
武蔵野個別指導塾の特徴
【高校英語 英作文】よくある誤りと直し方を図解で総まとめ—日本語の影響・冠詞 前置詞 時制 語法|武蔵野個別指導塾

主語の抜け、冠詞と複数、前置詞や時制の誤りを、見直す順序の図と誤文訂正・並べ替えの例題で整理し、自分の英文を理由つきで直す練習につなげます。
よくあるのは、合唱コンクールの練習の合間の音楽室で、練習の感想を英語で書こうとして、「昨日は疲れた。でも楽しかった」の最初の語から迷うという場面です。日本語では誰の感想かがその場で伝わります。それでも、そのまま英語に移すと主語が抜けたり、「昨日」という手がかりがあるのに動詞を現在の形で書いたりします。意味は頭にあるのに、書いた文をどこから確かめればよいのかが見えなくなるのです。
英作文の見直しは、知っている規則を片端から思い出す作業ではありません。「誰について書いたか」「いつの話か」「何をいくつ指しているか」「その動詞の後ろに何を置けるか」を、文の中の語に結びつけて確かめる作業です。誤りを赤で直して終えるのではなく、同じ点検を次の文にも使えるようにしましょう。短い感想にも意見文にも使える、見落としを減らす順序を練習します。
この単元で身につけること
- 主語と動詞を組にして探します。主語は「誰が・何が」に当たる部分、動詞は動作や状態を表す語です。日本語で省略した人物や物を、英語では必要に応じて書き戻します。
- 出来事ごとに時間を決めます。時制とは動詞の形で時間の捉え方を示す仕組みです。文全体を同じ形にそろえるのではなく、昨日の出来事、今の状態、普段の習慣を区別します。
- 名詞の数と指す範囲を確かめます。名詞の前に付ける a、an、the などを冠詞といいます。数えられる名詞の単数形を裸のまま置いていないか、複数形が必要かを見ます。
- 動詞とその後ろの語を一組で見ます。前置詞とは at、in、to など、名詞などの前に置いて関係を示す語です。日本語の「を」「に」「について」と一対一に対応させず、英語の動詞に合う形を選びます。
- 修正の理由を短く残します。「何となく不自然」ではなく、「昨日の出来事なので過去形」「話題を直接続ける動詞なので about は不要」と説明できる状態を目指します。
前の単元で日本語を整理して英語に移す手順を学んだら、次はできあがった英文を逆向きに点検します。日本語の語順へ戻すのではなく、英語だけを読んでも必要な情報がそろっているかを確かめる段階です。
基本の考え方
書きたい内容を、主語と時間に戻す
見直しの最初に、文の中心となる動詞に印を付け、その動詞に対応する主語を探します。通常の説明文は主語と動詞を備えますが、命令文では主語の you を普通は書きません。この区別を付けずに「すべての英文の先頭に人を足す」と覚えると、正しい文まで直してしまいます。
I felt tired after practice yesterday.
訳: 私は昨日、練習の後で疲れを感じました。
この文では I と felt が中心です。日本語の「疲れた」に人物が書かれていなくても、自分の感想なら I を置きます。次に yesterday と felt を照らし合わせます。語尾だけを眺めるより、「昨日の経験を今から振り返っている」と場面を言い直すほうが、時制を選ぶ根拠がはっきりします。
Our practice starts at four every Friday.
訳: 私たちの練習は毎週金曜日の4時に始まります。
こちらは毎週繰り返す予定なので、現在形の starts を使っています。主語が複数の人を思わせる our で始まっていても、中心は単数の practice です。三人称単数とは、I と you 以外の単数の主語を指します。現在形を見直す際には、近くにある単語ではなく、主語の中心に動詞を合わせます。
We practiced yesterday, and we are ready now.
訳: 私たちは昨日練習し、今は準備ができています。
1文に過去形と現在形があっても、この文は正しい英文です。前半は yesterday、後半は now に対応しています。「時制の不一致を直す」とは、形の違いを消すことではなく、表したい時間と動詞の形の食い違いをなくすことです。接続詞でつないだ後半にも、主語と動詞の組、そして時間の手がかりを見つけてください。
図1のように、まず骨格と時間を確定し、その後で名詞と動詞の使い方を点検します。最初から小さな語だけを探すと、主語そのものが抜けていることに気づきにくくなります。

図1の矢印は、英文の語順ではなく点検する順序を表しています。途中で主語を書き換えたときは、対応する動詞まで戻って確認します。例えば単数の主語を複数に変えたなら、現在形の動詞や be 動詞も一緒に見直す必要があります。
名詞を見たら、数と相手の知識を確かめる
冠詞で迷ったら、先に名詞を探し、その名詞をここで数えられるものとして使っているかを判断します。数えられる名詞を可算名詞、量として扱い普通はそのまま数えない名詞を不可算名詞といいます。日本語に「1つ」と書かれていないことは、英語で冠詞を省く理由にはなりません。
I borrowed a pencil from a friend.
訳: 私は友達から鉛筆を1本借りました。
The pencil was easy to use.
訳: その鉛筆は使いやすかったです。
最初の文では、読み手がまだ特定できない鉛筆を a pencil として出しています。次の文では、直前に借りたその鉛筆だと特定できるため the pencil です。ただし、「初めてなら必ず a、2回目なら必ず the」という回数だけの規則にはしません。初登場でも状況からどれか特定できれば the を使えますし、別の鉛筆を新しく取り上げるなら、再び a を使うことがあります。
We need three chairs for practice.
訳: 私たちは練習のために椅子が3脚必要です。
Music helps me relax.
訳: 音楽は私がくつろぐ助けになります。
three があれば chairs は複数形です。一方、ここでの music は音楽一般を表す不可算名詞なので、a を付けず、複数形にもしません。冠詞の見直しでは「付いていないから足す」のではなく、名詞の使い方を判断してから形を選びます。また、my pencil のように所有者を表す語があれば、通常はその前に a や the を重ねません。
日本語の助詞ではなく、英語の組み合わせを見る
自動詞とは目的語を直接取らない動詞、他動詞とは目的語を直接取る動詞です。目的語は、動作の対象などを表す部分を指します。同じ動詞でも使い方によって両方になることがあるため、「この単語はいつもこの種類」と名前だけを覚えるより、実際に書くまとまりを確かめることが重要です。
We discussed the schedule after lunch.
訳: 私たちは昼食後に予定について話し合いました。
We talked about the concert during the break.
訳: 私たちは休憩中にコンサートについて話しました。
discuss は話題を目的語として直接続けます。一方、talk で話題を示すときは talk about の形を使えます。日本語では両方とも「について」と訳せますが、英語では必要な語が違います。語法とは、こうした語の組み合わせや使い方の決まりです。和訳の助詞を一語ずつ英語へ置き換えず、discuss the schedule、talk about the concert というまとまりで確認しましょう。
We arrived at the hall before noon.
訳: 私たちは正午前にそのホールに着きました。
We reached the station before sunset.
訳: 私たちは日没前にその駅に着きました。
arrive は、ここでは場所を直接目的語にせず at を挟んでいます。reach は目的地を直接続けています。どちらも日本語では「に着く」と言えますから、「にがあるので to」と考えると誤りにつながります。場所を点として捉える at、町や地域などの広がりを示す in の違いも、使う動詞と具体的な場所を見て判断します。
例題で使い方を確かめる
例題1 省略された主語を補う和文英訳
「私は昨日、練習の後で家に帰りました」を、I を主語にして英語にしましょう。「家に帰る」には go home を使います。帰った時刻など、与えられていない情報は加えないものとします。
- 「誰が」を確定します。日本語では会話の流れで省ける場合もありますが、今回は自分の行動を説明する文なので I を書きます。
- 「帰る」を go home というまとまりにします。この home は方向を表す副詞、つまり動詞などを説明する語として使われているため、前に to を足しません。
- 「昨日」に合わせて go を過去形 went に変えます。after practice は練習の後という順序を示し、yesterday は出来事が起きた日を示すので、両方とも文に残します。
- I と went の組を見つけ、日本語の情報が全部入ったかを確かめます。home の前に前置詞を足していないことも最後に点検します。
「日本語に『に』がある」と考えてから単語を探すのではなく、「帰宅する」を既知の表現にまとめるのが要点です。なお、home という語に常に前置詞が付かないわけではありません。ここでは go home という使い方を確認しています。
答え: I went home after practice yesterday.(訳: 私は昨日、練習の後で家に帰りました。)
例題2 単数と複数を決める空所補充
次の文の空所に適切な形を入れましょう。最初の空所では a / an のどちらか、次の空所では notebook / notebooks のどちらかを選びます。
I bought [a / an] eraser and two [notebook / notebooks].
訳: 私は消しゴムを1個とノートを2冊買いました。
- bought の後ろにある買った物を、eraser と notebook に分けます。どちらもここでは個数を数えられる物なので、個数に応じて形を決められます。
- eraser は1個を新しく取り上げる単数形です。語頭の発音が母音なので、an を選びます。a と an はつづりの字面だけでなく、直後の語の発音で選ぶ点も確認します。
- notebook の直前には two があるため、複数形 notebooks にします。two は後ろのノートの個数を示しており、前の消しゴムまで複数にする語ではありません。
- and の左右をそれぞれ点検します。一方が単数で他方が複数でも問題なく、名詞を一律に同じ形にそろえる必要はありません。
冠詞と複数形を別々の小さな暗記事項にせず、名詞を囲み、その直前の語を読み合わせると判断しやすくなります。直前に形容詞がある場合には、その形容詞も含めたまとまりの先頭を確認します。
答え: I bought an eraser and two notebooks.(訳: 私は消しゴムを1個とノートを2冊買いました。)
例題3 動詞の後ろを決める並べ替え
「私たちは休憩中にその計画について話し合いました」となるように、次の語句を並べ替えましょう。すべての語句を1回ずつ使い、語を足さないものとします。
語句: during the break / the plan / We / discussed
- 主語にできる We を文頭に置きます。残りの中から過去の動作を表す discussed を選び、主語と動詞の組を作ります。
- 「何を話し合ったか」に答える the plan を、discussed の直後に置きます。discuss は話題を直接目的語にするため、間に about を入れません。
- 「いつ」を示す during the break を続けます。この語句は出来事の時間を付け加える部分で、discussed と the plan の関係を変えません。
- 与えられた語句を一つずつ消し込み、過不足がないかを確かめます。意味が通っていても、並べ替えの条件に反して語を追加していれば答案を直す必要があります。
図2のように、中心は We、discussed、the plan の順です。その下の during the break は追加する時間の情報で、完成文ではこの3つのまとまりの後ろに続きます。

図2で discussed から the plan へ直接つながっている点を見てください。「について」という日本語があっても、その間に英語の語を入れる場所を作る必要はありません。during the break を文頭に置く形も可能ですが、ここでは主語から書き始める基本の並びを答えにします。
答え: We discussed the plan during the break.(訳: 私たちは休憩中にその計画について話し合いました。)
例題4 時間の根拠を探す誤文訂正
「彼は昨日そのホールに着きました」と言いたい文です。1語だけ直して完成させましょう。
× He arrives at the hall yesterday.(言いたい意味: 彼は昨日そのホールに着きました。)
どこが違うか: 昨日の1回の出来事を述べる文なのに、動詞が現在形になっています。
○ He arrived at the hall yesterday.(訳: 彼は昨日そのホールに着きました。)
- yesterday を見つけ、「今から見て終わった昨日の出来事」と確認します。周囲に特別な語り方の指定もなく、この和文では単純な過去の出来事を述べます。
- 主語 He と動詞 arrives を組にします。現在形で主語に合わせた形であっても、今回の時間には合っていません。
- arrives を arrived に直します。at the hall は、この場所への到着を表す arrive at の組み合わせとして使えているので、そのまま残します。
- 指示の「1語だけ」と照らし合わせます。正しい箇所まで変えてしまうと、狙った誤りを特定したことにならないため、変更点を絞ります。
過去の文に人を表す単数の主語があると、つい現在形の語尾を意識することがあります。先に出来事の時間を決め、それから選んだ時制の中で主語との対応を見る順序にしましょう。訂正後は日本語へ戻して、昨日という情報が動詞にも反映されたかを確かめます。
答え: arrives を arrived に直します。完成文は上の○の文です。
つまずきやすいところと直し方
誤り1 日本語で省略した主語が英語にもない
× Was nervous before the concert.(言いたい意味: 私はコンサートの前に緊張していました。)
どこが違うか: 自分の状態を説明する通常の文なのに、was に対応する主語がありません。
○ I was nervous before the concert.(訳: 私はコンサートの前に緊張していました。)
直すときは単に先頭の空きを埋めるのではなく、「誰が緊張していたのか」を日本語で答えてから I を選びます。「私たちは」と言いたいなら主語は we になり、動詞も were に変わります。日本語で省略された情報を補う際には、後ろの動詞まで点検することが必要です。
We were excited about the performance.
訳: 私たちはその発表を楽しみにしていました。
また、be 動詞が見えるからといって、文の形が完成しているとは限りません。書いた文の中で主語と動詞の両方を指せるかを確かめます。命令文や会話の短い返答まで同じ基準で直すのではなく、今書いているものが独立した説明文かを先に判断してください。
誤り2 数えられる単数の名詞をそのまま置く
× She carried bag into the room.(言いたい意味: 彼女はバッグを1つその部屋に運び入れました。)
どこが違うか: 特定されていない1つのバッグを表す可算名詞の単数形 bag に、必要な a がありません。
○ She carried a bag into the room.(訳: 彼女はバッグを1つその部屋に運び入れました。)
この修正は、読み手がまだどのバッグか知らない場面を想定したものです。すでに話題になっている特定のバッグなら the bag、自分の物と明示するなら her bag など、伝える内容に応じた形を選びます。添削で a が加わっていても、名詞の前にはいつでも a を足せばよいという結論にしないでください。
She carried two bags into the hall.
訳: 彼女はバッグを2つそのホールに運び入れました。
I need some advice about practice.
訳: 私は練習について少し助言が必要です。
bags は2つなので複数形です。一方、advice は普通は不可算名詞として使うため、some advice とします。名詞を見直す際は「冠詞の有無」「単数か複数か」「数えない使い方か」を一緒に確認しなければ、1か所を直したつもりで別の誤りを作ってしまいます。
誤り3 日本語の「について」から about を足す
× They discussed about the song after practice.(言いたい意味: 彼らは練習の後でその歌について話し合いました。)
どこが違うか: discuss は話題を目的語として直接続けるため、この about は不要です。
○ They discussed the song after practice.(訳: 彼らは練習の後でその歌について話し合いました。)
They talked about the melody after lunch.
訳: 彼らは昼食後にそのメロディーについて話しました。
「about を消す」とだけ覚えていると、talk about からも about を消す恐れがあります。修正の記録には、動詞を必ず含めてください。図3のように、動詞から話題までを一組として比べると、discuss では直接続き、talk では about を挟む違いが見えます。

図3の discuss the plan と talk about the plan は、どちらも「その計画について話し合う・話す」という語のつながりを示す短いまとまりです。文を作るときは、主語や時間に合わせた動詞の形も必要になります。図の上段は例題3の discussed の形につながり、下段は今見た talked about の形につながります。
同じ見方は「聞く」「待つ」「説明する」にも使えます。次の英文では、動作の対象の前に何があるかを確かめましょう。日本語に同じ助詞があるかではなく、英語のどの語とどの語が組になっているかを見ます。
I listened to the recording at home.
訳: 私は家でその録音を聞きました。
We waited for Ken outside the room.
訳: 私たちは部屋の外でケンを待ちました。
She explained the rule to me.
訳: 彼女は私にその規則を説明しました。
listen to の対象は the recording、wait for の対象は Ken です。explain は説明する内容を直接続け、説明を受ける人を示すときは、この文のように to me とします。「私に説明する」という日本語の順に人を動詞の直後へ置くのではなく、「何を説明するか」を先に決めると整理できます。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
練習問題
最初は答えを見ずに書き、次に動詞、主語、時間の手がかり、名詞の順に印を付けて見直してください。問題ごとに直す箇所は異なります。自分の答案を正解と比べる前に、「この形を選んだ理由」を日本語で1つ書いておくと、偶然合った部分と判断できた部分を区別できます。
練習1 和文英訳
「私は昨日、音楽室に傘を1本置き忘れました」を英語にしましょう。動詞は leave の過去形 left を使い、傘は読み手にまだ特定されていないものとします。音楽室は双方が知っている部屋として the music room を使ってください。
練習2 空所補充
空所に at または to を入れて、意図した意味の文を完成させましょう。
Yuki arrived [at / to] the station early.
訳: ユキは早めにその駅に着きました。
練習3 並べ替え
「彼は昨日、その問題を私に説明しました」となるように並べ替えましょう。語句はすべて1回ずつ使い、語を足しません。
語句: to me / yesterday / explained / He / the problem
練習4 誤文訂正
「私たちはその部屋に椅子が2脚必要です」という意味になるように、次の誤文を直しましょう。直すのは1語です。まず下の誤文を読んで考え、訂正の理由も書いてください。
× We need two chair in the room.(言いたい意味: 私たちはその部屋に椅子が2脚必要です。)
答えと解説
練習1の答え: I left an umbrella in the music room yesterday.(訳: 私は昨日、音楽室に傘を1本置き忘れました。)
I と left が文の骨格です。yesterday と過去形が対応し、umbrella は1本の数えられる物で、語頭の発音が母音なので an を付けます。in the music room は置き忘れた場所を示します。Yesterday を文頭に置く答案も可能です。
練習2の答え: Yuki arrived at the station early.(訳: ユキは早めにその駅に着きました。)
arrive at のまとまりで駅への到着を表します。日本語の「駅に」を見て to を選ぶのではなく、arrive と場所をつなぐ形を確かめます。目的地を直接続ける reach に動詞を変える問題ではないので、与えられた arrived を生かします。
練習3の答え: He explained the problem to me yesterday.(訳: 彼は昨日、その問題を私に説明しました。)
explained の直後に説明の内容である the problem を置き、相手を to me で表します。yesterday は文頭に置くこともできますが、ここでは主語から始める順序です。各語句を使ったかだけでなく、動詞の直後に何を置いたかを確認してください。
どこが違うか: two が示す2脚に合わせる必要があるのに、chair が単数形になっています。
○ We need two chairs in the room.(訳: 私たちはその部屋に椅子が2脚必要です。)
練習4の答え: chair を chairs に直します。完成文は上の○の文です。
two と chairs の対応が根拠です。We と need の組や in the room はそのままで使えるので、そこまで変える必要はありません。訂正する語を限定した問題では、修正前後を見比べ、指示どおりの変更になっているかも点検しましょう。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
次の単元では、手紙やメールのように相手と用件がある文章へ進みます。丁寧な書き出しを覚えても、本文で誰が何をするのか、いつの予定なのかが抜けると伝わりません。今回の点検は、依頼の文や近況を知らせる文にもそのまま使えます。
家庭では、5分を二つの確認に分けて使ってみてください。前半は、今日書いた英文を1文選んで声に出し、読み終えてから主語と動詞を指します。さらに時間を表す語を探し、その時間を動詞の形が表しているか説明します。読む前に日本語訳だけを思い出すのではなく、目の前の英文に必要な語が実際にあるかを確認する練習です。
後半は、その文の情報を1つ入れ替えます。例えば主語、数、時間のどれかを変え、連動して直す必要がある語を探します。次の2文なら、主語の中心と動詞の対応を比べられます。
My friend brings a notebook to practice.
訳: 私の友達は練習にノートを1冊持ってきます。
My friends bring notebooks to practice.
訳: 私の友達たちは練習にノートを持ってきます。
複数に変えたのは friends だけではありません。動詞は bring になり、ノートも複数を述べる形になっています。すべての単数名詞を機械的に複数へ変えるのではなく、今回は複数の友達がノートを持参する場面に変えたために、この形を選んでいます。
個別指導で答案を確認するときは、誤りの印からすぐに規則名へ進まず、生徒が「誰が、いつ、何を」と言いたかったのかまで戻ります。そのうえで主語の補い方、名詞の捉え方、動詞と前置詞の組み合わせのうち、判断が止まった箇所を短い別の文でも確かめます。
まとめ
見直しを終える目印は、赤い訂正がなくなったことだけではありません。例えば about を消した後で、「discuss の直後には話題を置く」と説明できれば、次に別の話題を書くときにも同じ判断が使えます。逆に、理由が言えなければ、正文を書き写せても似た文で再び迷う可能性があります。
自分の答案に残すメモは長くなくてかまいません。消した語、足した語、変えた語の横に、それを必要とした内容を書き添えてください。英文の小さな1語を直す根拠は、書き手が伝えようとした意味の中にあります。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。



