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英検準2級の英作文の見直し—時制・数・つなぎの言葉|武蔵野個別指導塾
英作文を書き終えた後に、時制・単数複数・つなぎの言葉を確かめる順番を紹介します。訂正練習と語数つきの解答例で、自分の英文を直す手順が身につきます。

英検準2級の英作文の見直し—時制・数・つなぎの言葉
よくあるのは、学校の自習室で英作文を書き終え、最初から最後まで目を通したものの、直す場所が見つからず、そのままノートを閉じるという場面です。翌日になって指摘されると、yesterday のある文に現在形を使っていたり、two の後の名詞に s がなかったりします。本人は見直していなかったわけではありません。「全体をもう一度読む」という作業の中で、何を探すのかが決まっていなかったのです。
英検準2級の英作文では、考えを英語にすることと、できた英文を点検することを分けて練習してください。書いている最中は、次の理由や使いたい単語が気になります。そこで書き終わった後は、伝えたい内容を増やす時間から、すでに書いた内容と英語の形が合っているかを調べる時間に切り替えます。難しい表現に置き換えることだけが推敲ではありません。過去の経験を過去形にそろえ、複数のものを複数形で示す修正も、読み手の理解を支える大切な作業です。
見直す順番は、問いへの答え、時制、数、つなぎの言葉とします。最後に語数と書き落としを確かめます。最初から全部を同時に探す必要はありません。自分が何を根拠に直したかを説明できる形にすれば、添削を受けた後も、一人で同じ点検を再現できます。ここでは、書き直す場所だけでなく、直さずに残す場所の判断まで練習します。
文法より先に、課題への答えを確かめます
2つの課題で見直す内容が違います
英検準2級の目安は高校中級程度です。一次試験では、リーディングとライティングに合わせて80分が設けられています。ライティングは、Eメールへの返信と、質問に対して自分の意見を書く英作文がそれぞれ1問です。英作文だけに80分を使えるわけではないため、練習の段階から、書き終えた後に点検する時間を含めて取り組みます。
2026年度第2回の問題冊子では、Eメールの返信は40〜50語が目安で、下線部の特徴を問う具体的な質問を2つ入れます。意見論述は50〜60語が目安で、意見とその理由を2つ書きます。見直しの最初に、Eメールなら質問の数と対象、意見論述なら立場と理由の数を確認してください。文法が整っていても、聞くべき対象がずれていたり、自分の立場が読み取れなかったりすれば、課題に応じた文章にはなりません。
意見論述で「友達と勉強するとよい」と書いた後に、「友達といると楽しい」「友達といると気分がよい」と続けると、2つの理由の違いが伝わりにくくなります。文を数えるだけでなく、それぞれの理由を短い日本語で言い直してください。「わからない問題を相談できる」「決めた時間に勉強を始めやすい」なら、支えている内容が異なります。これは理由を選ぶための練習上の観点であり、公式の採点点数を推定するための方法ではありません。
Eメールでは疑問符を2つ見つけて終わりにしません。何について尋ねるのかを、それぞれの質問の横に日本語で書きます。ある施設の特徴が対象なら、「どんな設備があるか」「何時に開くか」のように対象とのつながりを確かめます。単に相手の予定だけを聞いてしまった場合は、英語として自然でも、求められた質問になっているかを再検討します。
添削の効果と、自分で直す練習を区別します
英作文の添削をどう見直しに生かすかを考える際には、正しい形を示すか、誤りの場所を示すか、説明を添えるかという方法の違いだけに注目しないことが大切です。訂正に関する研究を統合すると、これらの方法による効果の差は小さく、訂正全体では中程度の効果が長期にわたって認められています(Brownほか・2023)。対象は52研究を統合したベイズ的メタ分析であり、その結果から日本の準2級受験者一人ひとりの伸びや、特定の見直し順の優位性までは判断できません。
時制や単数複数を直す練習では、本人が今どこまで英語を使えるかにも目を向けます。文法の正確さに対する訂正の効果を比較したメタ分析では、効果の大きさを左右する要因として習熟度が最も強く表れました。訂正による改善は全体で中程度で、正しい形を直接示す方法ではやや大きいという結果でした(Lim・Renandya・2020)。対象は35研究であり、学習者の習熟度によって結果が変わるため、全員に同じ量と方法の訂正を当てはめる根拠にはなりません。
この2つの研究から、赤字を多く入れるほどよい、あるいは間違いの場所だけ示せば全員が直せる、と決めることはできません。ここで提案するのは、訂正を受けた英文を材料に、自分が使える点検手順を作ることです。答えの英文を見せてもらう必要がある段階と、時間を表す語に印をつければ自分で直せる段階を区別します。研究が示す訂正の効果を、独力での見直しにそのまま置き換えず、本人ができたことを確認しながら進めます。
また、書き直した答案が正しくなったことと、次の作文でも正しく書けることは別に確かめます。同じ文を見ながら写せた場合は、修正の完了として記録します。後日、別の話題で同じ形を使えた場合は、使い直せたこととして記録します。この区別があれば、添削後のきれいな答案だけで安心せず、次に練習すべき部分を選べます。

時制・数・つなぎを別々に点検します
最初の1分で、内容の骨組みを読みます
家庭学習では、まず1分を使って課題と答案を照合してください。これは練習用の時間設定で、試験の公式な配分ではありません。意見論述なら意見に線を引き、理由に1と2をつけます。Eメールなら質問を囲み、それぞれが下線部のどんな特徴を尋ねているかを書きます。線を引けない部分があれば、文法より先にそこを補います。
この時点では単語を難しくしません。たとえば「安い」という理由しか書けていないなら、どんな支出を減らせるのかを短く補います。一方、具体例が長くなって意見が見えなくなっていたら、中心となる文を残して整理します。内容の追加や削除が終わってから文法を見ると、後で削る文の細部を長く直さずに済みます。
次の1分では、いつの話かを動詞と結びつけます
時制の点検では、yesterday、last Sunday、every week、next month のような時間を表す部分に印をつけます。その後で、その時間の出来事を述べている動詞を探してください。隣にある単語だけを見るのではなく、どの文の出来事についての表現なのかを確かめます。
訂正練習1では、「昨日、兄と公園を訪れました」という意味になるように、次の文を直してください。
I visit the park with my brother yesterday.
修正後は次のようになります。
I visited the park with my brother yesterday.
yesterday が示す過去の出来事なので、visit を visited にします。自分で確かめるときは「いつの話ですか」「その出来事を表す動詞はどれですか」と2段階で答えます。過去を表す語を見つけただけで、段落中の動詞をすべて過去形にするのは避けてください。
訂正練習2では、習慣と過去の出来事を分けます。
I usually walk to school. Yesterday, I took the bus.
この2文は直さずに残します。普段の習慣は現在形、昨日の出来事は過去形です。見直しは、違う形を見つけて機械的にそろえる作業ではありません。「いつも」と「昨日」が違うので時制も違う、と説明できれば確認は完了です。意見論述に自分の経験を添える場合も、一般的な意見と過去の経験が同じ時制である必要はありません。
訂正練習3では、助動詞の後を見ます。「来週の日曜日に、その博物館を訪れる予定です」という内容です。
I will visited the museum next Sunday.
修正後は次のようになります。
I will visit the museum next Sunday.
未来の話だとわかっていても、will の後を過去形にしてしまうことがあります。will を使ったら後ろは動詞の原形かを確認します。時制を決めることと、助動詞に続く形を選ぶことを、別々に点検すると整理できます。
さらに1分で、名詞の数と動詞の形を見ます
数の点検は、まず数を表す語から始めます。two や many の後ろに数えられる名詞があれば、複数形になっているかを調べます。その次に主語を囲み、現在形の文で動詞の形が主語に合っているかを見ます。「s を探す」だけでは、名詞の複数形と動詞の変化が混ざるため、何につく s なのかを言葉にしてください。
訂正練習4では、2冊の本について述べる文を直します。
My sister have two book about animals.
修正後は次のようになります。
My sister has two books about animals.
My sister は1人で、現在形の文なので have を has にします。two の後は複数の本なので books にします。1文の中で別の理由による修正が必要です。「姉が1人だから has」「本が2冊だから books」と別々に説明できるかを確認してください。
訂正練習5では、数え方そのものを考えます。
We can get many informations at the library.
修正後は次のようになります。
We can get useful information at the library.
information はここでは数えられない名詞なので、informations にはしません。many もそのまま残さず、伝えたい内容に合う useful に替えています。「たくさん」という量を必ず残したいなら a lot of information という形も使えます。数の誤りを直したときは、名詞だけでなく、その前の語まで読み直してください。
訂正練習6では、疑問文を確認します。
What kinds of books does the library has?
修正後は次のようになります。
What kinds of books does the library have?
does があるので、後ろの動詞は have にします。主語が the library だからといって、has を重ねません。Eメールの質問では、疑問詞の後に does や do があるか、その後ろの動詞がどの形かを、文の最後まで確かめます。
最後の1分で、つなぎの言葉が関係を表しているかを見ます
つなぎの言葉は、数を増やすためではなく、前後の関係を読み手に知らせるために使います。理由なら because、結果なら so、違いを示すなら but、追加なら also が候補になります。ただし、日本語の接続語を置き換えるだけではなく、前後の内容を読みます。
訂正練習7では、雨と屋内で遊んだことの関係を考えます。
It was raining, because we played games indoors.
雨を理由に屋内で遊んだという意味なら、次の形が合います。
It was raining, so we played games indoors.
元の文では、屋内で遊んだことが雨の理由のようにつながっています。「雨が降っていた。その結果、屋内で遊んだ」と口に出してから so を選びます。because を使いたい場合は、We played games indoors because it was raining. と順序を変えられます。
訂正練習8では、必要のない逆接を外します。
The library is quiet, but I can study there.
静かだから勉強できるという意図なら、次のようにします。
The library is quiet, so I can study there.
but が文法的に常に使えないわけではありません。問題は、今回伝えたい関係に合うかどうかです。「静かなのに勉強できる」と言うつもりか、「静かなので勉強できる」と言うつもりかを確認すると、単語の置き換えに理由ができます。
訂正練習9では、理由の文が途中で止まっていないかを見ます。
I like the club. Because I can make new friends.
この内容をひと続きの文として伝えるなら、次のようにします。
I like the club because I can make new friends.
because 以下が理由を説明する先につながっているかを確認します。さらに、because と so を同じ因果関係に重ねていないかも見ます。どちらか一方でつなげられる内容なら、関係が見える簡潔な形を選んでください。
完成した解答でも、点検する場所を決めます
以下の課題と英文は、練習用に新しく作成しています。英文を先に暗記せず、問いに対する内容を確認してから、時間・数・つなぎに印をつけてください。
意見論述の練習1: 学校の図書館
問い: Do you think students should use their school library more often?
自分の意見と理由を2つ含め、50〜60語を目安に答えてください。
解答例A:
I think students should use their school library more often. First, they can find useful books for their classes. These books help them understand difficult topics. Second, the library is a quiet place to study. Students can concentrate on their homework there, so they can finish it before going home.
この解答は50語です。最初の文が意見で、理由は「授業に役立つ本」と「静かな学習場所」です。can の後の find、concentrate、finish が原形になっていることを確かめます。These books は複数の本、them は生徒たちを指していることも見てください。最後の so は、集中できることと宿題を終えられることをつないでいます。
自分の答案では、理由の具体例に過去の経験を使っても構いません。ただし、この解答は一般的な利点を述べているので、途中の help だけを helped に変える理由はありません。時制を直すときは、「こちらの方が難しそうだから」という感覚ではなく、何を述べる文なのかを根拠にします。
意見論述の練習2: 家庭で料理を学ぶこと
問い: Do you think it is a good idea for students to learn to cook at home?
自分の意見と理由を2つ含め、50〜60語を目安に答えてください。
解答例B:
I think students should learn to cook at home. First, cooking helps them understand what they eat. They can choose healthy food for themselves. Second, they can help their families by making simple meals. I cooked dinner last Sunday, and my parents were happy because they had more time to rest.
この解答は51語です。一般的な利点を説明する helps と、先週の日曜日の経験を述べる cooked、were、had を分けて確認します。my parents は複数なので were です。because 以下は、保護者が喜んだ理由につながっています。
書き換え練習では、最後の経験を「先週の土曜日に昼食を作りました」という内容に変えてください。変更するのは出来事と時間の部分で、一般的な意見まで過去形にする必要はありません。書き換えた後は、元の解答の語数をそのまま使わず、自分の英文を数え直します。小さな変更でも語数が変わることがあります。
Eメールの練習: 新しい学習室
受信文:
Our town has a new study room. I went there with my sister yesterday. I want to use it again next week.
この練習では、a new study room を下線部として扱います。その学習室の特徴を尋ねる具体的な質問を2つ含めて、40〜50語を目安に返信してください。
解答例C:
Thank you for telling me about the new study room. It sounds like a useful place for students. How many desks does it have? What time does it open on Sundays? I would like to study there with you next week.
この解答は41語です。質問は机の数と日曜日の開室時刻について尋ねています。どちらも新しい学習室の特徴につながっているかを確認してください。How many の後は desks、does の後は have と open です。相手が昨日訪れたことを書いていても、自分が施設の現在の特徴を尋ねる文まで過去形にする必要はありません。
この返信では、受信文に出てきた情報を全部繰り返していません。妹や姉と訪れたという話題を長く広げる前に、必要な質問を確保します。見直しで質問を1つ消してしまった場合は、最後にもう一度数を数えてください。短くする作業によって課題の条件が失われないようにします。
直した直後と翌日で、違うことを確認します
1回の練習では、最初の答案、修正した答案、修正理由を並べて残します。修正直後の2分は、直したところだけでなく、その前後を読む時間にします。名詞を複数形に替えたために this も these にする必要が出ていないか、文を削って理由が1つになっていないかを確認します。
翌日は3分を取り、修正後の答案を伏せて、同じ文法を使う短文を3つ書きます。たとえば yesterday を含む文、two を含む文、理由を because でつなぐ文です。最初の問題と同じ単語を使わなくても構いません。答えを見て直せたのか、自分で形を選べたのかを区別します。時間は負担に応じて調整し、速さだけを目標にしないでください。
語数は、英文の単語を空白で区切って数える練習ができます。上の解答例では短縮形やハイフンで結ぶ語を使っていないため、その方法で確認できます。自分の答案では、最後に書き足した語も忘れずに数えます。語数の目安を満たすためだけに同じ意見を繰り返すのではなく、理由の説明が足りなければ補い、同じ内容が続けば整理してください。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

個別指導では、直せない理由を分けて扱います
塾で答案を見るときは、誤りの数だけで判断せず、本人がどの段階で止まるのかを確かめます。yesterday の意味がわからなければ、時制を見直す以前に語の意味を扱います。意味はわかるのに動詞を探せなければ、文の中の主語と動詞を見つける練習をします。動詞は探せても過去形を思い出せなければ、その形を練習します。同じ現在形の誤りでも、次に必要な支援は異なります。
説明の量も変えます。自力で直せる段階なら、「時間を表すところに線を引いてください」と手がかりを出します。まだ形を知らない段階なら、正しい形を示し、その場で短い別の文に使ってもらいます。答えを教えずに考えさせ続けることも、すべての文を講師が書き換えることも、本人の現在の理解を確かめずに続けません。
塾が持つのは、誤りの分類、説明の選択、練習問題の難しさの調整、次の作文での再確認です。本人が持つのは、最初の答案を残すこと、修正理由を自分の言葉で述べること、次回に見る項目を決めることです。最初から長い説明は求めません。「昨日のことだから過去形」「2冊だから books」のように、修正に直接関係する言葉で十分です。
進み具合は、「時制の誤りが減った」という印象だけでなく、何をどの支援で直したかを記録します。記録欄は「自分で発見」「印があれば修正」「説明後に修正」「次回に再確認」に分けられます。これらは試験の採点基準ではなく、授業で支援を調整するための区分です。同じ項目でも別の課題では迷うことがあるため、1回できたら終わりとはしません。
たとえば最初の答案では、過去を表す文が3つあり、そのうち2つで時制を誤ったとします。次の答案では過去を表す文が1つしかなければ、誤りが1つに減っても単純に改善したとはいえません。記録には、誤りの数とともに、その形を使う機会がどれだけあったかを残します。短い作文でも、できた場面を具体的に見られるようにします。
家庭では、英語をすべて添削する役割を保護者が負う必要はありません。お子さまに「今日はどの順番で見ましたか」「直したところを1つ説明できますか」と尋ねてください。正解を言わせるために長く問い詰めず、本人が説明できない部分は塾で扱う項目として残します。保護者が英語に不慣れでも、取り組んだことの確認と学習時間の確保は支えられます。
忙しい週には、毎回まとまった作文を書かず、前の答案から選んだ1文を直す日を設けます。一方で、短文だけが続くと課題への答え方や理由のつながりを見られないので、次の授業では全体の作文に戻します。部分練習と全体の作文をどう組み合わせるかは塾が調整し、本人には「次にどこを確かめるか」が見える形で渡します。
見直しについてよくある3つの疑問
Q1. 全部の間違いを直してから、次へ進むべきですか。
完成した英文を正しい形に整えることと、その日に自分の力で使えるようにする項目を選ぶことは分けてください。訂正箇所が多いときは、正しい形を確かめたうえで、次の練習では時制と名詞の数など、重点を絞れます。重点以外の誤りを正しいと扱うわけではありません。
正解を写すだけになっていたら、修正した文から1文選び、なぜ変えたかを説明してください。その後、語を替えて同じ形の文を書きます。説明できない項目をいくつも抱えたまま次の作文へ進むより、何がまだ難しいかを残す方が相談しやすくなります。自分で直せる範囲は、取り組みながら少しずつ広げます。
Q2. First と Second があれば、つながりは十分ですか。
順序は見えますが、理由の中身や意見との関係まで保証されるわけではありません。First の後と Second の後をそれぞれ日本語で短く言い直し、別の理由として説明できるかを確認します。また、「便利です」と述べた理由が、なぜ自分の意見を支えるのかも見てください。
つなぎの言葉を伏せて読んでも内容の関係を説明できれば、その関係に合う語を選びやすくなります。難しい接続表現に替えることを急がず、追加、理由、結果、対比のどれを表したいかを先に決めます。文を短く分けるだけで読みやすくなる場合もあり、すべての文を接続詞で結ぶ必要はありません。
Q3. 本番で時間が足りなければ、見直しは省いてよいですか。
練習では、書く時間と点検する時間を分けて測り、どちらで時間を使っているかを確かめてください。書き始めるまでに迷うなら理由選びを、書いた後に全文を書き換えているなら修正範囲の選び方を練習します。見直し時間を残せない理由によって対策が変わります。
残り時間が短い場合は、課題に必要な内容があるかを先に確認し、その後で自分に多い誤りを探します。新しい理由や難しい表現を急に追加するより、すでに書いた質問や理由が成立しているかを見ます。ただし、常に同じ秒数で足りるとは限りません。家庭で使った点検時間を記録し、自分が最後まで実行できる手順に調整してください。
次の答案に、見直す観点を1つ持っていきます
英作文の見直しは、書き終えた英文を眺めることから、根拠を探して確かめることへ変えられます。時制なら時間を表す部分と動詞、数なら数量表現と名詞、つなぎなら前後の内容の関係を見ます。その前に、課題が求める質問や理由がそろっているかを確認します。この順番を紙の端に短く書き、練習のたびに実際の答案へ使ってください。
次の学習では、今日直したところを全部覚えようとする前に、もう一度使いたい形を1つ選びます。翌日に別の文で使えたら、その形を含む作文でも確かめます。使えなければ、語の意味、文の組み立て、形の記憶のどこで止まったかに戻ります。答案がきれいになったという見た目だけでなく、本人が判断できる部分を増やすことを目指します。
英作文の見直しでは、時制・数・つなぎを直した理由を本人が説明できたところに「自分で直せた」という丸をつけます。
参考文献
- 日本英語検定協会「準2級」(取得日: 2026-10-14)。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/
- 日本英語検定協会「準2級の試験内容」(取得日: 2026-10-14)。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/solutions.html
- 日本英語検定協会「2026年度第2回 一次試験 問題冊子 準2級」(2026、取得日: 2026-10-14)。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2026-2-1ji_p2kyu.pdf
- Brownほか・2023。Language Teaching Research。英作文への訂正フィードバックに関するベイズ的メタ分析(52研究)。https://consensus.app/papers/details/eb6b8dc2c02d5671a136fee6971ff1d3/
- Lim・Renandya・2020。書いた英文への訂正と文法の正確さに関するメタ分析(35研究)。https://consensus.app/papers/details/866c5fde73635e3cae1a001589b62a1d/
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