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【中学受験算数】倍数と約数の応用を図解で総まとめ—最大公約数 最小公倍数の文章題・ベン図・約数の個数|武蔵野個別指導塾

【中学受験算数】倍数と約数の応用を図解で総まとめ—最大公約数 最小公倍数の文章題・ベン図・約数の個数のアイキャッチ 武蔵野個別指導塾
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等分と周期の文章題から最大公約数・最小公倍数を選び、ベン図で重なりを数えます。約数の個数を求める表や分数の約分も、例題と練習問題で確かめられます。

よくあるのは、学校のテスト前の自習室の白板の前で、お子さまが「最大公約数と最小公倍数は計算できるのに、この文章題ではどちらを使うのかな」と手を止める場面です。「できるだけ大きく」と書いてあれば最大公約数、「いちばん小さく」と書いてあれば最小公倍数、と言葉だけを手がかりにすると、袋の数を求める問題や、同時に鳴る時刻を求める問題で迷ってしまいます。

出発点は、求めたい数が「もとの数をわり切る数」なのか、「もとの数を何倍かした数」なのかを確かめることです。わり算の向きを決められると、計算の方法にも理由がつきます。さらに、倍数どうしの重なりを図で分けたり、約数をかけ算の組み合わせで並べたりすると、数え落としを防げます。ここでは、数を並べて確かめるところから、文章題、個数の数え方、分数とのつながりへ順に進みます。

この単元で身につけること

前に学んだ九九、かけ算、あまりのあるわり算が、この単元の土台です。計算に不安があるときは、大きな数の処理に進む前に、12 個を同じ数ずつ分けるような小さな数に戻って関係を確かめます。

基本の考え方

倍数は増やして作り、約数はわり切れるかで調べます

6 を 1 倍、2 倍、3 倍、…した 6、12、18、…が 6 の倍数です。倍数は、その数を何個分か集めた数と考えられます。この解説では、倍数を小さい順に並べるときは 0 を含めず、正の整数を扱います。時刻の問題で使う「開始から 0 分」は、最初の出来事を表す別の印です。

一方、12 をわり切る正の整数は 1、2、3、4、6、12 です。これらを 12 の約数といいます。12 ÷ 3 = 4 であまりがないことと、3 × 4 = 12 であることは、同じ関係を別の計算で表しています。約数を探すときは、1 × 12、2 × 6、3 × 4 のように、積が 12 になる組を作ると整理できます。

倍数は先へいくらでも続きますが、ある正の整数の約数はその整数より大きくなりません。また、1 はどの正の整数の約数でもあります。「約数はその数より小さい」とだけ覚えると、12 の約数から 12 自身を落としてしまうので、「その数以下」と確かめておきます。

2 つ以上の数に共通する約数が公約数で、その中でいちばん大きいものが最大公約数です。18 の約数は 1、2、3、6、9、18、24 の約数は 1、2、3、4、6、8、12、24 なので、公約数は 1、2、3、6、最大公約数は 6 です。共通する倍数は公倍数で、その中でいちばん小さい正の数が最小公倍数です。18 の倍数と 24 の倍数を並べると、最初にそろうのは 72 です。

「何でわるか」と「何の倍になるか」を考えます

たて 24 cm、横 36 cm の長方形を、切ったり重ねたりせず、同じ大きさの正方形の紙で敷き詰めるとします。辺に沿って正方形を並べるためには、1 辺の長さで 24 と 36 の両方をわり切れなければなりません。1 辺を整数の cm で考えると、候補は公約数の 1、2、3、4、6、12 です。いちばん大きい正方形なら、1 辺は最大公約数の 12 cm になります。

図1 長方形を最大の同じ正方形六枚で敷き詰める図

図1のように、横には 36 ÷ 12 = 3 枚、たてには 24 ÷ 12 = 2 枚が並び、全部で 3 × 2 = 6 枚です。図の正方形の辺はすべて同じ長さです。最大公約数を求めたあとも、問題が聞いているのが「1 辺の長さ」なのか「紙の枚数」なのかで、最後の答えが変わります。

これに対して、6 分ごとと 8 分ごとに鳴るベルが今同時に鳴った場合、次にそろうまでの時間は 6 分の何回分かであり、8 分の何回分かでもあります。6、12、18、24、…と 8、16、24、…が最初にそろうので、24 分後です。この場合は、経過時間が両方の数の倍数になるため、最小公倍数を使います。

保護者がお子さまに声をかけるなら、「その答えで、もとの数をわるのかな。それとも、その答えがもとの数の何倍かになるのかな」と尋ねてみてください。「大きい」「小さい」という言葉を探す前に、計算の関係を言葉にできます。答えの単位まで添えて話すと、人数、個数、時間の取り違えも見つけやすくなります。

素数に分けると、約数と倍数のつながりが見えます

1 と自分自身のほかに約数をもたない、1 より大きい整数を素数といいます。2、3、5、7 などが素数です。1 は約数が 1 個だけなので素数には含めません。ここでは、数を素数のかけ算に分けて考えます。たとえば 18 = 2 × 3 × 3、24 = 2 × 2 × 2 × 3 です。

両方に共通して取り出せるのは、2 が 1 個と 3 が 1 個です。したがって、最大公約数は 2 × 3 = 6 です。最小公倍数を作るには、どちらの数でもわり切れるように、2 を 3 個と 3 を 2 個そろえます。2 × 2 × 2 × 3 × 3 = 72 になります。同じ素数について、最大公約数では個数の少ないほうまで、最小公倍数では多いほうまでそろえるのが理由です。

共通部分を考えずに 18 × 24 = 432 としても公倍数にはなりますが、最小とは限りません。2 つの正の整数では、積を最大公約数でわると最小公倍数になります。ここでは 18 × 24 ÷ 6 = 72 です。積の中に共通部分が重複しているため、それを 1 組分にする計算だと考えると納得できます。この関係を、3 つの数の積にそのまま当てはめないようにします。

分数にも同じ見方が使えます。18/24 の分子と分母を最大公約数の 6 でわると、3/4 になります。途中で 2 や 3 でわってもよいですが、最大公約数を使えば一度で約分できます。約分では分子と分母を必ず同じ数でわり、分数の大きさを保ちます。

また、1/6 と 1/8 を足すときは、分母を公倍数にそろえます。最小公倍数の 24 を使うと、1/6 = 4/24、1/8 = 3/24 なので、和は 7/24 です。分母だけを変えるのではなく、分子も同じ数倍にします。約分は共通のまとまりで小さく表し直す操作、通分は共通の細かさで表し直す操作です。

例題で解き方を確かめる

例題1 同じ中身の袋をできるだけ多く作ります

赤い玉が 36 個、青い玉が 48 個あります。すべての玉を使い、どの袋にも赤い玉を同じ数ずつ、青い玉も同じ数ずつ入れます。袋をできるだけ多く作ると、何袋できますか。また、1 袋に各色の玉が何個入りますか。

  1. 袋の数で 36 と 48 の両方をわると考えます。同じ色の玉を各袋に同数ずつ入れ、余りを出さないため、袋の数は 36 と 48 の公約数です。
  2. 36 の約数から、48 もわり切れるものを選びます。共通するのは 1、2、3、4、6、12 で、いちばん多い袋の数は 12 袋です。「できるだけ多く」でも、求めるのは最大公約数になります。
  3. 1 袋分を求めます。赤は 36 ÷ 12 = 3、青は 48 ÷ 12 = 4 です。袋の数と袋の中身は別の量なので、最後まで問いに合わせて計算します。
  4. 全体に戻して確かめます。赤は 3 × 12 = 36、青は 4 × 12 = 48 となり、どちらも余りません。13 袋以上に増やせないことは、12 が最大の公約数であることから判断できます。

答え:12 袋でき、1 袋には赤い玉が 3 個、青い玉が 4 個入ります。

この問題では、1 袋の赤と青が同じ個数である必要はありません。「どの袋も同じ中身」と「袋の中の各色が同じ個数」は違う条件です。読み違えたときは、袋を 2 つだけ描き、それぞれに赤 3 個、青 4 個を入れて、どことどこを比べているのか確かめます。

例題2 同時に鳴る時刻と回数を求めます

ベル A は 8 分ごと、ベル B は 12 分ごとに鳴ります。午前 9 時に同時に鳴りました。次に同時に鳴るのは何時何分ですか。また、午前 9 時から午前 11 時までに、両端の時刻を含めて何回同時に鳴りますか。

  1. 9 時からの経過時間を並べます。A は 8、16、24、…分後、B は 12、24、36、…分後なので、最初に一致するのは 24 分後です。共通する経過時間を探すため、最小公倍数を使います。
  2. 時刻に直します。9 時の 24 分後なので、次は 9 時 24 分です。24 という数だけで答えず、経過時間と時計の時刻を区別します。
  3. 調べる時間の長さを分にそろえます。9 時から 11 時までは 2 時間で、120 分です。120 ÷ 24 = 5 なので、同時に鳴ってから次に同時に鳴るまでの間が 5 つあります。
  4. 最初の 9 時の 1 回を加えます。経過時間は 0、24、48、72、96、120 分の 6 つです。開始時刻も数えるという条件があるので、5 + 1 = 6 回になります。

答え:次は午前 9 時 24 分で、午前 9 時から午前 11 時までは 6 回です。

最小公倍数でわった商は、まず「間が何個あるか」を表します。回数に直す際は、最初の出来事を含めるかを確認します。「9 時よりあと」と書かれていれば、9 時の 1 回は含めません。計算を変える前に、時刻を 1 行に並べて、数える端に印をつけるのが確実です。

例題3 2 種類の倍数をベン図で数えます

1 から 60 までの整数のうち、4 の倍数または 6 の倍数は何個ありますか。また、4 の倍数でも 6 の倍数でもない整数は何個ありますか。「または」には、両方の倍数である数も含めます。

  1. それぞれの倍数の個数を求めます。4 の倍数は 60 ÷ 4 = 15 個、6 の倍数は 60 ÷ 6 = 10 個です。1 から数えているので、0 は入れません。
  2. 両方の倍数を調べます。4 と 6 の最小公倍数は 12 なので、両方の倍数は 12、24、36、48、60 の 5 個です。2 つの条件を同時に満たす数が、図の重なりに入ります。
  3. 重なりを 1 回分引きます。15 + 10 では 5 個を 2 回ずつ数えるため、15 + 10 − 5 = 20 個です。両方の倍数を消すのではなく、重複して数えた分だけを引きます。
  4. どちらでもない数を求めます。全体は 60 個なので、60 − 20 = 40 個です。範囲の全体から、少なくとも片方の倍数である数を除きます。
図2 四の倍数と六の倍数の重なりを五個として分ける図

図2のように、重なりの 5 個を先に入れると、左の「4 の倍数だけ」は 15 − 5 = 10 個、右の「6 の倍数だけ」は 10 − 5 = 5 個になります。円の中は 10 + 5 + 5 = 20 個です。この図では、円の面積で個数の比を表しているわけではありません。数がどの条件に属するかを、置く場所で示しています。

答え:4 の倍数または 6 の倍数は 20 個で、どちらの倍数でもない整数は 40 個です。

「どちらか一方だけ」と聞かれたら、重なりは数えず、10 + 5 = 15 個です。「または」と「一方だけ」の違いを、図のどの場所を数えるかで説明できます。また、上限が倍数でないときも考え方は同じです。1 から 59 までの 4 の倍数なら、59 ÷ 4 = 14 あまり 3 なので 14 個です。端数を四捨五入せず、最後まで入る倍数の個数として商を使います。

例題4 素数の組み合わせから約数の個数を求めます

72 の約数は全部で何個ありますか。すべての約数も、小さい順に書いてください。

  1. 72 を素数のかけ算に分けます。72 = 2 × 2 × 2 × 3 × 3 です。約数を作るために使えるのは、この中の 2 と 3 です。
  2. 2 の使い方を並べます。使わない、1 個使う、2 個使う、3 個使うという 4 通りがあり、できる数は 1、2、4、8 です。使わない場合の数は 0 ではなく、かけ算に影響しない 1 とします。
  3. 3 の使い方を並べます。使わない、1 個使う、2 個使うという 3 通りがあり、できる数は 1、3、9 です。それぞれに、2 から作った 4 通りを組み合わせられます。
  4. 個数を計算して、実際の数でも確かめます。4 × 3 = 12 個です。3 を使わない列は 1、2、4、8、3 を 1 個使う列は 3、6、12、24、3 を 2 個使う列は 9、18、36、72 です。

答え:12 個で、小さい順に 1、2、3、4、6、8、9、12、18、24、36、72 です。

同じ素数どうしは区別しません。3 個の 2 のうち「どの 2 を選ぶか」ではなく、「2 を何個使うか」で数えます。別々の組み合わせから同じ約数が出ないのは、できた数を素数のかけ算に分けると、使った 2 と 3 の個数が決まるためです。かけ算で個数を求める前に、この対応を確かめておくと、機械的な暗記になりません。

つまずきやすいところと直し方

誤り1 数をかけたら、いつも最小公倍数になると考えます

誤った書き方は、「8 と 12 の最小公倍数は 8 × 12 = 96」です。96 は両方でわり切れるので公倍数ではありますが、いちばん小さいことを確かめていません。8 と 12 には共通する約数があり、単純にかけると必要な共通部分まで重ねて用意してしまいます。

正しい書き方は、「8 = 2 × 2 × 2、12 = 2 × 2 × 3 なので、最小公倍数は 2 × 2 × 2 × 3 = 24」です。最大公約数の 4 が求まっていれば、8 × 12 ÷ 4 = 24 と確かめることもできます。24 ÷ 8 = 3、24 ÷ 12 = 2 まで確認すると、答えが両方の倍数であることも見えます。

一方、最大公約数が 1 の 5 と 8 なら、最小公倍数は 5 × 8 = 40 です。「いつもかける」は誤りですが、「かけてはいけない」でもありません。共通して使える部分があるかどうかを確かめます。

誤り2 ベン図の重なりを、合計から2回引きます

例題3での誤った書き方は、「4 の倍数または 6 の倍数は 15 + 10 − 5 − 5 = 15 個」です。この式では、最初に 2 回数えた重なりを 2 回とも消しており、両方の倍数が残りません。求めたのは「どちらか一方だけ」の個数です。

正しい書き方は、「少なくとも片方の倍数なら 15 + 10 − 5 = 20 個」です。12 という数だけに注目すると、4 の倍数で 1 回、6 の倍数で 1 回数えています。そこから 1 回引けば、12 は 1 個として残ります。図2の重なりを指しながら、具体的な数 1 個を追うと、引く回数の意味がはっきりします。

図に数を書き込むときも、左の重なっていない部分へ 15 を入れないようにします。15 は左の円全体の個数です。重なりに 5 を書いたあと、残りを 10 とする順番にすると、同じ数を別の場所へ重ねて入れる誤りを防げます。

誤り3 約数を数えるとき、素数を使わない場合を落とします

誤った書き方は、「36 = 2 × 2 × 3 × 3 だから、約数は 2 × 2 = 4 個」です。2 も 3 も、1 個使う場合と 2 個使う場合しか数えていません。2 を使わずに作る 3 や 9、3 を使わずに作る 2 や 4、どちらも使わない 1 が抜けます。

正しい書き方は、「2 を使う個数は 0 個、1 個、2 個の 3 通り、3 も同じく 3 通りなので、3 × 3 = 9 個」です。図3のように、上に 1、2、4、左に 1、3、9 を並べ、それぞれをかけると 9 個の約数を漏れなく作れます。

図3 二と三を使う個数で三十六の約数九個を並べる表

図3の左上の答えは 1 × 1 = 1 です。「何も使わないから 0」としてしまうと、0 が約数に入ることになるので、わり切る数の意味とも合いません。ここでの 1 は、使わなかった素数の代わりに置いている、積を変えない数です。

別の方法でも確かめられます。36 を作る組は 1 × 36、2 × 18、3 × 12、4 × 9、6 × 6 です。最後の 6 は同じ約数なので 1 個として数え、2 + 2 + 2 + 2 + 1 = 9 個になります。積が同じ数どうしのかけ算になるところでは、左右を別々の約数として数えないことが大切です。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

練習問題

答えを計算する前に、何を公約数や公倍数として探すのかを、短い文で書いてみてください。数え上げの問題は、全体の範囲と重なりの意味を先に整理します。式だけで迷ったときは、例題と同じように、小さい数を実際に並べてから考えます。

練習1

鉛筆が 42 本、消しゴムが 70 個あります。どの袋にも鉛筆を同数ずつ、消しゴムも同数ずつ入れ、全部使います。袋をできるだけ多く作ると何袋でき、1 袋にそれぞれいくつ入りますか。また、同じ公約数を使って 42/70 を約分してください。

練習2

A のランプは 12 分ごと、B のランプは 18 分ごとに一瞬点灯します。午前 10 時に同時に点灯しました。次に同時に点灯する時刻を求めてください。また、午前 10 時から午前 11 時 48 分までに、両端を含めて何回同時に点灯しますか。

練習3

1 から 100 までの整数で、6 の倍数または 8 の倍数は何個ありますか。また、6 の倍数でも 8 の倍数でもない整数は何個ありますか。両方の倍数を最初に数えてから、ベン図の各部分を埋めてください。

練習4

90 の約数は全部で何個ありますか。素数のかけ算に分けて個数を求め、実際に約数をすべて書いて、数が合うかも確かめてください。

答えと解説

練習1の答えは、14 袋、1 袋に鉛筆 3 本と消しゴム 5 個、42/70 = 3/5 です。42 = 2 × 3 × 7、70 = 2 × 5 × 7 なので、最大公約数は 2 × 7 = 14 です。42 ÷ 14 = 3、70 ÷ 14 = 5 と計算します。袋の中身をそろえる計算と約分で、同じわり算を使っています。

練習2の答えは、午前 10 時 36 分、4 回です。12 = 2 × 2 × 3、18 = 2 × 3 × 3 なので、最小公倍数は 36 です。10 時から 11 時 48 分までは 108 分で、108 ÷ 36 = 3 つの間があります。開始を含めて 3 + 1 = 4 回です。経過時間 0、36、72、108 分を時刻に直すと、10 時、10 時 36 分、11 時 12 分、11 時 48 分になります。

練習3の答えは、24 個、76 個です。100 ÷ 6 = 16 あまり 4 なので 6 の倍数は 16 個、100 ÷ 8 = 12 あまり 4 なので 8 の倍数は 12 個です。最小公倍数は 24 で、共通する倍数は 24、48、72、96 の 4 個です。したがって、16 + 12 − 4 = 24 個、100 − 24 = 76 個になります。ベン図には、6 の倍数だけが 12 個、両方が 4 個、8 の倍数だけが 8 個と入ります。

練習4の答えは、12 個です。90 = 2 × 3 × 3 × 5 なので、2 を使う個数は 2 通り、3 は 3 通り、5 は 2 通りです。それぞれ使わない場合を含めて、2 × 3 × 2 = 12 個になります。約数を小さい順に並べると、1、2、3、5、6、9、10、15、18、30、45、90 です。1 × 90、2 × 45、3 × 30、5 × 18、6 × 15、9 × 10 の 6 組から数えても、12 個と確かめられます。

次の単元へのつながりと家庭での確かめ方

公倍数の見方は、くり返しがそろう周期の問題や、仕事全体の量を計算しやすく決める問題につながります。公約数は分数の約分だけでなく、比を簡単にする計算にも使います。ベン図で重なりを分ける方法は場合の数に、素数を使う個数を組み合わせる方法は、漏れや重複なく数える学習につながります。

家庭で 5 分ほど確かめるなら、まず「12 個と 18 個を同じ中身の袋に分ける」と「12 分ごとと 18 分ごとの出来事がそろう」を、続けて尋ねてみてください。前者は袋の数でわり、後者は経過時間が倍数になります。答えはそれぞれ最大 6 袋、次は 36 分後ですが、計算結果より「何をわるのか」を言えたかに注目します。

もう 1 つは、24 の約数をお子さまに並べてもらい、保護者が 1 つ選んで「相手の約数はどれかな」と尋ねる方法です。たとえば 3 の相手は 8 で、3 × 8 = 24 です。1 と 24、2 と 12、3 と 8、4 と 6 の 4 組がそろえば、約数が 8 個であることまで確かめられます。

個別指導で確認する際は、言葉の選び間違いなら実物を等分する場面まで、約数の見落としなら九九とかけ算の組まで戻ります。わり算の商は合っているのに回数だけ違う場合は、計算の練習を増やす前に、最初と最後を数える条件を確かめます。

まとめ

白板に数を書き始める前に、「この数でわる」「この数の倍を探す」と言えれば、文章と計算がつながります。答えが出たあとも、袋の中身から全体へ戻す、鳴る時刻を並べる、ベン図の各部分を足す、約数の組を作る、と問題に合った確かめ方を選べます。

計算が合っているのに答えが違うときは、数えたものの名前を式の横に書いてみてください。袋の数と中身、時間の間と回数、円全体と片方だけの部分を区別できます。倍数と約数の文章題は、わり算の向きと数える範囲が決まれば、使う計算にも理由がつきます。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

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