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【高校英語 読解】不定詞と動名詞の読み分けを図解で総まとめ—名詞 形容詞 副詞用法・意味上の主語|武蔵野個別指導塾

【高校英語 読解】不定詞と動名詞の読み分けを図解で総まとめ—名詞 形容詞 副詞用法・意味上の主語のアイキャッチ 武蔵野個別指導塾
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toの直後だけで訳を決めず、文の中の役割と動作をする人を追います。3用法の分岐図、並べ替えや空所補充、自作の短文読解を通して、長い英文のまとまりを確かめましょう。

よくあるのは、冬期講習の初日の教室で、長文の中のtoに印を付けたところまではよいのに、全部を「するために」と訳して話のつながりを見失うという場面です。「何をしたいのか」を述べる部分と、「何のためにしたのか」を述べる部分が混ざり、単語の意味は拾えても、登場人物の目的や判断がつかめなくなります。さらにingで終わる語が続くと、どちらも動作を表しているため、文のどこまでをまとめればよいのか迷いやすくなります。

この迷いを減らすには、toやingだけを見るのではなく、そのまとまりが文のどこに入り、何を説明しているかを確かめます。そして、その動作をする人を一人ずつ対応させます。読み終えたときに「誰が何を望み、誰の行動についてどう判断したのか」を説明できれば、用法の名前を答えるだけの段階から、内容を根拠付きで読む段階へ進めます。

この単元で身につけること

前の単元で扱う分詞と分詞構文の読み方と同じく、動詞に似た形を見つけたら、まず文全体の主語と動詞を確保することが出発点です。今回は、動作をひとまとまりの内容にした部分や、別の語へ説明を足す部分を区別して読み進めます。

基本の考え方

to以下の行き先を決める

不定詞は、ここではtoと動詞の原形を中心にできるまとまりを指します。動名詞は、動詞のing形が名詞の働きをするものです。形の復習を増やすより、見つけたまとまりを文のどこへ戻すかに集中しましょう。

To read the instructions carefully takes time.

訳:説明を注意深く読むことには時間がかかります。

文全体の動詞はtakesです。その前のまとまりが「何に時間がかかるか」を示しているので、主語として読みます。主語とは、文が何について述べるかを示す部分です。toの直後のreadだけで区切ると「何を」「どのように」読むかが離れてしまうため、carefullyまでをまとめます。このように名詞と同じ位置に入る働きを名詞的用法と呼びます。

Emma hopes to join the reading group.

訳:エマはその読書グループに加わりたいと思っています。

hopesの後ろは、エマが望む内容です。「加わるために望む」と読むと、望む内容が欠けてしまいます。用法を決めるときは、to以下をいったん隠して、前の動詞がどんな内容を求めているか考えると、結び付きが見えやすくなります。ただし、隠した文が文法的に成立するかどうかだけでは、すべての用法を判定できません。

Ken needs a quiet place to study.

訳:ケンには勉強するための静かな場所が必要です。

中心は「ケンには静かな場所が必要だ」という内容です。to studyはplaceを説明して、「どんな場所か」を限定します。名詞を説明する形容詞と同じ働きなので、形容詞的用法です。日本語訳には「ため」が入りますが、それだけで副詞的用法とは決められません。説明の行き先が、必要とするという動作なのか、場所という名詞なのかを見ます。

Yuki opened the window to let in fresh air.

訳:ユキは新鮮な空気を入れるために窓を開けました。

今度のto以下は、窓を開けた目的を加えています。「何のために開けたか」に答えるので、動作などを説明する副詞と同じ働きです。これを副詞的用法と呼びます。図1のように、名詞の位置に入る、名詞を説明する、動作などを説明する、という3つの関係へ整理すると、訳語だけに頼らず読み分けられます。

図1 不定詞のまとまりを文中の働きで分ける三方向

図1の「動作など」には、形容詞を説明する場合も含みます。副詞的用法を見つけたら必ず目的にするのではなく、前の語が気持ちや評価を表していないかも確かめます。

Tom was glad to hear the news.

訳:トムはその知らせを聞いてうれしく思いました。

この文では、知らせを聞くことが喜びの原因です。「聞くためにうれしかった」では、出来事の関係が逆になります。目的か原因かという内容の判断は、gladのような前の語と、文全体で自然な関係になるかを合わせて決めます。

仮の主語と、実際に行う人を分ける

It is useful for students to compare two answers.

訳:生徒が2つの答えを比べることは役に立ちます。

ここでのitは形式主語です。形式主語とは、後ろに置く本来の主語の内容を、文頭で仮に受ける語です。最初は「役に立つことがある」と受け取り、to以下でその内容を埋めます。for studentsは比べる動作をする人を示しています。このように、不定詞や動名詞が表す動作の主体を意味上の主語と呼びます。

読み進める順序では、itで具体的な物を思い浮かべず、usefulを「役に立つ」という判断として保留し、compare以下が出たところで判断の対象を確定します。forの前で訳を終えてしまうと、生徒が比べるのか、別の人が生徒のために比べるのかが曖昧になります。前後の語と組み合わせて、誰の行動への評価なのかを読みます。

It was kind of Emma to help Ken.

訳:エマがケンを手伝ってくれたのは親切でした。

kindのように人の性質を評価する語と結び付く場合は、ofの後ろの人が、その行動をした人として示されます。forとofを一律に「のために」と訳さず、「行動への判断か、人柄への評価か」を読む手掛かりにします。また、すべてのitが形式主語ではありません。後ろに対応する内容があるか、前に指す物があるかを確かめて判断します。

Emma showed Ken how to fold the paper.

訳:エマはケンにその紙の折り方を見せました。

疑問詞は、何・どこ・どのようにといった情報を尋ねる語です。疑問詞とtoが組むと、この例では「どう折るか」という方法のまとまりになります。文全体が疑問文になったわけではありません。showedが、見せた相手としてKen、見せた内容としてhow以下を取ることを押さえます。

We have not decided which book to discuss.

訳:私たちはどの本について話し合うかをまだ決めていません。

which bookまでを一緒に読み、「どの本か」という選択の内容を残します。decidedだけを見て「決めた」としないことも必要です。notがあるので、未決定なのは話し合い方ではなく、話し合う本です。選択肢の内容一致問題では、この違いが判断の根拠になります。

ingの形より、何をひとまとまりにしているかを見る

Reading short stories helps me relax.

訳:短い物語を読むことは、私がくつろぐのに役立ちます。

Reading short storiesが主語のまとまりで、helpsが文全体の動詞です。ingが見えたから進行形と決めず、be動詞との組み合わせや文中の位置を確認します。ここで話題になっているのは、読んでいる途中の人ではなく、物語を読むという行為です。

I appreciated Ken’s checking the schedule.

訳:私はケンが予定を確認してくれたことに感謝しました。

感謝したのはIですが、確認したのはKenです。Ken’sは所有格、つまり「誰のものか」などを示す形ですが、ここではcheckingの意味上の主語になっています。Ken’sだけを「ケンの」と置き、checkingを別の動作として読むと、人物の対応を見失います。「ケンが予定を確認すること」までまとめて、感謝の対象にします。

Would you mind my opening this window?

訳:私がこの窓を開けてもよいでしょうか。

mindは、この文では「気にする、嫌だと思う」という意味です。気にするかを尋ねられているのはyou、窓を開けるのはmyが示す話し手です。会話ではここにmeを用いる形もあります。所有格でなければ必ず誤り、と考える必要はありませんが、どの人がopeningの動作をするかは変わりません。

I look forward to meeting the new members.

訳:私は新しいメンバーに会うのを楽しみにしています。

このtoは前置詞です。前置詞とは、名詞などの前に置いて、ほかの語との関係を表す語です。look forward toというまとまりの後ろでは、動詞の原形ではなく、動名詞が使われます。toの後ろを見て形を判断すると同時に、左側も見て熟語としてのまとまりを確かめることが、読み間違いを防ぎます。

例題で使い方を確かめる

例題1 説明する名詞を見つける並べ替え

「私には今日終えるべき報告書があります」という意味になるように、語句を並べ替えましょう。語句は a report / today / I / to finish / have です。文末にピリオドを付けます。

  1. まず「私にはあります」という骨格を作ります。主語のIと動詞のhaveを先に置くと、何があるのかを待つ読みになります。
  2. 持っているものとしてa reportを続けます。todayをここで強く結び付けて「今日の報告書」と決めず、何を今日行うのかを確認します。
  3. to finishをreportの後ろへ置きます。finishはここでは報告書を終えるという関係で、報告書が何の動作を受けるものかを説明しています。
  4. todayを最後に置き、終える時を示します。完成した文を読んで、「何かを終えるために報告書を持つ」ではなく、「終えるべき報告書を持っている」と理解できるか確かめます。

答え:I have a report to finish today.

訳:私には今日終えるべき報告書があります。

形容詞的用法の不定詞では、前の名詞と後ろの動詞の意味の関係を補うと内容が明確になります。今回のreportはfinishの対象です。単に「後ろから説明」と覚えるだけでなく、「誰が、何を終えるのか」まで補って読むと、長文の中で課題を抱えている人物を追えます。

例題2 行動をする人を確定する空所補充

「ケンが友人に計画を説明することは重要です」という意味になるように、空所にforまたはofを入れましょう。

It is important ( ) Ken to explain the plan to his friends.

訳:ケンが友人に計画を説明することは重要です。

  1. importantは、ここでは説明することの重要性を判断している語です。ケンの親切さなど、人柄を評価する語としては読まないため、ofを選ぶ根拠はありません。
  2. explainの動作をするのはKenです。for Kenで意味上の主語を示し、to以下で重要だと判断されている内容を受け取ります。
  3. 2つ目のtoはto his friendsという前置詞のまとまりです。直後が動詞の原形ではなく人を表す名詞なので、「誰に説明するか」を示す相手として読みます。

答え:for

完成文:It is important for Ken to explain the plan to his friends.

訳:ケンが友人に計画を説明することは重要です。

図2のように、表面の文の順序はit、判断、動作をする人、行動の内容です。図の矢印は読む順序を示し、下の「説明する人」は、文頭のitではなくfor Kenに対応しています。

図2 形式主語から判断と行動の内容へ進む読み順

図2で最後のまとまりに着くまで、「重要なのは何か」を保留しておくのが読み方の要点です。途中のKenだけを見て「ケンは重要だ」と結論にしてしまうと、人物への評価と行為への評価を取り違えます。

例題3 疑問詞の内容を残す和文英訳

「エマはいつ庭に水をやればよいかを知っています」を、Emma knowsで始め、疑問詞とtoを使って表しましょう。「庭に水をやる」はwater the gardenとします。

  1. knowsの後ろに、知っている内容を置きます。問いの焦点は庭の場所でも水やりの方法でもなく時なので、whenを選びます。
  2. when to water the gardenをひとまとまりにします。疑問詞の後ろでも、この形では主語と時制を持つ動詞を新しく並べる必要はありません。
  3. 文全体は「エマは知っている」という説明なので、文末は疑問符にしません。日本語へ戻したときに「いつ」という情報が落ちていないか確認します。

答え:Emma knows when to water the garden.

訳:エマはいつ庭に水をやればよいかを知っています。

読解では、knowsだけから「水やりが上手だ」と内容を広げないことが大切です。読み取れるのは時を知っていることで、技術の高さまでは述べていません。疑問詞が限定している範囲を守ると、本文以上のことを言う選択肢を避けられます。

短文読解A 行動の目的と相談の内容を分ける

次の英文は、読書グループの準備についての文章です。初めに各文の中心の動詞を追い、次にto以下が目的なのか、決める内容なのかを見てください。

Emma wanted to start a reading group at the local library. She invited Ken to help her choose a book for the first meeting. It was difficult for them to find a story that everyone could enjoy. Instead of choosing the longest book, they decided to ask the other members for ideas. Ken suggested making a short list of possible titles. Emma liked his thinking about the needs of new readers. They also discussed how to give everyone enough time to speak. Their aim was to make the meeting friendly, not to finish as many pages as possible.

訳:エマは地域の図書館で読書グループを始めたいと思いました。彼女はケンに、最初の集まりで使う本選びを手伝ってほしいと頼みました。みんなが楽しめる物語を見つけるのは、2人にとって難しいことでした。最も長い本を選ぶ代わりに、2人はほかのメンバーに案を求めることにしました。ケンは候補となる本の題名を短い一覧にすることを提案しました。エマは、彼が読書を始めたばかりの人たちの必要を考えていることをよいと思いました。2人は、全員に話す時間を十分に与える方法についても話し合いました。2人の目的は集まりを親しみやすいものにすることであり、できるだけ多くのページを読み終えることではありませんでした。

第1文のwantedの後ろはエマの希望です。第3文では、Itを受けて判断を先に読み、to find以下で難しいことの中身を確定します。第6文のhisは、直前の文で案を出したKenを指します。likedの主語であるEmmaが考えた、とつなげないようにしましょう。

最後の文は、目的を2つ並べて両方とも肯定しているわけではありません。wasの後ろで目的の内容が示され、notの後ろの「多くのページを読み終えること」は退けられています。ページ数を増やすことが主な目的だという読みは、toの形ではなく、この対比に反します。形でまとまりを見つけた後には、必ず文と文のつながりへ戻ります。

つまずきやすいところと直し方

1 toの直後をすべて動詞の原形にする

× I am looking forward to visit the library.

誤文の意図:私は図書館を訪れるのを楽しみにしています。

どこが違うか:look forward toのtoは前置詞なので、動作を続ける場合は原形のvisitではなく動名詞のvisitingにします。

○ I am looking forward to visiting the library.

訳:私は図書館を訪れるのを楽しみにしています。

toがあることだけで不定詞と判定すると、英文を読む場合にも、誤りを直す場合にも迷います。図3のように右側の形を比べ、さらに左側の語のまとまりを確認します。進行形のlookingと、前置詞の後ろのvisitingは、同じingでも文中の働きが違います。

図3 直後の形と左側の語から二種類のtoを見分ける

図3のto readとto readingは、右側の形を比べるための短いラベルです。後者を単独でどんな文にも付けられるわけではなく、前置詞のtoを含む適切な表現の中で用います。

I hope to read the book soon.

訳:私は近いうちにその本を読みたいと思っています。

I look forward to reading your story.

訳:私はあなたの物語を読むのを楽しみにしています。

この2文では、どちらもまだ先の行動を述べています。動名詞は必ず過去、不定詞は必ず未来、という区別はできません。前の動詞や表現と、文脈での時の関係を別々に見ます。

2 動名詞の動作をする人を文の主語にそろえる

× She appreciated he helping with the boxes.

誤文の意図:彼女は、彼が箱を扱う作業を手伝ってくれたことに感謝しました。

どこが違うか:helpingの意味上の主語をこの位置で示すには、主格のheではなく所有格のhisなどを使います。

○ She appreciated his helping with the boxes.

訳:彼女は、彼が箱を扱う作業を手伝ってくれたことに感謝しました。

直すときはhisという形だけで終わらず、感謝した人と手伝った人を別々に答えてみます。前者はShe、後者はhisが指す男性です。文脈がなければ男性の名前までは特定できませんが、役割の違いはこの文だけで確定します。目的格のhimを用いる形もあるため、hisだけが唯一の自然な表し方だと広げないことも大切です。

3 疑問詞の後ろへ別の疑問文の語順を入れる

× Ken knows how does use the map.

誤文の意図:ケンはその地図の使い方を知っています。

どこが違うか:方法を表すhowとtoのまとまりにする場合、doesを置かずhow to useと続けます。

○ Ken knows how to use the map.

訳:ケンはその地図の使い方を知っています。

疑問詞を見た瞬間に、文全体を質問として読まないようにします。knowsが求めているのは「知っている内容」であり、how以下はその中身です。ほかの語順へ直すことも可能ですが、まずは今回の形で、方法を表す内容をひとまとまりにできるか確かめます。

同じ動詞の後ろでも、行動の順序が変わる

I remembered to bring my notebook.

訳:私は忘れずにノートを持ってきました。

I remember bringing my notebook yesterday.

訳:私は昨日ノートを持ってきたことを覚えています。

最初の文は、するべきことを思い出して実行した読みです。次の文では、すでに行ったことを今覚えています。rememberの後ろは、形によって思い出す内容と行動の関係が変わります。ただし、この組み合わせの違いを、そのまますべての不定詞と動名詞に当てはめてはいけません。

Ken stopped to check the address.

訳:ケンは住所を確認するために立ち止まりました。

Emma stopped checking her phone during the meeting.

訳:エマは集まりの最中に携帯電話を確認するのをやめました。

最初は立ち止まる目的として確認が続き、次は確認という行為そのものをやめています。内容一致問題で「確認しなくなった」と言えるのはどちらか、というように行動へ戻して確かめます。用法名だけを答えるより、人物がその後に何をしたかを言えることが読解では重要です。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

練習問題

短文読解B 準備と出来事を対応させる

Ken offered to help at a small garden near his home. Before the first visit, he remembered to put a notebook in his bag. He wanted to learn how to care for young plants. At the gate, he stopped to read a sign about the day’s work. Yuki thanked him for arriving early and showed him where to leave his bag. It was important for the helpers to keep the paths clear. Ken enjoyed working with the others, but he avoided moving plants without asking. On his way home, he remembered seeing a tiny flower beside the gate. He planned to draw it in his notebook that evening.

訳:ケンは家の近くの小さな庭で手伝うと申し出ました。初めて訪れる前に、彼は忘れずにノートをかばんに入れました。彼は若い植物の世話の仕方を学びたいと思っていました。門のところで、彼はその日の作業についての掲示を読むために立ち止まりました。ユキは彼が早く来たことに礼を言い、かばんを置く場所を教えました。手伝う人たちが通路を空けておくことは重要でした。ケンはほかの人たちと一緒に作業するのを楽しみましたが、尋ねずに植物を動かすことは避けました。帰り道、彼は門のそばで小さな花を見かけたことを思い出しました。彼はその日の夕方に、それをノートに描くつもりでした。

練習1 空所補充

本文の内容に合うように、stoppedに続く形をto read / readingから選びましょう。「門のところで掲示を読むために立ち止まった」という意味にします。選んだ後、何をやめた文ではないのかも日本語で説明してみましょう。

練習2 読み取り

第6文の「通路を空けておく」という動作をするのは誰ですか。本文の英語で答え、その判断の手掛かりとなる語も挙げましょう。文頭のItが何を指しているかも考えます。

練習3 並べ替え

本文を踏まえ、「ケンは道具をどこに置くべきか尋ねました」を並べ替えて表しましょう。語句は where / Ken / the tools / asked / to put です。これは本文にある出来事そのものではなく、同じ読み方を別の内容へ使う問題です。

練習4 読み取り

ケンがノートをかばんに入れたことと、花を見かけたことでは、rememberが表すこととの前後関係がどう違いますか。また、本文だけから「花を描き終えた」と言えるかも答えましょう。形の違いと、最後の文のplannedの意味をそれぞれ根拠にします。

答えと解説

練習1の答え:to read。掲示を読むことが立ち止まった目的です。読む行為をやめたという意味にはなりません。立ち止まることと読むことを、別々の行動として結び付けます。

練習2の答え:the helpers。forが意味上の主語を導く手掛かりです。Itは形式主語で、重要だと判断される内容は後ろの「通路を空けておくこと」です。ユキだけ、ケンだけ、と狭く限定する根拠はありません。

練習3の答え:Ken asked where to put the tools.

訳:ケンは道具をどこに置くべきか尋ねました。

where以下は尋ねた内容です。to putの後ろへthe toolsを置き、何を置くのかを保ったまま「どこに」をまとまりの先頭に出します。本文のbagをtoolsへ替えても、場所を尋ねるという関係は同じです。

練習4の答え:ノートは入れることを思い出して実行し、花は先に見かけた出来事を後で思い出しています。花を描き終えたとは言えません。第2文のremembered toは実行を忘れなかったこと、第8文のremembered seeingは経験を思い出したことを表します。最後の文は描く予定を述べているので、実行の完了を補って読まないようにします。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

次に比較表現を読むときにも、比べる対象が「物」なのか「行うこと」なのかをそろえる必要があります。不定詞や動名詞を途中で切らずにまとめる読み方は、何と何を比べているかを確定する土台になります。toやingの形で足を止めず、まとまり同士の関係へ目を移せるようにしましょう。

家では5分を2つの確認に分けられます。最初の2分は短文読解Bの第2文と第8文を声に出し、ノートを入れることと花を見ることが、思い出すことの前か後かを日本語で添えます。残りの3分は例題3の庭を水やりする文で、whenをhowへ入れ替えて口頭で言い、知っている内容が時から方法へ変わったと説明します。意味が変わった点まで言えて初めて、入れ替えが確かめられます。

個別指導で読みを確かめる際は、訳が崩れた一文に戻り、文全体の動詞、不定詞や動名詞の範囲、動作をする人の順に確認します。お子さまの家庭での説明を聞く場合も、用法名がすぐ出るかより、「誰が何をする部分なのか」を本人の言葉で言えるかに注目すると、止まっている箇所が見えてきます。

まとめ

読書グループの目的を読むときも、庭での作業を追うときも、動作を表す語を一列に訳すだけでは、希望・方法・目的・経験の違いが消えてしまいます。用法を確かめる作業は、訳語を増やすためではなく、文の中でそれぞれの行動が担う役割を残すために行います。迷った箇所には「何の内容か」「何を説明するか」「誰が行うか」という問いを一つ添えて、前後へ戻ってみましょう。

「誰が、何をすることについて述べたのか」まで言える読みには、toの数を数えるだけでは届かない確かさがあります。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

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