中学生・高校生のための基本の英文法(1)

01 動詞の種類  

動詞には2種類あります「be動詞」と「一般動詞」です。

be動詞は「I→am , You → are」
残りは全て「単数 → is, 複数→are」

と理解しておきましょう。

be動詞の核心は「イコール」です I am busy.   I = busy

例文

I am a student. 私は学生です I=a student
You are a student. あなたは学生です You = a student
He is in Tokyo. 彼は東京にいます。 He = in Tokyo
We are happy. 私たちは幸せです We = happy

02 be 動詞の「否定文」と「疑問文」

be動詞の否定文・疑問文は「be動詞中心」に作ります。
否定文はbe動詞の直後にnotを置いて、疑問文はbe動詞を文の最初に持ってきます。

例文

I am a student. I am happy.
I am not a student. 「私は学生ではない」 Am I happy? 「私は幸せ?」
You are a student.
You are not a student. 「あなたは学生ではない」 Are you a student? 「あなたは学生?」
Yes, I am. 「はい、そうです」 No, I’m not. 「いいえ違います」
He is in Tokyo. He is a student.
He is not in Tokyo. 「彼は東京にいない」  Is he a student? 「彼は学生ですか?」
Yes, he is. 「はい、そうです」 No, he isn’t. 「いいえ違います」

03 一般動詞

「be動詞」以外の動詞はすべて「一般動詞」と言います。

例えばrun「走る」eat 「食べる」など数え切れないほどあるので、「一般」と呼ばれる。

主語がIまたはYouなら「動詞はそのまま」

IとYou 以外の主語は「動詞にsをつける」複数ならそのまま。

例文

I play tennis. 私はテニスをします
You watch TV. あなたはテレビを見ます
She plays tennis. 彼女はテニスをします
We have lunch together. 私たちは一緒にお昼を食べます

04 一般動詞の否定文

一般動詞の前には、本来doとdoesが隠れていて、否定文のときにそれが登場するだけ

例文

I play tennis. 「私はテニスをします(I do play tennis)」
(本来doが隠れている)
↓ (do を持ってきて、その直後にnotを置きます)
I do not play tennis.(I don’t play tennis.) 「私はテニスをしません」

does を使う場合

3単元のsがある場合、doではなくdoesを使う

例文

She plays basketball. 「彼女はバスケットボールをします」
「She does play basketball」  (本来doesが隠れている)
(doesを使うとplaysがplayのように原型に戻りますdoesがsをもっていくから)
She does not play basketball. 「彼女はバスケットボールをしません」

05 一般動詞の疑問文

英語は「語順を変える」と疑問文になります。否定文同様、隠れているdoとdoesを使って疑問文を作ります

例文

You like baseball.
You do like baseball (隠れているdoが出現)
Do you like baseball? (doを先頭へ)

doesを使う場合

She plays soccer.
She does play soccer. (隠れているdoesが出現、playsが原型のplayになる)
Does she play soccer? (彼女はピアノを弾きますか?)

疑問文の答え方

Yes, 主語+do. No, 主語+do not. を使います
Do you play tennis? (テニスをしますか?)
Yes, I do. No, I don’t.
(はい、します) いいえ、しません

does の場合 doで聞かれたらdoで答えるが、does で聞かれたらdoesで答える

Does she play soccer?
Yes, she does. No, she doesn’t.
はい、します いいえ、しません

06 be動詞の過去形

am・isの過去形はwas areの過去形はwereです 否定文と疑問文は現在形と同じ

例文

I am a student. 私は学生です You are in the room. あなたは部屋にいる
I was a student. 私は学生でした You were in the room. あなたは部屋にいた

07 一般動詞の過去形

規則動詞と不規則動詞があります

規則動詞はwatch→watched

不規則動詞はstand → stood, buy → bought など

不規則動詞の変化については、下記表を参考にしてください。

原形 過去形 過去分詞形 意味 原形 過去形 過去分詞形 意味
be was, were been ~である let let let ~させる
bear bore borne 支える lie lay lain 横たわる
beat beat beaten 打つ、負かす lose lost lost なくす
become became become ~になる make made made 作る
begin began begun 始める mean meant meant 意味する
bite bit bitten 噛む meet met met 会う
blow blew blown 吹く overtake overtook overtaken 追い越す
break broke broken 壊す pay paid paid 支払う
bring brought brought 持ってくる put put put 置く
build built built 建てる read read read 読む
burn burnt burnt 燃やす ride rode ridden 乗る
buy bought bought 買う ring rang rung ベルが鳴る
catch caught caught つかむ rise rose risen 上がる
choose chose chosen 選ぶ run ran run 走る
come came come 来る say said said 言う
cost cost cost 費用がかかる see saw seen 見る
cut cut cut 切る sell sold sold 売る
dig dug dug 掘る send sent sent 送る
do did done する set set set 置く
draw drew drawn 描く shake shook shaken 振る
drink drank drunk 飲む shoot shot shot 発射する
drive drove driven 運転する show showed shown 見せる
eat ate eaten 食べる shut shut shut 閉じる
fall fell fallen 落ちる sing sang sung 歌う
feed fed fed 食べ物を与える sink sank sunk 沈む
feel felt felt 感じる sit sat sat 座る
fight fought fought 戦う sleep slept slept 眠っている
find found found 捜して見つける speak spoke spoken 話す
forget forgot forgotten,
forgot
忘れる spend spent spent 金を使う
get got gotten, got 手に入れる spread spread spread 広げる
give gave given 与える stand stood stood 立つ
go went gone 行く steal stole stolen 盗む
grow grew grown 育つ sweep swept swept 掃く
hang hung hung 掛ける swim swam swum 泳ぐ
have had had 持つ take took taken 持って行く
hear heard heard 聞える teach taught taught 教える
hit hit hit 打つ tell told told 言う、知らせる
hold held held 手でつかむ think thought thought 思う、考える
hurt hurt hurt 傷つける throw threw thrown 投げる
keep kept kept 保つ understand understood understood 理解する
know knew known 知っている wake woke woken 目が覚める
lay laid laid 横たえる wear wore worn 身につける
lead led led 導く win won won 勝つ
leave left left 去る write wrote written 書く

08 一般動詞の過去形(否定文と疑問文)

過去の場合はdidが隠れている

否定文の作り方→did not (didn’t)を動詞の前に置く。

例文

I used a pen. 私はペンを使った
(隠れているdidが出現/ usedを原型に戻す)
I did use a pen.
(didの直後にnotを置く)
I did not use a pen. 私はペンを使わなかった

疑問文の作り方→Did を先頭に持って行く

例文

He played soccer. 彼はサッカーをした
(隠れているdidが出現)
He did play soccer. (He didn’t play soccer.)
(didを先頭へ)
Did he play soccer? 彼はサッカーしたの?

疑問文の答え方  主語が何でもdidを使う

Did he join the swimming club?
Yes, he did. No, he didn’t.
はい、しました いいえ、しませんでした

09 命令文

命令文は「動詞の原形」で始める。Please, just をつけると少しだけやさしくなります。

否定では最初に「Don’t」 をつけます。

例文

Come here. ここに来なさい
Be careful. 注意しなさい
Don’t be late. 遅れてはいけません
Don’t touch the paintings. 絵に触れてはいけません

(1)命令文はなぜ動詞の原形はじめるの?

英語では「まだ起きていない」ことには「原型を使う」という考えがあるため。「ここにすでに来てる人にここに来いとは言わないため」です。よって、命令文はまだ起きていないことに使うため原型を使います。

10 感嘆文

「なんて~なのだろう」という感動を表す文では「How+形容詞(副詞)+主語+動詞」,

「What +a/an+形容詞+名詞+主語+動詞」を使う

単語の配置を変えることで感動の気持ちを表せる

例文

How beautiful this house is! この家はなんて美しいのだろう
What a delicious dish this is! これはなんておいしい料理だろう

11 5文型

文型がわかれば動詞の意味もわかる。

第1文型 SV  いる・動くという意味

Kate lives in New York. ケイトはニューヨークに住んでいる
S V M
We got to Tokyo. 1)私たちは東京にいた
S V M 2)私たちは東京に移動した
(toに注目すると〜にという意味で方向・到達を示す前置詞なので2の訳が適切)
The bird makes for the South.
S V M

「make for」  単語の意味がわからなくても、文型で意味が決まるのでこれはSVの第1文型なので「いる動く

方向を表すforがあるので、「鳥は南に移動する」という意味になる。

文型がわかると単語の意味がわからなくても、動詞の意味がわかります。

★「一般的にはmake for  = ~に向かうという熟語だからと言われる」

第2文型 SVC  SはCだ・Cになる (S=C)

He is famous. 彼は有名だ

He =  famous

S V C
He became a doctor. 彼は医者になった

He = a doctor

S V C  

SVCで使われる動詞

be動詞 ~である  keep ずっと~である remain ~のままでいる
become, get ~になる  grow 次第に~になる  look ~に見える
seem ~に思われる sound ~に聞こえる smell ~のにおいがする
taste ~の味がする

大事なのはS=Cの関係

第3文型 SVO   SがOに影響を与える

SVOだけは単語力勝負になります。単語を知らなければ訳せません。

He bought a new watch. 彼は新しい時計を買った

(SイコールOじゃない)

S V O

SVCとSVOの違い

SVC He became a doctor.         ○ He is a doctor.

SVO He bought a new watch.     × He is a new watch.

※イコールの関係が成り立つかどうかで判断する

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【監修者】 宮川涼
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。

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