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英検準2級プラスの長文内容一致: Eメールと説明文を根拠で読む|武蔵野個別指導塾

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選択肢の単語に引かれて迷うときは、本文の人物・時点・条件を照合します。Eメールと説明文の独自問題3組で、正解の根拠と誤答のずれを自分で確かめる読み方が身につきます。

英検対策は実は簡単 武蔵野個別指導塾

英検準2級プラスの長文内容一致: Eメールと説明文を根拠で読む

よくあるのは、授業前の自習机でEメールの問題を解き、「この選択肢に本文と同じ単語があったので選びました」と説明する場面です。本文に図書館が出てきて、選択肢にも図書館が出てくると、話が合っているように感じます。ところが、本文では集合場所を図書館から別の場所に変更しているのに、選択肢では図書館に集合することになっているかもしれません。単語は拾えていても、変更前と変更後の関係を取り違えると答えは変わります。

英検準2級プラスの長文の内容一致では、文章を最後まで読めた感覚と、設問に正しく答えられることを分けて考えましょう。「だいたいこんな話でした」と説明できても、誰が何をするのか、なぜそうするのか、どの条件で実行するのかが曖昧だと、似た選択肢を比べられません。一方で、すべての文をきれいな日本語に訳せなくても、問われた情報とその根拠を押さえられる場合があります。

そこで練習では、答えの番号だけで終えず、「本文のどこからそう言えるか」を短く残します。Eメールなら依頼と変更点、説明文なら話題と理由を中心に、読み返す場所を絞っていきます。受験するご本人が一人でも進められるように、ここでは読む順番、独自の英文課題、答え合わせ、家庭での振り返りまでつなげます。保護者の方は、お子さまに全訳を求める前に、答えの根拠を1か所示せるかを見てください。

内容一致で問われることと、選択肢で迷う理由

Eメールと説明文では、探す情報の形が違います

日本英語検定協会が示す準2級プラスの試験内容では、長文の内容一致選択はEメールと説明文を扱う8問で、4肢選択です。リーディングとライティングの試験時間は合わせて85分です。85分すべてを内容一致に使うわけではないため、読めるかどうかに加え、答えに必要な箇所へ戻れるかも練習しておきたいところです。以下で示す練習時間は家庭学習の区切りであり、試験の公式な配分ではありません。

公式の各級の目安には、身近な社会的な話題について、概要や要点、詳細を理解することが含まれています。練習でも、単語の意味だけでなく、話全体と細かな条件の両方を扱います。全体の話題を取る読み方と、指定された情報を探す読み方を使い分けると、何のためにその文を読んでいるのかが明確になります。

Eメールでは、まず差出人と受取人、連絡の目的を確かめます。次に、相手に求めている行動と、その期限や条件を整理します。行事を知らせる文であっても、「参加してください」が中心なのか、「参加できる日を返事してください」が中心なのかで答えは違います。場所や日時が複数登場したら、以前の予定、現在の予定、返事の期限を区別してください。数字だけに線を引くと、その数字が何を指していたのかをもう一度探すことになります。

説明文では、段落ごとの役割を読みます。最初の段落で活動が紹介され、次で始めた理由、最後で問題点や今後の工夫が述べられているなら、その並びを短くメモします。ただし、すべての文章がこの順番になると決めつけてはいけません。今読んでいる段落に実際に書かれている内容から、「紹介」「理由」「変化」などの目印を付けます。設問で理由を聞かれたときは、その目印を頼りに本文へ戻ります。

同じ語があることと、同じ内容であることを分けます

内容一致で見比べたいのは、人物、動作、時点、範囲、条件です。本文が「参加者の一部」と述べているのに、選択肢が「参加者全員」と述べていたら、活動そのものが同じでも一致しません。本文に「できる」とあることを「必ず行う」に変えるのも、内容を強めています。また、本文に書いていないことは、一般常識としてもっともらしくても、その文章から選ぶ根拠にはなりません。

たとえば、本文の予定変更を理解するには、場所の名詞だけでなく、変更を表す動詞や前後をつなぐ語も必要です。知らない単語をすべて飛ばす方針では、設問の中心となる条件まで飛ばすおそれがあります。逆に、答えに関係しない物の名前で長く止まる必要もありません。まず設問との関係を考え、判断を左右する語かどうかを見極めます。

語彙について、LauferとAviad-Levitzkyは、単語を思い出せる知識と、見て意味がわかる知識の両方が読解を予測し、後者の予測力がやや強いと報告しています(Laufer・Aviad-Levitzky・2017)。対象は大学生116名であり、準2級プラスの受験者全体にそのまま当てはまる結果でも、単語だけで読解が完成すると示した結果でもありません。この知見を踏まえ、読解後には日本語から英単語を言う練習だけでなく、英文中でその語の意味を選び直す練習も取り入れます。

設問を先に見る方法にも、確かめる手順が必要です

本文に入る前に設問を読むと、「理由を探す」「相手にしてほしいことを探す」と目的を持てます。ただし、選択肢まで急いで読み込むと、その内容を本文に書いてある事実と混同することがあります。最初は質問文だけを見て、探す情報を日本語で一言書き、本文を読んでから選択肢を比べる方法を試してください。探す目的を持つことと、答えを先に決めて読むことは別です。

Yeariらの研究では、時間制限のある記述式の読解課題で、設問を先に読んで本文を探す方法のほうが正確で速く、背景知識も方略にかかわらず正確さを高めたとされています(Yeariほか・2021)。対象は大学生の読解テストであり、記述式での結果を準2級プラスの4肢選択へそのまま移せるわけではありません。ここでは設問を先に見ることを試す手順として扱い、実際に根拠へ戻りやすくなるかを確かめます。知っている話題でも、本文にない情報を付け足して答えることは避けてください。

武蔵野個別指導塾の自習室 武蔵野個別指導塾

本文と選択肢を結ぶ練習を3組進めます

読む前、読む途中、答えた後の動きを固定します

準備するのは、紙、筆記具、時間を測るものです。以下の英文はこの記事のために新しく書いた練習課題です。短い文章で情報を照合する動きを練習するもので、本番の文章量を再現したものではありません。英語で答えを書く箇所は内容理解を確かめるために設けています。本番の内容一致は選択式なので、英語で答えを書けることを選択問題の正答条件にする必要はありません。

各課題では、最初の1分で質問文を見て、探す対象を日本語でメモします。次の4分で本文を読み、選択肢を比べます。最後の3分で根拠に線を引き、誤った選択肢が本文とどうずれているかを書きます。時間が来ても読めなかったら、そこで到達した箇所を記録して、続けて読んで構いません。初めから時間に合わせて読み飛ばすより、どの段階に時間が必要なのかを知るための区切りにします。

自己確認は3つです。まず、正解の根拠を本文から示せるか。次に、最も迷った誤答について、人物、時点、理由、範囲、条件のどこが違うか言えるか。最後に、答えを隠しても問われた内容を日本語で短く答えられるかです。正答していても、このどれかが曖昧なら、印を付けて復習対象に残します。

練習1: Eメールの変更点と依頼を読み分けます

設問1では現在の集合場所、設問2では返事で伝える内容を探してください。

Subject: Saturday's garden visit

Dear Leo,

Thank you for joining our visit to the community garden this Saturday. We planned to meet outside the library, but the street in front of it will be closed. Please come to the park entrance at nine instead. A guide will take us to the garden from there.

You do not need to bring any tools. The garden staff will lend them to us. However, please bring your own lunch because the visit will continue until the afternoon. If you have a pair of gardening gloves, bring them too.

Please reply by Thursday to tell me whether you can stay for the whole visit. I need this information to plan the afternoon activities.

Best wishes,
Mina

設問1: Where should Leo meet the group?

  1. Outside the library.
  2. At the park entrance.
  3. Inside the community garden.
  4. In front of Mina’s house.

設問2: What does Mina want Leo to tell her?

  1. Whether he can bring tools for everyone.
  2. Whether he knows the garden guide.
  3. Whether he can stay for the whole visit.
  4. Whether he can visit the library on Thursday.

解答は設問1が2、設問2が3です。設問1では、以前の集合場所が図書館前で、その前の道が閉鎖されるため、公園の入口へ来るように伝えています。代わりの行動を示すinsteadまで読み、現在の指示を確定させます。設問2では、木曜日までに返事をする内容が、見学の最初から最後まで参加できるかどうかです。木曜日は見学の日ではなく、返事の期限です。

意味を確かめる英文の解答例は次のとおりです。

Leo should meet the group at the park entrance. He should tell Mina whether he can stay for the whole visit.

日本語では「公園の入口に集合し、見学の全時間に参加できるかを伝えます」と答えられれば、2つの要点を押さえています。設問1で図書館を選んだ場合は、単語の意味よりも変更前後の整理をやり直します。設問2で木曜日の図書館訪問を選んだ場合は、期限と行動の組み合わせを確かめます。本文に出た語を集めただけでは、正しい予定にはなりません。

次に、設問にはなかった持ち物も整理してください。昼食は持参するように求められ、道具は貸してもらえます。手袋は持っている場合に持参するという条件付きです。3つをすべて「持っていく物」と一括りにすると条件が消えます。紙に「昼食: 持参」「道具: 貸出」「手袋: 持っていれば持参」と書き、それぞれに対応する文へ線を引いてください。

ここでの追加練習は、設問を新しく作ることです。「Leoは道具を持っていく必要がありますか」と自問し、答えと根拠をセットにします。否定の意味を含む文を読み落としていないかがわかります。答えだけ思い出せても、どの文で判断したかを示せなければ、本文をもう一度見て確かめます。

練習2: 説明文の理由と結果をつなぎます

設問1では活動を始めた理由、設問2では起きた問題への対応を探してください。

A Shelf for Sharing

A community center started a shelf where people could leave books and take others home for free. The idea came from local residents who had books they no longer needed. They wanted other people to enjoy the books instead of throwing them away.

At first, the shelf stood near the front door. Many visitors noticed it, but rain sometimes came through the open door and damaged the books. The staff moved the shelf to a room next to the entrance. They also put a sign by the door so that visitors could find it easily.

Now, volunteers check the shelf every Friday. They remove damaged books and arrange the others by topic. The center does not ask users to return a book before taking another one, but it asks everyone to keep the shelf tidy.

設問1: Why did local residents suggest the shelf?

  1. They wanted the center to sell new books.
  2. They needed a place to study every Friday.
  3. They hoped to make the entrance larger.
  4. They wanted other people to enjoy their unwanted books.

設問2: What did the staff do after some books were damaged?

  1. They moved the shelf and added a sign.
  2. They stopped visitors from taking books.
  3. They asked visitors to close the center.
  4. They put the shelf outside every Friday.

解答は設問1が4、設問2が1です。最初の段落に、地域の人が不要になった本をほかの人に楽しんでもらいたいという目的があります。本を処分したいという一面だけでなく、誰にどうしてほしいのかまで読みます。次の段落では、入口近くという当初の置き場所、雨による傷み、棚の移動、案内表示の追加が順に述べられています。

意味を確かめる英文の解答例は次のとおりです。

Residents wanted others to enjoy their unwanted books. The staff moved the shelf to another room and put a sign by the door.

この文章では、段落の横に「目的」「雨への対応」「現在の管理」とメモすると、設問の情報へ戻れます。設問2の正解にあるadded a signは、本文のput a signと表現が違いますが、案内表示を設けたという内容は対応しています。逆に、誤答の選択肢には本文に出てくるFridayが入っていますが、金曜日はボランティアが棚を確認する日です。棚を外へ出す日とは書かれていません。

自分で確かめるときは、「起きた問題」と「その対応」を別々に書きます。問題は、本が雨で傷むことです。対応は、棚を別の部屋へ移すことです。案内表示は移動後も見つけやすくするために設けています。出来事をただ順番に覚えるだけでなく、どの工夫がどの困りごとにつながっているのかを矢印で結んでください。

最後の段落からも1問作れます。「別の本を持っていく前に、借りた本を返す必要がありますか」と問うと、本文のdoes not askに戻る必要があります。ここで自分が知っている図書館の貸出規則を持ち込まないようにしてください。扱われているのは、この文章に登場する棚のルールです。よく知っている題材ほど、本文の条件を確認する意味があります。

練習3: 効果だけでなく、残った課題も読みます

設問1では昼の利用者が増えた理由、設問2では夕方の対応と今後の検討を探してください。

Buses for the Market

A town changed its bus service to help people reach the weekend market. Before the change, buses ran only in the morning and evening. People who wanted to visit the market for a short time often drove there instead.

The town added a bus at noon. During the first month, more passengers used this bus than the morning service. In a survey, several passengers said that the new time made it easier to shop after finishing tasks at home. However, some market workers said that the last bus left too early for them.

The town decided to keep the noon bus. It did not immediately add a later bus because it needed more information about the number of possible users. Staff members will ask workers about their schedules before making another change.

設問1: Why did several passengers like the noon bus?

  1. It took them directly to their workplaces.
  2. It allowed them to shop after doing tasks at home.
  3. It was the only bus available in the evening.
  4. It helped them finish their work at the market.

設問2: What will the town do before making another change?

  1. Stop the noon bus during the next month.
  2. Tell all market workers to drive home.
  3. Ask workers about their schedules.
  4. Move the market to a different town.

解答は設問1が2、設問2が3です。調査に答えた利用者のうち数名は、家庭での用事を終えてから買い物に行きやすくなったと述べています。市場で働く人が仕事を終えやすくなったという話ではありません。設問2は、次の変更を決める前に何をするかを問うています。町は働く人の予定を尋ねるとしており、遅い便の追加を決定したとは書かれていません。

意味を確かめる英文の解答例は次のとおりです。

Some passengers could shop after finishing tasks at home. The town will ask market workers about their schedules before making another change.

復習では、紙を「決めたこと」と「これから調べること」に分けます。昼の便の継続は決めたことです。働く人の予定はこれから調べることです。さらに「すぐには実施していないこと」として、遅い便の追加を書けます。この区別ができれば、将来の検討を、すでに実施した取り組みと取り違えにくくなります。

本文のmore passengersは昼の便と朝の便を比べています。町の全住民の移動手段を比べたものではありません。また、several passengersの意見を、すべての利用者の意見へ広げることもできません。比較を見つけたら「何と何を比べていますか」、人数や範囲を示す語を見つけたら「誰まで含みますか」と問い直してください。

翌日と数日後には、正解番号より判断を再現します

初日に3組すべてを終える必要はありません。1組ごとに、答え合わせまで進めてください。翌日は5分を取り、答えを隠して、本文の根拠へ線を引き直します。番号を覚えていても、理由を説明できなければ読み直します。数日後には6分を取り、迷った選択肢だけを見て、本文と違う部分を言葉にします。この間隔や時間は、家庭で予定を立てやすくするための練習案です。

ノートには「選んだ答え」「根拠の文」「迷った理由」「次に確かめる点」を残します。たとえば「以前の集合場所を選んだので、変更の語の後を読む」と書けば、次の課題で実行できます。「もっと注意する」だけでは、何を変えるかが決まりません。3組を終えたら、間違いが語彙、文の関係、設問の読み違い、選択肢の照合のどこで起きたかを見直してください。

知らない語は、正答に関係したものから調べます。意味を書いた後、元の文を声に出して読み、その文が何を伝えていたのかを日本語で短く説明します。次にその語を隠して、文のどんな働きを担っていたかを言います。物の名前なのか、予定を変える動きなのか、条件を示す語なのかまで確認すると、単語帳の意味と文章の意味を結び付けて復習できます。

個別指導では、選んだ番号に至るまでを確かめます

個別指導で最初に見たいのは、正答数だけではありません。同じ誤答でも、本文の語を知らなかった場合と、語はわかるのに以前の予定を選んだ場合では、次の練習が違います。武蔵野個別指導塾の長文指導では、「どこを読んで決めましたか」「最後まで迷ったのはどれですか」と尋ね、判断の途中を確かめることを大切にします。答え合わせの解説を長く聞くより、本人が選んだ理由を言葉にする時間を確保します。

よくあるのは、授業の終わりにノートを開き直すと、正解には丸が付いているのに根拠の線が1本もないという場面です。その場合、正答できた問題も1つ取り上げます。本文を見せて説明できるか、選択肢を隠して質問に答えられるかを確かめます。偶然当たった答えと、自分で再び選べる答えを区別するためです。本人に説明を求める際も、最初から整った日本語や英文を要求せず、「変更後はこちらです」と指し示すところから始められます。

塾が持つのは、課題の選定、つまずいた箇所の整理、次の練習の調整です。語彙で止まるなら、今回の設問に関係する語を含む短い文を読みます。関係の理解で止まるなら、2つの文だけを抜き出し、理由と結果、変更前と変更後を結びます。選択肢で止まるなら、最も迷った2つを並べて、違う語句だけを比べます。どの場合も、説明が終わった後に本人が同じ手順をやり直し、使える形になったかを確かめます。

本人が持つのは、答えを選ぶこと、根拠を残すこと、わからなかった場所を隠さず伝えることです。毎回すべてを完璧に記録する必要はありません。まずは迷った1問を持ってきて、そのとき何を考えたか話せれば、授業で扱う材料になります。家庭学習の量も、正答数だけで増減させず、答え合わせまで終えられる範囲に区切ります。未処理の問題を積み重ねるより、1問で次の行動を決めることを優先します。

ご家庭には、英文の全訳や解説役をお願いする必要はありません。「答えの根拠はどの文ですか」と一度尋ね、お子さまが示した箇所を見てください。説明に詰まったら、その問題に印を付けて授業へ戻せます。英語が得意な保護者の方も、先に正解まで導くのではなく、どこまで自分で判断できたかを聞くと、塾で確かめる点が残ります。学習を終えた時刻や、集中して取り組めた長さを共有していただくことも、課題量の調整に役立ちます。

進み具合は、「正解したか」「根拠を示せたか」「誤答の違いを言えたか」の3点で見ます。前回は正解だけだった問題で、今回は誤答の時点のずれまで説明できたなら、判断が具体的になっています。ただし、同じ文章は答えを覚えている可能性があるため、新しい文章でも同じ手順を使えるかを確かめます。時間についても、短縮したことだけを評価せず、根拠を示せる状態で読み終えたかを合わせて見ます。この記録なら、ご本人にも保護者の方にも、次に取り組むことが伝わります。

武蔵野個別指導塾

長文の内容一致についてよくある質問

Q1. 全文を日本語に訳せないと、正解できませんか。

全文を整った日本語にすることと、設問が求める情報を理解することは同じではありません。練習1であれば、現在の集合場所と返事の内容を正しく結び付けられるかが中心です。ただし、必要な文を十分に読まず、単語だけを拾う方法にも限界があります。まず根拠となる文の主語と動作、条件を確かめ、それでも意味がつながらなければ、その文を日本語に直してみてください。全文の訳から始めるか、必要な文を訳すかは、どこで理解が止まったかに応じて決めます。答え合わせの後に、根拠以外の段落も一言で説明できるかを見ると、話全体を置き去りにしていないかも確かめられます。

Q2. 知らない単語はすべて調べてから解くべきですか。

最初からすべて調べると、自分が何を読み取れたかが見えにくくなります。初回は知らない語に印を付け、前後から考えながら一度答えを選んでください。その後、判断に必要だった語を優先して調べます。ただし、未知の語が多く、誰が何をしたかも追えない場合は、無理に時間を測り続けず、文を短く区切って取り組みます。LauferとAviad-Levitzkyの研究は、見て意味がわかる語彙知識と読解の関係を示していますが、単語学習だけですべての誤答が解決するという意味ではありません。語を調べた後に正しく選び直せたかを見れば、語彙以外の課題も残っていないか確かめられます。

Q3. 設問を先に読むと、必ず速く解けるようになりますか。

必ず速くなるとは言えません。先に読んだ質問を覚えておくことに負担を感じる人もいます。まず質問文だけを見て、「理由」「依頼」「次の行動」など、探す対象を1つメモするところから試してください。本文へ戻る場所が見つけやすくなり、正答の根拠も示せるなら、使いやすい手順と考えられます。質問に関係する単語ばかり追って全体の流れを失う場合は、段落ごとの短いメモを足します。Yeariらの研究の対象は大学生の記述式読解なので、選択式でも同じ結果になると決めつけず、ご本人が読んだ記録を使って調整します。速さだけでなく、選んだ理由を説明できるかまで比べてください。

ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

次の1問では、根拠の線を1本残します

長文の内容一致は、英文を読み終えるだけで完成する練習ではありません。設問が求めていることを確かめ、本文の該当箇所へ戻り、選択肢の内容と照合するところまで進めます。Eメールなら、連絡の目的、変更後の予定、返事で求められる内容を分けてください。説明文なら、話題、理由、結果、残った課題を区別します。どちらでも、人物と時点、条件を保ったまま言い換えられているかが判断の手掛かりになります。

今日取り組む量は、根拠まで確かめられる1問からで構いません。正解なら、最も迷った選択肢のどこが違うかを書きます。不正解なら、答えの番号を写すだけで終えず、次に見る語や文を1つ決めます。保護者の方も、点数の変化を急いで尋ねる前に、お子さまが示した根拠の線を見てください。線を引いた理由が具体的になれば、その後の練習で何を確かめるかも明確になります。武蔵境で長文の学習を相談するときは、正解だけのノートより、迷った選択肢とその理由を残したノートが役立ちます。長文の内容一致では、正解に付いた丸より、本人が説明できる根拠の1行を大切にします。

参考文献

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

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