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【中学国語】高校入試の作文・条件作文を図解で総まとめ—条件の読み取り・時間内に書く型|武蔵野個別指導塾

条件の拾い方から構成メモ、資料を使う作文まで、自作例題で手順を確かめます。段落の組み立てと原稿用紙の図を手がかりに、書き終えた答案を自分で点検できるようにしましょう。
よくあるのは、放課後の廊下の掲示板の前で、作文の練習課題を見つめたまま、「書きたいことはあるけれど、条件を全部守れる気がしない」と手が止まる場面です。「自分の経験を入れる」「段落を分ける」「資料に触れる」と並んでいると、最初の一文を考えている間に、後の条件を忘れてしまいます。ようやく書き終えてから段落の指定に気づくと、どこから直せばよいのか迷います。
条件作文は、思いついたことを順に並べるだけでは完成しません。問いに対する答えを決め、必要な材料を選び、それぞれを置く場所を決めることが先です。この順序を身につけると、書いている途中で内容を増やしすぎたり、結論が変わったりするのを防ぎやすくなります。
立派な出来事を探す必要はありません。友達に説明したこと、係の仕事で工夫したことなど、小さな経験でも、そこから何を考えたかを示せます。ここでは、条件の読み取り、短い構成メモ、文章化、見直しを一続きの作業として練習します。
この単元で身につけること
- 問いと条件を分けて読む力です。「何について答えるか」と「どのような形で書くか」を別々に押さえると、内容と形式の両方を確認できます。
- 意見と理由を結びつける力です。意見を言い換えただけの理由を避け、なぜその考えを選ぶのかを説明します。
- 具体例を選ぶ力です。出来事の全部を再現するのではなく、理由を支える行動や変化を取り出します。
- 資料の事実と自分の判断を分ける力です。数値や発言が直接示していることを確かめ、その範囲を越えて断定しないようにします。
- 構成メモから答案を仕上げる力です。短い言葉で全体の順序を決め、最後に条件と文のつながりを点検します。
小学校から学んできた段落のまとまりや、説明文で確かめた主張と根拠の関係が土台になります。読むときに「この例は何を説明しているか」と考えた経験を、書くときには「この例で何を伝えるか」という問いに変えて使います。作文の練習でも、文の主語と述語が対応しているかを確かめる基本は変わりません。
基本の考え方
問いへの答えと形式の条件を分けます
条件作文とは、与えられたテーマについて、示された条件に従って書く作文です。たとえば「人に説明するときに大切なこと」を問われたなら、答える中心は説明の工夫です。「人と仲よくすることは大切です」という考えだけでは、問いの中心から離れています。関連がありそうな話題でも、問いに直接答えているかを確かめる必要があります。
最初に問題文の「何について」「何を述べる」に印を付けます。次に、必要な内容と形式を分けてメモします。必要な内容には、自分の考え、経験、資料への言及などがあります。形式には、文字数の範囲、段落数、文体などがあります。「資料を踏まえて」と「経験を挙げて」は同じ条件ではありません。経験がよく書けていても、資料に触れる条件の代わりにはならないのです。
「以上」はその数を含み、「以内」もその数を含みます。「未満」はその数を含みません。文字数の指定を読むときには、下限と上限のどちらにも注意します。ただし、原稿用紙の空きマスなどをどう扱うかは、問題の注意書きがある場合にはそれに従います。後に示す文字数付きの練習では、数え方を問題ごとに明記します。
図1のように、問い、内容、形式の3つに分けてから構成メモへ進むと、書く前に必要なものがそろいます。これらは作文を別々に書くという意味ではなく、同じ答案を確かめるための3つの見方です。

図1の「形式」に気を取られすぎて、問いの確認を飛ばさないようにしましょう。文字数を守っていても、求められていない話だけを書いた答案は、問いへの答えになりません。反対に、考えが伝わる文章でも、指定された段落を守っていなければ直す必要があります。
型は考えのつながりを確かめるために使います
組み立てに迷ったときには、「意見→理由→具体例→まとめ」の順序が使えます。意見は問いへの答え、理由はその答えを選ぶわけ、具体例は理由を支える出来事、まとめは具体例を踏まえて言えることです。4つは文章の中での役割であって、必ず4段落に分けるという意味ではありません。
たとえば「相手の反応を見ながら説明することが大切です」が意見なら、「伝えたつもりでも、相手が同じように理解しているとは限らないからです」が理由になります。ここに、係の作業を言葉だけで説明したときは伝わらず、実物を示すと相手が作業できたという経験を加えます。最後に「相手が実際にできるかを確かめながら説明したいです」と結べば、経験と今後の行動がつながります。
理由と具体例は区別しましょう。「説明が大切なのは、説明した方がよいからです」では、同じ考えが繰り返されているだけです。また、具体例を長く書いても、何が理由を支えるのかが見えなければ、出来事の報告で終わります。「この経験から」という接続表現を置く前に、その経験のどの部分から結論を導けるのかを言葉にします。
課題によっては、最初の段落に資料の内容を書き、次の段落で自分の考えを述べるよう求められます。その場合は指定された順序を優先します。型は考えを整える道具です。問題文が決めた段落の役割を変えてまで、いつも同じ書き出しにする必要はありません。
下書きは文章を丸ごと書く前の設計です
限られた時間で、全文を書き直す前提の下書きをすると、清書に移れないことがあります。まず「意見は何か」「理由は何か」「例は何か」「どう結ぶか」を、短い語句で置いてみましょう。「反応を確かめる/理解のずれ/係の作業、実物で説明/途中で確認」のようなメモでも、進む方向が決まります。
時間の使い方は、条件確認とメモ、文章化、見直しの3つに分けて練習します。どれにも時間を残すことが要点であり、同じ割合が誰にでも合うとは限りません。家で練習したときに、メモで迷ったのか、書く速度が足りなかったのか、書き直しが多かったのかを記録すると、次に調整する場所がわかります。
文章化の前には、結びまで一度頭の中でたどります。結びが最初の意見と食い違う場合、書き始める前なら直しやすいからです。言い回しに迷った箇所は難しい語で飾らず、「誰が、何をして、どうなったか」が伝わる短い文にします。長い一文を途中で分けるだけでも、読み返す負担が減ります。
例題で解き方を確かめる
例題1 条件を読み分けます
問題です。「人に説明するときに大切なことについて、自分の経験を挙げ、2段落で書きなさい。第1段落には考えと理由、第2段落には経験とそこから考えたことを書きなさい。」この問題の問いと、答案に必要な内容・形式を整理しましょう。
- 「人に説明するときに大切なこと」に線を引きます。これが答える中心であり、単に思い出を書く課題ではないとわかるからです。
- 「自分の経験」「考えと理由」「経験とそこから考えたこと」を取り出します。段落ごとに入れる内容を決めるためです。
- 「2段落」を形式の条件として囲みます。必要な内容が4種類あっても、4段落にするわけではないからです。
ここで経験を先に思いついたとしても、すぐ本文を書き始めず、その経験が説明の工夫につながるかを確認します。たとえば「友達と楽しく過ごした」というだけでは材料が足りません。「説明の仕方を変えたら、友達が手順を理解した」ところまで取り出せる経験なら、問いに結びつけられます。
答え:問いは説明するときに大切なこと、内容は考え・理由・自分の経験・そこから考えたこと、形式は指定された役割を持つ2段落です。
例題2 構成メモから2段落にします
問題です。例題1の条件に合わせ、「相手の反応を確かめること」を意見として作文を組み立てましょう。材料は、係の作業を説明した際、言葉だけでは手順が伝わらず、実物を使って示すと相手が作業を進められた、という出来事です。この例題の答案には、文字数の範囲を設けません。
- 意見に対応する理由を置きます。「相手の理解と、自分が伝えたつもりの内容はずれることがある」とすれば、反応を確かめる必要性を説明できるからです。
- 経験の中から、説明前後の違いを選びます。いつ、何曜日だったかより、説明の仕方と相手の変化が理由を支えるからです。
- 経験の後に今後の行動を添えます。「説明は楽しい」で終えるより、最初の意見に戻って結べるからです。
図2のように、意見と理由を第1段落、具体例とまとめを第2段落に入れます。箱の数は文の役割の数であり、原稿用紙で改行する回数を示すものではありません。

図2を見ながら次の解答例を読むと、第2段落の最後が、第1段落の「反応を確かめる」に戻っているとわかります。経験を書いた後に別の話題を足さず、そこから得た考えを置いています。
解答例です。
私は、人に説明するときには相手の反応を確かめることが大切だと考えます。自分では伝えたつもりでも、相手が同じように理解しているとは限らないからです。
係の作業を友達に説明した際、言葉だけでは手順が伝わりませんでした。そこで実物を使って示すと、友達は自分で作業を進められました。この経験から、説明の途中で相手の様子を見て、伝え方を変えたいです。
この解答例の経験は作文の練習用に作った材料です。自分の経験を書く課題では、そのまま自分に起きたこととして使わず、実際に説明した場面に置き換えます。似た出来事がなければ、選ぶ意見から変えてかまいません。
答え:第1段落を意見と理由、第2段落を説明の工夫が伝わった経験と今後の行動で組み立てます。
例題3 資料を理由につなげます
問題です。次は作文練習のために作った、学級で読みたい本の紹介方法を選んだ記録です。1人がどちらか1つを選んだものとします。「資料の事実を1つ挙げ、本の紹介方法について考えを述べる」という条件に合う文を作りましょう。
| 紹介方法 | 選んだ人数 |
|---|---|
| 短い紹介カードを読む | 12人 |
| 口頭で紹介を聞く | 8人 |
- 資料の項目と数を読みます。数えているのは紹介方法を選んだ人数であり、実際に本を読んだ人数ではないからです。
- 「カードを選んだ人が口頭より4人多い」という事実を取り出します。12から8を引いた差は資料から確かめられるからです。
- 事実を踏まえて自分の提案を書きます。好みの記録だけでは読書量が増えるとまでは言えないため、「必ず本を読む人が増える」と断定しないようにします。
「カードを選ぶ人が多いので、カードを中心に紹介する」という提案はできます。ただし、口頭を選んだ人もいることを無視して、「全員がカードを望んでいる」としてはいけません。また、資料の数字を写すだけでは、自分の考えを述べる条件が残ります。事実の後に「私は」と置いて文を分けると、資料と判断の境目が見えやすくなります。
答え:資料では、カードを選んだ人が口頭を選んだ人より4人多いので、私はカードを中心にしながら、希望する人が口頭でも紹介できるようにしたいです。
例題4 条件に合わせて短く直します
問題です。「私は係の仕事を頑張りたいと思います。係の仕事は大切だと思うからです。」を直し、「取り組みたい行動と、その行動を選ぶ理由」を45字以上60字以内の1文で書きましょう。この問題では句読点を各1字とし、空白は数えません。
- 「頑張りたい」を具体的な行動に替えます。何をするつもりなのかが読者に伝わるようにするためです。
- 「大切だから」を、行動によって生まれる変化に替えます。大切だという評価の繰り返しを避けるためです。
- 理由と行動を「ので」でつなぎ、文字数を確認します。内容を整えた後に、長さと1文の条件を確かめるためです。
解答例を「私は、係の作業を始める前に手順を確かめたいです。」だけにすると、行動は見えますが理由が不足します。逆に、出来事の説明を長く足すと上限を越えやすくなります。ここでは「誰が何をしやすくなるか」を理由にすることで、1文の中に必要な内容を収めます。
答え:私は、手順を先に確かめると友達と役割を分けて作業を進めやすくなるので、係の仕事では最初に手順を確認したいです。
つまずきやすいところと直し方
誤り1 内容の役割と段落の数を同じにします
誤った書き方は、「2段落で」という条件があるのに、意見、理由、具体例、まとめをすべて別の段落にすることです。考えの順序自体は整理できていても、問題が求めた段落数から外れています。段落は、まとまりのある内容を入れる単位です。役割が変わるたびに必ず改行するという決まりはありません。
正しい書き方は、段落の境目を先にメモし、その中に必要な役割を配置することです。例題2なら、第1段落に意見と理由をまとめ、第2段落に経験とそこから得た考えを置きます。ただし、問題に段落ごとの内容指定があれば、それに従います。2段落ならいつもこの配置でよい、と暗記しないようにしましょう。
誤り2 結論が経験から離れます
誤った書き方は、「実物を示したら手順が伝わった。だから、どんな仕事でも速く終えるべきです。」というつなぎ方です。この経験が示しているのは、伝え方を変えると理解を助けられることです。作業の速さを測っていないのに、速く終えることを結論にしている点が違います。
正しい書き方は、「実物を示したら手順が伝わりました。この経験から、相手に合わせて説明の方法を変えることが大切だと考えます。」です。接続語を入れるだけで論理がつながるわけではありません。「だから」の前後を取り出し、前の出来事が後の考えを本当に支えるか、声に出して確かめます。
経験を短くする場合も、結論に必要な変化は残します。「係の仕事をしました」だけに削ると、伝え方について考えた理由が消えます。削ってよいのは、結論に関係しない場所や時刻などの情報です。短くすることと、説明の核を落とすことを区別しましょう。
誤り3 句読点だけを次の行の先頭に送ります
誤った書き方は、原稿用紙の行末まで文字を書き、続く句点「。」だけを次の行の最初のマスに置くことです。句読点や閉じかぎ括弧は、行頭に置かないのが基本です。一般的には、行末の文字と同じマスに入れるなどの処理をします。解答用紙に扱いが示されている場合は、その指示を優先します。
正しい書き方を図3で確かめましょう。横書きの原稿用紙の一部分として、行の最後のマスに「す」と句点を一緒に置いています。図の下側は、新しい段落の初めに1マス空ける例です。行末の処理と段落の初めの処理は、別々の決まりとして覚えます。

図3のような例外の場面以外では、句読点やかぎ括弧も原則として1マスに1つずつ書きます。小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」「っ」もそれぞれ1マスを使います。題名や名前を書くかどうかは解答欄と指示を確かめ、求められていない題名を自分の判断で足さないようにします。
見直しでは、まず問いへの答えと条件、次に理由と例のつながり、最後に表記を見ます。「私の目標は、手順を確認したいです。」のような文は、主語と述語の対応が崩れています。「私の目標は、手順を確認して作業することです。」などに直します。また、「です・ます」で始めた作文に「だ・である」が混じっていないかも確かめます。会話や引用の部分を除き、地の文の文体をそろえることが基本です。
練習問題
練習1 書く前に条件を整理します
「身近な場所を使いやすくする工夫について、自分の考えを書きなさい。2段落とし、第1段落で困っていること、第2段落で工夫とその理由を述べなさい。」という課題です。問いと、第1段落・第2段落の役割を答えましょう。文字数の条件はありません。
練習2 理由になる文を選びます
意見は「話し合いでは、結論を出す前に友達の考えを聞きたいです。」です。理由としてより適切なのは、ア「友達の考えを聞くのはよいことだからです。」と、イ「自分が気づかなかった問題点を知り、案を見直せるからです。」のどちらですか。選んだ理由も説明しましょう。
練習3 資料の読み違いを直します
例題3の資料を見て、「カードを選んだ人は口頭を選んだ人の2倍なので、カードにすれば全員が本を読むようになります。」と書きました。数値の誤りと、資料からは言えないことをそれぞれ指摘し、資料に合う文に直しましょう。人数の関係を比で表すときも、何を基準にしたかを明らかにします。
練習4 短い条件作文を書きます
「共同で作業するときに大切なこと」について、140字以上220字以内、2段落で書きましょう。第1段落には考えと理由、第2段落には具体例とそこから考えたことを入れます。この練習では、句読点も各1字とし、段落の初めの空白と改行は数えません。具体例は、実際の経験でも、起こりうる場面として示した例でもかまいません。
書く前には各段落に入れる語句だけをメモし、本文を書き終えたら、問い、必要な内容、形式の順で確かめます。解答例と同じ意見にする必要はありません。「わからないところを質問する」「途中で進み具合を共有する」などでも、理由と例がつながっていれば組み立てられます。
答えと解説
練習1の答えは、問いが「身近な場所を使いやすくする工夫」、第1段落が困っていること、第2段落が工夫と理由です。最初に自分の意見を書く型を知っていても、この課題では困っていることから始めます。たとえば道具を探すのに時間がかかるという問題から、置き場所を決める工夫へ進めます。
練習2の答えはイです。友達の考えを聞くことで、案の問題点を見つけて見直せるという理由を示しています。アは「よいこと」と評価しているだけで、なぜ結論の前に聞くのかの説明が足りません。「自分と違う意見も聞きたい」と続ける場合も、聞くことで何を確かめられるかまで考えます。
練習3では、12人は8人の1.5倍で、2倍ではありません。また、紹介方法の希望から、全員が実際に本を読むようになるとは言えません。修正文の例は「カードを選んだ人は口頭を選んだ人より4人多いです。ただし、この資料だけでは、紹介後に本を読む人がどれだけ増えるかはわかりません。」です。事実と予測を分けることがポイントです。
練習4の解答例は次のとおりです。
私は、共同で作業するときには、初めに役割を確かめることが大切だと考えます。誰が何をするかが決まれば、同じ仕事の重なりや、やり残しを防ぎやすくなるからです。
例えば、教室の片付けでは、机を運ぶ人と床を掃く人を先に決める方法があります。互いの仕事がわかれば、終わった人が別の仕事を手伝えます。このように役割を共有し、協力して作業を進めたいです。
この解答例は、具体例を「例えば」で示し、実際の経験だとは述べていません。2段落の役割を守り、共同作業という問いにも答えています。自分の経験を使う場合には、「例えば」を実際の場面の説明に替え、事実にない出来事を足さずに書きます。経験を求める問題では、この練習のように場面を考える方法が認められるとは限らないため、条件を読み分けましょう。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
条件作文で身につけた、問いを押さえて材料を選ぶ手順は、資料を使う意見文や、文章を読んで考えを述べる課題にもつながります。読解の記述問題でも、設問に合う根拠を選び、必要な内容だけをまとめる点は共通しています。ただし、本文から答える記述問題に、自分の経験を勝手に足すことはできません。
家庭で5分でできる確かめ方の1つ目は、練習1の問題文を使い、問い、必要な内容、形式を紙の3か所に書き分けることです。本文は書かず、条件が抜けていないかだけを見ます。2つ目は、練習4の解答例から理由の文をいったん隠し、意見と具体例をつなぐ理由を自分で言うことです。どちらも長い作文を毎回書かずに、書く前の判断を練習できます。
保護者の方がお子さまの作文を見るときは、「もっと詳しく」だけでなく、「その出来事から、どうしてこの考えになったの」と尋ねると、補う場所が絞れます。個別指導では、構成メモが作れない場合は問いの読み分けまで戻り、文がねじれる場合は1文の主語と述語から確かめます。答案の長さだけで、どこにつまずいたかを決めないようにします。
まとめ
書き出しに迷ったとき、すぐに美しい一文を探す必要はありません。問題文の条件を分け、自分が伝えたい答えと、それを支える出来事を並べると、最初に書く内容が定まります。書き終えた後も、「うまく書けた気がする」という印象だけで終わらず、問題文に戻って確かめられます。
小さな経験であっても、何が起こり、なぜその考えに至ったのかをたどれる文章には、書き手の判断が表れます。条件作文の一文は、問いへの答えと根拠がつながったところで力を持ちます。
本気になった日が、入塾の日。
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