
褒め方・ご褒美・内発的動機づけの使い分け
連載「発達特性・不登校の研究」第16回です。
「終わったら好きなことをしてよい」と約束すると宿題を始めるのに、約束がない日は動かない。保護者は、ご褒美を続けてよいのか、本人のやる気を奪っているのかと迷います。一方、「勉強そのものを好きになってほしい」と望んでも、目の前の課題が難しいままでは、言葉だけで取り組みやすくはなりません。
褒めること、ご褒美を使うこと、内容への関心を育てることは、目的を分けて考えます。何を始めるきっかけにしたいのか、どの技能を確認したいのか、本人がどんな意味を感じているのか。それを確かめると、報酬を増やすかやめるかだけの話から進めます。
この記事では、褒め言葉とご褒美の目的を分け、本人の希望を聞きながら、家庭と塾で合意を作るための手順を整理します。本人の困難を、やる気の多さだけで説明しないことを前提にします。
家庭の約束を変える前に、本人が何を理解し、何を期待しているかを聞くところから始めてください。
一言でいうと(この記事の結論)
条件と学習の方法を、落ち着いて話せる時間を確保してください。
- 話し合いの時刻を別に決め、作業のたびに新しい取引を始めない形を相談します [1]。
- 変え方の相談と学習の支援を続け、動機の純粋さを試す課題にしないことです。
- 教師はその形で次の操作が伝わったかを確かめます。
- 意欲の欠如という結論を急がないでください。
- 学習と関係のない時間まで評価を続けず、好きな活動を結果の採点なしに共有する機会も残しておきます。
- 条件と学習の方法を、落ち着いて話せる時間を確保してください。
1. 学びの困りごとはどこで生まれるのか
内発的動機づけは、活動そのものへの関心や楽しさから取り組むことを考える際の言葉です。すべての学習内容に最初からその関心を持てるとは限りません。必要性を理解して取り組む場面や、外からのきっかけを使う場面も分けて考え、動機の種類で子どもの価値を評価しないようにします。
ご褒美があると始められる場合も、課題の内容を理解したとは限りません。報酬で着手を促せても、分からない手順を教える仕事は残ります。本人が何に困っているかを確かめず、報酬の条件だけを上げていくと、達成しにくい約束を重ねることになります。まず実行できる課題と支援を用意してください。
褒め言葉も、情報として役立つ部分と、大人の評価として受け取られる部分があります。「条件を確かめたので式を選べた」と伝えると、方法と結果がつながります。「親を喜ばせたからよい子」という扱いになっていないかも確認します。本人が評価を負担に感じる場合は、言い方や場面を変えてよいのです。
ご褒美が必ず意欲を奪う、必ず意欲を高めると決めて家庭の方針を作る前に、その子が何を期待して取り組んでいるかを確かめます。本人の選択や約束の分かりやすさ、課題の妥当性を点検してください。使った後の反応を見て、継続や変更を相談してください。
「やる気」という言葉を使う前に、課題を始める理由と、続けるための方法を分けて聞きます。好きな活動が後にあるから教材を開けたとしても、読めない説明はそのままです。逆に、関心のある内容でも、調べ方を知らなければ作業は止まります。動機の話だけで課題の設計を終えないことが、家庭でご褒美を使うときの出発点になります。
学業的自己効力感と自己調整学習に関する報告(Sharabi et al.・2025 [1])は、本人が使える方法へ目を向ける材料です。褒め方や報酬の効果を直接測った研究として紹介することはできません。以下の使い分けは、報酬の条件を明確にし、学習の説明が不足したまま子どもを動かそうとしないための実践案です。本人の反応と課題の進み方を別々に見て調整します。
ご褒美を約束する前に、本人がその課題を行う手順を理解しているか確認します。必要な道具や説明が欠けた状態では、条件に届かない責任を子どもへ集めてしまいます。まず一緒に始めてみて、どこに援助が必要かを確かめます。約束の内容には、大人が用意する支援も含め、子どもだけの努力目標にしないでください。
学習の途中に報酬の交渉が繰り返される場合は、その場で条件をつり上げるより、課題の終わりや難しさが適切かを確認します。本人が終えられる見通しを持てないなら、報酬の大きさではなく学習計画を直す必要があります。話し合いの時刻を別に決め、作業のたびに新しい取引を始めない形を相談します。
一言でいうと
話し合いの時刻を別に決め、作業のたびに新しい取引を始めない形を相談します。

2. 家庭での接し方
ご褒美の前に達成条件を具体化する
家庭で約束を作るなら、「何をしたら終わりかを一緒に決めよう」と伝えます。結果だけでなく、本人が実行できる行動を条件にできるか検討します。避けたいのは、終えた後に「もっと丁寧なら」と条件を追加することです。
報酬を使った後は、「何があったから始めやすかった」と聞きます。楽しみな予定が見えたこと、終了が決まったこと、課題が短くなったことは別の情報です。報酬だけが理由だと決めつけず、役立った条件を確認してください。基本的な休息や食事、安心して過ごすことを報酬にしないようにします。
褒める場合は、「自分で確かめた箇所を教えて」と本人の見方を先に聞く方法もあります。大人の期待する感想を言わせることや、感謝を返すまで褒め続けることは避けます。何も評価せず活動を一緒に楽しむ時間も残してください。
合意した仕組みを本人と点検する
褒め言葉を使うときは、本人が工夫した点と大人が望む行動を区別します。親の指示へ従ったことだけを評価すると、別の方法を考えたり疑問を言ったりする機会が減るかもしれません。本人が試した方法に理由があるなら聞き、学習の目的に合うかを一緒に確かめます。大人の想定外の方法でも、役立った点を具体的に扱います。
報酬を変える相談では、これまで何が役立ち、何が負担になったかを本人へ尋ねます。続ける、形を変える、別の開始の合図へ移すなどの案を並べます。変えた後に課題が止まった場合は、元の仕組みを使っていたことを責めず、失われた手がかりを探してください。親の理想的な動機に合わせるために、本人の実際の経験を無視しないようにします。
褒める・約束する・関心を聞く場面を分ける
やってよいことの一つは、行動の事実を短く返すことです。本人が答えを直したなら、「単位を見て書き直したね」と伝えます。正解を大げさに祝うことが負担なら、答案へその箇所を示すだけでも情報は残せます。「すごい」の言葉を増やすより、何を続ければよいかが本人に分かる返し方を選びます。本人が失敗だと思っている場合は、理由を聞いて、親の評価で感想を終わらせないようにします。
やってよいことには、ご褒美を使う約束の対象を絞ることもあります。「勉強を頑張ったら」では、頑張りの判断が大人次第です。「見本を見て課題へ取りかかり、分からない箇所を印で残す」など、本人が操作できる条件を相談します。成績のように、その場の努力だけで決まらない結果を条件にする前に、実行可能性を見ます。対象となる学習の説明と、約束の説明を混ぜず、それぞれ実物で示します。
もう一つやってよいことは、報酬と関係のない興味を聞く時間を作ることです。子どもが好きな本の話を始めたら、読んだページ数を褒める前に、何が面白かったか聞きます。好きな内容をすぐ学校の点数へつなげようとすると、話すたびに学習課題が増える場合があります。関心を持ったこと自体に評価を付けず、その話題を楽しむ時間を残してください。教材へ結びつけるなら、本人がその案を望むかも聞きます。
避けることは、褒めた直後に追加の要求を重ねることです。「できたね、ではもっと」では、達成するほど終わりが遠ざかります。また、約束した報酬を「今日は態度が悪かったから」と別の条件で取り消すことも避けます。態度について話す必要があれば、その話を別にします。さらに、兄弟姉妹や友人が喜ぶ褒め方を、その子へそのまま使わないでください。人前での称賛を避けたい希望にも理由があります。
言葉の例は「今日はこの箇所を自分で見直したことを伝えたい」「約束した条件はここまで。残りは別に相談しよう」「好きな理由を聞きたい。勉強の目標にはしなくてよい」です。褒められた子が笑顔になることを成功の条件にしません。黙って受け取る、言葉ではなく印を希望するなど、返答の形を選べます。本人が称賛を嫌がったら、どの内容が負担だったかを聞き、評価の頻度や場所を変えます。
報酬を使う家庭では、大人の側が守れる約束にすることも必要です。毎回遠出するなど、生活の予定に左右される内容を選ぶと、達成しても約束を実行できない日が出ます。使える時期と変更する場合の相談方法を事前に話します。約束を守れなかったなら、子どもの気持ちを説得するのでなく、大人側の未実行を説明して補う方法を相談してください。学習に取り組んだ事実は、そのまま残します。
ご褒美を終える相談では、本人が代わりに使える開始の合図を考えます。教材を開く時刻、最初に見る見本、終える目印など、これまで報酬の約束と一緒に働いていた条件を残せます。報酬を外したときに止まったら、本人が怠けるようになったと扱わず、どの手がかりが失われたかを見ます。変え方の相談と学習の支援を続け、動機の純粋さを試す課題にしないことです。
一言でいうと
変え方の相談と学習の支援を続け、動機の純粋さを試す課題にしないことです。
3. 個別指導での教え方
学ぶ内容の意味と選択の余地を示す
教師は、課題を終えた先の評価だけでなく、その技能が何に使えるかを説明します。意味を話しただけで興味を持つはずだと考えず、本人の関心と結びつく例を探します。教材、答え方、取り組む順序など、学習目的を保ったまま選べる部分を用意します。
たとえば点検用の印を集めることに気を取られる生徒がいると、印の意味を答案で確かめます。印に対応する確認箇所を、答案で示します。報酬や記録の仕組みが、学習内容から離れていないかを点検する例です。
肯定的な反応は、答えの速さだけに向けません。考え直した、異なる方法を比べた、分からない点を質問したなど、学習に必要な操作を具体的に返します。教師の期待を読み取って答えることだけが評価されないようにします。
肯定的フィードバックを、学習の情報へ戻す
教師は、今日返す情報の対象を定めます。計算の手順を学ぶ授業なら、速く書いたことだけを褒めず、途中結果を残して次の式へ使ったことを示します。文章の根拠を探す授業なら、答えの形より参照した文を扱います。何でも褒めて雰囲気を良くする方法では、学習の目的が見えにくくなります。本人が再び使える行動へ、評価を絞ってください。
間違いがある答案でも、使えた方法と修正箇所は同時に伝えられます。「図に条件を書けたので、足りない数量が見える。式のここを直そう」と説明します。褒めた後に「でも」で全部を否定する言い方にならないよう、別の事実として示します。正解するまで肯定的な情報を保留しなくても、本人が行った操作は確かめられます。誤りを隠すための称賛にはせず、必要な修正も明示します。
記録用の印や表を使う場合は、印の対象を答案の上で示します。内容を確かめずに数だけ集めているなら、印を増やすより、その印で何が分かるはずだったかを説明します。本人が印集めを楽しんでいることを責める必要はありません。学習の目的へ戻れる情報を付け加え、仕組みが課題と離れた箇所を直します。教師の都合で印の条件を変更したなら、変更前の取り組みを無効にしません。
関心を入口にして、技能を教える
本人が興味のある題材を選んでも、学ぶ技能は曖昧にしません。好きな乗り物の文章を読むなら、どの文から理由を探すかを教えます。好きな題材を出したから理解するはずと考えず、文章の長さや語彙も調整します。興味と読みの難しさは別の条件です。内容を知っているだけで答えた場合と、本文の根拠を使った場合を分け、今日の学習目的に沿って情報を返します。
本人に選択を提案するときは、どちらを選んでも同じ技能を練習できる教材を用意します。選んだ方だけ急に難しいと、選択が失敗として残ります。題材、回答の形式、例を読む順番などの選べる部分を説明し、選べない学習目標も先に示します。「自由にしてよい」と言った後で、大人の想定と違う方法を否定しないようにします。選択の範囲は言葉と教材の両方で見せてください。
授業では、必要性への納得を求めすぎないことも大切です。「将来役立つ」と言われても、本人にはまだ結びつかない場合があります。まず今の課題の中で、その技能が何を助けるかを示します。表を使えば情報を探しやすい、図にすれば条件を見比べられるなど、使った結果を経験できます。大人と同じ理由で学びたいと思うことを求めず、役立った操作について話せれば次の授業へつなげられます。
褒め言葉を減らす場合も、学習の情報まで減らさないようにします。教師の称賛なしで答案を見直す練習では、本人が見比べる基準を教材に残します。基準がないのに「自分で評価して」と求めても判断は難しくなります。見本のどこを比べるかを練習し、本人が修正箇所を選びます。外からの評価を待つ以外の手順を教えることで、次に使う方法が本人の手元へ残ります。
約束の達成と、学んだ内容を別々に確かめる
報酬の条件を満たしたかは、事前の約束に沿って判断します。その後、学習内容に誤りが残っていると分かっても、約束を取り消す理由へ加えません。誤りを直す指導は別に行います。たとえば自分で見直すことを条件にしていたなら、見直した工程は認め、まだ気づけない誤りを教師が教えます。正確に判断する技能をこれから学ぶ段階なのに、全問正解を後から要求すると、実行できた行動まで無効になります。
報酬を得た後にその技能を使わなかった場合も、前の達成が偽物だったと考えません。教材や場面が変われば、開始の手がかりや説明が足りなくなる場合があります。教師はどの条件が違うかを比べ、技能を使う場所を改めて教えます。報酬を使うことに問題があるかという相談と、教えた方法が新しい課題へ移せたかという相談を分けると、必要な指導を選べます。
本人が「褒めないで」と言った場合は、学習の情報も要らないのか、称賛の言葉が要らないのかを聞きます。答えを直す場所は知りたいが、大げさな言葉は嫌だという希望なら、答案の印や短い説明へ変えられます。教師はその形で次の操作が伝わったかを確かめます。
一言でいうと
教師はその形で次の操作が伝わったかを確かめます。

4. 学校・医療・塾の連携
学校と塾で異なる報酬や評価の仕組みを使う場合は、本人がどの行動を求められているかを確認します。家庭まで別の条件を足すと負担が増えるため、今教える技能を共有して役割を絞ります。報酬を使っていることだけで家庭を評価しないようにします。
本人が報酬や褒め言葉を嫌がる場合は、どの場面が負担なのかを担当者へ伝えます。皆の前で評価されること、幼い表現、条件の曖昧さなど、調整できる要素を具体化します。本人の希望を、褒められるのが苦手という性格の説明だけにまとめません。
強い無気力や落ち込みが続く場合は、ご褒美の工夫だけで対応しようとせず、学校の相談窓口や医療機関へ生活の変化を伝えます。学習の動機と心身の状態を区別して相談してください。
家庭の約束を学校や塾へ伝える際には、報酬の内容より、対象にしている行動と困った場面を優先します。教師が別の評価基準を加えると、家庭で達成しても学校では認められない状況になります。学校の評価をすべて同じにするのではなく、本人へそれぞれの目的を説明して、互いの条件を混ぜないようにします。
ご褒美がないと何もできないという相談では、課題へ入る手順と、開始後の理解を別に報告します。始めた後も分からず止まるなら、説明の修正が必要です。始めれば進むなら、報酬以外の開始の合図を試す相談ができます。動機づけの方法だけを共有して、教材の難度を見落とさないようにしてください。
約束の条件を支援者間でそろえる
達成を確認する人が複数いる場合は、条件の意味をそろえます。ある家族は最後まで書けば終了とし、別の家族は全問正解を求めると、本人は先を見通せません。本人にもどの条件で判断するか伝え、異なる評価が出たら大人同士で調整します。子どもにどちらの大人を納得させるか選ばせないようにしてください。
約束を変える場合は、予告して相談します。前触れなく報酬をなくして本当のやる気を試すのではなく、「今の方法は続けやすいか、次はどうするか」と尋ねます。本人が納得していない部分を記録し、実行できない約束を増やさないようにします。
外からのきっかけを減らす場合は、本人が使う手順と自己確認が残るかを見ます。仕組みを外した途端に課題へ入れないなら、課題の意味や難度、開始の手がかりを再検討します。意欲の欠如という結論を急がないでください。
一言でいうと
意欲の欠如という結論を急がないでください。
5. よくある誤解
Q ご褒美を使ったら内発的動機づけは必ず下がりますか
ご褒美を使っているという情報だけで、その子の意欲の変化を判断しないでください。何のための約束か、本人がどう受け止めているか、課題が適切かを確かめます。報酬の有無だけでなく、選択の余地や使える支援も見直してください。研究で確認していない効果を、家庭のルールの絶対的な理由にしないことが大切です。
本人が途中で約束を変えたいと言った場合も、達成条件と変更理由を分けて聞き、交渉の機会を残します。
Q 勉強を好きでなければ続きませんか
関心だけでなく、必要性の理解や、取り組みやすい手順も相談できます。好きになることを課題開始の条件にせず、本人が困る操作を支えます。同時に、関心を示した内容へ触れる機会を残します。好きか嫌いかという返答だけで、その日の学習の方法を決めないでください。
何に使える技能かを説明した後は、本人が感じた意味を聞きます。大人と同じ価値を感じる返答を強要しません。
Q 褒める代わりに何も評価しない方がよいですか
本人が何を使えたかを知るための具体的な情報は残せます。大げさな称賛を好まないなら、短い確認や答案への書き込みなどを相談します。方法と結果を結びつけ、本人自身の見方も聞いてください。評価をなくすことと、必要なフィードバックを返さないことは区別します。
学習と関係のない時間まで評価を続けず、好きな活動を結果の採点なしに共有する機会も残しておきます。
一言でいうと
学習と関係のない時間まで評価を続けず、好きな活動を結果の採点なしに共有する機会も残しておきます。
6. いま使える区切り
褒め方やご褒美を考えるときは、本人を動かす仕組みだけに目を向けず、課題の意味と使える方法を確認してください。約束が明確で、変更を相談でき、実行に必要な援助があるかを点検します。本人の関心も、その設計を見直す情報になります。
やる気を引き出す名目で、約束の条件を後から変えません。
学校や塾とも、何を学ぶための評価なのかを共有できます。外からのきっかけを使った場合も、その後に本人が選べる方法を残します。気持ちを測るより、どの条件なら学習へ入れたかを確かめる方が、次の具体的な支援につながります。
約束を見直す日を本人と相談しておけば、作業中の交渉に追われにくくなります。条件と学習の方法を、落ち着いて話せる時間を確保してください。
一言でいうと
条件と学習の方法を、落ち着いて話せる時間を確保してください。
この記事で言えないこと
- 研究記述は掲載要約の範囲であり、原著全文の再確認はしていない。
- 報酬と内発的動機づけの因果的効果を直接扱う研究はSPECに未掲載。本文で一律の効果を断定していない。
当塾の立場
塾に来なくても、家庭でできること
- ご褒美の前に達成条件を具体化する
- 合意した仕組みを本人と点検する
- 褒める・約束する・関心を聞く場面を分ける
それでも個別指導を使う理由
- 学ぶ内容の意味と選択の余地を示す。授業内で手順を試し、家での再現条件を残す [1]。
- 肯定的フィードバックを、学習の情報へ戻す。本人の反応を次の課題の形へ返す。
- 関心を入口にして、技能を教える。家庭だけで監督を増やさず、教材側を直す。
塾を検討するときは、次のように聞いてみてください。
- 止まった操作を、どう観察して教材を変えますか
- 家庭へ渡す指示は、教師がいなくても始められますか
- 学校との役割分担を、どう文書に残しますか
まとめ
- 話し合いの時刻を別に決め、作業のたびに新しい取引を始めない形を相談します [1]。
- 変え方の相談と学習の支援を続け、動機の純粋さを試す課題にしないことです。
- 教師はその形で次の操作が伝わったかを確かめます。
- 意欲の欠如という結論を急がないでください。
- 学習と関係のない時間まで評価を続けず、好きな活動を結果の採点なしに共有する機会も残しておきます。
- 条件と学習の方法を、落ち着いて話せる時間を確保してください。
出典
本文中の番号に対応します。抄録・公式案内に直接あたって確認した範囲を挙げています。
- 【根拠】Sharabi et al.(2025), Learning Disabilities Research & Practice. https://consensus.app/papers/details/57b38a11153f51cfb39776cf325dafcd/
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