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【高校英語 読解】パラグラフの構造を図解で総まとめ—主題文 支持文 結論文・抽象と具体・段落の役割|武蔵野個別指導塾

主題文は段落の最初にあるとは限りません。自作英文2本と構造図3枚を使い、並べ替えや空所補充を通して、具体例から中心内容を見つける手順を確かめましょう。
よくあるのは、通学電車の窓に映る自分の手元を見ながら英文を読み返し、単語の意味は追えたのに「この段落は結局、何を言っているのだろう」と手が止まる場面です。窓の外へ一度目を移してから読み直すと、印象に残っているのは途中の具体例だけで、最初の文と最後の文がどうつながるのか見えなくなっています。一文ずつの訳ができることと、段落の中心をつかめることの間には、もう一つの読み方が必要です。
その読み方は、それぞれの文に役割を与えることです。話の中心を述べる文、その中心を支える文、話をまとめる文を見分けると、訳した内容が一つにつながります。長い訳をすべて覚える必要はありません。「何について、何と言っているか」を短く残し、残りの文がそれをどう支えているかを説明できればよいのです。ここでは、文の位置、内容の広さ、文どうしの関係を順に確かめ、段落の要約を自分で作れるところまで進めます。
この単元で身につけること
- 主題文を内容から選びます。段落の中心を述べる主題文は、先頭に限らず途中や末尾に置かれることもあります。
- 支持文の働きを区別します。支持文とは中心内容を支える文で、理由、具体例、説明、比較などによって主題文を詳しくします。
- 抽象と具体を行き来します。複数の出来事をまとめた表現を抽象、それを実際の場面にした表現を具体と考え、両者の対応を探します。
- 例示、対比、因果を読み分けます。例示は例を挙げる関係、対比は違いを示す関係、因果は原因と結果の関係です。
- 段落の要約を1文にします。話題だけの見出しで終えず、その話題について筆者が述べていることまで残します。
前の単元で扱う意味のまとまりごとの読み方を、一文の中から文と文の間へ広げると、段落の構造を追えるようになります。ただし、すべての段落に同じ型を当てはめるのではありません。まず内容を読み、仮に役割を付け、最後まで読んでからその役割を確定する順序を使います。
基本の考え方
話題と主題文を分ける
パラグラフは、一つの中心内容を軸に文をまとめた段落です。「何の話か」という話題と、「その話題について何を伝えるか」という中心内容は分けて考えます。たとえば話題が読書でも、読書を勧める段落なのか、読む場所を比べる段落なのかで要約は変わります。まず次の4文を、一つの短い段落として読んでください。
Keeping a reading notebook helps me choose my next book. I record the titles of books that I enjoy. I also write down the kinds of stories that interest me. These notes give me a clear starting point when I visit the library.
日本語訳:読書ノートを付けることは、私が次の本を選ぶのに役立ちます。私は気に入った本の題名を記録します。また、自分が興味を持つ物語の種類も書き留めます。これらのメモは、図書館へ行くときに、何から探し始めればよいかを明確にしてくれます。
1文目は、読書ノートの効果という中心内容を示す主題文です。2文目と3文目は、どのような記録を付けるかを示す支持文です。4文目は、それらの記録が本選びにどう役立つかをまとめる結論文です。結論文とは段落の内容をまとめたり、そこから導けることを示したりする文ですが、すべての段落に独立した結論文があるわけではありません。この例の末尾も、まとめであると同時に効果の説明という働きを持ちます。
図1のように、主題文から支持文へ進むと説明が具体的になり、結論文でその意味をまとめ直します。図の上下は、この例の文の順番を表しています。上にあるから重要なのではなく、後の文をまとめて説明できる内容を持つため、1文目を主題文と判断します。

要約を「読書ノート」とだけ書くと、話題しか残りません。「読書ノートの記録が次の本選びを助ける」とすれば、話題と中心内容の両方が入ります。一方、「私は本の題名を記録する」では2文目だけの説明になり、3文目と4文目の役割を十分に含められません。要約候補を作ったら、ほかの文もその説明や具体例として収まるかを確かめます。
抽象から具体へ進む段落を読む
次の英文Aは、読書会の予定表についての段落です。文番号は解説で使うための番号で、英文自体の一部ではありません。まず英文を続けて読み、その後に訳を確認してください。
A1 A shared calendar can make a reading club easier to manage. A2 Members can see the date of the next meeting without asking the leader each time. A3 For example, Ken checks the calendar on Sunday and plans his reading for the week. A4 The calendar also shows which member will introduce a book, so everyone knows what to prepare. A5 When a meeting date changes, the leader updates the calendar, and members can check the new date in one place. A6 In this way, one simple tool helps the group share information and spend more time discussing books.
日本語訳:A1 共有の予定表があると、読書会を運営しやすくなります。A2 メンバーは、その都度リーダーに尋ねなくても次の集まりの日付を確認できます。A3 たとえば、ケンは日曜日に予定表を確認し、その週の読書の計画を立てます。A4 予定表にはどのメンバーが本を紹介するかも示されているので、全員が何を準備すればよいかわかります。A5 集まりの日付が変わるとリーダーが予定表を更新し、メンバーは一か所で新しい日付を確認できます。A6 このように、一つの簡単な道具が、グループで情報を共有し、本について話し合う時間を増やす助けになります。
A1の「運営しやすい」は抽象的です。具体的に何がしやすいのかは、この文だけではまだ見えません。A2からA5を読むと、日付の確認、読書の計画、紹介の準備、変更の確認という場面が現れます。これらは別々の話題へ移ったのではなく、「運営しやすい」の中身を広げています。抽象表現を見つけたら、その内容を後続の文で埋める読み方をします。
A3だけを要約に使うと、ケンの週間計画の話になってしまいます。A3の人物名や曜日は、A2の便利さを具体的に示すために置かれています。要約ではその細部を外し、「共有の予定表は、読書会の日程と準備の情報をまとめて伝え、運営を助ける」とできます。A6には話し合いの時間への効果もありますが、「予定表だけで話し合いの質が必ず上がる」とは書かれていません。要約は内容を短くする作業であって、効果を強める作業ではありません。
ここではA1を主題文、A2からA5を支持文、A6を結論文と整理できます。ただし支持文の中にも関係があります。A3はA2の例であり、A4は別の利点の追加です。「支持文」という同じ名前を付けた後で、何を支えているのかまで矢印で考えると、段落が平板な情報の列に見えなくなります。
主題文が末尾にある場合も確かめる
次の英文Bでは、場所の違いを読み、最後にどの範囲までまとめられるかを考えます。最初の文だけに線を引かず、末尾を読んでから主題文の候補を決めてください。
B1 At the small library near her home, Yuki reads alone at a quiet desk. B2 She can follow a difficult story there because conversations rarely interrupt her. B3 At the reading club, however, she often stops to listen to other readers. B4 Their questions sometimes lead her to notice a detail that she missed on her own. B5 The quiet desk gives her time to concentrate, while the club gives her opportunities to consider different ideas. B6 For Yuki, the two places support different parts of reading, so choosing a place depends on what she wants to do.
日本語訳:B1 家の近くの小さな図書館で、ユキは静かな机に向かって一人で読書をします。B2 そこでは会話に邪魔されることがめったにないので、難しい物語の筋を追えます。B3 しかし読書会では、ほかの読み手の話を聞くためにたびたび読むのをやめます。B4 ほかの人の質問がきっかけで、一人では見落とした細部に気づくことがあります。B5 静かな机は集中する時間を、読書会は異なる考えを検討する機会を与えてくれます。B6 ユキにとって二つの場所は読書の異なる面を支えるので、場所の選択は何をしたいかによって決まります。
B1は場面の提示であり、段落全体の中心をまだ言い切っていません。B2まで読むと図書館の利点が、B3とB4からは読書会の利点が見えます。B5が両者を対比して整理し、B6が「目的に応じて場所を選ぶ」という中心内容を示します。この段落では、B6が主題文と結論文の両方の働きをしています。
主題文は途中に置かれることもあり、段落内に中心内容をそのまま述べる一文がなく、読者が複数の文をまとめる場合もあります。主題文探しを、必ず正解の一文が隠れている作業だと考えないでください。候補の文が例や対比の両側を含むかを確かめ、それでも一文を選べないときは、共通内容を自分の言葉で作ります。要約は「ユキは、集中するか別の考えに触れるかという目的に応じて読書の場所を選ぶ」とできます。
例題で使い方を確かめる
例題1 文の並べ替えで例示の位置を決める
次のP、Q、Rを並べ、広い内容から具体例へ進み、その意味をまとめる段落を作ってください。文中の語を並べ替える問題ではなく、文どうしの順序を決める問題です。
P For example, Emma tells the group why she changed her opinion of the main character. Q Explaining a reaction to a story can deepen a group discussion. R This explanation helps the other members understand her view and respond to it.
日本語訳:P たとえば、エマは主人公についての意見を変えた理由をグループに伝えます。Q 物語への反応を説明することは、グループでの話し合いを深めることがあります。R この説明は、ほかのメンバーが彼女の見方を理解し、それに応じた意見を述べる助けになります。
- 3文の中で最も広い内容を探します。Qは特定の人物に限定せず、反応を説明することの効果を述べているため、主題文の候補になります。
- Pの冒頭の表現に注目します。例を示す語に続いてエマの行動が出るので、一般的な説明の後に置くと関係が通ります。
- Rの「この説明」の中身を戻って確かめます。直前にエマが理由を説明するPがあれば、指す内容と、その説明の効果がつながります。
答え:Q → P → R。
Qの直後にRを置いても、「説明」という語だけを見るとつながりそうです。しかしRの「彼女」は、まだ紹介していないエマを指すことになります。この問題では、例示の関係と指す内容のつながりの両方を満たす順を選びます。つなぎ言葉だけで決めず、人物や説明内容が読み手に紹介される順も点検してください。
例題2 空所補充で対比の両側を残す
英文Bの内容を要約した次の文の空所に、concentrating、competing、sleepingから適切な語を一つ入れてください。語の意味は順に「集中すること」「競争すること」「眠ること」です。
The library is useful for [blank], while the club offers chances to exchange ideas.
日本語訳:図書館は[空所]のに役立つ一方、読書会は考えを交換する機会を与えてくれます。
- 比較されている対象をそろえます。英文BのB5では静かな机と読書会が並べられているので、片側だけを読んで優劣を決めないようにします。
- 図書館側の効果を探します。B2の難しい物語の筋を追えることと、B5の集中する時間が、空所に入る内容の根拠です。
- 反対側の内容も確認します。読書会の利点は考えを検討する機会なので、前半にはそれと区別できる「集中すること」が入ります。
答え:concentrating。
図2のように二つの場所とそれぞれの利点を左右に置くと、要約から片方が抜けていないか確認できます。下のまとめへ向かう2本の矢印は、左右の情報を両方使って「目的で選ぶ」とまとめることを表しています。片方の場所からもう片方の場所へ移動する時間の順序ではありません。

対比の段落は、片側を否定して他方を勧めるとは限りません。英文Bでは、図書館にも読書会にも役割があります。「一人よりグループのほうがよい」と要約すると、図書館が集中を助ける情報を落とします。筆者が示した違いと、読み手自身の好みを混ぜないことが大切です。
例題3 空所補充で原因と結果をつなぐ
次の3文を読んで、最後の文の空所にThereforeまたはHoweverを入れてください。それぞれ「したがって」「しかし」に当たります。記号の前後だけでなく、何が起きて何が可能になったかを読んで選びます。
The club moved its meeting to a larger room. More members could sit around the same table and hear one another clearly. [blank], the group was able to discuss the book together instead of splitting into smaller groups.
日本語訳:読書会は集まりの場所をより広い部屋に移しました。より多くのメンバーが同じ机を囲んで座り、互いの声をはっきり聞けるようになりました。[空所]、グループは小さな集団に分かれる代わりに、全員でその本について話し合えるようになりました。
- 最初の変化を押さえます。部屋を広くしたことが、後続の出来事の出発点です。
- 2文目の働きを読みます。同じ机で互いの声を聞けるようになったことは、全員で話し合えた理由を具体的に説明しています。
- 最後の文が前の内容に逆らうかを確かめます。全員で話し合えることは前の条件からつながる結果なので、結果を導く語を選びます。
答え:Therefore。
この3文は、出来事を順に並べるとともに、変化が結果を可能にした流れを示しています。ただし、英文一般では「後に起きた」だけで「前の出来事が原因だ」とは言えません。この例では、席と聞こえ方の改善という途中の説明が、場所の変更と話し合いの変化を結びつけています。因果を読むときには、その橋渡しになる内容があるかを探してください。
つまずきやすいところと直し方
以下の誤文は、英文Bの要約として内容が誤っている文です。英語の形自体は成り立ちますが、本文の中心や範囲に合いません。読解では、英文として自然であることと、本文に即していることを分けて点検する必要があります。
最初の一文だけを段落全体の説明にする
× Yuki’s paragraph is mainly about the location of a library.
日本語訳:ユキについての段落は、主に図書館の場所について述べています。
どこが違うか:B1の場所の紹介だけを中心とみなしており、読書会との比較と目的による選択が要約に入りません。
○ The paragraph explains how two reading settings meet Yuki’s different needs.
日本語訳:この段落は、二つの読書環境がユキの異なる必要にどう応えるかを説明しています。
直し方は、主題文の候補を最後まで保留することです。先頭の文を読んだ段階では「図書館の話らしい」と仮置きし、読書会が出たら「二つの環境の話」に更新します。読み進めながら候補を変えるのは失敗ではなく、段落全体を使って解釈を確かめる手順です。
対比を一方の全面的な否定に変える
× The reading club is better than the library for every purpose.
日本語訳:読書会は、あらゆる目的において図書館より優れています。
どこが違うか:集中には図書館、異なる考えの検討には読書会という役割の違いを、すべての目的での優劣に変えています。
○ Each place has an advantage that fits a particular reading purpose.
日本語訳:それぞれの場所には、特定の読書の目的に合う利点があります。
本文に対比を表す語があっても、筆者が必ず片側を退けているわけではありません。「何と何を」「どの観点で」比べているかを表にせず口で言ってみてください。この例なら、場所を集中と考えの広がりという観点で比べています。「どちらが好きか」は本文が答えていない別の問いです。
控えめな効果を必ず起こる効果に強める
× Other readers’ questions always help Yuki notice every detail.
日本語訳:ほかの読み手の質問は、いつもユキがあらゆる細部に気づく助けになります。
どこが違うか:B4の「ときどき」「ある細部」という範囲を、「いつも」「あらゆる細部」に広げています。
○ A question from another reader may help Yuki notice something she overlooked.
日本語訳:ほかの読み手の質問によって、ユキは見落としていたことに気づくかもしれません。
図3のように、細部を省くことと、主張の範囲を保つことは別々に点検します。短くするために人物名や場所の細かな説明を省けても、頻度や可能性まで勝手に強めてはいけません。要約を読み直すときは、「必ず」「全員」「最も」に相当する内容を新しく足していないかを確認します。

図3の左側は情報の細かさ、右側は言い切りの強さの点検です。具体例を減らしても、本文の対比や条件を残すことはできます。逆に、元の単語を多く残していても、頻度を一語変えるだけで不正確な要約になります。原文の語を残した数ではなく、原文の関係を保ったかどうかで確かめましょう。
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練習問題
練習1 例示を含む段落を並べ替える
次のL、M、Nを、一般的な内容、具体例、結果の順に並べてください。「この変更」が何を指すかも確かめます。
L This change gave everyone enough time to finish the book. M Small changes to a schedule can help a reading group. N For example, Tom’s group moved a discussion from Monday to Friday.
日本語訳:L この変更によって、全員にその本を読み終えるのに十分な時間ができました。M 予定を少し変えることが、読書グループの助けになる場合があります。N たとえば、トムのグループは話し合いを月曜日から金曜日に移しました。
練習2 原因と結果を表す語を補う
次の空所にAs a resultまたはIn contrastを入れてください。それぞれ「その結果」「対照的に」という意味です。前後が別々の対象の比較なのか、一つの変化のつながりなのかを考えます。
Emma sent the discussion questions before the meeting. [blank], members arrived with ideas they were ready to share.
日本語訳:エマは集まりの前に話し合いの質問を送りました。[空所]、メンバーは共有する準備のできた考えを持ってやって来ました。
練習3 要約を選び、役割を説明する
英文Aの要約として最も適切なものを選び、A3が段落内で果たす役割を日本語で説明してください。選択肢にある単語と本文の単語が一致するかだけでなく、段落のどこまでを含むかを見ます。
ア 共有の予定表は、読書会の日程や準備の情報をまとめ、運営を助ける。
イ ケンは、日曜日だけに本を読むようにしている。
ウ 予定表があれば、メンバーは集まりの準備をしなくてもよくなる。
答えと解説
練習1の答え:M → N → L。Mは予定の変更の効果を広く述べ、Nが実際の日程変更を示します。Lの「この変更」はNの変更を指し、具体例の結果を述べています。末尾が必ず一般的な結論文になるわけではなく、この段落は具体例の結果で終わります。
練習2の答え:As a result。質問が先に送られたことで、メンバーは共有する考えを準備して来られた、という結果のつながりです。対照的な二つの対象や反対方向の変化は示されていません。ただし、この段落の説明を離れて「質問を送れば必ず全員が準備する」という一般的な決まりに広げることはできません。
練習3の答え:ア。A3は、予定表で日程を確認できるというA2の利点を、ケンの行動によって具体化した支持文です。イは確認する曜日を読書する曜日にすり替え、さらに「だけ」という限定を加えています。ウは何を準備するかわかることを、準備が不要になることに変えています。どちらも、本文の語に近い表現を含みながら意味の関係を変えています。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
段落の役割が見えたら、次はつなぎ言葉を手がかりに、例示、追加、対比、結果の切り替わりを素早く追います。ただし、つなぎ言葉がなくても関係はあります。隣り合う文の内容を比べ、「前を詳しくしたのか」「違う面を出したのか」「結果へ進んだのか」を先に考えると、特定の語だけに頼らず読めます。
家庭では5分を二つに分けて確かめてください。最初の2分は、英文Aを声に出し、A1を読んだところで「何がどうなる」と日本語で言います。続く文を読むたびに、日程の確認なのか準備の説明なのかを短く添えると、音読と内容の関係が結びつきます。残りの3分は英文Bを使い、図書館側と読書会側を説明する順番を入れ替えて、日本語で要約を言います。順番を変えても両方の利点と目的による選択が残れば、語順の暗記だけでなく関係を捉えられています。
個別指導では、要約が片側だけになったときに、対比されている二つの内容を取り出すところまで戻ります。それでもつながらなければ、各文の主語と動詞や、指す内容を確かめてから段落へ戻します。保護者の方がお子さまに声をかけるなら、全文の訳を求める代わりに「その例は何を説明しているの」と尋ねると、どこで読みが止まったかを確かめやすくなります。
まとめ
通学電車の窓から手元に目を戻したとき、すべての英文を最初から訳し直す必要があるとは限りません。具体例の前後を見て、その例が支えている中心内容を取り戻せば、段落の流れに戻れます。要約を一つ作り、例が収まるか、対比の両側が残るか、効果を強めていないかを本文で確かめてください。
段落を読めた証拠は、目立つ一文を選べることではなく、その一文とほかの文の関係を説明できることです。
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