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【高校英語】共通テスト 入試英語の解き方を図解で総まとめ—読解と英作文の時間配分 見直しの手順|武蔵野個別指導塾

読解で迷ったときの戻り先と英作文の見直す順番を、3枚の図と空所補充・並べ替え・和文英訳で確かめます。リスニングにつながる復習と、直前期に解き直す問題の選び方まで練習できます。
よくあるのは、駅のホームのベンチで解き終えた英語の問題を開き、「長文の途中までは読めたのに、最後の英作文まで手が回らなかった」と余白を見つめる場面です。知らない単語だけが原因とは限りません。同じ選択肢を何度も読み直したり、書き出しを考え続けたりして、次に進むきっかけを失っていることもあります。
その場合は、速く読む練習だけでなく、どこまで確かめたら答えを決めるか、どの状態ならいったん保留するかを決める練習が必要です。途中の判断が整うと、残り時間を見たときにも、何を優先して確かめるかを選びやすくなります。
共通テストを含む入試の対策では、実際に受ける試験の指示に合わせて準備します。ここでは、読解・英作文・リスニングを学ぶときに共通して使える手順を扱います。これらすべてが同じ試験に含まれるという意味ではありません。自分の課題に必要な部分を取り出し、「読めた」「書けた」を答案の完成につなげていきましょう。
この単元で身につけること
- 設問が求める情報を先に決めます。理由を答えるのか、条件を満たす予定を選ぶのかがわかれば、本文で注意して読む場所を絞れます。
- 本文の根拠と選択肢を照合します。同じ単語があるかだけでなく、誰が何をしたか、いつの話か、どこまで言っているかを比べます。
- 保留と再開の目印を残します。迷いの理由を短く書き、戻ったときに最初から全文を読み直すのを防ぎます。
- 英作文は内容の骨組みから作ります。課題の条件を満たす主張と理由を用意してから、確実に使える表現で英文にします。
- 見直しでは内容と形を順に点検します。問いに答えているかを確認し、その後に文の形や語の抜けを調べます。
- 読解とリスニングの復習をつなげます。理解が止まった原因を、意味の問題と音の問題に分け、次に行う練習を選びます。
前の単元で扱った手紙・メールの用件と理由の整理は、限られた時間で英作文の下書きを作る場面にもつながります。新しい表現を増やすだけでなく、すでに知っている読み方・書き方を、どの順番で使うかまで練習するのがこの単元の目標です。
基本の考え方
読む前に「何を探すか」を一言にします
設問の先読みは、すべての選択肢を暗記する作業ではありません。まず「変更の理由」「参加の条件」「筆者の提案」のように、求められている情報を短く言える状態にします。選択肢の内容を先に信じると、その内容が本文にあったように感じやすいため、正誤は本文に戻って決めます。
次の英文は、読書会の案内です。最初は細部を全部覚えようとせず、「場所を変えた理由は何か」を探しながら読んでください。
Our reading group usually meets in a room beside the garden. This Friday, however, we will use the room near the entrance. Some members found the usual room too dark to read in on cloudy afternoons. The new room has larger windows and several bright lamps. Members should bring a short story they would like to discuss. Anyone who has not chosen a story can borrow one at the entrance. We will try the new room once before deciding where to meet next month.
日本語訳:私たちの読書会は、普段は庭のそばの部屋に集まります。しかし、今週の金曜日は入口の近くの部屋を使います。何人かの会員は、曇った日の午後には、普段の部屋は暗すぎて読書ができないと感じました。新しい部屋には、より大きな窓と、明るいランプがいくつかあります。会員は、話し合いたい短編小説を持ってくる必要があります。まだ作品を選んでいない人は、入口で1冊借りることができます。来月どこに集まるかを決める前に、新しい部屋を1度使ってみます。
場所の変更を伝える文だけでは、変更の理由までは答えられません。その次の文で普段の部屋の暗さが示され、さらに次の文で新しい部屋の明るさが補足されています。理由を問われたら、この2つの情報の関係に注目します。持ち物の案内は同じ本文にありますが、場所を変えた理由の根拠にはなりません。
The group will change rooms because the usual room is too dark on cloudy afternoons.
日本語訳:普段の部屋は曇った日の午後に暗すぎるため、その会は部屋を変更します。
これは理由を短くまとめた文です。本文のすべてを訳し直さなくても、変更とその原因を結びつければ答えの中心を作れます。一方、次のような情報は、適切な内容でも別の設問に答えています。
Members can borrow a story if they have not chosen one.
日本語訳:会員は作品をまだ選んでいなければ、1冊借りることができます。
「借りられる条件」を聞かれたときにはこちらが役立ちます。同じ本文からでも、問いが変われば取り出す情報が変わります。図1のように、設問、本文の根拠、照合という順番を作ると、読み直す目的がはっきりします。

図1の「照合」では、本文と選択肢の意味が対応しているかを比べます。たとえば今回の部屋の変更は試しに行うものです。新しい部屋を今後ずっと使う、とまで言い切る選択肢なら、最後の文の「来月の場所はこれから決める」という内容と合いません。理由が合っていても、期間について言いすぎていれば、その選択肢をそのまま選べません。
時間配分は「戻り方」まで含めて考えます
時間配分を考えるときは、練習で各問題にかかった時間だけでなく、止まった場所を記録します。「読む時間」「根拠を探し直す時間」「答えを記入する時間」を大まかに分けると、改善すべき作業が見えます。意味は取れているのに選択肢を何度も見比べていたなら、読む速さより照合の仕方を見直す必要があります。
解く順番に、誰にでも通用する1つの正解はありません。前の部分がわからないと後の設問も解けない問題と、独立して答えられる問題を分けて考えます。練習では、最初から順に進めた場合と、独立した取り組みやすい問題を先にした場合を比べます。完成した答案の内容と、戻ったときの読み直しの負担まで見て、自分に合う順番を決めましょう。
練習を始める前には、答案を記入し終える時点と、最後の点検に移る時点を決めておきます。使える時間から点検の時間を先に確保し、残りを各部分に割り当てます。各部分の区切りで予定と実際の進み具合を比べ、遅れていたら、すでに根拠を確認した問題を繰り返し読むのをやめます。読解と英作文が同じ課題にある場合には、英作文を書き始める目安も作り、読解だけで残りの時間を使い切らないようにします。
保留にする目安は、同じ箇所を読み直しても、判断に使える情報が増えていない状態です。ただし、根拠の文が見つかり、あと1つの条件を比べれば決められるなら、その比較を終えてから進むほうが効率的な場合もあります。練習後は、保留して戻れた問題と、結局戻れなかった問題を見て、次回の配分を調整してください。
保留するときには、問題番号だけでなく「理由の文は発見、範囲で迷う」のように状態を残します。わからないまま全部の選択肢に印を付けると、戻っても比較が進みません。確かめ終えた部分と、未確認の部分を分けておくことが必要です。
I found the reason, but I still need to check the date.
日本語訳:理由は見つけましたが、日付はまだ確かめる必要があります。
I will return to this question after I finish the next section.
日本語訳:次の部分を終えたら、この設問に戻ります。
この2文のように、「何が済んでいるか」と「いつ戻るか」が言える保留を目指します。もちろん、練習用の問題でも解答順について指示があるなら、その指示を優先します。答案を記入するときは対応する番号を確認し、飛ばした問題がある場合ほど記入位置に注意します。
英作文は課題の条件を先に確保します
英作文では、日本語の完成原稿を作ってからすべて訳そうとすると、言い換えに時間がかかることがあります。下書きには「立場」「理由」「具体例」の要点を短く残し、それを英文にします。ただし、依頼文の課題なら用件と相手への依頼が先になるため、意見文の型をすべての課題に当てはめないでください。
I prefer studying in the morning because the house is quiet.
日本語訳:家が静かなので、私は朝に勉強するほうが好きです。
For example, I can read a short passage before breakfast.
日本語訳:たとえば、朝食前に短い英文を読むことができます。
最初の文は立場と理由、次の文は具体例です。難しい表現を入れなくても、何を好むのか、なぜなのか、実際に何ができるのかが伝わります。課題が理由を複数求めているなら、この内容だけでは足りません。英文が正しいことと、課題を満たすことを別々に点検する必要があります。
また、下書きを丁寧に作りすぎて清書の時間がなくなるなら、要点のメモから直接書く練習をします。書きながら構想を何度も変える人は、先に理由が立場を支えているかだけを確かめます。自分が止まりやすい工程に合わせて下書きの量を調整しましょう。
例題で使い方を確かめる
例題1 空所補充で理由の関係を確かめます
次の空所に because / although / unless のうち最も適切な語を入れてください。先ほどの読書会の案内に合う内容にします。
The members wanted a brighter room ( ) the usual one was too dark on cloudy afternoons.
日本語訳:普段の部屋は曇った日の午後に暗すぎたので、会員たちはもっと明るい部屋を望みました。
- 空所の前を確かめます。明るい部屋を望んだという希望が示されているので、その希望が生まれた理由を探します。
- 空所の後を確かめます。普段の部屋の暗さは、その希望と反対の事情ではなく、希望を説明する事情です。
- 関係に合う語を選びます。because は理由、although は「〜だけれども」という対比、unless は「〜でない限り」という条件を表すため、ここでは理由の語を使います。
選択肢の日本語の意味を知っていても、前後の関係を見なければ決められません。空所の前の「明るい」と後の「暗い」は反対の語ですが、文全体では「暗かったから明るい部屋を望んだ」という原因と結果になっています。単語どうしの反対関係だけで接続を選ばないのがポイントです。
答え:because。
例題2 並べ替えで予定を短く書きます
次の語句を1度ずつ使い、「私は、次に進む前に自分の答えを確認します」という英文を作ってください。文頭を大文字にし、文末にピリオドを付けます。
語句:before / my answer / I / move on / check / I / will
- 主語と動作を組み合わせます。主語は動作を行う人やものを表す部分で、ここでは I が「確認する」という動作を行います。
- 最初に「自分の答えを確認します」を作ります。確認する対象は my answer なので、check の後に置きます。
- 「次に進む前に」を後ろにつなぎます。before の後は I move on とし、与えられた will は最初の予定を述べる部分に使います。
- 語句を数えて照合します。I が2つあるのは、確認する部分と次に進む部分の両方で必要だからです。
ここでは、難しい内容を足さずに「確認してから進む」という順序を明確にします。並べ替えは英文全体の響きだけで決めず、まず誰のどの動作を先に述べるかを固定すると、途中で戻る回数を減らせます。
答え:I will check my answer before I move on.(私は、次に進む前に自分の答えを確認します。)
例題3 和文英訳で理由を残します
「私は図書館で勉強することを選びました。そこではノートに集中できたからです」を、because を使う1文の英語にしてください。
- 内容を整理します。「選んだ」と「集中できた」の両方が過去の話なので、現在の習慣の話に変えないようにします。
- 「図書館で勉強することを選んだ」を先に書きます。何を選んだのかをはっきりさせるため、chose to study という形を使います。
- 理由をつなぎます。集中する対象はノートなので、focus on my notes とし、「そこで」は there で表します。
- 日本語と照合します。場所、選んだ行動、その理由が残っていることを確かめます。
「図書館が好きです」と書けば簡単ですが、選択したことと、その理由が抜けます。やさしい英語への言い換えは、伝える内容を削ることではありません。伝える要素を保ったまま、知っている表現で組み直す作業です。
答え:I chose to study at the library because I could focus on my notes there.(そこでノートに集中できたので、私は図書館で勉強することを選びました。)
図2のように、英作文では先に条件と要点を確認し、英文にした後で内容と形を順に点検します。例題3なら「図書館」「勉強を選択」「集中できた」という要点が、書いた英文のどこにあるかを指で示せれば、内容の抜けを見つけやすくなります。

図2の最後にある「形」だけを調べても、理由の抜けは直りません。逆に、内容がそろっていても文の形が崩れていれば、読み手が関係を取り違えることがあります。点検の目的を分けて、1回の見直しで全部を漠然と眺めないようにします。
例題4 空所補充で提案を根拠に合わせます
次の英文を読み、後の文の空所に all / some / no のうち最も適切な語を入れてください。全体を読む前に「提案は話し合いを全部置き換えるものか」という確認点を持ちます。
Our study group is considering using voice messages between meetings. A short recording would let each member explain a difficult point in their own words. Others could listen when they had time and send a question later. However, a recording would not allow an immediate exchange of ideas. For that reason, we do not want voice messages to replace all our discussions. We plan to use them only for simple questions and keep our meetings for longer conversations. This plan may help us prepare without losing the chance to think together.
日本語訳:私たちの学習グループは、集まりと集まりの間に音声メッセージを使うことを検討しています。短い録音があれば、それぞれのメンバーは難しい点を自分の言葉で説明できるでしょう。ほかの人は時間があるときに聞き、後で質問を送ることができるでしょう。しかし、録音ではその場で意見をやり取りすることはできないでしょう。そのため、私たちは音声メッセージが話し合いのすべてに取って代わることを望んでいません。単純な質問にだけ音声メッセージを使い、長いやり取りのために集まりを残しておく予定です。この計画は、一緒に考える機会を失わずに準備するのに役立つかもしれません。
The group plans to use voice messages for ( ) questions while keeping its meetings.
日本語訳:そのグループは、集まりを続けながら、一部の質問に音声メッセージを使う予定です。
- 最初の利点だけで決めず、However の後を読みます。その場でやり取りできないという限界が、提案の範囲に関係するからです。
- 最後の提案を確かめます。単純な質問には音声メッセージを使い、長いやり取りは集まりで行うという使い分けです。
- 選択肢の範囲を比べます。all はすべて、some は一部、no は1つもないことを表すため、使い分けを表せる some を選びます。
- 文末とも照合します。集まりを続けるという情報が本文と一致し、音声メッセージへの全面的な切り替えになっていないことを確かめます。
この例では、利点を説明する文と、実際の提案を述べる文の役割が違います。「便利そうだ」と読めたところで答えを決めず、どの用途に使うかまで読む必要があります。また、最後の may は可能性を表しており、計画の成功が確定したとは書かれていません。
答え:some。
つまずきやすいところと直し方
誤り1 予定を述べる途中で時制がずれます
× I will review my notes after I finished the passage.(意図した意味:その英文を読み終えた後で、私はノートを見直します。)
どこが違うか:これから行う1つの予定なのに finished が過去の出来事を表しているため、時間の関係が合っていません。
○ I will review my notes after I finish the passage.(その英文を読み終えた後で、私はノートを見直します。)
見直しでは、動詞を1つずつ眺める前に、この文全体がいつの話かを決めます。この意味で after に続ける部分は、未来のことでも現在形にします。単に過去形を全部消すのではなく、文全体で示したい順序と時点を確かめるのが先です。
誤り2 理由のメモを文として残してしまいます
× I prefer this room. Because it has better lighting.(意図した意味:照明がよりよいので、私はこの部屋のほうが好きです。)
どこが違うか:答案で1つの理由として説明したい because 以下が独立した断片になっているため、何の理由かを示す文につなぎます。
○ I prefer this room because it has better lighting.(照明がよりよいので、私はこの部屋のほうが好きです。)
会話では短い応答として理由だけを述べる場合もありますが、ここでは自分の立場と理由を説明する答案を作っています。下書きの段階では「明るいから」というメモで足りても、英文にした段階では立場と理由の関係を読み手に示す必要があります。ピリオドを増やす前に、その部分だけで伝えたい内容が完結しているかを確かめましょう。
誤り3 人数を表す語と動詞が合いません
× Each member have a different question.(意図した意味:それぞれのメンバーは異なる質問を持っています。)
どこが違うか:Each member は1人ずつを取り上げる単数の主語なので、現在の状態を述べる動詞は have ではなく has にします。
○ Each member has a different question.(それぞれのメンバーは異なる質問を持っています。)
グループ全体を思い浮かべていると、人数が多いから have でよいと思うことがあります。確認するのは頭の中の人数ではなく、その文で実際に使った主語です。主語と動詞の一致、つまり主語の人称や数に動詞の形を合わせることを点検するときは、英文の主語を指してから動詞を見ます。
図3のように、見直しで最初に問いとの対応、次に理由、最後に時制・数・語の抜けを確かめます。誤りを探す範囲を順に狭めると、「なんとなく不安だから全部を書き直す」という動きから離れやすくなります。

図3は、答案を必ず全面的に書き直すという意味ではありません。問いに答え、理由がつながり、文の形にも問題がなければ、その答えを維持します。読解の選択肢を変えるときにも、「最初の答えが不安」だけで変えず、見落としていた否定や条件など、変更を支える根拠を示せるかを確かめてください。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
練習問題
練習では、答えだけでなく、決め手になった語や関係を1つ残してください。正答していても理由が言えなければ、次に似た問題で迷う可能性があります。逆に、間違えたときに確認点が残っていれば、戻る場所を限定して解き直せます。
練習1 空所補充
「時間に余裕があれば、私はつづりを見直します」という意味になるように、if / although / because から選んでください。
I will check my spelling ( ) I have time left.
日本語訳:時間に余裕があれば、私はつづりを見直します。
練習2 並べ替え
「Tom は、答えを書く前に設問を読みました」という文を作ってください。語句はすべて1度ずつ使い、文末にピリオドを付けます。
語句:his answer / Tom / before / the question / writing / read
練習3 和文英訳
「その話し合いは、私たちが計画を改善するのに役立ちました」を英語にしてください。helped us の後に improve を続ける形を使います。過去の出来事であることと、改善した対象を残してください。
練習4 空所補充
例題4の音声メッセージについての英文に合うように、simple / all / difficult から選んでください。本文が述べる使用予定の範囲を答えます。
The group will keep its meetings and use voice messages only for ( ) questions.
日本語訳:そのグループは集まりを続け、単純な質問にだけ音声メッセージを使います。
答えと解説
練習1の答え:if。「余裕があれば」という条件を表します。although では対比に、because では理由になり、指定された意味を保てません。空所の後には I have time left という条件が続きます。
練習2の答え:Tom read the question before writing his answer.(Tom は、答えを書く前に設問を読みました。)read はここでは過去形です。before writing の動作をするのも Tom なので、読んだ人と書いた人の関係が明確です。his answer を read の直後に置くと、読む対象が変わってしまいます。
練習3の答え:The discussion helped us improve the plan.(その話し合いは、私たちが計画を改善するのに役立ちました。)話し合いが何に役立ったかを helped us improve で示し、改善する対象を the plan で示します。helped の過去形によって、日本語の時点も保っています。
練習4の答え:simple。本文は単純な質問に限って使う計画を述べています。difficult は説明したい点について前半に出てくる語ですが、実際の使用予定を決めている後半の文を優先します。同じ語が本文にあることと、問われた箇所の答えであることを区別しましょう。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
次の単元では、文法・読解・英作文のつながりを整理します。文法は英文の形を支え、読解は情報の関係を取り出し、英作文はその関係を読み手に伝える練習です。今回の見直しで何が止まったかを記録しておくと、次に戻る学習内容を選びやすくなります。
家庭では、5分で終えられる次の練習を、どちらか1つ行ってください。長い問題を最後まで解く日とは別に、1つの判断を確実にするための練習です。
- 読書会の案内を声に出して読み、「変更の理由」と「借りられる条件」の根拠をそれぞれ指します。日本語訳で意味を確認したら英文に戻り、意味のまとまりを意識してもう1度読みます。最後に本文を伏せ、理由だけを日本語で短く言えるか確かめます。
- 朝に勉強する例文を、夜に勉強する文へ入れ替えて言います。次の文を参考に、立場を変えたら理由も合う内容になっているかを確かめます。書いた場合は問いへの対応を見てから、主語と動詞を点検します。
I prefer studying in the evening because I have more free time then.
日本語訳:その時間帯は自由な時間がより多いので、私は夜に勉強するほうが好きです。
リスニングとのつながりも、意味を取り出す作業にあります。聞き取れなかった英文は、英文を文字で見ても意味が取れないのか、文字ならわかるが音では認識できないのかに分けます。前者なら主語と動作やつなぎ言葉まで戻り、後者なら音声と文字を対応させて、短いまとまりごとに聞き直します。読めない箇所を音声だけで繰り返しても、理解の問題が残ることがあります。
聞いている途中に1語を取り逃したときは、そこで考え続けて次の情報まで失わないようにします。練習では、人物・予定・理由など、つかめた情報を短く残し、再確認できる場面で不足分を補います。実際に解くときの聞き方は、与えられた指示に従ってください。読解で覚えた「問いに必要な情報を決める」という習慣は、音声のどこに注意するかを考える際にも使えます。
直前期は、新しい問題を増やすだけでなく、以前の迷いが解消したかを確認します。解き直す問題は「根拠を見失った」「理由が書けなかった」「時制を直せなかった」など、原因で選びます。答えを覚えている問題でも、本文の根拠を指して説明できるか、別の内容に入れ替えて英文を作れるかを確かめれば、復習の目的が明確になります。
時間を測る練習と、時間を気にせず根拠を確かめる練習も使い分けます。毎回急ぐだけでは迷いの原因が残り、毎回丁寧に読み直すだけでは時間内に切り上げる判断を練習できません。解き終えた後に止まった場所を振り返り、次回はどの作業を変えるかを1つ決めます。
個別指導で確認する際は、完成した答えだけでなく、選択肢を比べた箇所や下書きの要点まで戻ります。お子さまの家庭学習を見るときも、解いた量だけでなく「どの文を根拠にしたか」を説明してもらうと、理解できた部分を確かめやすくなります。
まとめ
最後に残った時間で答案を動かすときほど、何を確かめたいのかを言葉にしてください。理由を探すのか、条件を読み直すのか、英文から抜けた主語を補うのかが決まれば、短い時間でも手を付ける場所が定まります。新しい根拠がなければ、すでに確かめた答えを維持する判断もできます。
入試英語で時間を使う先は、不安をなだめるための読み直しではなく、問いと答えを結ぶ根拠の確認です。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




