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【小5英語】買い物と値段を図解で総まとめ—What would you like? How much is it?|武蔵野個別指導塾

注文する物と値段をたずねる英語を、会話の流れとメニューの図で整理します。数の読み方、並べ替えや値札の読み取り問題を通して、家庭でも買い物のやりとりを練習できます。
よくあるのは、体育館の隅のタイム表を見たあと、行事の買い物ごっこのメニューに目を移し、数字は読めるのに、英語で注文を聞かれると言葉が止まるという場面です。120という数字が見えていても、それを答えるのが今なのか、先に飲み物の名前を言うのかがはっきりしません。英語の買い物では、単語を知っていることに加えて、相手が何を知りたいのかをつかむ必要があります。
この単元では、ほしい物を丁寧に伝える言い方と、値段をたずねて答える言い方を学びます。食べ物や飲み物の名前を入れ替え、値札の数字を英語にできれば、短い買い物の会話を自分で組み立てられます。長い文を一度に覚えようとせず、「物を選ぶ」「値段を確かめる」という目的ごとに練習しましょう。保護者の方は、お子さまが英文を言えたかだけでなく、品物と値札のどちらを見て答えたかにも目を向けてください。
この単元で身につけること
- 注文を聞く言い方を知ります。店員役がたずねる内容は「ほしい物」であり、数や値段とは区別して受け取ります。
- ほしい物を丁寧に伝えます。食べ物や飲み物の名前を、注文の言い方に続けて使えるようにします。
- 1つの品物の値段をたずねます。何を指しているかを相手とそろえてから質問することが大切です。
- 値段の数字を英語で言います。10のまとまり、100のまとまりを手掛かりにし、1,000までの数にも触れます。
- 注文から受け渡しまでをつなぎます。相手の質問に合う返事をし、最後はお礼を伝えて会話を終えます。
前の学年で学んだ食べ物の名前や小さな数が、買い物の場面で相手に用件を伝える道具になります。すべての単語を覚えてから話し始める必要はありません。まずは知っている食べ物を1つ選び、その名前で注文してみてください。言える物を増やす練習と、同じ物で会話を続ける練習を分けると、どこで困ったかを確かめやすくなります。
基本の考え方
品物を聞く質問と値段を聞く質問
買い物では、質問の形によって返す情報が変わります。次の2つは同じ買い物の会話で使いますが、答えは同じではありません。まずは日本語の意味と合わせて読みましょう。
What would you like?(何になさいますか。)
How much is it?(それはいくらですか。)
初めの質問には、食べ物や飲み物の名前で答えます。2つ目の質問には、金額で答えます。単語を1語ずつ日本語に置き換えて文を作るより、質問全体と「どんな情報を返すか」を一緒に覚えるほうが、やりとりの見通しが立ちます。注文を聞かれて値段を答えてしまったときは、数字の読み方を直す前に、質問の意味へ戻りましょう。
I’d like a sandwich.(サンドイッチを1つお願いします。)
It’s two hundred yen.(200円です。)
上の注文では、I’d likeにほしい物を続けています。I’dの途中にある印は、文字が省かれていることを示すアポストロフィーです。今は省かれる前の形を詳しく覚えるより、I’d likeを「お願いします」と注文するときのまとまりとして使いましょう。下の返事では、It’sに金額を続けています。yenは「円」を表す英語で、金額が200でも最後にsを付けません。
図1のように、店員から客へは注文を聞く質問が向かい、客から店員へは品物の答えが返ります。そのあと客が値段をたずね、店員が金額を伝えます。図の矢印を指で追うと、話す役が交代することも確かめられます。

図1は会話を練習するための順序です。実際には、値段を確認してから注文することもあります。覚えてほしいのは順番の固定ではなく、注文の質問に品物を返し、値段の質問に金額を返す対応です。買う品物が2つ以上ある場合の合計のたずね方は、ここで扱う1つの品物の値段とは分けて考えます。
食べ物と飲み物を注文に入れる
食べ物の名前には、apple(りんご)、banana(バナナ)、sandwich(サンドイッチ)、salad(サラダ)、rice(ご飯)、soup(スープ)などがあります。飲み物には、milk(牛乳)、water(水)、tea(お茶)、orange juice(オレンジジュース)などがあります。日本語でなじみのある名前でも、英語のつづりを日本語の音から決めないようにしましょう。
I’d like an apple.(りんごを1つお願いします。)
I’d like a banana.(バナナを1本お願いします。)
I’d like some rice.(ご飯をお願いします。)
I’d like some soup.(スープをお願いします。)
I’d like some milk.(牛乳をお願いします。)
I’d like some water.(水をお願いします。)
I’d like some tea.(お茶をお願いします。)
I’d like some orange juice.(オレンジジュースをお願いします。)
りんごやバナナのように1つずつ数える物では、1つを頼むときにaやanを添えます。appleは初めの音に合わせてan appleという形にします。一方、riceやwaterでは、粒やしずくを1つずつ数えて注文しているわけではありません。ここではsomeを添えたまとまりで使います。someをいつでも「いくつか」と訳すと不自然になるので、上の注文では「ご飯を」「水を」と意味を取ります。
飲み物は、容器を言うと量がさらに明確になります。たとえばa cup of teaは「カップ1杯のお茶」です。牛乳や水そのものの名前にaを付けると覚えるのではなく、何を1つと数えているのかを見ましょう。お店ではメニューの1人分を指す短い言い方も聞かれますが、最初の練習では上に示したまとまりを使うと整理しやすくなります。
I’d like a cup of tea.(お茶を1杯お願いします。)
I’d like two apples.(りんごを2つお願いします。)
2つを頼むときのtwo applesでは、appleの終わりにsが付きます。aとtwoを重ねず、数を示す場所を入れ替えてください。「1つの注文が言えたら2つに変える」という順序なら、文全体を作り直さずに練習できます。飲み物の量をまだ言えない段階では、無理に数を増やさず、1つの注文を通して言うことを目指しましょう。
大きな数をまとまりで読む
値段を読むときには、数字を1桁ずつ読むのではなく、まとまりで言います。20はtwenty、30はthirty、40はforty、50はfifty、60はsixty、70はseventy、80はeighty、90はninetyです。40のつづりはfortyで、fourにそのまま文字を付け足す形ではありません。数を見たときに、まず何十かをつかみ、必要なら残りの数を続けます。
たとえば25はtwenty-five、80はeighty、85はeighty-fiveです。25や85を文字で書くときは、10のまとまりと残りの数を短い横線でつなぎます。100はone hundred、200はtwo hundred、300はthree hundredです。200をtwo hundredsとしない点も、数をひとまとまりとして声に出して確かめましょう。
120なら100と20、350なら300と50、480なら400と80に分けられます。ここでは120をone hundred twenty、350をthree hundred fiftyという形で練習します。one hundred and twentyのようにandを入れる言い方も正しい言い方です。聞くときにはどちらにも出会うので、andの有無だけで金額が変わると考えないでください。
It’s eighty yen.(80円です。)
It’s one hundred twenty yen.(120円です。)
It’s three hundred fifty yen.(350円です。)
It’s four hundred eighty yen.(480円です。)
It’s one thousand yen.(1,000円です。)
1,000はone thousandです。数字のコンマは位を見やすくする目印で、声に出して読む言葉ではありません。たとえば1,200ならone thousand two hundredと続けられます。日本語の「千二百」と英語のまとまりを対応させ、1、2、0、0と別々に読まないことを確かめましょう。
例題で解き方を確かめる
例題1 聞かれたことに合う注文をする
店員役が何を注文するかたずねました。あなたはバナナを1本頼みます。「I’d」「like」「a」「banana」の4つを正しい順に並べ、文を完成させてください。意味は「バナナを1本お願いします」です。
- 聞かれているのが品物か値段かを確かめます。注文を聞く場面なので、数字ではなくほしい物を伝えます。
- 注文するときのまとまりを初めに置きます。I’d likeを先に決めると、そのあとに入れる物の名前を探せます。
- バナナ1本を表すa bananaを続けます。1本のaを落とさず、最後にピリオドを付けます。
答え:I’d like a banana.(バナナを1本お願いします。)
できたらbananaの部分をsandwichに変えてみましょう。後ろの物を変えても、注文をする役割は変わりません。並べ替えで迷ったときは、日本語の語順を追いかけるより、「注文するまとまり」「ほしい物」の2つに分けると見通しが立ちます。
例題2 値札を見て金額を答える
図2は練習用のメニューです。サンドイッチ1つは350円、りんご1つは120円、スープ1杯は240円とします。客がサンドイッチを指して値段を聞きました。店員として英語で答えてください。

図2のように、品物とそのすぐ下の値札を組にして見ます。メニュー全体の数字を一度に読もうとせず、相手が指した1つに絞ることが、取り違えを防ぐ手掛かりになります。ここでは注文の数を増やしたり、合計を計算したりする必要はありません。
- 相手が指す品物を確かめます。サンドイッチなので、120円や240円の値札は使いません。
- 350を300と50に分けます。300はthree hundred、50はfiftyなので、続けてthree hundred fiftyになります。
- 値段を答える文に入れます。初めにIt’s、最後にyenを置くと、数字だけでなく「350円です」と伝えられます。
答え:It’s three hundred fifty yen.(350円です。)
読み取りが正しいのに言葉が出ないなら、まず350を「300と50」と分けて言えるかを見ます。逆に英語をすらすら言えても、別の値札を読んでいることがあります。品物を指す確認と数を英語にする確認は、別々に行うと直す場所がはっきりします。
例題3 会話の空いているところを考える
客がりんごを1つ選び、店員と客が同じりんごを見ています。客は値段を知りたいので、これから質問します。そのあと店員が「It’s one hundred twenty yen.(120円です。)」と答えました。客が言った質問を、「How」「much」「is」「it」の4つを使って作ってください。
- 次に続く返事の情報を見ます。120円という金額が返っているので、空いているところは値段をたずねる質問です。
- 値段を聞くHow muchを先頭に置きます。この2語をまとまりで取り出すと、数を聞く別の言い方と混ざりにくくなります。
- is itを続け、最後に疑問符を付けます。質問なので、答えるときのIt’sから始める形とは区別します。
答え:How much is it?(それはいくらですか。)
ここでのitは、2人が見ているりんご1つを指しています。何も示さずに質問するより、品物を指すと相手が同じ物を思い浮かべられます。itをどの場面でも「それ」と訳すだけで済ませず、この会話の「それ」がりんごであることまで確かめてください。
例題4 注文と受け渡しを最後までつなぐ
図2のスープを1杯注文し、値段を聞いてから受け取る場面です。客は注文にsome soupを使います。店員が品物を差し出すときには「Here you are.(はい、どうぞ。)」と言います。客の注文、店員の値段の返事、客のお礼を考えてください。
- 役と発言の目的を分けます。客はほしい物を伝え、店員は値段を答えるので、同じ形を続けるわけではありません。
- 注文にはI’d likeのあとにsome soupを置きます。スープを注文する言い方をまとまりのまま使います。
- 図2の240を200と40に分けます。two hundredとfortyをつなぎ、値段を答える文に入れます。
- 受け取ったあとはお礼を言います。数字を答え直すのではなく、受け渡しが終わったことを相手に伝えます。
答え:I’d like some soup.(スープをお願いします。)/It’s two hundred forty yen.(240円です。)/Thank you.(ありがとう。)
この3つの間には、注文を聞く質問、客が値段を聞く質問、店員が差し出す言葉が入ります。練習するときは片方の役だけを暗唱せず、保護者の方と交代して通してみましょう。相手の一言を聞いて次の言葉を選べるかが、会話として使えるようになったかを見る手掛かりです。
つまずきやすいところと直し方
誤り1 ほしい物を伝えるlikeが抜ける
誤った書き方:I’d a sandwich.(「サンドイッチを1つお願いします」と言いたい文ですが、この形では注文の文になりません。)
どこが違うかというと、注文のまとまりであるI’d likeからlikeが抜けています。I’dだけに「お願いします」という働きを任せることはできません。名前を入れ替える練習で文を短くしすぎないよう、I’d likeまでを1つのまとまりとして指で押さえてから品物を読みましょう。
正しい書き方:I’d like a sandwich.(サンドイッチを1つお願いします。)
似た言い方として、I like sandwiches.(私はサンドイッチが好きです。)があります。これは好みを伝える文で、今サンドイッチを注文する文とは役割が違います。好きな物を聞かれたのか、注文を聞かれたのかを日本語でも確かめると、書き直す理由までつかめます。
誤り2 数を聞くmanyと値段を聞くmuchが混ざる
誤った書き方:How many is it?(「それはいくらですか」と言いたい文ですが、この形は使いません。)
どこが違うかというと、値段をたずねたいのにmanyを選んでいます。数をたずねる言い方を先に覚えたお子さまは、数字の返事が来る質問をすべて同じ形にしがちです。「何個か」と「何円か」を区別し、返ってくる数字が何を表すのかを先に見ます。
正しい書き方:How much is it?(それはいくらですか。)
How many apples do you have?(りんごをいくつ持っていますか。)なら、聞いているのはりんごの個数です。I have three apples.(りんごを3つ持っています。)と答えられます。この2文と値段の会話を比べると、3という個数と120円という金額は別の情報だと整理できます。
誤り3 100のまとまりが抜ける
誤った書き方:It’s three fifty yen.(「350円です」と言いたい文ですが、ここで学ぶ数の読み方では言葉が足りません。)
どこが違うかというと、300を表すthree hundredからhundredが抜けています。場面によって数を短く言う言い方もありますが、最初は何百かを言葉にして金額を明確にします。threeを単に3という数字として読むのではなく、何が3つあるのかまで表すことがポイントです。
正しい書き方:It’s three hundred fifty yen.(350円です。)
図3のように、350は百の位の3、十の位の5、一の位の0からできています。3の下にはthree hundred、5の下にはfiftyが対応し、最後の0はこの読み方では声に出しません。位の表から英語へ移すと、hundredの必要な場所が見えてきます。

図3でhundredのある場所を押さえたら、350を320に変えてみてください。百の位はそのままで、fiftyだけがtwentyに変わります。数字を1桁変えたとき、英語のどこが変わるかを追うと、文全体を丸覚えしているか、数を読み取っているかを確かめられます。
練習問題
答えは、品物、金額、質問の目的を確かめてから書きましょう。わからない語があっても、最初から全文を答えの欄で見る必要はありません。基本の考え方に戻り、必要なまとまりだけを探して使ってください。
練習1 りんごを1つ注文する
りんごを1つ注文します。「apple」「like」「I’d」「an」を並べ替え、英文を1文書いてください。日本語の意味は「りんごを1つお願いします」です。最後に付ける記号も考えましょう。
練習2 別の値札を読む
図2のりんごを指して、客が値段を聞きました。店員として、金額を数字ではなく英語のつづりで書いて答えてください。サンドイッチやスープの値段と取り違えないようにします。
練習3 大きな値段を伝える
食べ物のセット1つに1,200円の値札が付いています。客がそのセットを指して値段を聞きました。「1,200円です」と英語で答えてください。1,000と200に分けて考えます。
練習4 質問と注文の組を作る
店員として「何になさいますか」と聞き、客として「オレンジジュースをお願いします」と答える2文を書いてください。客の答えにはsome orange juiceを使います。値段を聞く質問を混ぜないようにしましょう。
答えと解説
練習1:I’d like an apple.(りんごを1つお願いします。)
I’d likeを先に置き、an appleを続けます。appleの前はanとし、文の終わりはピリオドにします。並べる語をすべて使えたかに加えて、1つを表す語が品物の前にあるかも見てください。
練習2:It’s one hundred twenty yen.(120円です。)
りんごの値札は120円なので、100と20を合わせます。one hundred and twentyという読み方を使った答えも正解です。yenを添えるところまで確認すると、単なる数ではなく値段の返事になります。
練習3:It’s one thousand two hundred yen.(1,200円です。)
one thousandとtwo hundredを続けます。thousandもhundredも、この数の言い方では最後にsを付けません。120円との違いを確かめるときは、初めのまとまりがone hundredなのかone thousandなのかに注目しましょう。
練習4:What would you like?(何になさいますか。)/I’d like some orange juice.(オレンジジュースをお願いします。)
店員が知りたいのは客の注文です。そのため、客の返事に金額がなくても会話はつながっています。店員の文には疑問符、客の文にはピリオドを付けます。書いたあとで役を交代し、質問の意味を受け取って答えられるかも試してください。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
買い物で学ぶのは、食べ物の名前だけではありません。質問が求める情報を見つけ、必要な内容を返す経験は、行きたい場所や学校生活について話すときにも使えます。大きな数のまとまりは、身の回りの数を英語で伝えるときの土台になります。ただし、電話番号のように1桁ずつ読む数もあるので、すべての数字を値段と同じように読むわけではありません。
家庭での確かめ方の1つ目は、5分間の小さな買い物ごっこです。紙に食べ物を3つ描き、120円、240円、350円の値札を置きます。初めの1分で名前を確認し、次の2分で注文、残りの2分で役を交代して値段を聞きましょう。手元の紙で行えば、実物の食べ物やお金を用意する必要はありません。
2つ目は、5分間で行う「数の組み替え」です。100、200、300のカードと、20、40、50のカードを作り、1枚ずつ選んで合わせた数を言います。初めは日本語でまとまりを確かめ、次に英語で読み、最後に値段の文へ入れてください。カードを替えた部分だけ英語が変わるかを聞くと、丸覚えから一歩進んだ使い方を確かめられます。
個別指導では、返事に迷う場合は質問の意味まで戻り、数だけで止まる場合は20や30のまとまりまで戻って確かめます。書くときに困る場合は、会話を声で通せるかを先に見てから、語の順序と記号を分けて扱います。
まとめ
値札を読めるようになったら、次は相手の顔を見て、その品物の金額を伝えてみましょう。紙の上で合っている英文が、相手の知りたいことに答える一言になります。お子さまが言い直したときも、単語の抜けだけを見るのではなく、自分で品物や値札に戻れたところを確かめてください。
注文を聞かれたらほしい物を選び、値段を聞かれたらその物の金額を渡す。その選び分けができた瞬間、覚えた英語は買い物を進める言葉になります。
本気になった日が、入塾の日。
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