置きます。日本語訳で「私たちは」と言うことと、英文の文法上の主語がweであることは同じではありません。原文の主語と、訳の中心になる人を区別すると、この形を落ち着いて読めます。

3 名詞の中にある複数形に引かれて動詞を選ぶ
× The arrival of the guests were unexpected.
誤文で表そうとした意味:客たちが到着したことは予想外でした。
どこが違うか:主語の中心は複数形のguestsではなく単数のarrivalなので、動詞はwasになります。
○ The arrival of the guests was unexpected.
日本語訳:客たちが到着したことは予想外でした。
guestsは名詞構文の中では到着する主体ですが、文全体の動詞wasに対応する主語の中心ではありません。内側の出来事と外側の文を分けるという基本が、ここでも役立ちます。長文で動詞を探すときは、動詞のすぐ前の名詞だけを見ず、「何が予想外だったのか」と主語のまとまり全体を確認しましょう。
もう1つ、文法的に成り立つ読みが複数ある場合は、無理に決定しないことも必要です。the love of childrenというまとまりだけでは、子どもたちが抱く愛情か、子どもたちに向けられる愛情かを一意に決められません。前後で誰が誰を大切にしているのかを確認します。形から候補を出し、文脈から選ぶという順序を守ると、ofを機械的に訳して意味を逆転させることを防げます。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
練習問題
答えを見る前に、各問題で名詞の内側の関係と文全体の関係を分けてみてください。空所や語順だけを決めるのではなく、「誰が何をする」と言えるかを確かめます。練習4では、後に続く文章の具体的な行動を根拠にして抽象名詞を言い換えましょう。
練習1 空所補充
次の英文を、中心となる出来事を保って言い換えます。空所に動詞1語を入れてください。
The discovery of the key made Tom happy.
鍵が見つかったことで、トムはうれしくなりました。
空所の文:Someone ( ) the key, and Tom was happy.
完成後の文意:誰かが鍵を見つけ、トムはうれしくなりました。
練習2 並べ替え
「その詳細な地図のおかげで、私たちはホテルを見つけることができました」という文を作ってください。語句はすべて1回ずつ使い、文末にピリオドを付けます。
語句:to find / enabled / the hotel / The detailed map / us
練習3 誤文訂正
次の英文の誤りを1か所直してください。
× The improvement of the rooms were noticeable.
表そうとした意味:部屋が改善されたことは、はっきりわかりました。
どこが違うかは、動詞のすぐ前のroomsではなく、主語全体の中心を探して考えます。正文と説明は節の終わりで確認してください。
練習4 空所補充と内容の具体化
文章を読んで、次の英文の空所に本文からmで始まる1語を入れてください。さらに、本文中のthis improvementが何を指すか、日本語で説明してください。
空所の文:Emma’s group ( ) the tables closer to the windows.
完成後の文意:エマの班は、テーブルをもっと窓に近づけました。
Emma and her classmates prepared a room for a reading event. At first, the arrangement of the tables left little space near the door. Emma’s group moved the tables closer to the windows. This improvement made it easier for visitors to enter the room and choose a seat. Another group placed simple signs beside the books. The use of these signs helped visitors find stories that interested them. After the event, the students discussed the success of their preparation. They agreed that the changes had helped visitors move around and find books more easily.
日本語訳:エマとクラスメートは、読書の催しのために部屋を準備しました。初めは、テーブルの配置のために入口の近くにはほとんど空間がありませんでした。エマの班は、テーブルをもっと窓に近づけました。この改善によって、来場者は部屋に入り、席を選びやすくなりました。別の班は、本のそばに簡単な表示を置きました。これらの表示を使うことで、来場者は興味のある物語を見つけやすくなりました。催しの後、生徒たちは準備がうまくいったことについて話し合いました。変更によって来場者は室内を移動し、本を見つけやすくなったという点で、意見が一致しました。
答えと解説
練習1の答え:found。discoveryを「見つける」という動作に戻し、keyをその対象にします。元の文には発見者の名前がないため、言い換えでも特定せずSomeoneとしています。トムが喜んだことから、発見者もトムだと補うことはできません。
練習2の答え:The detailed map enabled us to find the hotel.(その詳細な地図のおかげで、私たちはホテルを見つけることができました。)enabledの後ろに人を表すus、その後ろに行動を表すto find the hotelを置きます。mapは手段を表し、人が実際に行う動作はfindです。
練習3の答え:○ The improvement of the rooms was noticeable.(部屋が改善されたことは、はっきりわかりました。)wereをwasに直します。主語の中心はimprovementであり、複数の部屋があることと、文全体の主語が単数であることは両立します。
練習4の答え:moved。具体的な内容は「テーブルを窓に近づけ、入口付近の空間を広げたこと」です。moveの対象はthe tablesで、closer to the windowsが移動先の位置関係を示しています。this improvementは、その後で別の班が行う表示の設置まで含めず、直前の配置変更を受けています。
2つ目の短文では、arrangementは配置という結果を含んだ名詞です。「配置する」という動作に戻すだけでなく、どのような状態ができたかにも注目すると、入口の空間が狭いという問題が見えます。successも単に「成功」と訳して終えず、最後の文に示された「来場者が移動しやすく、本を見つけやすくなったこと」と対応させます。抽象名詞の中身は前方にも後方にも説明されるので、根拠となる文を確認してください。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
次の速読の学習では、重要な箇所を選び、流れを保って読み進める力が必要になります。名詞を見て毎回長く考え込むのではなく、到着する人、使う対象、変化した内容を短くつかめると、抽象的な語の多い段落でも読み直す範囲を絞れます。ただし、曖昧さが残る表現まで速さを優先して決めつけないようにします。
家庭では5分を使って、2つの確かめ方を試せます。まず、基本例から1文を選んで音読し、英文を隠して「誰が何をしたか」を日本語で言います。訳文を暗記できたかではなく、行う側と対象を取り違えていないかを確認してください。次に、図1のstudentsをtrainに入れ替えて、名詞のまとまりと動詞の文をそれぞれ声に出します。語を入れ替えても同じ関係が保たれるかを調べる練習です。
個別指導では、ofの訳だけを直す前に、arrivalが動作を表すと気づいているか、その動作の主体を選べるかまで戻って確かめます。保護者がお子さまの説明を聞く場合も、日本語の滑らかさより「誰が」「何を」の説明に注目すると、理解できている箇所をつかみやすくなります。
まとめ
名詞が並んだ英文の余白には、長い和訳をすべて書く必要はありません。到着する側に印を付ける、説明の対象を結ぶ、変化の具体的な内容を短く書くといった作業で、見えなかった出来事が現れます。そのうえで、元の文が示していない人物や時点を勝手に足していないかを見直せば、訳の自然さと根拠の確かさを両立できます。
「の」でつながった名詞の奥に、誰が何をするのかという関係を取り戻せたとき、長い英文は説明できる出来事に変わります。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
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