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高校生の英検準2級—大学入試を見据えた使い方|武蔵野個別指導塾
学校の英文を読み直し、内容を変えて書く練習で、準2級に向けた力を確かめられます。大学入試での資格の扱いを調べる観点と、定期考査や部活動と両立する学習記録の作り方がわかります。

高校生の英検準2級—大学入試を見据えた使い方
よくあるのは、部活動を終えて塾の自習机に座った高校生が、学校の小テスト用の単語帳と英検の問題を並べ、どちらから開くか決められないという場面です。学校の課題もありますし、定期考査も近づいています。大学進学を考えると英検も気になりますが、準2級の勉強に時間を使ってよいのか迷います。周囲の受験する級が気になって、今の自分の読み方や書き方を確かめる前に、受験日だけを決めたくなることもあるでしょう。
高校生が準2級を使うときは、「資格をどう扱うか」と「何ができるようになるか」をそれぞれ具体的にすることが大切です。大学入試での資格の扱いは学校ごとに違うので、各校の募集要項で確かめてください。一方、日常的な話題の英文から情報を取り出すことや、自分の考えを理由とともに短く書くことは、準2級の学習中に取り組めます。制度の確認と日々の練習を分けると、募集要項を調べただけで勉強した気持ちになったり、資格の名前だけで英語力を判断したりすることを避けやすくなります。
まずは学校で習った英文を、自力で読めるか、必要な表現を思い出せるか、少し内容を変えて書けるかを見てみましょう。準2級を高校生活の別枠の課題として積み増すだけでなく、学校の学習を使い直す機会として位置づけます。そのための確認方法と練習を、順番に説明します。
準2級で確かめる力と、大学入試に向けた位置づけ
高校中級程度という目安を、学年の締め切りにしません
日本英語検定協会が示す準2級の目安は「高校中級程度」です。ただし、この表現から、特定の学年までに必ず取るべきだとはいえません。学校の授業の進み方と、自分が実際に使える英語を照らし合わせて、今取り組む内容を決めましょう。文法の説明を聞いたことがあっても、英文中で意味を取れるとは限りません。反対に、文法用語をすぐには答えられなくても、短い文を正しく理解できることはあります。
一次試験では、リーディングとライティングに80分、リスニングに約25分が設けられています。リーディングには短文の語句空所補充、会話文の空所補充、長文の語句空所補充、長文の内容一致選択があります。内容一致ではEメールや説明文を扱います。学校の本文の日本語訳を覚えるだけでなく、初めて読む文章から、誰が何を伝えているかを整理する練習が必要です。
ライティングはEメールへの返信と、質問に対する意見論述です。2026年度第2回の問題冊子では、Eメールは下線部について特徴を問う具体的な質問を2つ入れ、40語から50語を目安に返信します。意見論述は意見と理由を2つ書き、50語から60語が目安です。長い英文を書くことだけが課題ではありません。相手の話題を受け止めること、問われたことに答えること、2つの理由を区別することが練習の中心になります。
リスニングでは会話の応答、会話の内容一致、文の内容一致が問われ、放送はそれぞれ1回です。二次試験は約6分の英語での面接で、音読、文章やイラストについての質問、自分の意見などを問う質問があります。選択肢を見て意味がわかる表現でも、自分で書いたり話したりすると出てこない場合があります。高校生の準2級対策では、この違いを見つけておくことに意味があります。
「知っている単語」を1種類にまとめないでください
語彙の学習では、英文を見て意味を取る練習と、伝えたい内容から英語を思い出す練習を分けてみます。大学生116名を対象とした研究では、語彙を思い出せる力と、見て意味がわかる力の両方が読解を予測し、後者の関係がやや強いとされていますが、高校生の準2級受験を直接調べた結果ではありません(Laufer・Aviad-Levitzky・2017)。ここから特定の単語数を準2級の必要条件として決めることはできません。
この知見を踏まえた練習案として、読解用と作文用の確認欄を分けます。例えば、英文中の理由を表す語を見て意味が取れたら読解欄に印をつけます。翌日、自分の意見に理由を添える文でその語を使えたら、作文欄にも印をつけます。これは研究で実施された方法の再現ではなく、力の違いを見落とさないための学習上の工夫です。片方にしか印がなくても、単に「覚えていない」と片づけず、次に何を練習するかが決まります。
入試のためという目標を、毎日の行動に翻訳します
大学入試に向けて資格取得を目指すときは、目標が毎日の勉強をどう変えるかにも目を向けます。中国の英語専攻258名を調べた研究では、試験のためという外発的な目標を持つ場合は問題演習や丸暗記が増え、内発的な目標を持つ場合は通常の学習が増えるという違いが示されました(Liu・Yu・2021)。日本の高校生を対象にした結果ではないため、入試を目指す本人がどの勉強に偏るかは、実際の学習記録で確かめる必要があります。「入試に使いたい」という目的があること自体を否定する必要はありません。その目的だけでは、今日どの英文をどう直すかまでは決まらない点に注意します。
例えば、受験の目標と並べて、「理由を2つ、内容が重ならないように書く」「説明文の各段落を日本語1文で整理する」という目標を置きます。前者は予定表に、後者は練習ノートに記録します。受験日が遠い週でも、後者なら進み具合を確かめられます。資格の取得が、そのままあらゆる大学入試問題への対応を意味するわけではありません。進学先で必要になる課題を確かめながら、準2級で練習した読み方や書き方を、学校の少し長い英文にも使ってみましょう。

学校の英語から始める、1人でできる練習
以下の時間は家庭学習を区切るための提案で、試験の制限時間ではありません。最初から全部を1日に行う必要はありません。読む日、書く日、聞いて話す日を分け、各回で「何を見ずにできたか」を残します。問題の数よりも、解き終わったあとに次の行動が決まる記録を優先してください。
練習1: 12分で、読める語と使える語を分けます
最初の3分で、学校の教科書の既習範囲から、意味を取り違えた語を3つ選びます。新しい語を増やす前に、文の主語と動詞、理由や条件をつなぐ表現を見ます。次の英文を、声に出す前に日本語で説明してみてください。
Students can borrow books after school.
If it rains, we will practice in the gym.
I joined the club because I wanted to make new friends.
確認する内容は、1文目では誰が何を借りられるかと時、2文目では条件と予定、3文目では入部した事実と理由です。日本語での解答は、それぞれ「生徒は放課後に本を借りられます」「雨が降ったら、私たちは体育館で練習します」「新しい友達を作りたかったので、私はその部に入りました」となります。文全体の訳を丸ごと覚える前に、どの語がその意味を支えているかを指さしてください。
次の4分は英文を隠し、「放課後に本を借りられます」「雨が降ったら」「友達を作りたかったので」の部分を英語で書きます。思い出せなければ、答えを見た直後に何度も写すだけで終えず、何が出てこなかったかを記録します。動詞が出ないのか、語順が決まらないのか、過去形にならないのかを分けます。
残りの5分で、元の文の一部を変えます。1文目なら本を別の借りられる物に、2文目なら雨の条件を別の条件に変えます。変えたことで意味が不自然になっていないか、主語と動詞が対応しているかを元の文と比べます。自分の文に自信がなければ、その箇所だけ印をつけて学校や塾で質問できるようにします。翌日には日本語から英語をもう一度書き、前日の答案と分けて残します。
練習2: 15分で、読解の答えに根拠をつけます
次の短い英文を読み、3つの問いに答えてください。学校の活動に関する内容で、情報を取り出す練習をします。
Our school opened a study room near the library last month. Students can use it after their club activities. At first, few students came because they did not know about it. The school put a notice in every classroom. Now more students use the room to finish their homework before going home.
問いは「学習室はどこにありますか」「初めに利用する生徒が少なかったのはなぜですか」「学校は知らせるために何をしましたか」の3つです。最初の3分で問いを読み、場所、理由、学校の行動という探す情報をメモします。次の5分で本文を読み、答えの根拠になる部分に線を引きます。1文を理解するのに止まった場合は、わからない語の下に小さく印をつけ、読めたことにしないでください。
場所への英語の解答は次のようになります。
It is near the library.
利用者が少なかった理由は次のように答えられます。
Because the students did not know about the room.
学校がしたことへの解答は次のとおりです。
It put a notice in every classroom.
答え合わせには4分を使います。正解と同じ単語が入ったかだけでなく、問いと答えの種類が合っているかを確かめます。「いつ」を問う問題に場所を書いていないか、「なぜ」に出来事だけを書いていないかを見ます。特に、英文中の代名詞が何を指すかを本文に戻って確かめてください。最後の3分で、解答と本文を隠して「利用者が増えるまでの流れ」を日本語で説明します。
この練習を学校の説明文へ移すときは、各段落について「話題」「理由や具体例」「前の段落とのつながり」を余白に短く書きます。文章が長くなっても、全文の日本語訳だけを保存するのではなく、どこに何があるかが見える読み方を試します。内容を説明できない段落があれば、その段落の主語と動詞から読み直します。
練習3: 18分で、相手の話題に沿った返信を書きます
英検のEメール対策では、質問文を2つ作れたというだけで終わらせません。質問が指定された話題の特徴を尋ねているかを確認します。今回は、友人が学校の新しい料理クラブに入ったという場面で練習します。届いた文面は次のとおりです。
Hi! I joined a new cooking club at school. I am excited about our first meeting. I hope to learn how to cook dinner for my family.
質問の対象は「a new cooking club」です。まず4分で、返信に書く反応と、クラブの特徴について知りたいことを日本語でメモします。「よさそうですね」という反応に続けて、料理の種類と開催頻度を尋ねる方針にします。友人の好きな動物など、話題から外れた質問へ広げないことが大切です。
次の8分で、40語から50語を目安に書いてください。書き終えてから、次の45語の解答と比べます。
Your new cooking club sounds interesting. What kinds of dishes do members learn to cook? How often does the club meet after school? I enjoy making simple meals with my family, so I would like to hear more about your first lesson at the club.
残りの6分で、質問が2つあるか、どちらもクラブについて具体的に聞いているか、語数が目安に収まるかを順番に確認します。疑問符が2つあっても、同じ内容を言い換えているだけなら、質問の内容を練り直します。疑問文の語順も確かめます。特に、助動詞のあとで動詞を元の形にする箇所を見ます。
翌日の練習では料理クラブを別の活動に置き換え、相手に尋ねたい特徴を先に2つ決めます。解答をそのまま暗記して固有の名詞だけを入れ替えると、活動に合わない質問が残ることがあります。相手からその質問への答えが返ってきた場面を考え、知りたかった情報が得られるかまで点検してください。
練習4: 20分で、理由が重ならない意見を書きます
次の問いに、意見と理由を2つ添えて答えます。
Do you think high school students should study with their friends?
初めの4分は英語を書かず、賛成か反対かを決め、理由を日本語で2つ書きます。賛成なら「難しいところを説明し合える」「予定を決めて取り組みやすい」という2つが考えられます。「楽しい」「退屈しない」だけでは内容が近くなるので、それぞれが違う面から意見を支えているかを確かめます。自分が英語で説明できる理由を選んでください。
次の10分で、50語から60語を目安に英文を書きます。次の解答は55語です。
I think high school students should study with their friends. First, they can explain difficult questions to each other and understand lessons better. Second, studying together can help them keep a regular study schedule. However, they should choose a quiet place and decide what to study before they start, so they can use time well.
最後の6分では、問いへの答え、理由の数、文の正しさの順で点検します。まず、友達と勉強することについての意見になっているかを見ます。次に、2つの理由をそれぞれ日本語に戻して、説明し合うことと予定を守ることに分かれているかを確認します。そのあとで、主語と動詞、単数と複数、つづりを見ます。最後の注意点は内容を補うために入れていますが、すべての答案に同じ注意点を付け足す必要はありません。
採点や添削を受けたあとは、赤字の部分だけ写して終わりにしないでください。学校の作文と準2級の意見論述をつなぐ際には、添削で学んだことを後日の答案でも確かめます。英作文の訂正を検討した52研究をベイズ的メタ分析でまとめたところ、訂正による中程度の効果は長期にも残り、答えを直接示す方法、誤りを間接的に示す方法、解説を添える方法の間で効果の差は小さいとされました(Brownほか・2023)。ただし、日本の高校生が学校で受けた添削を準2級や大学入試の作文に使えるかを、この分析だけで判断することはできません。
ここでは訂正を次の文で使い直す手順を提案します。直した箇所が動詞なら、主語を変えた1文を書きます。理由の説明が足りなかったなら、別の話題でも理由のあとに短い説明を添えます。1つの正解文をきれいに仕上げることと、別の問いにも使えることを、別々に確かめましょう。
練習5: 10分で、聞いた内容から自分の意見へつなげます
学校などで使っている、音声と英文を対応させて確認できる短い教材を選びます。最初の2分では英文を見ずに1回聞き、話題と、聞き取れた理由や予定を日本語でメモします。次の3分で英文を確認し、聞こえなかった箇所を探します。意味を知らなかった語と、文字ならわかった語を分けて印をつけてください。この区別がつけば、語彙の確認と音声の聞き直しのどちらを先にするかが決まります。
続く3分で印をつけた文を再生し、文字と音を対応させます。全部を同じ回数だけ繰り返す必要はありません。最後の2分は教材を閉じて、話題について自分の意見と理由を短く録音します。放課後に学習室を使いたいかと尋ねられたなら、次のように答えられます。
Yes, I would. I can finish my homework there before I go home.
録音を聞き、問いに答えているか、理由が伝わるか、途中で止まった語は何かを確認します。音読ができることと、自分で答えを作れることを同じ扱いにしないようにします。面接に備える場合も、覚えた文を最後まで言えたかだけではなく、実際に尋ねられた内容への答えになっているかを見てください。
定期考査の週は、練習の量と目的を分けて調整します
通常の週には、月曜に語彙、火曜に読解、水曜に返信、木曜に聞く練習、金曜に意見論述を置く方法があります。週末は、取り組めなかった全課題をまとめて埋めるより、間違えた文を見ずに使えるか確かめる時間にします。予定どおりできなかった日は、翌日の課題を自動的に倍にせず、何を残すかを決めます。
定期考査前は、学校の本文から語彙を思い出す練習を5分だけ残す形でもかまいません。英検向けの新しい問題を一時的に減らしても、学校の英文で主語と動詞を確認したり、学んだ表現で自分の文を書いたりできます。考査が終わったら、止めていた作文を1題書き、戻す量を決めます。学習の再開を「やる気が戻ったら」にせず、最初に開くページと行う動作まで決めておきましょう。
個別指導では、教材を増やす前に答案を並べます
高校生の準2級対策で塾が持つべきものは、問題の追加だけではありません。最初の答案、訂正後の答案、時間をおいて書いた答案を並べ、どの段階で自力になったかを確かめる視点です。例えば、理由を2つ書けなかった答案でも、考え自体が浮かばなかったのか、日本語では浮かぶのに英語にできなかったのかでは、次の練習が違います。前者なら身近な話題について理由を整理し、後者なら使える語句で短い文を作るところから始めます。
個別指導では、本人がどこまでできたかを聞くだけでなく、その場で短く読み、書き、話してもらう時間を設けます。家では正解した問題について、選んだ理由を説明できるかを見ます。訳を覚えていたために解けたのか、本文の根拠から判断したのかを分け、後者を増やすための課題を選びます。学校で既に扱っている内容も確認し、同じ練習を目的なく積み重ねないようにします。
作文では、一度にすべてを直して答案を真っ赤にするより、次の1題で本人に確かめてほしい点を明確にします。例えば、意見と理由の関係をまず整え、その後に主語と動詞を見直します。塾が答えを言えば直せる箇所と、本人が見直して直せる箇所を分けて記録します。後者が増えていれば、直しの数が同じでも取り組み方には変化があります。進み具合は正答数に加えて、手助けが必要だった箇所でも見ます。
本人が持つ役割は、練習を始める時刻を決めること、わからなかった箇所を残すこと、直した内容を後日もう一度使うことです。家庭が毎回英語の正誤を判断する必要はありません。保護者の方には、お子さまが決めた開始時刻や、次に確かめる課題を共有していただく形が考えられます。「何問終わったのか」だけでなく、「次はどの1文を自分で直すのか」と尋ねると、学習の中身を短く確認できます。
記録は1枚にまとめます。「日付」「取り組んだ課題」「自分でできたこと」「残った疑問」「次に確かめる日」の5項目があれば始められます。「長文が苦手」と大きく書くより、「理由を問われたのに出来事だけを選んだ」と書くほうが、次に確認しやすくなります。塾での面談でも、教材を何ページ進めたかと、何を自力で説明できるようになったかを分けて伝えます。
大学入試に関する確認では、本人と家庭が調べた各校の募集要項をもとに、希望する学部や選抜方法について何を確認する必要があるかを整理します。対象となる資格やスコア、提出するものなどを、思い込みで埋めないことが大切です。塾の学習計画も、制度を調べる作業と英文を読む練習を混ぜずに作ります。志望先が変わったときに計画全体を捨てるのではなく、学んだ内容を残したまま、次に取り組む課題を選び直せるようにします。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

よくある誤解を、学習の判断に置き換えます
Q1. 高校生なら準2級を飛ばして、上の級を受けるべきですか
学年だけでは決められません。準2級の問題で、本文の根拠を説明できるか、Eメールで具体的な質問を作れるか、意見に理由を2つ添えられるかを確かめてください。正解数だけでなく、時間をかければできるのか、解説を読んでも意味が取れないのかも見ます。既に自力で対応できる課題ばかりなら、同じ内容を長く繰り返す必要はありません。一方、学校の課題と並行して基礎的な語順や文の意味を整理する必要があるなら、その練習を飛ばす理由にはなりません。次の級を検討するときも、名前の印象ではなく、求められる課題と自分の答案を比べましょう。
Q2. 準2級に合格すれば、大学入試の英語対策は十分ですか
合格だけで十分とは判断できません。入試での優遇は学校ごとに違うので、各校の募集要項で確かめてください。また、資格をどう扱うかと、受験する試験の英文を読んだり解答を書いたりできるかは別に確認する必要があります。準2級で身につけた、理由と具体例を分ける読み方や、問いに沿って短く書く習慣は、学校の教材でも使い直せます。合格後には学校の英文を1つ選び、同じ読み方で内容を説明できるか試してください。資格を取ったあとも、できたことを次の課題で確かめる工程を残します。
Q3. 定期考査と重なるなら、英検対策を完全に止めたほうがよいですか
どちらか一方を全面的に選ぶ前に、重なる内容を見てください。教科書の既習文から語句を思い出す練習や、学校で扱った話題に短い意見を書く練習なら、学校の学習とつなげられます。ただし、睡眠を削って両方の課題を同じ量だけ続ける計画にはしません。忙しい週には新しい問題を減らし、短い復習に絞る方法があります。考査後に戻す最初の課題を決めておくと、中断から再開へ移りやすくなります。受験の時期を考える際には、学校行事と日々確保できる時間を先に確認し、試験日や申込期間は日本英語検定協会の最新の案内で確かめてください。
資格の先に残すものを、今日の1文から決めます
高校生の準2級は、大学入試を考えるきっかけにも、学校で学んだ英語を点検する機会にもできます。まず募集要項で資格の扱いを確かめ、学習では「読めた」「書けた」「聞き取れた」「自分の言葉で答えられた」を分けて残してください。周囲の受験する級と比べるより、昨日は説明できなかった文を今日は説明できるかを見るほうが、次の練習を選ぶ材料になります。
今日始めるなら、学校の英文から意味を取り違えた1文を選び、読み直したあとで隠してみましょう。その内容を説明し、一部を変えた英文を作り、明日もう一度確かめるところまで決めます。小さな作業でも、答えを見て納得するだけで終わらなければ、次に自力で取り組むための記録になります。合格のあとにも、その記録は残せます。大学入試へ持っていくのは、準2級の合格証と、自分の言葉で意味を説明できるようにした1文です。
参考文献
- 日本英語検定協会「準2級」。公式の目安と試験内容。2026年10月14日取得。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/
- 日本英語検定協会「準2級の試験内容」。一次試験の時間と形式、二次試験の内容。2026年10月14日取得。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/solutions.html
- 日本英語検定協会「2026年度第2回 一次試験 準2級問題冊子」。ライティングの指示と語数。2026年10月14日取得。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2026-2-1ji_p2kyu.pdf
- Laufer・Aviad-Levitzky・2017。Modern Language Journal。大学生116名を対象とした、語彙を思い出せる力・見て意味がわかる力と読解に関する研究。https://consensus.app/papers/details/aa9819cc730e5c0d991e957e8b08573c/
- Liu・Yu・2021。Studies in Educational Evaluation。中国の英語専攻258名を対象とした、試験に関する目標と学習行動の研究。https://consensus.app/papers/details/6a39c816595350bcab3f3cadb931d011/
- Brownほか・2023。Language Teaching Research。英作文への訂正フィードバックに関する52研究のベイズ的メタ分析。https://consensus.app/papers/details/eb6b8dc2c02d5671a136fee6971ff1d3/
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