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【中学国語 文法】品詞の分類を図解で総まとめ—自立語と付属語・活用の有無・10品詞の見分け方|武蔵野個別指導塾

文節と単語の違いから10品詞の分類まで、3枚の図と例題で順に確かめます。「ある・ない・大きな」を文中で見分ける理由も、自分の言葉で説明できるようにしましょう。
よくあるのは、返されたテストの余白に「大きな=形容動詞」と書き直し、なぜまた違うのかと手が止まる場面です。「静かな」と同じように「な」で終わり、物の様子も表しているので、同じ仲間に見えます。ところが、品詞を決めるときには、意味や最後の1文字だけでは足りません。その語がどのような形に変わり、文の中でどんな働きをするかを調べる必要があります。
品詞とは、単語を性質や働きによって分けた種類のことです。10個の名前を順に覚えるだけだと、初めて見る文で迷いやすくなります。単語の区切りを確かめ、自立語と付属語に分け、活用の有無を調べる順序を持つと、判断の理由を説明できるようになります。
テストの余白に残したいのは、正しい品詞名と、その名前にたどり着いた根拠です。「大きな」をどう見分けるかまで、短い文を使って確かめていきましょう。
この単元で身につけること
- 文節と単語を区別します。文節は文を自然な意味のまとまりに区切った単位、単語は文法上それ以上小さく分けない単位です。「本を」は1文節ですが、「本」「を」の2単語に分かれます。
- 自立語と付属語を見分けます。単独で文節を作れる語か、前の語について文節を作る語かを確かめます。短い語だから付属語、という決め方はしません。
- 活用の有無を調べます。同じ語が後に続く言葉や文中の働きに応じて形を変えることが活用です。別の語への言い換えと区別します。
- 10品詞を分類の道筋と結びつけます。名前だけを覚えるのではなく、動詞なら自立語で活用がある、助詞なら付属語で活用がない、という性質まで押さえます。
- 紛らわしい語を文の中で判断します。「ない」は使われ方で品詞が異なります。「大きな」は名詞を修飾しますが、形容動詞ではありません。
小学校で学ぶ主語や述語は、文の中での役割に注目した呼び方です。その経験を土台に、ここでは役割を担う単語そのものの種類へ目を向けます。
基本の考え方
文節を見つけてから単語に分けます
「妹は本を読みます。」を、自然なまとまりで区切ると「妹は/本を/読みます。」となります。「妹はネ、本をネ、読みますネ」と、区切りに「ネ」を入れると確かめやすくなります。文節は、文を意味が通じる範囲でできるだけ小さく区切った単位です。ただし、「ネ」を入れる方法は見当をつける補助です。無理に間を空けて読めるかどうかで、何でも区切ってよいわけではありません。
次に、各文節を単語に分けます。「妹は」は「妹/は」、「本を」は「本/を」、「読みます」は「読み/ます」です。全体では3文節、6単語になります。句点の「。」は文の終わりを示す符号なので、ここで数える単語には含めません。
「読み」を「読/み」と分けないことにも注意しましょう。「読み」は動詞「読む」の形が変わったものです。語幹と活用語尾を考える場合があっても、その境目をそのまま単語の境目にはしません。一方、「ます」は丁寧な意味を加える別の単語です。見た目の文字数ではなく、単語としてのまとまりを確かめます。
品詞を答える前に区切りを確認するのは、「読みます」全体に1つの品詞名を付けてしまう間違いを防ぐためです。文節の働きを問われたのか、指定された単語の品詞を問われたのかで、答える対象の大きさも変わります。
自立語・付属語と活用の有無で大きく分けます
自立語は、それだけで文節を作ることができる単語です。「妹」「本」「読む」は自立語に当たります。実際の文でいつも1語だけの文節になっている必要はありません。「妹は」の「妹」のように、後ろに別の語がついていても、その語の性質は自立語です。
付属語は、それだけでは文節を作らず、前の語について文節を作る単語です。「は」「を」「ます」がこれに当たります。「それだけで意味がありそうか」という感覚だけでは決めません。「は」が何かを取り立てる働きを持っていても、単独で文節を作る語にはならないからです。
活用とは、同じ単語の形が、後に続く語や文中の働きに応じて変化することです。「読む」は「読まない」「読みます」「読めば」のように形を変えます。このとき動詞の部分は、それぞれ「読ま」「読み」「読め」です。「ない」「ます」「ば」までを一緒に動詞の活用した形としないようにしましょう。
図1のように、まず自立語と付属語に分け、そのそれぞれを活用する語としない語に分けると、10品詞を整理できます。自立語は8品詞、付属語は2品詞です。図の枝をたどり、どの性質で仲間が分かれたのかを声に出してみましょう。

図1の「活用する」側には、自立語の動詞・形容詞・形容動詞と、付属語の助動詞があります。活用があるから動詞、とすぐに決めるのではなく、自立語かどうかと組み合わせるのが要点です。
10品詞は意味と働きを組み合わせて区別します
次の表の例は、どれも短い自作の文から取り出せる語です。活用する語は、基本形と呼ばれる、辞書で見出しになる形を示しています。表は上から暗記するためだけでなく、迷ったときに候補の違いを比べるために使ってください。
| 品詞 | 大きな分類 | 活用 | 主な性質・働き | 例 |
|---|---|---|---|---|
| 動詞 | 自立語 | する | 動作・作用・存在などを表し、基本形はウ段の音で終わります | 読む・ある |
| 形容詞 | 自立語 | する | 性質・状態を表し、基本形は「い」で終わります | 明るい・ない |
| 形容動詞 | 自立語 | する | 性質・状態を表し、基本形は「だ」で終わります | 静かだ・元気だ |
| 名詞 | 自立語 | しない | 物事の名前などを表し、主語になることができます | 本・妹 |
| 副詞 | 自立語 | しない | 主に動詞・形容詞・形容動詞を修飾します | ゆっくり・とても |
| 連体詞 | 自立語 | しない | 名詞を修飾します | この・大きな |
| 接続詞 | 自立語 | しない | 前後の文や語句の関係を示してつなぎます | しかし・そして |
| 感動詞 | 自立語 | しない | 感動・呼びかけ・応答などを表します | ああ・はい |
| 助動詞 | 付属語 | する | 前の語に、打ち消し・丁寧などの意味を加えます | ない・ます |
| 助詞 | 付属語 | しない | 語と語の関係や、話し手の気持ちなどを表します | が・を・ね |
名詞を体言、動詞・形容詞・形容動詞を用言と呼びます。「連体」は体言、つまり名詞に続いて修飾することと結びつけると、連体詞の働きを覚えやすくなります。代名詞の「私」「これ」や、数詞は、中学校の10品詞の分類では名詞に含めます。品詞を11個、12個と増やして数える必要はありません。
ただし、「名詞の前にある語はすべて連体詞」とは言えません。「赤い花」の「赤い」も名詞を修飾しますが、「赤く」「赤けれ」のように活用する形容詞です。また、「走る人」の「走る」は動詞です。文中の働きが同じでも、単語の性質が異なれば品詞も異なります。
副詞は「ゆっくり歩く」のように動詞を修飾するほか、「とても明るい」のように形容詞を修飾します。接続詞の「しかし」は、前の内容と後の内容がどんな関係にあるかを示します。感動詞の「はい」は応答の語で、感動を表す語だけが感動詞なのではありません。名前から受ける印象と、文法での分類範囲を分けて考えましょう。
例題で解き方を確かめる
例題1 文節と単語を数え、品詞を答えます
「妹は本を読みます。」を文節と単語に分け、それぞれの数と、6単語の品詞を答えましょう。最初から品詞を探すのではなく、何を1単位として見るかを決める問題です。
- 文節に区切ります。「妹は/本を/読みます。」の3つです。自然な意味のまとまりを先に押さえると、助詞を単独の文節にする誤りを防げます。
- 各文節を単語に分けます。「妹/は/本/を/読み/ます」です。文節の中にも複数の単語があるので、2段階で区切ります。
- 自立語と付属語を区別します。「妹」「本」「読み」が自立語、「は」「を」「ます」が付属語です。単語が1文字か2文字かは判定の基準にしません。
- 活用の有無などから品詞を決めます。「妹」「本」は名詞、「読み」は動詞「読む」の活用した形です。「は」「を」は活用しない助詞、「ます」は「ません」「ました」のときに「ませ」「まし」と形を変える助動詞です。
図2のように、上段の文節を下段の単語に分けると、同じ文を違う大きさで見ていることがわかります。「読みます」の箱の中に「読み」と「ます」が入る対応を確かめましょう。

図2の紺色は自立語、橙色は付属語です。「本」は1文字でも自立語、「ます」は2文字でも付属語なので、長さと分類は一致しません。
答え:3文節・6単語で、品詞は順に名詞・助詞・名詞・助詞・動詞・助動詞です。
例題2 活用しない自立語の働きを比べます
次の4つの例のかぎ括弧で示した語の品詞を答えましょう。「この」本を読みます。妹が「ゆっくり」歩きます。雨です。「しかし」、出かけます。「はい」、聞こえます。4語はすべて自立語で、活用しないという条件が共通しています。
- 各語の形が変わるかを確かめます。「この」「ゆっくり」「しかし」「はい」は、いずれも活用しません。動詞・形容詞・形容動詞の候補をここで外せます。
- 修飾する相手を探します。「この」は「本」という名詞を修飾するので連体詞です。「ゆっくり」は「歩きます」の動作の様子を説明しているので副詞です。位置の近さだけでなく、意味のつながりも確かめます。
- 前後をつなぐ働きか、応答の働きかを見ます。「しかし」は前の文を受け、予想と異なる内容へつなぐ接続詞です。「はい」は相手への応答を表す感動詞です。どちらも文の初めにあっても、役割が異なります。
「この」と「これ」を混同しないことも役立ちます。「この」は後ろの名詞を修飾しますが、「これ」は「これが本です」のように主語になることができる名詞です。似た形の語でも、文に入れて働きを比べると違いが見えます。
答え:「この」は連体詞、「ゆっくり」は副詞、「しかし」は接続詞、「はい」は感動詞です。
例題3 「ある」と2種類の「ない」を見分けます
「机に本がある。」「机に本がない。」「妹は本を読まない。」の「ある」「ない」「ない」の品詞を答えましょう。存在するかしないかという意味の違いと、品詞の違いを分けて考えます。
- 「ある」の形を調べます。「あります」「あれば」では、動詞の部分が「あり」「あれ」に変わります。自立語で活用があり、基本形「ある」はウ段の音で終わるので動詞です。動きのない状態を表していても、動詞に含まれます。
- 「本がない」の「ない」を調べます。これは本が存在しない状態を表す自立語です。「本がなく」「本がなければ」と形を変え、基本形が「い」で終わるため形容詞です。述語だから動詞、とは決めません。
- 「読まない」を単語に分けます。「読ま/ない」で、「ない」は動詞「読む」の未然形「読ま」について打ち消しの意味を加えています。「読まなく」「読まなければ」と形を変える付属語なので、助動詞です。
2つの「ない」はどちらも「なく」「なけれ」と形を変えるため、活用の有無だけでは区別できません。何についているか、独立した状態を表しているかを先に調べる必要があります。「読まぬ」と置き換えられることは助動詞を見分ける手がかりになりますが、置き換えだけで終えず、直前の「読ま」が動詞の一部だと確かめましょう。
なお、「美しくない」の「ない」は、形容詞の後について意味を補う形容詞として扱い、補助形容詞と呼ぶことがあります。「ない」を見たら、直前に動詞があるか、形容詞があるか、助詞があるかまで見ます。「ないはいつも助動詞」と覚えると、この違いが消えてしまいます。
答え:「ある」は動詞、「本がない」の「ない」は形容詞、「読まない」の「ない」は助動詞です。
例題4 「大きな」と「静かな」を比べます
「大きな箱を置く。」「静かな部屋で読む。」「大きい箱を置く。」の「大きな」「静かな」「大きい」の品詞を答えましょう。どれも名詞の前にありますが、活用の有無が異なります。
- 「静かな」を言い切る形に戻します。「部屋は静かだ」と言え、「静かに」「静かなら」とも変化するので、基本形が「静かだ」の形容動詞です。「静かな」はその連体形に当たります。
- 「大きな」の形を調べます。「大きだ」「大きに」とは言いません。「大きな」は形を変えずに名詞を修飾する自立語なので、連体詞です。「な」で終わるという見た目だけでは形容動詞になりません。
- 「大きい」の形を調べます。「大きく」「大きけれ」のように変化し、基本形が「い」で終わるので形容詞です。学校文法では「大きな」を「大きい」の活用形には含めず、別の単語として扱います。
「大きな箱」と「大きい箱」は近い意味になりますが、近い意味に言い換えられることと、同じ単語が活用していることは別です。「きれいだ」も、途中に「い」が見えていても基本形の終わりは「だ」なので形容動詞です。語の途中や、文に現れた最後の1文字に飛びつかず、基本形と変化の仕方を組み合わせましょう。
答え:「大きな」は連体詞、「静かな」は形容動詞、「大きい」は形容詞です。
つまずきやすいところと直し方
誤り1 文節全体に1つの品詞名を付けてしまいます
誤った書き方は、「『読みます』の品詞は動詞」です。どこが違うかというと、「読みます」は動詞と助動詞を含む1文節であり、1単語ではありません。動作を表しているまとまり全体を見て、含まれる付属語を見落としています。
正しい書き方は、「『読み』は動詞、『ます』は助動詞」です。問題でどこまで線が引かれているかを見て、単語を指定されているならその範囲を確かめます。ノートでは、文節の区切りに大きな線、単語の区切りに小さな線を使うと、2つの単位を混同しにくくなります。
誤り2 名詞を修飾する語をすべて連体詞にしてしまいます
誤った書き方は、「『赤い花』の『赤い』は、花を修飾するから連体詞」です。どこが違うかというと、連体詞の条件である「活用しない」を確かめていません。「赤い」は「赤く」「赤けれ」と変化するので、名詞を修飾していても形容詞です。
正しい書き方は、「『赤い』は形容詞、『大きな』は連体詞」です。図3のように、同じ名詞を修飾する語を横に並べて、言い切る形や否定する形が作れるかを比べてみましょう。表の「×」は、活用形としてその形を作れないことを示します。

図3では「大きくない」全体を形容詞1語としているわけではありません。「大きい」が「大きく」に変わり、後ろに「ない」がつくことを示しています。一方、「大きな」の活用形として「大きだ」などを作ることはできません。「大きな本だ」のように名詞と助動詞を足せば文は作れますが、それは「大きな」自体が活用した証拠にはなりません。
誤り3 意味だけで品詞を決めてしまいます
誤った書き方は、「『ある』は動作ではないので名詞、『ない』は打ち消すのでいつも助動詞」です。どこが違うかというと、品詞は意味だけで決まらず、活用や他の語との関係も必要だという点です。動詞は動作のほか、存在なども表します。「ない」は形容詞にも助動詞にもなります。
正しい書き方は、「『本がある』の『ある』は動詞、『本がない』の『ない』は形容詞、『読まない』の『ない』は助動詞」です。直すときは、答えの横に「あり・あれと活用する」「動詞の未然形についている」など、判断に使った具体的な形を書きます。理由を1つ残すと、同じ語が別の文で出ても調べ直す出発点になります。
練習問題
練習1
「鳥が空を飛びます。」を文節と単語に分け、それぞれいくつあるか答えましょう。また、単語を文中の順に並べて品詞を答えてください。句点は数に含めず、動詞の活用した形を途中で切らないようにします。
練習2
「この道をゆっくり歩く。」「雨だ。しかし、歩く。」「はい、行きます。」の「この」「ゆっくり」「しかし」「はい」の品詞を答えましょう。最初の2語は何を修飾するか、後の2語はどんな働きかも、短く説明してください。
練習3
「庭に木がある。」「庭に木がない。」「今日は走らない。」の「ある」「ない」「ない」の品詞を答えましょう。さらに、最後の「ない」が自立語か付属語かを答え、直前の語との関係を説明してください。
練習4
「大きな庭」「静かな庭」「広い庭」の「大きな」「静かな」「広い」の品詞を答えましょう。形容詞と形容動詞については基本形も書きます。「名詞を修飾する」という共通点だけで同じ品詞にしないよう、活用できるか確かめてください。
答えと解説
練習1の答え:文節は「鳥が/空を/飛びます。」で3文節、単語は「鳥/が/空/を/飛び/ます」で6単語です。品詞は順に名詞・助詞・名詞・助詞・動詞・助動詞です。「飛び」は動詞「飛ぶ」が活用した形で、「ます」はその後ろにつく別の単語です。
練習2の答え:「この」は連体詞、「ゆっくり」は副詞、「しかし」は接続詞、「はい」は感動詞です。「この」は名詞「道」を修飾し、「ゆっくり」は動詞「歩く」を修飾します。「しかし」は前後を逆接の関係でつなぎ、「はい」は応答を表します。いずれも自立語で活用しません。
練習3の答え:「ある」は動詞、「木がない」の「ない」は形容詞、「走らない」の「ない」は助動詞で付属語です。最後の「ない」は、動詞「走る」の未然形「走ら」について打ち消しを表します。同じ表記の「ない」でも、文中でのつき方が異なる点が根拠になります。
練習4の答え:「大きな」は連体詞、「静かな」は形容動詞で基本形は「静かだ」、「広い」は形容詞で基本形は「広い」です。「静かな」は「静かに」、「広い」は「広く」のように変化します。「大きな」にはこうした活用がありません。
間違えた問題は、答えを写す前に判断が止まった場所を探しましょう。単語の境目で迷ったのか、活用の有無で迷ったのか、修飾する相手が見つからなかったのかによって、戻る場所が変わります。分類表の該当する列を1つ確かめてから、もう一度同じ文で説明してみてください。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
品詞の分類は、次に学ぶ文の成分や活用の土台です。「静かな部屋」の「静かな」は品詞では形容動詞、文中の働きでは修飾語として考えます。同じ箇所を違う観点で呼んでいるとわかれば、用語が増えても整理できます。助詞と助動詞の学習でも、まず付属語だと見抜くことが出発点になります。
家庭で5分ほど使えるときは、次の2つの方法を試してください。保護者の方と取り組む場合は、お子さまの答えた名前だけでなく、判断に使った形や言葉も聞いてみると、迷っている場所を確かめやすくなります。
- 短い文を1つ自分で作り、文節と単語の2通りで区切ります。「私は水を飲みます。」程度の長さで十分です。分けた後で、付属語だけを丸で囲み、自立語と取り違えていないか分類表で確認します。
- 「大きな本」「大きい本」「静かな部屋」のような短いまとまりを選び、名詞の前の語が形を変えられるかを説明します。品詞名を答えた後に、根拠として「大きく」「静かだ」などの形を添えます。
個別指導では、誤答が出た語だけを覚え直す前に、文節と単語の区切りまで戻って確かめます。区切りができていれば、自立語か付属語か、活用するかのどこで判断がずれたかを、一緒に文へ書き込みます。
まとめ
返されたテストの余白に「大きな=連体詞」と書けたら、その横に「形を変えず、名詞を修飾する」と添えてみましょう。正解の名前に理由が結びつくと、別の問題で同じ語に出会ったときも、自分で判断を確かめられます。
最初から10品詞すべてを素早く答える必要はありません。1語ずつ前後の言葉を見て、形を試し、分類の道筋をたどる経験が、文法の答えを説明する力につながります。品詞を決める根拠は、覚えた名前の数ではなく、目の前の語の形と働きにあります。
本気になった日が、入塾の日。
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