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【高2英文法】関係代名詞を図解で総まとめ—who whom whose which that what と制限・非制限用法|武蔵野個別指導塾

whoとwhichの選択から、what、前置詞との組み合わせ、コンマによる意味の違いまで、語順の図と空所補充・並べ替え・英訳の例題で判断の根拠を確かめられます。
よくあるのは、冬期講習の初日の教室で、関係代名詞の空所を見て「人だからwho」と書いたあと、解答のwhomやwhoseを見て手が止まるという場面です。前にある名詞が人か物かを調べるだけでは、候補を最後まで絞れません。空所より後ろの文で、その人が「する側」なのか、「相手」なのか、「持ち主」なのかまで確かめる必要があります。
関係代名詞は、名詞に説明をつなぎ、その説明の中で主語や目的語などの役割も受け持つ語です。説明される名詞を先行詞といい、関係代名詞から始まる説明のまとまりを関係詞節といいます。ここからは、人か物かという区別に加えて、関係詞節の内部で何の役割を担うか、説明が相手を絞るために必要か、という順に考えていきます。
この順番がつかめると、「昨日会った人」「私が必要としているもの」「英語を教えている私の姉」を、違いを保ったまま表せます。長い英文を読むときも、名詞の説明をいったん区切り、文全体の主語と動詞へ戻れるようになります。
この単元で身につけること
- 主格・目的格・所有格を、関係詞節の中の役割から判定します。「後ろに動詞がある」だけで決めず、元の文に名詞や代名詞を戻して確かめます。
- who、whom、whose、which、thatを使い分けます。先行詞が人か物かに加えて、コンマや前置詞の位置という条件を組み合わせます。
- whatが「もの・こと」を含むことを理解します。名詞を外に置く形と、whatから始まるまとまり全体を名詞として使う形を区別します。
- 前置詞と関係代名詞のつながりを追います。toやwithを節の末尾に残す形と、whomやwhichの直前へ置く形を対応させます。
- 制限用法と非制限用法を意味から選び、関係代名詞を省略できる条件を確かめます。コンマを単なる読みやすさの記号として扱わないことが目標です。
前の単元で扱った分詞構文のように、主となる内容と付け加わる内容を分けて読む視点は、関係詞節の範囲を見つけるときにも役立ちます。ただし、関係詞節では、説明される名詞と節の内部の役割を結びつけることが判断の中心です。
基本の考え方
人か物かを調べたら、文の中の役割へ進む
主格は主語の役割、目的格は動詞や前置詞の目的語の役割を担う形です。所有格は「だれの・何の」に当たる関係を、直後の名詞とともに表す形です。英語の「格」は難しい分類名に見えますが、まずは同じ人や物を元の文でどの位置に置くかを考えると整理できます。
The girl who plays the piano is Yuki. 訳: ピアノを弾く女の子はユキです。
説明される名詞はgirlです。説明だけを独立させると、She plays the piano.となります。訳は「彼女はピアノを弾きます」です。sheが担っていた主語の役割をwhoが受け持っているため、ここは主格です。whoのあとにsheをさらに置く必要はありません。なお、文全体ではThe girl who plays the pianoが主語、isが動詞です。playsとisは別のまとまりに属しています。
The girl whom I met yesterday is Yuki. 訳: 私が昨日会った女の子はユキです。
こちらは、I met her yesterday.という文を戻して考えます。訳は「私は昨日彼女に会いました」です。metの相手を表すherの役割をwhomが受け持つので目的格になります。日常的な表現では、この位置にwhoを使うこともよくあります。人を表す目的格について「whomだけが正しく、whoは誤り」と覚えないようにしましょう。
The girl whose bag is blue is Yuki. 訳: かばんが青い女の子はユキです。
この説明のもとになるのは、Her bag is blue.です。訳は「彼女のかばんは青いです」です。whoseはherに対応し、whose bagというまとまりがisの主語になります。whoのあとに名詞を足した形とは違い、whoseとbagの間には所有の関係があります。whoseの直後にbagなどの名詞が続く点も手がかりになります。
The book which is on the desk is mine. 訳: 机の上にある本は私のものです。
物を表す先行詞bookに対し、whichがisの主語を担っています。whichには目的格もあり、人の場合のwhoとwhomのような形の違いはありません。形が同じでも、節の内部での役割は一つずつ確かめます。
The book which I bought yesterday is interesting. 訳: 私が昨日買った本はおもしろいです。
このwhichはboughtの目的語です。図1のように、the bookを後ろから説明する中で、whichはboughtの相手に当たる役割を受け持っています。英文にないitを末尾へ補って読んでしまうと、目的語を重ねることになるので注意が必要です。

図1の矢印は、語をもう一度書き足す指示ではなく、whichがどの名詞を受けているかと、どの役割に対応するかを示しています。英語はbookのあとに説明を置きますが、日本語訳は「昨日買った本」となります。訳す順序と英語の語順を分けることが、長い名詞のまとまりを読む準備になります。
thatと省略には使える範囲がある
thatは、人にも物にも使える関係代名詞で、主格と目的格があります。制限用法、つまり「どの人・どの物か」を説明によって絞る使い方で広く使えます。ただし所有格としては使えず、whoseの代わりにはなりません。また、後で扱う非制限用法や、前に出した前置詞の直後には置けません。
This is the only book that I need. 訳: これは私が必要としている唯一の本です。
the onlyや最上級が先行詞につく場合、またall、everythingなどが先行詞になる場合には、thatがよく使われます。ただし「onlyがあればwhichはどんな場合も不可能」とまで広げるのは正確ではありません。形を自由に選ぶ問題なのか、選択肢の中から選ぶ問題なのかも見て判断します。
The people and things that appear in this photo are familiar to me. 訳: この写真に写っている人々や物は、私にはなじみがあります。
人と物をまとめて受ける場合もthatが適しています。この文のthatはappearの主語です。先行詞が複数のpeople and thingsなので、動詞はappearsではなくappearとなります。関係詞節の主語が関係代名詞であるとき、その動詞の単数・複数は先行詞を見て決めます。
The book I bought yesterday is interesting. 訳: 私が昨日買った本はおもしろいです。
制限用法で目的格として使われる関係代名詞は、このように省略できます。boughtの目的語の役割は残り、関係代名詞の音や文字だけが表れなくなったと考えます。通常の「関係代名詞を1語省く」という操作では、主格のwhoやwhichは省略できません。whoseも省略できず、非制限用法の関係代名詞も残します。単に「目的格ならいつでも消せる」とせず、用法と前置詞の位置まで確認することが必要です。
whatは先行詞を含むまとまりを作る
I understand what you mean. 訳: あなたの言いたいことはわかります。
whatは、先行詞を含む関係代名詞です。what you mean全体で「あなたが意味していること」を表し、understandの目的語になります。節の中ではwhatがmeanの目的語です。このように、まとまり全体の役割と、その中にあるwhatの役割を分けて見ると、文の構造がはっきりします。
What she said surprised me. 訳: 彼女の言ったことに私は驚きました。
今度はWhat she said全体がsurprisedの主語です。whatのまとまりは目的語にしかならないわけではありません。文頭からsaidまでをひとまとまりにし、その外にあるsurprisedを文全体の動詞として探します。
This is what I wanted. 訳: これは私が欲しかったものです。
この例ではwhat I wantedがisの補語です。補語とは主語などの内容を説明する語やまとまりのことで、ここではThisが何であるかを示しています。whatはthe thing thatやthe things thatに相当するため、直前にthe thingという先行詞を重ねません。whatを見たら機械的に疑問の「何」と訳すのではなく、この文では「欲しかったもの」という名詞のまとまりを作っていると読みます。
例題で使い方を確かめる
例題1 空所の役割から形を選ぶ
次の空所に、who、whom、whose、whichのうち最も適切な1語を入れます。
I have a friend ( ) mother is a writer. 完成文の訳: 私には、お母さんが作家である友人がいます。
- 先行詞を探します。説明を受けるのはfriendなので、人を受ける形が候補になります。ただし、人だからwhoと決めるのはまだ早い段階です。
- 説明のもとになる文を考えます。「その友人のお母さんは作家です」という内容で、mother is a writerの主語motherはすでにあります。空所はmotherの持ち主・関係者を示す位置です。
- 「その人の」に対応するwhoseを選びます。whose motherをひとまとまりにすると、主語と動詞のつながりを保ったまま説明を続けられます。
答え: I have a friend whose mother is a writer.
whoでは「友人がすること」を受け持つ形になり、motherとの所有の関係を示せません。目的格のwhomを選んでも、母親との関係は表せません。空所のすぐあとの単語だけでなく、その名詞が文のどの役割を担うかまで見ます。
例題2 前置詞を残して並べ替える
「これは私があなたに話した本です」という文になるように、語群をすべて1回ずつ使って並べ替えます。文頭の語は大文字にし、末尾にピリオドを置きます。
語群: about / book / I / is / that / the / This / told / you
- 文全体の骨組みを作ります。「これはその本です」に当たるThis is the bookを先に組み、bookを説明する部分を後ろに続けます。
- tell A about Bが「AにBについて話す」という形であることを確かめます。I told you about the book.なら「私はあなたにその本について話しました」という意味です。the bookはaboutの目的語になります。
- the bookに対応するthatを説明の先頭へ置きます。aboutは末尾に残し、that I told you aboutという順にします。toldの直後には話す相手のyouが必要です。
答え: This is the book that I told you about.
前置詞の目的語として働く目的格でも、前置詞が節の末尾にある制限用法なら関係代名詞を省略できます。この答えからthatを除いても文は成り立ちますが、今回の問題では語群をすべて使う条件があるため残します。
This is the book about which I told you. 訳: これは私があなたに話した本です。
前置詞を前に出す場合は、about thatではなくabout whichにします。図2のように、thatを使って前置詞を末尾に残す形と、about whichを先頭に置く形を対応させてください。どちらでも「本について話した」という意味関係は同じです。

図2の上下を比べると、上ではaboutが最後、下ではaboutがwhichの直前にあります。下の形ではwhichを省略できません。前置詞を前へ移す書き換えは、動詞と前置詞の意味関係を確かめながら行い、ただ末尾の短い語を移せばよいとは考えないようにしましょう。
例題3 whatを使って英訳する
「私たちに必要なのは、もっと時間です」をwhatを使って英訳します。「もっと時間」はmore timeとします。
- 「私たちに必要なもの」を1つの名詞のまとまりにします。「私たちはもっと時間を必要としています」ならWe need more time.です。whatはneedの目的語に対応し、What we needという順になります。
- そのまとまりを文全体の主語にします。「必要なものは」と言い切るまでを主語にするため、weを文全体の主語としてそのまま続けないようにします。
- is more timeを続けます。今回は「もっと時間」という内容を1つのまとまりとして述べるのでisを使います。疑問文ではないため、What do we needという語順にはしません。
答え: What we need is more time.
この答えの訳は「私たちに必要なのは、もっと時間です」です。the thing whatのように名詞を足すと、whatが含む「もの」と重なります。whatのまとまりを先に作ってから、その外側の主語・動詞・補語を完成させる順序にすると、和文英訳でも組み立てやすくなります。
例題4 コンマで補足の意味を表す
「私の姉は京都に住んでいて、英語を教えています」を英訳します。姉は1人で、だれのことかはすでに相手に伝わっているとします。「京都に住んでいる」を関係詞節にし、Kyotoとteach Englishを使います。
- 主に伝える内容を決めます。「私の姉は英語を教えています」が文の骨組みなので、My sisterとteaches Englishを組み合わせます。sisterは単数なのでteachesとなります。
- 「京都に住んでいる」をwho lives in Kyotoにします。元の文では姉が住む人、つまり主語になるのでwhoが適切で、livesも単数の形です。
- すでに特定された姉への補足として、関係詞節をコンマで挟みます。文の途中に挿入するため、whoの前だけでなくKyotoのあとにもコンマが必要です。
答え: My sister, who lives in Kyoto, teaches English.
答えの訳は「私の姉は京都に住んでいて、英語を教えています」です。この非制限用法は、先行詞を絞り込まずに説明を付け加える使い方です。thatに置き換えたりwhoを省略したりせず、主となる文と補足の境目を保ちます。
つまずきやすいところと直し方
目的語を関係代名詞と代名詞で二重に書く
× This is the book which I bought it yesterday. 意図した訳: これは私が昨日買った本です。
どこが違うか: whichがboughtの目的語の役割をすでに受け持っているので、同じ本を指すitを残すと目的語が重なります。
○ This is the book which I bought yesterday. 訳: これは私が昨日買った本です。
日本語では「それを買った本」のように考えてしまうことがありますが、英語ではwhichとitの両方で同じ位置を埋めません。元の文を作るときはitを戻して構造を調べ、完成文にするときはwhichがその役割を受け持つ、と操作を分けてください。
逆に、動詞の目的語がすでにあるから関係代名詞は不要、とも限りません。例題2のtold you aboutでは、youは話す相手、関係代名詞が受け持つのはaboutの目的語です。動詞だけでなく前置詞にも目を向けると、どの位置が関係しているかを見落とさずに済みます。
名詞の後ろでwhatをwhichと同じように使う
× This is the thing what I need. 意図した訳: これは私に必要なものです。
どこが違うか: 標準的な英語の関係代名詞whatは先行詞を含むため、the thingを先行詞として重ねて置けません。
○ This is what I need. 訳: これは私に必要なものです。
the thingを残したい場合は、次のようにも直せます。どちらを使っても、この場面では必要なものを指せますが、名詞のまとまりの作り方が違います。
This is the thing that I need. 訳: これは私に必要なものです。
whatの手前に名詞があるかどうかは有力な確認点ですが、直前の1語だけで判定しないことも必要です。長い文では別のまとまりの名詞が前に現れることがあります。what以下が文全体の主語・目的語・補語のどこに収まるかまで確かめます。
コンマや前置詞のあとでもthatを使う
× My sister, that lives in Kyoto, teaches English. 意図した訳: 私の姉は京都に住んでいて、英語を教えています。
どこが違うか: 補足説明を表す非制限用法では、関係代名詞thatを使えません。
○ My sister, who lives in Kyoto, teaches English. 訳: 私の姉は京都に住んでいて、英語を教えています。
ここでコンマを消すと、ただ表記が変わるだけではありません。次の文と比べると、「京都に住んでいる」という情報の使い方が変わります。
My sister who lives in Kyoto teaches English. 訳: 京都に住んでいる私の姉は、英語を教えています。
こちらの制限用法では、住んでいる場所を使って、どの姉かを絞っています。複数の姉がいる場面で区別する読みが自然です。一方、コンマのある文は、すでに話題となる姉が決まったうえで居住地を補足します。ただし、非制限用法だから現実の姉の人数が必ず1人だと断定できるわけではありません。文脈ですでに特定されていることがポイントです。

図3の上段は複数の候補から絞る様子、下段は特定済みの相手に説明を足す様子です。英文を書き分けるときは、相手がだれを指すかわかっているかを先に考え、そのあとでコンマを決めます。
thatにはもう一つ、前に出した前置詞の直後には置けないという制約があります。人なら前置詞とwhom、物なら前置詞とwhichを組み合わせるのが、高校文法で扱う基本の形です。
The person to whom I spoke was kind. 訳: 私が話しかけた人は親切でした。
The person who I spoke to was kind. 訳: 私が話しかけた人は親切でした。
前者は改まった書き方です。後者のようにtoを末尾に残せば、目的格のwhoも使え、この制限用法では関係代名詞の省略もできます。前置詞を前へ出した形だけを見て「人の目的格はいつもwhom」と一般化しないことが必要です。
さらに、whoseは人だけに限りません。次の文では、家と屋根の関係を表しています。「人はwhose、物はwhich」と機械的に分けず、所有の関係があるかを調べます。
We saw a house whose roof was red. 訳: 私たちは屋根が赤い家を見ました。
非制限用法のwhichが、直前の名詞だけでなく前の文の内容全体を受ける場合もあります。この場合は、何を受けると意味が通るかを日本語で言い直すと判断しやすくなります。
Emma passed the test, which made her happy. 訳: エマはそのテストに合格し、そのことが彼女を喜ばせました。
ここで彼女を喜ばせたのはtestという物ではなく、テストに合格したことです。whichをthatにしたり省いたりはできません。関係代名詞があるたびに直前の名詞へ戻る読み方ではなく、文全体を受ける可能性も残して意味を確かめます。
練習問題
次の4問では、答えだけでなく、先行詞と節の中の役割を短く説明してみましょう。空所補充では候補が複数ある場合もあるので、問題で示された選択肢や条件を優先します。
練習1
空所にwho、whom、whose、whichのうち最も適切な1語を入れます。
The boy ( ) bike is red is Tom. 完成文の訳: 自転車が赤い男の子はトムです。
練習2
文頭のThis isに続けて、語群をすべて1回ずつ並べ替えます。前置詞は関係代名詞の直前に置き、末尾にピリオドを付けます。
語群: I / in / live / the / which / house 完成文の訳: これは私が住んでいる家です。
練習3
whatを使い、「彼が書いたものを私は読みました」を英訳します。readの過去形を使い、「書いた」はwroteとします。
練習4
次の文を日本語に訳し、whichを省略できるか答えます。また、whichが指す内容を日本語で示します。
Ken finished the work early, which pleased his mother.
答えと解説
練習1の答え: The boy whose bike is red is Tom. 訳: 自転車が赤い男の子はトムです。
whose bike全体がis redの主語です。空所の役割は「その男の子の」という所有の関係なのでwhoseにします。文全体の動詞は後ろのisで、その前までのまとまりが「自転車が赤い男の子」という主語になります。
練習2の答え: This is the house in which I live. 訳: これは私が住んでいる家です。
live in the houseのつながりから、inの目的語がhouseだとわかります。inを前に出す条件があるのでin whichの順にします。家は場所を表しますが、場所の名詞なら必ず関係副詞になるわけではありません。今回は前置詞と関係代名詞の組み合わせで場所の関係を表しています。
練習3の答え: I read what he wrote. 訳: 彼が書いたものを私は読みました。
what he wrote全体がreadの目的語で、その中のwhatはwroteの目的語です。readは現在形と過去形のつづりが同じですが、この文では過去の出来事として読みます。whatの手前にthe thingを加える必要はありません。
練習4の答え: 「ケンは早く仕事を終え、そのことが母親を喜ばせました」。whichは省略できず、「ケンが早く仕事を終えたこと」を指します。
whichは補足を加える非制限用法で、後ろのpleasedの主語でもあります。workという名詞だけを受けると決めつけず、母親を喜ばせた出来事をまとめて受けていると読んでください。主となる文がコンマの手前で成立していることも、区切りを見つける手がかりです。
次の単元へのつながりと家庭での確かめ方
次に関係副詞を学ぶときは、「説明される名詞が場所か時間か」だけでなく、関係詞節の中でどの役割を表すかという今回の見方を使います。練習2のin whichのように、前置詞と関係代名詞を組み合わせて表した関係は、関係副詞の意味を理解する土台になります。
家庭では5分を区切り、まず基本の考え方にあるgirlの3文を声に出してみてください。who plays、whom I met、whose bagをそれぞれ読み、次に「主語」「metの目的語」「bagとの所有の関係」と説明します。音だけを暗記せず、役割を言葉にできるか確かめる練習です。
もう一つは、例題2のbookを題材に、that I told you aboutとabout which I told youを入れ替えて言う方法です。thatを消せるのはどちらかも添えると、語順と省略の条件を一度に確認できます。お子さまの学習を見守る方は、正解の語を先に教えるより、元の短い文で何を目的語にするか尋ねると、迷っている場所を捉えやすくなります。
個別指導で答えが揺れる場合は、関係代名詞の一覧へすぐ戻るのではなく、met herやher bagのような短いまとまりまで戻って役割を確かめます。元の文は作れるのに長い文で止まる場合には、関係詞節の終わりと文全体の動詞を探すところを練習します。
まとめ
関係代名詞の問題で迷ったとき、候補を何度も眺めるだけでは判断の根拠が増えません。説明される名詞を見つけ、元の短い文を作り、同じ人や物が入る位置を確かめると、選ぶべき形が具体的になります。さらにコンマがあれば、相手を絞っているのか、決まった相手に説明を足しているのかまで読み取れます。
長い英文でも、自分が判断に使った主語や目的語を指させるなら、次の1文にも同じ確かめ方を使えます。関係代名詞の正解を支えるのは、先行詞の名前と節の中の役割を結び直せる力です。
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