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英検準2級の会話文の空所補充―前後の流れから答えを選ぶ練習|武蔵野個別指導塾
空所の前後を読み、発言の役割と返答のつながりから選択肢を絞る手順を解説します。3つの会話問題と復習方法で、単語の一致だけに頼らない読み方を練習できます。

英検準2級の会話文の空所補充―前後の流れから答えを選ぶ練習
よくあるのは、自習用の机で会話問題を解き、「この選択肢にも図書館という単語があるから」と答えを決めたあと、最後の返答を読まずに次へ進んでしまう場面です。答え合わせで間違いを知っても、選んだ英文の意味は理解できています。そのため、何を直せばよいのかわからず、会話表現をもっと暗記するしかないと感じてしまいます。
英検準2級の会話文の空所補充では、文の意味が通ることに加えて、話し手が今何をしようとしているかを追う必要があります。予定を尋ねているのか、困っていることを伝えているのか、相手の申し出を受けているのかで、自然につながる発言は変わります。同じ話題の英文でも、相手の問いに答えていなければ会話は先へ進みません。
そこで、選択肢を見る前に「ここにはどんな役割の発言が入りそうか」を短い日本語で考え、選んだあとに空所の後の返答とつなげます。最初から英語で正解を作る必要はありません。「理由を聞く」「別の案を出す」「手伝いを頼む」といった見通しがあれば、選択肢を比べる視点ができます。
これから扱う練習は、1人で紙に印をつけながら進められます。正解の番号を覚えるだけで終わらせず、どの発言を根拠に選んだかまで残してみてください。保護者の方も、英文をすべて訳して教えるより、「次の人は、その答えを聞いて何と言っているの」と尋ねるところから支えられます。
準2級の会話問題で確かめたい2つのつながり
読む会話問題として取り組みます
日本英語検定協会は、準2級の目安を高校中級程度としています。リーディングの会話文の空所補充は5問で、印刷された4つの選択肢から答えを選びます。一次試験のリーディングとライティングの時間は合わせて80分です。会話だけにこの時間を使えるわけではないので、練習では読み方を整えたうえで、どこで時間がかかったかも確かめます。
会話文だからといって、音声を聞く問題と同じ進め方にする必要はありません。印刷された発言を前後に行き来できることを利用します。直前の発言から答えを予想し、後ろの発言でその予想を検証する読み方です。先に思いついた選択肢があっても、後ろまで読む工程は省かないようにします。
たとえば、相手が物を探しているときには、「どこに置いたか覚えていますか」「一緒に探しましょうか」「受付に聞いてみたらどうですか」など、複数の発言が自然に考えられます。しかし、続く返答が「ありがとう。あちらの机を見てもらえますか」なら、手伝いを申し出た発言がつながりやすくなります。直前の1文だけでは決めきれないことを、後ろの発言が絞ってくれます。
ただし、実生活ならありそうというだけでは十分ではありません。問題に書かれていない事情を自由に足すと、どの選択肢にも説明をつけられてしまいます。「以前そこで働いていたのかもしれません」などの想像を置かず、紙面にある発言だけで無理なく続くものを選ぶ姿勢が大切です。
単語の意味と発言の役割を分けて確かめます
つまずきは、大きく分けると語句を理解できない場合と、語句は理解できても会話の役割を取り違える場合があります。前者では、知らない動詞や表現を調べる必要があります。後者では、訳を増やすだけでなく、「この人は何を求めているのか」を捉え直します。両方を一度に語彙不足として扱うと、すでにわかる単語を何度も調べることになってしまいます。
語彙と読解の関係について、語を思い出せる知識と、見て意味がわかる知識はどちらも読解を予測し、後者がやや強いという報告があります(Laufer・Aviad-Levitzky・2017)。対象は大学生116名であり、準2級の受験者に会話の解法を教えて効果を検証した研究ではないため、特定の解き方が有効だと直接結論づけることはできません。
この知見を踏まえ、ここでの練習では、選択肢の語句を見て意味が取れるかを先に点検します。そのうえで、会話全体に合うかを別に考えます。たとえば、申し出を表す文だと理解できたのに間違えたなら、必要なのはその文の暗記だけではなく、相手が申し出を求める状況だったかの確認です。語彙と会話の流れの両方に目を向けると、復習の内容を選びやすくなります。
同じ名詞より、応答の関係を優先します
学校の話にschool、旅行の話にtravelが含まれていれば目に留まりやすいものです。しかし、同じ名詞があることは正解の証拠の1つにもならない場合があります。会話をつなぐのは、質問と答え、依頼と承諾、提案と反応、困り事と解決策などの関係です。
また、否定や時の表現を落とすと、役割が合っていても意味がずれます。「まだ終わっていません」と「もう終わりました」では、次に手伝いが必要かどうかが変わります。代名詞にも注意します。itが何を指すか、thereがどの場所かを戻って確かめることで、話題の切り替わりと、同じ話を続けている部分を区別できます。
この読み方は、選択肢の細かな文法を無視するものではありません。文法と語句の意味で内容を捉え、会話の目的で候補を絞り、前後の応答で確定する順番です。日本語に訳せたという段階から、なぜその発言がここに必要なのかを説明できる段階へ進みます。

空所の前後をつなぐ5つの手順
まず、選択肢を紙で隠して会話全体を読みます。誰が何に困っているか、どんな予定を相談しているかを一言でつかみます。場所の説明が長いときも、すべてをきれいに訳すより、相談の中心を見失わないようにします。
次に、空所の直前と直後に線を引きます。直前には「空所で受ける内容」、直後には「空所を受けた反応」があるかを確かめます。空所が最後にあり、その後の発言がない場合は、そこまでの問いや相談に答えているかを確かめます。後ろがある問題で、後ろを読む習慣をつけるのがここでの狙いです。
3つ目に、空所の役割を日本語で書きます。「提案」だけでもよいですが、慣れてきたら「雨でもできる別の案を出す」のように、会話の内容を少し加えます。役割を予想できない場合は、後ろの返答にある感謝、理由、場所、時刻などを手がかりにしてみてください。
4つ目に、選択肢を開いて比べます。最初に目についたものに決めず、4つとも意味を確認します。外す理由は「変だから」ではなく、「場所を聞いているのに理由を答えている」「終わった話なのにこれからする提案になっている」と書きます。正解を選ぶ根拠と、ほかを外す根拠を分けると、迷いの原因が見えます。
最後に、選んだ文を空所に入れて続けて読みます。前から後ろへ一度通して、相手の返答がその発言への返事になっているかを確認します。音読してもかまいませんが、音が滑らかに続くことだけで判断せず、意味の受け渡しを確かめます。この5つを、次の問題で試してください。
練習1: 予定を変える提案を見つけます
以下の会話と選択肢は、この練習のために作成しました。まずは選択肢を隠して、空所の役割を考えてください。
A: We planned to play tennis after school, but it is raining hard. B: ( ) A: Good idea. There is a table near the entrance, so we can study together.
- Why did you buy a new tennis racket?
- Shall we work on our homework at the library instead?
- How often do you practice tennis after school?
- I left my umbrella on the bus this morning.
解答は2です。空所に入る英文は次のとおりです。
Shall we work on our homework at the library instead?
Aはテニスをする予定を伝えたあと、強い雨という問題を示しています。さらに、空所の後では「よい考えです」と受け、机のある場所で一緒に勉強できると続けています。そこで、空所には勉強のできる場所を使った代案が入ると考えられます。libraryだけでなく、work on our homeworkとstudy togetherのつながりを確かめてください。
1はテニスに関係する名詞があるものの、ラケットを買った理由への答えとして「よい考えです」はつながりません。3もテニスという話題は同じですが、練習の頻度を尋ねる質問になっています。4は雨に関係する傘の話でも、勉強の提案にはなっていません。会話にある単語と近いものを探す読み方では、こうした候補を外しにくくなります。
時間の区切りは、会話を読む1分、役割を考えて選ぶ1分、解説と照合する2分にしてみます。これは家庭での練習用の区切りで、試験が定める解答時間ではありません。読む途中で終わった場合は、その箇所に印をつけてから最後まで読んでください。
自分で確かめるときは、「雨だから」だけで説明を終えず、「次に一緒に勉強する話があるから」と後ろの根拠も添えます。また、insteadは元の予定に代わる案を示しています。何に代わる案なのかを日本語で書ければ、前の発言との関係も追えています。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

練習2: 相手の行動を引き出した発言を選びます
A: I have to carry these boxes to the music room before lunch. B: They look heavy. ( ) A: Thanks. Could you take the two smaller ones?
- Did you enjoy the concert last night?
- Where did you buy those boxes?
- Would you like me to help you carry them?
- The music room was closed yesterday.
解答は3です。空所に入る英文は次のとおりです。
Would you like me to help you carry them?
Bは箱が重そうだと気づいています。Aの返答には感謝に続いて、小さいほうの2つを運んでほしいという具体的な依頼があります。Bが運搬を手伝うと申し出たと考えると、前後が自然につながります。ここでは、感謝の語だけでなく、その次の依頼まで読むことが大切です。
1のconcertは音楽室という話題に近い言葉ですが、昨夜の感想を尋ねても箱を運ぶ依頼には直接つながりません。2は箱について尋ねていますが、購入場所を聞かれた答えが運搬の依頼になると、問いへの返事が抜けます。4は昨日の音楽室の情報であり、手伝いへの感謝を生む申し出にはなっていません。
themは前に出てきたboxesを指します。また、the two smaller onesのonesも箱を指しています。ここがわからなければ、申し出を受けて何を頼んだのかがぼやけます。代名詞の横に小さく「箱」と書き、同じ物について話が続いていることを確かめてください。
この練習では、最初の2分を読むことと選ぶことに使い、続く2分で選択肢を外す理由を書きます。自分での点検は、2と3を比べると行いやすくなります。どちらも箱に関係しますが、Aの最後の発言が自然な返答になるのはどちらでしょうか。正解を見たあとでも、その違いを説明できなければ再読します。
追加の練習として、3を隠した状態で「誰が誰を手伝う申し出ですか」と日本語で答えてみます。英語で文を作らなくても、BがAを手伝うことが捉えられれば、発言の役割を確認できます。Would you likeという始まりだけを見て決めず、me to help youまで読む習慣につなげてください。
練習3: 質問の種類を後ろの答えから確かめます
A: I heard that you joined the cooking club this month. B: Yes. I wanted to learn how to make meals for my family. A: ( ) B: Every Wednesday, in the room next to the cafeteria.
- How often do you meet, and where do you cook?
- Why does your family like cooking?
- What did you make for dinner yesterday?
- Who taught you to use a knife?
解答は1です。空所に入る英文は次のとおりです。
How often do you meet, and where do you cook?
最後の発言には「毎週水曜日」という定期的な活動の情報と、「食堂の隣の部屋」という場所の情報があります。したがって、空所には活動の頻度と場所を尋ねる質問が入ると考えられます。1にはhow oftenとwhereの2つがあり、返答の両方を受け止められます。
2は料理を好む理由を聞きますが、曜日と部屋は理由になりません。3は昨日の夕食で作った物、4は教えた人を尋ねています。料理という共通の話題だけでなく、返答に必要な情報の種類を比べてください。疑問詞の違いを押さえると、全文を日本語に直さなくても比較する軸ができます。
時間の区切りは、最後の答えに印をつける30秒、会話全体と選択肢を読む1分30秒、外す理由の確認に2分としてみます。最後の答えから読み始めても、会話全体を省略しないようにします。ここでは、入ったばかりの料理クラブについて詳しく尋ねているという流れも確認します。
自己点検では、Every Wednesdayに「頻度」、in the room next to the cafeteriaに「場所」と書き、その情報を求める部分を正解の英文の中で対応させます。片方だけ合う候補があったときにも、もう片方を取りこぼしていないかを調べる練習になります。
3問が終わったら、解答を見ずに「代案」「申し出」「頻度と場所の質問」の役割をそれぞれ言えるか確かめてください。番号を思い出せるだけの状態と、前後のつながりを説明できる状態を分けて記録します。正解した問題でも、後ろの発言を見ていなければ、読み方を練習する余地があります。
復習は答えを隠し、根拠を取り出します
復習用の紙は、会話、空所の役割、判断の根拠の3つに分けると扱いやすくなります。表には会話を、裏には役割と根拠を書きます。選択肢の番号だけを裏に書くと、番号の記憶で解けてしまうので、根拠となる発言も残します。未知の語句があれば、その意味は別の小さな欄に書きます。
たとえば練習2なら、表の空所を見て「手伝いの申し出」と答え、裏で「重そうな箱」「感謝のあとの運搬の依頼」を確認します。正しい英文を暗唱できなくても、この2つを会話から取り出せることが最初の目標です。次に英文を読み、申し出を表す語順を確かめます。
間隔をあける語彙練習について、1日あけた練習が2週間後の成績に有効で、穴埋めとカードの差は小さいという報告があります(Kimほか・2023)。対象は韓国の150名であり、英単語の学習に関する結果なので、準2級の会話問題全体で同じ効果が得られるとまではいえません。
ここではこの知見を、会話の中で知らなかった語句を翌日に見直す計画に生かします。会話の判断根拠も同じ日に確かめますが、その組み合わせは家庭で実行しやすくするための練習案です。1日あければ必ず定着する、という意味ではありません。
当日は3問の根拠を整理し、翌日は解説を隠して再判断し、その後もう一度日をあけて意味と役割を確かめます。毎回すべてを書き直す必要はありません。語句が出てこなかったのか、返答を読み落としたのか、人物を取り違えたのかを短く残せば、次に取り組む内容を決められます。
計時する日は、解き終わるまでの時間と、根拠を説明できたかを分けて記録します。速く解けても説明できない場合は、短縮を目標にせず前後を読む工程を戻します。逆に、根拠は安定しているのに全訳に時間がかかる場合は、役割に関係する語句を先に拾う練習をします。時間だけを見て同じ対策を選ばないことが大切です。
個別指導では、選ぶ瞬間の読み方を確かめます
会話問題の指導で塾が持つべきなのは、正解と和訳の説明だけではありません。どの文を読み、どの時点で答えを決めたかを確かめ、つまずきに合った練習へ組み直すことです。答え合わせをする前に、選んだ根拠に線を引いてもらえば、前後を見た判断なのか、知っている単語だけを拾った判断なのかを見分けやすくなります。
たとえば練習1で3を選んだ場合、テニスという名詞に反応したのか、how oftenの意味が曖昧だったのかで対応は変わります。前者なら最後の発言とつなぐ練習、後者なら質問が求める情報を整理する練習から始めます。間違いの数が同じでも、必要な説明と宿題は同じにはしません。
よくあるのは、授業の終わりに小さな確認用紙を返すと、本人は正解した問題よりも「なぜ自分の答えではだめなのか」を聞きたがる場面です。その疑問は、読み方を整える入口になります。「これが決まり文句だから」と片づけず、相手の返事までつないで読んだときに、どこが答えになっていないのかを確かめます。
塾側は、誤答の原因を整理し、次の問題で何を確認するかを絞ります。未知の語句が多ければ、会話を解く前に必要な表現を確認します。意味は取れているなら、選択肢のない状態で役割を予想する時間を設けます。前半は読めても後半を省くなら、空所の後ろに必ず印をつけるようにします。毎回の指導が違う注意の列挙にならないよう、本人が実行できる行動を1つ決めます。
本人が持つのは、迷った場所をそのまま残すことと、復習時に答えを隠すことです。きれいなノートを完成させることを最優先にすると、どこで迷ったかが消えてしまいます。選択肢を2つまで絞って止まったなら、その2つを記録しておくほうが次の授業につながります。わからなかった語句にも、あとで消せる小さな印を残しておきます。
家庭が持つ範囲は、短い復習時間を確保し、実行できたかを見守るところまでで十分です。保護者の方がすべての英文を説明する必要はありません。お子さまが根拠を話せたら聞き、説明できない部分は塾へ持ち帰れるようにします。忙しい日には1問の後ろの返答だけを確認するなど、継続できる量に調整します。
進み具合は、正解数、根拠を説明できた問題、意味のわからなかった語句を並べて見ると伝わりやすくなります。「3問正解」でも偶然選べた部分があるかもしれませんし、「2問正解」でも残りの1問で迷った理由を説明できる場合があります。正解数と読み方の変化を一緒に記録し、次回には前回の課題が減っているかを確かめます。
会話文の空所補充についてのよくある疑問
Q1. 会話表現を全部暗記しないと解けませんか
よく使う表現を知っていると、選択肢の意味を取りやすくなります。ただし、表現を知っていることと、その会話で使えることは別です。たとえば手伝いの申し出を読めても、相手が理由を尋ねている場面でそれを選べば、問いに答えていない可能性があります。
知らなかった表現は、訳だけでなく、前後の短い発言と一緒に確認してください。「申し出に感謝し、頼む内容を伝える」といった組み合わせで整理します。すでに意味がわかる表現については、繰り返し書く量を増やすより、どんな返事が続くかを説明する練習を加えます。暗記をやめる必要はなく、理解できる語句を会話の中で使って判断する段階まで進めます。
Q2. 知らない単語が1つあったら、そこで止まるべきですか
まずは、その語が判断にどれくらい関わるかを見ます。場面を補う名詞が1つわからなくても、提案と承諾の関係は捉えられる場合があります。一方、否定や動作の意味が取れないと、選択肢の内容そのものが逆になることもあります。どんな未知語でも無視してよいわけではありません。
練習では、辞書を使う前の判断に印を残し、最後まで読んでみてください。そのあとで語句を調べ、判断が変わるかを確認します。変わった場合は、その語が何を決めていたかまで書きます。語を知らなかったことと、知っている文を読み落としたことを分けると、翌日の復習で何を優先するかがはっきりします。
Q3. 音読を繰り返せば、自然な答えが感覚でわかるようになりますか
音読は、選んだ文を会話に入れて通して読む方法の1つとして使えます。ただし、読み慣れた響きがすることを正解の根拠にするのは避けたいところです。知らない選択肢より知っている表現を選びたくなり、後ろの返答とのずれを見逃すことがあります。
音読の前に空所の役割を言い、読み終えたあとに前後のつながりを説明してみてください。声を出せない場所では、黙読で同じ確認をしてかまいません。大切なのは、提案に返事をしているのか、問いに必要な情報を返しているのかを確かめることです。音読の回数だけを記録するより、説明できた箇所を記録するほうが、次の学習内容を選びやすくなります。
次の1問では、答えと一緒に根拠を残します
会話文の空所補充で変えたいのは、難しい表現に出会ったときだけの対応ではありません。知っている語ばかりの会話でも、空所の前から予想し、後ろから確かめる読み方を続けることです。選択肢を開く前に役割を言い、選んだあとに相手の返事とつなげる。この順番を次の1問で試してください。
復習では、間違えた番号より、見落とした発言を残します。語句の意味が原因なら意味を確認し、役割の取り違えなら前後をつなぎ直します。1回で速さと正確さの両方を完成させようとせず、まずは自分が何を根拠に選んだかを説明できる状態を目指します。
武蔵境で準2級の学習を進めるご本人にも、家庭で見守る保護者の方にも、正解数に表れない小さな変化を見てほしいと思います。後ろの1文を読み直せたこと、似た選択肢を外す理由を言えたことは、次の課題を決める具体的な手がかりです。正解した会話文の空所補充も、本人が前後の発言を根拠に「なぜ」を説明できるまで確かめます。
参考文献
- 日本英語検定協会「準2級」。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/
- 日本英語検定協会「準2級の試験内容」。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/solutions.html
- Laufer・Aviad-Levitzky(2017)。Modern Language Journal。大学生116名を対象とした語彙知識と読解の研究。https://consensus.app/papers/details/aa9819cc730e5c0d991e957e8b08573c/
- Kimほか(2023)。Modern Language Journal。韓国の150名を対象とした英単語の間隔練習の研究。https://consensus.app/papers/details/043fef7f3eb85c0e8320d1755c25b1a9/
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