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中学生が英検準2級に挑むとき—学校の英語からつなぐ学習の進め方|武蔵野個別指導塾
学校の英語と準2級対策の両立には、語彙の復習、読解、英作文、聞く・話す練習を短く区切り、家庭では次に一人でできたことを記録する方法が役立ちます。

中学生が英検準2級に挑むとき—学校の英語からつなぐ学習の進め方
よくあるのは、部活動から帰って学校の英語の宿題を終え、準2級の問題を開いたところで、最初の数問から手が止まるという場面です。学校では習った文法を使えているのに、知らない単語が続きます。英文を日本語に置き換えても、選択肢を決める理由がつかめません。そこで「中学生にはまだ早いのかな」と感じることがあります。保護者も、お子さまの挑戦を応援したい気持ちと、学校の勉強が崩れないかという心配の間で迷いやすくなります。
準2級の公式な目安は「高校中級程度」です。この言葉を、今すぐ高校の学習をすべて終えなければならないという意味で受け取る必要はありません。まず調べたいのは、今ある力でどこまで進めて、どこに補助が必要なのかです。単語を知らずに止まる場合と、単語は知っているのに文のつながりが読めない場合では、次の練習が変わります。
中学生の準2級対策では、学年よりも、学習を続けられる大きさに分けることを大切にしたいと考えます。学校で習う英文を足場にしながら、読む、聞く、書く、話す活動へ少しずつ広げます。この記事では、一人で試せる短い課題と見直し方を示し、塾と家庭で何を分担するかまで整理します。受験を急ぐかどうかを決める前に、今週できる学習を具体的にしていきましょう。
「学校ではできるのに」を課題ごとに分けます
準2級では知識をいくつかの形で使います
日本英語検定協会の案内では、準2級は日常的な話題の概要を捉えたり、情報や自分の考えを基本的な語句で伝えたりする力を目安としています。難しい単語をたくさん並べることだけが目標ではありません。たとえば、活動への誘いを読み、日時や目的をつかみ、自分の意見や質問を返すような使い方が学習の方向になります。
一次試験のリーディング・ライティングは80分、リスニングは約25分です。読む問題には短文の語句空所補充、会話文の空所補充、長文の語句空所補充、Eメールや説明文の内容一致選択があります。学校の小テストで単語の意味を書けても、会話の相手が何を求めているかを判断する練習は別に必要です。また、長文を最後まで読めても、設問が尋ねる情報と本文の根拠を結びつけられなければ、選択肢で迷います。
ライティングにはEメールへの返信と意見論述があります。2026年度第2回の問題冊子では、Eメールは下線部の特徴を問う具体的な質問を2つ入れ、語数の目安は40語から50語です。意見論述は質問への意見と理由2つを書き、語数の目安は50語から60語です。どちらも英文を書く課題ですが、前者は相手の話に応じて尋ねる力、後者は立場と理由を結びつける力を使います。1つの暗記文で両方を済ませようとすると、指示から外れるおそれがあります。
リスニングは会話への応答、会話の内容一致、文の内容一致の3種類で、放送はそれぞれ1回です。二次試験は約6分の英語での面接で、音読、文章についての質問、イラストについての質問、自分の意見などを述べる質問があります。読む問題だけで学習を埋めず、短くても音声を聞く日と、自分の声で答える日をつくりたい理由はここにあります。
未習の内容と、使い慣れていない内容を区別します
中学生が問題を解くときには、まだ習っていない表現に出会うことがあります。その場合は、説明を読んで新しく学ぶ時間が必要です。一方、過去形を知っていても、作文になると現在形のまま書いてしまうことがあります。こちらは説明を増やすだけでなく、自分の文で使って直す練習が必要です。両方をまとめて「基礎が弱い」と呼ぶと、何をすればよいかが曖昧になります。
最初に問題を解いたら、間違いの横に「意味」「文の形」「話のつながり」「指示」のうち、最も近い原因を1つ書きます。すぐに決められないときは、答えの解説を読んだあとに記入します。正解した問題でも、理由を言えずに選んだものは残してください。正誤だけの記録に比べて、次に学ぶことを選びやすくなります。この分類は学習を整理するための提案で、試験の採点基準ではありません。
研究は学び方の手がかりとして使います
部活動や学校の宿題と単語学習を両立させる際には、教材の形式だけでなく復習する日にも目を向けられます。英単語を扱った研究では、穴埋めを使うかカードを使うかによる差は小さく、1日おいて練習する方法が2週間後の成績に役立ちました(Kimほか・2023)。韓国の150名を対象とした研究であり、日本の中学生が準2級に取り組んだときの効果をそのまま示すものではありません。ここから学習に取り入れるのは、カードの見栄えを整えることより、日をあけて答えを思い出す機会を用意するという考え方です。
学校で習った文法を準2級の作文でも使えるようにするには、書いたあとの訂正にも学習の時間を充てたいところです。英作文の研究をまとめた結果では、訂正による中程度の効果が長期にも残り、正しい形を直接示す方法、誤りを間接的に指摘する方法、解説を添える方法の違いによる差は小さくなっています(Brownほか・2023)。52研究をまとめたベイズ的メタ分析であり、特定の中学生に同じ効果が出ることや、準2級の合格を保証する結果ではありません。この記事では、書き終えた作文を保存するだけでなく、指摘を受けた箇所を次の文で確かめる学習を提案します。
保護者の関わり方では、親の自律性支援が成績、自律的な動機、心理的健康と正の関連を持つという報告があります(Vasquezほか・2016)。36研究のメタ分析で示された関連であり、家庭で選択肢を与えれば必ず成績が上がるという因果関係までは言えません。そのため、本人にすべて任せるという結論にはせず、選べる範囲と助けを求める場所を一緒に用意する方針につなげます。

学校の学習からつなぐ6つの練習
以下の時間は家庭学習を区切るための提案で、試験で指定された解答時間ではありません。全部を毎日行う必要はありません。最初は1日に2つまで選び、終えたあとに何ができたかを記録してください。掲載する英文は練習用に新しく作成しています。
1. 単語を「見ればわかる」から文の中で使うところまで進めます
まず5分で、最近の問題から意味が曖昧だった語を5つ選びます。数を増やしすぎず、その語を含む短い文と一緒に扱います。たとえば、borrowは物を借りる場面、returnは返す場面と結びつけます。次の文を読み、何を借り、いつ返すのかを日本語で答えてください。
I borrowed a science book from the school library. I will return it on Friday.
解答は「学校の図書館で理科の本を借り、金曜日に返します」です。最初の文が過去、次の文がこれからの予定だと説明できるかも確かめます。語の意味が言えても、この時間の違いを読めなければ、文全体に戻ります。
次の3分では英文を隠し、「借りる」「返す」を英語で思い出します。その後で、借りた物を別の物に変えて1文書きます。解答例は次のとおりです。
I borrowed a dictionary from my friend yesterday.
確認点は、borrowedの形、何を借りたか、誰から借りたかの3つです。初日にできても終わりにせず、1日あけて同じ語を確かめます。初日に間違えた語と、あとで忘れた語は分けて記録してください。前者は意味や文を理解し直し、後者は再び取り出す機会をつくります。毎回ノートを最初から写し直す必要はありません。
2. 学校で習った2文をつないで理由を表します
次は6分で、短い文をつなぐ練習です。「私は家で本を読むことが好きです」と「そこでリラックスできます」を、理由が伝わる1文にしてください。解答例は次のとおりです。
I like reading books at home because I can relax there.
becauseの前が自分の考え、後ろがその理由です。書いたら、becauseの後ろだけを隠し、自分の考えが何だったかを言います。続いて前半を隠し、後半が理由として答えになっているかを確かめます。文法が合っていても、理由が話題とつながらなければ書き直します。
もう1つ、過去の出来事を使います。「雨が降っていました」と「私たちは体育館でバスケットボールをしました」をつなぎます。
It was raining, so we played basketball in the gym.
解答例では、雨が降っていたことを受けて、体育館で活動した結果を示しています。確認するときは、wasとplayedに線を引き、どちらも過去の場面かを見ます。つなぐ語だけを丸暗記せず、前後の関係と時制を同時に確認してください。学校で扱った文に理由や結果を1つ加える練習なら、準2級対策と学校の学習をつなげられます。
3. 短い文章でも、答えの根拠まで探します
読解は8分に区切ります。最初に質問を読み、次の文から理由を探してください。質問は「なぜ庭での活動の開始時刻が変わったのですか」です。
Our school garden club usually meets at three on Tuesdays. This week, the members will meet at four because their teacher has a meeting. They will plant flowers near the school gate. Please bring a hat and some water.
最初の2分で読み、次の2分で答えと根拠を書きます。解答は「先生に会議があるためです」です。根拠はbecause their teacher has a meetingの部分です。threeやfourに目が止まっても、質問は時刻そのものを聞いていません。「何を尋ねられたか」を日本語で短く残してから本文を探すと、自分の読み違いを点検できます。
残りの4分では、別の質問を自分で作ります。「どこに花を植えますか」なら、答えは「校門の近くです」です。「何を持っていきますか」なら「帽子と水です」です。根拠になる語をそれぞれ囲みます。答えを選ぶだけで終えず、自分で質問を作ると、時刻、場所、持ち物が同じ文章の中でどう区別されているかを確認できます。
わからない語を調べるのは、最初に答えを考えたあとにします。ただし、ほとんど意味をつかめない場合は辞書を使って構いません。その場合は「辞書あり」と記録し、次に読み直す際には辞書を使わず同じ質問に答えます。補助を使った結果と、一人でできた結果を分けることが進み具合を知る手がかりになります。
4. Eメールと意見論述を別々に練習します
Eメールは12分で取り組みます。練習課題では、友人が放課後に入った新しい料理クラブについて知らせてきたと考えてください。質問の対象はその料理クラブです。返信には、クラブの特徴を問う具体的な質問を2つ入れ、40語から50語を目安にします。最初の2分で「何を作るのか」「活動はどのくらい続くのか」をメモし、次の7分で書き、最後の3分で確認します。
解答例は次のとおりです。
Your new cooking club sounds interesting. I enjoy cooking with my family, so I would like to learn more about it. What kinds of dishes do you make there? How long does each lesson last? I hope you have a great time with your friends.
この返信は45語です。料理の種類と1回の活動の長さという、クラブの具体的な特徴を質問しています。見直すときは疑問符を数えるだけでなく、2つとも相手の知らせた対象について尋ねているかを読みます。書き出しが長くなり、質問のための語数が残らない場合は、自分の説明を短くします。
意見論述は別の日に15分で練習します。課題は次の質問です。
Do you think junior high school students should read books in their free time?
最初の3分で賛成か反対かを決め、理由を2つ日本語で書きます。今回は「新しいことを知れる」「忙しい1日のあとに落ち着ける」を選びます。次の8分で英文を書き、最後の4分で意見と理由を確認します。
I think junior high school students should read books in their free time. First, they can learn about different places and people through stories. This can help them understand the world better. Second, reading is a good way to relax after a busy day. Students can enjoy a quiet time at home.
この解答は52語です。世界への理解と休息という異なる理由があり、それぞれに説明を添えています。難しい表現を加える前に、最初の文で質問に答えているか、理由が2つあるか、理由の説明が自分の意見を支えているかを確認してください。語数だけを満たすために同じ理由を言い換えて足すと、内容を整理しにくくなります。
訂正を受けたあとは、全文を何度も写す前に、直された箇所を1つ選びます。たとえばstudentsのあとで動詞の形を間違えたなら、別の内容でStudents can learn new words.と書いて確かめます。この1文は5語です。完成した解答の暗記だけで終わらせず、次の話題でも使えるかを見てください。
5. 聞けなかった理由を1つに絞ります
音声の練習には、英文を表示でき、再生し直せる学習用の音声を使います。10分のうち、最初の2分は英文を見ずに聞いて、「誰が」「何をするか」「いつ、どこで」のうち聞き取れた情報をメモします。次の3分で英文を見て、抜けた部分を探します。知っている語なのに音で捉えられなかったのか、そもそも意味を知らなかったのかを区別します。
残りの5分で、抜けた部分を含む短い範囲を聞き直し、英文を見て音読してから、再び文字を隠して聞きます。全文を何度も続けて流すより、今回はどこを確かめるかを決めて取り組みます。最初の聞き取りでは間違えていても、文字を見たら理解できた場合は、その変化も記録してください。
音声を選ぶ前の意味確認には、次の短い文を使えます。
Please meet me at the library after lunch. We need to choose a book for our project.
日本語で確かめる内容は「昼食後に図書館で会い、課題のための本を選びます」です。after lunchを「昼食前」と取り違えていないか、libraryを場所として捉えたかを確認します。この英文を黙読するだけでは聞き取りの練習になりません。実際の音声練習では、同じように行動、場所、時を分けてメモしてください。
6. 話す練習は録音を1回聞き直します
話す練習は5分でできます。次の質問に、自分の考えと理由を口頭で答えて録音します。
What do you like to do after school?
解答例は次のとおりです。
I like to play tennis after school because I enjoy practicing with my friends.
この解答は14語です。ここでは家庭練習の解答例の長さを示しており、面接の指定語数を表しているわけではありません。録音を聞いて、質問への答えが入っているか、becauseのあとに理由があるか、最後まで聞き取れる声かを確かめます。直す点は1回につき1つに絞り、もう一度録音します。
次はtennisを別の活動に変え、理由もその活動に合わせます。最初の解答を読めるだけでは、自分で答えられるかはまだわかりません。英文を伏せて話し、出てこなかった語をあとから確認してください。言い直した回数を減らすことばかりを目指さず、答えの内容が相手に伝わるかを先に見ます。
部活動と定期テストを含めて計画を組みます
中学生の予定は、毎日同じではありません。部活動が長い日と、早く帰れる日を同じ学習量にすると、できなかった日の記録ばかりが増えます。そこで、短い日、通常の日、見直す日の3種類に分けることを提案します。短い日は単語5分と口頭での1回答、通常の日は読解8分と作文の一部、見直す日は訂正した作文を書き直す時間を取ります。
定期テストの前は、学校の範囲を使って単語や文の形を確かめ、準2級の新しい課題を増やす量を抑えます。ただし、学校の勉強がそのまますべての試験対策になると考えず、テスト後にEメールや聞き取りへ戻る日を決めておきます。予定表には「英検」とだけ書くより、「料理クラブへの質問を2つ書く」のように、終わりがわかる行動を書いてください。
週末には10分で記録を見ます。ページ数ではなく、「辞書なしで根拠を探せた」「理由を2つ書けた」「文字を隠して聞き直せた」などの事実を選びます。できなかった課題は翌週に全部積み上げず、原因が似ているものを1つ選び直します。学習の遅れを罰のように増量で埋めるより、何が止まりどころだったかを見て予定を修正します。

個別指導では補う内容と家庭に持ち帰る内容を決めます
塾が担うのは、正解を示すことに加えて、お子さまがどこで判断できなくなったかを見つけることです。たとえば長文の誤答なら、本文の意味、設問の意味、選択肢との照合を分けて確かめます。未習の文法なら必要な説明を入れ、既習の内容を使い損ねたなら短い問題で使い直します。全部を「復習しておいてください」で返すと、家庭で何をすればよいかが残りません。
授業で取り上げたいのは、完成したノートだけでなく、答えを決める途中の跡です。迷った選択肢、線を引いた語、作文で消した部分があれば、それを残して持ってきてください。塾では、その跡をもとに説明が必要な点と、本人が繰り返せる点を分けます。長い解説を聞いたあとにうなずけることと、一人で解けることは別なので、説明後には内容を変えた短い課題で確認します。
作文の訂正では、指示を満たしているか、意味が伝わるか、文の形が整っているかを順に見ます。質問が1つしかないEメールなら、まず不足している質問を考えます。理由が同じ内容になっている意見論述なら、もう1つの観点を本人の言葉で探します。そのうえで、時制や複数形などの誤りを直します。赤字の量を増やすことより、次の作文で本人が気づける確認点を残すことを優先します。
本人が家庭に持ち帰る課題は、始め方と終え方を明確にします。「単語を覚える」なら、何語を、いつ答えを隠して確かめるかまで決めます。「作文を直す」なら、直す文と次に書く別の1文を指定します。本人には、わからなかった箇所へ印をつけること、予定どおりに進まなかった理由を短く残すことをお願いします。授業のためにきれいに清書して、迷った跡を消す必要はありません。
保護者には、英文の採点者になるより、学習を始められる環境と予定の確認をお願いしたいと考えます。「今日は何点だったの」と毎回尋ねる代わりに、「今日はどの課題を選んだの」「次に先生に聞くことはあるの」と聞く方法があります。選べる範囲は、単語か音声か、帰宅直後か夕食後か、といった具体的なものにします。本人の希望だけで予定が埋まらないよう、学校の提出物や休息も含めて相談します。
進み具合は、課題名、使った補助、次回一人でできたかの3点で見えるようにします。たとえば「意見論述、理由の相談あり、次回は理由2つを自力で作成」と残します。点数だけでは見えにくい変化も、こうして条件をそろえると確認しやすくなります。塾、本人、家庭が同じ記録を見れば、宿題を増やす前に、補助を減らす段階なのか、もう一度説明が必要なのかを話し合えます。
中学生の準2級についてよくある質問
Q. 中学生のうちに受けないと遅いですか
学年だけで受験の適切な時期を決める必要はありません。「高校中級程度」という目安は、個々のお子さまの準備状況まで示すものではないからです。まずは読む、聞く、書く、話す課題を少しずつ試し、説明があれば進める部分と、まだ負担の大きい部分を分けます。学校の課題と両立しながら、訂正した内容を次回に生かせるかも見たい点です。
早く受けることそのものより、受験に向けて何を学ぶかを本人が理解していることを大切にしてください。入試での扱いが気になる場合は、学校ごとに違うので各校の募集要項で確かめます。受験料、試験日、申込期間は、日本英語検定協会の最新の案内で確かめてください。
Q. 学校の英語でよい点を取っていれば準備は少なくてよいですか
学校で学んだ語彙や文法は大切な土台です。ただし、学校での得点だけでは、Eメールで質問を2つ作れるか、1回の放送で内容を捉えられるかまでは判断できません。得意な単元があるなら、そこを長く繰り返す代わりに、準2級の形式で使えるかを試します。
たとえば過去形が得意なら、学校で解いたものとは違う話題で過去の出来事を1文書きます。文の形は正しいのに、何を伝えるかで止まるなら、考えを作る練習を加えます。問題形式に慣れる時間と、英語そのものを学ぶ時間を分けると、すでにできることを生かしながら不足を補えます。
Q. 保護者が英語を教えられなくても支えられますか
支えられます。英語の正誤を判断する役割は塾などに任せ、家庭では取り組む時間、必要な道具、質問を残す方法を整えます。お子さまが止まったときに、すぐ正解を調べて渡す前に、「どこまではできたか」を聞いてみてください。答えられなければ、その箇所に印をつけて次の授業に持っていく方法もあります。
努力を認める際も、「頭がよいから大丈夫」と結果を予測するより、「昨日直した文を今日は自分で書けたね」と実際の変化を言葉にします。予定が崩れた日は、叱るか放っておくかの二択にせず、課題が多すぎたのか、始め方がわからなかったのかを確認します。本人が選ぶ余地を残しながら、助けを求められる関係を保つことが家庭でできる支援です。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
受験する学年より、次にできることを見ます
中学生が準2級に挑むときは、高校の範囲という言葉だけで先を急がず、学校で身につけた英語を何に使えるかから始めてください。単語を思い出す、理由のある文を書く、本文から根拠を探すという小さな動作を確かめると、足りないものが具体的になります。初めからすべてを一人でできる必要はありません。説明や辞書を使ってできたことを、次に補助なしで試す流れをつくります。
今週は、単語の復習と短い英作文など、続けられる課題を2つ選んでみてください。週末には、終えた量だけでなく、次に一人でできそうなことと、質問したいことを1つずつ残します。その記録があれば、受験の予定も、家庭学習の量も、お子さまの実際の取り組みに合わせて考え直せます。
武蔵境で準2級の学習を相談する際には、間違えた問題も、途中で止まった作文も、そのままお持ちください。中学生の準2級への挑戦では、部活動や定期テストのある週にも続けられ、翌週に自分で使える英語が残る学び方を大切にします。
参考文献
- 日本英語検定協会「準2級」。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/
- 日本英語検定協会「準2級の試験内容」。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/solutions.html
- 日本英語検定協会「2026年度第2回 一次試験 準2級 問題冊子」。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2026-2-1ji_p2kyu.pdf
- Kimほか(2023)、Modern Language Journal。韓国の150名を対象とした、英単語の間隔練習に関する研究。https://consensus.app/papers/details/043fef7f3eb85c0e8320d1755c25b1a9/
- Brownほか(2023)、Language Teaching Research。英作文への訂正フィードバックを扱った52研究のベイズ的メタ分析。https://consensus.app/papers/details/eb6b8dc2c02d5671a136fee6971ff1d3/
- Vasquezほか(2016)、Educational Psychology Review。親の自律性支援に関する36研究のメタ分析。https://consensus.app/papers/details/069370a3f0cf5fe9a65184ba5949d2e9/
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