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【中学英語 読解】質問と答えの対応を図解で総まとめ—疑問詞の文・Yes No の答え・会話文の読み方|武蔵野個別指導塾

疑問詞が求める情報を6種類に整理し、会話文の空所補充と並べ替えで答えの選び方を練習します。3枚の図を手がかりに、短い返答で省略された内容まで読み取れます。
よくあるのは、朝のホームルーム前の教室で英語の会話文を読み、登場人物の言葉は訳せるのに、返答を選ぶ空所で手が止まるという場面です。「図書館で」も「放課後に」も話の中に出ているので、どちらも正しそうに見えます。友達に理由を聞かれても、「同じ単語があったから」としか説明できないことがあります。
この迷いは、単語の意味だけを増やしても解けない場合があります。質問が「場所」を求めているのか、「時」を求めているのかを先に決めると、答えの候補を整理できます。さらに、誰が誰に話しているのかを見ると、短い返答にも十分な意味があることがわかります。
目標は、質問を全文訳して終わることではありません。「何を聞かれたか」「答えのどこがそれに当たるか」を指で示せることです。この対応が見えると、会話の空所を埋めるときも、自分で英語の答えを書くときも、選んだ理由を説明できるようになります。
この単元で身につけること
- 疑問詞から求められる情報を決めます。what なら物や内容、where なら場所というように、答えを探す方向を定めます。
- 質問の残りの部分も読みます。人を尋ねていても、「誰が来たか」と「誰と来たか」では、確かめる内容が違います。
- Yes / No の短い答えを質問と結びつけます。質問にある動詞の形と、返答に残る語が対応しているかを見ます。
- 話し手を入れ替えて読みます。質問する人の you が、答える人の I に変わる理由を、登場人物に戻って確かめます。
- 省略された内容を補って理解します。短い返答が何の説明なのかを、直前の質問と前後の会話から判断します。
前の単元で扱うつなぎの言葉の読み方は、because による理由の返答を理解するときにも役立ちます。ただし、接続する語だけを見て決めるのではなく、質問に対して必要な情報が返ってきているかを確認します。読み終えたときには、選ばなかった答えについても「これは時を示すので、場所を尋ねる質問には合わない」と言える状態を目指しましょう。
基本の考え方
疑問詞は答えを探すための目印です
疑問詞とは、わからない情報を尋ねる what や who などの語です。質問を読むときは、その語に注目してから、誰のどの行動や状態について聞いているかを確かめます。
What do you need? / I need a pencil.
日本語訳:「何が必要ですか。」「鉛筆が1本必要です。」
Who is that boy? / He is my brother.
日本語訳:「あの男の子は誰ですか。」「私の兄弟です。」
When does the lesson start? / At nine.
日本語訳:「授業はいつ始まりますか。」「9時です。」
Where is your bag? / Under the desk.
日本語訳:「あなたのかばんはどこにありますか。」「机の下です。」
Why are you tired? / Because I walked a long way.
日本語訳:「なぜ疲れているのですか。」「長い距離を歩いたからです。」
How do you go to school? / By bus.
日本語訳:「どうやって学校へ行きますか。」「バスで行きます。」
これらを「最初の語と日本語訳の暗記」で終わらせないようにします。例えば、かばんの質問には、机の下という位置が必要です。机の色や、かばんを買った日がわかっても、聞かれたことには答えていません。図1のように、疑問詞から答えの情報へ線を引くと、英文の中で見るべき部分がはっきりします。

図1の how は、ここでは方法を尋ねる使い方を表しています。ただし、how の後ろに別の語が続くと、尋ねる内容も変わります。how many は数、how old は年齢を尋ねるまとまりなので、最初の1語だけで判断せず、まとまりの終わりまで読みましょう。
How many books do you have? / I have three.
日本語訳:「本を何冊持っていますか。」「3冊持っています。」
How old is your sister? / She is twelve.
日本語訳:「あなたの姉妹は何歳ですか。」「12歳です。」
一方、同じ who でも、後ろに続く文の内容で答える人が変わります。次の2組では、どちらも人を答えていますが、1組目は窓を開けた本人、2組目は一緒に訪ねた相手を尋ねています。
Who opened the window? / Ken did.
日本語訳:「誰が窓を開けましたか。」「ケンです。」
Who did you visit the park with? / With Emma.
日本語訳:「誰と公園を訪ねましたか。」「エマとです。」
Ken did. の did は、窓を開けたという行動の繰り返しを避けています。人名を見つけただけで安心せず、質問のどの部分を受けた答えなのかを言葉にしてみましょう。また、2組目では文末の with まで読んで初めて、「誰を訪ねたか」ではなく「誰と訪ねたか」と決まります。
Yes / No の後ろにも質問の情報が残ります
疑問詞がない質問では、事実かどうかを尋ねる形がよく使われます。短い返答でも、誰のことかと、質問の動詞に対応する部分が残るので、その2点を照合します。
Are you ready? / Yes, I am.
日本語訳:「準備はできていますか。」「はい、できています。」
Does Tom play tennis? / No, he doesn’t.
日本語訳:「トムはテニスをしますか。」「いいえ、しません。」
Did Emma call you? / Yes, she did.
日本語訳:「エマはあなたに電話しましたか。」「はい、しました。」
Can you help me? / Yes, I can.
日本語訳:「私を手伝ってくれますか。」「はい、手伝えます。」
最初の質問は相手に向けた you ですが、相手が自分の準備について答えると I になります。トムについての質問では、返答の he もトムを指します。英語の見た目をそのまま写すよりも、誰について話しているかを先に固定するほうが、対応を読み違えにくくなります。
また、疑問詞のない文がすべて単純な Yes / No の質問になるわけではありません。次の文では、or で並ぶ候補のどちらを選ぶかが話題です。文頭だけを見て「必ず Yes で答える」と決めないことが必要です。
Would you like tea or water? / Water, please.
日本語訳:「お茶と水のどちらがよいですか。」「水をお願いします。」
短い返答は前の質問と合わせて読みます
会話では、お互いにわかっている部分を省くことがあります。At nine. は、それだけなら何が9時なのかわかりませんが、授業の始まる時を尋ねる質問の後なら、授業が9時に始まると理解できます。省略とは、このように文の一部を言わずに済ませることです。
When will you leave? / After lunch.
日本語訳:「いつ出発しますか。」「昼食の後です。」
Where will you wait? / In front of the library.
日本語訳:「どこで待ちますか。」「図書館の前です。」
この2組では、返答の中に「出発する」「待つ」という動詞がありません。それでも質問を受けているので意味は通じます。ただし、問題に「主語と動詞を含む文で答えなさい」という指示があれば、その指示に合わせて書く必要があります。会話として自然かどうかと、解答形式の条件を満たすかどうかを分けて確認しましょう。
例題で使い方を確かめる
例題1 会話の空所に疑問詞を入れる
ケンとユキが朝の教室で話しています。次の会話を読み、ケンの質問の空所に where または when を入れましょう。後半の返答まで読んで、情報の種類を決めてください。
Ken: I have a new book about animals. Do you want to read it after school? Yuki: Yes, I do. Where can we read it? Our classroom is busy after school. Ken: We can use the library. It is quiet there, and the chairs are nice. Yuki: That sounds good. When can we meet there? Ken: At four. I need to clean the classroom first. Yuki: All right. I will bring my notebook, too.
日本語訳:ケン「動物についての新しい本を持っているんだ。放課後に読んでみたい?」ユキ「うん、読みたい。どこで読めるかな。放課後の教室は人が多くて落ち着かないよ。」ケン「図書館を使えるよ。あそこは静かだし、椅子もいいんだ。」ユキ「いいね。そこでいつ会える?」ケン「4時に。先に教室を掃除しないといけないんだ。」ユキ「わかった。私もノートを持っていくね。」
空所を埋める質問は次の文です。ユキは「図書館で」と答えるものとします。
( ) can we read the book?
日本語訳:「私たちはその本をどこで読めますか。」
- 返答の情報を分類します。「図書館で」は場所なので、時を尋ねる when は合いません。
- 質問の残りを読みます。「私たちがその本を読める」という内容について、場所を加えて尋ねています。
- 会話の根拠を探します。ケンが図書館を使えると提案しているため、その場所を返答にすることができます。
答え:Where
会話には4時という情報もありますが、それは会う時を尋ねる別の質問に対応しています。会話中に実際に書かれている内容でも、目の前の質問への答えになるとは限りません。「本文と合っている」ことに加えて、「聞かれた情報を返している」ことを確かめるのが、この問題の要点です。
例題2 省略された返答を文に戻す
例題1のユキが会う時を尋ねたところに戻ります。ケンの返答を、次の語をすべて使って、主語と動詞を含む文に並べ替えましょう。文頭の語は大文字に直します。
語群:at / meet / we / four / can
日本語訳:「私たちは4時に会えます。」
- 何についての答えかを確認します。会う時を聞かれたので、4時という情報を文に残します。
- 行動する人を決めます。2人で会うため、主語、つまりその文で行動する人を表す語は we です。
- 「会える」を can meet の順に置きます。質問の語順をそのまま使わず、答えの文として we の後に並べます。
- 時を表す at four を後ろに置き、最後にピリオドを付けます。場所の there を加えなくても、この設問が求める時の情報は伝わります。
答え:We can meet at four.
図2のように、短い返答に残っていた at four の前へ、「誰が」「何をできるか」を戻します。質問と答えで同じ内容を共有しているから、会話ではその部分を繰り返さずに済んでいたのです。

図2の下段を見ながら、問いの can we meet という並びと、答えの We can meet という並びを比べてみましょう。質問を写して後ろに時刻を付けるだけでは、答えの文になりません。まず日本語で「私たちは会える」と確認し、そのまとまりの後ろに時刻をつなげると整理できます。
例題3 話し手を確認して返答を直す
ユキがケンに、青いペンを持っているか尋ねました。ケン自身が持っていると答えるつもりなのに、返答を次のように書いてしまいました。誤っている語を直しましょう。
Do you have a blue pen?
日本語訳:「あなたは青いペンを持っていますか。」
× Yes, you do.
日本語訳:「はい、あなたは持っています。」
違い:ケン自身について答える場面なので、ユキを指す you ではなく、自分を指す I が必要です。
○ Yes, I do.
日本語訳:「はい、私は持っています。」
- 質問の you が誰かを決めます。ユキがケンに話しかけているので、質問の you はケンです。
- 答える人を確認します。ケンが自分について話すため、返答では I を選びます。
- 持っているかを尋ねる Do に対応させ、返答にも do を残します。青いペンという内容は繰り返さなくても伝わります。
答え:Yes, I do.
この問題では、誤文の語順そのものが不自然なわけではありません。別の場面なら「あなたは持っています」と相手について答えることもできます。ここでは「誰が持っているか」という指示があるため、返答がその条件を満たしているかを確かめます。会話文の誤りには、文法の形だけでなく、場面との不一致もあることを覚えておきましょう。
例題4 理由の返答を完成させる
トムとエマの次の会話を読んでください。何をする予定なのかを把握してから、トムが早く出発したい理由を探します。
Tom: Are you free on Saturday morning? I want to visit the park with you. Emma: Yes, I am. How will we get there? Tom: By bike. We can leave at eight. Emma: Why do you want to leave early? Tom: Because I want to watch birds. We can see many birds in the morning. Emma: What should I bring? Tom: Some water and your hat. We will walk a lot in the park. Emma: OK. I will bring some sandwiches for us, too.
日本語訳:トム「土曜日の朝は空いている?君と公園へ行きたいんだ。」エマ「うん、空いているよ。どうやってそこへ行くの?」トム「自転車で。8時に出発できるよ。」エマ「どうして早く出発したいの?」トム「鳥を見たいからだよ。朝にはたくさんの鳥を見ることができるんだ。」エマ「何を持っていけばいい?」トム「水と帽子だね。公園の中をたくさん歩くから。」エマ「わかった。2人分のサンドイッチも持っていくね。」
早く出発したい理由を、会話中の連続する2語で補いましょう。
Because I want to ( ).
日本語訳:「鳥を見たいからです。」
- 質問が Why で始まることを確かめます。移動方法でも持ち物でもなく、早く出発したい理由が必要です。
- トムの次の発言を読みます。鳥を見たいという希望が述べられ、続いて朝に多くの鳥を見られるという説明があります。
- 空所の直前が want to であることを見ます。会話から、その後ろの行動を表す2語を順番どおりに取り出します。
答え:watch birds
理由を見つけるときは、because の直後だけで作業を終えず、続く説明とのつながりも確認します。この会話では「鳥を見たい」と「朝にたくさん見られる」が結びつくため、早い出発への理由として納得できます。自転車で行くという情報は正しいものの、出発を早めたい理由には当たりません。
つまずきやすいところと直し方
1 会話中にある情報なら答えになると思ってしまう
次は、昼食を食べた場所を聞かれたときの返答です。答える側は公園で食べたものとします。誤文として示す返答は、英語の表現自体ではなく、質問との対応が間違っています。
Where did you eat lunch?
日本語訳:「どこで昼食を食べましたか。」
× At noon.
日本語訳:「正午にです。」
違い:where は場所を尋ねているので、時を表す返答では聞かれた情報が埋まりません。
○ In the park.
日本語訳:「公園でです。」
日本語に訳せた後、「正午」と「公園」のどちらも昼食に関係するからと迷うことがあります。その場合は、いったん質問を「昼食の場所はどこですか」と言い換えます。何についての質問かを短く言うと、不要な情報から離れられます。図3のように、候補の情報を分類してから、質問と同じ種類のものを結びましょう。

図3では、場所の候補へ向かう線だけを質問につないでいます。時の候補を選ばないのは、時刻が事実と違うからではありません。質問が求めている情報とは種類が違うからです。この区別は、内容一致の選択肢を検討するときにも使えます。
2 Yes の後ろをいつも同じ形にしてしまう
次は、朝食をもう食べたかという質問に、食べたと答える場面です。返答の最初だけを見ると肯定だとわかりますが、質問と返答の動詞も照合する必要があります。
Did you eat breakfast?
日本語訳:「朝食を食べましたか。」
× Yes, I am.
日本語訳:意図した意味は「はい、食べました」です。
違い:Did で尋ねた過去の行動を受けるので、返答には am ではなく did を使います。
○ Yes, I did.
日本語訳:「はい、食べました。」
直すときは、長い答えを無理に組み立てる前に、質問の Did と返答の did を対応させます。肯定なのか否定なのか、誰についてなのか、どの動詞の形を受けるのかという順で見ると、Yes だけで正解だと判断するのを防げます。動詞に迷ったら、準備ができたかを尋ねる質問と、食べたかを尋ねる質問を並べ、何を確認しているのかを読み直しましょう。
3 相手を示す語を最後まで書かずに終えてしまう
次は、誰と昼食を作るのかを尋ねる質問です。自分の兄弟と作ると、主語と動詞を含む文で答えるものとします。
Who will you cook lunch with?
日本語訳:「誰と昼食を作る予定ですか。」
× I will cook lunch with my.
日本語訳:意図した意味は「私は兄弟と昼食を作る予定です」です。
違い:my は「私の」という意味なので、後ろに相手を示す brother が必要です。
○ I will cook lunch with my brother.
日本語訳:「私は兄弟と昼食を作る予定です。」
質問にある with を見つけても、その後ろに誰を置くかまで確認しないと答えは完成しません。質問の最後にあった語だからと文をそこで切らず、答えでは「誰と」のまとまりを作ります。この場面なら短く With my brother. と返すこともできますが、主語と動詞を含むという条件があるので、上の文の形で書きます。「内容が伝わる」と「条件を満たす」の両方を見ましょう。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。中学生コースのご説明/お問い合わせ
練習問題
ここからは、自分で質問と答えの対応を確認します。英文を読んだら、まず余白に「場所」「理由」「事実の確認」などの短いメモを置き、その後に答えを書いてみてください。選択した語だけでなく、どの質問を受けたかも説明できれば、同じ話題の別の問題にも対応しやすくなります。
練習1 空所補充
返答に合う疑問詞を What / Where / Why から選びましょう。
( ) is your notebook? / On the chair.
日本語訳:「あなたのノートはどこにありますか。」「椅子の上です。」
椅子という単語だけで選ばず、「椅子の上」が何の情報を示しているかを考えます。ノートの種類や持ち主を尋ねているわけではありません。
練習2 並べ替え
次の質問に対し、自転車で行くと答えます。語群をすべて使い、文頭の語を大文字にして1文にしましょう。
How do you get to the park?
日本語訳:「どうやってその公園へ行きますか。」
語群:by / I / there / bike / go
日本語訳:「私は自転車でそこへ行きます。」
there は前の質問に出た公園を指します。「公園」という名詞をもう一度使わなくても、同じ行き先について話していると理解できます。
練習3 和文英訳
次の質問に、エマが自分について「いいえ、できません」と答えます。No で始まる短い返答を書きましょう。
Can you swim, Emma?
日本語訳:「エマ、泳げますか。」
名前を呼んで話しかけているので、質問の you はエマです。答えるエマの立場から、誰を表す語が必要かを考えましょう。
練習4 空所補充
例題4の会話に戻り、エマが持参すると申し出た食べ物を、会話中の1語で補ってください。トムが持ち物として挙げたものと区別します。
What food will Emma bring for them? / She will bring some ( ).
日本語訳:「エマは2人のためにどんな食べ物を持っていきますか。」「サンドイッチを持っていきます。」
what の後ろの food まで読むと、探す範囲が食べ物に絞れます。また、誰が持ってくるものを尋ねているのかも確認してから、会話の該当箇所を探しましょう。
答えと解説
練習1の答え:Where
椅子の上という位置を受けるので、場所を尋ねる語を選びます。完成した質問は Where is your notebook? です。日本語訳は「あなたのノートはどこにありますか」です。疑問詞を入れた後で、質問と返答を続けて読み、自然につながるかを確かめましょう。
練習2の答え:I go there by bike.
日本語訳:「私は自転車でそこへ行きます。」主語 I の後に go を置き、行き先を there、方法を by bike で示します。there の前には to を加えません。語群の5語を1回ずつ使い、聞かれた方法が最後まで含まれていれば完成です。
練習3の答え:No, I can’t.
日本語訳:「いいえ、泳げません。」エマ自身の返答なので I を使い、Can に対応する can’t で否定します。No, I cannot. も正しい答えです。日本語訳はいずれも同じです。名前が質問に出ていることだけを理由に she を選ぶと、エマが別の人について話しているようになるので注意しましょう。
練習4の答え:sandwiches
完成した返答は She will bring some sandwiches. です。日本語訳は「彼女はサンドイッチをいくつか持っていきます」です。最後のエマの発言が根拠で、トムが先に挙げた水や帽子をそのまま選ぶことはできません。質問には food と Emma の2つの絞り込みがあるため、情報の種類と話し手の両方が合うものを探します。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
次の単元で to や ing を含む表現を読むときにも、質問が行動の内容を求めているか、理由を求めているかを確認する手順が役立ちます。例えば例題4の「鳥を見たい」という内容をひとかたまりで捉えられると、理由の返答のどこを残せばよいかが見えてきます。文の長さが増えても、質問に必要な情報を選ぶ軸は変わりません。
家庭では、5分でできる確かめ方を2つ試せます。1つ目は、例題1の会話を2人の役に分けて声に出し、短い返答の直前で止める方法です。続きを見る前に「次は時の答え」「次は場所の答え」と日本語で予想します。保護者の方がお子さまと確かめる場合も、まず英語の正確な言い方より、何を答える番なのかを聞くと、迷った箇所をつかみやすくなります。
2つ目は、短い返答の情報を入れ替える方法です。会う時刻を4時から5時に、移動方法を自転車からバスに変えて言ってみます。質問が同じでも、返答のどの部分だけを変えればよいかを考えましょう。1回で多くを直すより、時刻なら時刻だけを変えると、質問との関係を保ったまま練習できます。
個別指導では、答えを選び間違えた箇所から、疑問詞の意味、質問の残りの内容、話し手の順に戻って確かめます。省略された返答がわからない場合は、直前の質問から主語と動詞を補えるところまで戻り、短い形でも同じ内容が伝わることを確認します。
まとめ
会話の空所に答えを書くとき、候補が本文に出ているというだけでは根拠が足りません。場所を聞かれたなら場所を、理由を聞かれたなら理由を返し、その情報が誰のものかも合わせて読む必要があります。
迷ったときには、選択肢を何度も見比べる前に、質問を「何を知りたい文か」という短い日本語に戻してみましょう。そこから返答へ引いた線が、答えを選ぶ理由になります。正しい返答を決めるのは、見覚えのある単語ではなく、質問で空いている情報です。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




