英検準1級の対策

本稿では、英検準1級の対策について解説していきたいと思います。まず、英検準1級の一次試験の大問・出題形式や配点、そして目標得点について確認しましょう。まず、英検準1級だけではなく、英検では、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの能力が問われます(スピーキングは英検3級以上の級にのみ二次試験として登場します)。なので、この4技能について満遍なく学習していくというのが正論ではあります。それでは、具体的に英検準1級の問題はどのように構成され、配点はどうなっているのか、そして目標とすべき得点はどれくらいなのか見てみましょう。

英検準1級 一次試験 配点・目標点(合格点)・目標得点率

英検準1級合格の目安とその実態

一般的に、英検準1級合格点は60点 / 86点(得点率70%)です。リーディング合計の合格点は24点 / 41点(得点率59%)、ライティング合計の合格点は11点 / 16点(得点率69%)、リスニング合計の合格点は25点 / 29点(得点率86%)が目安になるといわれています。しかし、実は、この考え方は少し誤っています。

英検準1級で合格でもっとも大切なのはライティング(英作文)

実が、英検合格で一番大事なのはこの素点の点数よりも、CSEスコアが重要です。同じ素点でもCSEスコアが高い方が合格します。そして、このCSEスコアの配点は、たとえば、筆記試験では、リーディングや語句の問題一問の配点に対して、ライティングの配点は同じ一問に十倍くらいの配点が与えられています。素点では、11点でしかありませんが、CSEスコアでは、大問1~大問3までの41点分全問と比べて4倍くらいの配点が多く配分されているわけです。なので、英作文の対策は、英検準一級の合格のためにはもっとも重要な項目となるのです。

ライティングは丸暗記するだけ

英作文と聞くと、「面倒くさい」とか「日本語で作文を書くのも大変なのに、英語で作文なんてしんどいよ」と思われる方は少なくないと思います。しかし、英検で聞かれる問題やそれに対する答え方はある程度パターン化しており、一定のフレーズさえ覚えてしまえば、後は、話題ごとに単語を変えて使いふるせば、満点が取れる項目なんです。なので、語句と英作文に関しては、ほぼほぼ丸暗することで対策が可能なんです。 なので、英作文で、16/16点をとっておけば、リーディングの41点の半分くらいとれていれば合格できてしまうということになるわけです。そう思うとかなり気が楽になってくるのではないでしょうか。 それでは、英検の試験の筆記試験の問題順に、学習していきましょう。

最初はひたすら語彙力を高めろ

目次通りに解説は進行していきますが、英検準1級の対策としては、まずは、筆記の出題順で最初に出てくる短文の語句空所補充問題をしっかり行っていきましょう。英検準1級の対策の肝は、英作文と語彙力の二つです。また、語彙力があれば、長文読解やリスニングにおいても、かなり有利になります。なので、語彙力強化こそ最優先課題と考え、まずは最初頭を空っぽにして、短文の語句空所補充にひたすら取り組んでいきましょう。

目次

英検準1級の対策(短文の語句空所補充)(1)

英検準1級の対策(短文の語句空所補充)(2)

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【監修者】 宮川涼
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。

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ryomiyagawa
早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻修士号修了、同大学大学院同専攻博士課程中退。日本倫理学会員 早稲田大学大学院文学研究科にてカント哲学を専攻する傍ら、精神分析学、スポーツ科学、文学、心理学など幅広く研究に携わっている。
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