
武蔵野個別指導塾の特徴
部首の一覧—へん・つくり・かんむり・あし・たれ・にょう・かまえの7分類|武蔵野個別指導塾

阝は左なら「こざとへん」、右なら「おおざと」。位置ごとに分けた部首の一覧と例の字を手元に置けば、読めない字も部首索引からたどり着けます。
部首の位置は7つです。字の左にあれば「へん」、右は「つくり」、上は「かんむり」、下は「あし」、上から左へ垂れるのが「たれ」、左から下へ回り込むのが「にょう」、外を囲むのが「かまえ」。主な部首の名前と例の字を、この順に並べます。名前のかっこは別の呼び名です。
| 分類 | 部首 | 名前 | 意味 | 例の字 |
|---|---|---|---|---|
| へん | 亻 | にんべん | 人 | 休 住 作 使 |
| へん | 彳 | ぎょうにんべん | 道を行く | 役 待 後 |
| へん | 氵 | さんずい | 水 | 海 池 泳 |
| へん | 冫 | にすい | 氷 | 冷 凍 |
| へん | 忄 | りっしんべん | 心 | 快 性 情 慣 |
| へん | 扌 | てへん | 手 | 打 投 持 指 |
| へん | 木 | きへん | 木 | 村 林 板 |
| へん | 火 | ひへん | 火 | 灯 焼 |
| へん | 土 | つちへん | 土 | 地 場 坂 |
| へん | 女 | おんなへん | 女性 | 妹 姉 始 |
| へん | 子 | こへん | 子ども | 孫 孤 |
| へん | 阝 | こざとへん | 丘・盛り土 | 院 陽 階 |
| へん | 日 | ひへん(にちへん) | 太陽・日 | 明 時 晴 |
| へん | 月 | にくづき | 体 | 肺 胸 腸 腹 |
| へん | 月 | つきへん | 形が月 | 服 |
| へん | 王 | おうへん(たまへん) | 玉・宝石 | 理 球 現 |
| へん | 礻 | しめすへん | 神・祭り | 社 神 福 |
| へん | 衤 | ころもへん | 衣服 | 複 補 被 |
| へん | 禾 | のぎへん | 穀物 | 秋 科 秒 |
| へん | 糸 | いとへん | 糸 | 紙 細 線 |
| へん | 言 | ごんべん | 言葉 | 語 話 読 |
| へん | 金 | かねへん | 金属 | 鉄 銀 銅 |
| へん | 飠 | しょくへん | 食べ物 | 飲 飯 館 |
| へん | 馬 | うまへん | 馬 | 駅 験 |
| へん | 車 | くるまへん | 車 | 転 軽 輪 |
| へん | 石 | いしへん | 石 | 研 破 確 |
| へん | 米 | こめへん | 米 | 粉 精 糖 |
| へん | 足 | あしへん | 足 | 路 距 跡 |
| へん | 牛 | うしへん | 牛 | 物 牧 特 |
| へん | 犭 | けものへん | けもの | 犯 独 猫 |
| へん | 弓 | ゆみへん | 弓 | 引 強 張 |
| へん | 目 | めへん | 目 | 眼 眠 |
| へん | 口 | くちへん | 口 | 味 呼 吸 |
| へん | 山 | やまへん | 山 | 岐 峰 |
| へん | 巾 | はばへん(きんべん) | 布 | 帳 帽 幅 |
| へん | 田 | たへん | 田 | 町 畔 |
| へん | 片 | かたへん | 木を割った片 | 版 |
| へん | 耳 | みみへん | 耳 | 職 聴 |
| へん | 魚 | うおへん | 魚 | 鮮 鯨 |
| へん | 酉 | とりへん(ひよみのとり) | 酒 | 酒 配 酸 |
| へん | 貝 | かいへん | お金・宝 | 財 貯 販 |
| へん | 方 | ほうへん(かたへん) | はた | 旅 族 旗 |
| へん | 歹 | がつへん(かばねへん) | 死・残った骨 | 残 殖 |
| へん | 矢 | やへん | 矢 | 知 短 |
| へん | 角 | つのへん | つの | 解 触 |
| へん | 舟 | ふねへん | 舟 | 船 航 |
| へん | 虫 | むしへん | 虫 | 蚊 蛇 |
| つくり | 刂 | りっとう | 刀 | 列 別 利 |
| つくり | 力 | ちから | 力 | 助 動 功 |
| つくり | 阝 | おおざと | 人の住む里 | 部 都 郡 |
| つくり | 卩 | ふしづくり | ひざを折った人 | 印 即 |
| つくり | 攵 | のぶん(ぼくづくり) | 打つ | 教 数 放 改 |
| つくり | 斤 | おのづくり | おの | 新 断 |
| つくり | 頁 | おおがい | 頭 | 頭 顔 題 順 |
| つくり | 欠 | あくび(かける) | 口を開けた人 | 歌 次 欲 |
| つくり | 殳 | るまた(ほこづくり) | 打つ | 段 殺 殿 |
| つくり | 彡 | さんづくり | 模様・飾り | 形 彩 影 |
| つくり | 隹 | ふるとり | 尾の短い鳥 | 雑 難 雄 |
| つくり | 寸 | すん | 手の動き | 対 射 封 |
| つくり | 斗 | とます | ます | 料 斜 |
| つくり | 月 | つき | 月 | 朝 期 朗 |
| つくり | 見 | みる | 見る | 親 観 視 |
| つくり | 鳥 | とり | 鳥 | 鳴 鶏 |
| かんむり | 宀 | うかんむり | 屋根・家 | 安 家 室 |
| かんむり | 艹 | くさかんむり | 草 | 花 草 茶 |
| かんむり | 竹 | たけかんむり | 竹 | 答 算 笛 |
| かんむり | 雨 | あめかんむり | 雨・天気 | 雪 雲 電 |
| かんむり | 穴 | あなかんむり | あな | 空 究 窓 |
| かんむり | 罒 | あみがしら(よこめ) | あみ | 置 罪 署 |
| かんむり | 冖 | わかんむり | おおう | 冠 冗 |
| かんむり | 亠 | なべぶた(けいさんかんむり) | 形のまとまり | 交 京 亡 |
| かんむり | 癶 | はつがしら | 両足 | 発 登 |
| かんむり | 耂 | おいかんむり(おいがしら) | 老人 | 考 者 老 |
| かんむり | 人 | ひとやね(ひとがしら) | 人の形 | 今 令 倉 |
| かんむり | 虍 | とらかんむり(とらがしら) | とら | 虎 虚 |
| あし | 灬 | れんが(れっか) | 火 | 熱 照 然 |
| あし | 心 | こころ(したごころ) | 心 | 思 悪 想 |
| あし | 皿 | さら | さら | 盛 益 盟 |
| あし | 儿 | ひとあし(にんにょう) | 人 | 元 兄 先 光 |
| あし | 貝 | かい(こがい) | お金・宝 | 買 貨 費 |
| あし | 衣 | ころも | 衣服 | 製 装 裂 |
| あし | 廾 | にじゅうあし(こまぬき) | 両手 | 弊 弄 |
| たれ | 广 | まだれ | 屋根・建物 | 広 店 庫 |
| たれ | 厂 | がんだれ | がけ | 原 厚 厄 |
| たれ | 尸 | しかばね(かばね) | 人の体 | 屋 局 届 |
| たれ | 疒 | やまいだれ | 病気 | 病 痛 疲 |
| たれ | 戸 | とだれ(とかんむり) | 戸 | 房 扇 |
| にょう | 辶 | しんにょう(しんにゅう) | 行く・進む | 道 近 週 |
| にょう | 廴 | えんにょう(いんにょう) | のばす・進む | 建 延 廷 |
| にょう | 走 | そうにょう | 走る | 起 越 超 |
| にょう | 鬼 | きにょう | 鬼・たましい | 魅 |
| にょう | 麦 | ばくにょう | 麦 | 麺 |
| かまえ | 囗 | くにがまえ | 囲む | 国 園 図 回 |
| かまえ | 門 | もんがまえ | 門 | 開 間 閉 関 |
| かまえ | 勹 | つつみがまえ | 包む | 包 匂 |
| かまえ | 冂 | けいがまえ(どうがまえ) | 外の囲い | 再 冊 |
| かまえ | 行 | ぎょうがまえ(ゆきがまえ) | 道・行く | 術 街 衛 |
| かまえ | 戈 | ほこがまえ(ほこづくり) | ほこ | 成 戦 我 |
| かまえ | 气 | きがまえ | 空気・蒸気 | 気 |
| かまえ | 匚 | はこがまえ | 四角い入れ物 | 匠 |
| かまえ | 匸 | かくしがまえ | かくす | 区 匹 |
| かまえ | 凵 | うけばこ(かんにょう) | 上の開いた入れ物 | 出 凶 凸 |
よくあるのは、小4の机で漢和辞典を開いたまま手が止まる、という場面です。ノートには読めない字が1つ。読みがわからないので音訓索引は使えず、「部首で引きなさい」と言われても、字のどこが部首なのかが見えません。左の形で探し、無ければ右の形で探し、ページを行ったり来たりしているうちに夕飯の声がかかります。机に残るのは、開いたままの辞書と空欄のノートです。部首の名前と位置が頭に入っていれば、あの数分は消えます。
一覧の読み方
表の左から、分類、部首の形、名前、部首が表す意味、例の字の順です。いちばん左の分類は、図1の色のついた場所を指します。海の氵は左、頭の頁は右、花の艹は上、熱の灬は下。広の广は上から左へ垂れ、道の辶は左から下へ回り込み、国の囗は外側を囲みます。部首を探すときは、字の中のこの7つの場所を順に見ていけば足ります。

名前の終わりを見ると、場所がわかります。「いとへん」「うかんむり」「まだれ」「しんにょう」「くにがまえ」は、名前そのものが場所を言っています。「おのづくり」の「づくり」は右を、「あみがしら」の「がしら」は上を指す語です。ただし、「さんずい」「りっとう」「おおがい」「ふるとり」のように、名前に場所が入らない部首もあります。これらは形と名前をそのまま結びつけて覚えるしかありません。
同じ部首が、場所によって形も名前も変えることがあります。心は、左に来ると忄(りっしんべん)になって性や情を作り、下では心の形のまま「こころ」として思や悪を作ります。火は左なら「ひへん」で灯や焼、下なら灬の形で「れんが」と呼ばれ、熱や照を作ります。衣も、左では衤(ころもへん)で複や補、下では「ころも」で製や装です。そのため、辞書の部首索引を開くと、氵が水の仲間に、忄が心の仲間にまとめられていることがあります。表の部首の列は、字の中で実際に見える形で書きました。
7つの場所の名前を持たない部首もあります。上や下の「一」、天の「大」、学の「子」、問の「口」は、名前が字の名前そのままです。多くの漢和辞典は214の部首を土台にしていて、この表はその中でよく使うものを選んだ一覧です。部首を全部覚える必要はありません。
覚え方
順番は、数の多い部首からです。常用漢字2136字を部首で数えると、図2のように、水が118字でいちばん多く、人98字、手95字、木84字、心76字と続きます。旧字体(古い形の字)の部首で数えた値なので、辞書の分け方によって数字は少し動きますが、この5つで471字、常用漢字の2割あまりを占めることは変わりません。

水の仲間の多くは氵(さんずい)、人は亻(にんべん)、手は扌(てへん)、心は忄(りっしんべん)と心(こころ)の形で字に入っています。最初の1週間は、氵、亻、扌、木、忄の5つの形と名前を声に出すところから始めれば十分です。1つ覚えるだけで手がかりになる字が何十字も増えるのに、仲間の少ない部首から埋めていくのは遠回りです。
次は、形と名前と意味を1行にして覚えます。「氵、さんずい、水。海、池、泳」のように声に出して、次の部首へ移ります。意味まで口に出すのは、読めない字の見当がつくようになるからです。沼も湾も滝も、水のある場所の字です。肺も胃も腸も体の中にあり、鉄も銅も鉱も金属を指します。初めて見る字でも、「左に氵があるから水に関係する」と考えられれば、文章の中で立ち止まる時間が短くなります。
3つ目の手順は仕分けです。ノートに7つの欄を作り、その週に習った字を場所ごとに振り分けます。海は「へん」、頭は「つくり」というふうに、字を書いて部首を丸で囲むだけです。迷う字が週に2字か3字は出ます。その字だけ辞書で確かめ、名前を書き足してください。自分で迷った字は、眺めただけの字とは残り方が違います。進める順は、へんからです。左の形は目につきやすく、仲間の字も多いからです。へんに慣れたらつくりとかんむりへ、最後にあし、たれ、にょう、かまえへ広げます。
お子さまが辞書の前で止まっていたら、答えの字を教える前に「左の形は何という名前?」と聞いてみてください。名前が出なければ、そこが戻る場所です。
部首索引の引き方
部首がわかれば、辞書は3手で引けます。図3は海を引く例です。1手目で部首を氵と決め、その画数の3画を数えます。2手目で部首索引の3画の欄から氵を見つけ、書かれたページを開きます。3手目で、字全体の画数から部首の画数を引いた残りの画数を探します。海は9画なので、残りは6画。氵の部の6画のところに海が並んでいます。

左で決まらないときは、右、上、下、外側の順に形を見直します。それでも決まらなければ、総画索引へ回ります。総画索引は字全体の画数だけで引けます。読みがわかるなら音訓索引、部首がわかるなら部首索引、どちらもわからなければ総画索引と決めておけば、辞書の前で止まりません。総画索引で見つけた字は、その見出しに書かれた部首を必ず確かめてください。次に同じ字や仲間の字に会ったとき、部首索引から入れるようになります。
テストでの出方
学校の漢字テストと漢検で部首が問われるときの形は、おもに3つです。字を見て部首や部首名を答える形、いくつかの字に共通する部首を答える形、部首索引の手順を答える形です。部首名はひらがなで書くことが多く、「おおがい」を「おうがい」と書くような一字の誤りで点を失います。形を書く問題では、字の中で見えるとおりに氵と書きます。共通する部首を答える形では、並んだ字を読みで見ず、左右上下の場所をそろえて見比べると同じ形が浮かびます。漢検でも、たとえば5級の出題に部首が含まれます。腕試しに受けるときは、申し込みの時期と検定の日程の最新を協会の案内で確かめてから、部首の復習を何週間前に始めるかを決めてください。
例題1 次の字の部首の名前を書きなさい。(1)庫 (2)頭 (3)病
答え (1)まだれ (2)おおがい (3)やまいだれ。庫の广は上から左へ垂れ、建物を表します。頭は字の中に豆があるので豆を部首と答える誤りが出ますが、頭を表す右の頁が部首です。病の疒も上から左へ垂れる形で、痛や疲も同じ仲間です。
例題2 次の3つの字に共通する部首の形と名前を書きなさい。術 街 衛
答え 行、ぎょうがまえ(ゆきがまえ)。行の字が左右に開き、間に別の形を挟んでいます。左の彳を見てぎょうにんべんと答えると誤りです。右側まで含めて1つの部首だと見抜けるかが問われます。
例題3 語を部首索引で引きます。語は14画、部首の言は7画です。部首索引の何画の欄で言を探し、言の部の中で何画のところを見ますか。
答え 部首索引の7画の欄で言を探し、言の部の7画のところを見ます。14画から部首の7画を引いた残りが7画です。字全体の画数と混同して14画のところを探すと、語は見つかりません。
まちがえやすいところ
1つ目は阝の左右です。左の阝は「こざとへん」で、陽、院、階。右の阝は「おおざと」で、部、都、郡。形はまったく同じなので、場所と意味で分けます。こざとへんは丘や盛り土を表し、おおざとは人の住む里を表します。都や郡が人の住むところの字だと思い出せれば、右はおおざとだと決まります。図4の上の段が、この組です。
2つ目は月の形です。肺、胸、腸、腹の月は「にくづき」で、体を表します。朝、期、朗の右にあるのは「つき」です。左にあって体に関わる字はにくづき、右にある月はつき、とまず分けてください。服は左にあっても体の字ではなく、つきへんとして別に覚えます。図4の中の段で、腸と朝を見比べてください。
3つ目は、大きな形に引っ張られる誤りです。開、間、閉、関の部首は門で「もんがまえ」ですが、問の部首は口、聞の部首は耳です。問は口でたずねる字、聞は耳できく字なので、意味を受け持つ形が部首になります。図4の下の段のように、門の形があるだけで答えを決めず、その字が何をする字なのかを先に考えてください。

もう1つ、誤りとは言い切れないのに答えが割れる字があります。来は木と人、会は人と曰、体は亻と骨、点は灬と黒のあいだで、資料によって部首が分かれます。字の形が新しくなったとき、旧字体(來、會、體、點)の部首のまま扱う資料と、いまの字の形に合わせて部首を決める資料があるためです。学校のテストでは、授業で使っている教科書と辞書の分け方に合わせてください。上の一覧の例の字は、こうして割れることの少ない字から選びました。
確かめの問題
次の5問を、上の一覧を見ないで答えてください。場所と名前がすぐに出ない問題は、その部首の行へ戻ります。
- 隣の部首の名前を書きなさい。
- 郵の部首の名前を書きなさい。
- 脈の左にある月の形の名前を書きなさい。
- 煮の部首の形と名前を書きなさい。
- 簡、潤、閣の部首の形を、それぞれ書きなさい。
答え
- こざとへん。左にある阝で、丘や盛り土を表します。
- おおざと。右にある阝で、人の住む里を表します。
- にくづき。体の部分を表す字に使います。
- 灬、れんが(れっか)。下にある4つの点は火を表します。
- 簡は竹、潤は氵、閣は門。門の形があっても、部首が門とは限りません。
誤った問題があれば、その部首の例の字を一覧から2字選び、部首の名前を声に出しながら書いてください。
次に確かめること
小学4年生の漢字の一覧は、202字を同じ部首でまとめ直す練習にそのまま使えます。漢検5級は小6の191字が範囲で、部首の出題も含めて力を試せます。中学で習う漢字の一覧の1110字は、部首から意味の見当をつける練習の本番です。個別指導では、書き間違いが出た字から部首の名前と意味まで戻り、同じ部首の字を3つ書けるかを確かめます。3つ書けない部首は、次の週にもう一度同じ手順で見ます。
まとめ
辞書の前で止まる時間を決めるのは、知っている字の数ではなく、形を名前で呼べるかどうかです。左の氵を「さんずい」と呼べた瞬間に、読めない字は水の字に変わり、部首索引の入り口も開きます。今夜は氵、亻、扌、木、忄の5つだけ、声に出してみてください。形に名前を付けた日から、知らない字は怖い字でなくなります。
読んで終わりにするか、ここから変えるか。
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