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英検準2級のライティング: 意見論述の型と理由の選び方|武蔵野個別指導塾
意見論述で理由が重なる悩みを、問いの読み取りと理由の分け方から解消します。50〜60語の解答例3題を通じて、構成・英文・語数を順に確かめる練習手順がわかります。

英検準2級のライティング: 意見論述の型と理由の選び方
よくあるのは、塾の机に広げた作文用紙に First, と Second, だけが残り、その先で鉛筆が止まっているという場面です。本人は書き出しを覚えていますし、質問に賛成か反対かも決まっています。それでも「便利だから」の次に「役に立つから」と書いて、同じ理由を繰り返しているような気がして消してしまいます。ここで必要なのは、さらに立派な書き出しを覚えることではありません。何が誰にとってよくなるのかを分け、手持ちの英語で説明できる理由を選ぶことです。
英検準2級の意見論述では、頭の中の日本語を全部英語にしようとすると、途中で使えない単語に出会います。反対に、覚えた英文だけを並べると、質問に答えているかが曖昧になります。問いを読み、立場を決め、別々の理由を置き、それぞれに短い説明を添えるという順番を持つと、どこで困っているのかを自分でも確かめやすくなります。
この記事では、完成文を丸ごと覚える前にできる練習から進めます。理由の候補を選ぶ方法、短い英文をつなぐ方法、書いた後に自分で確かめる方法を、3つの身近な話題で扱います。保護者の方も、難しい文法用語で添削する必要はありません。お子さまが「この質問に、どんな理由で答えたのか」を説明できるかを見るところから、学習を支えられます。
意見論述では、何をそろえて書くのでしょうか
意見と理由2つを、50〜60語で伝えます
日本英語検定協会は準2級の目安を高校中級程度とし、日常的な話題について、情報や自分の考えを基本的な語句で伝える力を示しています(日本英語検定協会・2026)。意見論述でも、背伸びをした社会評論より、問いに対する答えが伝わる基本的な英文をまず目指しましょう。「難しいことを考えられないから書けない」と決めつけず、学校や家庭で起こる変化に目を向けてください。
2026年度第2回の問題冊子では、英作文は QUESTION について意見と理由を2つ書く課題で、語数の目安は50〜60語です。また、ライティングには英作文1問に加えてEメールの返信1問があります(日本英語検定協会・2026)。この2つは別の課題です。意見論述の練習をするときは、相手への挨拶や質問を足すのではなく、自分の立場とその根拠を中心に組み立てます。受験時は、その問題の指示文を読んでから書き始めてください。
リーディングとライティングを合わせた試験時間は80分です(日本英語検定協会・2026)。意見論述だけに80分使えるわけではありません。ただし、練習を始めた段階から急いで全文を書かせる必要もありません。最初は理由を分けることに時間を使い、慣れたら構想、執筆、見直しを区切ります。後で示す練習時間は学習のための提案であり、公式に決められた意見論述の解答時間ではありません。
接続語が2つあっても、理由が2つとは限りません
「便利です」と「生活が楽になります」は、そのままでは何が違うのかが見えにくい組み合わせです。まず「便利」を、時間、お金、健康、学ぶ内容、人との関わりなどに分けてみます。たとえば同じ活動について、「移動の時間を減らせます」と「友達から違う考えを聞けます」なら、説明の向かう先が分かれます。この分類は理由を探すための補助であって、どの問題にも必ず使う語の一覧ではありません。
理由の重複を確かめるには、First, と Second, を隠し、残った2つの内容だけを日本語で短く言ってみてください。「楽しい」と「楽しめる」になったら、言葉を変えただけかもしれません。「気分転換」と「友達との協力」なら違いを説明できます。次に、それぞれが本当に質問への答えを支えているかを見ます。学校で行う活動について聞かれているのに、休日の旅行の利点だけを書いていれば、理由自体が正しくても問いとのつながりを直す必要があります。
また、理由と具体的な説明は別の役割を持ちます。「友達と協力できます」が理由なら、「難しい宿題で助け合えます」はその中身を伝える説明です。この2つを別々の理由として数えると、残りの論点がなくなります。下書きでは、理由の下にその説明を置いてください。上下の関係にしておくと、横に並べるべき2つの理由と混同しにくくなります。
書き直しの研究から、練習の順番を考えます
英作文への訂正について、Brownほかは中程度の効果が長期に持続し、直接の訂正、間接的な指摘、解説を添えた方法の差は小さいとまとめています(Brownほか・2023)。対象は52研究をまとめたベイズ的メタ分析であり、ここから準2級の特定の作文形式で同じ効果が出るとまではいえません。練習では、赤字の多さより、指摘を受けて本人が何を直せたかを見る材料として受け止めます。
Limほかの35研究のメタ分析でも、書いた英文への訂正は文法の正確さを中程度に高め、直接の訂正の効果がやや大きく、習熟度が最も強い調整要因とされています(Lim・Renandya・2020)。対象は複数の研究を統合した集団であり、特定の国や年齢の準2級受験者全員に同じ直し方が最適だと示す結果ではありません。このため、まだ動詞の形を選べない人には正しい形を示し、自分で選べる人には該当箇所を示して考えてもらう、という使い分けを練習案として提案します。
内容の見直しには、読み手からの指摘も使えます。Vuoganほかは、仲間からの指摘が作文の改善に役立ち、書き直しや内容面で効果が見られるとまとめています(Vuogan・Li・2022)。対象は26研究のメタ分析であり、家庭で保護者が一言尋ねることにも同じ効果があると直接示した研究ではありません。記事で扱う「2つの理由はどう違いますか」という問いは、この結果を参考にした練習の工夫です。研究が示した効果と、個々の学習者への具体的な教え方を混同せずに使います。

理由を選び、英文にするまでの練習
まず質問の対象と行動を押さえます
最初の練習問題は、Do you think it is a good idea for students to bring lunch from home? です。意味は「生徒が家から昼食を持ってくるのはよい考えだと思いますか」です。この記事の練習用に作成した問いなので、自分で選んだ理由が解答例と一致する必要はありません。立場と理由のつながりを確かめてください。
はじめの2分は英文を書かず、students と bring lunch from home に印を付けます。誰の、どんな行動について聞かれているかを見失わないためです。次に賛成側と反対側の理由を日本語で短く出します。賛成なら「昼食を買う出費を抑えられる」「好みや必要に合わせた食事を選べる」、反対なら「朝の準備に時間がかかる」「持ち運びが負担になる」などが候補になります。
そのうえで、今の自分が英語で説明できる理由を2つ持つ側を選びます。社会全体で必ず正しいと証明する必要はありませんが、意味のわからない理由を借りるのは避けます。自分の言葉で説明できる範囲の立場を決めましょう。候補の段階で「経済的負担を軽減する」と書いたら、英文にする前に「お金を節約できる」と言い換えます。ここで save money が使えるとわかれば、長い日本語に引きずられずに書き始められます。
型には文の役割を入れます
練習の型は「意見、理由1、その説明、理由2、その説明」とします。I think … で立場を示し、First, … と Second, … の後に別々の理由を置きます。説明には、理由によってできることや、実際の行動を書きます。これは組み立てを学ぶための型であり、公式に決められた文数ではありません。結論をもう1度書くかどうかも、理由と説明が十分に入っているかを見て判断します。
短い例文で役割を比べてください。Students can save money. は理由です。They do not need to buy lunch every day. は、お金を節約できる仕組みの説明です。一方、It is good. だけでは、何がよいのかを読み手が補う必要があります。この文を足して語数を増やすより、具体的な行動を1つ示す方が、自分の考えを説明できます。
英文は1文ごとに主語と動詞を確かめます。Students can choose healthy food. なら、誰が何をできるかがそろっています。can の後は choose とし、chooses にはしません。まずこの長さで正しく書き、必要に応じて for lunch などを添えます。最初から関係詞や長い修飾を重ねることを目標にしないでください。短い文が続いても、意見と理由の関係が伝わることを優先します。
練習問題1: 家から昼食を持ってくること
前の問いに賛成する解答例は次のとおりです。
I think it is a good idea for students to bring lunch from home. First, they can save money because they do not need to buy lunch every day. Second, they can choose healthy food they like. For example, they can put their favorite vegetables and some fruit in their lunch boxes.
理由1は費用、理由2は食事の選び方です。最後の野菜や果物の文は、理由2を支える具体的な説明です。「お金を節約できる」と「昼食を買わなくてよい」を理由1と理由2に分けていない点を見てください。この2つは、1つの理由とその説明として because でつながっています。
4分の練習では、解答例を隠し、日本語のメモだけを見て最初の理由まで書きます。次の4分で2つ目の理由と説明を書きます。最後の2分は、I think の後が問いへの答えになっているか、2つの理由が費用と食事に分かれているか、they が students を指しているかを確かめます。全文を思い出せない場合も、同じ文に戻す必要はありません。自分で書いた別の英文で意味が伝われば、まず残して見直します。
家から持参する昼食が常に安くなる、常に健康的になると一般化する必要もありません。can を使った文は、持参によって可能になることを述べています。英作文のために「全員が必ず」と話を大きくせず、自分の理由が無理なく説明できる範囲に収めてください。
練習問題2: 紙の本を読むこと
2つ目の問いは、Do you think students should read paper books in their free time? です。「生徒は自由な時間に紙の本を読むべきだと思いますか」という問いに答えます。まず3分で理由の候補を3つ書き、そのうち2つを選びます。「新しい知識を得られる」「新しいことを知れる」「画面から離れられる」と出たら、最初の2つは近いのでまとめます。
I think students should read paper books in their free time. First, they can learn about many different places and people. This knowledge may help them understand the world better. Second, reading paper books gives them a break from screens. They can enjoy a story without looking at a phone or a computer.
ここでは、知識が増えることと画面から離れることを分けています。This knowledge は直前の places and people について学んだ内容を受けています。This を使ったときは、その語が何を指すかを指で示してみてください。示す場所が決まらないなら、指す内容を具体的な名詞で書き直す方が伝わりやすくなります。
紙の本に関する問いなので、読む利点だけでなく、紙という条件にも目を向けます。理由2は paper books と screens の違いを説明しています。ただし、この練習文は健康への医学的な効果を主張しているわけではありません。「画面を見ない時間を持てる」という行動上の違いを理由にしています。自分の作文でも、説明できる事実と、大きすぎる効果の断定を分けてください。
次の6分で英文を書き、最後の3分で「知識」と「画面から離れる時間」に関係する箇所を別々に囲みます。一方に説明がなく、もう一方だけ長くなっていたら、短い方に行動や内容を1つ足します。I think students should … の後では read と動詞の原形を使うことも確かめましょう。
練習問題3: 放課後にグループで勉強すること
3つ目の問いは、Do you think it is better for students to study in groups after school? です。「生徒が放課後にグループで勉強する方がよいと思いますか」と尋ねています。ここでは反対の立場を選びます。自分は友達と勉強するのが好きでも、1人で勉強する利点を説明できれば、別の立場で組み立てる練習になります。
I do not think it is better for students to study in groups after school. First, they may spend too much time talking with friends instead of studying. Second, students need different kinds of practice. When they study alone, they can choose their own tasks and spend more time on difficult subjects.
理由1は勉強から話がそれる可能性、理由2は必要な練習が人によって違うことです。反対の意見でも、グループ学習は必ず失敗すると書く必要はありません。may spend として可能性を述べ、1人ならできることを説明しています。問いの better に対して、study alone という比較先が文中で伝わる点も確かめます。
この練習は、構想2分、執筆7分、見直し3分で取り組んでみてください。まず日本語で「話しすぎること」と「必要な課題の違い」を別の欄に置きます。英文を書いたら、最初の do not を隠さずに読み直し、後の2つの理由が反対意見を支えているかを見ます。賛成用の文を思い出して途中から「友達が助けてくれます」と書いたなら、立場が途中で変わっていないか確かめる必要があります。
3つの練習に示した時間は、取り組み方の区切りです。時間を超えたときは失敗とせず、理由を考える段階と英文にする段階のどちらで止まったかを記録します。理由の候補が出ない人と、理由はあるのに動詞が出ない人とでは、次に練習する内容が違います。
語数を整えるときは、説明の不足から直します
全文を書いたら、練習では語を1つずつ数えます。上の解答例は、短縮形やハイフンでつないだ語を使わずに作成しています。空白で区切って数えると、昼食の解答は52語、紙の本は53語、グループ学習は52語です。いずれも50〜60語の目安に収まっています。語数を数える習慣は大切ですが、数字が範囲内に入った時点で見直しを終えないでください。
短いときは、まず2つの理由に説明があるかを確かめます。たとえば They can learn many things. だけなら、何を学べるのかを places and people のように具体化できます。長すぎるときは、意見を何度も言い直していないか、同じ具体例を2つ並べていないかを見ます。必要な主語や動詞を削るのではなく、重なった内容から減らします。very や really を足し続ける調整では、説明の不足は解消しません。
練習ノートには、初稿と書き直した文を両方残します。「理由が重なっていたので食事の話に変えました」「具体的な名詞を入れました」のように、変更の目的も短く書きます。語数だけを記録するより、自分が何を直せるようになったかを後で確かめやすくなります。
3回の読み直しで、見るものを変えます
1回目は内容だけを読みます。問いへの答えを1か所、理由を2か所に分けて印を付けます。それぞれの理由を日本語の短い言葉に戻し、違いがあるか確かめてください。2回目は英文を読み、各文の主語と動詞、can や should の後の形、students と they の対応を見ます。3回目は語数と綴りを確かめます。すべてを一度に見るより、自分が何を調べたかを残せます。
翌日の練習では、前の完成文を読む前に、同じ問いについて理由を2つだけ書いてみます。その後で前日のメモと比べ、違う理由を選んでも筋が通っているかを確かめます。さらに別の日には立場を逆にして、理由だけ考えます。この練習の狙いは、特定の完成文を再現することより、問いに合わせて理由を選べるかを確かめることです。途中で英文が出なければ、使えなかった動詞を記録し、次の短文練習で扱います。
個別指導では、止まった場所に合わせて支えます
意見論述の添削では、完成した英文の誤りだけを見ても、次の課題が決まらない場合があります。白紙が多い人は、単語が足りないとは限りません。問いの意味を取り違えたのか、理由が浮かばなかったのか、日本語の理由を長くしすぎたのかを順に確かめます。個別指導では、本人が書き始める前に用意したメモも見せてもらい、どこまでは自分でできていたかを起点にします。
よくあるのは、授業の終わりにノートを見返すと、先生の直した英文は整っているのに、本人が「どうしてこの理由になったのか」を説明できないという場面です。この状態では、次の問いでまた手が止まる可能性があります。そこで、訂正の前に「この文で何を伝えたかったですか」と尋ね、本人の意図を確かめます。内容が通っていれば、理由そのものを講師の好みに取り替える必要はありません。
塾が担うのは、問いとのずれ、理由の重複、説明の不足、英文の誤りを見分け、次に直す点を絞ることです。たとえば2つの理由がともに「時間の節約」なら、接続語の訂正より先に内容を整理します。理由が分かれているのに can の後だけ誤っているなら、その文法を扱います。1つの作文ですべてを説明し尽くすより、本人が修正を行い、別の短文でも使えるか確かめるところまで進めます。
講師が正しい文を示す場合も、清書だけで終えません。訂正文を見ながら意味を確かめた後、いったん隠し、本人の言葉で短く書き直してもらいます。自力で直せる段階なら、動詞のある箇所だけ示して考えてもらいます。どちらの方法でも、本人が説明できない高度な表現を完成稿に大量に入れると、自力で書ける範囲が見えにくくなります。授業で整えた文と、自分だけで書けた文を区別して残します。
本人が持つ役割は、理由を選び、最初の英文を書き、指摘の後に変更点を確かめることです。家庭には、完成稿の英文を代わりに作ることではなく、短い練習時間を確保し、取り組んだノートを残す支え方を提案します。保護者の方が英語に不安を感じる場合も、「理由1と理由2はどう違いますか」と日本語で尋ねられます。お子さまが自分で選んだ理由を話している間は、すぐに大人のより立派な理由へ置き換えず、説明を聞いてください。
進み具合は、完成した枚数だけで判断しません。記録には日付、話題、準備に使った時間、語数、重ならない理由が2つあったか、次に直す点を残します。たとえば「理由を選ぶのに8分かかったが、今回は3分で選べた」「説明を足す箇所を自分で決められた」なら、点数がなくても変化を共有できます。ただし、家庭学習の記録を公式の得点や合格見込みに置き換えることはしません。
また、同じ話題で書けたことと、新しい問いでも書けることを分けます。昼食の文が整った後は、紙の本など別の話題で理由の選び方を確かめます。問いが変わっても、対象と行動に印を付け、理由の違いを説明できれば、手順を使えていると判断する材料になります。武蔵境で個別指導を検討する際も、添削後のきれいな文章だけでなく、次の問題で本人が何を自分でできるようになるかを確かめてください。

意見論述についてよくある質問
Q1. 難しい単語や長い文を使わないと、よい作文になりませんか
まずは、問いに答える意見と理由2つを、意味の通る英文でそろえてください。高校中級程度という目安を、すべての文に難しい構文を入れる指示と捉える必要はありません。たとえば Students can save money. は短いですが、費用に関する理由をはっきり示します。その後に仕組みの説明を添えれば、内容を広げられます。
使いたい単語があるときは、意味だけでなく、自分の文の中で正しく使えるかを確かめます。覚えた長文をそのまま入れて、誰について書いているかが途中で変わるより、自分で直せる文から組み立てましょう。ただし「簡単な文なら何を書いてもよい」ということではありません。短くても問いとずれていれば直す必要があり、語数の目安や理由の数も確かめます。
Q2. 本音では反対なのに、賛成の理由の方が英語にしやすい場合はどうしますか
練習では両方の理由を出し、意味を理解して説明できる側で1本を書いてみてください。問いに答える立場を決め、その立場を支える理由がそろっていることが大切です。考えが複雑な場合も、短い文章の中に賛成と反対の事情を全部詰め込もうとせず、今回は何を主張するかを決めると整理できます。
ただし、書きやすさだけを優先して質問と関係の薄い理由を選んではいけません。「友達と楽しく過ごせる」という覚えた理由が、どの行動に対しても使えるわけではありません。賛成側で書いた後に、各理由を「この行動を勧めるのはなぜですか」という質問への答えとして読んでみます。つながらない箇所があれば、立場を変える前に理由を選び直してください。
Q3. 50〜60語に入れば、最後に結論を繰り返すだけでもよいですか
語数は確認する条件の1つであり、内容の代わりにはなりません。I think … の文を最後にほぼ同じ形で繰り返す前に、2つの理由があり、それぞれの意味が読み手に伝わるかを見てください。説明の足りない理由があるなら、その部分を具体化する方が、考えを示しやすくなります。
一方、結論を書くこと自体を避ける必要はありません。内容を整理した結果、短い結論を添える余裕があれば、全体を読んで自然かを判断します。この記事の解答例では、限られた語数を理由とその説明に使っています。文数や結びの有無を先に固定するのではなく、意見と理由2つという課題の要求から見直してください。語数が範囲内でも、同じ理由を言い換えただけになっていないかは別に確かめます。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
次の1本では、理由の違いを先に説明してください
意見論述で使う型は、文章を自動的に完成させるものではありません。自分の考えを置く場所を決め、足りない部分を見つけるために使います。次に取り組むときは、いきなり First, と書かず、問いの対象と行動を確かめてください。その後で、理由を2つ短く書き、どこが違うのかを日本語で説明します。違いが見えたら、基本的な英文で理由と説明をつなげましょう。
書き終えたら、内容、英文、語数の順で見直します。理由の重複を1つ直せた日も、動詞の形を自分で修正できた日も、ノートに変更点を残してください。白紙から完成文までの全部が一度に速くなる必要はありません。止まる場所を特定し、次の練習で扱う部分を小さくすると、何をすればよいかが具体的になります。
保護者の方に見ていただきたいのも、清書の見栄えだけではありません。お子さまが選んだ理由を自分で説明し、直した箇所を示せるかどうかです。本人が説明できない立派な英文より、本人の理由が通る短い英文を大切にします。
参考文献
- 日本英語検定協会(2026年10月14日取得)「準2級」。目安のレベル。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/
- 日本英語検定協会(2026年10月14日取得)「準2級の試験内容」。試験時間と出題形式。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/solutions.html
- 日本英語検定協会(2026)「2026年度第2回 一次試験 問題冊子 準2級」。意見論述の指示と語数の目安。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2026-2-1ji_p2kyu.pdf
- Brownほか(2023)Language Teaching Research。英作文への訂正フィードバックに関するベイズ的メタ分析、52研究。https://consensus.app/papers/details/eb6b8dc2c02d5671a136fee6971ff1d3/
- Lim・Renandya(2020)。書いた英文への訂正と文法の正確さに関するメタ分析、35研究。https://consensus.app/papers/details/866c5fde73635e3cae1a001589b62a1d/
- Vuogan・Li(2022)TESOL Quarterly。仲間からの指摘と作文の改善に関するメタ分析、26研究。https://consensus.app/papers/details/374d7b4400955cf09dd378a99e9ba165/
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