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【高校英語 読解】つなぎ言葉で流れを読むを図解で総まとめ—however therefore for example の論理|武蔵野個別指導塾

howeverの前後で何が変わるのかを、流れの図と空所補充・並べ替えで確かめます。2本の短文読解を通して、標識がない箇所も内容からつながりを判断する手順を学べます。
よくあるのは、塾の面談の席で英文と自分の訳を並べ、「どの文も訳せたのに、なぜ答えが違うのでしょう」と手が止まる場面です。howeverを「しかし」、thereforeを「それゆえ」と書けても、その前後の内容を結びつけていなければ、筆者がどちらの考えを残したのかは見えません。単語の訳が合っていることと、文章の流れをつかんでいることには、もう一段の違いがあります。
つなぎ言葉は、次の文をどのような役割で読むかを知らせる目印です。目印を見つけたら丸を付けて終わるのではなく、「何に対して逆向きなのか」「何を理由として出た結果なのか」を前の内容に戻して確かめます。この読み方ができると、空所に適切な語を入れるだけでなく、具体例を主張と取り違えたり、筆者の結論を途中の意見と混同したりすることも防ぎやすくなります。短い文の組から段落全体へ、関係を言葉にする練習を進めましょう。
この単元で身につけること
- 逆接を、予想と実際のずれとして捉えます。howeverの後をただ強く読むのではなく、前のどの情報から生まれた予想が修正されたかを探します。
- 順接のうち、理由から結果へ進む関係を確かめます。thereforeの前に根拠、後に結果や判断があるかを、内容を短く言い直して調べます。
- 例示と追加を分けます。for exampleなら広い説明の一例、in additionなら同じ話題について別の情報が足されていると考えます。
- 結論の目印がまとめる範囲を見ます。in conclusionが現れたら、その直前だけでなく、それまでの理由や事例をたどります。
- 目印がない場合にも関係を仮置きします。ただし、時間の順に並んでいるだけの文から、原因と結果を勝手に作らないようにします。
前の単元で学ぶパラグラフの構造を土台にすると、つなぎ言葉は主題文や支持文の間をどう移動しているかを知る手がかりになります。パラグラフとは、1つの話題を中心にまとまった段落のことです。各文に「理由」「例」「修正」などの短い役割を付けると、文の意味と段落の働きを同時に追えます。
基本の考え方
訳語の次に、前後を短く言い直す
文章の流れを示す語句を、ここでは談話標識と呼びます。howeverやfor exampleなどがそれに当たります。同じ「つなぐ」働きがあっても、すべてが文法上の接続詞というわけではありません。読解ではまず、語の名前を分類するより、2つの内容がどんな関係にあるのかを見ましょう。
The bag is small. However, it can hold all my books.
日本語訳:そのかばんは小さいです。しかし、私の本を全部入れることができます。
前の内容を「小さい」、後の内容を「全部入る」と縮めます。小さいならあまり入らないだろうという予想に対し、後の文は逆向きです。前の文が間違いになったのではありません。「小さい」と「全部入る」は両方とも成り立っています。逆接は、一方を消す印ではなく、予想を修正したり異なる面を示したりする印です。
The path was covered with ice. Therefore, we chose a different route.
日本語訳:その道は氷に覆われていました。そのため、私たちは別の道を選びました。
こちらは「凍った道」を理由として「別の道を選択」が続きます。thereforeは、先に述べたことを根拠に結果や判断を導く語です。後ろに必ず客観的な出来事が来るとは限らず、「だからこうすべきだ」という提案にもつながります。図1のように、逆接では予想とのずれ、順接では理由から結果への進み方を並べると、単なる訳語の違いより関係がはっきりします。

図1の上段はかばんの例、下段は凍った道の例に対応しています。矢印を読むときには、頭の中で「小さいのに全部入る」「凍っているので別の道にした」とつなげます。接続表現を日本語で補ったときに自然な筋道になるかが、最初の確認です。
例示・追加・結論は、情報の広さと役割で区別する
Some hobbies need very little space. For example, drawing can be done at a small desk.
日本語訳:ほとんど場所を取らない趣味もあります。例えば、絵を描くことは小さな机でできます。
前の文は趣味という広い範囲について述べ、後の文は絵を描くことに絞っています。これが例示です。for exampleの後に書かれたものだけが前の説明に当てはまる、という意味ではありません。例を読んだら「これは何の一例か」を問い、前の広い説明に戻すと、具体的な話に引っ張られて主題を見失いにくくなります。
The room has large windows. In addition, it has comfortable chairs.
日本語訳:その部屋には大きな窓があります。さらに、座り心地のよい椅子もあります。
椅子は窓の一例ではありません。部屋の特徴として、別の長所が同じ段階に並んでいます。これが追加です。alsoやmoreoverも追加を示すことがありますが、表現の位置や強調の程度まで常に同じではないため、見つけた語を機械的に交換する練習にはしません。まず「同じ説明を別の角度から支えている」と捉えます。
The plan saves time and uses fewer materials. In conclusion, it is a practical choice for our group.
日本語訳:その計画は時間を節約でき、使う材料も少なくて済みます。結論として、それは私たちのグループにとって実用的な選択です。
in conclusionは、述べてきた内容をまとめて結論へ進む合図です。thereforeにも結論を導く働きがあるので、両者を完全に別の箱に閉じ込める必要はありません。thereforeは根拠から判断を導く関係に、in conclusionは文章を締めくくる役割に注目させます。選択問題では、語だけでなく空所の位置や前後の段落も見ます。
短文読解A:目印が段落をどう動かすか
次の英文では、各標識の前後を1つずつ対応させて読みます。先に訳を見ず、各文に「提案」「問題」「対策」「例」「追加」「結論」のどれが近いかを付けてみましょう。
Our group wanted to make a small reading corner in an empty room. At first, we planned to put a large table in the center. However, the table left too little space for people to walk around. Therefore, we decided to use several small desks instead. This arrangement made the room useful for different activities. For example, two students could move their desks together to discuss a book. In addition, anyone who wanted to read alone could sit near the window. In conclusion, smaller desks gave us more choices without requiring a larger room.
日本語訳:私たちのグループは、空いている部屋に小さな読書コーナーを作りたいと考えていました。初めは、中央に大きなテーブルを置く予定でした。しかし、そのテーブルを置くと、人が歩き回るための空間が少なすぎました。そのため、代わりに小さな机をいくつか使うことにしました。この配置によって、その部屋をさまざまな活動に使えるようになりました。例えば、2人の生徒が机を寄せて本について話し合うことができました。さらに、1人で読みたい人は窓の近くに座ることができました。結論として、小さな机を使うことで、より広い部屋を必要とせずに選択肢を増やせました。
howeverは「大きなテーブルを置く計画」から「その計画の不都合」へ向きを変えています。thereforeはその不都合を受けて、机を変える決定へ進めています。どちらも前後がつながっていますが、前者は計画の見直しにつながる問題の提示、後者は問題を理由とした対策です。この2つを同じ「話が変わった」として済ませると、対策が必要になった理由が抜け落ちます。
for exampleが示すのは「さまざまな活動に使える」の具体化です。in additionの後はもう1つの使い方で、2人で話すことと1人で読むことが並んでいます。追加された文が、段落全体では具体例の役割も果たす点に注目してください。局所的なつながりと段落全体の役割は重なることがあります。最後の結論は「窓の近くに座れる」だけをまとめたのではなく、複数の使い方を受けて「選択肢が増えた」と広く言い直しています。
例題で使い方を確かめる
例題1:空所補充で予想とのずれを見つける
次の空所に、However / Therefore / For exampleのうち最も適切なものを入れます。
Ken practiced the song every day. ( ), he still found the final part difficult.
日本語訳:ケンは毎日その歌を練習しました。(しかし、)それでも最後の部分を難しいと感じていました。
- 前の文を「毎日練習した」と短くします。練習を続けたので、歌いやすくなったのではないかという予想が生まれます。
- 後ろを「最後はまだ難しい」と捉えます。stillは予想どおりには変わっていないことを読む手がかりになります。
- 前の文からの予想と後ろの内容を比べます。練習が難しさを引き起こしたとは述べておらず、歌の一例を挙げてもいないので、逆接を選びます。
この問題では、「毎日」という努力の量だけを見て順接を選ばないことがポイントです。選択肢を入れた後に「練習したので、まだ難しかった」と読んでみると、本文が述べていない原因を足してしまうことに気づけます。訳の響きだけでなく、根拠の有無で候補を絞りましょう。
答え:However
例題2:文の並べ替えで広い説明から一例へ進む
最初の文をAとし、その後にBとCをどの順に置けば自然かを考えます。各文はそのまま使います。
A: Simple changes can make a desk easier to use. B: This keeps the pens in one place and leaves more space for books. C: For example, you can put your pens in a small box.
日本語訳:A:簡単な工夫で机を使いやすくできます。B:こうすると、ペンを1か所にまとめられ、本のための場所が増えます。C:例えば、小さな箱にペンを入れることができます。
- Aの「簡単な工夫」が広い説明であることを確かめます。次には、その工夫の具体的な内容が来ると読めます。
- Cのfor exampleが例の開始を知らせていることを確認します。「ペンを箱に入れる」は、机を使いやすくする工夫に含まれます。
- BのThisが指す内容を探します。Cの行動を受ければ「ペンがまとまる」という効果が自然につながるので、BはCの後です。
図2のように、「工夫一般」「ペンを箱へ」「机が使いやすい」の順に並べると、例を挙げた後にその効果を説明していることが見えます。例示の語だけでなく、Thisの指す内容も使うことで順序を確かめられます。

図2の最後の箱はBの内容を短くまとめたものです。Bを先に置くと、なぜペンが1か所にまとまるのかを説明する行動がまだ示されていません。並べ替えでは「この順なら訳せる」だけでなく、「別の順では何がまだ説明されていないか」まで確かめると、根拠を持って答えられます。
答え:A → C → B
例題3:空所補充で例示と追加を分ける
次の空所に、For example / In addition / Howeverのうち最も適切なものを入れます。
The new notebook is light enough to carry every day. ( ), its pages are easy to remove.
日本語訳:その新しいノートは毎日持ち歩けるほど軽いです。(さらに、)ページを簡単に取り外せます。
- 前は「軽くて持ち歩ける」という長所だと押さえます。後は「ページを取り外しやすい」という別の長所です。
- 後ろが前の一例かを調べます。ページの取り外しやすさは、軽さの具体例ではないため、for exampleは合いません。
- 予想に反する内容かを確かめます。軽いことと取り外しやすいことには、この文脈で示された対立がないので、追加を選びます。
長所が2つあるから常に追加になる、と暗記するのも不十分です。例えば前に「軽い製品は丈夫ではないと思っていた」とあれば、丈夫さを述べる後続文は予想を修正します。判断の対象は単語単体の良し悪しではなく、実際に書かれている文同士の関係です。
答え:In addition
例題4:誤文訂正で理由と結果の順を確かめる
次は「店が閉まっていたため、帰ることにした」という意味で書いた文です。その意味になるように、つなぎ言葉だけを直します。ここで扱う誤りは、文法の形ではなく、指定された意味との不一致です。
× The shop was closed. For example, we decided to go home.
日本語訳:その店は閉まっていました。例えば、私たちは家に帰ることにしました。
- 前を「店が閉まっていた」、後を「帰ることにした」と分けます。後ろは店が閉まっている状態の一例ではありません。
- 指定された意味を確かめます。閉店を理由として帰る判断をしたので、理由から結果へ進む関係です。
- for exampleをthereforeに替えます。2文の順序を保ったまま、必要な関係を示せます。
どこが違うか:帰るという判断を、店が閉まっていることの具体例として示している点が、指定された因果関係と合いません。
○ The shop was closed. Therefore, we decided to go home.
日本語訳:その店は閉まっていました。そのため、私たちは家に帰ることにしました。
答え:For exampleをThereforeに直します。
つまずきやすいところと直し方
howeverを見つけたら前を捨ててしまう
× The screen is small. However, it is easy to read. = The screen is not small.
日本語訳:画面は小さいです。しかし、読み取りやすいです。=画面は小さくありません。
どこが違うか:howeverは「小さい」という事実を否定するのではなく、小さくても読み取りやすいという予想とのずれを示しています。
○ The screen is small, but it is easy to read.
日本語訳:画面は小さいですが、読み取りやすいです。
誤りのある読み替えを、butで両方の事実を残した文に直しました。本文にhoweverがあっても、その直後が常に文章全体の結論だとは限りません。短文読解Aでも、howeverの後は問題の提示であり、最終的な結論はさらに後ろにあります。前の事実を残しながら、後の文がどの役割を担うかを見てください。
具体例の向きを逆にする
× Apples are easy to carry. For example, some fruits are useful as snacks.
日本語訳:リンゴは持ち運びやすいです。例えば、おやつに便利な果物もあります。
どこが違うか:果物についての広い説明をリンゴの後に置きながら、for exampleで具体例として扱っているため、一般的な説明から一例へ進む向きが逆です。
○ Some fruits are useful as snacks. For example, apples are easy to carry.
日本語訳:おやつに便利な果物もあります。例えば、リンゴは持ち運びやすいです。
「果物の説明の中にリンゴが入る」と確認すれば、例示の向きを判断できます。後の文に新しい情報があるだけでは、追加と例示のどちらかは決まりません。前の広い説明の中に後ろの内容が収まるかを見ると、語句の訳に頼らず区別できます。
thereforeを「その後」のつもりで使う
× I finished my lunch. Therefore, a bird landed outside the window.
日本語訳:私は昼食を食べ終えました。そのため、窓の外に1羽の鳥が降りてきました。
どこが違うか:前後の出来事が順に起きただけという文脈で、昼食を終えたことが鳥の行動を引き起こしたという根拠のない関係を付けています。
○ I finished my lunch. Then, a bird landed outside the window.
日本語訳:私は昼食を食べ終えました。その後、窓の外に1羽の鳥が降りてきました。
thenはここでは時間の順序を示しますが、thereforeは根拠から結果へのつながりを求めます。図3のように「前後の要約」「関係の候補」「根拠の確認」を順に行うと、時間の順序だけを見て因果関係に飛びつくのを防げます。

短文読解B:標識がなくても、言える関係と言えない関係を分ける
次の英文には、howeverやthereforeのような目立つ目印がありません。図3の手順で文を短く捉え、予想とのずれや理由と判断のつながりを探してみましょう。
Emma expected the small garden to be quiet. A busy road ran just beyond the fence, and cars passed every few seconds. She moved her chair to the other side of the house to escape the noise. A tall wall stood between her new seat and the road. The sound of traffic was much softer there. She opened her book and began to read. A few minutes later, a neighbor watered some flowers nearby. Emma stayed in her chair until the light began to fade. The garden was not quiet everywhere, but one corner was suitable for reading.
日本語訳:エマはその小さな庭が静かだろうと思っていました。柵のすぐ向こうには交通量の多い道路があり、数秒おきに車が通りました。彼女は騒音を避けるために、椅子を家の反対側へ移しました。新しい座席と道路の間には高い壁がありました。そこでは車の音がずっと小さく聞こえました。彼女は本を開いて読み始めました。数分後、近所の人が近くの花に水をやりました。エマは光が弱まり始めるまで椅子に座っていました。庭のどこも静かだったわけではありませんが、1つの隅は読書に向いていました。
冒頭は「静かだろうという予想」と「頻繁に車が通る現実」が対照を作っています。howeverがなくても、この2つを並べる意図は読めます。次の椅子の移動には、騒音を避けるという目的が本文中にあるため、騒音を移動の理由として読む根拠があります。一方、本を開いたことと近所の人の水やりには、時間的に後であることしか示されていません。「エマが読み始めたため水やりをした」とは読めません。
壁の位置と音の小ささは、壁が音を遮るという説明を示唆しています。ただし、この文章だけから「壁だけが音を小さくした」とまで断定する必要はありません。位置も変わっていますし、本文は原因を限定していないからです。目印のない関係を読むときには、本文に書かれた目的、位置、対比などを根拠にし、読み手が足した推測と区別します。最後のbutを含む文は、庭全体を一括りに評価せず、読書に適した場所があったとまとめています。
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練習問題
練習1:空所に合う関係を選ぶ
However / Therefore / For exampleから1つ選びます。
The box was too heavy for Yuki to lift alone. ( ), she asked Ken for help.
日本語訳:その箱は重すぎて、ユキは1人で持ち上げられませんでした。(そのため、)ケンに助けを求めました。
練習2:追加か例示かを選ぶ
In addition / For exampleから1つ選び、後ろが前の一例になっているかを説明します。
You can reuse many things at home. ( ), an empty jar can hold paper clips.
日本語訳:家では多くの物を再利用できます。(例えば、)空の瓶にはクリップを入れられます。
練習3:3文を並べ替える
Aを最初に置き、BとCを自然な順に並べます。
A: Tom wanted to read outside that afternoon. B: Therefore, he took his book back into the house. C: However, the wind kept turning the pages.
日本語訳:A:トムはその日の午後、外で本を読みたいと思っていました。B:そのため、本を家の中に持ち帰りました。C:しかし、風で何度もページがめくれてしまいました。
練習4:意味に合わない標識を直す
空所にIn addition / For example / In conclusionのどれかを入れます。「安さに加えて手入れの容易さという長所もある」という意味にしてください。
The cup is inexpensive. ( ), it is easy to wash.
日本語訳:そのカップは安価です。(さらに、)洗いやすいです。
答えと解説
練習1の答え:Therefore。重くて持てないという事情が、助けを求める判断の理由です。後ろは重さの一例でも、持てないという予想を覆す結果でもありません。
練習2の答え:For example。瓶にクリップを入れることは、物を再利用する具体的な方法です。「多くの物」という広い説明から「空の瓶」という一例へ進んでいます。
練習3の答え:A → C → B。外で読みたいという希望に対し、風が障害になります。その障害を理由に家へ戻るので、howeverの後にthereforeの文が続きます。Aから直接Bへ進むと、外で読みたいことを家へ戻る理由として扱ってしまいます。
練習4の答え:In addition。安さと洗いやすさは、別々の長所として並んでいます。洗いやすさを安さの具体例にしたり、安さだけから導いた結論にしたりせず、指定された追加の関係を表します。
答え合わせでは、合っていた問題も「前は何、後ろは何」と2つの短い言葉で説明してみましょう。訳に添えた関係の候補を見ずに説明できれば、標識と内容を結びつけて選べています。間違えた場合には標識の意味だけを覚え直すのではなく、前後のどちらを取り違えたかまで戻って確認します。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
次に指示語や代名詞の指す先を読むときも、今回の関係の捉え方が役立ちます。例題2のThisは、すぐ前の名詞1語というより「ペンを箱に入れる」という行動を受けています。つなぎ言葉で文の役割を捉え、指示語で受け渡される内容を確かめると、段落のつながりをさらに細かく追えます。
家庭での5分の確認は、2つの作業に絞れます。最初の2分では短文読解Aを声に出し、標識の前で一度止めて、次が「修正」「結果」「例」「追加」「まとめ」のどれになるかを言います。残りの3分ではかばんの例のsmallをlargeに入れ替えて声に出し、同じhoweverが自然かを考えます。大きくて全部入るなら、元の「小さいのに」というずれは薄れます。単語の入れ替えによって関係がどう変わるかを説明することが目的です。
個別指導で確認する場合は、選んだ標識だけで判断せず、前後の文をどう要約したかまで戻ります。お子さまの取り組みを見守る際も、訳の細かい表現より「どことどこがつながるのか」を本人の言葉で聞くと、止まっている箇所を見つけやすくなります。
まとめ
面談の席で「訳せたのに答えが違う」と感じたときは、訳文を全部書き直す前に、文と文の間へ短い説明を添えてみてください。小さいのに入る、凍っているので道を変える、再利用の一例として瓶を使う。前後を1つの筋道で説明できるかどうかが、次に確かめる場所を教えてくれます。標識が見当たらない箇所でも、根拠のある関係と、まだ決められない関係を分ければ、内容を勝手に補わずに読み進められます。
howeverの訳を書けることと、何に対する「しかし」かを示せることの間に、読解の一歩があります。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
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