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【高校英語 読解】要約の作り方を図解で総まとめ—主題文の抽出・具体例の削除・英語での要約文|武蔵野個別指導塾

【高校英語 読解】要約の作り方を図解で総まとめ—主題文の抽出・具体例の削除・英語での要約文のアイキャッチ 武蔵野個別指導塾
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具体例を削っても理由や条件を落とさない要約を、情報選択の図と並べ替え・空所補充の例題で練習し、英文を短くする判断の順序を身につけましょう。

よくあるのは、夕食を待つ台所で英文の要約に取り組み、最初の文を書き写したあと、残りのどこを削ればよいのか決められなくなるという場面です。鍋から湯気が上がる間に終えるつもりだったのに、具体例も理由も大事に見えて、答案が原文とほとんど同じ長さになります。逆に、短くしようとして最後の文だけを残すと、何について述べた文章なのかが伝わりません。

要約は、気に入った文を選ぶ作業ではありません。文章全体が伝える内容と、その内容を成立させる理由や条件を選び、読み手が筋道を追える短い文章に組み直す作業です。短くする前に、何を残すかを決める必要があります。

ここでは、身近な活動についての英文を使い、原文を読むところから英語の要約を完成させるところまで順に練習します。日本語で内容の骨組みを作ってから英語に直すので、難しい単語をたくさん知らなくても取り組めます。目標は、原文を見ていない人にも、中心となる話と大切な条件が伝わる要約です。

この単元で身につけること

前の単元で扱った科学・環境の英文でも、結果とその説明を分けて読むことが、要約で残す内容を決める土台になります。ただし、要約の材料は説明文だけではありません。意見文なら主張と根拠、物語文なら出来事と変化というように、文章の種類に応じて中心となる情報を選びます。

基本の考え方

最初に「何について、何を伝えるか」を決めます

まず、次の英文Aを読んでください。英文は段落全体で読み、そのあとに各文の訳を対応させます。ここでは個々の単語を訳すだけでなく、活動の説明から問題点へ、さらに改善策へと話が動くことに注目します。

英文A

A school has started a shelf where students can leave things they no longer need. Other students can take these things home without paying for them. The shelf holds notebooks, rulers, and small bags, so useful items can be used again instead of being thrown away. At first, some students left broken items, and the shelf became difficult to use. A student group then began checking the items every Friday and removing anything that could not be used. The experience suggests that sharing can reduce waste, but a simple system for managing the items is necessary.

日本語訳は文の順に次のとおりです。

  1. ある学校は、生徒がもう必要としない物を置ける棚を設けました。
  2. ほかの生徒は、代金を払わずにそれらの物を家に持ち帰れます。
  3. 棚にはノート、定規、小さなかばんが置かれているので、役立つ物が捨てられずに再び使われます。
  4. 当初、一部の生徒が壊れた物を置き、棚は使いにくくなりました。
  5. そこで生徒のグループが毎週金曜日に品物を点検し、使えない物を取り除き始めました。
  6. この経験は、物を共有するとごみを減らせるものの、品物を管理する簡単な仕組みが必要であることを示しています。

何の話かという問いには、「不要になった物を共有する棚」と答えられます。しかし、それだけでは活動名の紹介で終わります。何を伝えるかまで答えるなら、「共有はごみの削減に役立つが、管理の仕組みが必要だ」となります。ここが文章全体を短くしたときにも残したい中心です。

主題文とは、段落の中心的な内容を述べる文です。英文Aでは最後の文が、前の具体的な出来事を受けて、共有の利点と条件をまとめています。最初の文は話題を導入していますが、管理の必要性までは述べていません。「最初の文だから残す」と決めず、その文で段落全体を説明できるかを確かめます。

主題文が1文で明確に示されない場合もあります。そのときは、繰り返される話題と段落の結論を手がかりに、複数の文から中心を組み立てます。文章にない立派な教訓を加えるのではなく、書かれている内容の共通部分を拾うのが要点です。

具体例を消す前に、残す情報を囲みます

図1のように、文章の情報を「中心」「理由・条件」「具体例」に分けると、短くする順番が見えてきます。中心を支える理由や条件は残す候補にし、具体例は中心の理解に必要かどうかを調べます。具体例という名前が付いた情報を、すべて機械的に削るわけではありません。

図1 要約に残す中心と条件を具体例から分ける図

英文Aでは、ノートや定規という個別の品名と、点検する金曜日という曜日を省いても、共有に管理が必要だという結論は伝わります。一方、壊れた物が置かれたという問題を説明する長めの要約なら、その情報は管理が必要な理由として役立ちます。残すかどうかは、設問が求める範囲と長さによって決まります。

短い表現への置き換えを4つ見てみましょう。いずれも文法の形を難しくするためではなく、情報の広さを調整するための例です。

基本例1

Students share useful items at school.

訳:生徒たちは学校で役立つ物を共有しています。

個別の品名を useful items という「役立つ物」のまとまりにしています。ただし、これだけでは管理の必要性が抜けるため、英文A全体の要約としては不足します。話題を示す部品として使える文だと考えます。

基本例2

Regular checks keep the shelf useful.

訳:定期的な点検によって、棚は役立つ状態に保たれます。

毎週金曜日という細部を regular checks、つまり「定期的な点検」にまとめています。曜日は消えましたが、一度だけの点検ではないという情報は残っています。「短くする」と「情報を全部なくす」は同じではありません。

基本例3

Sharing reduces waste when the items are managed properly.

訳:品物が適切に管理されていると、共有によってごみが減ります。

ここでは、利点と管理の条件を1文にまとめています。when はこの文では「〜の場合に」という条件を示しています。ただし、英文Aの suggests や can が持つ控えめな言い方より断定が強いので、原文に忠実な最終答案では言い方を調整したいところです。

基本例4

A sharing shelf can reduce waste, but it needs regular care.

訳:共有用の棚はごみを減らすのに役立つ可能性がありますが、定期的な手入れが必要です。

can によって効果を断定しすぎず、but によって利点と注意点の両方を残しています。中心が利点だけではない文章では、このつながりが重要です。短い答案でも、原文にあった慎重さまで削らないようにします。

型を使う前に、型に入れる内容を選びます

英語の要約は、「話題となるものを主語にする→中心的な内容を述べる→必要な理由や条件を付ける」という順で組み立てると書き出しやすくなります。主語は「何が・誰が」に当たる部分です。文ごとに主語が変わるときは、同じ対象を指しているのかも確かめます。

例えば、共有という行為を主語にすれば、その利点と管理の必要性を直接つなげられます。文章が何を論じるかを紹介する設問なら、「その文章は〜を説明している」という形も使えますが、短い要約で導入の説明に多くの語を使うと、肝心の内容が入りにくくなります。必ず決まった書き出しを付ける必要はありません。

日本語で先に骨組みを作るなら、「共有する仕組み/ごみを減らせる/ただし管理が必要」のように内容を3つ置きます。その骨組みを見て英語を書き、最後に原文と照合します。初めから原文の単語を少しずつ削っていく方法では、文は短くなっても何を残したかったのかわからなくなることがあります。

言い換えでは、よく知っている自然な語を優先します。すべての単語を別の語に置き換える必要はなく、中心となる語をそのまま使っても構いません。大切なのは、丸ごとの文を無関係に並べるのではなく、選んだ情報の関係を自分で組み立てることです。

例題で使い方を確かめる

例題1 並べ替えで利点と条件を残します

英文Aの中心を1文で表すため、次の語句を並べ替えてください。各語句は1回ずつ使い、文末にはピリオドを付けます。日本語の意味は「物を共有することはごみを減らすのに役立つ可能性がありますが、管理が必要です」です。

語句:requires management / Sharing items / but it / can reduce waste,

語句の意味:requires management は「管理が必要である」、Sharing items は「物を共有すること」、but it は「しかしそれは」、can reduce waste は「ごみを減らせる」です。

  1. 話題を表す Sharing items を先頭に置きます。これによって、何がごみの削減に役立つのかが明確になります。
  2. 利点を表す can reduce waste を続けます。can を残すのは、必ず同じ効果が出ると断定しないためです。
  3. but it のあとに requires management を置きます。it は共有することを受け、but は利点に条件が付くことを示します。

完成文を読んだら、「利点だけで終わっていないか」を確認します。英文Aに書かれた棚の場所や品名は省けても、管理が必要だという結論を省くと、文章の向きが変わるからです。

答え:Sharing items can reduce waste, but it requires management.

例題2 空所補充で対比をつなぎます

次の英文Bを読みます。英文Aと違い、便利さを述べたあとに、別の方法が向いている場面を挙げている文章です。読みながら「結局、どちらか一方を選べと言っているのか」を考えてください。

英文B

Some students use a shared online calendar to plan group projects. They can see changes quickly, and everyone can check the schedule from home. However, a calendar on a screen is not always easy to notice during a busy day. One group therefore also put a paper plan on the wall of its meeting room. Members looked at it when they entered the room and discussed the next task together. Their experience shows that digital tools and paper plans can support different needs. Choosing how to combine them may be more useful than asking which one is always better.

日本語訳は次のとおりです。

  1. 一部の生徒は、グループで取り組む課題の計画を立てるために、共有のオンラインカレンダーを使っています。
  2. 変更がすぐにわかり、全員が家から予定を確認できます。
  3. しかし、画面上のカレンダーは、忙しい1日の中では必ずしも気付きやすいとは限りません。
  4. そこで、あるグループは集まる部屋の壁にも紙の計画表を貼りました。
  5. メンバーは部屋に入るとそれを見て、次の作業を一緒に話し合いました。
  6. 彼らの経験は、デジタルの道具と紙の計画表が異なる必要性に対応できることを示しています。
  7. どちらが常に優れているかを問うより、どのように組み合わせるかを選ぶほうが役立つかもしれません。

次の要約文の空所に because / while / unless のうち最も適切な語を入れてください。語の意味は、順に「〜なので」「一方で」「〜でない限り」です。

Online calendars make updates easy to check, [ ] paper plans can attract attention in a shared space.

訳:オンラインカレンダーでは更新内容を確認しやすい一方で、紙の計画表は共有の場所で注意を引くことができます。

  1. 空所の前はオンラインカレンダーの長所、後ろは紙の計画表の長所だと整理します。片方がもう片方の原因になっているわけではありません。
  2. 「紙が注意を引くから、オンラインで更新を確認しやすい」と読めるか試します。原文にはその因果関係がないので because は選びません。
  3. 異なる役割を対照させる while を選びます。unless を入れた条件関係も原文にはありません。

この文は2つの道具の役割を対比する部分の要約です。英文B全体をまとめるなら、さらに「組み合わせを考える」という結論を必要に応じて付けます。空所が正解でも、文章全体の要約が完成しているとは限らない点に注意しましょう。

答え:while

例題3 和文英訳で結論をまとめます

英文Bの結論を受けて、「デジタルの道具と紙の計画表は異なる目的に役立つことがあるので、それらを組み合わせるのは有用かもしれません」を1文の英語にしてください。because を使い、デジタルの道具は digital tools、紙の計画表は paper plans と表します。

  1. 結論である「それらを組み合わせるのは有用かもしれない」を先に置きます。may be useful とすると、必ず有用だと決めつけずに表せます。
  2. 組み合わせる対象を combining digital tools and paper plans と明示します。単に them と書き始めると、原文を見ていない読み手には対象がわかりません。
  3. because のあとに理由を付けます。「異なる目的に役立つ」は serve different purposes とまとめられます。
  4. they がデジタルの道具と紙の計画表を指すことを確かめます。原文の「どちらが常に優れるか」という問いを、片方だけが優れるという主張に変えていないかも見直します。

図2のように、英文Bから残す内容を選ぶと、「異なる役割」が理由になり、「組み合わせる」が結論になります。この2つを文としてつなぐ前に、壁の位置や部屋に入るタイミングなどの細部を外しておくと、語順に集中できます。

図2 異なる役割という理由から組み合わせの結論へつなぐ図

答え:Combining digital tools and paper plans may be useful because they can serve different purposes.

例題4 短い要約の情報量を調整します

英文Bの中心を、次の3点をすべて含めて30〜40語の英語で要約してください。「オンラインで変更を確認できる」「紙が共有の場で注意を引く」「異なる役割を組み合わせる価値がある」の3点です。この練習では、空白で区切られたまとまりを1語として数え、句読点だけを独立した語に数えません。

  1. 必須の3点を日本語で短く書きます。ここを決める前に語数を減らすと、一番書きやすい利点だけが残りやすくなります。
  2. 前半で2つの方法の役割を対比します。時間や場所の詳しい説明は省いても、どの道具がどの働きをするかは対応を保ちます。
  3. 後半で結論と理由をまとめます。先に対象を示しているので、2文目では them や they を使って繰り返しを避けられます。
  4. 語数と原文への忠実さを別々に確かめます。長さが条件内に入っていても、原文にない「必ず成功する」という主張があれば直す必要があります。

日本語訳は「オンラインカレンダーは生徒が家から予定の変更を確認するのに役立つ一方、紙の計画表は共有の場所で注意を引くことができます。両者はグループの課題で異なる必要性に対応するので、それらを組み合わせることは有用かもしれません」です。以下の解答例は31語で、便利さと注意を向ける働きの両方を含めています。

答え:Online calendars help students check schedule changes from home, while paper plans can attract attention in shared spaces. Combining them may be useful because they support different needs during group projects.

つまずきやすいところと直し方

具体例をまとめたつもりで範囲を広げてしまいます

× Students can take anything they want from the shelf.

訳:生徒たちは、棚から欲しい物を何でも持っていけます。

どこが違うか:原文の「共有用の棚に置かれた品物」を anything they want にすると、手に入る物の範囲を広げすぎます。

○ Students can take the shared items without paying.

訳:生徒たちは共有された品物を代金を払わずに持っていけます。

誤文は文法としては成り立ちますが、要約の内容として不正確です。ノートや定規を items にまとめるのは、同じ品物を広い名前で呼び直す操作です。それに対し「欲しい物なら何でも」とすると、元の棚にはない物まで含むように読めます。広い意味の語を使うときほど、どこまで含むのかを確かめましょう。

要約を短くするために結論を逆にしてしまいます

× Paper plans should replace digital tools in every group.

訳:紙の計画表は、すべてのグループでデジタルの道具に取って代わるべきです。

どこが違うか:原文の「役割に応じて組み合わせる」という提案を、一方を全面的に置き換える提案に変えています。

○ Groups may benefit from using both methods together.

訳:グループは両方の方法を一緒に使うことで利点を得られるかもしれません。

この誤文も、英文の形より内容に問題があります。紙を使った具体例が印象に残っていても、筆者はデジタルの長所を否定していません。「両方」「場合による」「必ずしも〜でない」といった範囲を調整する部分は短くても重要です。目立つ出来事だけから結論を作らず、最後の文と照らし合わせます。

図3のように、方法Aと方法Bを同じ位置に置き、その両方から組み合わせへ線をつなぐと、英文Bの結論を確かめられます。Aはオンラインカレンダー、Bは紙の計画表を表しています。一方から他方へ置き換える矢印にすると、原文にない結論になってしまいます。

図3 方法の優劣を決めず両方の活用へ進む関係図

言葉を縮めたあとに主語と動詞がずれます

× Combining the two methods help the group plan its work.

訳:2つの方法を組み合わせることは、そのグループが作業の計画を立てるのに役立ちます。

どこが違うか:「2つの方法」ではなく「組み合わせること」全体が主語なので、help を helps に直します。

○ Combining the two methods helps the group plan its work.

訳:2つの方法を組み合わせることは、そのグループが作業の計画を立てるのに役立ちます。

動名詞とは、動詞に ing を付けて「〜すること」という名詞の働きをさせる形です。この文は組み合わせるという1つの行為を主語にしているため、すぐ前の methods の複数形に引かれないようにします。なお、文法を直したこの文は形を確かめるための例です。英文Bの結論として使うなら、原文の慎重さに合わせて may help とする調整も必要です。

要約には、内容の正確さと英文の正確さの両方が必要です。まず内容が合っているかを読み、次に主語と動詞などの形を見ると、1度に全部を確かめようとして見落とすのを防げます。短い文ほど、残った1語の役割が大きくなります。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

練習問題

解く前に、根拠を探す場所を決めましょう。練習1と練習2は英文A、練習3と練習4は英文Bを使います。英語を書く前に、残すべき関係を「利点と条件」「異なる役割」のように日本語で言えるか確かめてください。

練習1 並べ替え

英文Aの管理方法を短く述べます。次の語句をそれぞれ1回使い、「生徒のグループは、共有された品物を定期的に点検します」という文を作ってください。文末にはピリオドを付けます。

語句:regularly / the shared items / A student group / checks

語句の意味:regularly は「定期的に」、the shared items は「共有された品物」、A student group は「生徒のグループ」、checks は「点検する」です。

練習2 空所補充

英文Aの中心に合うように、空所に and / but / because から1語入れてください。語の意味は、順に「そして」「しかし」「〜なので」です。

The shelf allows useful items to be reused, [ ] it must be managed carefully.

訳:その棚によって役立つ物を再利用できますが、棚は注意深く管理されなければなりません。

練習3 和文英訳

英文Bの要点に合わせて、「それぞれの方法は異なる利点を持っているかもしれません」を英語にしてください。「それぞれの方法」は Each method、「利点」は advantages を使い、可能性を示す表現を残してください。

練習4 要約の内容を訂正

次の文は文法上は成り立ちますが、英文Bの要約としては結論が逆です。always better than using を more useful than choosing only に置き換え、原文の慎重な表現に合わせて may be を使って書き直してください。

Choosing one method is always better than using both.

訳:1つの方法を選ぶことは、両方を使うことより常に優れています。

置き換えに使う語句の意味:always better than using は「使うことより常に優れている」、more useful than choosing only は「1つだけ選ぶことより役立つ」、may be は「〜かもしれない」です。主語も「両方を使うこと」に変える必要があります。

答えと解説

練習1の答え:A student group checks the shared items regularly.

訳:生徒のグループは、共有された品物を定期的に点検します。

主語のあとに点検する動作、点検の対象、頻度を示す語を続けます。regularly を checks の直前に置く語順も可能です。金曜日という曜日を省きながら、繰り返し点検するという情報を保っています。

練習2の答え:but

利点のあとに管理上の必要性が続くので、but が最も適切です。and でも文法上はつなげられますが、原文が示す利点と注意点の対照は弱くなります。because にすると、注意深い管理が義務であることそのものを再利用できる理由とするため、原文の関係をうまく表せません。

練習3の答え:Each method may have different advantages.

訳:それぞれの方法は異なる利点を持っているかもしれません。

may を残して、常に同じ利点が得られるとは断定しません。may のあとでは have を使います。Each method に引かれて has に変えないようにし、ひとまとまりで読み直します。

練習4の答え:Using both may be more useful than choosing only one method.

訳:両方を使うことは、1つの方法だけを選ぶことより役立つかもしれません。

中心となる考えが「片方を選ぶ」から「両方を使う」に変わりました。both が2つの方法を指すことは、この練習の文脈で明らかです。単独の要約として提出する場合には、前の文などで具体的な方法を示してから使います。指示する対象が明らかな場面と、初めて読み手に伝える場面を区別しましょう。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

要約で情報を選べるようになると、次の英作文では「伝えたい内容を、どの主語と動詞で文にするか」に集中できます。英文Aなら共有する仕組み、英文Bなら2つの方法の組み合わせが主語の候補になります。自分の意見を書く課題でも内容を整理する手順は使えますが、要約では筆者の内容、自分の意見文では自分の判断を書くという違いを保ちます。

家庭では、5分でできる確かめ方を2つ試してください。1つ目は、英文Aの最後の文を読み、紙を伏せて「利点」と「条件」を日本語で1つずつ言う練習です。そのあとで基本例4を音読し、but の前後がその2点に対応しているかを確認します。英文を覚えていたかよりも、何と何をつないだ文かが言えるかを見ます。

2つ目は、基本例1の「役立つ物」を、原文にあるノートと定規の名前に入れ替えて声に出し、再びまとめた表現へ戻す練習です。2〜3分で往復し、個別の品名に戻したときとまとめたときで、情報の範囲がどう変わるかを話します。お子さまの学習を見守る方も、英語の細かな誤りをすべて指摘するより、「元の文章のどこにそう書いてあるか」を一緒に探すと、内容を確かめる会話ができます。

個別指導では、要約が長いときには具体例と理由の区別まで戻り、短いのに伝わらないときには主題と結論の対応まで戻って確かめます。語順の修正に進む前に、生徒が残したつもりの内容と実際の英文が伝える内容を照らし合わせます。

まとめ

短い要約が書けたら、最後に原文を知らない読み手の立場で読んでみてください。「何の話か」「何を伝えるか」「どんな条件が付くか」が読み取れれば、短さの中にも文章の筋道が残っています。逆に、語数が収まっていても、誰を指すのかわからない代名詞や、原文より強すぎる断定があれば、そこが書き直す場所です。

削る候補を探す目と同じくらい、消してはいけない関係を見つける目を育てましょう。要約の短さは、原文の意味を運べたときに価値を持ちます。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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