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英検準2級プラスの言い換え力を育てる—要約と意見論述に共通する技術|武蔵野個別指導塾
単語を替えたら意味まで変わってしまう悩みに、主語・程度・理由を保つ確認法が役立ちます。短文練習と要約2題、意見論述1題を使い、自分で言い換えを点検できます。

英検準2級プラスの言い換え力を育てる—要約と意見論述に共通する技術
よくあるのは、自習机で要約を書き始めたものの、元の英文と同じ単語を使うたびに消しゴムをかけ、最初の1文がいつまでも決まらないという場面です。「同じ言葉を使ったらいけない」と考え、知っている別の単語に替えるうちに、原文では「一部の人」だったはずの主語が「すべての人」になってしまいます。英語を難しくしようとする努力と、内容を正しく伝える作業が、別の方向へ進んでしまっています。
英検準2級プラスの言い換えでは、まず、何を残さなければならないかを決めてください。だれが何をするのか、どのくらい確かな話なのか、何が理由で何が結果なのか。この骨組みが残れば、短い動詞や基本的な構文でも、内容を伝え直せます。反対に、珍しい語句を使えても、この骨組みがずれると別の話になります。
要約では、原文が伝えている内容を短くまとめます。意見論述では、自分の考えと理由を、読み手に伝わる英文に組み立てます。役割は違っても、使いたい英語が出てこないときに、知っている表現で意味を保ちながら書く力は共通です。この記事では、短文の書き換えから始め、要約と意見論述へ進みます。保護者の方も、難しい同義語を教える必要はありません。お子さまの英文が「何を同じ意味として残したか」を日本語で聞くことから、練習を支えられます。
要約と意見論述では、言い換えの目的が違います
試験の条件から練習の焦点を決めます
日本英語検定協会の案内では、準2級プラスの推奨目安は高校上級程度です。ライティングには、文章の内容を英語で要約する問題と、質問に対する意見を論述する英作文がそれぞれ1問あります。英文要約は25-35語で書き、英作文は意見と理由2つを、50-60語を目安に書きます。リーディングとライティングを合わせた試験時間は85分です。
この条件から、練習では「短く伝える」と「必要な説明を足す」の両方を扱います。要約では、似た内容をまとめたり、具体例から共通する内容を取り出したりする必要があります。一方、意見論述では、短くしただけでは理由が伝わらないことがあります。たとえば「便利だから」と考えたら、だれにとって、何ができるために便利なのかまで書くと、理由が具体的になります。
ただし、言い換えを練習することと、解答のすべての単語を原文や設問から変更することは同じではありません。この記事の練習では、話題を指す基本語を必要に応じて残し、情報の関係を自分で組み立て直します。書き換えた単語の数を、公式の評価基準や得点に置き換えることはしません。原文と解答を並べて、伝える内容がどう変わったかを確かめます。
同義語を入れただけでは同じ文になりません
英単語は、意味だけでなく、後ろに続く形や使う場面も含めて働きます。たとえば buy を purchase に替えても、その変更だけで要約が短くなるわけではありません。逆に、知らない動詞を選んだために、必要な前置詞や目的語の形がわからなくなることもあります。言い換えのために増やした難しさが、伝えたい内容の妨げになるなら、元の基本語へ戻して構いません。
また、some を many に替えると人数の程度が変わります。can を will に替えると、可能性や能力を述べていた文が、先の出来事をより強く述べる文になる場合があります。a problem を the only problem と書けば、「唯一」という情報が加わります。どれも短い語ですが、意味を守るうえでは大切です。
名詞をまとめる場合にも注意が必要です。apples and oranges を fruit とまとめれば、もとの2種類を含められます。ただし、具体的な種類の違いが話の中心なら、その情報を捨ててはいけません。「広い意味の語に替えられるか」だけでなく、「その細かさを落としても話が成立するか」を確認してください。
書き直しは、直した理由まで扱います
英作文への訂正を扱った52研究のベイズ的メタ分析では、訂正フィードバックに中程度の効果があり、その効果が長期にも持続すること、直接訂正・間接訂正・解説つきの方法の差が小さいことが報告されています(Brownほか・2023)。これは複数の学習者集団を扱う研究の統合であり、特定の国・年齢・人数の準2級プラス受験者に同じ効果が出ることや、言い換えだけの効果を示す結果ではありません。
この知見を踏まえ、ここでの練習では、英文を直して終えるのではなく、何を直したのかを説明する段階を設けます。たとえば「people を students に直した」だけで終えず、「原文が述べている対象は生徒に限られるため」と書き添えます。これは本記事で提案する学習手順であり、この手順そのものが研究で検証されたという意味ではありません。
仲間からの指摘を扱った26研究のメタ分析では、作文の改善が報告され、書き直しや内容面に効果が見られました(Vuogan・Li・2022)。対象は複数研究の作文学習者であり、特定の国や年齢の準2級プラス受験者に限定した結果でも、家族による声かけの効果を直接調べた結果でもありません。
そこで、自分で内容を照合した後、人に読んでもらう際には「元の内容と違って聞こえるところはありますか」と焦点を絞ります。正解の英文を一方的にもらうのではなく、自分では気づかなかった意味のずれを探すために使います。一人で取り組む場合は、英文をいったん日本語に戻して、原文の内容メモと比べる方法で進められます。

まず短文で、残す意味と変える形を分けます
以下の時間は家庭学習の区切りとしての提案です。試験本番の指定時間ではありません。最初は速さを求めず、意味を保って書けることを優先してください。
練習1: 文の形を替えて、比べる対象を残します
練習文を読み、「だれにとって」「何と何を比べるか」「どちらが安いか」をメモしてください。
Buying a used bicycle is cheaper than buying a new one.
最初の1分で比較するものに線を引き、次の2分で buy を使わずに書いてみます。最後の1分で比較の向きが逆になっていないかを確かめます。
解答例:
A used bicycle costs less than a new one.
ここでは、買う行為を主語にした文を、自転車を主語にした文へ替えました。cheaper を costs less に替えても、中古の方が新品より安いという関係は残っています。語を1つずつ交換するより、主語と動詞をまとめて作り直した方が自然に書けることがあります。
自分で確かめるときは、新しい文を「中古の自転車は新品より費用がかからない」と日本語に戻します。「中古なら無料で手に入る」と読める文にしていたら、価格の比較を越えた内容が入っています。また、used を落とすと何と何を比較しているのかが不明確になります。短くするときほど、比べる対象を指す語を残してください。
練習2: 否定を別の形に替えて、強さを保ちます
次の文では、何が難しいのかを先に押さえます。
Some students cannot easily find a quiet place to study.
最初の1分で対象を確認し、次の2分で difficult を使った文を書きます。最後の1分は「できない」と「簡単にはできない」の違いに使ってください。
解答例:
It is difficult for some students to find a quiet place to study.
cannot easily を difficult に替えましたが、some students は残しました。「一部の生徒にとって難しい」という範囲を維持するためです。no students に替えたり、It is impossible で始めたりすると、もとの文より強い内容になってしまいます。
確認は、対象・行動・程度の3点で行います。対象は一部の生徒、行動は静かな学習場所を見つけること、程度は容易ではないことです。この3点を日本語で答えられれば、新しい英文とも照合できます。英語の形が大きく変わっていても、この3点が残っていれば、意味を見失いにくくなります。
練習3: 具体例をまとめても、理由を足しません
次の文を、fruit という語を使ってまとめてください。
The shop sells apples, oranges, and bananas from local farms.
1分で列挙されているものを囲み、2分で共通する語にまとめ、最後の1分で削った内容と残した内容を書き分けます。
解答例:
The shop sells fruit from local farms.
果物の種類は省きましたが、店が売っていることと、地元の農場から来たものであることは残しています。すべての単語を別の表現にする必要はありません。要約の前段階として、複数の具体物を1つのまとまりとして表す練習です。
ここで healthy fruit や cheap fruit と書き足すと、原文にない評価や価格情報が入ります。果物なら健康によさそう、地元なら安そうという自分の知識を混ぜないでください。また、もし原文が「バナナだけが売れ残った」という話へ続くなら、種類を全部まとめると重要な違いが見えなくなります。まとめ方は、その後の内容も読んで決めます。
要約では、読む段階から言い換えを準備します
練習4: 利点と問題点を両方残します
次の練習用英文を25-35語で要約してください。英文はこの記事の練習用に作成しています。
Some schools have started lending tablets to students. Students can use the tablets to read digital textbooks, so they do not need to carry many heavy books. However, tablets sometimes stop working during lessons. When this happens, students cannot continue their work until someone fixes the problem.
最初の2分で、「取り組み」「よい点」「困る点」を日本語で短く書きます。次の3分で英文を閉じ、メモから要約を書きます。最後の2分で原文を開き、内容と語数を確かめてください。閉じたまま完成させるのが目的ではありません。記憶違いがあれば、照合の段階で必ず直します。
内容メモは「一部の学校が端末を貸す」「重い本をたくさん運ばずに済む」「故障すると学習が止まる」とできます。read digital textbooks は利点の説明に関わりますが、短くまとめる際は、本を運ぶ負担が減るという結果を中心にします。一方、端末に問題が起きるという情報を全部落とすと、原文の片側しか残りません。
解答例:
Some schools lend tablets to students, reducing the need to carry heavy books. However, technical problems can prevent students from continuing their work during lessons.
この解答は25語です。have started lending は lend と簡潔にし、重い本を運ばなくてよいという内容を reducing the need to carry heavy books とまとめています。故障の場面と修理を待つ場面は、technical problems can prevent students from continuing their work に集約しました。
ただし、started が表す「始めた」という変化が文章の中心になる場合は、その情報を残す判断も必要です。この練習では取り組みの利点と問題点を中心にまとめています。どの文章にも同じ削り方が使えるわけではありません。言い換えは、残す情報の優先順位と一緒に考えます。
点検では、まず some が残っているかを見ます。次に、原文にない「成績が上がる」「すべての学校が導入すべき」といった判断を加えていないかを見ます。最後に、問題が起きる可能性を表す can を、必ず起きることのように書いていないかを確かめます。語数だけ合っていても、この3点がずれたら内容を戻してください。
練習5: 場所を替えて、同じ確認手順を使います
次の英文も25-35語で要約してください。
A town library now opens on Sunday mornings. This gives people who work during the week more chances to borrow books. The library has also become a place where families spend time together on Sundays. However, keeping it open for longer hours means that the town must pay more for staff.
先ほどと同じく、2分で内容メモ、3分で英文、2分で照合を行います。今回は、同じ表現を別の題材に無理に当てはめるのではなく、「利用しやすくなる人」「家族にとっての役割」「費用の問題」を拾ってください。
解答例:
A town library opens on Sunday mornings, helping weekday workers borrow books and giving families time together. However, the town needs more money to pay staff.
この解答は26語です。people who work during the week を weekday workers にまとめています。families spend time together の内容は giving families time together として、図書館を開けることの効果につなぎました。最後には、職員に払う費用が増えるという問題を残しています。
ここで popular という語を入れたくなるかもしれません。しかし、家族が時間を過ごす場所になったことと、多くの人に人気があることは同じではありません。自分の要約を読み、「この内容は原文のどこから言えるか」を1文ずつ指してください。指せない部分は、推測が入り込んでいないかを点検する場所です。
一方、weekday workers がすぐに書けないなら、people who work during the week の形を使って組み直しても構いません。短い表現を1つ知らないために、全体が止まる必要はありません。ほかの部分を短くして語数を調整し、最後に25-35語に収まるかを数え直します。解答例と同じ語句になることより、必要な内容が残ることを優先してください。

意見論述では、日本語の発想を使える英語へ移します
練習6: 抽象的な理由を行動に直します
次の質問について、自分の意見と理由2つを50-60語を目安に書いてください。
Do you think schools should give students more chances to grow vegetables?
最初の2分は英語を書かず、理由を2つに分けます。「教育的だから」「よい経験だから」だけでは、同じ理由の言い直しになることがあります。ここでは「食べ物ができるまでの作業を学べる」「友達と協力できる」と、別々の行動に落とします。次の4分で英文を書き、最後の2分で理由の違いと語数を確認します。
解答例:
I think schools should give students more chances to grow vegetables. First, students can learn how much work is needed to produce food. This may help them waste less food. Second, growing vegetables allows students to work with classmates. They can share tasks and learn to help each other when problems occur.
この解答は52語です。第1の理由は食べ物を作る作業への理解、第2の理由は仲間との協力です。「食育」や「協働性」に対応する難しい名詞を探さなくても、learn how much work is needed や share tasks で考えを伝えられます。ここでの言い換えは、元の英語の単語を取り替える作業ではなく、自分の日本語の発想を、説明できる英語に移す作業です。
This may help them waste less food. では、必ず食品を無駄にしなくなるとまでは言い切っていません。自分の考えを書く場合にも、理由から言える範囲に表現の強さを合わせます。ただし、これは練習用解答の論述であり、野菜作りの教育効果を研究の結論として示しているわけではありません。
点検では、第1の理由だけを隠し、第2の理由が別の内容として読めるかを確かめます。次に、設問の「学校が機会を増やすべきか」に意見が対応しているかを見ます。最後に、grow vegetables を無理に異なる表現へ替えたために、花を育てる話や料理の話へ変わっていないかを確認します。設問の中心語を繰り返すことより、問いから離れることに注意してください。
自分用の言い換え帳には、使える条件も残します
練習を終えたら、ノートを「もとの表現」「書き直した表現」「残す意味」の3列に分けます。cheaper と costs less の組なら、「同じ2つの物の値段を比べるとき」と添えます。cannot easily と difficult の組なら、「不可能とまでは言わない」と書きます。単語の対応だけを覚えるより、どの条件で使えるかを自分で確かめやすくなります。
翌日は3分だけ使い、書き直した表現を隠して、もとの文からもう1度英文を作ってください。その後の2分で、前日の答えと意味を比べます。同じ英文が再現できなくても、主語・程度・関係が保たれていれば、新しい候補として残せます。ここでの時間配分は取り組みやすくするための提案であり、一定の日数で上達を保証するものではありません。
迷った文には、すぐに完成形を足さず、「対象が広がった」「理由を追加した」「動詞の後ろの形に迷った」のいずれかを短く記録してください。次に何を確認するかが明確になります。自分で直せる箇所と、辞書や指導者に確かめたい箇所も分けられます。すべての誤りを同時に直そうとせず、まず意味のずれ、次に文の形、最後に語数の順で見直します。
個別指導では、完成した英文の前後を比べます
武蔵野個別指導塾の個別指導で大切にしたいのは、きれいに直った英文だけを見ることではありません。最初に何を読み取り、どの内容を残すつもりで、どこを書き換えたのかを追うことです。要約の語数が収まらない場合でも、原因が情報の選び方にあるのか、1つの内容を長く書いているのかによって、次の練習は変わります。
講師が担うのは、その違いを英文と内容メモから見つけ、練習の焦点を絞ることです。原文にない理由を加えてしまうなら、まず原文と要約の対応を確認します。内容は合っているのに動詞の形で止まるなら、短い1文の書き換えへ戻ります。難しい単語を渡して解答を飾る前に、その生徒が自分で組み立てられる形を探します。
本人には、最初の英文を消し切らず、書き直した文と並べて残してもらいます。「何を直したか」を日本語で1行説明するところまでが学習です。講師の文を写して同じ形にするだけでは、次の題材で判断できるかが見えません。説明が難しいときは、「だれの話ですか」「必ず起きることですか」「理由はどこに書いてありますか」と問いを小さくします。
家庭にお願いしたいのは、毎回英文を添削することではありません。練習に使う短い時間と、前の答案を見返せる場所を用意することです。お子さまが言い換えを説明し始めたら、難しい表現を使えたかより、同じ意味を保った理由を聞いてください。英語に不安がある保護者の方でも、日本語の内容メモ同士なら、対象や程度が変わっていないかを一緒に確かめられます。
進み具合は、「言い換えができた」という1つの丸だけで記録しません。「原文の要点を拾えた」「対象と程度を保てた」「自力で文を作れた」「語数を調整できた」の4項目を分けます。これは指導用の確認項目であり、公式の採点項目や点数への換算表ではありません。講師の助けがあった箇所には、その助けの内容も残します。
たとえば、最初は講師が some に印をつけてから書き直し、次は本人が原文と要約を見比べて some の脱落を見つけたとします。完成後の英文が同じでも、後者では確認を自分で進められています。こうした変化を見えるようにすると、次に必要なのが新しい語彙なのか、見直しの定着なのかを相談しやすくなります。
同じ題材を直せるようになったら、図書館から学校生活へと話題を替えて確認します。そこで意味が崩れるなら、覚えた1文を再現できても、言い換えの判断はまだ練習が必要です。反対に、表現が少し違っても内容を守れているなら、その書き方を本人の選択肢として認めます。塾が持つのは練習の設計と照合の責任、本人が持つのは考えて書き直す過程、家庭が持つのは取り組める環境です。
言い換えについてよくある質問
Q1. 原文と同じ単語が残ると、言い換えになりませんか
同じ単語があるだけで、練習の失敗とは考えません。図書館の話なら library、生徒の話なら students のように、話題を正確に指すために残したい語があります。無理に別の名詞へ替えると、対象が広がったり、意味が曖昧になったりすることがあります。
まず、原文を見ずに内容メモから書き、その後で原文と照合してください。同じ単語があっても、要点を選び、関係を自分で組み立てているかを確認できます。反対に、単語だけ替えて、重要でない細部までそのまま並べているなら、要約の情報選択から練習し直します。「同じ単語を何個使ったか」は、この練習の中心となる確認方法ではありません。
Q2. 難しい表現を覚えるほど、よい解答になりますか
使える表現が増えることには意味がありますが、難しさだけでは解答のよさを判断できません。意味を説明できず、後ろに続く形も曖昧な表現は、時間の限られた作文では使いにくくなります。最初は cost less、work with、help each other のように、内容と形を確かめられる表現を増やしてください。
新しい語句を覚えるときは、短い文を自分で1つ作り、日本語で意味を説明します。さらに、主語を替えても使えるかを確かめます。覚えた組み合わせのままでしか書けない場合は、その表現を自由に使える段階とは分けて考えます。難しい語句を使うかどうかは、伝えたい内容に合うか、自分で正確に扱えるかで決めてください。
Q3. 短くすると語数が足りません。どう補えばよいですか
要約では、まず大切な内容を落としていないかを確認します。利点だけで問題点がなくなっていたり、だれにとっての話かが消えていたりするなら、その情報を戻します。語数を増やすためだけに、自分の感想や原文にない具体例を加えてはいけません。今回の図書館の練習なら、働く人への利点と家族の時間のどちらかを落としていないかを見直せます。
意見論述では、理由の中身を説明する方向で補います。「協力できる」だけなら、作業を分担したり、困ったときに助け合ったりする行動まで書けます。ただし、似た意味の文を重ねて理由が増えたように見せないでください。要約は原文へ戻り、意見論述は自分の理由を具体化する、という違いを持って語数を整えます。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ
次の1文は、変えたところより守ったところを説明します
言い換えの練習を始めるときは、今日の英文を全部書き直そうとしなくても構いません。まず1文を選び、対象・程度・理由や対比の関係を確認してください。そのうえで、主語を替える、長い表現を短くする、具体例をまとめる、といった方法から1つを選びます。書き終えたら、元の意味の何を残したかを説明します。
要約では、読み取った情報を短い英文に移します。意見論述では、自分の考えを、使える語句で具体的に伝えます。どちらも、難しい表現を見つけるまで待つ必要はありません。基本的な語句で書いた文を起点に、足りない情報を戻し、余分な判断を取り除き、必要なところだけ表現を整えてください。
保護者の方も、完成した解答だけでなく、最初の1文からどう変わったかをご覧ください。原文に戻って自分のずれを見つけられたことは、次の作文へ持っていける具体的な力です。短い言い換え1つにも、その人が読み、考え、選び直した跡が残ります。赤字で整った模範文より、本人が意味を守った理由を語れる言い換えの1文を大切にします。
参考文献
- 日本英語検定協会. 準2級プラスの試験内容・過去問. https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2plus/
- 日本英語検定協会. 準2級プラスの試験内容. https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2plus/solutions.html
- 日本英語検定協会. 2026年度第2回 一次試験問題冊子 準2級プラス. https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2026-2-1ji_p2kyup.pdf
- Brownほか・2023. Language Teaching Research. 英作文への訂正フィードバックに関するベイズ的メタ分析、52研究. https://consensus.app/papers/details/eb6b8dc2c02d5671a136fee6971ff1d3/
- Vuogan・Li・2022. TESOL Quarterly. 仲間からの指摘と作文改善に関するメタ分析、26研究. https://consensus.app/papers/details/374d7b4400955cf09dd378a99e9ba165/
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




