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井草高校の令和9年度入試|一般入試・推薦・倍率を都の資料で読む|武蔵野個別指導塾

食品ロスから救急車まで、5年度の小論文を読み取り・背景・意見に分けて検討します。過去の60分の課題を使い、読み取りと意見のどちらに時間がかかるかを点検しましょう。

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井草高校の令和9年度入試|一般入試・推薦・倍率を都の資料で読む

写真を撮る前に、受け方を言葉にしておく

よくあるのは、願書の写真を撮る写真機の前で、お子さまが「推薦も受けたい」と話し、保護者が「一般の勉強と何が違うのだろう」と考える場面です。志望校の名前が同じでも、準備するものは選抜方法で変わります。写真や書類が整うことと、試験に向けた見通しが立つことを、分けて考えておきたいところです。

井草高校の普通科を考えるときは、受ける選抜の区分から確認しましょう。武蔵境や武蔵野市、三鷹市、小金井市、西東京市で受験を考えるご家庭には、まず一般入試の得点の組み立てと、推薦で求められる表現の違いを押さえていただきたいと思います。

令和9年度の一般入試は学力検査と調査書を7:3で扱います。推薦には調査書、面接、小論文があり、過去の小論文では社会に関する資料を読み、自分の考えを述べる問題が出されています。武蔵境の個別指導塾の受験担当として、都の資料にある数字を、今日の学習や家庭での確認につながる形で読み進めます。

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井草の総合得点を、3つの内訳で追いかける

井草高校を令和9年度の一般入試で受検する際は、国語・数学・英語・社会・理科が学力検査の対象になります。学力検査が700点、調査書が300点の配分で、面接と実技検査はありません。5教科の学習と、中学校での学習を表す評定の両方が得点に関わります。面接で志望理由を伝える準備は、推薦の準備として整理してください(都教委, 令和9年度『普通教育を主とする学科』 井草欄, 3 頁)。

学力検査は自校作成問題ではありません。過去問に取り組むときは、都立高校の共通問題を用い、教科ごとに何が解けて何が残っているかを確かめます。学校名だけで問題集を探すより、受ける問題の種類を先にそろえると、教材選びの混乱を減らせます(都教委, 令和9年度『自校作成校一覧』1 頁)。

井草の配点を読む際には、5教科で取った点数と通知表の数字を、そのまま7倍と3倍にしないように気を付けます。学力検査の素点を700点満点の尺度に、調査書の評定から求めた換算内申を300点満点の尺度に直し、足し合わせます。素点、換算内申、換算後の得点を混ぜずに書くことが、計算の第一歩です。

一般入試の換算内申は、国語、数学、英語、社会、理科の評定を1倍し、それ以外の4教科の評定を2倍して合計します。満点は65です。9教科の評定をただ足した数とは違います。手元の通知表で試算する際は、9教科それぞれの欄を見ながら、5教科の小計と4教科の小計を別々に出してください。

ここでいう換算内申は、調査書点を求める途中の数です。換算内申がそのまま300点満点の調査書点になるわけではありません。また、学習計画のために手元の評定を使って計算した結果と、実際の選抜で用いる調査書とは区別しておきます。試算した日と、どの時点の評定を使ったかを添えると、後から見直しやすくなります。

井草高校の総合得点にも、ESAT-Jによる加点があります。加える得点は評価Aなら20点で、以降はB=16点、C=12点、D=8点、E=4点、F=0点と対応します。学力検査と調査書の合計1000点に、この得点を加えた1020点が総合得点の満点になります(都教委, 令和9年度『実施要綱』18-19 頁)。ESAT-Jの得点を英語の素点へ入れてから700点に換算する計算ではありません。

計算例を1つ示します。仕組みを確かめるため、換算内申39、5教科の素点合計370点、ESAT-Jの評価Bという条件を置きます。必要な成績の目安を置く例ではありません。

計算を終えたら、合計だけでなく3つの内訳を残してください。5教科の点数が動いたのか、評定が変わったのか、話す英語の評価が加わったのかを分けて捉えられます。合計の大小だけでは、翌週に何を学ぶかまでは決まりません。内訳から答案や学習状況へ戻るところまでが、家庭で試算する意味です。

たとえば学力検査の練習で同じ合計点になっても、国語の記述で根拠を落としている場合と、数学の計算で符号を間違えている場合では復習が変わります。点数表には教科名と得点だけでなく、解き直す問題を短く記してください。覚える内容が足りないのか、知っている内容を使えなかったのかを分けると、教材を増やす前にできることが見えてきます。

調査書についても、4教科が2倍だからという理由だけで学習を偏らせるのは避けたいところです。どの教科でも授業の課題を理解し、提出する内容を確かめ、わからない点を質問することが必要です。評定の数字を家庭の想像だけで判断せず、中学校で示されている評価の観点と返却された課題を照らし合わせてください。得点の換算方法を知ることと、学校の評価を受け止めることは、つながっています。

推薦の配点と小論文から、伝える内容を考える

令和9年度の井草高校の推薦は、募集人員に対する割合が20%です。配点は調査書500点、面接200点、小論文300点で、合計1000点となります。調査書は評定を用います。面接だけを繰り返すのではなく、小論文で資料を読み、問いに答える練習にも時間を確保したい配分です。一般入試の換算内申の計算を、そのまま推薦の調査書500点に当てはめないようにしてください(都教委, 令和9年度『普通教育を主とする学科』 井草欄, 3 頁)。

学校が示す「期待する生徒の姿」には、目標に向かって学び教養を深める姿勢、学校の活動に自ら関わる姿勢、失敗の後も前向きに取り組む意欲、異文化への関心と国際理解への意欲が挙げられています。「自主・自律の精神」「失敗にくじけず」という言葉を、これまでの行動を振り返る手掛かりにしてください(都教委, 令和9年度『期待する生徒の姿』6 頁)。

これは、面接で学校の言葉をそのまま唱えるための一覧ではありません。目標を決めた経験なら、何を目標にし、途中で何を変え、今は何が課題なのかを説明できるようにします。他者と関わった経験なら、自分の役割だけでなく、相手の考えを受けて行動を変えた点も振り返れます。立派に聞こえる表現を探す前に、本人が具体的に話せる出来事を選びましょう。

過去の小論文は令和4-8年度の5年度とも、小問1が160-200字、小問2が320-400字、検査時間は60分でした。題材ごとに資料と問いの関係を読んでいきましょう。令和4年度は、世界の食料援助量、日本の食品ロス、食料自給率に関する図の読み取りと、食品ロスを減らし自給率を高める方策が扱われました。資料にある事実と、そこから提案する行動を分けて書く練習に使えます(都教委, 令和4年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』 井草欄, 8 頁)。

この題材であれば、食料援助量と食品ロスの数を見て、すぐに同じ意味の量として扱わないことが出発点です。対象や単位を確かめ、図から述べられることを絞ります。方策を書く際には、誰が何を変えるのかまで示すと、単に「無駄をなくす」と書くより、提案の中身を点検しやすくなります。たとえば、家庭で変える行動と社会全体への提案を分けると、誰に向けた方策なのかが明確になります。

令和5年度は、人々が考える優れたリーダーの特性と、実際に優れたリーダーが備える特性について、国別のランキングを読む課題でした。続く問いでは、リーダーとしての心構え、または支える側としての行動を選び、自分の体験を踏まえて述べます。役職の有無だけに目を向けず、自分が集団でどう動いたかを振り返る材料になります(都教委, 令和5年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』 井草欄, 10 頁)。

令和6年度は、日本国内の外国人人口と日本人人口、それぞれの増減率の推移を図から読み取る問いでした。小問2は、他者と協力した経験と学びを挙げ、小問1を踏まえて入学後の行動を述べる内容です。人数と増減率を区別する読み方に加え、資料の話題と自分の経験をつなぐ必要があります(都教委, 令和6年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』 井草欄, 8 頁)。

令和7年度では、生成AIの利用等に関する資料から読み取れることと背景を考察し、AIを使う利点と不利な点を踏まえて入学後に行いたいことを書く課題が出されました。新しい技術への賛成か反対かだけではなく、両面を挙げた上で自分の使い方を考える練習につなげられます(都教委, 令和7年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』 井草欄, 9 頁)。

令和8年度は、救急車の搬送人員の内訳、現場への到着や病院への収容にかかる時間の推移を読み、背景を考察する内容でした。小問2では、軽症者による救急車要請の有料化への賛否と理由を述べます。自分の立場を決めるだけでなく、判断の根拠を資料と結び付ける練習ができます(都教委, 令和8年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』 井草欄, 9 頁)。

これらは過去の出題内容であり、令和9年度の題材や条件を約束するものではありません。取り組む際は、題材の知識を集めるだけで終わらせず、問いの指示に線を引いてから文章を組み立ててください。「読み取る」「背景を考える」「体験を踏まえる」では、求められる仕事が異なります。書き終えた後、各指示に対応する一文があるかを確かめると、文章の巧さとは別の不足を見つけられます。

令和5年度の選択問題でリーダーを支える側を選んだ場合も、最初に自分が考えるリーダー像を示す必要があります。支えた経験だけを詳しく書かず、その人物像に照らして、なぜその支え方が役立つと考えたのかを補いましょう。選択肢の後半だけを読んで書き始めない練習になります。

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5年度の倍率から、毎日の学習へ戻るために

井草高校の一般入試の最終応募倍率は、令和4年度が2.13倍、令和5年度が1.62倍、令和6年度が1.91倍、令和7年度が1.44倍、令和8年度が1.24倍です。いずれも一般の第一次募集・分割前期の応募状況として読む数字です。推薦の倍率や、令和9年度の倍率として扱わないでください(都教委, 令和4-8年度『最終応募状況』各1 頁)。

応募倍率は、募集人員に対して応募がどれだけあったかを表す数字です。数字を見るときは、まず何年度か、どの選抜か、どの時点の集計かをそろえます。ここで並べた値には「最終応募」という条件が付いています。願書を出す前の希望調査や、試験を終えた後の結果の数字と、1列に混ぜて読むことはできません。

また、倍率の一覧には、応募者それぞれの学力検査の得点や調査書点は載っていません。お子さまがどの教科で取りこぼしているのか、推薦の小論文で資料を読めているのかも、この数値からはわかりません。倍率を使って必要な点数を逆算しようとするより、得点の仕組みと自分の学習状況を別々に確認する方が、次の行動を決めやすくなります。

家庭で数字を記録するなら、学校名だけのメモにせず、「井草・一般・令和8年度・最終応募」のように条件を添えてください。数字を誰かに伝えるときにも、その条件まで含めます。保護者とお子さまが違う年度を見て話していた、という行き違いを防ぐための小さな工夫です。

中3の提出予定から逆算し、資料と意見の練習を置く

中3では、出願書類の確認日と教科学習の予定をまず書き出します。評定を見直す日やESAT-Jの案内を読む日も加え、それぞれの準備が進んでいるかを確かめます。すべてを「受験準備」の一言で済ませると、勉強は進んでいるのに書類の確認が残るといったずれが生まれます。学習の予定と、学校からの案内を読む予定を、同じ手帳やカレンダーで見渡せるようにしてください。

推薦を検討する場合は、中学校の先生と相談し、必要な書類と提出までの手順を確認します。本人が準備するもの、保護者が確認するもの、学校にお願いするものを分け、それぞれいつまでに動くかを書き留めてください。高校の提出期限だけを見ず、中学校から示される確認の予定も把握しておくと、直前に文章を急いで仕上げる負担を減らせます。

志望理由や経験を文章にする段階では、お子さまにまず口頭で話してもらい、その言葉を短くメモする方法もあります。「頑張った」という結論が出たら、何をしたのか、困ったときにどうしたのかを聞きます。保護者が先に整った文章を渡すと、本人の経験とのつながりが薄くなることがあります。表現を直す際も、本人が意味を説明できる言葉を残してください。

井草の令和8年度の課題を使う日は、救急搬送に関する資料を説明する部分と、有料化への賛否を述べる部分を分けて下書きします。賛否を先に決めたために、資料の一部だけを拾っていないかも読み返してください。60分の練習後に、読み取りへ戻った時点を記録すると、構成を直すべきか、資料の理解を確かめるべきかが見えます。

面接の練習では、全文を覚えるより、出来事、考え、行動、今後という要点を自分で並べて話してみます。聞き手は途中で結論を補わず、最後まで聞いた後に、伝わりにくかった箇所を尋ねます。推薦の練習を始めても、一般入試の5教科の復習をどこに置くかは先に決めておきましょう。文章を直す作業だけで予定が埋まらないよう、週の終わりに両方の進み具合を確かめます。

中1の段階では、受験の計算を何度も行うより、9教科の学習の記録を残すことから始めましょう。定期考査の答案、返却された課題、通知表を同じ時期のものとして振り返れるようにします。評定だけを抜き出すと、どこで理解が止まっていたのかが見えにくくなります。答案の誤りと、授業で取り組んだ内容を一緒に見る習慣をつけてください。

評定について中学校に相談するときは、「どうすれば上がりますか」だけでなく、具体的な課題を示して尋ねると話が進みます。説明が足りなかった箇所、求められた手順を飛ばした箇所、提出前に確認すべき条件などを確かめます。ご家庭では、評価の理由を決め付ける前に、お子さま自身が受け取った説明を聞いてください。

中2では、5教科それぞれに、前の学年へ戻って確かめる内容がないかを見ます。数学なら計算の過程、英語なら文の組み立て、国語なら答えの根拠となる箇所を説明できるかを点検できます。理科や社会では、用語を言えることと、その用語を使って現象や関係を説明できることを分けて確認しましょう。短い説明を書いてみると、覚えたつもりの部分を見つけやすくなります。

中1、中2からの話す英語の準備は、長い日本語を英語に直す作業だけにしないことを勧めます。授業で習った表現を使い、身近なことについて短く答え、理由を添えてみます。録音して聞き直すなら、声の大きさの感想だけでなく、質問に答えているか、最後まで意味を伝えたかを確かめます。録音した日と質問を残しておくと、後日同じ問いに答えた発話と聞き比べられます。

ESAT-Jについては、中学校から届く案内を親子で読み、手続きや受験に必要な確認を学習とは別に済ませます。結果が出たら、評価の文字と換算する点数を対応させて記録してください。練習中の出来栄えを自分でAやBと決め、そのまま確定した得点として扱わないことも、試算を読み違えないために必要です。

一般入試の学習では、初めて解く共通問題と、解き直した問題の記録を区別します。解き直しで答えを覚えていた場合は、なぜその答えになるかを説明し、似た問いでも確かめます。初回の答案では、時間が足りなかった問題に印を付け、解き方がわからなかった問題と分けておきます。この違いによって、時間配分を練習するのか、内容の理解に戻るのかが変わります。

採点後は、正解した問題にも目を向けてください。根拠を持って答えられた正解と、迷って選んだ正解を区別すると、次回の復習範囲を絞れます。記述問題は、解答例を写して終える前に、設問が求めた条件と自分の文を照合します。主語が抜けて意味が曖昧になったのか、理由を書くべきところで結果だけを書いたのかを言葉にしましょう。

井草の比率に合わせて計算する塾のページ(武蔵境から通える都立高校の入試方法と総合得点の試算)もあります。井草高校の7:3を選び、どの時点の評定と答案を使ったかを記録して活用してください。計算結果を見た後は、点数の元になった答案や課題に戻り、次に確かめる内容を具体的に決めましょう。

志望理由と今週の学習を、同じ紙の上に置く

井草高校を考える際には、一般入試の7:3と推薦の配点を分け、過去の小論文から問いへの答え方を学び、応募倍率には年度と区分を添えてください。それぞれの資料は、異なる問いに答えています。1つの数字や言葉で、受験準備全体を決める必要はありません。

準備の優先順位を相談したいときには、入塾前カウンセリングという選択肢があります。志望理由を話すことも、答案の誤りを見直すことも、本人が次の行動を選ぶためにつながっています。家庭で最初に決めることは多くなくて構いません。見直す答案を1枚選び、書類で確かめたい点を1つ残すところから始められます。書類がそろった日にも、お子さまは小論文の設問と答案を照らして、書き足すべき説明を見つけられます。

参考文献

学校ごとの比率で総合得点を試算するには「武蔵境から通える都立高校の入試方法と総合得点の試算」を、7対3の学校の計算だけなら「都立高校入試 総合得点計算機」を使えます。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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