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【小3英語】あいさつと自己紹介を図解で総まとめ—Hello, I am … の形・名前・気分の言い方|武蔵野個別指導塾

名前を聞かれたときと気分を聞かれたときの返し方を、会話の図と並べ替えの例題で確かめます。家庭で声に出す練習から、大文字と文末に気づく活動まで進められます。
よくあるのは、返されたテストの余白に英語で自分の名前を書こうとして、名前の前に何を置けばよいか手が止まるという場面です。口ではあいさつをまねできても、紙の上では、あいさつ、名前、今の気分が一緒になりやすいものです。保護者が「英語で自己紹介してみて」と声をかけても、お子さまには、どこから話し始めればよいか見えていないことがあります。
そんなときは、長い自己紹介を覚える前に、「会ったので声をかける」「自分の名前を伝える」「今の調子を答える」の3つに分けます。どれも短い言い方でできますが、相手に伝える内容は違います。英語の音を聞いて返すことを中心にしながら、文字は、知っている言い方を見つける手がかりとして使ってください。
この単元の到達点は、すべてをすらすら書くことではありません。相手の声を受け取り、自分に合うひとことを選んで返せることです。例文の意味、会話の順番、文字を見るときの目印を順に確かめていきます。
この単元で身につけること
- 会う場面に合うあいさつを選びます。朝のあいさつと、時間帯をあまり限定しないあいさつを使い分けます。
- 自分の名前を短い英語で伝えます。先に「私は」に当たるまとまりを言い、その後ろに名前を置く順番に慣れます。
- 調子をたずねることばに、今の自分の状態で答えます。「元気」だけでなく、「うれしい」「眠い」なども選べるようにします。
- 初めて会った相手に、会えてうれしい気持ちを伝えます。名前を言って終わるだけでなく、相手からのことばも受け止めます。
- 文字を見たときに、文の初め、名前の初め、自分を表す文字に目を向けます。大文字と小文字を全部覚える前でも、確認する場所は見つけられます。
小3の入口では、前の学年で行ってきた日本語でのあいさつや名前の紹介が、相手に合わせてことばを返す土台になります。英語のことばをまだ多く知らなくても、「今は何を伝える場面か」がわかれば、選ぶ言い方を絞れます。最初から長く話す必要はありません。相手とひとことずつ交代するところから始めます。
基本の考え方
あいさつは、会った場面から選びます
まず使いたいのは、Hello.(こんにちは。)です。会った相手に声をかける、広く使えるあいさつです。朝には、Good morning.(おはようございます。)が使えます。どちらかだけがいつでも正しいということではなく、時間帯をはっきり表したいかどうかで選びます。
午後に会ったときは、Good afternoon.(こんにちは。)という言い方もあります。夕方や夜に会ったときの Good evening.(こんばんは。)と並べると、時間帯による違いが見えてきます。友達への気軽な声かけには Hi.(やあ。)もありますが、まずは使う場面を思い浮かべられるものから口に出してください。
ここで「朝は何時まで」と細かい境目を暗記させる必要はありません。登校して相手に会う朝、昼食の後、外が暗くなってから会うとき、という身近な場面で十分です。また、Good night.(おやすみなさい。)は、夜に会ったときのあいさつとして一律に使うものではありません。寝る前や夜に別れるときの言い方として区別します。
あいさつの後に名前を伝え、相手が名前を返したら、初めて会ったことへのひとことを添えます。図1のように、話す人が交代するたびに次の段へ進めると、自分だけが続けて話す必要のないことがわかります。図の数字は話す順番を、矢印はことばを向ける方向を示しています。

図1の左からの発話は、Hello. I am Emi.(こんにちは。私はエミです。)です。右からは、Hello. I am Ken.(こんにちは。私はケンです。)と返します。その後の Nice to meet you.(はじめまして。お会いできてうれしいです。)に、Nice to meet you, too.(こちらこそ、はじめまして。)と返す流れです。図では短い表示にしているため、返す側の最後は「こちらこそ」と示しています。
名前を伝えるときは、後ろを自分の名前にします
名前だけを取り出して練習するなら、I am Yui.(私はユイです。)や I am Haru.(私はハルです。)のように言えます。前の I am は「私は〜です」に当たるまとまりです。その後ろに、相手に呼んでほしい名前を置きます。名前を変えても前の順番は変わりません。
短くした形もよく使います。I'm Sora.(私はソラです。)と I'm Mei.(私はメイです。)の前半は、同じ「私は〜です」という意味です。I'm は I am を短くした形で、間の小さな記号もつづりの一部です。話すときはどちらも使えます。最初は一方を選んで自分の名前と一緒に言い、慣れてからもう一方を見つけると整理しやすくなります。
名前の英字表記は、例文と同じ長さにそろえる必要はありません。家庭や学校で使っている表記を一つ確かめ、まず自分の名前として見つけられるようにします。まだつづりを覚えていなければ、見本を指でなぞるだけでもかまいません。英語で名乗れることと、見本なしで名前を書けることは、分けて確かめます。
調子を聞かれたら、今の状態を答えます
How are you?(調子はどうですか。)は、名前を聞くことばではありません。すでに知っている相手にも使える、今の調子をたずねる言い方です。返事としてよく使う I'm fine.(元気です。)だけを覚えると、疲れたときにも同じことばしか出なくなることがあります。答えの後ろに来ることばを、状態と結びつけておきましょう。
気分や体の状態には、たとえば次の言い方があります。英語を読む前に日本語の意味を見て、「今の自分ならどれだろう」と選んでから言うと、返事に中身が生まれます。
I'm happy.(うれしいです。)I'm sleepy.(眠いです。)I'm hungry.(おなかがすいています。)I'm tired.(疲れています。)I'm sad.(悲しいです。)I'm good.(元気です。調子はよいです。)
このうち、おなかがすいている、眠いといった返事は、小学校のやりとりの活動で自分の状態を伝える練習に使えます。実際の会話では、相手や場面に応じて短いあいさつとして返すこともあります。「この質問には必ず細かく体調を説明する」と決めつける必要はありません。
返事の後に Thank you.(ありがとう。)を添えると、気にかけてくれた相手へのことばになります。続けて And you?(あなたはどうですか。)と聞き返すこともできます。まず自分の状態を答え、余裕があれば相手にも返す順で進めます。質問を聞いたのにすぐ名前を言ってしまうときは、発音を直す前に、日本語で何を聞かれたのか確かめてください。
例題で解き方を確かめる
例題1 朝に会った相手へあいさつします
朝、教室に入り、友達に初めてその日の声をかける場面です。「おはようございます」と朝であることが伝わる英語を言ってください。夜に寝る前のあいさつと混ざらないよう、まず場面を整理します。
- 時間帯を確かめます。問題には「朝」とあるので、何をしているかだけでなく、いつ会ったかを手がかりにします。
- 朝のあいさつを選びます。広く使えるあいさつも通じますが、今回は「朝であることが伝わる」という条件に合わせます。
- 相手に向けて、ひとまとまりで言います。文字で確かめるなら、最初の文字と最後のピリオドも見ますが、話すときに記号を読む必要はありません。
答え:Good morning.(おはようございます。)
保護者が確認するときは、「朝だとどこでわかったの」と一度だけたずねると、ことばと場面の結びつきを見られます。英語がすぐ出なければ、正解の最初の音を聞かせて続きを促してもかまいません。声の大きさだけを採点せず、相手に向けて言おうとしたかも確かめます。
例題2 名前を伝える順番に並べます
リクさんが自分の名前を伝えます。カード Riku(リク)、am(ここでは「〜です」のまとまりを作ることば)、I(私)を並べ、最後にピリオドを付けてください。カードは全部1回ずつ使います。
- だれのことを話すか確かめます。自分の名前を言うので、「私」を表すカードを最初に選びます。
- 「私は〜です」の前半を作ります。自分を表すカードのすぐ後ろに、名前へつなぐカードを置くためです。
- 最後に名前を置きます。日本語では名前の後ろに「です」が来ますが、英語は覚えた前半の後ろへ名前を足す順番だからです。
- カードの間と文末を見ます。ことばの間を少し空け、最後のピリオドで、伝えるひとまとまりの終わりを示します。
答え:I am Riku.(私はリクです。)
並べられたら、リクのカードだけを自分の名前に替えて言ってみます。前半まで毎回組み直すのではなく、同じ場所に名前を入れられることが確認点です。カードを正しく並べられても声に出せない場合は、大人が全体を1回言い、それをまねするところへ戻します。
例題3 眠いときの返事を選びます
相手から How are you?(調子はどうですか。)と聞かれました。あなたはあくびが出るほど眠い、という場面です。「うれしい」「眠い」「おなかがすいている」の中から状態を選び、英語で返事をしてください。図2のように、質問と、自分の状態に合う答えをつなぎます。

- 質問の意味を確かめます。名前や時刻ではなく、今の調子をたずねられているので、状態を伝えることばを探します。
- 場面の手がかりを見ます。「あくびが出るほど眠い」とあるため、食事やうれしい出来事を勝手に想像して選ばないようにします。
- 眠いことを表す
sleepy(眠い)を選びます。図2では中央の箱がその返事です。どの箱にも同じ前半があり、後ろのことばによって伝える状態が変わります。 - 「私は〜です」の短い形に続けて言います。単語だけでも伝わる場面はありますが、ここでは短い文で返す練習をします。
答え:I'm sleepy.(眠いです。)
図2の3つの箱は、順番に全部言う台本ではありません。自分に合う答えを選ぶための選択肢です。練習では「さっきは眠かったけれど、今はうれしい」などと場面を変えると、同じ答えを機械的に繰り返していないか確かめられます。悲しい日や疲れた日にも、元気な答えへ無理に直さないでください。
例題4 初めて会った相手のことばを受けて返します
初めて会った2人があいさつをして、互いに名前を伝えました。相手は Nice to meet you.(はじめまして。お会いできてうれしいです。)と言っています。「こちらこそ」という気持ちを含めて返してください。名前をもう一度言い直す場面かどうかを考える問題です。
- すでに終わったことを確かめます。互いの名前は伝え終わっているため、次は相手のひとことに応じる番です。
- 相手のことばの意味を確かめます。調子をたずねられたのではなく、初めて会えたことへのあいさつを受け取っています。
- 同じ気持ちを返す形を選びます。「こちらも」の意味を添える
too(〜も)を最後に置くと、相手への返事だとわかりやすくなります。 - ひとまとまりで言った後、相手の番を待ちます。あいさつは自分の文を全部言い切る発表ではなく、ことばを渡し合うやりとりだからです。
答え:Nice to meet you, too.(こちらこそ、はじめまして。)
同じ Nice to meet you.(はじめまして。お会いできてうれしいです。)を返すこともできます。ここでは「こちらこそ」を含める条件に合わせて、最後にことばを添えた答えにしています。別の日に同じ友達と会うたびに、初対面のあいさつからやり直す必要はありません。
つまずきやすいところと直し方
名前をたずねられたと思ってしまいます
誤った書き方:調子を聞かれた返事に I am Yui.(私はユイです。)と書きます。どこが違うかというと、英文の形そのものは正しくても、今の状態を聞く質問に名前で答えている点です。正しい書き方の例は I am fine.(元気です。)です。元気であるという場面なら、この返事で質問に合います。
直すときは、最初から何度も英文を書かせず、「聞かれたのは名前かな、調子かな」と意味に戻ります。その後、名前を伝える場面と調子を答える場面を交互に出してください。前半の形が同じでも、後ろに入れることばの役割が違うとわかれば、選び直せます。
名前だけでは文の終わりまで整いません
誤った書き方:I Yui.(「私はユイです」と言おうとした誤り)です。どこが違うかというと、この単元で使う「私は〜です」のまとまりから、名前へつなぐことばが抜けています。正しい書き方は I am Yui.(私はユイです。)です。名前が合っているだけで完成とせず、名前の前を確かめます。
一方、会話で名前だけを名乗ることまで、すべて誤りとする必要はありません。今取り組んでいるのは、決めた形を使って短い文を作る練習です。伝えたいことがわかっているなら、その内容を認めた上で、「今回は前の2つも一緒に言ってみよう」と促します。
大文字にする場所を一つずつ見ます
誤った書き方:i am yui.(「私はユイです」と書こうとした、大文字に関する誤り)です。どこが違うかというと、自分を表す文字と、名前の初めが小文字になっています。正しい書き方は I am Yui.(私はユイです。)です。図3のように、最初、名前の初め、文末を別々に見ると、探す場所を絞れます。

図3では、自分を表す I(私)と、名前の最初の Y(ユイの英字表記の先頭)を色で分けています。自分を表す文字は、文の途中にあっても大文字です。名前は最初を大文字にし、後ろまで全部大文字へ直す必要はありません。間の am(ここでは「〜です」のまとまりを作ることば)は、この位置では小文字で書きます。
文の終わりにも役割の違いがあります。How are you?(調子はどうですか。)は相手にたずねているため、最後は疑問符です。I am happy.(私はうれしいです。)は自分の状態を伝えているため、最後はピリオドです。初めのうちは見本と比べ、違う場所を指せれば十分です。図を隠してすぐに書けるかどうかだけで、会話の理解まで判断しないでください。
練習問題
問題を始める前に、答え方を決めます。英語を口で言っても、見本から選んでもかまいません。並べ替えだけはカードの順番を確かめてください。書く練習をする場合も、話して意味を確かめた後に取り組みます。
練習1 午後のあいさつ
昼食を終えた午後、初めてその日に会う相手へ、午後だと伝わるあいさつをします。「こんにちは」を英語で答えてください。広く使えるあいさつではなく、時間帯を表す言い方を選びます。
練習2 名前のカード
アキさんが自分の名前を伝えます。am(ここでは「〜です」のまとまりを作ることば)、Aki(アキ)、I(私)を全部1回ずつ使い、正しい順番に並べてください。文の最後にはピリオドを付けます。
練習3 おなかがすいたとき
昼食の前で、おなかがすいています。How are you?(調子はどうですか。)への返事として、短い形を使って「おなかがすいています」と答えてください。名前を伝える答えと区別します。
練習4 相手にも調子を聞きます
あなたは元気です。相手が調子を聞いてくれたので、「元気です。ありがとう。あなたはどうですか。」の順に3つの短い英語で答えてください。最初は短い形を使います。最後の文末の記号にも目を向けます。
答えと解説
練習1の答え:Good afternoon.(こんにちは。)
午後という条件に合うあいさつです。時間帯が指定されていなければ別のあいさつも使えますが、この問題では場面の条件を読むことが確認点になります。夜に寝る前の言い方とは分けて覚えます。
練習2の答え:I am Aki.(私はアキです。)
自分を表すことば、名前へつなぐことば、名前の順です。名前のカードが前半の間に入り込んでいないか見てください。完成したら、だれの名前を伝えたのか日本語でも確かめます。
練習3の答え:I'm hungry.(おなかがすいています。)
場面の「昼食の前」だけで推測せず、「おなかがすいています」という状態を手がかりにします。眠い状態を表すことばと迷ったら、日本語の意味へ戻ってから選び直してください。
練習4の答え:I'm fine. Thank you. And you?(元気です。ありがとう。あなたはどうですか。)
自分の状態、お礼、聞き返しの順です。最初の2つは伝えることばなのでピリオド、最後は相手にたずねることばなので疑問符にします。長く感じる場合は、3つを一度に覚え直すのではなく、区切って交互に言ってからつなげます。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
名前と気分を短く伝えられると、その後に好きな色や食べ物などを一つ添える準備ができます。まず自分から話し、相手の返事を聞く流れは、たずねる内容が変わっても使えます。大文字の形に気づくことも、身の回りの英字から知っている文字を探す活動につながります。
家庭での確かめ方の1つ目は、5分間の場面交代です。最初の1分で「朝に会う」「初めて会う」「調子を聞く」の3つを日本語のカードにします。次の3分で1枚ずつ引いて親子でやりとりし、途中で聞く役を交代します。最後の1分は、お子さまが言いやすかった場面をもう一度選びます。大人がすべて先に答えず、返事を待つ時間を取ってください。
2つ目は、別の日に行う5分間の文字探しです。最初の1分で自分の名前を入れた文を大人が見本として書き、次の2分で文の初め、名前の初め、文末を指します。残りの2分は、その見本を見ながら口で名乗り、余裕があれば写します。小3では話す活動を中心にし、文字の確認が負担になれば、指すところで終えてかまいません。
個別指導で確認する際も、返事が出ない原因が、質問の意味、状態を表すことば、言う順番のどこにあるかまで戻ります。口では答えられるのに書けない場合は、会話を最初からやり直さず、見本の文字を見分ける段階を確かめます。
まとめ
返されたテストの余白に名前の前のことばが書けなかったとしても、それだけであいさつが身についていないとは決まりません。相手に声をかけられるか、何を聞かれたかわかるか、自分の今の状態を選べるかを、短いやりとりの中で見てください。文字で確かめる場所が残っていても、相手へ返したひとことには、すでに伝わる内容があります。
あいさつの一文は、相手のことばを受け取り、自分の気持ちを返してこそ会話になります。
本気になった日が、入塾の日。
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