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【中学国語 文法】助詞を図解で総まとめ—格助詞・接続助詞・副助詞・終助詞と「の」「が」「に」の識別|武蔵野個別指導塾

同じ「が」でも、主語を示す場合と文をつなぐ場合があります。4種類の助詞の図と、「で」「に」「の」「が」を比べる例題で、前後の語から働きを確かめる手順を身につけましょう。
よくあるのは、朝のホームルーム前の教室で文法の小テストを見直し、「鳥が鳴く」の「が」と「読んだが、難しかった」の「が」に同じ答えを書いてよいのか、手が止まるという場面です。どちらも同じ1文字ですから、見た目だけで区別しようとすると迷います。けれども、前の「が」は鳴くものを示し、後ろの「が」は2つの内容をつないでいます。助詞を見分ける手がかりは、文字の形だけでなく、その文での働きにあります。
助詞は短い語ですが、文を読むうえで大きな役割を持っています。「私が読む本」と「私の本」では、「私」と「本」の関係が違います。「教室に集まる」と「教室で話す」でも、場所の示し方が違います。こうした違いを説明できるようになると、品詞の問題を解くときにも、自分の作文を読み直すときにも、どの語とどの語が結びついているかを確かめられます。まず助詞の4種類を整理し、その後で紛らわしい語を実際の文の中で比べていきましょう。
この単元で身につけること
- 助詞が付属語で、活用しない語であることを説明します。1文字を見つけるだけでなく、単語として独立している部分か、別の語の一部かを確かめます。
- 格助詞・接続助詞・副助詞・終助詞の4種類を、働きから区別します。「関係を示す」「内容をつなぐ」「意味を添える」「文末で気持ちを示す」という違いが出発点です。
- 格助詞の働きを具体的に読み取ります。主語や連体修飾のほか、動作の対象・場所・相手などを、後ろの語との関係で説明します。
- 「が」「の」のように同じ形で複数の働きを持つ語を識別します。前後を少し広く読み、置き換えた文の意味も確かめます。
- 「で」「に」が助詞ではない場合を見分けます。形容動詞や助動詞の活用形まで視野に入れ、切り分ける位置から判断します。
これまでに学んだ単語と文節の区別、自立語と付属語の違いが、この単元の土台です。助詞の種類の名称だけを覚えるのではなく、「その答えにした根拠を文中から1つ示す」ことを目標にしましょう。
基本の考え方
助詞は付属語で、活用しません
助詞は、ほかの語について関係や意味を表す付属語です。たとえば「妹が本を読む。」を文節に分けると「妹が/本を/読む。」となり、単語に分けると「妹/が/本/を/読む。」となります。「が」「を」は単語ですが、この文でそれぞれ単独の文節にはなりません。「付属語」というのは、単語として数えないという意味ではないのです。
また、助詞は活用しません。「読む・読ま・読め」のように、1つの語が文中で形を変える仕組みを活用といいます。「妹が」を「妹は」に変えることはできますが、これは「が」という助詞を「は」という別の助詞に取り替えたのであり、「が」が活用したわけではありません。助詞と同じ付属語である助動詞には活用があるので、この違いが識別の入口になります。
学校文法では、現代語の助詞を主に格助詞・接続助詞・副助詞・終助詞の4種類に整理します。図1のように、まず働きの違いを4つのまとまりで押さえると、後で同じ形の語を比べやすくなります。図の短い説明は判断の出発点であり、実際の文では前後のつながりも確かめます。

格助詞は、前の語が何にどう関わるかを示します
格助詞は、主に体言について、ほかの語との関係を示します。体言とは、名詞など、主語になることができ、活用しない語のまとまりです。代表的な格助詞には「が・の・を・に・へ・と・より・から・で・や」があります。ただし、この一覧にある文字なら、どの文でも格助詞になるわけではありません。
「妹が笑う。」の「が」は、「妹」を「笑う」の主語にします。一方、「妹のかばん」の「の」は、「妹」が「かばん」を修飾する関係を示します。後ろの体言を詳しくする働きなので、連体修飾の働きと呼びます。「妹が」と「妹の」は、どちらも妹に助詞がついていますが、後ろで結びつく語とその関係が違うのです。
次の表では、助詞の形と働きを組にして見てください。働きを問われたときは「格助詞」だけでは足りず、「動作の場所を示す」など、文に合う説明が必要になることがあります。
| 自作の例文 | 注目する格助詞 | この文での働き |
|---|---|---|
| 妹が笑う。 | が | 主語を示す |
| 妹のかばんを持つ。 | の | 連体修飾の関係を示す |
| 本を読む。 | を | 動作の対象を示す |
| 庭を歩く。 | を | 通る場所を示す |
| 机に本がある。 | に | 存在する場所を示す |
| 友達に手紙を渡す。 | に | 動作の相手を示す |
| 7時に起きる。 | に | 動作の時を示す |
| 校庭へ向かう。 | へ | 動作の方向を示す |
| 友達と走る。 | と | 動作をともにする相手を示す |
| 「進もう」と言う。 | と | 引用する内容を示す |
| 駅から歩く。 | から | 動作の起点を示す |
| 昨日より暖かい。 | より | 比較の基準を示す |
| 教室で話す。 | で | 動作の場所を示す |
| 鉛筆で書く。 | で | 動作の手段を示す |
| 紙や糸を使う。 | や | 例として並べるものを示す |
この表からも、1つの助詞に働きが1つだけとは限らないことがわかります。「に」は場所にも相手にも時にも使われます。反対に、場所を表す場合でも、「机にある」の「に」と「教室で話す」の「で」は同じ使い方ではありません。何がどこに存在するのか、どこで何を行うのかを、述語まで読んで区別します。
「や」と「と」の違いも、意味を読む助けになります。「紙と糸を使う」は紙と糸を並べて示す表現です。「紙や糸を使う」は、ほかにも使うものがあることを含ませ、紙と糸を例として挙げる言い方です。どちらも並べる働きがありますが、文が伝える範囲には違いがあります。
接続助詞・副助詞・終助詞を比べます
接続助詞は、活用する語などについて、前後の内容をつなぎます。「雨が降ったので、試合を延期した。」の「ので」は、前の内容を後ろの理由として示しています。「急いだが、間に合わなかった。」の「が」は、予想される結果に反する内容をつないでいます。「晴れれば、出かける。」の「ば」は条件を示し、「窓を開けて、空気を入れる。」の「て」は動作をつないでいます。
接続助詞の「が」は、いつも逆接とは限りません。「質問がありますが、今よいですか。」では、前置きとして後ろへつないでいます。「接続助詞」という種類の判定と、「逆接・理由・条件」などの意味の判定を分けると、種類は合っているのに働きを言い過ぎる誤りを防げます。また、「雨が降った。しかし、出かけた。」の「しかし」は自立語の接続詞です。内容をつなぐという共通点があっても、接続助詞とは別の品詞です。
副助詞は、いろいろな語について、取り立てる意味を添えます。たとえば「弟も走る。」の「も」は、ほかにも走る人がいることを含ませます。「水だけ飲む。」の「だけ」は、水に限定する意味を添えます。「水しか飲まない。」の「しか」は、後ろの打ち消しと組み合わさって限定を示します。「だけ」と「しか」を取り替える場合には、述語も含めて直す必要があります。
「は」も、この4分類では副助詞に入ります。「私は泳ぐ。」では「私」を話題として取り立て、「今日は泳ぐが、明日は泳がない。」では対比を表します。「私は」が文の主語になっていても、「は」の種類まで格助詞に変わるわけではありません。文の成分としての主語と、単語の品詞分類は、別のものを答えています。
終助詞は、主に文の終わりについて、疑問・念押し・禁止など、話し手の気持ちを表します。「もう出発しますか。」の「か」は疑問、「きれいな空ですね。」の「ね」は同意を求める気持ち、「ここにあるよ。」の「よ」は相手に知らせる気持ちを表します。「ここに入るな。」の「な」は禁止です。ただし、文末に見えるという理由だけで決めず、文がそこで言い切られ、どのような気持ちが添えられているかを確認しましょう。
例題で解き方を確かめる
例題1 4種類の助詞を選び分けます
次の文の【 】内の助詞の種類を答えましょう。ア「姉【が】走る。」、イ「急いだ【が】、遅れた。」、ウ「弟【も】走る。」、エ「もう帰ります【か】。」の4つです。文字の形の一覧を当てはめる前に、文全体を読んでください。
- アでは「誰が走るのか」と問い直します。「姉」が答えになり、「が」が主語と述語の関係を示すため、格助詞と判断します。
- イでは「急いだ」と「遅れた」の2つの内容を取り出します。「が」がこの2つを逆接でつなぐため、接続助詞と判断します。
- ウでは「弟が走る」と比べます。「も」によって、ほかの人に弟を加える意味が生まれるため、副助詞と判断します。
- エでは文末の気持ちを確かめます。「か」によって相手に問いかける文になるため、終助詞と判断します。
図2のように、同じ「が」でも、名詞と述語の関係を示す場合と、2つの内容をつなぐ場合では、結びつける範囲が違います。「が」のすぐ前が何かを確かめることは有効ですが、それだけで終えず、後ろにどうつながるかまで読みましょう。

答え:アは格助詞、イは接続助詞、ウは副助詞、エは終助詞です。
例題2 「の」の働きを比べます
次の【の】の種類と働きを答えましょう。ア「姉【の】帽子を借りる。」、イ「風【の】吹く日に歩く。」、ウ「赤い【の】を選ぶ。」、エ「明日も来る【の】。」の4つです。エは、相手に来るかどうかを尋ねる言い方とします。同じ文字でも、後ろにある語と文全体の意味を比べる必要があります。
- アは「誰の帽子か」を確かめます。「姉」が体言の「帽子」を修飾しているため、「の」は連体修飾の関係を示す格助詞です。
- イは「何が吹くか」を確かめます。「風の吹く」は「風が吹く」に置き換えられ、「風」は吹くものなので、「の」は主語を示す格助詞です。
- ウは「何を選ぶか」を確かめます。「赤いの」は「赤いもの」という意味になり、「の」が体言の代わりをしています。この用法は準体助詞とも呼ばれ、ここでは格助詞として扱います。
- エは文が言い切られる位置と、尋ねる意味を確かめます。「の」の後ろに修飾先の体言があるのではなく、相手に問いかけているため、終助詞です。
主語を示す「の」は、「風の吹く日」のように、体言を修飾するまとまりの中で使われます。「風が吹く。」を、いつでも「風の吹く。」に取り替えられるという規則ではありません。置き換えは働きを調べる方法ですが、置き換えられる範囲には条件があるのです。
ウの「の」については、授業で「準体助詞」という名称を使っている場合、設問が求める分類に合わせて答えます。「赤いもの」のように体言相当のまとまりを作る働き自体は変わりません。種類を尋ねられているのか、働きを尋ねられているのかを、解答前に確認してください。
答え:アは格助詞・連体修飾、イは格助詞・主語、ウは格助詞・体言の代用、エは終助詞・疑問です。
例題3 「に」が助詞かどうかを調べます
次の【に】を識別しましょう。ア「庭【に】立つ。」、イ「静か【に】歩く。」、ウ「医者【に】なる。」の3つです。すべて後ろに動詞が続きますが、それだけでは同じ種類とはいえません。どこまでが1つの単語なのかを先に確認します。
- アは「庭」が名詞であることを確かめます。「に」が立つ場所を示しており、「庭」と「に」は別の単語なので、格助詞です。
- イは「静かだ」という言い切りの形に戻します。「静かに」は形容動詞「静かだ」の連用形で、「に」は活用語尾の一部です。独立した助詞として切り離しません。
- ウは「医者だ」だけで決めず、「何になるのか」を確かめます。「医者」が変化した結果を示すため、「に」は格助詞です。「医者だ」は名詞に断定の助動詞がついた形で、形容動詞ではありません。
ここで役立つのは、語の意味と活用の両方を見ることです。「静かだ」は状態を表し、「静かだろう・静かだった・静かに・静かな」のように形を変えます。「医者」は人の職業を表す名詞であり、それ自体は活用しません。「だ」をつけて言えることだけでは、形容動詞の判定にはならないと押さえましょう。
答え:アは場所を示す格助詞、イは形容動詞「静かだ」の連用形の活用語尾、ウは変化の結果を示す格助詞です。
例題4 「で」の正体を単語の境目から調べます
次の【で】を識別しましょう。ア「鉛筆【で】線を引く。」、イ「読ん【で】返す。」、ウ「兄は学生【で】、姉は会社員だ。」、エ「部屋は静か【で】、明るい。」の4つです。文をつないでいるように見えるだけで、すべてを接続助詞にしないようにしましょう。
- アは「何を使って線を引くか」を確かめます。名詞の「鉛筆」に続き、手段を示しているので、「で」は格助詞です。
- イは前の動詞を言い切りの形に戻します。「読ん」は動詞「読む」の連用形が音便で変わった形で、続く「で」は動作をつなぐ接続助詞です。接続助詞「て」が濁った形として扱います。
- ウは「兄は学生だ」と言い切れることを確かめます。名詞「学生」の後ろにある「で」は、断定の助動詞「だ」の連用形です。「学生」と「で」は別の単語ですが、後ろが助詞とは限りません。
- エは「部屋は静かだ」と言い切り、「静かだ」全体が形容動詞であることを確かめます。「静かで」はその連用形なので、「で」は形容動詞の活用語尾の一部です。
ウとエは、どちらも後ろに別の内容が続きます。しかし、「で」が属する単語は違います。文の意味をつないでいるという広い説明と、接続助詞という品詞の名前を混同せず、名詞の後ろの助動詞なのか、形容動詞の一部なのかまで確かめることが、この例題の要点です。
答え:アは格助詞、イは接続助詞、ウは助動詞「だ」の連用形、エは形容動詞「静かだ」の連用形の活用語尾です。
つまずきやすいところと直し方
誤り1 主語の後ろにある助詞をすべて格助詞にします
誤った書き方は、「『私は読む』の『は』は、主語を示すから格助詞」です。この説明は、「私は」という文節の役割と、「は」という単語の種類を同じものとして扱っています。文節が主語かどうかを調べる問題と、助詞を4種類に分ける問題では、答える対象が違います。
正しい書き方は、「『は』は副助詞で、『私』を話題として取り立てる」です。一方、「私が読む」の「が」は格助詞です。直すときは、ノートに「文節の役割」と「単語の種類」の2つの欄を作り、「私は」を主語の欄に、「は」を副助詞の欄に置くと、同時に成り立つことが見えます。「主語になるから格助詞」という近道は使わないようにしましょう。
誤り2 「の」をすべて持ち主を示す語と考えます
誤った書き方は、「『雨の降る朝』の『の』は、持ち主を示す」です。雨が朝を所有しているわけではなく、「雨」が「降る」ものとして示されています。「私の本」で覚えた意味を、どの文にも当てはめてしまったところが違います。
正しい書き方は、「『雨の降る朝』の『の』は、主語を示す格助詞」です。「雨が降る朝」と置き換えて意味が保たれることを確かめます。ただし、「姉の帽子」を「姉が帽子」にすると同じ意味になりません。図3のように、置き換えた部分だけでなく、文の中で後ろの語とどうつながるかまで確かめることが必要です。

図3の3段目は、「赤いの」を「赤いもの」と言い換える例です。2段目の「が」への置き換えとは違い、体言の代用になっているかを調べています。同じ置き換えという方法でも、何の働きを確かめているのかを区別してください。
誤り3 文字を見つけたらすぐに助詞と決めます
誤った書き方は、「『静かに話す』の『に』は格助詞」です。「庭に立つ」と同じ1文字でも、「静かに」は形容動詞の1つの活用形です。文字の境目を単語の境目だと思い込んだところが違います。
正しい書き方は、「『に』は形容動詞『静かだ』の連用形の活用語尾」です。同じ理由で、「静かで」の「で」も独立した助詞にはしません。識別では、最初に単語のまとまりを確かめ、次に品詞や活用を調べ、それから助詞であれば4種類に分けます。この順なら、「で」が文をつないで見えるから接続助詞、と早合点することも防げます。
もう1つ注意したいのは、文の最後に見える文字だけで終助詞と決めないことです。「行きたいが……」のように後ろを省略した言い方もあります。問題文が会話なら、話し手が言い切っているのか、言いさしているのかを読み、疑問や念押しなどの働きがあるかを確かめましょう。
練習問題
練習1
次の【 】内の助詞の種類を答えましょう。ア「猫【が】眠る。」、イ「眠い【が】、起きる。」、ウ「妹【だけ】残る。」、エ「この道です【ね】。」の4つです。答えには4種類の名称を書き、判断した理由をそれぞれ短く口に出して確かめてください。
練習2
次の【の】について、種類と働きを答えましょう。ア「父【の】時計を直す。」、イ「雪【の】積もる町へ行く。」、ウ「大きい【の】を運ぶ。」の3つです。後ろの体言を修飾するのか、主語を示すのか、体言の代わりをするのかを、言い換えも使って確かめましょう。
練習3
次の【 】内の部分を識別しましょう。ア「庭【で】遊ぶ。」、イ「泳い【で】帰る。」、ウ「弟は中学生【で】、私は高校生だ。」、エ「元気【に】走る。」の4つです。助詞なら種類を答え、助詞でなければ、どの語のどの活用形に関係する部分なのかを答えてください。
練習4
次の文の【 】内はすべて格助詞です。それぞれの文での働きを答えましょう。ア「箱【に】石が入っている。」、イ「友達【に】地図を渡す。」、ウ「駅【から】歩く。」、エ「公園【を】通る。」の4つです。「格助詞」と繰り返すのではなく、場所・相手・起点など、述語との関係を具体的に書いてください。
答えと解説
練習1の答え:アは格助詞、イは接続助詞、ウは副助詞、エは終助詞です。アは眠るものを示し、イは2つの内容を逆接でつないでいます。ウの「だけ」は妹に限定する意味、エの「ね」は相手に同意や確認を求める気持ちを添えています。同じ「が」であるアとイの違いを、前後の語で説明できれば、形だけで判断していないことを確かめられます。
練習2の答え:アは格助詞・連体修飾、イは格助詞・主語、ウは格助詞・体言の代用です。アでは「父」が「時計」を修飾します。イは「雪が積もる町」、ウは「大きいもの」と言い換えられます。3つともここでの分類は格助詞ですが、働きまで同じではありません。種類だけを答えて終わらず、問われた働きを添えましょう。
練習3の答え:アは格助詞、イは接続助詞、ウは助動詞「だ」の連用形、エは形容動詞「元気だ」の連用形の活用語尾です。アは遊ぶ場所を示します。イの「泳い」は「泳ぐ」の連用形が音便で変わった形で、その後ろの「で」が動作をつなぎます。ウは名詞「中学生」の後ろの助動詞、エは「元気に」全体が1つの形容動詞の活用形です。
練習4の答え:アは存在する場所、イは動作の相手、ウは動作の起点、エは通る場所を示します。「を」をいつも動作の対象と覚えていると、エで迷います。「本を読む」の本は読む対象ですが、「公園を通る」の公園は通る場所です。助詞の働きは、その後ろの述語と組にして説明してください。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
助詞の次に助動詞を学ぶときは、「付属語であることは共通し、活用の有無が違う」という整理が役立ちます。読解でも、「が」で主語を押さえたり、「ので」で理由と結果のつながりを追ったりできます。作文では「机である」と「机にある」のように、短い部分の違いで文の意味が変わることを確かめながら推敲できます。
家庭では、5分でできる確かめ方を2つ試せます。1つ目は、「庭に立つ」「庭で遊ぶ」のように同じ名詞を使った短文を2つ作り、助詞と述語を囲む方法です。それぞれを「どこに立つ」「どこで遊ぶ」と問い直し、助詞を取り替えたときに自然な意味になるかを読み比べます。
2つ目は、「が」か「の」を含む自作の短文を3つ書き、その種類と理由を声に出す方法です。保護者が確かめる場合は、お子さまに正しい名称を先に伝えるより、どの語とどの語がつながっているかを尋ねると、判断の根拠が聞けます。個別指導で誤りを確かめる際も、分類名の暗記だけに戻らず、単語と文節の区切り、名詞と形容動詞の違いまで順にたどります。
まとめ
小さな助詞を正確に読むには、その1文字の外側にある語を読む必要があります。「が」の前が誰なのか、「の」の後ろが何なのか、「に」がどの述語につながるのかを説明できれば、答えは文の中の根拠と結びつきます。迷った文は、助詞の前後を残したまま書き留めておきましょう。後で見直す際にも、名称だけのメモより、判断に必要な材料がそろいます。
助詞1つの違いには、誰が何をし、何と何がつながるのかという、文の骨組みが表れます。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




