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小平高校の令和9年度入試|一般入試・推薦・倍率を都の資料で読む|武蔵野個別指導塾
外国語コースの英語の傾斜配点と推薦枠30%を、普通科の条件と区別して読みます。各教科の得点を残し、志望する区分に合う資料と試算をそろえることが、準備の出発点となるのです。

小平高校の令和9年度入試|一般入試・推薦・倍率を都の資料で読む
小平高校を考えたら、普通科と外国語コースを分けて読む
よくあるのは、説明会の受付で受け取った資料にお子さまが目を通し、保護者が小平高校の欄にある「外国語」という表示を指す場面です。英語が好きだから外国語コースなのか、まず普通科を考えるのか。学校名を選ぶところまでは進んでも、募集の区分と入試の方法まで一度に整理するのは簡単ではありません。
小平高校の入試を読むときは、普通科と外国語コースについて、同じ部分と異なる部分を確かめることから始めます。一般入試では両方とも5教科を受け、学力検査と調査書の比率は7:3です。一方、外国語コースの英語の扱いや推薦枠の割合には、普通科との違いがあります。英語の印象だけで準備を決めず、受けたい区分の欄を読む必要があります。
小平高校は武蔵境駅から直線で約6.4kmです。武蔵境や周辺地域から志望校として考えるご家庭に向けて、令和9年度の選抜方法と過去の応募状況を整理します。入試の得点、学校が求める姿、家庭でできる準備を順に見れば、次に中学校で相談したいことも具体的になります。

普通科と外国語コースは、英語の配点を区別して読む
ここでは一般入試の第一次募集を扱います。普通科の学力検査は国語・数学・英語・社会・理科の5教科です。配点の枠は学力検査に700点、調査書に300点を充てる7:3で、それぞれの成績をこの枠へ換算します。一般入試の面接と実技検査はありません。推薦の面接や小論文を、この一般入試の配点に加えることはしません(都教委, 令和9年度『普通教育を主とする学科』 小平欄, 6 頁)。
外国語コースも5教科で、学力検査700点、調査書300点の7:3です。面接と実技検査はありません。ただし、外国語コースの学力検査では英語に傾斜配点があります。普通科と同じ5教科合計だけを見て、得点をそのまま流用しないようにしましょう(都教委, 令和9年度『普通教育を主とする学科(コース等)』1 頁)。
志望する区分を検討するときは、英語への関心と、5教科の学習状況を両方確かめてください。英語の得点だけに目を向けると、国語や数学で解き直すべき問題を見落とします。家庭で記録するときは、合計点のほかに各教科の点数を残し、問題ごとにできたことと復習が必要なことを整理しましょう。
普通科・外国語コースともに、自校作成問題による学力検査ではありません。学習計画では、都立の共通問題を使って5教科の解答を点検することが出発点になります。解けなかった問題は、知識が足りなかったのか、文章や条件を読み違えたのか、時間が足りなかったのかに分けると、翌日に復習する問題を絞れます(都教委, 令和9年度『自校作成校一覧』1 頁)。
調査書についても、通知表の9教科をそのまま足した数と、一般入試の換算内申は区別します。5教科の学力検査では、国語・数学・英語・社会・理科の評定を1倍、音楽・美術・保健体育・技術家庭の評定を2倍して合計します。これが65点満点の換算内申です。その数を65で割り、300を掛けると、300点満点の調査書点に換算できます。
小平高校の総合得点も、学力検査と調査書の1000点にESAT-Jを加える仕組みです。総合得点の満点は1020点になります。ESAT-Jの評価と加える点数は、Aが20点、Bが16点、Cが12点、Dが8点、Eが4点、Fが0点です。700点と300点を足した段階の得点と、ESAT-Jを加えた最終的な得点を、別々の欄に書くと混乱を防げます(都教委, 令和9年度『実施要綱』18-19 頁)。
普通科について、一度計算してみます。9教科の評定がすべて5なら、5教科分は25、残る4教科分は20です。換算内申は25+20×2=65となります。学力検査の5教科合計を500点満点で420点、ESAT-Jの評価をBとすると、学力検査の換算得点は420÷500×700=588点です。調査書点は65÷65×300=300点となり、総合得点は588+300+16=904点です。
904点という結果は、普通科の換算手順を示しています。普通科の計算なので、外国語コースの試算として流用せず、志望する募集区分の選抜方法を中学校で確認してください。試算の紙の上部に、年度、募集の区分、普通科か外国語コースかを書いておくだけでも、違う条件の計算を取り違えにくくなります。
小平の7:3を学習計画に生かす際は、配点だけで教科ごとの学習時間を決めないようにします。調査書の300点には学力検査のない4教科の評定も入りますし、学力検査の準備には教科ごとの課題があります。得点への換算と、今週の勉強の優先順位は別に考えます。数字で配点を把握したうえで、今直せる誤り、次の授業で質問したい点、提出前に見直す課題へ落とし込むことが必要です。
試算には、評定と問題演習の実施日も添えましょう。前の学期の評定に最近解いた問題の得点を組み合わせている場合、そのことがわかる書き方にします。違う時期の数字をまとめること自体よりも、どの数字を使ったか見失うことが困りものです。計算結果と、その根拠になる記録を並べておけば、中学校で相談するときも説明しやすくなります。
推薦は配点と過去の小論文から準備を具体化する
令和9年度の推薦枠の割合は、普通科が20%、外国語コースが30%です。両方とも調査書500点、面接200点、小論文300点で、調査書では評定を用います。3つの配点の合計は1000点です。普通科と外国語コースでは推薦枠の割合が違いますが、これを受検者本人への評価の割合や、選ばれやすさに読み替えることはできません。一般入試の調査書300点とも区別して見てください(都教委, 令和9年度『普通教育を主とする学科』 小平欄, 6 頁・『普通教育を主とする学科(コース等)』1 頁)。
推薦の配点を読むと、調査書だけでなく、話して伝えることと、書いて考えを示すことの両方に準備が必要だとわかります。面接のために立派な言葉をそろえるだけでは、小論文の資料読解にはつながりません。逆に、文章の練習だけを続けても、質問を聞き、自分の経験を相手に伝える練習は別に必要です。準備の内容を一括りにせず、評定・面接・小論文のそれぞれで確認しましょう。
小平高校が「期待する生徒の姿」で挙げるのは、自分で考えて動こうとする姿勢、他者を尊重して協力する姿勢、英語やICT、国際理解への関心、言葉の力や探究的な学びへの意欲、文系と理系の枠を超えて課題を考える姿勢です。学校が育てようとする力を表す「主体性、協働性、探究力」は、経験を振り返る際の手掛かりになります。推薦では5項目の全てに当てはまる生徒が望ましいとされています。
外国語コースでは、外国語での意思疎通と異文化理解をより重視し、「外国語を用いて自らの考えを発信できる」生徒を育てる方向が示されています。英語の点数に加えて、異なる立場の人の考えを知った経験や、自分の考えを伝えようとした経験も振り返ってみてください。その経験のどこに外国語コースへの関心が表れているかを考えると、志望理由を具体化できます(都教委, 令和9年度『期待する生徒の姿』12・16 頁)。
例えば、話し合いで意見が割れたとき、相手の説明を聞いて案を変えたことがあれば、何を聞き、どこを変えたのかを思い出します。「協力できました」で終えず、行動がわかるところまで掘り下げるのです。調べ学習なら、最初の疑問、調べたこと、まだ説明できないことを並べます。どれも学校の言葉を写す作業ではなく、実際に自分が考えた過程を取り出す作業です。
過去の小論文を見ると、令和7年度は日本・ドイツ・アメリカの労働時間と、労働者1人当たりの国内総生産の推移を扱う2つのグラフが題材でした。小問1は日本の労働の特徴を200字で記述し、小問2はそれを踏まえた課題と取り組むべきことを、具体例を挙げて400字で記述するもので、検査時間は50分でした(都教委, 令和7年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』 小平欄, 16 頁)。
令和8年度は訪日外客数の推移を扱う2つのグラフが題材です。小問1では推移とその原因を200字で、小問2では持続可能な観光を実現するための取り組みを、具体例を挙げて400字で記述します。検査時間は50分でした。この題材と分量は過去の記録として参照し、令和9年度の出題の予告と受け取らないようにしてください(都教委, 令和8年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』 小平欄, 15 頁)。
この2年分を練習に使うなら、まずグラフの題名、対象となる期間、単位、比較する対象を確認します。線が上がったという印象だけで書かず、どの対象の、いつの変化なのかを短く言えるかが第一歩です。そのあと、資料から直接読み取れることと、自分が考えた原因を分けます。グラフに原因そのものが書かれているとは限らないため、数の変化と原因の説明を無理につなげないようにします。
提案を書く段階では、「意識を高める」「協力する」で止めず、誰が何を行い、それが先に挙げた課題のどこに働くのかを説明します。労働の課題なら労働の特徴に、観光の課題なら観光客数の推移に立ち返って考えます。用意した意見を何にでも当てはめるより、設問が求める順番に沿って、読み取りから提案までつなぐ練習ができます。
書き終えたら、文章のきれいさだけでなく、小問ごとの問いに答えたかを点検してください。特徴だけを求められた部分に対策を書き過ぎていないか、具体例が必要な部分で抽象的な結論だけになっていないかを見るのです。親子で読む場合も、先に保護者の答えを示すのではなく、お子さまの文がどの資料や設問に対応するかを尋ねると、書き直す箇所を本人が見つけやすくなります。
令和7年度の労働時間と国内総生産の資料では、いずれも1人当たりの値である点に注目します。国全体の総量と読み替えず、比較する国と時期をそろえてメモしてください。異なる単位のグラフを、線の高さだけで比べないための確認です。

応募倍率は年度と募集の区分をそろえて確かめる
過去の倍率は、一般入試の第一次募集・分割前期募集における最終応募状況として読みます。普通科は令和4年度が1.45倍、令和5年度が1.35倍、令和6年度が1.40倍、令和7年度が1.41倍、令和8年度が1.50倍です。これはそれぞれの年度の普通科の数字です。学校名だけを抜き出して、小平高校の全ての募集に共通する倍率として扱わないようにしてください(都教委, 令和4-8年度『最終応募状況』各2 頁)。
外国語コースは令和4年度が1.89倍、令和5年度が1.52倍、令和6年度が1.84倍、令和7年度が1.23倍、令和8年度が1.45倍です。同じ学校の数字でも普通科とは別の募集区分です。ここに挙げた数字は一般入試の応募状況なので、推薦枠の20%や30%と組み合わせて推薦の競争の程度を計算することもできません(都教委, 令和4-8年度『最終応募状況』各1 頁)。
応募倍率が表すのは、募集人員に対してどれだけ応募があったかという関係です。受検者がどの教科でどれだけ得点するか、調査書点がどのように分布するかまでは示しません。倍率を見たあとに、全員が同じ条件で抽選を受けるように考えると、得点による選抜の仕組みから離れてしまいます。人数に関する資料と、選抜の配点を示す資料は、役割を分けて読みましょう。
また、最終応募状況という言葉は、応募の段階を表しています。試験当日の受検状況や選抜結果とは別の資料です。インターネットで見かけた数字を家族で共有するときは、学校名に加えて、年度、普通科か外国語コースか、推薦か一般か、どの段階の倍率かを書き添えます。この4点がそろわないまま数字だけを比較すると、別の条件を比べることになります。
家庭で倍率の話をするときには、「去年はこの数字だった」と年度を付けて話してください。過去の数字をそのまま令和9年度に置き換えたり、次も同じ動きになると見込んだりする読み方は避けます。過去の応募状況を知ったうえで、今年の資料を確かめる時期と、中学校に相談する内容を整理するところまでが、倍率を進路検討に生かす使い方です。
志望する区分を確かめ、英語の課題と書類を整理する
中3になったら、普通科と外国語コースのどちらを考えているか、推薦も検討するかを、本人の言葉と入試資料の両方で整理します。志望理由の相談と、換算内申の計算を同時に終わらせようとしなくてもかまいません。まず本人が学びたいことを聞き、そのあと各教科の評定を転記し、一般入試の調査書点へ換算する順番なら、気持ちの話と数字の話を落ち着いて進められます。
外国語コースを考える場合は、英語の傾斜配点を確認したうえで、ほかの4教科にも学習の予定を置いてください。英語の得点を詳しく見ることと、ほかの教科を後回しにすることは同じではありません。英語についても、合計の増減だけを追わず、聞き取り、文章理解、表現など、どの種類の問題で答えを失ったかを記録します。その記録を次に取り組む課題へつなげます。
中2では、教科ごとに得意な内容と、理解が途切れた内容を整理します。英語が好きでも、読むこと、聞くこと、書くこと、話すことのどこで困るかは異なります。外国語コースへの関心があるなら、「英語が好き」の中身を少し詳しく言葉にしてみましょう。文章を読むのが楽しいのか、別の文化を知りたいのか、考えを伝えたいのかで、日々取り組みたい課題も見つけやすくなります。
ESAT-Jは、AからFの評価を総合得点に換算する仕組みと、話すための練習を分けて考えます。日常の練習では、質問に合う内容を短く言えたか、理由を添えられたか、聞き手に伝わる順序になったかを点検できます。録音して聞き返すなら、一度に全てを直さず、言い出せなかった箇所や途中で止まった箇所を1つ選び、次に言い直します。
受検に向けた手続きは、中学校からの案内を受け取ったときに、提出するもの、期限、家庭で行う作業を確認してください。保護者が全部を抱えるのではなく、お子さま自身が案内を読み、わからない項目を印で示すところから参加できます。得点への換算を理解していても手続きの確認は別に必要です。学習の予定と連絡事項を1枚に詰めず、見返しやすく分けておくとよいでしょう。
推薦の書類を準備するときは、中学校の先生に必要な書類と提出までの段取りを確認し、本人が書く部分を早めに整理します。経験のメモには、いつ、何に取り組み、自分は何を考え、どんな行動を取ったかを残します。保護者が説明を整え過ぎると、面接で本人が言葉を探しにくくなることもあります。まず本人の表現を残し、伝わらない部分を質問して補う進め方ができます。
中1では、評定の数字を見る前に、授業で何を学び、どの課題に取り組んだかをお子さまが説明できるようにしておきます。返された課題に書かれた指摘を読み、次の提出で何を直すかを決めるところから始められます。評定を保護者が予測する必要はありません。中学校からの説明でわからない点を具体的にして、先生に尋ねられるようにすることが先です。
学年が上がる前には、数学の計算や英語の基本文など、次の学習でも使う内容を自力で説明できるか確かめます。答えが合うだけでなく、なぜその式になるのか、なぜその語順になるのかを短く話せるかを見るのです。解説を読んだ直後にはできても、日を置くと戻れない問題は、記録を付けてもう一度解きます。入試用の問題数を増やす前に、学習の土台を点検できます。
当日点の準備では、過去の問題を解いた日、各教科の得点、使った時間、解き直した問題を残します。国語なら本文の根拠を探せなかった問題、数学なら途中で条件を見失った問題というように、失点の原因を具体的にします。社会や理科では、用語を覚えていなかったのか、資料の読み方を誤ったのかを分けます。同じ誤答でも、覚え直す作業と読み方を練習する作業は違うからです。
小平高校普通科の計算を確かめる道具として「武蔵境から通える都立高校の入試方法と総合得点の試算」を利用できます。入力前に志望する区分と各教科の評定をそろえ、結果を見たら使った条件を読み返してください。外国語コースでは英語の傾斜配点にも注意し、数字の意味を確かめながら、次の学習や中学校での相談につなげましょう。
最初の一歩は、志望する区分と手元の記録をそろえる
小平高校の入試は、普通科と外国語コースを分けることで読むべき欄が定まります。一般入試では5教科、調査書、ESAT-Jを整理し、推薦では評定・面接・小論文の準備を別々に確かめます。過去の倍率は年度と募集区分を添えて受け止め、日々の学習ではお子さまの答案に戻ってください。
家庭で最初にそろえたいのは、評定がわかる記録と、教科別の点数が残った答案、そして志望する区分の資料です。計算の疑問と、学びたいことの迷いを、別の言葉で相談できるようになります。普通科と外国語コースの選択を含めた受験のご相談には、入塾前カウンセリングをご利用いただけます。「英語が好き」と思った経験をたどれば、外国語で誰に何を伝えたいのかという問いが生まれます。志望する区分の理由を語る主語は、最後までお子さま自身です。
参考文献
- 東京都教育委員会, 令和9年度『普通教育を主とする学科』6 頁。
- 東京都教育委員会, 令和9年度『普通教育を主とする学科(コース・エンカレッジスクール・進学重視型単位制・単位制)』1 頁。
- 東京都教育委員会, 令和9年度『第一次募集・分割前期募集における学力検査問題を自校で作成する高校一覧』1 頁。
- 東京都教育委員会, 令和9年度『東京都立高等学校入学者選抜実施要綱』18-19 頁。
- 東京都教育委員会, 令和9年度『期待する生徒の姿(全日制課程)』12・16 頁。
- 東京都教育委員会, 令和7年度『東京都立高等学校入学者選抜における推薦に基づく選抜で実施した小論文・作文、実技検査のテーマ等一覧』16 頁。
- 東京都教育委員会, 令和8年度『東京都立高等学校入学者選抜における推薦に基づく選抜で実施した小論文・作文、実技検査のテーマ等一覧』15 頁。
- 東京都教育委員会, 令和4-8年度『最終応募状況 / 普通科(コース・単位制以外)』各2 頁。
- 東京都教育委員会, 令和4-8年度『最終応募状況 / 普通科(コース・単位制・海外帰国生徒対象)』各1 頁。
学校ごとの比率で総合得点を試算するには「武蔵境から通える都立高校の入試方法と総合得点の試算」を、7対3の学校の計算だけなら「都立高校入試 総合得点計算機」を使えます。
小平高校を考えている小平市のご家庭には、「小平市の塾・個別指導」のページもあります。
本気になった日が、入塾の日。
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