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東村山西高校の令和9年度入試|作文の推薦と一般入試の総合得点|武蔵野個別指導塾

換算内申39・5教科310点・ESAT-JのC評価から総合得点626点を求める過程をたどります。推薦作文で失敗や協力の経験を高校での行動へ結ぶための、問いの読み分けも扱いました。

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東村山西高校の令和9年度入試|作文の推薦と一般入試の総合得点

学校名が候補に挙がった日の次に確かめること

よくあるのは、家族の予定を書き込む壁のカレンダーの前で、「東村山西の推薦を考えるなら、作文はいつ始めるの」とお子さまに聞かれ、保護者の手が止まるという場面です。学校名は口にできても、何を用意して受けるのかまでは、まだ結び付いていないことがあります。そこで最初にそろえたいのは、志望理由の完成した文章より、入試の方法を区別するための材料です。

東村山西高校は普通科の高校です。武蔵境駅から直線で約9.6kmです。武蔵境や周辺地域から受験を考えるときも、まず一般入試で何が得点になり、推薦で何を問われるのかを分けて見ていきましょう。作文があるという印象だけで、一般入試の準備まで作文中心にしてしまわないことが出発点になります。

以下では令和9年度の配点を確かめたうえで、過去の作文と応募倍率を読みます。過去に出された問いは、今の経験を振り返る手掛かりとして使えます。ただし、過去の問いと令和9年度の実施方法は、年度を分けて受け止める必要があります。

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一般入試は5教科と調査書から総合得点を組み立てる

東村山西の令和9年度一般入試では、国語・数学・英語・社会・理科を検査します。5教科の得点を700点に、調査書を300点に換算する比率が7:3です。一般入試に面接や実技検査は設けられていません。普通科を受ける準備では、この5教科の答案と調査書をそれぞれ確認することになります(都教委, 令和9年度『普通教育を主とする学科』6 頁)。

また、東村山西高校では自校作成問題は用いません。学校名の付いた独自問題があると考えて教材を探し始める前に、この点を押さえておきましょう(都教委, 令和9年度『自校作成問題の高校一覧』1 頁)。

得点計算の手順では、学力検査で実際に取った点と、700点満点に直した点を区別します。5教科の素点合計は500点満点ですが、その数字を調査書点にそのまま足すわけではありません。学力検査の得点を700点満点の枠に直し、調査書を300点満点の枠に直してから合計します。この2つで1000点満点となり、さらにESAT-Jの点が加わって1020点満点になります。調査書に用いる換算内申は、学力検査を受ける5教科の評定を1倍、残る4教科の評定を2倍にして合計する65点満点の値です(都教委, 令和9年度『実施要綱』18-19 頁)。

ここで混同しやすいのは、換算内申と調査書点の呼び方です。換算内申は65点満点で整理した評定の合計、一般入試の調査書点はそれを300点満点に直した数字です。保護者とお子さまが話すときも、「内申はどの数字のことか」をそろえるだけで、計算の行き違いを減らせます。ノートには数字だけを書かず、「換算内申」「調査書点」と名前を付けてください。

評定を確認する際は、5教科だけを足して終わりにしないようにします。学力検査を受けない4教科にも、換算内申の計算で役割があります。一方で、4教科を2倍するという計算の決まりは、家庭での学習時間も一律に2倍にすればよいという意味ではありません。教科ごとに、今の理解や取り組みのどこを見直すかを考えるために評定を使いましょう。

ESAT-Jで加わる点は最大でAの20点で、B16点、C12点、D8点、E4点と続き、Fは0点です。この点は、学力検査と調査書の合計を出したあとに加えます。英語の筆記の得点と同じ欄に書き込むと計算の段階がわかりにくくなるので、評価と加算点を独立した欄で管理すると整理できます。

計算は、換算内申39、5教科の素点合計310点、ESAT-Jの評価Cという条件で確かめます。まず、学力検査は310÷500×700=434点です。次に、調査書は39÷65×300=180点となります。両者の合計は434+180=614点で、最後にC評価の12点を加えるため、総合得点は614+12=626点です。この一連の計算では、学力検査、調査書、ESAT-Jの順に、どの数字を使ったかを追うことができます。

626点という計算結果は、この条件を総合得点に置き換えた値です。受験の判断に使う際にも、計算できたことと、学習上の課題を見つけたことを一緒にしないようにしましょう。総合得点だけを眺めていても、数学で解き方が止まったのか、国語で設問の条件を見落としたのかは見えてきません。勉強を決める段階では、素点の内訳と答案へ戻る必要があります。

また、試算に用いた評定や得点は、いつのものかを添えておくと役立ちます。以前の評定と直近の演習結果を組み合わせたなら、その組み合わせを明記します。あとで別の試算と比べる際に、何が変わったのかを確かめられるためです。数字を更新するたびに前の記録を消すより、使った材料を残しておくほうが、次に見直す教科を話し合いやすくなります。

推薦の作文は経験から今後の行動へつなげて読む

令和9年度の推薦は、推薦の募集割合が20%で、調査書450点、個人面接200点、作文250点です。調査書の基になるのは評定です。配点の合計は900点になります。一般入試の調査書300点と推薦の450点を混ぜず、推薦を考えるための配点として別に整理してください(都教委, 令和9年度『普通教育を主とする学科』6 頁)。

作文の準備は、過去の課題を古い年度から読むと、問われた内容の違いをつかめます。令和4〜8年度は、いずれも作文で、分量は540〜600字、時間は50分でした。次に示すのは、この5年に実際に出された内容です。これを令和9年度のテーマや時間の予告として扱うことはできません。

令和4年度の作文は、高校入学後に達成したい目標を挙げ、これまでの失敗経験とその理由を書き、その失敗を踏まえて目標にどう工夫して取り組むかを述べる課題でした。目標だけを立派に書いても、途中で求められた失敗の理由が抜けてしまいます。練習では、過去の出来事と今後の工夫がつながっているかを読み返してください(都教委, 令和4年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』14 頁)。

令和5年度の作文は、人間関係で悩んだ経験を振り返り、なぜ起きたのか、そのとき何を学んだのかを分析して、将来の夢や目標にどう生かすかを具体的に書く課題です。出来事を順番に説明するだけでなく、その経験を自分がどう受け止め直したかまで問われています。練習で家族が読むなら、相手の行動の説明に偏っていないか、自分の学びが文章にあるかを確かめるとよいでしょう(都教委, 令和5年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』18 頁)。

令和6年度の作文では、他の人と協力して目標に向かった経験と工夫を書き、その経験を基に学校生活のリーダーにふさわしい人を述べ、自分がそのようなリーダーになるために高校生活で伸ばしたい力を書くことが求められました。協力した経験の説明と、リーダーについての考えが別々の話になっていないかが、練習時の確認点です(都教委, 令和6年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』14 頁)。

令和7年度の作文は、中学校での取り組みから認識した自分の良さや力を書き、高校で集団の目標に取り組む際にどのような役割を果たし、その良さや力をどう発揮するかを具体的に述べる課題でした。自分の長所に名前を付けるだけでなく、それがどの取り組みからわかったのか、集団の中でどのように使うのかを説明する必要があります(都教委, 令和7年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』16 頁)。

令和8年度の作文は、中学校生活で集団のために積極的に取り組んだことと、そこから学んだことを書き、それを踏まえて高校生活の目標、目標達成に必要な学習、その取り組み方を述べる課題です。経験から得た学びを、高校で行う学習へ結び付けるところまで含まれます。目標を書いて文章を閉じず、必要な学習と取り組み方が入っているかを確かめましょう(都教委, 令和8年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』16 頁)。

この5年分を練習に使うなら、最初から文章を仕上げるより、課題が求めている項目を短いメモに分ける方法が考えられます。経験、理由、学んだこと、今後の行動のうち、その年度には何が必要なのかを拾います。ただし、どの年にも同じ順番の文章を当てはめるのではなく、問われた手順に沿って書き直します。練習後は、書きやすかった部分の長さより、答え忘れた問いがないかを先に点検してください。

令和9年度の「期待する生徒の姿」では、中学校で意欲と良好な態度をもって学び、入学後も規律を守って目標に向かうこと、学校での活動にも積極的に取り組むことが示されています。原文の「未来に目標をもって学習に取り組む」という言葉は、受験のための決意だけで終わらず、その先に何を続けたいかを考える手掛かりになります。推薦では、規律正しい生活態度と、学習と特別活動の両立を望む旨も示されています(都教委, 令和9年度『期待する生徒の姿』12 頁)。

ここから志望理由を考える際は、学校の言葉をそのまま自分の長所として並べないようにします。目標に向けて続けている学習は何か、共同の活動で実際に自分が行ったことは何かを探してください。まだ改善したい点があれば、その点を認めたうえで次の行動を考えます。これは合格する文章の型を決める作業ではなく、お子さま自身が話せる経験を整理するための準備です。

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応募倍率は年度と募集区分を添えて読む

一般の第一次募集・分割前期の最終応募倍率は、令和4年度が0.82倍、令和5年度が0.97倍、令和6年度が1.11倍、令和7年度が0.88倍、令和8年度が0.69倍でした。これらは各年度の一般入試の数字として読む必要があります(都教委, 令和4〜8年度『最終応募状況』各2 頁)。

この並びからまず読み取れるのは、5つの年度で応募倍率が同じではなかったことです。1倍を下回る年度も、上回る年度もあります。直近の数字だけを学校名に結び付けて覚えてしまうと、どの年度の状況だったかが抜け落ちます。家庭のメモでも「東村山西の倍率」とだけ書かず、「令和8年度・一般」のように年度と区分を添えておきましょう。

数字を読むときの区切りは、1倍を超えているかどうかです。1倍未満なら応募者数が募集人員を下回り、1倍を超えれば応募者数が募集人員を上回ったことを表します。これは応募の時点の人数の関係です。その数字を、そのまま試験を受けた人数や合格者数の割合に読み替えないようにしてください。「最終応募」という資料の名前まで含めて読むことで、数字が示す範囲を保てます。

また、この5年分は一般入試の数字です。作文や個人面接を受ける推薦について考えているときに、一般の倍率を推薦の応募状況として持ち込むことはできません。配点を分けて確認したのと同じように、応募状況についても選抜の区分をそろえて見る必要があります。

倍率から個人の得点や答案の内容はわかりません。応募の人数の関係を示す数字と、目の前のお子さまが取り組むべき設問は、別の情報です。過去の倍率を確かめたあとは、答案でどこを解き直すか、作文でどの問いに答えきれていないかという具体的な確認に戻りましょう。

令和4〜8年度の数字を順に並べても、それだけで令和9年度の応募倍率は決まりません。過去の幅を見て、次もその範囲に収まると約束することもできません。家族で倍率を話題にするときは、その年度に何が起きたかを読むところまでにとどめ、翌年度の人数を前提に学習量を減らしたり増やしたりしないようにしたいところです。

中1から中3までに確かめる材料を分けておく

中1で東村山西高校が候補に挙がった段階では、令和9年度の仕組みを参考にしながら、評定、5教科の答案、英語を話す練習、学校生活の記録を別々に残すところから始められます。中1・中2のお子さまが実際に受ける年度には、その年度の入試方法を改めて確認してください。今の制度を知ることと、将来の制度を決め付けることは分けておきます。

評定は、学期の区切りに9教科を見渡します。気になる教科があれば、まず授業で理解しきれなかった内容や、提出した課題の直しをお子さまと確かめてください。評定の数字だけを話題にすると、次の授業で何を変えるかが曖昧になります。中学校で説明された評価の観点も参照し、本人が取り組める行動まで具体化しましょう。家庭で評定の上昇を約束することはせず、学習の中身を確認します。

5教科の答案は、合計点を書き留めるだけでなく、誤答の理由を短く残します。問題文の条件を見落としたのか、用語を覚えていなかったのか、途中の計算で止まったのかを分けると、直す対象がはっきりします。東村山西高校の一般入試で受ける5教科を意識し、得意な教科の記録だけに偏らないようにしてください。

中2では、それまでに残した誤答を使って、解き直した問題を説明できるか確かめます。解答を見た直後に書けたことと、時間を置いて自分で考えられたことは、記録を分けると確認しやすくなります。総合得点の計算に進む前に、素点の基になる答案を読み直す時間を設けましょう。保護者がすべての問題を教える必要はなく、お子さまが「何を間違え、どこを直したか」を言えるかを聞くことから始められます。

ESAT-Jに向けた準備では、英語を読んだり書いたりする学習に加え、自分で声に出して答える機会を設けます。中1・中2なら、習った表現を使って自分の考えを短く伝える練習を続け、言い出せなかったところを記録します。中3では、受験に必要な案内を中学校から受け取った際に、手続きと当日の準備を親子で確かめてください。評価の結果を得た段階で、総合得点の記録にも反映します。

推薦の書類を考えるための材料は、中3になって思い出そうとするより、活動の節目に残しておくと使いやすくなります。担当した役割だけでなく、自分が何を考えて動いたか、途中で困ったこと、やり方を変えたことも書き添えます。過去の作文には、失敗の理由や協力した経験、そこからの学びを扱う問いがありました。活動名の一覧だけでは、その問いに答える材料が足りなくなります。

中3で推薦を具体的に考える際は、中学校に提出する書類と高校への出願に必要な書類を案内に沿って確かめ、記入する前に内容を整理します。本人が経験した事実、本人がそこから考えたこと、高校で取り組みたいことを区別してメモにすると、保護者の希望が本人の経験に混ざるのを防げます。書類を整える際にも、本人が自分の言葉で説明できるかを確認してください。

作文の練習は、過去の課題を読み、求められた項目のメモを作り、文章にし、抜けを点検する順に進めます。慣れてきたら、過去の実施時間に合わせて書く練習もできます。個人面接については、書類に記した経験や志望理由を口頭で説明し、聞き手が理解できなかった箇所を確かめましょう。これは家庭でできる準備の提案であり、令和9年度の面接で特定の質問が出ると決めるものではありません。

中3の学習予定を立てるときは、推薦の作文や書類を進める日にも、一般入試の5教科をどこまで続けるか決めておきます。作文を直す作業は終わりが見えにくいため、その日に確認する問いを決めると区切りを付けやすくなります。評定、答案、英語を話す練習、推薦の準備を一度に仕上げようとせず、次に確認する材料を具体的に選んでください。

東村山西の総合得点を整理する補助に、塾が用意した「武蔵境から通える都立高校の入試方法と総合得点の試算」も利用できます。計算の材料となった評定と演習結果を添えて、この道具ページの表示を読んでください。

得点の計算と自分の経験を同じ受験準備に置く

東村山西高校を考えるご家庭では、一般入試の得点を組み立てる作業と、推薦に向けて経験を振り返る作業の両方が、準備の見通しにつながります。得点は計算の途中を残し、作文は問われた内容への答えを確かめる。その2つを行き来すると、次に何を確かめるかが具体的になります。

武蔵野個別指導塾の入塾前カウンセリングでは、東村山西高校を候補にした経緯と、今整理したい答案や作文の悩みをお聞かせください。

「作文が苦手」の一言で片付けず、お子さまが書けずに止まった問いまで目を向けます。

参考文献

学校ごとの比率で総合得点を試算するには「武蔵境から通える都立高校の入試方法と総合得点の試算」を、7対3の学校の計算だけなら「都立高校入試 総合得点計算機」を使えます。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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