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【中学国語 文法】形容詞・形容動詞を図解で総まとめ—活用と連体詞・副詞との区別|武蔵野個別指導塾

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「静かな」と「大きな」は同じ品詞でしょうか。活用表と3枚の図で語幹・活用語尾を整理し、連体詞や副詞との見分け方を例題と練習問題で確かめられます。

よくあるのは、塾の面談の席で「静かな部屋」と「大きな部屋」を並べられ、どちらも「な」で終わるから形容動詞だと答えてしまう場面です。どちらも部屋の様子を説明するため、意味だけを見れば同じ仲間に見えます。ところが、学校文法では「静かな」は形容動詞の活用した形、「大きな」は連体詞です。見えている最後の1字だけでは、品詞を決められません。

この違いを確かめるには、同じ単語が文の中でどう形を変えるかを見る必要があります。「静かな」は「静かだ」「静かに」となりますが、「大きな」を「大きだ」「大きに」と変えることはできません。似た意味の「大きい」があることと、「大きな」自体が活用することは別です。

形容詞と形容動詞の学習は、活用表を覚えるだけでは終わりません。語の形と修飾する相手を合わせて見ると、連体詞や副詞との区別もできます。文中の言葉を根拠に、品詞と活用形を順に説明できるようにしていきましょう。

この単元で身につけること

前の単元で学ぶ自立語と付属語、活用の有無、体言と用言の区別が土台になります。体言は名詞、用言は動詞・形容詞・形容動詞です。ここで扱う形容詞・形容動詞・連体詞・副詞・接続詞・感動詞は、いずれも自立語です。まず自立語の中で比べていると押さえると、後ろにつく助詞や助動詞まで1語にまとめる誤りを防げます。

基本の考え方

性質を表す意味と、活用する形を合わせて見ます

形容詞は、物事の性質や状態を表し、基本形が「い」で終わる活用する自立語です。「空が青い」「道が狭い」の「青い」「狭い」が当てはまります。「青い空」のように名詞を修飾することも、「青く見える」のように用言を修飾することもあります。性質を表す意味だけでなく、「青かろう」「青かった」「青ければ」と形が変わることが識別の根拠です。

形容動詞も物事の性質や状態を表しますが、基本形は「だ」で終わります。「町が静かだ」「手順が簡単だ」の「静かだ」「簡単だ」が例です。「静かな町」「静かに歩く」「静かならば」のように活用します。「静か」だけを形容動詞の基本形として答えず、「静かだ」まで書く点に注意しましょう。

ただし、「い」「だ」という末尾だけで判断するのは早すぎます。「時計」は「い」で終わる名詞ですし、「学生だ」は名詞「学生」に断定の助動詞「だ」がついた形です。「学生」自体が「学生な」「学生に」と形容動詞として活用しているわけではありません。「静かだ」は全体で1語の形容動詞、「学生だ」は名詞と助動詞の2語という違いがあります。

図1のように、性質・状態を表す語を調べるときは、基本形と名詞につく形を並べてみると違いが見えます。図の2列は同じ位置に同じ役割の形を置いています。名詞の前にあるかどうかだけなら両方とも条件を満たすため、その前に活用の仕方を確かめることが必要です。

図1 形容詞と形容動詞の基本形と名詞につく形の比較

語幹を残し、活用語尾が変わります

活用したときに変わらない部分を語幹、変わる部分を活用語尾といいます。「高い」なら語幹は「高」、「静かだ」なら語幹は「静か」です。「静かな」の「な」だけが別の単語になるのではなく、「静かな」までで1語の形容動詞です。単語を分ける問題と、語幹・活用語尾を分ける問題を混同しないようにします。

次の表では、語幹と活用語尾の境目を「/」で示しています。「続き方」の欄にある後ろの言葉は、活用形を確かめるためのものです。たとえば「高かった」は形容詞「高かっ」に助動詞「た」が続いた形なので、形容詞の活用語尾は「かった」ではなく「かっ」です。

活用形 形容詞「高い」 続き方の例 形容動詞「静かだ」 続き方の例
未然形 高/かろ 高かろう 静か/だろ 静かだろう
連用形 高/かっ 高かった 静か/だっ 静かだった
連用形 高/く 高くなる 静か/で 静かで落ち着く
連用形 高/う 高うございます 静か/に 静かに歩く
終止形 高/い 山が高い。 静か/だ 町が静かだ。
連体形 高/い 高い山 静か/な 静かな町
仮定形 高/けれ 高ければ 静か/なら 静かならば
命令形 なし ― なし ―

未然形は「う」につながる形、連用形は用言や「た」などにつながる形、終止形は文を言い切る形、連体形は体言につながる形、仮定形は「ば」につながる形として確かめます。形容詞と形容動詞には命令形がありません。動詞で学んだ6つの活用形の名前を並べても、すべての欄に形が入るわけではないのです。

表の「高う」は「高く」が変化したもので、ウ音便といいます。日常では使う場面が限られますが、連用形の「う」も活用表の形として押さえます。また、連用形の3行を横に読むと、すべてが同じ言葉につながるように見えるかもしれません。しかし、「高う歩く」「静かでございます」を同じ作り方として機械的に対応させる表ではありません。それぞれの列にある実際の続き方で確かめましょう。

活用形の名前は、語尾の見た目だけでは決まりません。「山が高い。」の「高い」は終止形、「高い山」の「高い」は連体形です。どちらも活用語尾は「い」ですが、後ろとの関係が違います。反対に、「高かっ」「高く」「高う」は語尾が違っても、すべて連用形にまとめられます。

活用しない語は、何にどう働くかを見ます

連体詞は活用せず、体言を修飾する自立語です。「この本」の「この」、「あらゆる道具」の「あらゆる」、「大きな箱」の「大きな」が当てはまります。「大きな箱」と「大きい箱」は似た意味ですが、「大きな」は連体詞、「大きい」は形容詞です。「大きな」はそのままの形で名詞にかかり、形容動詞のように「大きだ」とは活用しません。

副詞は活用せず、主に用言を修飾する自立語です。「ゆっくり歩く」の「ゆっくり」は歩く様子を表します。一方、「速く歩く」の「速く」は形容詞「速い」の連用形です。どちらも「歩く」を修飾しますが、「速く」は「速い」「速ければ」と活用する単語の1つの形なので、副詞ではありません。

副詞には、状態の副詞、程度の副詞、呼応の副詞があります。「ゆっくり」「すやすや」のように動作の様子を表すのが状態の副詞です。「とても」「かなり」のように性質や状態の程度を表すのが程度の副詞で、「とても明るい」「かなり静かだ」などと使います。「少しゆっくり歩く」のように、副詞が別の副詞を修飾することもあります。「主に用言を修飾する」の「主に」を落とさずに理解しましょう。

呼応の副詞は、後ろに特定の言い方を求めます。「決してあきらめない」では「決して」と打ち消しの「ない」が対応し、「もし晴れたら」では「もし」と仮定の言い方が対応します。「まるで雲のようだ」なら、たとえを表す「ようだ」と結びつきます。呼応の副詞を陳述の副詞と呼ぶこともあります。語を見つけたら、文末や後ろの表現まで読むことが大切です。

接続詞は、前後の語句や文をつなぐ自立語です。「雨が降った。しかし、出発した。」の「しかし」は、前の内容から予想されることとは異なる内容を続けています。感動詞は、感動・呼びかけ・応答などを表し、独立して使われる自立語です。「ああ、きれいだ。」の「ああ」、「はい、読みます。」の「はい」などが例です。どちらも活用しませんが、つなぐ働きと独立した働きを分けて捉えます。

例題で解き方を確かめる

例題1 語幹・活用語尾・活用形を分けます

「この道は広かった。隣の通りは静かだった。」の「広かっ」「静かだっ」について、基本形、語幹、活用語尾、活用形をそれぞれ答えましょう。文全体から単語を抜き出す問題ではなく、示された形を分析する問題です。

  1. 基本形に戻します。「広かった」は「広い」、「静かだった」は「静かだ」をもとにしているからです。品詞が定まると、使う活用表も定まります。
  2. 後ろの「た」を分けます。「た」は過去などを表す助動詞なので、形容詞・形容動詞の活用語尾には含めません。残る形は「広かっ」「静かだっ」です。
  3. 変わらない部分を確かめます。「広い・広く・広ければ」の共通部分は「広」、「静かだ・静かな・静かならば」の共通部分は「静か」です。
  4. 活用表と後続語を照らします。「かっ」「だっ」はどちらも「た」につながる連用形の語尾なので、活用形は同じになります。

ここで「語幹は広い」「活用語尾はだった」とすると、比較する範囲がずれます。基本形も活用した形の1つですから、「広い」の「い」は語幹には入りません。また、「た」を外す作業は、形容動詞でも必要です。答えを4つの項目に分けて書けば、どの部分を答えるのかを整理できます。

答え:広かっ=基本形「広い」・語幹「広」・活用語尾「かっ」・連用形、静かだっ=基本形「静かだ」・語幹「静か」・活用語尾「だっ」・連用形。

例題2 同じ「な」で終わる語を見分けます

「静かな部屋に、大きな箱を置いた。」の「静かな」「大きな」の品詞を答えましょう。「な」があるかどうかだけでなく、同じ単語として言い切れるかを確かめる問題です。

  1. 修飾先を探します。「静かな」は「部屋」、「大きな」は「箱」にかかります。どちらも体言を修飾するため、この段階では区別できません。
  2. 同じ意味を保って形が変わるかを調べます。「静かな」は「静かだ」「静かに」とできますが、「大きな」を「大きだ」とすることはできません。活用の有無が異なります。
  3. 品詞を決めます。「静かな」は基本形「静かだ」をもつ形容動詞の連体形、「大きな」は活用しない連体詞です。

「大きな」を調べるときに「大きいと言えるから活用する」と考えないようにしましょう。意味が近い語への言い換えと、同じ単語の活用は違います。「大きい」は「大きく」「大きければ」と変わる別の語として調べます。図2では、名詞を修飾する2つの語から、活用の可否を経て品詞へ進む順番を示しています。

図2 静かなと大きなを活用の有無で見分ける手順

図2のように根拠を挟んで答えに進めると、「な」で終わる語を丸ごと同じ品詞にする誤りを防げます。品詞を問われた欄には「形容動詞」、活用形を問われた欄には「連体形」と書き、答える項目も区別しましょう。

答え:「静かな」は形容動詞、「大きな」は連体詞です。

例題3 用言を修飾する語の品詞を判断します

「鳥が高く飛ぶ。子どもが静かに歩く。亀がゆっくり進む。」の「高く」「静かに」「ゆっくり」の品詞を答えましょう。修飾する相手は3つとも動詞です。

  1. かかる相手を確認します。「高く」は「飛ぶ」、「静かに」は「歩く」、「ゆっくり」は「進む」を修飾しています。3つとも動作を説明しています。
  2. 活用する単語の形かを調べます。「高く」は「高い」、「静かに」は「静かだ」に戻せるため、活用する語です。「ゆっくり」は、その語自体が活用するわけではありません。
  3. 品詞と文中の働きを分けて答えます。「高く」は形容詞の連用形、「静かに」は形容動詞の連用形、「ゆっくり」は副詞です。動詞を修飾するという共通点は、品詞が同じである根拠にはなりません。

「ゆっくり進んだ」のように文末を変えても、「ゆっくり」の形はそのままです。「ゆっくりした歩き方」のような表現を作れたとしても、別の語「する」を添えることと、副詞自体が活用することは区別します。まずは示された文の中で、その語がどの形で使われているかに戻りましょう。

答え:「高く」は形容詞、「静かに」は形容動詞、「ゆっくり」は副詞です。

例題4 副詞の種類と接続詞・感動詞を区別します

次の文の「すやすや」「とても」「決して」「しかし」「はい」を分類しましょう。副詞については、状態・程度・呼応のどれかも答えます。

「弟がすやすや眠る。部屋はとても暖かい。私は決して騒がない。しかし、呼ばれたときは『はい』と答える。」

  1. 修飾先を見ます。「すやすや」は「眠る」様子、「とても」は「暖かい」程度を表します。この対応から、状態の副詞と程度の副詞を区別できます。
  2. 後ろの決まった言い方を探します。「決して」は「騒がない」の打ち消しと呼応するため、呼応の副詞です。「騒ぐ」だけを見て止めず、「ない」まで読みます。
  3. 残る語の働きを確かめます。「しかし」は前後の文をつなぐ接続詞です。「はい」は呼びかけに対する応答の言葉なので、引用された発言の中でも感動詞です。

感動詞の名前に「感動」とあっても、驚きや喜びだけを表すわけではありません。返事の「はい」も含まれます。また、接続詞を見つけるときに「文の初めにあるから」とだけ答えるのは不十分です。「弟が」のような主語も文の初めに置けるため、前後をつないでいるという働きを根拠にしましょう。

答え:すやすや=状態の副詞、とても=程度の副詞、決して=呼応の副詞、しかし=接続詞、はい=感動詞。

つまずきやすいところと直し方

誤り1 形容動詞の語尾を、別の単語にしてしまいます

誤った書き方は、「静かな」を「静か/な」の2語に分け、「な」を助詞とするものです。語幹と活用語尾の区切りを、そのまま単語の区切りとして使っている点が違います。「静かな」は、「静かだ」という形容動詞が体言につながる形になった1語です。

正しい書き方は、「静かな=形容動詞の連体形。語幹は静か、活用語尾はな」です。同様に、「静かに歩く」の「静かに」も1語の形容動詞です。ただし、「学校に行く」の「に」は名詞「学校」の後ろにつく助詞です。文字が同じだから同じ品詞とせず、「静かだ」という基本形に戻せるまとまりを探します。

誤り2 「名詞を修飾する語は連体詞」と決めてしまいます

誤った書き方は、「赤い花」の「赤い」を連体詞とする答えです。名詞を修飾するという働きだけを見て、活用の有無を調べていない点が違います。「赤い」は「赤く」「赤ければ」と形が変わるため、形容詞です。

正しい書き方は、「赤い=形容詞の連体形、大きな=連体詞」です。「連体形」は活用形の名前、「連体詞」は品詞の名前であり、最後の文字が違うだけの言い換えではありません。「静かな花瓶」なら「静かな」は形容動詞の連体形です。名詞につながる位置には、異なる品詞の語が入れます。

誤り3 動詞を修飾する形を、すべて副詞にしてしまいます

誤った書き方は、「速く走る」の「速く」を副詞とする答えです。用言を修飾することは副詞の特徴ですが、形容詞や形容動詞の連用形も用言を修飾できる点を見落としています。「何にかかるか」と「品詞は何か」は、関連していても同じ問いではありません。

正しい書き方は、「速く=形容詞の連用形、ゆっくり=副詞」です。図3のように、同じ「歩く」にかかる語を並べても、基本形に戻して見ると品詞は異なります。「速く」を「速い」に戻せることを声に出して確かめると、語尾の「く」を副詞の目印だと思い込む誤りを直せます。

図3 同じ動詞を修飾しても語の品詞が異なる比較

間違い直しでは、正答だけを写すより、自分が省いた判断を1つ補います。「活用を調べていなかった」「語幹と単語を混同した」とわかれば、次の問題で確認する場所が定まります。図3の3行を使い、修飾先が同じでも品詞が違う理由を説明してみましょう。

練習問題

練習1

「風が冷たかった。空気が穏やかならば、外で読もう。」の「冷たかっ」「穏やかなら」について、基本形・語幹・活用語尾・活用形を答えましょう。後ろの「た」「ば」を、活用語尾に含めないようにします。

練習2

「大きな窓から、明るい光が入る。机にはきれいな布をかけた。」の「大きな」「明るい」「きれいな」の品詞を答えましょう。活用する語については、この文での活用形も添えます。

練習3

「弟はゆっくり歩く。この道はかなり長い。私は決して走らない。」から副詞を3つ抜き出し、それぞれ状態・程度・呼応のどれかを答えましょう。呼応の副詞については、対応する打ち消しの語も書きます。

練習4

次の各文で示した語の品詞を答えましょう。「広い」は活用形も答えます。文の位置や語尾だけでなく、後ろとのつながりを見てください。

ア「庭は広い。」の「広い」。イ「広い庭を歩く。」の「広い」。ウ「雨がやんだ。そこで、外に出た。」の「そこで」。エ「おや、花が咲いた。」の「おや」。

答えと解説

練習1の答えは、「冷たかっ」が基本形「冷たい」・語幹「冷た」・活用語尾「かっ」・連用形、「穏やかなら」が基本形「穏やかだ」・語幹「穏やか」・活用語尾「なら」・仮定形です。「冷たい」の語幹を漢字1字の「冷」としないようにしましょう。語幹には送り仮名の一部が含まれることがあり、「冷た」の部分が活用しても変わりません。

練習2の答えは、「大きな」が連体詞、「明るい」が形容詞の連体形、「きれいな」が形容動詞の連体形です。「きれい」は「い」で終わるように見えますが、基本形は「きれいだ」です。「きれく」とは活用せず、「きれいに」「きれいなら」となることを根拠にします。連体詞には活用がないため、「大きな」に連体形という活用形の名前はつけません。

練習3の答えは、「ゆっくり」が状態の副詞、「かなり」が程度の副詞、「決して」が呼応の副詞です。「決して」に対応する打ち消しの語は「ない」です。「ゆっくり」は「歩く」様子、「かなり」は「長い」程度を説明しています。「走らない」全体を見つけた後、その中の打ち消しの部分まで確かめましょう。

練習4の答えは、アが形容詞の終止形、イが形容詞の連体形、ウが接続詞、エが感動詞です。アとイは同じ「広い」でも、文を言い切るか、名詞「庭」につながるかが違います。ウの「そこで」は、雨がやんだことを受けて次の行動を述べるつなぎです。「そこで待つ」のように場所を示す使い方ではない点も、前後の文から確かめます。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

形容詞と形容動詞を1語として捉えられると、助詞・助動詞の学習に進んだときに語の境目を見つけやすくなります。「静かだった」を「静かだっ」と「た」に分ける考え方は、過去を表す助動詞の識別にそのままつながります。文章を読むときにも、「とても」で程度を強めているのか、「決して」で打ち消しを導いているのかに気づけます。

家庭で5分使うなら、まず「新しい」「安全だ」を紙に書き、名詞につける形と「た」につなげる形を声に出してみましょう。「新しい道・新しかった」「安全な道・安全だった」と変えた後、語幹を指で押さえ、残った部分を確かめます。保護者がお子さまと取り組む場合は、正解を先に示すより、「どこが変わったの」と尋ねると、形に注目しやすくなります。

もう1つは、「ゆっくり歩く」「静かに歩く」「速く歩く」の3つを自分で書く確かめ方です。5分の中で、修飾先を丸で囲み、品詞とその根拠を横に書きます。個別指導では、品詞名が出ない場合は活用の有無まで、語尾を切り離す場合は単語と語幹の違いまで戻って確かめます。

まとめ

面談の席で並んだ「静かな」と「大きな」は、見た目の似た語から、異なる仕組みを説明できる語に変わります。根拠を言えるようになると、知らない例文でも、基本形を探す、後ろの語を見る、修飾先を確かめるという操作を自分で選べます。正答の横に短い理由を添えることが、次の1問を解く手がかりになります。

「な」があるからという判断の先には、「静かだに戻せるから形容動詞」という説明があります。その説明が自分の言葉になれば、品詞名は暗記した札で終わりません。品詞を決める根拠は、語尾の印象ではなく、その語が文の中で示す形と働きです。

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