冬期講習 2026-2027、募集中。総復習は売りません。90分×完全1対1で、穴だけを塞ぎます 詳しく →
電話 0422-27-7828チャットで質問無料相談を予約

武蔵野個別指導塾の特徴

大学の学費—国公立と私立の一覧と、受験から入学までに要るお金|武蔵野個別指導塾

学習のイメージ写真 武蔵野個別指導塾
X LINE Facebook

1年目の納付金は国立817,800円、私立文系1,212,235円。併願の受験料と入学金の期限を並べ、3月31日までの辞退で戻るお金まで知っておくと、願書の数の決め方が変わります。

大学の1年目に学校へ納めるお金は、国立で約82万円、私立文系で約121万円、私立理系で約160万円です。2026年度時点で公表されている文部科学省の資料から並べると、次の表のようになります。

区分 入学料 授業料(年額) 施設設備費 1年目の合計
国立(標準額) 282,000円 535,800円 ― 817,800円
公立(地域外の平均) 382,806円 536,520円 ― 919,326円
公立(地域内の平均) 224,369円 536,520円 ― 760,889円
私立文系(平均) 219,951円 850,392円 141,892円 1,212,235円
私立理系(平均) 245,362円 1,195,313円 161,378円 1,602,053円
私立医歯系(平均) 1,088,248円 2,825,359円 865,535円 4,779,143円

このほかに、受験料と交通費などの受験費用が平均で約30万円、入学しなかった学校へ納めたお金が平均で約10万円かかっています(日本政策金融公庫の令和3年度の調査)。入学金は原則として返りません。3月31日までに辞退すれば、授業料と施設費は原則として返ります。金額と制度は毎年動くので、最新は各大学の募集要項と窓口で確かめてください。

よくあるのは、12月の夜に願書の数を数える場面です。第一志望の国立と、併願の私立が3校、共通テスト利用が2校。お子さまが「あと1校、増やしてもいいかな」と聞き、保護者は受験料を暗算します。ところが、本当に家計を揺らすのは受験料の先にあります。2月に私立の入学金の振込用紙が届き、国立の発表はまだ先。3校目の私立を足すかどうかは、検定料の話では終わりません。

差を作るのは授業料で、入学料はむしろ国立のほうが高い

図1は、冒頭の表から医歯系と公立の地域内を除いた4つの区分を、1年目の納付金として積み上げたものです。赤い部分が入学料、紺が授業料、橙が施設設備費です。

図1 国公立と私立の1年目の納付金を入学料と授業料と施設費で積み上げた棒

図1の赤い部分を見比べると、国立の282,000円は私立文系の219,951円や私立理系の245,362円より高く、公立の地域外の平均はさらに高い382,806円です。国公立の安さは入学料からではなく、毎年の授業料から生まれます。授業料の差は国立と私立文系で年314,592円、私立理系とは年659,513円あり、これが毎年積み上がります。私立の施設設備費が同じ額で毎年かかると置いて、4年分を計算してみます。

国立と私立文系の差は約176万円、私立理系との差は約325万円です。ただし、これは学校へ納めるお金の基本の部分だけです。文部科学省の同じ調査では、私立全体の平均で実験実習料30,290円とその他96,374円が別に計上されています。国公立の欄も授業料と入学料だけで、諸会費や教材費は入っていません。なお、私立の合計は公表値のままなので、内訳を足すと端数の処理で1円ずれる区分があります。

表を読むときの注意が3つあります。国立の数字は国が示す標準額で、各大学はその120%まで授業料を上げられます。上限は642,960円で、文部科学省の資料によると令和7年6月現在、標準額を上回る授業料を定めた大学は、大学院だけの大学を含めて7校です。公立は入学料が地域で変わり、地域内と地域外の平均の差は158,437円あります。どこまでを地域内とするかは大学ごとに違います。東京都立大学には生計を支える人が都内に住む世帯向けの授業料の減免があるので、都内のご家庭は大学の案内で条件を確かめてください。私立は学部で開きが大きく、医歯系の1年目の平均は4,779,143円と桁が変わります。

受験料は、願書の枚数だけでは数えきれない

額がはっきり決まっているのは国公立の側です。共通テストの検定料は、大学入試センターの案内で3教科以上が18,000円、2教科以下が12,000円です。国立大学の検定料は、文部科学省令の標準額が17,000円です。3教科以上で共通テストを受けて前期日程に1校出すと、18,000 + 17,000 = 35,000円。後期日程にも出せば52,000円です。

ところが、日本政策金融公庫の令和3年度の調査を見ると、国公立大学に入学した家庭の受験費用の平均は27.7万円あります。私立文系に入学した家庭は31.3万円、私立理系は32.2万円です。国公立に進んだ家庭でも、35,000円の8倍近くを使っていた計算です。277,000 − 35,000 = 242,000円。この約24万円の中身は、後期日程や併願した私立の受験料、それに受験のための交通費と宿泊費です。この調査の受験費用は、受験したすべての学校と学部の受験料に交通費と宿泊費を足した額だからです。

私立の検定料は大学と方式で違います。平均で見積もらず、募集要項の額を1校ずつ足すのが確実です。文部科学省の令和9年度大学入学者選抜実施要項は、検定料のほか入学に要る経費の額と納入の期限を募集要項に書き、2026年12月15日までに発表するよう各大学に求めています。12月の夜に数字がそろうのは、この日付があるからです。

数えるものは4つです。

  1. 共通テストの検定料。秋の出願で支払いは済んでいるはずです。
  2. 学校ごとの検定料。同じ大学に複数の方式で出すと額の決め方が変わる大学があるので、検定料の欄を最後まで読みます。
  3. 試験会場までの往復の交通費。
  4. 遠方の受験なら宿泊費。前日に現地へ入るなら、泊数は試験の日数と同じになります。

家族で話したいのは総額より、あと1校を足す理由です。1校増やすと検定料と一緒に試験の1日が増え、試験が続けば前日までの見直しの時間が削られます。併願の校数は、財布と学習の両方から決めるものです。

入学金の期限は、国公立の発表を待ってくれないことがある

2027年度入試の日程を並べます。共通テストは2027年1月16日と17日、各大学の個別の試験は2月1日から3月25日までの間です。国立大学協会の実施要領では、前期日程は2月25日に始まり、合格発表は3月6日から10日まで、入学手続きの締切は3月15日です。後期日程は発表が3月20日から24日まで、締切が3月27日です。公立大学も前期の締切は同じ3月15日です。図2は、この順番にお金の動きを重ねたものです。

図2 12月から4月までの受験料と入学金と発表と奨学金の順番

図2のとおり、私立の入学料の期限が国公立の発表より前に来ると、国公立が本命のご家庭でも、進学先を確保するために入学料を納めることになります。文部科学省はこの負担を重く見て、2025年6月26日の通知で、私立大学に入学料の負担を軽くする方法の検討を求めました。法的な義務ではなく要請です。

同省が令和7年11月末時点で私立大学と私立短期大学の計836校に聞いたところ、令和8年度入試で対応するとした学校は83校でした。内訳は複数回答で、納付期限を後ろに延ばす学校が39校、辞退の時期に応じて全部か一部を返す学校が25校、経済的に困難な学生に配慮する学校が17校、入学料を引き下げる学校が15校、一部を先に納めて残りを後で納める学校が7校です。令和9年度入試から対応する予定とした学校は別に39校あります。一方で、方針を検討中とした学校が357校、対応の予定がないとした学校が176校ありました。

この時点で対応を決めた学校は1割ほどですが、去年の常識で「入学金は返らない」と決めてかからず、今年の募集要項を読む値打ちはあります。国公立との併願者に限って前期の発表日以降まで納付を延ばす、という例も文部科学省の資料に載っています。募集要項に返還しないと書いてあっても、大学のホームページで別の扱いを公表して対応できると同省は説明しているので、両方を見ます。総合型選抜や学校推薦型選抜で早く合格した場合は手続きがもっと早く来ます。実施要項にも12月以前に入学手続きをとる合格者の話が出てきます。入学料以外の納付金については、合格発表後の短い期間に納めさせる扱いを避けるよう実施要項が求めているので、入学料と別の期限が設けられていないかも見ておきます。

返ってくるお金と、返ってこないお金の線引き

線は3月31日に引かれています。2006年の最高裁判所の判決をもとに、文部科学省は、3月31日までに入学辞退の意思を示した人へ授業料等と諸会費等を原則として返すことを、募集要項などで明確にするよう大学に求めています。ここでの授業料等には、授業料のほか実験実習費、施設設備費、教育充実費などが入ります。一方、入学金は入学できる地位を得るための対価とされ、判決の考え方では、特段の事情がない限り大学に返す義務がありません。図3は、私立文系の平均額でこの線を引いたものです。

図3 私立文系の1年目の納付金のうち辞退で返る分と返らない分

図3のように、1年目の1,212,235円を全部納めていた場合、返るのは授業料と施設設備費の992,284円で、手元に戻らないのは入学料の219,951円です。そのまま国立へ進めば入学料282,000円も納めるので、入学料だけで501,951円になります。日本政策金融公庫の調査でも、入学しなかった学校へ納めたお金の平均は、国公立大学に入学した家庭で10.8万円ありました。

例外も押さえておきます。専願や学校推薦型選抜に合格して在学契約を結んだ人は、この原則の外です。4月1日以降の辞退も原則として返りません。ただし要項に「入学式を無断欠席すると辞退とみなす」といった記述があれば、入学式の日までの辞退で返還の対象になります。

後から軽くなるお金もあります。高等教育の修学支援新制度で認定されると、入学金と授業料が上限の範囲で減免されます。上限は国公立大学で入学金28万円・授業料54万円、私立大学で入学金26万円・授業料70万円で、支援の割合は世帯の区分で変わります。扶養する子どもが3人以上の世帯は、所得制限なしでこの上限まで支援を受けられます。入学金の減免は入学後3か月以内に申し込んだ人が対象で、申請期間は学校で違います。納めた分を後から返すのか、納付を待つのかも学校の扱いによるので、進学先に聞いてください。国立の2段階選抜では、検定料の標準額が第1段階4,000円と第2段階13,000円に分かれています。第1段階で不合格になったときの扱いは、出願先の募集要項で確かめます。

奨学金は入学金に間に合わない

日本学生支援機構の案内は、給付奨学金の支給も授業料と入学金の減免も進学後に行われ、貸与奨学金と入学時特別増額貸与奨学金も進学後に振り込まれるので、進学前の資金には充てられないと書いています。つまずきやすいのはここです。奨学金の採用候補者に決まっていても、2月と3月の支払いは別に用意することになります。学校によっては入学金の支払いを待つ制度があるので、まず進学先に聞きます。

用意の方法の1つが国の教育ローンです。日本政策金融公庫の案内によると、お子さま1人につき上限350万円で、自宅外通学や修業年限5年以上の大学などは上限450万円です。固定金利は令和8年11月時点で年4.60%、返済は最長20年で、世帯年収の上限はお子さまの人数で変わります。使いみちには学校納付金のほか受験費用も入り、併願校の入学金も進学先の入学資金に加えて申し込めます。入学時の費用は合格発表の前から申し込めます。

時間の見積もりも欠かせません。審査の結果まで10日前後、振り込みまでさらに10日前後かかり、10月から3月は申し込みが多く、それ以上かかることがあります。公庫は必要な時期の2〜3か月前を目安にしているので、2月に払うお金なら、12月はもう動く時期です。

借りる場合は制度の重なりにも注意します。国の教育ローンを使えた場合、入学時特別増額貸与奨学金は使えません。減免された分の授業料や入学金はローンの対象になりません。市町村民税が非課税程度の世帯には、社会福祉協議会の生活福祉資金に入学のための就学支度費があり、無利子で限度額は50万円です。どれも審査があるので、通らない場合も考えて早めに動きます。

よくある質問

入学金だけ先に納めて、授業料は後からにできますか

学校によります。入学料と授業料の期限を分ける学校も、春学期分の授業料まで同じ手続きで求める学校もあります。募集要項や入学手続要項の納入期限と延納の欄を読み、書いていなければ入試の窓口に聞きます。修学支援新制度を希望する人については、認定までの授業料の納付を待つ扱いが原則とされています。

国立に受かったら、私立に納めたお金はいつまでに言えば戻りますか

授業料と施設費の返還は、3月31日までの辞退の意思表示が基準です。判決の概要では口頭の意思表示も原則として有効とされていますが、学校が定めた手続きで記録を残すのが確実です。国立の前期の締切は3月15日なので、国立の手続きを終えた日に私立の辞退まで済ませると決めておくと漏れません。

受験料は何校分を見ておけばよいですか

決まった校数はありません。平均の約30万円は交通費や宿泊費を含む数字で、目標にする額ではありません。手続きをする可能性がある学校の入学料と、試験日程の無理のなさから上限を決めます。

入学後に授業料が上がることはありますか

学校の定めによります。私立の授業料の平均は令和5年度の959,205円から令和7年度の968,069円へ0.9%上がりましたが、これは入学年度ごとの比較で、在学中の値上げの有無とは別の話です。国立で標準額を超えた例は、文部科学省の資料では入学年度を区切って示されています。2年次以降の額を学費の案内で確かめ、書かれていなければ窓口に聞きます。

確かめる順番

今週のうちに、次の順で確かめます。図2の日付と図3の線引きを、ご家庭の学校名に置き換える作業です。

  1. 出願を考えている学校の募集要項をそろえます。まだ出ていない学校は発表の予定日を控えます。
  2. 学校ごとに1行で、検定料、試験日、発表日、入学料の期限、授業料の期限、辞退の申し出の期限を書きます。
  3. 入学料の期限が国公立の発表より前に来る学校に印をつけ、延納や一部返還の記載がないか読みます。
  4. 手続きをするかもしれない学校の入学料を足し、進学先の1年目の額と合わせて、3月までに最大でいくら出ていくかを出します。
  5. 奨学金の予約採用に申し込んでいるなら、採用候補者の通知と、進学先が修学支援新制度の対象校かを確かめます。
  6. 手元で足りない分があれば、国の教育ローンの申し込み時期を逆算します。

表ができたら、お子さまと一緒に見てください。校数を減らす話になるとは限りません。同じくらい行きたい併願先のうち、期限が後ろにある学校を選ぶだけで、出ていくお金の山が小さくなることもあります。

進路の話とつなげる

お金の話を最後に回すと、2月になってお子さまの希望を削る話になります。12月のうちに志望校と日付と金額を1枚に並べると、削る話ではなく順番を決める話に変わります。併願を1校減らすか残すかは、模試の結果と家計の両方を見ないと決まりません。個別指導の面談で受けるのは、併願の組み方と、受ける回数に合わせた学習の配分の相談です。制度の判定は学校と窓口の領分で、そこへ持っていく質問の整理までは面談で扱えます。

まとめ

国公立と私立の差は4年かけて開きますが、医歯系を除けば入学料はそれほど違いません。12月に決めるのは学校の数だけでなく、どの学校にいつ、いくらを納め、3月31日までに何を取り戻すかの順番です。その1枚があれば、2月の振込用紙は驚く紙ではなくなります。願書は1枚ごとに、支払いの日付を1つ連れてきます。

読んで終わりにするか、ここから変えるか。

武蔵境駅徒歩30秒、講師1人に生徒1人の完全1対1。授業のあいだ、先生は隣を離れません。いまの詰まりを、無料相談でそのまま話してください。

本気になった日が、入塾の日。

お子様の教育、迷ったら「丸投げ」してください。必ず、期待以上の結果で返します。武蔵野で育む、武蔵境で学ぶ。

電話は年中無休。365日、24時間、お電話可能。

チャットで質問チャット
無料相談を予約する 電話 0422-27-7828