
武蔵野個別指導塾の特徴
自由研究の仕上げのチェック表—提出の前に見る10項目|武蔵野個別指導塾

始業式の前の夜に、名前と題、出典の書き方、表の単位と平均の検算まで10項目を順に見直す手順です。直した跡を残したまま出せます。
提出の前の夜に見るのは、次の10項目です。上から順に、1項目につき3分を目安に見ていきます。
| 番号 | 項目 | 見るところ |
|---|---|---|
| 1 | 名前 | 学年、組、番号、氏名が、学校の決めた場所に書いてあるか |
| 2 | 題 | 題を読んだだけで、何を比べて何がわかったのかが伝わるか |
| 3 | 動機 | なぜ調べたのかが、自分の言葉で2文から3文あるか |
| 4 | 方法 | 材料、量、回数、日付がそろい、別の人が同じ手順をなぞれるか |
| 5 | 結果 | 表に単位と回数があり、合計と平均の計算が合っているか |
| 6 | 表とグラフ | 軸の名前、単位、等間隔の目盛りがあるか |
| 7 | 考察 | 結果から言えることと、言えないことが分けて書いてあるか |
| 8 | 出典 | 本、見たページ、聞いた人が、決まった型で書いてあるか |
| 9 | 誤字と読みやすさ | 2メートル離れて読め、声に出して引っかからないか |
| 10 | 持ち物と提出の形 | 折り方か筒、貼った物のはがれ、提出の日と場所 |
よくあるのは、始業式の前の夜、机の上に模造紙を広げて、やっと「できた」と息をついたところで、学年と名前を書く欄が白いままなのに気づく、という場面です。表の数字を見直すと、3回測ったはずの平均が2回分の値で書いてあり、グラフの縦の軸には単位がありません。参考にした本の名前は覚えているのに、出版社と見たページを書いた紙が見つかりません。中身は十分なのに、仕上げの数か所で損をする作品は毎年あります。夜の90分で、その数か所を順に埋めていきます。
用意するもの
見直しに使う物を、机の上に先に並べます。探しながら見直すと、1項目に3分のはずが10分になります。
- 作品そのもの。模造紙なら広げて、レポートなら束ねたまま机に置きます。
- 学校から配られた紙。提出の日、提出の場所、名前を書く位置、大きさの決まりが書いてあります。
- 実験や観察のときの記録ノート。表の数字の元になった、いちばん古い記録です。
- 鉛筆と消しゴム、黒の太い筆記用具。直しは鉛筆で薄く印を付けてから、太い字で書き直します。
- 白い紙とのり。書き損じを消さずに、上から貼って直すときに使います。
- 定規。グラフの目盛りの間隔を測るのに使います。
- 時計。1項目に3分、全部で30分の見直しを、時計で区切ります。
- 持ち帰り用の筒かクリアファイル。提出の形に合わせて、夜のうちに入れてしまいます。
夜の時間の割り振りは、読み直し15分、10項目の見直し30分、直し30分、荷造り15分の合わせて90分です。読み直しの15分は、何も直さずに最初から最後まで読む時間です。読みながら直し始めると、1か所に20分かかって、残りの項目に手が回りません。気づいた点は、鉛筆で小さく印を付けるだけにします。

図1のように、10項目は上から順に見ます。順番に意味があります。名前と題は作品の外側で、動機から考察までは作品の中身、出典と誤字と持ち物は中身を支える部分です。外側から中身へ、中身から支えへと見ていくと、同じ場所を2度見ずに済みます。見た項目には、図1の番号の横に鉛筆で丸を付けていきます。10個の丸がそろったら見直しは終わりです。
進め方
10項目を、それぞれどう見るかを順に書きます。見方がわかれば、3分で足ります。
1の名前。学年、組、番号、氏名の4つがそろっているかを見ます。学校の紙に「右上」「左下」と位置の指定があれば、その位置です。指定が無ければ、題の下か右上に、題より小さく本文より大きい字で書きます。記録ノート、写真、別の紙に書いた表など、作品から離れる物の全部に名前を書きます。提出の後で紙がばらけたとき、名前の無い紙は誰の物かわからなくなります。
2の題。題だけを声に出して読み、何を比べたのかと何がわかったのかが頭に浮かぶかを確かめます。「水について」のような題は、何を調べたのかが伝わりません。「水の温度と塩のとける量」のように、比べた2つの物を題に入れます。結果まで入れるなら「水の温度が高いほど塩は多くとけるか」のように、問いの形にします。題は後から変えてかまいません。中身ができてから付け直した題のほうが、中身に合います。

図2のように、題は模造紙のいちばん上に、名前はその右下に置きます。題の字は本文の2倍から3倍の高さにします。本文の字が2センチメートルなら、題は4から6センチメートルです。図2の本文の流れは、動機、方法、結果、考察の順です。この順は変えません。読む人は上から下へ、左から右へ読みます。結果の表が左、考察が右にあると、読む順が自然に決まります。
3の動機。「夏休みの宿題だから」は動機になりません。きっかけになったことを1文、調べたいと思った問いを1文、予想を1文の3文で足ります。予想は外れてもかまいません。外れた予想は、考察で使えます。
4の方法。同じ手順を、別の人がなぞれるかどうかで見ます。材料の名前と量、測った回数、測った日付と時刻、使った道具の4つがあれば、なぞれます。「コップに水を入れた」では量がわかりません。「コップに水を100ミリリットル入れた」と書きます。写真があれば、写真の下に何をしているところかを1行添えます。
5の結果。表の数字を、記録ノートの元の数字と1つずつ照らします。写し間違いは、夜に見つかる誤りの中でいちばん多いものです。次に、合計と平均の計算を確かめます。たとえば3回測った値が12.4、12.9、12.2なら、合計は37.5で、3で割った平均は12.5です。平均が12.65と書いてあれば、2回分の合計を2で割った値を、3回分として写した可能性があります。計算は電卓でも暗算でもよいのですが、必ずもう一度やり直します。単位も見ます。表の見出しに「長さ(センチメートル)」のように単位を書き、本文の数字と表の数字の単位をそろえます。表が35ミリメートルで本文が3.5センチメートルなら、どちらかにそろえます。
6の表とグラフ。横の軸と縦の軸に、名前と単位があるかを見ます。次に定規を当てて、目盛りの間隔が等しいかを測ります。1目盛りが1センチメートルなら、全部の目盛りが1センチメートルです。間隔がそろっていないグラフは、形が歪んで、結果と違う印象を与えます。グラフの種類も見ます。日ごとの変化は折れ線、物どうしの比べは棒、割合は円が合います。
7の考察。結果に書いた数字から言えることと、言えないことを分けて書いてあるかを見ます。「温度が高いほど多くとけた」は、表の数字から言えます。「どんな物でも温度が高いほどとける」は、塩しか調べていなければ言えません。言えないことは、「次に調べたいこと」として書きます。予想と違った結果は、違った理由の候補を2つ書きます。理由を1つに決めてしまうと、確かめていないことを断定したことになります。
8の出典。本、見たページ、聞いた人の3種類を、それぞれの型で書きます。型は次の「まとめ方」で示します。夜の時点では、出典が書いてあるか、本の名前だけで終わっていないかを見ます。
9の誤字と読みやすさ。作品から2メートル離れて、題と見出しが読めるかを確かめます。次に、本文を最初から声に出して読みます。声が引っかかった場所は、字が抜けているか、文が長すぎる場所です。長い文は、句点で2つに切ります。
10の持ち物と提出の形。学校の紙で、提出の日と場所と形を見ます。模造紙を折るのか丸めるのかは、学校の指定に従います。指定が無ければ丸めて筒に入れます。折ると折り目で字が薄くなります。貼った写真と表は、四隅を指で押して、はがれかけていないかを確かめます。記録ノートを一緒に出すなら、名前を書いて作品と同じ袋に入れます。
見直しの記録は、次の表に書きます。
| 番号 | 項目 | 見た | 直した | 残り |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 名前 | 丸 | 丸 | 無し |
| 2 | 題 | 丸 | 三角 | 問いの形に直す |
| 5 | 結果 | 丸 | 三角 | 平均をやり直す |
| 8 | 出典 | 丸 | バツ | 出版社を調べる |
「見た」に丸が付いても、「直した」が三角やバツなら、直しの30分で順に埋めます。残りの欄に、何をすればよいかを動詞で書くと、直しの30分で迷いません。
まとめ方
見直しで見つかった誤りを、作品の上でどう直すかを書きます。消して書き直すのが基本ですが、太い筆記用具で書いた字は消えません。白い紙を字の大きさに切り、上からのりで貼って、その上に書き直します。貼った紙の四隅をしっかり押さえれば、提出までにはがれません。紙を貼った跡は、直した跡として残ります。直した跡は、作品の弱みではなく、見直したことの印です。
名前と題の直し方は、位置と大きさで決まります。名前は、学年、組、番号、氏名の順に横1行で書きます。「5年2組 14番 山田 太郎」の形です。氏名は姓と名の間を1字分あけます。題は、模造紙の上の端から1割の幅の中に収めます。題が2行になるなら、1行目に比べた物、2行目に問いを置きます。「水の温度と塩のとける量」が1行目、「温度が高いほど多くとけるか」が2行目です。
出典は、型どおりに書けば足ります。型は本、見たページ、聞いた人の3つです。

図3のように、本は、著者の名前、本の題、出版社の名前、発行した年、見たページの順です。本の題は『』でくくります。発行した年とページは、本の最後のほうにある奥付と、見た場所のページ番号から写します。見たページは、サイトの名前、ページの題、アドレス、見た日の順です。ページの題は「」でくくります。アドレスは、画面の上の欄に出ている文字列を、1字も変えずに写します。見た日を書くのは、ページが後から変わることがあるからです。聞いた人は、相手の立場と、聞いた日です。「祖父(元農家)、8月12日に聞いた」のように書きます。相手の氏名は、本人の許しが無ければ書きません。
出典は、作品の最後に「参考にした物」の見出しを立てて、まとめて書きます。本文の中で引いた場所には、「(本1)」「(ページ2)」のように番号を付け、最後の一覧の番号と合わせます。一覧は、使った物の数だけ書きます。読んでいない本を一覧に足しても、中身は良くなりません。
グラフの直しは、軸の名前と単位を書き足すことから始めます。目盛りの間隔がそろっていないグラフは、別の紙に描き直して貼ります。描き直すときは、先に定規で目盛りの位置に薄く印を付け、印の上に点を打ち、点を結びます。棒グラフの棒の幅も、定規で同じ幅にします。
考察の直しは、文の主語を見ます。「わかった」の主語が「私」で、「言える」の主語が「結果」になっていれば、結果と考察が別々に書けています。「結果から、温度が高いほど多くとけると言える」の形です。言えないことは、「塩以外の物は調べていないので、同じことが言えるかはわからない」と、調べていない範囲をそのまま書きます。
うまくいかないとき
結果の数字が足りないまま夜になることがあります。3回測る予定が2回で終わった、5日の記録が3日で止まった、という形です。その場合は、測った分だけを結果に書き、方法の欄に「3回の予定を2回で終えた」と理由を添えます。足りない分を想像で埋めてはいけません。測った回数が少ないことは、考察に「回数が少ないので、はっきりしたことは言えない」と書けば、それ自体が正しい考察になります。やり残した分は、「次に調べたいこと」の見出しを立てて書きます。
学校の紙を無くして、名前の位置と提出の形がわからないことがあります。そのときは、題の右下に学年、組、番号、氏名を書き、模造紙は丸めて筒に入れます。翌朝、学校で指定を聞いて、位置が違えばその場で書き足します。字が消えないように、名前は鉛筆ではなく黒の太い筆記用具で書きます。
貼った写真がはがれた、紙が破れたときは、裏から透明のテープで留めます。表から留めると、字の上にテープがかかって読めなくなります。破れが大きければ、同じ大きさの白い紙を裏から当てて、のりで留めます。
90分で全部を直し切れないときは、10項目のうち1の名前、2の題、8の出典、10の持ち物の4つを先に片づけます。この4つは、無いと作品として受け取ってもらえないか、誰の物かわからなくなる項目です。残りの項目は、翌朝の30分で見ます。
よくある質問
間違いに気づいたら、全部書き直したほうがよいですか
書き直しません。白い紙を貼って、その上に正しい字を書きます。書き直すと、提出の前の夜に新しい書き損じが増えます。貼った紙は、見直した印として残ります。学校の先生は、きれいな作品より、自分で見直した作品を見ています。
出典はいくつ書けばよいですか
使った数だけです。1冊なら1冊、3つのページなら3つです。数を増やすために、読んでいない本を足すと、聞かれたときに答えられません。1つしか無いときは、1つを型どおりに正しく書きます。
写真はどこに貼り、名前はどこに書きますか
写真は、方法の欄に手順の順で貼り、写真の下に何をしているところかを1行添えます。写真の裏には、名前と、何枚目かの番号を書きます。はがれても、どの作品の何枚目かがわかります。
親の関わり方と個別指導で確かめること
親の役は、読む人です。作品を声に出して読んでもらい、「ここがわからない」と言ってもらいます。どこをどう直すかは、お子さまが決めます。親が鉛筆を持って直し始めると、翌朝に先生から聞かれたときに、お子さまが答えられません。親が確かめるのは、名前と提出の日と持ち物の3つで足ります。個別指導では、10項目のうち5の結果と7の考察を、1問ずつ声に出して確かめます。平均の計算をその場でやり直し、考察の1文ごとに「表のどの数字から言えますか」と聞きます。答えられた文は、そのまま作品に残ります。
まとめ
名前、題、動機、方法、結果、表とグラフ、考察、出典、誤字、持ち物の10項目を、始業式の前の夜に3分ずつ見ます。見つけた誤りは消さず、白い紙を貼って直します。直した跡の残る一枚は、きれいなだけの一枚より、見直した夜の分だけ多くを語ります。
読んで終わりにするか、ここから変えるか。
武蔵境駅徒歩30秒、講師1人に生徒1人の完全1対1。授業のあいだ、先生は隣を離れません。いまの詰まりを、無料相談でそのまま話してください。
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。



