電話 0422-27-7828チャットで質問無料相談を予約

武蔵野個別指導塾の特徴

調布北高校の令和9年度入試|一般入試・推薦・倍率を都の資料で読む|武蔵野個別指導塾

科学や気候変動を扱った推薦小論文を基に、資料の説明と自分の意見を分ける練習を提案します。7:3の得点計算も確かめ、箇条書きで読み取りを示す準備へ進める内容です。

武蔵野個別指導塾

調布北高校の令和9年度入試|一般入試・推薦・倍率を都の資料で読む

科学の記事を読んで、推薦の課題に目を向ける

よくあるのは、本屋の科学雑誌の棚の前で、お子さまが気候変動の記事を見つけ、保護者と調布北の小論文の話になるという場面です。一般入試の欄には7:3、推薦の欄には小論文とあります。どちらも同じ学校への入口ですが、用意する答案も、点数の組み立ても違います。興味のある題材を受験準備へつなぐには、まずこの2つを別々に読む必要があります。

調布北高校は武蔵境駅から直線で約2.5kmです。身近な候補として考え始めても、距離だけで受験準備の内容は決まりません。普通科の一般入試では5教科の得点と調査書点をどう合わせるのか、推薦ではどんな文章を書き、どんな経験を自分の言葉にするのか。家庭で確かめたいのは、その具体です。

ここでは令和9年度の選抜方法と、過去の応募倍率・小論文の課題を分けて読みます。現在の方法、過去に起きたこと、これから取り組むことを混ぜずに整理すると、「調布北が気になる」という気持ちを、今週の学習や中学校での相談につなげられます。

武蔵野個別指導塾の教室 武蔵野個別指導塾

一般入試は5教科と調査書を7:3で組み合わせる

令和9年度の調布北高校普通科の一般入試は、国語・数学・英語・社会・理科の5教科です。学力検査の得点と調査書点の比率は7:3で、学力検査が700点、調査書点が300点の配分になります。面接と実技検査はありません(都教委, 令和9年度『普通教育を主とする学科』 調布北欄, 5 頁)。一般入試の準備を考えるときは、まずこの配分を手元に置いてください。

また、調布北高校は自校作成問題を実施する高校ではありません。学習計画は都立の共通問題を軸に考えます。学校名を見て難しい問題集を増やす前に、共通問題の形式で、何を読み違え、どの計算で止まり、どこまで時間内に解けたかを確かめたいところです(都教委, 令和9年度『自校作成校一覧』1 頁)。

調布北高校の総合得点の枠は1020点です。ESAT-Jでは、A・B・C・D・E・Fの順に20・16・12・8・4・0点を加算します。5教科の英語の得点と、ESAT-Jの点数は別の欄として扱います。英語を学習するという点ではつながっていますが、計算では混ぜません(都教委, 令和9年度『実施要綱』18-19 頁)。

調査書点を考えるときの出発点は換算内申です。学力検査を行う5教科の評定はそのまま足し、音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科の評定は2倍して足します。満点は65です。通知表の9教科の評定をただ足した数字とは違うため、家庭で計算する際には、教科名と評定を並べてから重みを付けると取り違えを防げます。

ここで、点数がどう合わさるかを1回計算してみます。5教科の素点合計が500点満点中450点、換算内申が65、ESAT-JがAの場合です。以下は配点への換算を確かめる一例です。

学力検査の得点は450÷500×700=630点です。調査書点は65÷65×300=300点です。ESAT-JのAを20点として加えると、630+300+20=950点になります。450点という答案の素点と、950点という総合得点は、満点も中身も違います。数字を記録する際には「素点」「換算内申」「総合得点」の名前も一緒に書きましょう。

換算内申65は、9教科の評定がすべて5の場合の値です。5教科分の25に、残る4教科分の20を2倍した40を足して65になります。試算で満点を置くことと、実際の評定を確かめることは区別してください。家庭では合計だけを書かず、通知表の各欄から転記した値も残すと、計算のもとをたどれます。

7:3の配分を見て、学力検査だけに時間をかければよいと考えるのは早計です。一方で、調査書点が気になるからといって、答案を解く練習が後回しになるのも困ります。評定については中学校での学習の状況を確かめ、当日点については入試形式の答案を確かめる。見る資料を分けると、家庭での声かけも具体的になります。

たとえば数学の答案なら、答えを出す方法を知らなかったのか、途中の符号を誤ったのか、問題文の条件を使えていなかったのかを区別します。国語なら、根拠になる文を見つけられたか、設問の求める内容に答えているかを見ます。同じ失点でも直す作業は違います。点数の上下だけを記録するより、次の演習で確認する項目を1つ添えるほうが、学習を動かしやすくなります。

社会と理科も、用語を思い出せることと、資料に沿って答えを選べることを分けて点検してください。知識があるのに誤った場合、資料の単位や比較する対象を読み違えているかもしれません。英語も、単語を知らなかった箇所と、文のつながりを追えなかった箇所を区別できます。5教科を受ける準備は、5冊の教材を進めるだけでなく、教科ごとの止まり方を見つける作業でもあります。

面接のない一般入試では、答案の外で考え方を説明し直すことはできません。記述した内容が問いに対応しているか、見直しの時間にどこを確認するかまで、解答用紙を使って練習しておきましょう。家庭で総合得点を計算する目的は、お子さまを数字で決めつけることではなく、評定と答案のどちらにどんな課題が残っているかを見える形にすることです。

推薦の配点と、小論文で求められた考え方を読む

令和9年度の調布北高校の推薦入試は、募集人員に対する推薦の割合が20%です。調査書点は500点、面接点は200点、小論文は300点で、調査書点の基になるのは評定です。3つの配点を合計すると1000点になります。推薦用の配点表は、一般入試の700点と300点の表から分けて記録しましょう(都教委, 令和9年度『普通教育を主とする学科』 調布北欄, 5 頁)。

小論文に300点が配分されていることから、推薦を考える家庭では、話す準備と書く準備を分けて予定に入れたいところです。面接で伝えたい経験を整理しても、課題文や資料を読んで意見を書く練習の代わりにはなりません。また、推薦の20%という数字は募集の枠を示すもので、個人の結果を表す数字ではありません。

学校が示す「期待する生徒の姿」は4つの柱として読めます。自分で考えて行動し、結果を振り返って改善すること。学業と学校での活動を両立し、限られた時間を生かすこと。文系・理系の区分にとらわれず幅広く探究し、将来の科学技術などの分野につながる関心をもつこと。そして失敗を恐れず挑戦し、学び続けることです。推薦を検討する際は、調布北が示す4項目すべてに沿って自分を振り返ります(都教委, 令和9年度『期待する生徒の姿』10 頁)。

原文の「その効果を振り返り改善を図る」と「失敗を恥じることなく前向きに挑み続け」は、経験を整理する際の手がかりになります。「頑張った」で終えず、何を試し、何がうまくいかず、次に何を変えたのかをたどってみてください。目立つ成果を探すだけでなく、取り組みの途中にある判断を説明できるかを確かめます。振り返る際には、当初の方法と変更後の方法を区別して話すと、判断の経緯が伝わります。

令和5年度には、利他に関する文章を読んで260-340字で意見を書く問い、特定地点のpHの変化をグラフと地図から読む問い、環境問題への意見を120-200字で述べる問いがありました。検査時間は50分です。文章への応答と図表の読み取りを行き来する課題として練習できます(都教委, 令和5年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』 調布北欄, 15 頁)。

グラフと地図を合わせて読むときは、グラフ上の地点名を地図上で探し、同じ対象を見ているかを確かめることから始めます。時期による変化と場所による違いを別々にメモすれば、比較の軸が途中で入れ替わるのを防げます。環境問題への意見を書く際も、資料が示した変化を説明する文と、自分が必要だと考える対応を述べる文を分けましょう。原因を断定する文があれば、どの記載を根拠にしたのかをたどり、推測なら推測として表す言葉に直します。

令和6年度は50分で、課題文を踏まえて学校教育でコミュニケーションの力を育てる工夫を320-380字で述べる課題、都市化率に関する3種類のグラフを読む課題、その読み取りを踏まえて東京都の都市化について120-200字で考えを述べる課題が示されています。グラフの課題には、解答欄に合わせて箇条書きで書く指示があります(都教委, 令和6年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』 調布北欄, 13 頁)。

令和7年度も50分です。人と掃除ロボットの関わりを扱う文章を踏まえてコミュニケーションについて320-360字で考えを書く課題、二酸化炭素排出量や発電量についてグラフ・表を読む課題、脱炭素社会に向けた手段を160-240字で述べる課題が出ています(都教委, 令和7年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』 調布北欄, 14 頁)。資料の読み取りでは解答欄に合わせた箇条書きが求められています。文章を長く書く力だけで準備を終えず、複数の資料のどこを比べたかを短く説明する練習も必要です。

令和8年度は50分で、科学に関する課題文を踏まえて280-340字で考えを書く課題、気候変動による日本経済への影響を抑える政策を120-200字で述べる課題、2つの資料から読み取れることを3つ書き出す課題でした。令和9年度も同じテーマや形式になると決めず、過去の課題を、読む・取り出す・考える・書くという作業の練習に使います(都教委, 令和8年度『推薦の小論文・作文テーマ一覧』 調布北欄, 14 頁)。

資料の読み取りでは、書いてある事実と、自分が考えた理由を区別しましょう。「数値が変化した」は資料で確かめられても、「ある政策のために変化した」は別の根拠を要することがあります。意見を書く場合も、最初に立場だけを決めるのではなく、課題文のどの内容を受けて考えたのかを押さえます。知っている話題に引き寄せすぎず、目の前の問いに答える練習です。

推薦の書類を準備するときも、学校が期待する姿をそのまま自分の長所として並べる必要はありません。学習方法を変えた経験、時間の使い方を工夫した経験、授業の内容から別の疑問をもった経験などを、自分の言葉で説明してみます。お子さまが話した内容に保護者が質問を返すと、まだ言葉になっていない理由が見つかることがあります。文章を整える前に、経験の中身を確かめてください。

武蔵野個別指導塾の自習室 武蔵野個別指導塾

過去の応募倍率は、年度と選抜区分を付けて読む

調布北高校の一般入試について、第一次募集・分割前期の最終応募倍率は、令和4年度が1.72倍、令和5年度が1.48倍、令和6年度が1.59倍、令和7年度が1.73倍、令和8年度が1.73倍です。いずれもその年度の応募状況を示す数字で、推薦の倍率ではありません(都教委, 令和4-8年度『最終応募状況』各2 頁)。

令和7年度と令和8年度は、表示された倍率がともに1.73倍です。応募倍率が示すのは募集人員と応募人員の関係であり、個々の答案や調査書の内容ではありません。過去の値を令和9年度に置き換えず、各年度の記録として扱います。

また、最終応募倍率という名前のとおり、ここで見ているのは応募の段階です。当日の受検を経た別の数字と混ぜて比べないことが大切です。家庭のメモには、学校名だけでなく「一般」「最終応募」「年度」を添えてください。数字を写す作業は小さく見えますが、違う種類の倍率を並べて不安を大きくすることを防げます。

9教科の振り返りに、資料を説明する練習を加える

中1の段階では、評定の合計を急いで受験用の数字に置き換えるより、9教科の学習をどう進めているかを確かめたいところです。授業で扱った内容を説明できるか、提出する課題の条件を読んでいるか、返された答案をそのまましまっていないか。通知表は、数字を見ると同時に、次の学期に何を確かめるかを考える入口にできます。

評定について疑問があるときは、中学校の先生に学習上の改善点を尋ねてください。家庭だけで「提出物を出せば上がる」などと条件を決めず、教科ごとの評価や取り組みを確かめます。一般入試では4教科の評定を2倍して換算しますが、それは勉強を点数の計算だけに合わせる理由にはなりません。各教科で何を学ぶかを置き去りにしない準備が必要です。

調布北の令和8年度の課題に合わせるなら、資料から読み取ったことを3つ箇条書きにしてから、それぞれの根拠の位置を示す練習ができます。政策についての考えを書く際は、読み取った事実と提案を別の欄に置き、提案がどの影響を抑えるのかを言葉にしてください。科学の課題文を読む練習と同じ日に全てを仕上げず、作業ごとに振り返ります。

中2では、教科ごとに積み残した内容を探します。たとえば理科で計算が止まるとき、公式の理解の問題なのか、割合の計算の問題なのかで戻る場所は違います。英語なら、読めない文章の中から、語句・文の形・内容のつながりのどこに困ったかを選びます。「苦手教科を頑張る」という予定を、解く問題や確認する内容が決まった予定へ変えていきましょう。

この時期から推薦を意識するなら、活動の名前を集めるより、自分で考えて変えたことを短く記録してみてください。「計画どおりに進まなかったので、翌週は課題を分けた」といった記録でも、振り返りの材料になります。後から立派な話を作るためではなく、行動と結果を結び付けて説明するためです。記録があれば、どこで助言を受け、どこを自分で決めたかも区別できます。

推薦の準備は、中学校と相談しながら、必要な書類と提出までの段取りを確かめます。下書きの前に、志望する理由と、自分の経験のメモを分けて作ると整理しやすくなります。「期待する生徒の姿」のどの部分を読み、なぜ自分もそこへ向かって学びたいと考えたかを、お子さま自身が説明できるか確認してください。保護者が整えた表現を覚えるだけにしないことが大切です。

中3になったら、評定、5教科の答案、ESAT-J、推薦の書類を別々に点検する予定を立てます。最初に同じ紙へ全部の課題を書き出しても、そのまま一度に片付けようとしないでください。中学校へ尋ねること、家庭で整理できること、お子さまが演習することを分ければ、保護者がすべてを抱え込まずに済みます。

一般入試に向けた演習では、時間を測って解いた答案を残します。復習した直後に正解できた問題も、別の日に解き直して、解く手順を自分で取り出せるか確かめましょう。点数だけを記録する場合と違い、途中式や本文への印が残っていると、どこから答えがずれたのかを話し合えます。解き直しの結果は、次に使う教材や復習する単元を選ぶ材料になります。

ESAT-Jの準備では、短い内容を声に出し、録音して聞き直す方法が使えます。伝えたい情報が入っているか、途中で止まったのは単語が出なかったためか、何を話すか決まっていなかったためかを確かめます。読む練習の時間だけでは、実際に話した際の止まり方を見つけにくいため、発話する時間を別に設けてみましょう。

家庭で発話を聞くときは、一度にすべての誤りを指摘するより、今回伝えようとした内容を確かめます。そのうえで、言えなかった表現を調べ、もう一度話します。点数化の仕組みを理解することと、声に出して練習することは別の作業です。評価の記号だけを気にして、実際の練習が予定に入っていない状態を避けたいところです。

推薦の準備を進める期間も、一般入試の5教科を予定に残します。面接で話す内容の整理に時間を使った日は、短い復習をどこへ入れるかまで決めておくと、学習が途切れた箇所を把握できます。直前期は教材を増やす判断だけでなく、今ある課題のどれを終えるかを考えてください。保護者は予定表の量を評価するより、本人が終えた内容と次に困っている点を確かめます。

評定と当日点の関係を整理するときは、調布北の配点で数字を入れられる、塾の「武蔵境から通える都立高校の入試方法と総合得点の試算」のページも使えます。学校ごとの比率で試算し、入力した評定や素点が何の資料に基づくかを添えておきましょう。計算した数字を眺めるだけで終わらせず、次に確認する教科や答案を選ぶところまでつなげてください。

調布北を目指す気持ちを、次の学習へつなぐ

一般入試の7:3、推薦の調査書・面接・小論文、過去の応募倍率は、それぞれ違う問いに答える資料です。家庭で読み進めるときは、まず仕組みを確かめ、次にお子さまの評定や答案を置いてみてください。推薦への関心があるなら、自分で考え、振り返り、改善した経験も言葉にしてみましょう。

調布北の受験準備について相談をご希望なら、入塾前カウンセリングへお申し込みください。「調布北に行きたい」という言葉の後に、何を調べ、何を解き直し、何を中学校に相談するかが続けば、受験準備は具体的になります。まだ解けない問題や、うまく説明できない経験も、その出発点です。お子さまが小論文に書いた判断は、資料のどこを読んだかまで説明して確かめられます。

参考文献

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

お電話 チャットで質問チャット