
武蔵野個別指導塾の特徴
英検準2級の長文対策: 説明文の読み方と設問を解く順番|武蔵野個別指導塾
説明文の設問から探す情報を決め、段落の役割と選択肢の言い換えを確かめる手順を紹介します。独自の英文3題と復習の方法で、根拠を持って答える練習ができます。

英検準2級の長文対策: 説明文の読み方と設問を解く順番
よくあるのは、塾の小さな机で説明文を読み終え、「だいたいわかりました」と言ったあと、最初の設問でまた本文の冒頭に戻るという場面です。学校や町の取り組みについて書かれていることはつかめても、「なぜ始めたのか」と聞かれると、理由があった段落を思い出せません。選択肢には本文で見た単語がいくつも並び、どれも正しそうに見えてしまいます。
このとき、すぐに読む速さだけを問題にしないでください。最後まで目を通すことと、設問に答える情報を取り出すことは、別々に確かめる必要があります。1文ずつ訳せても、最初の目的と実施後の結果が混ざれば、内容に合う選択肢を選べないことがあります。反対に、知らない単語が少し残っていても、誰が、何を、なぜしたのかが整理できれば、答えの根拠を見つけられる場合があります。
ここでは、英検準2級の説明文について、設問を確認する順番、段落の読み方、迷った選択肢の比べ方を扱います。練習では正解番号だけで終わらせず、本文のどこを使って答えたかも残します。受験するご本人が1人で確かめられ、保護者も「何問できたか」の先にある変化を見られる形にしていきます。
説明文では、話題の理解と根拠の確認を分けます
内容一致の問題で確かめること
日本英語検定協会が示す準2級の目安は高校中級程度です。リーディングには長文の内容一致選択があり、Eメールと説明文を合わせて7問、解答形式は4肢選択です。この7問を説明文だけの問題数と取り違えないようにしてください。また、長文の語句空所補充には物語文と説明文が含まれますが、ここで中心に扱うのは、本文の内容に合う答えを選ぶ読み方です。
リーディングとライティングの試験時間は合わせて80分です。説明文に使える独立した80分ではないため、1つの文章を完全に訳し終わるまで次に進めない状態は、練習で見直したいところです。ただし、本文をほとんど読まず、選択肢の単語だけを探す方法に切り替えると、人物や理由の取り違えが残ります。まずは設問が求める情報を知り、本文でその情報が述べられた範囲を読み、選択肢と照合する流れを作ります。
説明文を読むときは、「何の話か」と「この設問の答えは何か」を分けて考えてください。前者は町の図書館、学校の食事、地域の交通などの話題です。後者は、取り組みを始めた理由、変更した方法、実施後に起きたことなどです。話題が同じ選択肢でも、時期や理由が違えば答えにはなりません。選択肢の中に本文と同じ名詞があるだけでは、内容が一致したことにはならないのです。
設問を先に読む方法は、使い方を確かめます
時間制限のある読解課題では、設問を先に読んで本文から情報を探す方法が、正確さと速さにつながったという研究があります(Yeariほか・2021)。対象は大学生の読解テストで、時間制限のある記述式課題についての結果であり、準2級の4肢選択やすべての年齢で同じ効果が出るとまでは言えません。
この結果を踏まえ、家庭での練習では最初に設問文だけを読み、「理由を探す」「変化を探す」と短く整理する方法を試せます。選択肢すべてを最初から覚えようとする必要はありません。設問文だけでは聞かれている内容がはっきりしない場合には、選択肢も軽く確認します。その後に本文を読み、探す対象を見失っていたら、設問へ短く戻ります。先読みそのものを目的にせず、本文のどこに注意を向けるかが決まったかを確かめてください。
設問を見た瞬間に答えを予想し、本文をその予想に合わせて読むことには注意が必要です。「地域の活動だから交流が目的だろう」と思っても、本文では道具の購入費を抑えることが目的かもしれません。知っている話題であっても、答えはその文章の中から選びます。
単語の不足と、情報の取り違えは分けて直します
語彙については、単語を思い出せる知識と、見て意味を認識できる知識のどちらも読解を予測し、後者の方がやや強かったという報告があります(Laufer・Aviad-Levitzky・2017)。対象は大学生116名で、読解との予測関係を扱った結果であり、単語の意味を見て覚えるだけで準2級の成績が上がると示したものではありません。
練習への生かし方は、本文で止まった単語を、単語帳の意味と結び直すことです。例えば change を見て「変化」という名詞の意味は浮かんでも、changed the plan で「計画を変更した」と読めなければ、その文の動きがつかめません。一方、すべての単語がわかっているのに、変更前と変更後を混同した場合には、同じ単語を何度も書くより、時間の流れを書き分ける練習が必要です。
「単語がわからなかった」「主語を違えた」「理由と結果を入れ替えた」「選択肢の言い過ぎを見落とした」のように、直す箇所を1つに絞ります。長文が苦手という大きな言葉を、次の練習で確かめられる小さな課題に変えることが出発点になります。

設問から根拠へ進む、5つの手順
1. 設問にある問いの種類を短く残します
最初に設問を見て、余白に「目的」「変更」「結果」などの日本語を置きます。疑問詞だけで判断せず、誰について、いつのことを聞いているかまで確認します。Why なら理由を探しますが、始めた理由とやめた理由では、探す場所が変わります。What でも、内容によって探すものは取り組みの方法、問題点、結果に分かれます。
設問全体を日本語に書き直す必要はありません。例えば「学校・始めた目的」のように、人物や組織と問いの種類を短く組み合わせます。読みながら思い出せないほど長いメモになったら、語を減らしてください。何を探すのかが自分に伝わることが大切です。
2. 段落ごとに役割を置きます
本文を冒頭から読み、段落を読み終えたところで「背景」「工夫」「結果」「残った課題」のような役割をつけます。すべての説明文がこの順番になるわけではありません。最初に結果を述べてから理由を説明する文章も考えられるため、決まった型に押し込まず、実際に書かれている内容に合わせます。
段落の最初の1文は手がかりとして読みますが、その1文だけで段落全体を決めないでください。途中の however などのあとで、問題点や例外が加わることがあります。「うまくいった」と思った段落の後半に「ただし場所が足りない」とあれば、その制約も残します。
3. 根拠になりそうな文の前後を読みます
設問に関係する語を見つけたら、その文を中心に前後のつながりを確かめます。because があれば理由の候補になりますが、理由が必ず because とともに示されるわけではありません。「道具は高価でした。そこで共同で使う仕組みを作りました」のように、2文の関係からつかむ場合もあります。
it や they があれば、何を指すのかを戻って確認します。前の文に出てくる名詞を機械的に当てるのではなく、その動作をする対象として筋が通るかを見ます。根拠の線を1文に引いても、判断に前の文が必要なら、そのつながりも説明できるようにします。
4. 選択肢を、内容の単位で比べます
選択肢は「誰が」「何をしたか」「なぜ、いつ、どの程度か」に分けます。本文にある人が、本文にある行動をしていても、時期だけが変わっている場合があります。some が all に変わったり、「参加できる」が「必ず参加する」に変わったりしていないかも確認します。
正解の候補は、本文の表現と同じでなくてもかまいません。too expensive と cost too much のように意味が対応すれば、言い換えとして考えられます。逆に、同じ expensive という語があっても、本文では道具が高価で、選択肢では参加費が高価なら、対象が違います。
5. 解いた順番と本文の位置を照合します
まずは問題に示された順番で取り組み、前の設問の根拠があった段落を次の探索の手がかりにします。ただし、「次の答えは必ず次の段落にある」とは決めません。設問が本文全体について聞いていれば、複数の段落に戻る必要があります。
迷いが続く設問は印をつけ、次の設問へ進んでから戻る練習もします。戻ったときは冒頭から読み直す前に、設問のメモと段落の役割を見ます。「結果」を問うなら、結果を整理した段落から確かめるという順番です。読み直す範囲を理由を持って選べるかが、ここで確かめたい点です。
独自の英文3題で、読む順番を練習します
以下の英文は練習用に新しく作成しています。本番の文章量や設問配置を再現するものではありません。まず設問を確認し、次に英文を読み、選択肢を選んでください。選択後に短い英文で根拠を説明する練習も加えていますが、内容一致問題の本番の解答は4肢選択です。
練習1: 取り組みを始めた目的を探します
設問: Why did the library start lending tools?
本文
Many people in Lake Town enjoy growing vegetables. However, some tools are expensive, and people may use them only a few times a year. Last spring, the town library started lending garden tools as well as books. People can borrow the tools for a week.
Before borrowing a tool, visitors watch a short video about using it safely. The library also holds a class on Saturday mornings. The class is popular, but visitors do not have to take it to borrow tools. The library hopes the service will help people enjoy gardening without buying every tool they need.
選択肢
- To make every visitor join its gardening class.
- To help people garden without buying all the tools.
- To stop people from borrowing books in spring.
- To sell expensive tools to people in the town.
解答と根拠
正解は2です。最初の段落の「道具が高価で、年に数回しか使わないこともある」という背景と、最後の文の「必要な道具をすべて買わずに園芸を楽しめるようにする」という目的がつながります。設問を読んだときに「図書館・貸出の目的」とメモしておくと、土曜日の教室という別の話に引っ張られにくくなります。
1は、教室があるという事実に、全員参加という条件を足しています。本文では参加する必要はないと述べています。3は本の貸出をやめるとは書いていません。4は貸出を販売に変えています。どれも本文に出た名詞を含みますが、出来事の関係が違います。
英文の解答例
It wanted to help people enjoy gardening without buying every tool they needed.
自分で確かめる際は、every visitor と do not have to の関係を説明してください。次に、最後の英文を隠して、日本語で目的を言います。答えの番号だけを覚えた状態と、目的をつかんだ状態を分けて確かめられます。
練習2: 変更前と変更後を分けます
設問: What change did the school make to the project?
本文
At Maple School, students wanted to reduce food waste at lunch. At first, they put a large box near the kitchen and asked students to leave unwanted fruit there. Few students used the box because they usually ate in classrooms far from the kitchen.
The students then placed smaller boxes outside each classroom. They also made signs explaining that only whole pieces of fruit could be shared. More students began leaving fruit in the boxes, and others took it for an afternoon snack. The school decided to continue the project, but teachers still check the boxes every day.
選択肢
- It asked students to eat all their meals in the kitchen.
- It stopped checking the fruit after the first day.
- It moved the boxes to a single room near the kitchen.
- It put smaller boxes near the places where students ate.
解答と根拠
正解は4です。最初は台所の近くに大きな箱があり、変更後には各教室の外に小さな箱を置いています。本文の classrooms と選択肢の the places where students ate が対応します。単語が同じかどうかだけで探すと、この言い換えを見落とす可能性があります。
1は、箱を動かしたことを、食事の場所を動かしたことに変えています。2は still check と合いません。3は変更の向きが逆です。「台所付近から教室付近へ」と矢印を手書きすると、場所を覚えていても向きを取り違えた場合に気づけます。
英文の解答例
The school placed smaller boxes outside each classroom so students could use them more easily.
ここでは「変更前の場所」「使われなかった理由」「変更後の場所」の3つを別々に答えてください。理由を聞かれていない設問でも、変更の背景がつかめれば、本文と違う方向へ動かした選択肢を退けやすくなります。解答後は本文を見ずに矢印を書き、見直して向きが合うか確認します。
練習3: 成果と残った課題を両方残します
設問: What was a problem with the bike service?
本文
River City began a bike service near its train station. Visitors could borrow bikes and return them at several places around the city. During the first month, many visitors used the service to reach shops and parks. Some said that riding a bike helped them find streets they had never visited before.
However, the service was not convenient for everyone. On busy afternoons, people sometimes found no bikes at the station. The city plans to move bikes back there more often. It will study how people use the service before deciding whether to buy more bikes.
選択肢
- Bikes were sometimes unavailable at the station in the afternoon.
- Visitors had to return every bike to the train station.
- The city had already bought more bikes after the first month.
- No visitors used the bikes to travel to local parks.
解答と根拠
正解は1です。最初の段落には利用された場所や利用者の感想がありますが、設問は問題点を聞いています。2つ目の段落で、混雑する午後には駅に自転車がないことがあったとわかります。no bikes と unavailable の意味が対応しています。
2は返却場所を駅だけに限定しています。3は今後決めることを、すでに実行したことに変えています。4は parks に行った人がいたという本文の内容に反します。文章全体を「便利なサービスでした」とだけ覚えていると、後半の課題を答えに使いにくくなります。
英文の解答例
People sometimes could not borrow bikes at the station because none were available on busy afternoons.
自分で確かめるときは、「利用者の感想」「現在の問題」「今後の予定」を3行に分けて書きます。予定の欄に「購入済み」と書いていないか、問題の欄に「いつでも借りられない」と広げていないかを見ます。sometimes の範囲を守って説明できることも、内容一致の大切な確認点です。
ここで手が止まるなら、止まった単元まで一緒に戻ります。学年別個別指導コース/お問い合わせ

時間を区切り、復習で読み方を選び直します
最初は8分で、手順を止めずに試します
上の短い練習1題に対して、設問確認に1分、本文を読んで段落を整理するのに3分、選択と根拠確認に2分、振り返りに2分を使ってみてください。これは家庭練習のための時間設定で、試験の公式な配分ではありません。余ったら速さを競うより、誤った選択肢のどの部分が違うかを説明します。
8分を超えた場合も、途中で作業を打ち切る必要はありません。実際にかかった時間を記録し、設問の理解、本文の読み、選択肢の比較のどこに時間を使ったかを分けます。本文の意味を取る段階で止まっているなら、次は時間制限を外してその文を読み直します。
復習は5分で、答えを隠して行います
別の日の復習では、最初の1分で設問と本文を確認し、次の2分で解答と根拠を説明し、最後の2分で解説と比べてください。覚えていた番号を答えただけなら、根拠の説明を追加します。自分の言葉で言い直せない文は、その場で主語と動詞を探して読み直します。
練習2なら「箱の場所が変わった」とだけ言うのではなく、どこからどこへ移したかを答えます。練習3なら、サービス全体の良し悪しではなく、設問が求める問題点だけを述べます。説明の範囲を問いに合わせられるかを見てください。
最後は6分で、先読みの負担を点検します
手順に慣れたら、同程度の未読の短い文章で、設問確認に1分、本文と選択に4分、根拠確認に1分という練習もできます。設問を先に読むことでかえって何度も戻ってしまうなら、メモを短くするか、段落ごとに対応する設問を見直す方法を試します。すでに答えを覚えた文章で速く解けたことだけを、読む力の伸びとは扱わないでください。
推論課題の実験では、軽い時間制限でも必要以上に急ぎ、自信や方略が低下し、正答率が下がったという報告があります(Gonthier・2023)。対象は推論課題の実験参加者であり、準2級の英語読解を直接調べた結果ではないため、ここで挙げた練習時間の有効性を保証するものではありません。
時間を短くした途端に根拠の確認が消えるなら、今は速さより手順を保つことを優先します。時間、正誤、根拠の説明を並べて見れば、単に急いで正解したのか、読み直す場所を選べるようになったのかを区別しやすくなります。
個別指導では、どこで判断が変わったかを見ます
個別指導で塾が確かめたいのは、正解にたどり着いたあとだけではありません。設問を読んだ時点で何を探すつもりだったか、本文のどこで答えが見つかったと思ったか、最後にどの選択肢と迷ったかという判断の経過です。答えが違っていても、根拠を探す段落までは合っていたなら、そこから先の比較を扱えます。探す場所自体が違ったなら、設問の読み方へ戻る必要があります。
例えば、練習2で3を選んだ場合に、すぐ全文の和訳を渡すだけでは、場所の単語を知らなかったのか、移動の方向を逆に読んだのかが残ります。まず本人に、変更前と変更後の箱の場所を指してもらいます。本文を正しく指せるのに選択肢で逆転したなら、選択肢を主語と動作に分ける練習へ進みます。classroom がわからなければ、その語の意味と文中での使い方を確かめます。同じ誤答でも次に扱う課題は変わります。
塾側が持つのは、文章の難しさの調整、誤答の原因の整理、次に試す方法の選択です。知らない語が多すぎる文章を渡して、根拠を探す手順だけを求めても練習しにくいため、必要に応じて短い文章へ戻します。反対に、語彙には困っていないのに言い過ぎた選択肢を選ぶ場合は、some、all、only、still のような範囲や継続を示す語に焦点を当てます。課題を増やす前に、どの判断を直したいかを明確にします。
本人に持ってほしいのは、自分が選んだ根拠を消さずに残すことです。間違えたあとに正解の線だけをきれいに引き直すと、最初にどこを読んでいたかが見えなくなります。最初の線と、解説後に足した線を分け、選択肢を変えた理由を短く添えてください。長い反省文は必要ありません。「予定を実施済みと読んだ」「理由ではなく結果を選んだ」と残せば、次の文章でも同じところを自分で点検できます。
家庭では、保護者が全文を訳したり、選択肢の正誤を先回りして教えたりする必要はありません。「その答えが書いてあるところを見せてください」と尋ねるところから始められます。お子さまが本文の場所を示せたら、次は「ここでは誰の話ですか」と1つだけ確認します。説明に詰まった箇所は、家庭で長く追及せず、次の指導で扱うメモにできます。
進み具合は、解いた日、所要時間、正誤、根拠の説明、次の課題を1行ずつ残して見ます。正解でも根拠が違えば保留にし、不正解でも探す段落が合っていればその変化を記録します。正答数が同じでも、全文を読み直していた状態から必要な2文へ戻れる状態に変われば、読み方には変化があります。その変化と、まだ助けが必要な箇所を並べることで、次の練習の目的が本人と家庭にも伝わります。
よくある誤解を3つ確かめます
Q1. 設問を先に読めば、本文は全部読まなくてもよいですか
設問に関係しそうな単語を探すだけでは、理由や条件を落とすことがあります。最初の練習では段落の流れを読み、どの段落が何を説明しているかをつかんでください。そのうえで、答える際の読み直しを必要な範囲に絞ります。先読みは本文を省く許可ではなく、注意を向ける情報を決めるための準備です。
例えば練習1では、最後の目的だけを読んでも正解に近づけますが、教室への参加が必須ではないことは別の文で説明されています。正解候補を見つけることと、迷った候補を退けることでは、必要な文が違う場合があります。迷いが残るなら、目的の文だけに固執せず、条件を述べた箇所も確かめます。
Q2. 知らない単語は、その場ですべて調べるべきですか
最初に自力で解くときは、知らない語に印をつけ、文全体の関係から答えられるかを試せます。ただし、答えを左右する語をあいまいなままにしないでください。練習3の available がわからず1を判断できなければ、解答後にその意味と本文の no bikes との対応を確かめます。
復習では「意味を知らなくても解けた語」と「判断に必要だった語」を分けます。すべての語を同じ回数だけ書くより、まず後者を文の中で読めるようにする方針を立てられます。背景の説明まで理解しにくいほど未知語が多いときは、推測だけで押し進めず、文章を短くするなど、練習の負担そのものを調整してください。
Q3. 正解した文章は、もう読み直さなくてよいですか
正解した理由を説明できるかによって変わります。本文と同じ単語があったから選び、たまたま合っていた場合は、もう一度根拠を確認します。正解の選択肢に対応する文を示し、人物、動作、時期、範囲が合っていると説明できれば、その課題は区切りをつけやすくなります。
同じ文章を何度も解いて番号を覚えることと、新しい文章で同じ手順を使えることは分けて見てください。復習で根拠が言えるようになったら、次は未読の文章で試します。その際にまた迷っても、前の学習が無駄だったと決める必要はありません。今回は語彙で止まったのか、設問の要求を取り違えたのかを調べ、次の1点を決めます。
次の1題では、正解と一緒に根拠を残してください
説明文の読み方を変える最初の一歩は、読み終える速さを測ることだけではありません。設問から探す情報を決め、段落の役割をつかみ、答えの根拠に戻る順番をそろえてみてください。選択肢で迷ったら、同じ単語の数ではなく、誰が何をしたか、いつのことか、どの範囲まで言っているかを比べます。
今日の練習は1題でもかまいません。選んだ番号の横に根拠の場所を残し、誤った選択肢の違いを1つ説明します。次の練習では、その説明を本文を見ながら再現できるかを確かめます。家庭で見守るときも、急いで答えを求めるより、どの文を使って考えたかに目を向けてください。答えに至る道筋が見えれば、本人が次に直す箇所も具体的になります。
説明文の1問に「できた」の丸をつける基準は、正解を選び、その根拠を本人が本文で指せることです。
参考文献
- 日本英語検定協会「準2級の試験内容」および級の目安。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/
- 日本英語検定協会「準2級の出題内容」。https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p2/solutions.html
- Yeariほか(2021)Reading Research Quarterly。大学生の読解テストにおける、設問を先に読む方略と時間制限のある記述式課題についての研究。https://consensus.app/papers/details/b02a24c3e8db527d8474eddb7d3c960b/
- Laufer・Aviad-Levitzky(2017)Modern Language Journal。大学生116名を対象とした、語彙知識と読解の予測関係についての研究。https://consensus.app/papers/details/aa9819cc730e5c0d991e957e8b08573c/
- Gonthier(2023)Journal of Intelligence。時間制限が推論課題の遂行に及ぼす影響についての実験。https://consensus.app/papers/details/f43e78bf2b4a542ba5d35875ee1f0ab4/
本気になった日が、入塾の日。
お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。
電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。




